GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 四半期報告書 第10期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日)
提出書類 | 四半期報告書-第10期第1四半期(令和2年1月1日-令和2年3月31日) |
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提出日 | |
提出者 | GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(E26815)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年5月14日
【四半期会計期間】 第10期第1四半期(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
【会社名】 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
【英訳名】 GMO Financial Holdings, Inc.
【代表者の役職氏名】 取締役兼代表執行役社長 CEO 鬼頭 弘泰
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号
【電話番号】 03-6221-0206(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役兼常務執行役 CFO 山本 樹
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号
【電話番号】 03-6221-0206(代表)
【事務連絡者氏名】 取締役兼常務執行役 CFO 山本 樹
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第9期 第10期
回次 第1四半期 第1四半期 第9期
連結累計期間 連結累計期間
自 2019年1月1日 自 2020年1月1日 自 2019年1月1日
会計期間
至 2019年3月31日 至 2020年3月31日 至 2019年12月31日
営業収益 (百万円) 6,905 10,365 32,501
経常利益 (百万円) 1,314 3,820 9,686
親会社株主に帰属する
(百万円) 617 2,344 6,073
四半期(当期)純利益
四半期包括利益又は包括利益 (百万円) 639 1,783 6,556
純資産額 (百万円) 34,817 38,658 37,803
総資産額 (百万円) 566,484 626,754 606,528
1株当たり
(円) 5.17 19.89 51.42
四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) 5.13 19.76 51.01
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 6.0 6.0 6.0
(注) 1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2 【事業の内容】
当第1四半期連結累計期間において、当社及び当社の連結子会社(以下「GMO-FH」)において営まれている事
業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社の異動もありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、また、2020年3月23日に提出した「有価証券報告書」
に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において GMO-FH が判断したものであります。
(1) 経営成績に関する分析
当第1四半期連結累計期間の営業収益は10,365百万円(前年同期比50.1%増)、純営業収益は9,836百万円(同
53.3%増)、営業利益は4,048百万円(同200.2%増)、経常利益は3,820百万円(同190.7%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は2,344百万円(同279.9%増)となりました。
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期
増減額 増減率
連結累計期間 連結累計期間
営業収益 6,905 10,365 3,459 50.1%
受入手数料 918 1,151 232 25.4%
トレーディング損益 4,896 8,113 3,217 65.7%
金融収益 910 914 ▶ 0.4%
その他の営業収益 24 42 18 77.0%
その他の売上高 156 143 △12 △8.3%
金融費用 371 416 45 12.4%
売上原価 117 111 △6 △5.2%
純営業収益 6,416 9,836 3,419 53.3%
販売費及び一般管理費 5,067 5,787 719 14.2%
営業利益 1,348 4,048 2,700 200.2%
経常利益 1,314 3,820 2,505 190.7%
親会社株主に帰属する四半期純利益 617 2,344 1,727 279.9%
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の状況は次のとおりです。
なお、2019年5月31日に成立した資金決済法の改正法(以下、改正資金決済法)において「仮想通貨」の名称が
「暗号資産」に変更されたことを受け、改正資金決済法の施行を前に、法令の名称に合わせてセグメント名称を
「暗号資産事業」に変更いたしました。
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営業収益内訳(セグメント別/商品別) (単位:百万円)
当第1四半期
前第1四半期
増減額 増減率
連結累計期間
連結累計期間
証券・FX事業 6,239 9,021 2,781 44.6%
467 516 48 10.5%
株式・ETF等※1
先物・オプション 53 88 35 65.8%
取引所FX 143 196 52 36.6%
通貨関連店頭デリバティブ 4,093 5,800 1,706 41.7%
CFD※2 537 1,484 946 176.1%
金融収益 910 914 ▶ 0.4%
その他 33 21 △11 △35.7%
暗号資産事業 507 1,197 690 136.0%
暗号資産 507 1,197 690 136.0%
その他 158 145 △12 △8.2%
その他 158 145 △12 △8.2%
調整額 △0 △0 0 -
営業収益合計 6,905 10,365 3,459 50.1%
※1 株式・ETF等の取引に係る委託手数料及びその他の受入手数料、募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘
等の取扱手数料、投資信託に係るその他の受入手数料が含まれています。
※2 CFDには、一部海外子会社の店頭FXに係る収益が含まれています。株BOは2019年4月から商品の 取り扱
いを開始しました。
(証券・FX事業)
店頭FXやCFD等の店頭デリバティブ取引については、外国為替市場や商品先物市場、株価指数のボラティリ
ティが上昇したことを背景に取引高・収益ともに好調に推移しました。株式関連取引についても、株式等委託売買
代金の増加を受けて受入手数料が増加した結果、当第1四半期連結累計期間における当セグメントの営業収益は
9,021 百万円(前年同期比 44.6% 増)、営業利益は3,448百万円(同130.5%増)となりました。
(暗号資産事業)
暗号資産事業については、2020年1月に開設口座数が30万口座を突破し、順調に顧客基盤が拡大しました。収
益・利益面においては、ビットコインを中心に暗号資産のボラティリティが上昇したことで取引高が増加し、カ
バーロジックの改善に向けた取り組みの効果もあり、当第1四半期連結累計期間における当セグメントの営業収益
は1,197百万円(前年同期比136.0%増)、営業利益は567百万円(前年同期は185百万円の営業損失)となりまし
た。
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(2) 財政状態の分析
(単位:百万円)
当第1四半期
前連結会計年度末 増減額
連結会計期間末
総資産 606,528 626,754 20,226
負債 568,724 588,096 19,371
純資産 37,803 38,658 854
(総資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は 626,754 百万円(前期末比 20,226 百万円の増加)となりました。
これは主に、現金及び預金の増加 26,738 百万円、短期差入保証金の増加 14,444 百万円、支払差金勘定の増加 11,065
百万円、預託金の減少 4,855 百万円、信用取引資産の減少 26,152 百万円などによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は 588,096 百万円(前期末比 19,371 百万円の増加)となりました。
これは主に、受入保証金の増加 5,688 百万円、短期借入金の増加 18,501 百万円、有価証券担保借入金の減少 2,584 百
万円、預り金の減少 4,983 百万円などによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は 38,658 百万円(前期末比 854 百万円の増加)となりました。これは
主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加と配当金の支払いによる利益剰余金の減少の結果とし
て利益剰余金が 1,621 百万円増加したことなどによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、 GMO-FH の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第1四半期連結累計期間において、著しい変動はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
契約の名称 ボンド・ファシリティ契約
契約会社 GMOクリック証券株式会社
契約相手先 アレンジャー:株式会社三井住友銀行
保証期間 2020年4月10日から2021年3月30日まで
GMOクリック証券株式会社の店頭外国為証拠金取引及び商品(貴金属)CFDにおいて、カバー取引先
主な内容
に差入れる取引証拠金に代用する銀行保証状の発行。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 187,500,000
計 187,500,000
② 【発行済株式】
第1四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年5月14日)
( 2020年3月31日 ) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株であ
普通株式 117,882,903 117,882,903 JASDAQ
ります。
(スタンダード)
計 117,882,903 117,882,903 ― ―
(注) 提出日現在発行数には、2020年5月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行され
た株式数は含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2020年1月1日~
2020年3月31日 145,118 117,882,903 14 702 14 1,548
(注)
(注)新株予約権の行使による増加であります。
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2020年3月31日 現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
完全議決権株式(自己株式等) ― ― ―
普通株式
完全議決権株式(その他) 1,178,709 ―
117,870,900
普通株式
単元未満株式 ― ―
12,003
発行済株式総数 117,882,903 ― ―
総株主の議決権 ― 1,178,709 ―
② 【自己株式等】
該当事項はありません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)並びに同規則第61条及び第82条の規定に基づき、「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成19年内閣
府令第52号)、及び「有価証券関連業経理の統一に関する規則」(昭和49年11月14日付日本証券業協会自主規制規
則)に準拠して作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年1月1日から2020年
3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年3月31日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 61,718 88,456
預託金 308,037 303,181
預り暗号資産 17,405 18,747
信用取引資産 98,246 72,093
有価証券担保貸付金 9,531 8,446
短期差入保証金 55,052 69,497
支払差金勘定 37,932 48,997
その他 10,337 9,463
△ 113 △ 138
貸倒引当金
流動資産合計 598,146 618,744
固定資産
有形固定資産 1,268 1,216
無形固定資産 2,543 2,390
投資その他の資産
繰延税金資産 924 931
その他 3,695 3,558
△ 50 △ 86
貸倒引当金
投資その他の資産合計 4,569 4,403
固定資産合計 8,381 8,010
資産合計 606,528 626,754
負債の部
流動負債
信用取引負債 35,496 35,159
有価証券担保借入金 14,849 12,265
預り金 52,765 47,781
預り暗号資産 17,405 18,747
受入保証金 338,161 343,850
受取差金勘定 3,506 2,724
短期借入金 86,446 104,948
1年内返済予定の長期借入金 3,270 3,470
未払法人税等 513 1,308
賞与引当金 322 376
役員賞与引当金 27 123
7,948 8,524
その他
流動負債合計 560,713 579,279
固定負債
長期借入金 6,180 6,662
598 930
その他
固定負債合計 6,778 7,593
特別法上の準備金
1,231 1,223
金融商品取引責任準備金
特別法上の準備金合計 1,231 1,223
負債合計 568,724 588,096
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 688 702
資本剰余金 1,281 1,295
34,029 35,650
利益剰余金
株主資本合計 35,999 37,649
その他の包括利益累計額
659 △ 48
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 659 △ 48
非支配株主持分 1,145 1,058
純資産合計 37,803 38,658
負債純資産合計 606,528 626,754
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業収益
受入手数料 918 1,151
トレーディング損益 4,896 8,113
金融収益 910 914
その他の営業収益 24 42
156 143
その他の売上高
営業収益合計 6,905 10,365
金融費用
371 416
117 111
売上原価
純営業収益 6,416 9,836
販売費及び一般管理費
取引関係費 2,049 2,188
人件費 921 1,368
不動産関係費 738 797
事務費 775 770
減価償却費 226 242
租税公課 155 223
貸倒引当金繰入額 114 80
のれん償却額 40 40
45 75
その他
販売費及び一般管理費合計 5,067 5,787
営業利益 1,348 4,048
営業外収益
還付加算金 - 1
2 2
その他
営業外収益合計 2 ▶
営業外費用
為替差損 1 173
投資事業組合運用損 30 58
5 0
その他
営業外費用合計 36 232
経常利益 1,314 3,820
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(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益
88 7
金融商品取引責任準備金戻入
特別利益合計 88 7
特別損失
固定資産除却損 0 5
398 -
投資有価証券評価損
特別損失合計 398 5
税金等調整前四半期純利益 1,004 3,823
法人税、住民税及び事業税
295 1,337
172 △ 6
法人税等調整額
法人税等合計 468 1,330
四半期純利益 536 2,492
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 80 148
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 617 2,344
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【四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 536 2,492
その他の包括利益
103 △ 709
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 103 △ 709
四半期包括利益 639 1,783
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 720 1,636
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 80 147
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【注記事項】
(追加情報)
(表示方法の変更)
(四半期連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動資産」に表示していた「預り仮想通貨」及び「流動負債」に表示していた「預
り仮想通貨」は、当第1四半期連結会計期間より「流動資産」の「預り暗号資産」及び「流動負債」の「預り暗号
資産」と表示しております。これらの表示の変更は、2020年5月1日に施行された改正資金決済法において、「仮
想通貨」の名称が「暗号資産」に変更されたことによるものです。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「預り仮想通貨」17,405百万円は、「流
動資産」の「預り暗号資産」17,405百万円として表示しており、「流動負債」の「預り仮想通貨」17,405百万円
は、「流動負債」の「預り暗号資産」17,405百万円として表示しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次
のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
減価償却費 226 百万円 242 百万円
のれんの償却額 40 百万円 40 百万円
(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年2月4日
普通株式 751 6.27 2018年12月31日 2019年3月25日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後
となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年4月25日
普通株式 307 2.59 2019年3月31日 2019年6月20日 利益剰余金
取締役会
3 株主資本の著しい変動
当社は、2019年2月4日開催の取締役会決議に基づき、自己株式1,541,500株の取得を行っております。この結果、
当第1四半期連結累計期間において、自己株式が1,021百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末において自己株式
が1,021百万円となっております。
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当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日 )
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年2月4日
普通株式 722 6.14 2019年12月31日 2020年3月13日 利益剰余金
取締役会
2 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後
となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2020年4月28日
普通株式 1,407 11.94 2020年3月31日 2020年6月22日 利益剰余金
取締役会
3 株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日 )
報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
報告セグメント
その他
調整額
計算書計上額
(注)2
(注)1
証券・FX事業 暗号資産事業 計
(注)3
営業収益
外部顧客への営業収益 6,243 502 6,746 158 - 6,905
セグメント間の内部
△ ▶ ▶ 0 - △ 0 -
営業収益又は振替高
計 6,239 507 6,747 158 △ 0 6,905
セグメント利益又は損失(△) 1,495 △ 185 1,309 39 △ 0 1,348
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム関連事業を含んでおり
ます。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△0百万円は、セグメント間取引消去であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日 )
1.報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
報告セグメント
その他
調整額
計算書計上額
(注)2
(注)1
証券・FX事業 暗号資産事業 計
(注)3
営業収益
外部顧客への営業収益 9,034 1,184 10,219 145 - 10,365
セグメント間の内部
△ 12 13 0 - △ 0 -
営業収益又は振替高
計 9,021 1,197 10,219 145 △ 0 10,365
セグメント利益 3,448 567 4,015 33 △ 0 4,048
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、システム関連事業を含んでおり
ます。
2.セグメント利益の調整額 △0 百万円は、セグメント間取引消去であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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2.報告セグメントの変更等に関する事項
当第1四半期連結会計期間より、従来「仮想通貨事業」としていたセグメント名称を「暗号資産事業」に変更し
ております。当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後のセグメントの名称に基づき作成したものを開示
しております。
(金融商品関係)
当第1四半期連結貸借対照表計上額と時価との差額及び前連結会計年度に係る連結貸借対照表計上額と時価との
差額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(有価証券関係)
前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められないため、記載を省略しております。
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度末( 2019年12月31日 )
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 取引の種類 1年超
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
外国為替証拠金取引
店頭 売建 832,863 - 24,711 24,711
買建 795,975 - 8,797 8,797
合計 - - 33,509 33,509
(注) 時価の算定方法 連結会計年度末の直物為替相場により算定しております。
当第1四半期連結会計期間末( 2020年3月31日 )
対象物の種類が通貨であるデリバティブ取引が、企業集団の事業の運営において重要なものとなっており、かつ、当
該取引の契約額その他の金額に前連結会計年度の末日に比べて著しい変動が認められます。
契約額等のうち
契約額等 時価 評価損益
区分 取引の種類 1年超
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
外国為替証拠金取引
店頭 売建 627,514 - 40,208 40,208
買建 579,875 - 4,865 4,865
合計 - - 45,074 45,074
(注) 時価の算定方法 当第1四半期連結会計期間末の直物為替相場により算定しております。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、
以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日 ) 至 2020年3月31日 )
(1) 1株当たり四半期純利益
5.17 円 19.89 円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)
617 2,344
普通株主に帰属しない金額(百万円)
- -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
617 2,344
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株)
119,287,018 117,834,491
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
5.13 円 19.76 円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(百万円)
- -
普通株式増加数(株)
1,056,474 821,460
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結 - -
会計年度末から重要な変動があったものの概要
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2 【その他】
(剰余金の配当)
2020年2月4日 開催の取締役会において、 2019年12月31日 の最終株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり
期末配当を行うことを決議し、配当を行っております。
(1) 配当金の総額 722百万円
(2) 1株当たりの配当額 6円14銭
(3) 支払請求の効力発生日及び支払開始 2020年3月13日
2020年4月28日 開催の取締役会において、 2020年3月31日 の最終株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり
第1四半期配当を行うことを決議いたしました。
(1) 配当金の総額 1,407百万円
(2) 1株当たりの配当額 11円94銭
(3) 支払請求の効力発生日及び支払開始 2020年6月22日
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年5月14日
GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
取 締 役 会 御中
有限責任監査法人 ト ー マ ツ
指定有限責任社員
公認会計士 芝 田 雅 也 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 野 根 俊 和 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 大 辻 隼 人 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられているGMOフィナン
シャルホールディングス株式会社の2020年1月1日から2020年12月31日までの連結会計年度の第1四半期連結会計期間
(2020年1月1日から2020年3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年1月1日から2020年3月31日まで)に係
る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注
記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社及び連結子会社
の2020年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する第1四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していな
いと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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