株式会社CRI・ミドルウェア 四半期報告書 第20期第2四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第20期第2四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日) |
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提出者 | 株式会社CRI・ミドルウェア |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年5月15日
【四半期会計期間】 第20期第2四半期(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 株式会社CRI・ミドルウェア
【英訳名】 CRI Middleware Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 押見 正雄
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区渋谷一丁目7番7号 住友不動産青山通ビル9階
【電話番号】 03-6418-7083
【事務連絡者氏名】 コーポレート本部長 有本 貴裕
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区渋谷一丁目7番7号 住友不動産青山通ビル9階
【電話番号】 03-6418-7083
【事務連絡者氏名】 コーポレート本部長 有本 貴裕
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第19期 第20期
回次 第2四半期 第2四半期 第19期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日 自 2018年10月1日
会計期間
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日 至 2019年9月30日
売上高 (千円) 928,595 1,008,996 1,784,025
経常利益 (千円) 213,860 151,025 371,699
親会社株主に帰属する四半期
(千円) 146,175 108,960 259,308
(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 139,753 109,789 243,354
純資産額 (千円) 2,578,722 3,349,846 2,697,735
総資産額 (千円) 4,341,706 4,779,783 4,397,292
1株当たり四半期(当期)
(円) 30.26 20.81 53.26
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 25.10 18.99 44.76
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 59.0 69.7 60.8
営業活動による
(千円) 57,018 216,814 118,898
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 20,329 △ 11,634 △ 59,867
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) 98,767 179,874 114,396
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 2,859,528 3,277,466 2,891,796
四半期末(期末)残高
第19期 第20期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2019年1月1日 自 2020年1月1日
会計期間
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 10.39 10.67
(注) 1.当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載
しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
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2 【事業の内容】
これまで、当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、ミドルウェア事業の単一セグメントで事業展開しておりま
したが、第1四半期連結累計期間において新たに連結子会社が加わったことから、セグメント区分の見直しを行って
おります。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの事業内容と主要な関係会社は以下のとおりであります。
(ゲーム事業)
主にゲーム業界向けに、ゲーム開発をスムーズかつ効率的に行うための音声・映像関連ミドルウェアの提供や、
画像最適化ソリューションの提供、音響制作受託業務等を行っております。
取り扱う主な会社:当社、株式会社ウェブテクノロジ、株式会社ツーファイブ、上海希艾維信息科技有限公司、
CRI Middleware, Inc.
(エンタープライズ事業)
ゲーム事業で培った音声・映像関連の技術を活かし、主にゲーム業界以外の業界向けに、音声・映像関連ミドル
ウェアの提供や、関連する受託開発業務等を行っております。
取り扱う主な会社:当社
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載し
た事業等のリスクについての重要な変更はありません。 なお、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大は、当社グ
ループの事業への影響を及ぼす可能性もあり、今後の推移状況を注視してまいります。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断
したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
<経営成績の状況>
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、内外における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により
企業の業況感は悪化し、設備投資はこのところ増勢の鈍化が明確となっており、景気は厳しさを増しております。
当社グループを取り巻く事業環境については、国内ゲーム市場において、スマートフォンゲームアプリの成長鈍
化や家庭用ゲーム機が端境期を迎えた影響を懸念していたものの、品質向上や開発支援に繋がるミドルウェア、
ツール関連の需要は底堅く推移しております。また、新型コロナウイルス感染症拡大対策としてイベント自粛やテ
レワーク導入が進むなか、インターネット上で動画を活用する技術、サービスの需要は着実に増加しております。
これらの状況下、当社グループは、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤
の拡大、グループシナジーの創出に注力いたしました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,008,996千円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益149,635千円
(前年同四半期比29.5%減)、経常利益151,025千円(前年同四半期比29.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純
利益108,960千円(前年同四半期比25.5%減)となりました。
セグメント毎の経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分を行っております。
① ゲーム事業
当社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上は、前期に更新した国内大手顧客
向け一括契約が減少したものの、国内スマホ向けや海外向けが好調に推移いたしました。株式会社ウェブテクノ
ロジの画像最適化ソリューションも堅調に推移いたしました。なお、第1四半期連結累計期間より新たに音響制
作を行う株式会社ツーファイブを連結範囲に含めております。当セグメントの売上高は690,314千円(前年同四半
期比23.3%増)、セグメント利益は138,654千円(前年同四半期比21.6%減)となりました。
② エンタープライズ事業
組込み分野はネットワーク組込みシステムの大型受注等があり、好調に推移いたしました。新規分野は、Web動
画ミドルウェアおよび動画向けソリューションが好調に推移いたしました。一方、医療・ヘルスケア分野は、予
定していた売上が当第2四半期に計上できなかったことにより、前年同四半期比大きく減少いたしました。当セ
グメントの売上高は318,682千円(前年同四半期比13.6%減)、セグメント利益は10,980千円(前年同四半期比
68.9%減)となりました。
<財政状態の状況>
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、前連結会計年度末に比べて382,491千円増加し、4,779,783千円と
なりました。これは主に、「売掛金」の減少(前連結会計年度末に比べて99,201千円の減少)があった一方、
「現金及び預金」の増加(前連結会計年度末に比べて384,391千円の増加)及びその他流動資産の増加(前連結会
計年度末に比べて37,572千円の増加)によるものであります。
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② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末の負債の部は、前連結会計年度末に比べて269,619千円減少し、1,429,937千円と
なりました。これは主に、「1年以内償還予定の転換社債型新株予約権付社債」の減少(前連結会計年度末に比
べて310,000千円の減少)があった一方、「買掛金」の増加(前連結会計年度末に比べて19,822千円の増加)及び
その他流動負債の増加(前連結会計年度末に比べて30,715千円の増加)によるものであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末の純資産の部は、前連結会計年度末に比べて652,111千円増加し、3,349,846千円
となりました。これは主に、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の普通株式への転換及び新株予約権の行
使による「資本金」及び「資本準備金」の増加(前連結会計年度末に比べてそれぞれ271,008千円の増加)並びに
「親会社株主に帰属する四半期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加(前連結会計年度末に比べて108,960
千円の増加)によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ385,670千円増加し、
3,277,466千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は216,814千円(前年同期は57,018千円の獲得)
となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上151,025千円及び売上債権の減少額159,265千円の資
金の増加要因があった一方、法人税等の納付額116,332千円の資金の減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は11,634千円(前年同期は20,329千円の使用)
となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入18,518千円の資金の増加要因が
あった一方、無形固定資産の取得による支出30,377千円の資金の減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により獲得した資金は179,874千円(前年同期は98,767千円の獲得)
となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入229,326千円の資金の増加要因があった
一方、長期借入金の返済による支出52,502千円の資金の減少要因があったことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新た
に生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37,211千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループ全体の研究開発活動の状況に重要な変更はありませ
ん。
3 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 14,400,000
計 14,400,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末
上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2020年5月15日)
商品取引業協会名
( 2020年3月31日 )
権利内容に何ら限定のな
い当社における標準とな
東京証券取引所
普通株式 5,480,750 5,480,750 る株式であります。単元
(マザーズ)
株式数は100株でありま
す。
計 5,480,750 5,480,750 ― ―
(注) 提出日現在発行数には、2020年5月1日から当該四半期報告書提出日までの新株予約権の行使(転換社債型新株
予約権付社債の権利行使を含む。)により発行された株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 資本準備金 資本準備金
発行済株式 資本金残高
資本金増減額
年月日 総数増減数 増減額 残高
(千円)
総数残高(株) (千円)
(株) (千円) (千円)
2020年1月1日~
― 5,480,750 ― 751,353 ― 741,353
2020年3月31日
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(5) 【大株主の状況】
2020年3月31日 現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
(株) 総数に対する
所有株式数
の割合(%)
株式会社セガホールディングス 東京都品川区西品川1-1-1 640,000 12.02
CRI・ミドルウェア従業員持
東京都渋谷区渋谷1-7-7 538,800 10.12
株会
押見 正雄 東京都世田谷区 392,800 7.38
ウィズ・アジア・エボリュー
ション・ファンド投資事業有限 東京都港区愛宕2-5-1 232,750 4.37
責任組合
古川 憲司 神奈川県川崎市麻生区 230,000 4.32
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海1-8-11 159,500 3.00
銀行株式会社
松下 操 神奈川県川崎市麻生区 141,800 2.66
鈴木 久司 神奈川県横浜市中区 120,000 2.25
平崎 泰司 東京都八王子市 100,200 1.88
株式会社SBI証券 東京都港区六本木1-6-1 87,608 1.65
計 ― 2,643,458 49.66
(注) 上記のほか、自己株式が157,332株あります。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 157,300
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
権利内容に何ら限定のない当社
における標準となる株式であり
普通株式 5,319,900
完全議決権株式(その他) 53,199
ます。単元株式数は100株であ
ります。
普通株式 3,550
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 5,480,750 ― ―
総株主の議決権 ― 53,199 ―
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の 自己株式32 株が含まれております。
② 【自己株式等】
2020年3月31日 現在
発行済株式
所有株式数
自己名義 他人名義
総数に対する
所有者の氏名又は名称 所有者の住所 の合計
所有株式数 所有株式数
所有株式数
(株) (株)
(株)
の割合(%)
株式会社CRI・ミドル 東京都渋谷区渋谷1-7
157,300 ― 157,300 2.87
ウェア -7
計 ― 157,300 ― 157,300 2.87
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2020年1月1日から2020年
3月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,887,684 3,272,076
売掛金 526,848 427,647
有価証券 996 1,173
商品 ― 3,782
仕掛品 20,831 26,715
その他 40,942 78,515
△ 1,436 △ 688
貸倒引当金
流動資産合計 3,475,867 3,809,221
固定資産
有形固定資産
建物 30,109 37,456
△ 13,153 △ 16,205
減価償却累計額
建物(純額) 16,955 21,251
工具、器具及び備品
32,352 43,579
△ 21,547 △ 32,517
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 10,805 11,062
有形固定資産合計 27,760 32,313
無形固定資産
ソフトウエア 206,949 208,452
のれん ― 30,484
291 891
その他
無形固定資産合計 207,241 239,829
投資その他の資産
投資有価証券 575,695 577,496
繰延税金資産 42,089 50,470
68,637 70,451
その他
投資その他の資産合計 686,422 698,419
固定資産合計 921,424 970,562
資産合計 4,397,292 4,779,783
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 14,397 34,219
未払法人税等 25,396 ―
賞与引当金 2,147 8,730
1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債 310,000 ―
167,044 197,760
その他
流動負債合計 518,985 240,711
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 1,019,900 1,019,900
退職給付に係る負債 97,868 102,401
62,802 66,924
役員退職慰労引当金
固定負債合計 1,180,571 1,189,225
負債合計 1,699,556 1,429,937
純資産の部
株主資本
資本金 480,345 751,353
資本剰余金 511,837 783,544
利益剰余金 1,909,081 2,018,042
△ 220,131 △ 217,778
自己株式
株主資本合計 2,681,132 3,335,161
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 104 1,863
△ 6,907 △ 5,889
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 △ 6,802 △ 4,026
新株予約権 15,019 12,273
非支配株主持分 8,385 6,437
純資産合計 2,697,735 3,349,846
負債純資産合計 4,397,292 4,779,783
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 928,595 1,008,996
346,642 401,384
売上原価
売上総利益 581,953 607,611
※ 369,809 ※ 457,976
販売費及び一般管理費
営業利益 212,144 149,635
営業外収益
受取利息 1,742 1,303
受取配当金 19 19
消耗品売却代 12 948
787 969
その他
営業外収益合計 2,561 3,241
営業外費用
為替差損 845 1,851
0 ―
固定資産除却損
営業外費用合計 845 1,851
経常利益 213,860 151,025
税金等調整前四半期純利益 213,860 151,025
法人税、住民税及び事業税
63,418 48,222
4,266 △ 4,388
法人税等調整額
法人税等合計 67,685 43,833
四半期純利益 146,175 107,191
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) ― △ 1,769
親会社株主に帰属する四半期純利益 146,175 108,960
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 146,175 107,191
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 5,044 1,759
△ 1,377 839
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 6,422 2,598
四半期包括利益 139,753 109,789
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 139,753 111,737
非支配株主に係る四半期包括利益 ― △ 1,948
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 213,860 151,025
減価償却費 21,269 33,142
のれん償却額 ― 2,771
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 68 △ 748
賞与引当金の増減額(△は減少) △ 35,150 6,583
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 3,031 4,533
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 3,780 4,121
売上債権の増減額(△は増加) 34,212 159,265
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,658 △ 4,854
その他の流動資産の増減額(△は増加) 7,729 13,759
未払費用の増減額(△は減少) △ 14,059 △ 9,531
その他の流動負債の増減額(△は減少) △ 26,819 △ 46,228
△ 18,228 17,590
その他
小計 192,217 331,430
利息及び配当金の受取額
2,228 1,715
△ 137,427 △ 116,332
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー 57,018 216,814
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 20,106 ―
有形固定資産の取得による支出 △ 1,858 △ 2,535
無形固定資産の取得による支出 △ 38,771 △ 30,377
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
― 18,518
る収入
会員権の取得による支出 ― △ 2,500
敷金及び保証金の返還による収入 ― 5,066
193 193
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 20,329 △ 11,634
財務活動によるキャッシュ・フロー
新株予約権の行使による株式の発行による収入 98,767 229,326
長期借入金の返済による支出 ― △ 52,502
― 3,051
自己株式の売却による収入
財務活動によるキャッシュ・フロー 98,767 179,874
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 1,265 616
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 134,191 385,670
現金及び現金同等物の期首残高 2,725,337 2,891,796
※ 2,859,528 ※ 3,277,466
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
連結の範囲 の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、株式の取得により子会社とした株式会社ツーファイブを 連結の範囲 に含めており
ます。なお、2019年10月31日を取得日としているため、同社の2019年11月1日以降の四半期損益計算書を連結して
おります。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
給与手当 86,343 千円 117,582 千円
賞与引当金繰入額 △ 35,150 6,583
役員退職慰労引当金繰入額 3,780 4,121
退職給付費用 1,533 2,201
貸倒引当金繰入額 △ 68 △ 748
研究開発費 44,537 37,211
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
りであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
現金及び預金 2,854,919千円 3,272,076千円
有価証券 885 1,173
預け金 3,723 4,217
現金及び現金同等物 2,859,528 3,277,466
(株主資本等関係)
前第2四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年3月31日)
株主資本の金額の著しい変動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
株主資本の金額の著しい変動
第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の普通株式への転換及び新株予約権の行使に伴い、当第2四半期連
結累計期間において資本金が271,008千円、資本準備金が271,008千円増加し、当第2四半期連結会計期間末の資
本金は751,353千円、資本剰余金は783,544千円となっております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
エンター
計算書計上額
ゲーム事業 計
プライズ事業
売上高
外部顧客への売上高 559,938 368,657 928,595 928,595
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 559,938 368,657 928,595 928,595
セグメント利益 176,884 35,259 212,144 212,144
(注)セグメント利益と四半期連結損益計算書の営業利益に 差異はありません 。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
エンター
計算書計上額
ゲーム事業 計
プライズ事業
売上高
外部顧客への売上高 690,314 318,682 1,008,996 1,008,996
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 690,314 318,682 1,008,996 1,008,996
セグメント利益 138,654 10,980 149,635 149,635
(注)セグメント利益と四半期連結損益計算書の営業利益に 差異はありません 。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループは、「ミドルウェア事業」の単一セグメントでありましたが、新たに連結子会社が加わったことから
事業区分及び事業活動の実態を適切に表すとともに、事業内容を明瞭に表示する目的で、第1四半期連結会計期間よ
り、報告セグメントの区分を「ゲーム事業」「エンタープライズ事業」に変更しております。なお、前第2四半期連
結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する事項
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
(1) 1株当たり四半期純利益金額 30円26銭 20円81銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) 146,175 108,960
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
146,175 108,960
金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,830,150 5,233,515
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額
25円10銭 18円99銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 991,565 503,931
(うち転換社債(株)) (582,732) (398,327)
(うち新株予約権(株)) (408,833) (105,604)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前 ― ―
連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
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(重要な後発事象)
(取得による企業結合)
当社は、2020年5月14日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社アールフォース・エンターテインメ
ント(以下、「アールフォース社」)の全株式を取得し、完全子会社化することについて決議し、同日付けで株式
譲渡契約を締結いたしました。
1.目的及び理由
当社は、音声・映像関連のデジタル技術を軸にさまざまな分野の顧客ニーズに適合させミドルウェア製品と
して幅広く展開しております。主な対象分野として、スマートフォンゲームや家庭用ゲームをはじめ、カラオ
ケなどのエンターテインメント分野、家電・IoT機器や医療ヘルスケア分野に展開しており、昨今は車載や監視
カメラ向けソリューション、Web動画といった、新たな分野へも事業領域を拡げております。また、子会社の株
式会社ウェブテクノロジおよび株式会社ツーファイブにつきましても、ゲーム分野を中心とした業界に高品質
な製品・サービスを提供しております。
アールフォース社は、ゲーム開発会社として大手パブリッシャーからの受託制作を中心に、オリジナルゲー
ムおよび有名IPタイトル・アプリ開発を行っており、卓越した企画・開発力はゲームユーザーにも高い評価を
得ております。
アールフォース社が当社グループに加わることで、これまで当社が蓄積してきた音声・映像関連技術とアー
ルフォース社が持つネットワーク技術や独自フレームワークによる高い生産性、開発管理ノウハウが融合さ
れ、より付加価値の高い製品・サービスの提供やサポートを行えるようになります。
将来的には、両社が強みを持つネットワーク、インタラクティブ、データアナリティクス等の処理技術を応
用した新しい次世代コンテンツプラットフォームの構築、提供をめざしていきたいと考えております。
これらの理由から、当社はアールフォース社の全株式を取得することといたしました。
2.企業結合の概要
(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容
①被取得企業の名称
株式会社アールフォース・エンターテインメント
②事業の内容
ネットワークを活用したゲーム用ソフトウェアの企画、制作、販売、運営
(2) 企業結合日
2020年5月29日(予定)
(3) 企業結合の法的形式
株式取得
(4) 結合後企業の名称
名称に変更はありません
(5) 取得した議決権比率
100%
(6) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が議決権の100%を取得し、完全子会社化することによるものであります。
3. 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 256百万円
4.発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定しておりません。
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年5月14日
株式会社CRI・ミドルウェア
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員 公認会計士 山 中 崇 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士 金 野 広 義 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社CR
I・ミドルウェアの2019年10月1日から2020年9月30日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2020年1月1日
から2020年3月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年10月1日から2020年3月31日まで)に係る四半期連結財務
諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッ
シュ・フロー計算書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社CRI・ミドルウェア及び連結子会社の2020年3月31日
現在の財政状態並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正
に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
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