株式会社IGポート 四半期報告書 第31期第3四半期(令和1年12月1日-令和2年2月29日)
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株式会社IGポート(E02480)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年4月10日
【四半期会計期間】 第31期第3四半期(自 2019年12月1日 至 2020年2月29日)
【会社名】 株式会社IGポート
【英訳名】 IG Port,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 石川 光久
【本店の所在の場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 管理担当執行役員 栗本 典博
【最寄りの連絡場所】 東京都武蔵野市中町二丁目1番9号
【電話番号】 0422-53-0257
【事務連絡者氏名】 管理担当執行役員 栗本 典博
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第30期 第31期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結 第30期
累計期間 累計期間
自2018年6月1日 自2019年6月1日 自2018年6月1日
会計期間
至2019年2月28日 至2020年2月29日 至2019年5月31日
(千円) 6,696,437 6,843,316 8,872,312
売上高
経常利益又は経常損失(△) (千円) △ 518,637 348,189 △ 307,696
親会社株主に帰属する四半期純利
益又は親会社株主に帰属する四半 (千円) △ 507,899 179,667 △ 179,655
期(当期)純損失(△)
(千円) △ 569,586 196,559 △ 235,073
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 4,722,639 5,172,018 5,036,152
純資産額
(千円) 9,027,367 11,140,037 9,895,868
総資産額
1株当たり四半期純利益又は1株
(円) △ 103.51 36.62 △ 36.61
当たり四半期(当期)純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり四半期
(円) - - -
(当期)純利益
(%) 51.7 46.2 50.5
自己資本比率
第30期 第31期
回次 第3四半期連結 第3四半期連結
会計期間 会計期間
自2018年12月1日 自2019年12月1日
会計期間
至2019年2月28日 至2020年2月29日
1株当たり四半期純利益又は1株
0.23
(円) △ 48.19
当たり四半期純損失(△)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含んでおりません。
3.1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期(当期)純損失については、算定上の基礎となる期中株式数か
ら控除する自己株式数に、従業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託口が所有する
当社株式を含めております。
4.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、第30期第3四半期連結累計期間及び第30期は1
株当たり四半期(当期)純損失であり、潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、第31期第3四
半期連結累計期間は潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要
な変更はありません。また、主要な関係会社の異動は、以下のとおりであります。
第1四半期連結会計期間より、当社の連結子会社であった㈱ジーベックは、2019年6月1日付で当社の連結子会社
である㈱プロダクション・アイジーを存続会社として吸収合併したことにより、連結の範囲から除外しております。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変
更があった事項は、次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであり
ます。
(2) 経営成績の変動について
② 感染症(新型コロナウイルス)の拡大により、従業員やクリエーター、取引会社の社員が在宅勤務での対応や
感染した場合、映像制作のすべての工程(プリプロダクション、プロダクション、ポストプロダクション)で遅
れが生じる可能性があります。また、アニメーション制作の一部(動画作業)を海外(中国)に発注する場合があ
り、動画作業を行う企業の従業員の感染により業務遅延の可能性もあります。映像制作の遅れにより納品が納
期に間に合わない場合、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、良好な雇用情勢と賃金上昇により、個人消費は緩やかな回復
が続いておりました。しかしながら、消費税増税後の消費マインドの悪化、米中貿易摩擦、新型コロナウイルスの
感染拡大により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このような事業環境のもと、当社グループはアニメーション作品の企画・制作を行う映像制作事業、コミック雑
誌等の企画、製造、販売及び電子コミックスの配信を行う出版事業、作品の二次利用による印税・収益分配金等を
得る版権事業に取り組んでまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,843,316千円(前年同期比2.2%増)、経常利益は348,189
千円(前年同期は518,637千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は179,667千円(前年同期は
507,899千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
① 映像制作事業
映像制作事業におきましては、劇場用アニメーション「サイダーのように言葉が湧き上がる」、配信用アニ
メーション「攻殻機動隊 SAC _2045」、テレビ用アニメーション「ハイキュー!! TO THE TOP」「けだまのゴン
じろー」等、その他CМ用のアニメーションを制作しました。
映像制作事業では、引き続きCG制作費や外注費の高騰、制作期間の長期化により厳しい状況が続いています
が、納品しました一部の作品について改善がみられました。
以上により、当事業の売上高は4,555,699千円(前年同期比2.9%減)、営業利益は143,199千円(前年同期は
531,000千円の営業損失)となりました。
② 出版事業
出版事業におきましては、月刊誌「コミックガーデン」、コミックス「リィンカーネーションの花弁 11巻」
「転生貴族の異世界冒険録 3巻」最新巻等、定期月刊誌9点、並びに新刊コミックス・書籍81点を刊行しまし
た。
また、既刊コミックスの「リィンカーネーションの花弁」「転生貴族の異世界冒険録」は、特に販売好調であ
りました。書店向け出版売上はほぼ前年並みとなっておりますが、電子書籍売上は好調に推移しています。
マンガドア(漫画配信)の売上は増加傾向で損益も改善していますが、現在は先行投資が続いております。
以上により、当事業の売上高は1,081,869千円(前年同期比38.9%増)、営業利益は116,085千円(前年同期比
113.4 %増 )となりました。
③ 版権事業
版権事業におきましては、「進撃の巨人」「サイコパス」「銀河英雄伝説」等のシリーズタイトルを中心に、
二次利用による収益分配を計上しました。
将来の版権収入を獲得するため大型作品への投資先行となってる一方で、前年同期と比較し映像マスター及び
コンテンツ資産の減価償却費が減少しました。
以上により、当事業の売上高は1,025,856千円(前年同期比2.6%減)、営業利益は215,380千円(前年同期比
496.5%増)となりました。
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④ その他
その他事業におきましては、雑誌のイラスト描きやキャラクターの商品化、スマートフォン向けアプリ等によ
り、当事業の売上高は179,890千円(前年同期比4.7%増)となり、営業損失は36,093千円(前年同期は3,664千
円の営業損失)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,244,168千円増加し11,140,037
千円となりました。主な要因は仕掛品が665,516千円、受取手形及び売掛金が387,124千円、映像マスターが
440,486千円増加し、一方、現金及び預金が208,309千円、コンテンツ資産が108,800千円減少したことによるもの
であります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,108,302千円増加し5,968,018千円となりました。主な要因は前
受金が998,751千円、買掛金が125,050千円増加し、一方、受注損失引当金が103,469千円減少したことによるもの
であります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ135,865千円増加し5,172,018千円となりました。主な要因は親
会社株主に帰属する四半期純利益の計上や配当金の支払いにより利益剰余金が154,671千円増加し、非支配株主持
分が18,101千円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 15,000,000
計 15,000,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末
上場金融商品取引所名又
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 は登録認可金融商品取引 内容
(2020年4月10日)
(2020年2月29日) 業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株
JASDAQ
5,055,400 5,055,400
普通株式
であります。
(スタンダード)
5,055,400 5,055,400 ― ―
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年12月1日~
- 5,055,400 - 781,500 - 1,952,715
2020年2月29日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6)【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記
載することができないことから、直前の基準日(2019年11月30日)に基づく株主名簿による記載をしておりま
す。
①【発行済株式】
2020年2月29日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 100 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 5,053,100 50,531 -
普通株式
2,200 - -
単元未満株式 普通株式
5,055,400 - -
発行済株式総数
- 50,531 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(その他)」欄には、従業員インセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」制度の信託財
産として資産管理サービス信託銀行㈱が保有している当社株式148,400株を含めて表示しております。
②【自己株式等】
2020年2月29日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都武蔵野市中町二丁目
100 - 100 0.00
株式会社IGポート
1番9号
- 100 - 100 0.00
計
(注)上記のほか、連結財務諸表において自己株式として認識している株式が148,400株あります。これは、前記①
「発行済株式」に記載の資産管理サービス信託銀行㈱が保有している株式であり、会計処理上、当社と信託口は
一体であると認識し、信託口が所有する株式を自己株式として計上していることによるものであります。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年12月1日から2020
年2月29日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年6月1日から2020年2月29日まで)に係る四半期連結財務諸
表について有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年5月31日) (2020年2月29日)
資産の部
流動資産
3,497,237 3,288,928
現金及び預金
931,816 1,318,940
受取手形及び売掛金
124,770 146,899
商品及び製品
2,840,281 3,505,797
仕掛品
7,667 8,746
貯蔵品
32,400 51,150
前渡金
139,972 157,820
その他
△ 938 △ 429
貸倒引当金
7,573,206 8,477,853
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 498,994 474,917
658,162 658,162
土地
映像マスター(純額) 241,665 682,151
102,921 94,144
その他(純額)
1,501,743 1,909,375
有形固定資産合計
無形固定資産
360,459 251,658
コンテンツ資産
39,596 31,946
その他
400,055 283,605
無形固定資産合計
投資その他の資産
152,688 172,701
投資有価証券
294,092 321,069
その他
△ 25,918 △ 24,568
貸倒引当金
420,863 469,202
投資その他の資産合計
2,322,662 2,662,183
固定資産合計
9,895,868 11,140,037
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年5月31日) (2020年2月29日)
負債の部
流動負債
616,629 741,680
買掛金
47,002 2,805
1年内返済予定の長期借入金
502,861 488,531
未払金
8,867 72,962
未払法人税等
2,635,051 3,633,803
前受金
182,356 228,422
預り金
- 47,299
賞与引当金
13,641 7,637
役員賞与引当金
- 34,452
株式給付引当金
41,023 42,983
返品調整引当金
204,515 101,045
受注損失引当金
196,419 168,575
その他
4,448,366 5,570,198
流動負債合計
固定負債
200,000 200,000
長期借入金
35,496 -
株式給付引当金
51,827 56,254
退職給付に係る負債
47,989 51,211
役員退職慰労引当金
76,036 90,355
その他
411,349 397,820
固定負債合計
4,859,716 5,968,018
負債合計
純資産の部
株主資本
781,500 781,500
資本金
2,132,016 2,132,016
資本剰余金
2,340,502 2,495,174
利益剰余金
△ 258,417 △ 258,462
自己株式
4,995,602 5,150,228
株主資本合計
その他の包括利益累計額
△ 2,106 △ 2,766
為替換算調整勘定
△ 2,106 △ 2,766
その他の包括利益累計額合計
42,657 24,555
非支配株主持分
5,036,152 5,172,018
純資産合計
9,895,868 11,140,037
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
売上高 6,696,437 6,843,316
6,474,611 5,684,665
売上原価
221,826 1,158,651
売上総利益
- 1,960
返品調整引当金繰入額
9,410 -
返品調整引当金戻入額
231,236 1,156,691
差引売上総利益
748,292 806,213
販売費及び一般管理費
営業利益又は営業損失(△) △ 517,056 350,477
営業外収益
177 724
受取利息
3,229 -
為替差益
19,877 17,296
受取賃貸料
1,517 -
補助金収入
2,674 6,953
その他
27,476 24,974
営業外収益合計
営業外費用
1,252 637
支払利息
- 256
為替差損
14,642 14,429
賃貸収入原価
9,219 6,910
知的財産関連費用
3,942 5,029
その他
29,056 27,263
営業外費用合計
経常利益又は経常損失(△) △ 518,637 348,189
特別損失
3,261 57,101
減損損失
3,261 57,101
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△ 521,898 291,088
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 50,912 99,204
△ 314 △ 5,335
法人税等調整額
50,598 93,869
法人税等合計
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 572,496 197,218
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 64,597 17,551
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△ 507,899 179,667
に帰属する四半期純損失(△)
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △ 572,496 197,218
その他の包括利益
2,909 △ 659
為替換算調整勘定
2,909 △ 659
その他の包括利益合計
△ 569,586 196,559
四半期包括利益
(内訳)
△ 504,989 179,008
親会社株主に係る四半期包括利益
△ 64,597 17,551
非支配株主に係る四半期包括利益
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【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(1)連結範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、当社の連結子会社であった㈱ジーベックは、2019年6月1日付で当社の連
結子会社である㈱プロダクション・アイジーを存続会社として吸収合併したことにより、連結の範囲から除
外しております。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、「The Black Prince」「あまんちゅ!~あどばんす~」「ときめきレストラ
ン☆☆☆」「四月の永い夢」の製作委員会4社は、四半期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見
合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体として
も重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。また、 「ヴィンランド・サガ」 製作委員会は
重要性が増したため持分法の適用範囲に含めております。
さらに、当第3四半期連結会計期間より、新たに出資した「攻殻機動隊 SAC_2045」製作委員会を持分法
の適用範囲に含めています。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
減価償却費 793,752千円 592,517千円
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年6月1日 至 2019年2月28日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2018年8月28日
普通株式 25,276 5 2018年5月31日 2018年8月29日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託口(J-ESOP)」の導入において設立した資産管理サービス信託銀行㈱(信託
E口)が保有する当社株式に対する配当金742千円を含めて記載しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年8月27日
普通株式 25,276 5 2019年5月31日 2019年8月28日 利益剰余金
定時株主総会
(注)配当金の総額には、「株式給付信託口(J-ESOP)」の導入において設立した資産管理サービス信託銀行㈱(信託
E口)が保有する当社株式に対する配当金742千円を含めて記載しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年6月1日 至 2019年2月28日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
4,691,978 778,952 1,053,620 6,524,551 171,886 6,696,437
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
- - - - - -
上高又は振替高
4,691,978 778,952 1,053,620 6,524,551 171,886 6,696,437
計
セグメント利益又はセグメン
△ 531,000 54,398 36,104 △ 440,496 △ 3,664 △ 444,161
ト損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売等を
行っています。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 △440,496
「その他」の区分の利益 △3,664
全社費用 (注)
△72,895
四半期連結損益計算書の営業損失 △517,056
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産にかかる重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間において、「映像制作事業」に係る減損損失3,261千円を計上しておりま
す。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年6月1日 至 2020年2月29日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位 : 千円)
報告セグメント
その他
合計
映像制作
(注)
出版事業 版権事業 計
事業
売上高
4,555,699 1,081,869 1,025,856 6,663,425 179,890 6,843,316
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売
- - - - - -
上高又は振替高
4,555,699 1,081,869 1,025,856 6,663,425 179,890 6,843,316
計
セグメント利益又はセグメン
143,199 116,085 215,380 474,666 △ 36,093 438,572
ト損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、原稿(雑誌のイラスト)や商品販売等を
行っています。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位 : 千円)
利益 金額
報告セグメント計 474,666
「その他」の区分の利益 △36,093
全社費用 (注)
△88,095
四半期連結損益計算書の営業利益 350,477
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産にかかる重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間において、「映像制作事業」に係る減損損失57,101千円を計上しておりま
す。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2019年2月28日) 至 2020年2月29日)
1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半
△103円51銭 36円62銭
期純損失(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社
△507,899 179,667
株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額 (千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失 △507,899 179,667
(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,906,958 4,906,888
(注)1.前第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純損失
であり、潜在株式が存在しないため記載しておりません。また、当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整
後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.普通株式の期中平均株式数について、その計算において控除する自己株式に、「株式給付信託(J-ESOP)」制
度の信託口が所有する当社株式を含めております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年4月9日
株式会社IGポート
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
松村 浩司 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
後藤 英俊 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社IG
ポートの2019年6月1日から2020年5月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019年12月1日から2020年
2月29日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年6月1日から2020年2月29日まで)に係る四半期連結財務諸表、す
なわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書 、四半期連結包括利益計算書 及び注記について四半期レビューを
行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社IGポート及び連結子会社の2020年2月29日現在の財政状態
及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要
な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含 まれていません。
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