Spiber株式会社 有価証券届出書(通常方式)

提出書類 有価証券届出書(通常方式)
提出日
提出者 Spiber株式会社
カテゴリ 有価証券届出書(通常方式)

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                   Spiber株式会社(E35280)
                    有価証券届出書(通常方式)
 【表紙】
 【提出書類】         有価証券届出書

 【提出先】         東北財務局長

 【提出日】         2020年4月1日

 【会社名】         Spiber株式会社

 【英訳名】         Spiber Inc.

 【代表者の役職氏名】         取締役兼代表執行役  関山 和秀

 【本店の所在の場所】         山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1

 【電話番号】         (0235)25-3907(代表)

 【事務連絡者氏名】         執行役 蓑田 正矢

 【最寄りの連絡場所】         山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1

 【電話番号】         (0235)25-3907(代表)

 【事務連絡者氏名】         執行役 蓑田 正矢

 【届出の対象とした募集有価証券の種類】         新株予約権証券

          その他の者に対する割当

 【届出の対象とした募集金額】
           第6回新株予約権証券                      0円
          新株予約権の払込金額の総額に新株予約権の行使に際して出資
          される財産の価額の合計額を合算した金額
               450,000,000円
          (注) 1.新株予約権証券は、ストック・オプション、その他の
            者に対する報酬、及び特許権の譲渡対価としての目的
            で発行することから、無償で発行されるものです。
           2.新株予約権の権利行使期間内に行使が行われない場合
            及び当社が取得した新株予約権を消却した場合には、
            新株予約権の払込金額の総額に新株予約権の行使に際
            して出資される財産の価額の合計額を合算した金額は
            減少します。
 【安定操作に関する事項】         該当事項はありません。

 【縦覧に供する場所】         該当事項はありません。

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 第一部  【証券情報】
 第1 【募集要項】

 1 【新規発行新株予約権証券(第6回新株予約権証券)】

  (1) 【募集の条件】
      300個(新株予約権1個につき1株)
  発行数    (注) 上記発行数は上限の発行数を示したものであり、申込数等により割り当てる新株予
       約権の数が減少することがあります。
  発行価額の総額    0円
  発行価格    0円

  申込手数料    該当事項はありません。

  申込単位    1個

  申込期間    2014年12月16日から2014年12月31日まで

  申込証拠金    該当事項はありません。

      スパイバー株式会社 本社
  申込取扱場所
      山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
  割当日    2014年12月31日
  払込期日    本新株予約権と引換えに金銭の払込みを要しないため、該当事項はありません。

  払込取扱場所    本新株予約権と引換えに金銭の払込みを要しないため、該当事項はありません。

  (注) 1.第6回新株予約権証券(以下「本新株予約権」という。)は、2014年12月16日開催の臨時株主総会及び2014年
   12月25日開催の当社取締役会     において発行を決議しておりますが、当社の手続きに不備があったため、本日
   (2020年4月1日)に至るまで、本有価証券届出書の提出が未了となっておりました。つきましては、2014年
   12月16日開催の臨時株主総会及び2014年12月25日開催の当社取締役会において決議した内容を記載するもの
   であります。
   2.本新株予約権の申込は、申込期間内に申込取扱場所に所定の申込書を提出することにより行うものとしま
   す。
   3.本新株予約権の募集は、当社取締役、従業員及び社外協力者に対して行うものであります。
   4.本新株予約権の割当ての対象となる人員及び内訳は、以下のとおりであります。
    対象者       人数     割当新株予約権数
  当社取締役            1名       15個

  当社従業員            50名      270個

  社外協力者          4名及び1社        15個

    合計         56名      300個

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  (2) 【新株予約権の内容等】
  新株予約権の目的とな    当社普通株式
  る株式の種類
      完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式である。
  新株予約権の目的とな    300株
  る株式の数
      本新株予約権1個当たりの目的である株式の数(以下「付与株式数」という。)は、当社普
      通株式1株とする。
      ただし、付与株式数は下記(注)1.の定めにより調整を受けることがある。
  新株予約権の行使時の    本新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、新株予約権1個あたりの払込金額
  払込金額    (以下「行使価額」という。)に、付与株式数を乗じた金額とする。
      行使価額は、金1,500,000円とする。
      ただし、行使価額は下記(注)1.の定めにより調整を受けることがある。
  新株予約権の行使によ    450,000,000円
  り株式を発行する場合
      (注) ただし、新株予約権の権利行使期間内に行使が行われない場合及び当社が取得した
  の株式の発行価額の総
       新株予約権を消却した場合には、新株予約権の発行価額の総額に新株予約権の行使
  額
       に際して払い込むべき金額の合計額を合算した金額は減少する。
  新株予約権の行使によ    1.新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式1株の発行価格
  り株式を発行する場合
      本新株予約権の行使により交付する当社普通株式1株の発行価格は、行使請求に係る
  の株式の発行価格及び
      各本新株予約権の行使に際して払い込むべき金額の総額に、行使請求に係る各本新株
  資本組入額
      予約権の発行価額の総額を加えた額を、別記「新株予約権の目的となる株式の数」欄
      記載の対象株式数で除した額とする。
      2.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金
      本新株予約権の行使により当社普通株式を発行する場合において増加する資本金の額
      は、会社計算規則第17条第1項の規定に従い算出される資本金等増加限度額の2分の
      1の金額とし(計算の結果1円未満の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額と
      する。)、当該資本金等増加限度額から増加する資本金の額を減じた額を増加する資
      本準備金の額とする。
  新株予約権の行使期間    2018年1月1日から2024年12月15日まで
  新株予約権の行使請求    1.新株予約権の行使請求受付場所
  の受付場所、取次場所
      スパイバー株式会社 経営管理部門(又はその時々における当該業務担当部署)
  及び払込取扱場所
      山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
      2.新株予約権の行使に際する払込取扱場所
      山形銀行 鶴岡支店
  新株予約権の行使の条
      (1) 本新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、執行役、従業員(アルバ
  件
      イトを含む。)が、権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、執行役役また
      は従業員の地位を有していることを要する。
      ただし、定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株
      予約権を取得した場合はこの限りでない。
      (2) 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過
      していることを要する。なお、上場後の行使可能割合は次のとおりとする(計算式に
      より算定された割当数に1株に満たない端数がある場合は切り上げた数とする。)。
      ① 上場日より1年間経過した日より1年間は、割当数の30%まで、新株予約権を行使
       することができる。
      ② 上場日より2年間経過した日より1年間は、割当数の60%まで、新株予約権を行使
       することができる。
      ③ 上場日より3年間経過した日以降は、割当数の全てについて、新株予約権を行使す
       ることができる。
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  自己新株予約権の取得    以下の場合は、取締役会が別途定める日に、当社は無償で未行使の本新株予約権を取得す
  の事由及び取得の条件    ることができる。
      ①  以下のア、イ及びウの議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が
       不要の場合は、当社の取締役会決議がなされた場合)
      ア. 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案
      イ. 当社が分割会社となる分割契約若しくは分割計画承認の議案
      ウ. 当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案
      ②  新株予約権者の相続人が存在しない場合、若しくは、新株予約権者が、当社所定の
       書面により、当社に対し、相続人による本新株予約権の承継を希望しない旨を事前
       に届け出ていた場合は、取締役会が別途定める日に、当社は無償で未行使の本新株
       予約権を取得することができる。
      ③  別記「新株予約権の行使期間」に定める権利行使期間を徒過した場合
      ④  新株予約権者が当社又は当社子会社の取締役、執行役、従業員(アルバイトを含
       む。)の地位を喪失した場合
      ⑤  新株予約権者が本新株予約権の全部または一部の放棄を書面にて申し出た場合
      ⑥  新株予約権者が新株予約権割当契約に違反した場合
      ⑦  2020年12月31日に至るまで当社が株式上場をせず、新株予約権者が権利行使開始日
       を迎えなかった場合
      ⑧  その他、当社取締役会が必要と認めた場合
  新株予約権の譲渡に関    譲渡による本新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要するもの
  する事項    とする。
  代用払込みに関する事
      該当事項はありません。
  項
  組織再編成行為に伴う    当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割、新設分割、株式交換又
  新株予約権の交付に関    は株式移転(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合において、組織再
  する事項    編行為の効力発生の時点において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)
      の新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号のイからホ
      までに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権を以下の条件に基づ
      きそれぞれ交付することとする。この場合においては、残存新株予約権は消滅し、再編対
      象会社は新株予約権を新たに発行するものとする。ただし、以下の条件に沿って再編対象
      会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分
      割計画、株式交換契約又は株式移転計画(以下「組織再編行為の条件」という)において定
      めた場合に限るものとする。
      (1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
      残存新株予約権の新株予約権者が保有する新株予約権の数と同数をそれぞれ交付する
      ものとする。
      (2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
      再編対象会社の普通株式とする。
      (3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
      組織再編行為の条件等を勘案の上、本新株予約権の内容に準じて決定する。
      (4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
      交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、本新株予約権の内
      容に従って決定される。
      (5) 新株予約権を行使することができる期間
      別記「新株予約権の行使期間」     に定める本新株予約権を行使することができる期間の
      開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、           別記「新株予約権の
      行使期間」  に定める本新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。
      (6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金
      に関する事項
      本新株予約権の内容に準じて決定する。
      (7) 譲渡による新株予約権の取得の制限
      譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認
      を要するものとする。
      (8) 新株予約権の取得条項
      別記「自己新株予約権の取得の事由及び取得の条件」         に準じて決定する。
      (9) その他の新株予約権の行使の条件
      別記「 新株予約権の行使の条件」に準じて決定する。
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  (注) 1.付与株式数及び行使価額の調整
   本新株予約権の割当日後、当社が株式分割または株式併合を行う場合等、調整を必要とする場合には合理的
   に調整する。
   2.本新株予約権の行使請求及び払込の方法
   ① 本新株予約権を行使する場合には、当社が定める様式による「新株予約権行使請求書」に必要事項を記入
    し、記名捺印のうえ、これを行使請求受付場所に提出するものとする。
   ② 上記①の「新株予約権行使請求書」の提出とともに、各本新株予約権の行使に際して出資される財産の価
    額に行使に係る本新株予約権数を乗じた金額の全額(以下「払込金」という。)を、現金にて上記「新株予
    約権の行使請求の受付場所、取次場所及び払込取扱場所」欄第2項に定める払込取扱場所の当社の指定す
    る口座(以下「指定口座」という。)に当社の指定する日時までに振り込むものとする。
   3.本新株予約権の行使の効力発生時期
   本新株予約権の行使の効力は、上記注記2.①に定める「新株予約権行使請求書」に記載された日に生じる
   ものとする。ただし、上記の行使請求の受付場所において受領された「新株予約権行使請求書」を払込取扱
   場所が受領し、かつ上記注記2.②に定める払込金が指定口座に入金されたときが、新株予約権行使請求書
   に記載された日より後れる場合には、新株予約権行使請求書を払込取扱場所が受領し、かつ払込金が指定口
   座に入金されたときに生ずるものとする。
  (3) 【新株予約権証券の引受け】

  該当事項はありません。
 2 【新規発行による手取金の使途】

  (1) 【新規発行による手取金の額】
   払込金額の総額(円)      発行諸費用の概算額(円)       差引手取概算額(円)
      450,000,000       200,000      449,800,000

  (注) 1.払込金額は、本新株予約権がすべて行使された場合における新株予約権の払込金額の総額450,000,000円
   (1,500,000円×300個)です。
   なお、本新株予約権は無償で発行されるため新株予約権の払込金額はありません。
   2.発行諸費用の概算額の内訳は本新株予約権の発行に係る登記関連費用であり、消費税等は含まれておりませ
   ん。
  (2) 【手取金の使途】

  本新株予約権の募集は、当社の業績向上に対する貢献意欲や士気を高めることにより、企業価値向上に資するこ
  とを目的として付与するものであり、資金調達を目的としておりません。
  また、新株予約権の行使による資金の払込みは新株予約権の割当てを受けた者の判断に委ねられるため、現時点
  でその金額及び時期を資金計画に織り込むことは困難であります。従って、本新株予約権の行使による手取金は運
  転資金に充当する予定でありますが、具体的な金額については、行使による払込みがなされた時点の状況に応じて
  決定いたします。
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 第2 【売出要項】
  該当事項はありません。
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 第3 【第三者割当の場合の特記事項】
  該当事項はありません。
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 第4 【その他の記載事項】
  該当事項はありません。
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 第二部  【企業情報】
 第1 【企業の概況】

 1 【主要な経営指標等の推移】

    回次    第3期   第4期   第5期   第6期   第7期
    決算年月    2009年12月   2010年12月   2011年12月   2012年12月   2013年12月

  営業収益    (千円)   42,000   2,625   2,500   58,333   163,888

  経常損失(△)    (千円)   △6,103  △110,331  △156,219  △250,832  △371,112

  当期純損失(△)    (千円)   △6,406  △110,634  △158,726  △246,693  △377,252

  資本金    (千円)   175,050   175,050   380,330   380,330   780,330

  発行済株式総数    (株)   6,834   6,834   9,400   9,400   11,400

  純資産額    (千円)   321,760   211,125   446,181   196,688   619,435

  総資産額    (千円)   346,583   221,124   479,268   384,084  1,115,296

  1株当たり純資産額    (円)  47,082.24   30,893.33   47,466.06   20,924.27   54,336.49

  1株当たり
      (円)  △1,415.93  △16,188.76  △22,849.84  △26,243.96  △35,099.94
  当期 純損失(△)
  自己資本比率    (%)   92.84   95.48   93.10   51.21   55.54
  営業活動による
      (千円)    -   -   -  △52,129  △256,726
  キャッシュ・フロー
  投資活動による
      (千円)    -   -   - △109,296  △274,524
  キャッシュ・フロー
  財務活動による
      (千円)    -   -   -   -  797,200
  キャッシュ・フロー
  現金及び現金同等物の
      (千円)    -   -   -  272,717   538,666
  期末残高
  従業員数    (人)    3   7   14   21   32
  (注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記
   載しておりません。
   2.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
   3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため記載しておりません。
   4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失で
   あるため記載しておりません。
   5.自己資本利益率については、当期純損失であるため記載しておりません。
   6.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
   7.当社は配当を行っていませんので、1株あたり配当額及び配当性向について記載しておりません。
   8.キャッシュ・フロー計算書に係る指標等については、第5期以前はキャッシュ・フロー計算書を作成してい
   ないため記載しておりません。
   9. 第6期以降の財務諸表については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき有限責任監査法人
   トーマツの監査を受けておりますが、第5期以前の財務諸表については、当該監査を受けておりません。
   10.従業  員数は就業人員であります。
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 2 【沿革】
  当社の取締役兼代表執行役である関山和秀と取締役兼執行役である菅原潤一は、「人類規模の課題を解決する」と
  いう志の下、2004年9月より山形県鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所にてクモフィブロイン(注)繊維(以
  下、クモ糸)の人工合成の研究を開始しました。そして2007年1月、実験室レベルでのクモ糸人工合成を成功させたこ
  とをきっかけに、「より豊かで持続可能な人類社会の実現に貢献するために、タンパク質素材を持続可能な次世代の
  基幹素材として普及させる」ことをビジョンに掲げ、同年9月に当社を設立いたしました。
   (注) クモの糸や蚕の絹の主要成分である繊維状タンパク質の一種。物理的な構造材料としての役割を担う構造タン
   パク質のひとつ。
   年月          概要
  2007年9月   神奈川県藤沢市にてスパイバー株式会社(資本金10百万円)を設立

  2008年6月   山形県鶴岡市に本社移転

  2014年3月   会計監査人設置会社へ移行

  2014年6月   監査役設置会社から委員会設置会社(現・指名委員会等設置会社)に移行

  2014年9月   小島プレス工業株式会社との合弁により、Xpiber株式会社(現・連結子会社)を設立

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 3 【事業の内容】
  当社グループ(当社及び連結子会社であるXpiber株式会社により構成される。以下同じ。)は、タンパク質を持続可
  能な新世代の基幹素材として普及させるための研究開発に取り組んでおります。当社グループの事業セグメントは構
  造タンパク質素材事業(以下、「本事業」といいます。)のみの単一セグメントです。
  (1)研究開発の概要

   約38億年前の生命誕生以来、地球上のあらゆる生物はその体を造る基幹素材としてタンパク質を利用してきまし
  た。クモが命綱に使う糸の重さあたりの強靱性は鉄の約340倍であり、その優れた衝撃吸収性は他を圧しています。ア
  リの歯はチタン合金並みの硬度を有し、ある種の昆虫に見られる驚異的な跳躍力は彼らに搭載されたエネルギーロス
  の少ないゴム組織により実現されています。ウールやカシミヤも生物由来の材料ですが、保温性や吸湿速乾性など、
  衣料材料として優れた特性を有することは広く知られています。これらの主成分はみなタンパク質です。タンパク質
  は20種類のアミノ酸からなる生体高分子であり、結合させるアミノ酸の種類や個数を変えることで多様な機能を生み
  出すことができます。地球上には、何十億年もの間、突然変異と自然淘汰の中で洗練されてきた膨大な種類のタンパ
  ク質が存在しています。
   石油をはじめとする化石資源に頼らず、地上資源の循環によって成り立つ持続可能な社会を実現する上で、タンパ
  ク質素材の果たしうる役割は大きい一方、その普及には多くの障壁が存在します。生き物が作り出す素材は、魅力的
  な性能を持つ一方で、工業利用に必要なその他の基本性能や均質性の担保に課題があり工業利用は困難を極めます。
  また、クモを始めとし、そもそも家畜化に適さない生物も多く存在します。タンパク質を素材として普及させるに
  は、それぞれの産業・用途で求められる性能要件を満たすタンパク質素材を、低コストかつ安定した品質で生産する
  技術の確立が必要不可欠です。こうした背景の中、以下の素材開発/生産プロセスを基盤に当社の開発する構造タンパ
  ク質素材(以下、「本素材」といいます。)を普及させるための研究開発に取り組んでおります。
  ①プロセスの概要

   当社グループでは、独自の分子構造・性能・生産性をもつタンパク質を分子レベルで設計する技術、設計したタン
  パク質を人工的に大量生産する技術、大量生産したタンパク質を繊維・樹脂・フィルムなど用途に応じた形態の素材
  に加工する技術を独自に開発しています。
   (A)分子設計:目的の特性をもつタンパク質素材を得るためのアミノ酸配列をコンピューター上で設計します。
   (B)遺伝子合成:設計したタンパク質に対応する遺伝子          (DNA)を化学的に人工合成します。
   (C)発酵:合成した遺伝子を導入した微生物に糖類等の栄養源を与えて培養し、設計したタンパク質を生産させま
  す。
   (D)精製:発酵後の培養液から設計したタンパク質を取り出し、微生物の残渣等から分離します。
   (E)加工:設計したタンパク質を加工し、繊維・樹脂・フィルムなど後工程での用途に応じた形態に成型します。
  ②プロセスの特徴・革新性




   (A)テーラーメード分子設計:当社グループではこれまで既に大量のタンパク質分子を設計し、素材としての機能
  性・生産性などの評価をしてデータベース化しています。こうした膨大なデータから、アミノ酸配列の違いが強度、
  伸縮性、親水・疎水性、紫外線耐性、生体適合性などの素材特性にどのような影響を与えるかについての知見を蓄積
  しています。分子設計が可能であることは本素材の極めて画期的な特徴であり、すなわち最終用途に応じて求められ
  る性能の素材をテーラーメードで設計できるようになることを意味します。これは「素材ありきのものづくり」か
  ら、「用途ありきのものづくり」へのパラダイムシフトです。
   (B)環境性:本素材は、微生物を用いた発酵プロセスによって生産しており、その原材料、すなわち微生物の栄養源
  は、糖類などの農業作物由来の資源(バイオマス)です。石油等の枯渇資源に頼らず、バイオマスを原材料として生
  産が可能であり、高い生分解性も期待できることから、持続可能な循環型素材といえます。
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   (C)単一プロセス複数プロダクト:微生物を利用したタンパク質の発酵生産においては、タンパク質の設計図となる
  遺伝子さえ変えれば、ひとつの生産プロセスで膨大な種類のタンパク質の生産が可能です。すなわち、同一工場、同
  一原料で無数のバリエーションの素材が生産できます。
 (2)事業の概要

  当社グループは、現在は本素材の普及に向けた研究開発段階にありますが、中期的には当社グループで本素材の商業
 生産を行い、顧客に対して本素材、又は本素材を用いた製品を販売することで収益基盤を構築する予定でおります。
  また、当社グループが目指す長期的なビジネスモデルは、知的財産の独占的基盤に基づく「ライセンスビジネス」で
 す。当社グループによる本素材の商業生産により普及の礎を築いた後は、第三者への技術ライセンスを行うことで本素
 材の製造規模を加速度的に拡大し、世界規模での普及を実現する予定です。
 4 【関係会社の状況】

  最近事業年度末(2013年12月31日)時点において、該当事項はありません。
  なお、2014年12月期において小島プレス工業株式会社との合弁子会社Xpiber株式会社を設立したことに伴い、
  Xpiber株式会社は当社の特定子会社となっております。
 5 【従業員の状況】

  (1) 提出会社の状況
                  2014年11月30日現在
   従業員数(人)     平均年齢(歳)     平均勤続年数(年)     平均年間給与(円)
    51     30.2     1.9    2,785,417

  (注) 1.従業員数は就業人員であります。なお、臨時雇用者数(パートタイマーを含む。)は、従業員数の100分の10
   未満であるため記載を省略しております。
   2.当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
   3.平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。
  (2) 労働組合の状況

  労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。
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 第2 【事業の状況】
 1 【業績等の概要】

  当事業年度において、当社は本事業におけるグローバルなイニシアチブを取るべく、多様な協力機関と連携の
  上、前事業年度に引き続き研究開発及び知的財産の蓄積に取り組んでまいりました。              以上の結果、当事業年度の経
  営成績は営業収益163,888千円、営業損益△460,946千円、経常損益△371,112千円及び当期純損益△377,252千円と
  なりました。
 2 【生産、受注及び販売の状況】

  (1)生産実績
  当社は、当事業年度において研究開発フェーズにあるため、該当事項はありません。
  (2)受注状況

  当社は、当事業年度において研究開発フェーズにあるため、該当事項はありません。
  (3)販売実績

  当社は、当事業年度において研究開発フェーズにあるため、該当事項はありません。
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 3 【対処すべき課題】
  文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
  地球生態系の基幹物質である「タンパク質」の高度な産業利用の実現は、再生可能資源をベースとした循環型社

  会への転換に向けて不可欠なピースとなります。合成生物学的アプローチによるタンパク質の設計技術及び微生物
  発酵による超低コスト生産技術というキーテクノロジーを核として、産業間のエコシステムを分野横断的に再構築
  し、関連するビジネスの実行に不可欠な知的財産の独占的基盤を創り上げることが当社の基本戦略です。検索とい
  うキーテクノロジーを核としてGoogleがIT産業におけるイニシアチブを取ったように、膨大な遺伝子情報や実験
  データ、機械学習を活用する本事業は"Winner-takes-all"のビジネスとなります。当社グループでは、本事業にお
  けるグローバルなイニシアチブを取るべく、以下の課題に継続して取り組んでまいります。
  (1)  素材の迅速かつ大規模な普及

   本素材の普及には、当社グループの素材を既存素材と比較して優位性のある価格で大量供給できる体制を早期
  に構築すること、及び市場への浸透を加速させる効果的なマーケティング活動により強力なブランドを確立する
  ことが肝要であると考えています。
  (2)  用途拡大のためのアプリケーション開発

   当社グループは、産業規模が巨大で、大規模に採用された際のインパクトが大きいアパレル分野及び自動車分
  野に重点的をおき、アプリケーション開発に取り組んでいます。
   今後、アパレル分野及び自動車部品以外の市場分野においても順次アプリケーション開発のパイプライン拡充
  に努めます。
  (3)  知的財産の基盤整備

   当社グループが目指す長期的なビジネスモデルは、知的財産の独占的基盤に基づく「ライセンスビジネス」で
  す。当該事業基盤構築のために取り組むべきことは、本素材の高機能化・低コスト化・用途拡大のための研究開
  発、及びこれらの結果得られる知的財産の集積であると考えております。当社は製造技術・加工技術・用途に関
  する国際特許をすでに多数出願しておりますが、今後も戦略的な特許出願を積極的に実行することで特許網の強
  化に努めます。
  (4) 組織体制の強化

   当社グループでは研究開発や事業開発に関する業務内容の拡大を加速する必要があるため、新規人材採用、人
  材育成、及び外部組織とのアライアンス・連携を通して組織体制の強化に努めます。
   組織の規模が急速に拡大する中では、新規人材に対して当社グループの社員が持つ使命感や姿勢を確実に共有
  し、企業文化を維持・強化し続けることが最も重要なことであると認識しています。
  (5) 資金調達

   当社グループでは本素材の普及拡大を図るため、今後多額の研究開発投資と設備投資を行う必要があります。
  これら将来の資金需要を満たすため、積極的に資金調達に努めます。生産規模の拡大に伴い営業キャッシュフ
  ローを創出するまでの期間は、第三者割当増資や金融機関からの借入により調達する予定です。
  (6) 内部管理・統制における課題

   当社グループの全社員が「会社は社会のためにある」という基本姿勢や企業文化を共有し続けながら継続企業
  (ゴーイングコンサーン)としての企業体質を維持・強化するためには、コーポレート・ガバナンス及び内部統制
  に関する継続的な強化が重要であると考えております。
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 4 【事業等のリスク】
  当社グループの経営成績、財務状態及びキャッシュ・フロー等の業績に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下の
  ようなものがあります。当社グループにおいては、これらのリスクの発生を防止、分散あるいはヘッジすることによ
  り軽減を図っておりますが、予測を超える事態が生じた場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性
  があります。なお、記載した事項は、本書提出日現在において判断したものであり、当社グループに関するすべての
  リスクを網羅したものではありません。
  (1) 新しい事業領域であること

  本素材はさまざまな市場セグメントにおいて幅広い用途の展開が期待できる画期的な新素材であると考えており
  ますが、新しい事業領域であることによる不確実性があります。当社グループの新素材の市場への浸透が計画通り
  に進まない場合、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
  また、本素材は既存の素材とは製造プロセス、組成、物性などが異なる新素材であり、これまで各国において本
  素材の製造・販売を念頭に置いた各種規制が制定されておりません。今後、各国において当社素材の製造・販売に
  関する新規の規制が制定された場合には当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があり
  ます。
  (2) 研究開発活動に関するリスク

  当社グループは、本素材の産業化に向け、新技術の基礎研究、応用研究、製品開発、製造技術開発を含む多岐に
  わたるテーマの研究開発活動を積極的に行っております。当然ながら当社グループにおける個別の研究開発テーマ
  は費用対効果を考慮した合理的な計画に基づき実行されていますが、すべてのテーマが当社グループの業績に寄与
  する成果を短期間で生み出す保証はありません。また、人的資源や資金を重点的に投資している重要な研究開発
  テーマについて、計画された期間内に想定された結果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び今後の
  事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
  (3) 他社との競争について

  現在、本素材の実用化に向けた研究開発活動は国外においても確認されております。当社グループは素材性能、
  生産コスト等の面で競合他社に対する優位性を確保する方針ですが、計画したとおりの優位性を発揮し得なかった
  場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
  また、何らかの予期しない理由により当社グループの事業上または技術上の秘密情報が競合他社に漏洩した場
  合、競合他社に対する当社グループの優位性が損なわれ、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及
  ぼす可能性があります。
  (4) 競合素材について

  本素材は、従来の素材にはない様々な特徴を備えておりますが、本素材と同等またはそれ以上の性能を持つ競合
  素材が開発・事業化された場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性がありま
  す。
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  (5) 会社組織に関するリスク
  ①  経営面において創業者である取締役兼代表執行役関山和秀に多くを依存しております。今後何らかの要因によ
  り同氏の業務執行が困難となった場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性
  があります。
  ②  当社グループの基盤技術は遺伝子工学、発酵工学、高分子化学、繊維工学、機械工学などを含む多分野横断的
  なものであり、当社グループの研究開発部門には高度な専門的能力や分野横断的なノウハウなどを持つ人材を多
  数擁しております。そのような人材が退職した場合、重要な技術やノウハウが喪失されることにより当社グルー
  プの研究開発の進捗に影響を及ぼす可能性があります。
  ③  今後は事業拡大に伴い、事業開発・研究開発・経営管理の人員増強及び内部管理体制の一層の充実を図る方針
  ですが、人員の確保及び内部管理体制の充実が適時に行われない場合、当社グループの経営成績及び今後の事業
  展開に影響を及ぼす可能性があります。
  (6) 経営上の重要な契約について

  当社グループの事業展開上、重要と思われる契約の概要は「第2           事業の状況  5 経営上の重要な契約等」に記載
  しておりますが、当該契約が解除又はその他の事由に基づき終了した場合、又は契約の相手方の経営方針の変更、
  経営環境の極端な変化などがあった場合には、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり
  ます。
  (7) 海外での事業展開に関するリスク

  当社グループは事業をグローバルに展開する計画であり、将来的に日本国外での製造・販売を行うための体制構
  築の準備を進めております。しかし、今後何らかの理由により海外展開に対応するための十分な体制が構築されな
  い場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。
  (8) 製造・販売機能の確立に関するリスク

  本素材の製造には、多岐にわたる要素技術が必要であり、今後何らかの理由により製造プロセスの構築、製造設
  備の導入、製造オペレーション体制の構築等が製造機能の確立が当社の想定通りに実現されない場合には、当社グ
  ループの経営成績及び今後の事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、販売機能についても体制の
  整備を進める計画ですが、今後何らかの理由によりこうした取組みが当社の想定どおり実現しない場合には当社グ
  ループの経営成績及び今後の事業展開に重大な影響を及ぼす可能性があります。
  (9) 不測の事故に関するリスク

  当社グループの研究開発活動に使用される原料の一部は、消防法上の危険物であります。安全管理の徹底や事業
  所内における自衛消防隊の設置等により事故発生の防止と発生時の被害極小化に努めておりますが、万が一不測の
  重大事故が発生した場合には、研究開発活動の停止や復旧及び損害賠償等の費用発生等により、当社グループの財
  政状態や経営成績が影響を受ける可能性があります。
  (10) 知的財産権に関するリスク

  当社グループは、知的財産権が事業活動・研究開発活動、市場競争力に重要な役割を果たしていることを認識
  し、自社開発された技術を保護するために特許等の知的財産権の確立を進めるほか、将来の製品及び商品の製造・
  販売に先立ち、第三者が保有する知的財産権を十分調査し、権利を侵害しないように努めております。しかし、予
  期しない事情により当社グループと第三者との間で知的財産権に関する紛争が発生し、当社グループに不利な裁定
  がなされた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
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  (11) 法的規制に関するリスク
  当社グループは、国内外におけるすべての事業活動において、あらゆる法的規制の遵守徹底を前提としています
  が、予期せず法令や規制が変更されるなどの理由により、事業の遂行が制限され、または新たな対策が必要となる
  場合には、当社グループの業績に大きく影響を及ぼす可能性があります。
  当社グループの事業においては、特に下記のような法的規制の影響を受ける可能性があります。
  -カルタヘナ法に関連する法的規制(発酵生産プロセスに遺伝子組み換え菌を採用しているため               )
  -危険物の取扱いに関連する法的規制(製造工程において危険物に該当する薬品を使用しているため)
  (12) その他のリスク

  ① 資金繰り及び資金調達等に関するリスク
   当社グループでは、研究開発活動の進捗に伴い多額の研究開発費が先行して計上され、継続的な営業損失が生
  じております。今後も事業の進捗に伴って運転資金、研究開発投資及び設備投資等の資金需要の増加が予想され
  ます。今後継続的に財政基盤の強化を図って参りますが、収益確保または資金調達の状況によっては、当社グ
  ループの財政状態や経営成績が影響を受ける可能性があります。
  ② マイナスの繰越利益剰余金を計上していることについて
   当社は、創業以来研究開発に注力してきたことから、多額の研究開発費用が先行して計上され、マイナスの繰
  越利益剰余金を計上しております。早期の黒字化を目指しておりますが、事業が計画通り進展せず、マイナスの
  繰越利益剰余金が計画通りに解消できない可能性があります。
  ③ 税務上の繰越欠損金について
   当社は研究開発に先行投資したため、税務上の繰越欠損金を有しております。
   今後の税制改正で欠損金の繰越控除制度が見直され、欠損金の繰越控除制限が強化された場合、今までに研究
  開発に投下した資本の一部を回収する機会を喪失してキャッシュ・フローの計画に影響を与える可能性がありま
  す。
 5 【経営上の重要な契約等】

  2013年9月12日付で、小島プレス工業株式会社と、繊維素材のみならず構造タンパク質事業全分野について共同で
  事業化することを目的として、包括的共同事業契約を締結いたしました。
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 6 【研究開発活動】
  (1) 研究開発要素と課題
  当社グループは本素材を量産化し、工業材料として普及させ、新規産業を創出するための研究開発に取り組んで
  おります。当社グループの研究開発は大きく分けて、①分子設計           (アミノ酸配列及び塩基配列の設計)、②微生物
  発酵、③精製、④紡糸、⑤製品開発の5つの要素から構成されます。分子設計は、素材の物性を分子レベルで改変
  するのみならず、各工程におけるコストを改善する効果を持ちます。設計した高機能かつ高生産性の分子で新規素
  材を開発し、製品への応用を試み、そこで得られた試験結果をもう一度分子設計に反映させるという作業を循環さ
  せることで、ユーザーニーズに応じたテーラーメイドの素材開発の実現を目指しています。
  当社グループでは設立以来、この分子設計の研究開発を推進し、これまでに大量の遺伝子を設計・合成・ライブ
  ラリー化することで、物性や生産性データを蓄積してきました。当社グループでは、今後、材料のさらなる低コス
  ト化と大規模生産プロセスの確立に加え、製品毎に異なる要求物性を付加していくことが、研究開発課題となりま
  す。
  (2) 研究開発体制

  当社グループでは、分子設計から製品開発までの全ての研究開発を当社内にて実施する一貫体制を構築し、研究
  開発を推進しています。こうした中、ノウハウ要素の強い分子設計、発酵、精製、紡糸の工程に関しては自社内も
  しくは限られた大学研究機関との共同研究にて、クローズドに研究開発を進め、技術を当社内に蓄積してまいりま
  した。一方、製品開発に関しては、先端的な製品ニーズと確かな技術力を有するメーカーとの共同研究開発体制を
  構築し、オープンイノベーション体制で開発を推進しております。
  (3) 研究開発状況

  ① 製品開発
   自動車及びアパレル分野等における製品開発に取り組みました。詳細の内容については、共同研究開発パート
  ナーとの守秘義務の関係上、記載できません。
  ② 大規模生産プロセスの開発
   大規模にスケールアップ可能な微生物発酵、精製、紡糸技術の開発に取り組みました。
  ③ 低コスト生産技術の開発
   工業材料として普及可能な価格での展開を目指した低コスト生産技術の開発に取り組みました。主に、高生産
  性遺伝子の開発、低コスト培養技術の開発、低コスト精製技術の開発、及び低コスト紡糸技術の開発に取り組み
  ました。  これらの活動に伴う当連結会計年度の研究開発費は、総額で504,353千円となりました。
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 7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
  (1) 重要な会計方針及び見積り

  当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されておりま
  す。この財務諸表において、損益又は資産の状況に影響を与える見積りの判断は、一定の会計基準の範囲内におい
  て、過去の実績や判断時点で入手可能な情報に基づき合理的に行っておりますが、実際の結果は見積りによる不確
  実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第
  5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)       財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
  (2) 財政状態の分析

  第7期事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
                   (単位:千円)
     前事業年度    当事業年度    増減金額     主な増減理由
               主に、株式発行による現金及び預金
               の増加、及び研究開発用設備に対す
  (資産)     384,084   1,115,296    731,211
               る投資に伴う有形固定資産の増加に
               よるものであります。
               主に、小島プレス工業株式会社との
               間で締結した「包括的共同事業化契
  (負債)     187,396    495,860    308,463
               約」に関する契約金受領に伴う前受
               金の増加によるものであります。
               主に、株式発行に伴う資本金及び資
               本準備金の増加、及び当期純損失に
  (純資産)     196,688    619,435    422,747
               伴う繰越利益剰余金の減少によるも
               のであります。
  (3) 経営成績の分析

  第7期事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
                   (単位:千円)
     前事業年度    当事業年度    増減金額     主な増減理由
               小島プレス工業株式会社との間で締
               結した「包括的共同事業化契約」に
  (営業収益)     58,333   163,888    105,555
               関する契約金収入の増加によるもの
               であります。
               営業収益の増減の他、主に、研究開
               発投資の積極的実施に伴う営業費用
  (営業損益)     △251,929    △460,946    △209,017
               (主に研究開発費)の増加によるも
               のであります。
               営業損益の増減の他、主に、営業外
  (経常損益)     △250,832    △371,112    △120,280  収益(主に助成金収入)の増加によ
               るものであります。
               主に、経常損益の増減によるもので
  (当期純損益)     △246,693    △377,252    △130,559
               あります。
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  (4) キャッシュ・フローの状況の分析
  第7期事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
                   (単位:千円)
     前事業年度    当事業年度    増減金額     主な増減理由
  (現金及び現金
      272,717    538,666    265,949     -
  同等物)
               主に、税引前当期純損失の増加、前
  (営業活動によ
               払費用及び長期前払費用の増加、前
  るキャッシュ・     △52,129   △256,726    △204,597
               渡金の増加、前受金の増加によるも
  フロー)
               のであります。
  (投資活動によ              主に、研究開発投資の積極的実施に
  るキャッシュ・     △109,296    △274,524    △165,227  伴う、有形固定資産の取得による支
  フロー)              出の増加によるものであります。
  (財務活動によ
               主に、株式発行による収入の増加に
  るキャッシュ・      -   797,200    797,200
               よるものであります。
  フロー)
  (5) 経営戦略の現状と見通し及び     経営成績に重要な影響を与える要因について

  経営戦略の現状と見通し、及び経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 対処
  すべき課題」及び「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」をご参照ください。
  (6) 経営者の問題意識と今後の方針

  経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」をご参照ください。
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 第3 【設備の状況】
 1 【設備投資等の概要】

  当社では、研究開発を加速させるため、当事業年度において総額287,166千円の設備投資を実施いたしました。                   当
  事業年度において実施いたしました設備投資等の主な内訳は、研究開発用機器設備の取得及びオフィス増床等におけ
  る固定資産取得であります。
  なお、当事業年度において重要な設備の除売却等はありません。
 2 【主要な設備の状況】

                  2013年12月31日現在
             帳簿価額(千円)
   事業所名                 従業員数
      設備の内容
   (所在地)                  (人)
           機械及び装置
               工具器具
        建物及び構築物         合計
               及び備品
            車両運搬具
      本社
  本社
      研究開発設備    243,282   33,311   52,022   328,616   32
  (山形県鶴岡市)
      量産検討設備
  (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
   2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
   3.当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
   4. 上記のほか、研究用及び本社オフィス用施設を賃借しております。
 3 【設備の新設、除却等の計画】(2014年11月30日現在)

  当社の設備投資については、技術開発の進捗、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。なお、2014年11
  月30日現在における重要な設備の新設、除却等の計画は、次のとおりであります。また、当社は、現在「構造タンパ
  ク質事業」の単一セグメントであり、以下の計画についても、同セグメントに関連する設備の計画に該当するため、
  セグメント別の記載を省略しております。
  (1) 重要な設備の新設

              着手及び完了予定年月
   事業所名
        設備の内容
   (所在地)
             着手     完了
      本社
  本社研究棟
      研究開発設備      2014年8月     2015年3月
  (山形県鶴岡市)
      量産検討設備
  (2) 重要な除却等

  該当事項はありません。
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 第4 【提出会社の状況】
 1 【株式等の状況】

  (1) 【株式の総数等】
  ① 【株式の総数】
      種類        発行可能株式総数(株)

     普通株式              100,000

      計             100,000

  ② 【発行済株式】

          上場金融商品取引所名又は登

   種類    発行数(株)           内容
          録認可金融商品取引業協会名
                完全議決権株式であり、株主
                としての権利内容に何ら限定
  普通株式       13,100   非上場   のない当社における標準とな
                る株式であります。単元株制
                度は採用しておりません。
   計      13,100    -     -

  (2) 【新株予約権等の状況】

  会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
  ①第3回新株予約権

         最近事業年度末現在       提出日の前月末現在
         (2013年12月31日)       (2014年11月30日)
  新株予約権の数(個)        205個(注)1       205個(注)1
  新株予約権のうち自己新株予約
           -       同左
  権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の
          普通株式       同左
  種類
  新株予約権の目的となる株式の         205株       205株
  数(株)        (注)1、2       (注)1、2
  新株予約権の行使時の払込金額
        新株予約権1個あたり160,000円         同左
  (円)
        自 2015年1月1日   至 2021年12月31日
  新株予約権の行使期間                同左
  新株予約権の行使により株式を
  発行する場合の株式の発行価格         (注)3       同左
  及び資本組入額(円)
  新株予約権の行使の条件         (注)4       同左
        本新株予約権の譲渡については、当社
  新株予約権の譲渡に関する事項                同左
        取締役会の承認を要するものとする。
  代用払込みに関する事項         -       同左
  組織再編成行為に伴う新株予約
          (注)5       同左
  権の交付に関する事項
  (注) 1.各本新株予約権の目的である株式の数は1株とする。また、当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合
   等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で調整することができる。
  2.当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で
   調整することができる。
  3.(1)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1
    項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場
    合は、この端数を切り上げるものとする。
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   (2)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上記(1)記載の資本金
    等増加限度額から上記(1)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
  4.(1)本新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員(アルバイトを含む)が、
    権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員の地位を喪失した場合には、本新株
    予約権を行使することが出来ない。ただし、定年退職、その他正当な事由があるとして当社取締役会の
    承認を得た場合ならびに相続により本新株予約権を取得した場合はこの限りではない。
   (2)新株予約権者は、新株予約権の目的たる株式にかかる株券が証券取引所(国内外を問わず)に上場され
    た後1年の期間が経過するまで、本新株予約権を行使することができないものとする。当社の株式の上場
    日から1年が経過した日以降は、各新株予約権者は下記の条件に従い(下記計算式により算出された割
    当数に、1個に満たない端数がある場合は切り上げた数とする。)、本新株予約権を行使することがで
    きる。
    ア.当社株式上場日より1年間経過した日より1年間は、割当数の30%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    イ.当社株式上場日より2年間経過した日より1年間は、割当数の60%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    ウ.当社株式上場日より3年間経過した日以降は、割当数の全てについて、新株予約権を行使すること
     ができる。
   (3)新株予約権者が本新株予約権を放棄した場合には、かかる本新株予約権を行使することができないもの
    とする。
   (4)各新株予約権の一部行使はできないものとする。
   (5)行使時において当社が単元株制度を採用している場合、発行される株式が1単元あたりの株式数未満に
    なるような行使はできないものとする。
   (6)新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。なお、当該相続人が死亡した
    場合には、当該相続人の相続人は権利を行使することができないものとする。
   (7)新株予約権の第三者への譲渡、質入その他一切の処分は、当社取締役会の承認のある場合を除き、これ
    を認めないものとする。
   (8)その他の条件については、当社株主総会決議及び取締役会決議に基づき、当社と対象者との間で締結す
    る「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。
  5.(1)当社が消滅会社となる合併契約、または当社が完全子会社となる株式移転計画または株式交換契約、当
    社が分割会社となる会社分割についての分割計画・分割契約に関する議案が株主総会において承認(株
    主総会の承認を要しない場合は取締役会の決議)されたときは当社は、新株予約権の全部を無償にて取
    得することができる。
   (2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を満たさず、新株予約権を行使できなくなった場合、当社は
    その新株予約権を無償にて取得することができる。
   (3)当社の組織再編に際して定める契約または計画等の条件に従って、以下に定める株式会社の新株予約権
    を新株予約権者に対して交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株
    式会社の新株予約権を交付するものとする。
   ⅰ.合併(当社が消滅する場合に限る。)
    合併後存続する株式会社または合併により設立する株式会社
   ⅱ.吸収分割
    吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部または一部を承継する株式会社
   ⅲ.新設分割
    新設分割により設立する株式会社
   ⅳ.株式交換
    株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
   ⅴ.株式移転
    株式移転により設立する株式会社
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  ②第4回新株予約権
         最近事業年度末現在
                提出日の前月末現在
                (2014年11月30日)
          (2013年12月31日)
  新株予約権の数(個)        144個(注)1       140個(注)1
  新株予約権のうち自己新株予約
           -       同左
  権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の
          普通株式       同左
  種類
  新株予約権の目的となる株式の         144株       140株
  数(株)        (注)1、2       (注)1、2
  新株予約権の行使時の払込金額
        新株予約権1個あたり400,000円         同左
  (円)
        自 2016年1月1日   至 2022年12月31日
  新株予約権の行使期間                同左
  新株予約権の行使により株式を
  発行する場合の株式の発行価格         (注)3       同左
  及び資本組入額(円)
  新株予約権の行使の条件         (注)4       同左
        本新株予約権の譲渡については、当社
  新株予約権の譲渡に関する事項                同左
        取締役会の承認を要するものとする。
  代用払込みに関する事項         -       同左
  組織再編成行為に伴う新株予約
          (注)5       同左
  権の交付に関する事項
  (注) 1.各本新株予約権の目的である株式の数は1株とする。また、当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合
   等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で調整することができる。
  2.当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で
   調整することができる。
  3.(1)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1
    項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場
    合は、この端数を切り上げるものとする。
   (2)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上記(1)記載の資本金
    等増加限度額から上記(1)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
  4.(1)本新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員(アルバイトを含む)が、
    権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員の地位を喪失した場合には、本新株
    予約権を行使することが出来ない。ただし、定年退職、その他正当な事由があるとして当社取締役会の
    承認を得た場合ならびに相続により本新株予約権を取得した場合はこの限りではない。
   (2)新株予約権者は、新株予約権の目的たる株式にかかる株券が証券取引所(国内外を問わず)に上場され
    た後1年の期間が経過するまで、本新株予約権を行使することができないものとする。当社の株式の上場
    日から1年が経過した日以降は、各新株予約権者は下記の条件に従い(下記計算式により算出された割
    当数に、1個に満たない端数がある場合は切り上げた数とする。)、本新株予約権を行使することがで
    きる。
    ア.当社株式上場日より1年間経過した日より1年間は、割当数の30%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    イ.当社株式上場日より2年間経過した日より1年間は、割当数の60%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    ウ.当社株式上場日より3年間経過した日以降は、割当数の全てについて、新株予約権を行使すること
     ができる。
   (3)新株予約権者が本新株予約権を放棄した場合には、かかる本新株予約権を行使することができないもの
    とする。
   (4)各新株予約権の一部行使はできないものとする。
   (5)行使時において当社が単元株制度を採用している場合、発行される株式が1単元あたりの株式数未満に
    なるような行使はできないものとする。
   (6)新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。なお、当該相続人が死亡した
    場合には、当該相続人の相続人は権利を行使することができないものとする。
   (7)新株予約権の第三者への譲渡、質入その他一切の処分は、当社取締役会の承認のある場合を除き、これ
    を認めないものとする。
   (8)その他の条件については、当社株主総会決議及び取締役会決議に基づき、当社と対象者との間で締結す
    る「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。
  5.(1)当社が消滅会社となる合併契約、または当社が完全子会社となる株式移転計画または株式交換契約、当
    社が分割会社となる会社分割についての分割計画・分割契約に関する議案が株主総会において承認(株
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    主総会の承認を要しない場合は取締役会の決議)されたときは当社は、新株予約権の全部を無償にて取
    得することができる。
   (2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を満たさず、新株予約権を行使できなくなった場合、当社は
    その新株予約権を無償にて取得することができる。
   (3)当社の組織再編に際して定める契約または計画等の条件に従って、以下に定める株式会社の新株予約権
    を新株予約権者に対して交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株
    式会社の新株予約権を交付するものとする。
   ⅰ.合併(当社が消滅する場合に限る。)
    合併後存続する株式会社または合併により設立する株式会社
   ⅱ.吸収分割
    吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部または一部を承継する株式会社
   ⅲ.新設分割
    新設分割により設立する株式会社
   ⅳ.株式交換
    株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
   ⅴ.株式移転
    株式移転により設立する株式会社
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  ③第5回新株予約権
         最近事業年度末現在
                提出日の前月末現在
                (2014年11月30日)
          (2013年12月31日)
  新株予約権の数(個)         -      164個(注)1
  新株予約権のうち自己新株予約
           -       -
  権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の
           -       普通株式
  種類
  新株予約権の目的となる株式の                164株
           -
  数(株)               (注)1、2
  新株予約権の行使時の払込金額
           -     新株予約権1個あたり400,000円
  (円)
               自 2017年1月1日   至 2023年12月25日
  新株予約権の行使期間         -
  新株予約権の行使により株式を
  発行する場合の株式の発行価格         -       (注)3
  及び資本組入額(円)
  新株予約権の行使の条件         -       (注)4
               本新株予約権の譲渡については、当社
  新株予約権の譲渡に関する事項         -
               取締役会の承認を要するものとする。
  代用払込みに関する事項         -       -
  組織再編成行為に伴う新株予約
           -       (注)5
  権の交付に関する事項
  (注) 1.各本新株予約権の目的である株式の数は1株とする。また、当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合
   等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で調整することができる。
  2.当社が株式の分割又は株式の併合を行う場合等、付与株式数の調整を必要とする場合には、合理的な範囲で
   調整することができる。
  3.(1)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1
    項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場
    合は、この端数を切り上げるものとする。
   (2)新株予約権の行使により株式を発行する場合において増加する資本準備金の額は、上記(1)記載の資本金
    等増加限度額から上記(1)に定める増加する資本金の額を減じた額とする。
  4.(1)本新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員(アルバイトを含む)が、
    権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員の地位を喪失した場合には、本新株
    予約権を行使することが出来ない。ただし、定年退職、その他正当な事由があるとして当社取締役会の
    承認を得た場合ならびに相続により本新株予約権を取得した場合はこの限りではない。
   (2)新株予約権者は、新株予約権の目的たる株式にかかる株券が証券取引所(国内外を問わず)に上場され
    た後1年の期間が経過するまで、本新株予約権を行使することができないものとする。当社の株式の上場
    日から1年が経過した日以降は、各新株予約権者は下記の条件に従い(下記計算式により算出された割
    当数に、1個に満たない端数がある場合は切り上げた数とする。)、本新株予約権を行使することがで
    きる。
    ア.当社株式上場日より1年間経過した日より1年間は、割当数の30%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    イ.当社株式上場日より2年間経過した日より1年間は、割当数の60%まで、新株予約権を行使するこ
     とができる。
    ウ.当社株式上場日より3年間経過した日以降は、割当数の全てについて、新株予約権を行使すること
     ができる。
   (3)新株予約権者が本新株予約権を放棄した場合には、かかる本新株予約権を行使することができないもの
    とする。
   (4)各新株予約権の一部行使はできないものとする。
   (5)行使時において当社が単元株制度を採用している場合、発行される株式が1単元あたりの株式数未満に
    なるような行使はできないものとする。
   (6)新株予約権者が死亡した場合は、相続人がこれを行使できるものとする。なお、当該相続人が死亡した
    場合には、当該相続人の相続人は権利を行使することができないものとする。
   (7)新株予約権の第三者への譲渡、質入その他一切の処分は、当社取締役会の承認のある場合を除き、これ
    を認めないものとする。
   (8)その他の条件については、当社株主総会決議及び取締役会決議に基づき、当社と対象者との間で締結す
    る「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。
  5.(1)当社が消滅会社となる合併契約、または当社が完全子会社となる株式移転計画または株式交換契約、当
    社が分割会社となる会社分割についての分割計画・分割契約に関する議案が株主総会において承認(株
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    主総会の承認を要しない場合は取締役会の決議)されたときは当社は、新株予約権の全部を無償にて取
    得することができる。
   (2)新株予約権者が、新株予約権の行使の条件を満たさず、新株予約権を行使できなくなった場合、当社は
    その新株予約権を無償にて取得することができる。
   (3)当社の組織再編に際して定める契約または計画等の条件に従って、以下に定める株式会社の新株予約権
    を新株予約権者に対して交付する旨を定めた場合には、当該組織再編の比率に応じて、以下に定める株
    式会社の新株予約権を交付するものとする。
   ⅰ.合併(当社が消滅する場合に限る。)
    合併後存続する株式会社または合併により設立する株式会社
   ⅱ.吸収分割
    吸収分割をする株式会社がその事業に関して有する権利義務の全部または一部を承継する株式会社
   ⅲ.新設分割
    新設分割により設立する株式会社
   ⅳ.株式交換
    株式交換をする株式会社の発行済株式の全部を取得する株式会社
   ⅴ.株式移転
    株式移転により設立する株式会社
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  (3) 【ライツプランの内容】
  該当事項はありません。
  (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

      発行済株式   発行済株式        資本準備金   資本準備金

           資本金増減額   資本金残高
   年月日   総数増減数   総数残高        増減額   残高
           (千円)   (千円)
      (株)   (株)       (千円)   (千円)
  2009年8月24日
       2,500   6,500  125,000   150,000   125,000   140,000
   (注)1
  2009年12月22日
       334  6,834  25,050  175,050   25,050  165,050
   (注)2
  2011年12月16日
       2,566   9,400  205,280   380,330   205,280   370,330
   (注)3
  2013年4月30日
       2,000  11,400  400,000   780,330   400,000   770,330
   (注)4
  2014年10月31日
       1,700  13,100  1,275,000   2,055,330   1,275,000   2,045,330
   (注)5
  (注) 1.有償第三者割当
   割当先
      ジャフコスーパーV3共有投資事業有限責任組合、ジャフコ・産学バイオインキュ
      ベーション投資事業有限責任組合
   発行価格

      100,000円
   資本組入額
      50,000円
   2.有償第三者割当
   割当先
      ニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合、学校法人慶應義塾
   発行価格
      150,000円
   資本組入額
      75,000円
   3.有償第三者割当
      ジャフコスーパーV3共有投資事業有限責任組合、ジャフコ・産学バイオインキュ
   割当先
      ベーション投資事業有限責任組合、㈱イシイ、インテグラン㈱、極東証券㈱、スル
      ガ銀行㈱、㈱泰正、塚本總業㈱、他個人8名
   発行価格
      160,000円
   資本組入額
      80,000円
   4.有償第三者割当
   割当先
      KISCO㈱、㈱平田牧場、㈱荘内銀行、やまがた地域成長ファンド投資事業有限責任組
      合
   発行価格
      400,000円
   資本組入額
      200,000円
   5.有償第三者割当
   割当先   KISCO㈱、㈱平田牧場、㈱荘内銀行、やまがた地域成長ファンド投資事業有限責任組
      合、TICC卓越企業投資事業有限責任組合、㈱エル・サン、㈱新生銀行、きらやか
      キャピタル㈱、野村ホールディングス㈱、他個人2名
   発行価格
      1,500,000円
      750,000円

   資本組入額
            28/91





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  (5) 【所有者別状況】
                 2014年11月30日現在
          株式の状況
                   単元未満
    政府及び
  区分          外国法人等       株式の状況
        金融商品  その他の      個人
    地方公共  金融機関            計
                   (株)
        取引業者  法人     その他
           個人以外  個人
    団体
  株主数(人)   -  7  4  7  -  -  15  33  -
  所有株式数
     - 1,089  4,208  2,803  -  - 5,000  13,100   -
  (株)
  所有株式数
     -  8.31  32.12  21.40  -  - 38.17  100.00   -
  の割合(%)
   (注) 2014年11月30日現在において、       当社は単元株制度を採用しておりません。
  (6) 【大株主の状況】

                  2014年11月30日現在
                   発行済株式総数
                所有株式数
   氏名又は名称        住所       に対する所有株
                 (株)
                   式数の割合(%)
  ジャフコスーパーV3    共有投資事業
        東京都千代田区大手町1-5-1         3,000   22.90
  有限責任組合
  KISCO株式会社      東京都中央区日本橋本町4-11-2         1,650   12.60

  関山 和秀

        山形県鶴岡市         1,636   12.49
  菅原 潤一

        山形県東田川郡三川町         1,287   9.82
  水谷 英也

        山形県鶴岡市         1,037   7.92
  ジャフコ・産学バイオインキュベー

        東京都千代田区大手町1-5-1          750   5.73
  ション投資事業有限責任組合
  株式会社平田牧場      山形県酒田市みずほ2-17ー8          650   4.96

  ニッセイ・キャピタル4号

        東京都千代田区永田町2-4-8          333   2.54
  投資事業有限責任組合
  株式会社荘内銀行      山形県鶴岡市本町1-9-7          316   2.41

  やまがた地域成長ファンド

        東京都千代田区大手町2-2-2          316   2.41
  投資事業有限責任組合
                 10,975   83.78
    計       -
  (注) 上記の割合   は小数点以下第3位を四捨五入して算出しています。
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  (7) 【議決権の状況】
  ① 【発行済株式】
                 2014年11月30日現在
    区分    株式数(株)    議決権の数(個)      内容
  無議決権株式       -    -     -

  議決権制限株式(自己株式等)       -    -     -

  議決権制限株式(その他)       -    -     -

  完全議決権株式(自己株式等)       -    -     -

  完全議決権株式(その他)      普通株式 13,100      13,100     -

  単元未満株式       -    -     -

  発行済株式総数        13,100    -     -

  総株主の議決権       -    13,100     -

  ② 【自己株式等】

  該当事項はありません。
  (8) 【ストックオプション制度の内容】

   当社は、新株予約権によるストック・オプション制度を採用しております。
  ①第3回新株予約権

  決議年月日              2012年4月19日

               当社監査役 1

  付与対象者の区分及び人数(名)              当社従業員 17
               社外協力者 7
  新株予約権の目的となる株式の種類          「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。

  株式の数(株)              同上

  新株予約権の行使時の払込金額              同上

  新株予約権の行使期間              同上

  新株予約権の行使の条件              同上

  新株予約権の譲渡に関する事項              同上

  代用払込みに関する事項              同上

  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項              同上

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  ②第4回新株予約権
  決議年月日              2013年6月27日

               当社従業員 22
  付与対象者の区分及び人数(名)
               社外協力者 5
  新株予約権の目的となる株式の種類          「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。
  株式の数(株)              同上

  新株予約権の行使時の払込金額              同上

  新株予約権の行使期間              同上

  新株予約権の行使の条件              同上

  新株予約権の譲渡に関する事項              同上

  代用払込みに関する事項              同上

  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項              同上

  ③第5回新株予約権

  決議年月日              2014年1月16日

  付与対象者の区分及び人数(名)              当社従業員 31

  新株予約権の目的となる株式の種類          「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。

  株式の数(株)              同上

  新株予約権の行使時の払込金額              同上

  新株予約権の行使期間              同上

  新株予約権の行使の条件              同上

  新株予約権の譲渡に関する事項              同上

  代用払込みに関する事項              同上

  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項              同上

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 2 【自己株式の取得等の状況】
   【株式の種類等】    該当事項はありません。
  (1) 【株主総会決議による取得の状況】
  該当事項はありません。
  (2) 【取締役会決議による取得の状況】

  該当事項はありません。
  (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

  該当事項はありません。
  (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

  該当事項はありません。
 3 【配当政策】

  当社は会社法第454条    第5項に規定する   中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、配当に関しては年1回
  の期末配当及び業績に応じて中間配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、
  期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。但し、当社は創業以来配当を実施しておら
  ず、当面は内部留保による財務体質の強化及び研究開発活動への再投資を優先する方針であります。
 4 【株価の推移】

  当社株式は非上場であるため、該当事項はありません。
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 5 【役員の状況】
  男性7名  女性1名(役員のうち女性の比率12.5%)
  (1) 取締役の状況
                    所有株式数
  役名  職名  氏名  生年月日      略歴     任期
                    (株)
           2007年9月  当社設立 代表取締役社長就任
   取締役会
  取締役    関山 和秀  1983年1月2日生   2014年6月  当社取締役兼代表執行役就任(現任)     (注)3  1,636
   議長
           2014年9月  Xpiber㈱代表取締役社長就任(現任)
           2007年9月  当社設立 取締役就任
           2009年4月  当社相談役就任
  取締役  -  菅原 潤一  1984年4月28日生   2011年4月  当社取締役就任     (注)3  1,287
           2014年6月  当社取締役兼執行役就任(現任)
           2014年9月  Xpiber㈱取締役就任(現任)
           2005年12月  監査法人トーマツ(現有限責任監査法
             人トーマツ)入所
           2007年9月  当社設立 取締役就任
   指名委員会
  取締役    水谷 英也  1982年12月8日生           (注)3  1,037
   委員長
           2008年2月  みかさ監査法人入所
           2014年6月  当社取締役兼執行役就任(現任)
           2014年9月  Xpiber㈱取締役就任(現任)
           2006年8月  アクセンチュア㈱入社
           2013年10月  当社入社
   報酬委員会
  取締役    東 憲児  1982年2月6日生   2014年3月  当社取締役就任     (注)3   40
   委員長
           2014年6月  当社取締役兼執行役就任(現任)
           2014年9月  Xpiber㈱取締役就任(現任)
           2003年4月  ㈱ジャフコ入社
           2009年11月  当社取締役就任
           2011年11月  ㈱ジャフコ 投資部
   指名委員会
             産学連携投資グループリーダー
   委員
           2014年7月  当社取締役退任
  取締役    伊藤 毅  1976年12月21日生           (注)3   -
   報酬委員会
           2014年8月  De Lorean Ventures㈱(  現Beyond
   委員
             Next Ventures 株式会社)設立
             代表取締役社長就任(現任)
           2014年10月  当社取締役就任(現任)
           1971年3月  日商岩井(現㈱双日㈱)入社
           2002年4月  日商岩井プラスチック㈱(現双日プラ
             ネット㈱入社
   監査委員会
  取締役    岡田 憲明  1948年7月22日生   2002年4月  同社 監査室長     (注)3   -
   委員長
           2010年10月  双日塑料有限公司入社
           2014年6月  当社取締役就任(現任)
           2014年9月  Xpiber㈱監査役就任(現任)
           1997年4月  奧野総合法律事務所入所
   指名委員会
           2013年2月  荒井東京法律事務所設立
   委員
  取締役    荒井 俊行  1970年2月5日生     所長弁護士就任(現任)     (注)3   -
   監査委員会
           2013年6月  ㈱ニフコ監査役就任(現任)
   委員
           2014年6月  当社取締役就任(現任)
           1993年4月  ㈱東洋情報シス(現TIS㈱)入社
           2002年10月  新日本監査法人(現有限責任あずさ監
             査法人)入所
           2006年7月  アセット・インベスターズ㈱(現マー
             チャント・バンカーズ㈱)入社
           2008年3月  ㈱エムケーキャピタルマネージメン
   報酬委員会
      松橋 香里
             ト(現㈱イデラ・キャピタルマネジメ
   委員
      (戸籍名:
             ント)入社
  取締役      1969年6月7日生           (注)3   -
     細谷 香里)
   監査委員会
           2009年5月  ルミナスコンサルティング㈱代表
   委員
             (現任)
             松橋香里公認会計士事務所代表
             (現任)
             NTSホールディングス㈱    社外監査役
           2010年6月
             (現任)
           2014年6月  当社取締役就任(現任)
          計          4,000
  (注) 1.取締役のうち、伊藤毅、岡田憲明、荒井俊行、松橋(細谷)香里は、社外取締役であります。
   2.2014年6月2日開催の定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって委
   員会設置会社(現在の指名委員会等設置会社)に移行しました。
   3.取締役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時ま
   でであります。
   4.2014年11月30日現在の状況を記載しております。
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  (2) 執行役の状況
                    所有株式数
  役名   職名   氏名   生年月日    略歴   任期
                    (株)
          (1) 取締役の状況参照
  代表執行役   -  関山 和秀        同左   (注)  1,636
          (1) 取締役の状況参照
  執行役  研究開発部門長    菅原 潤一        同左   (注)  1,287
          (1) 取締役の状況参照
  執行役  経営管理部門長    水谷 英也        同左   (注)  1,037
          (1) 取締役の状況参照
  執行役  事業開発部門長    東 憲児        同左   (注)   40
          計          4,000

  (注) 1.執行役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結後に招
   集される締役会の終結の時までであります。
   2.2014年11月30日現在の状況を記載しております。
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 6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
  (1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】
  ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
  当社は、「『会社』は『社会』のためにある。」という基本姿勢のもと、当社の意思決定や行動が法令や市場の
  ルールに反していないかという適法性を重視するだけではなく、社会の要請に反していないか、社会への貢献性を
  重視しております。コンプライアンスの徹底、経営の透明性、迅速な意思決定を目指して、最適な経営管理体制の
  構築に努めております。
  ② 企業統治の体制

  当社の機関設計を指名委員会等設置会社としております。指名委員会等設置会社では、経営の監督機能と業務執
  行機能が明確に分離され、当社では取締役会が法令の範囲内で業務執行の権限を大幅に執行役に移譲することによ
  り、意思決定の迅速化を図っております。また、経営の監督機能の強化のため、指名・監査・報酬の3委員会の委
  員には代表執行役が就任せず、いずれの委員会もその過半数は社外取締役中心で構成しております。
  (ⅰ) 株主総会
   株主総会の決議は、法令又は定款に別段の定めがある場合を除き、出席した議決権を行使することができる株
  主の議決権の過半数をもって行うものであります。
   会社法第309条第2項に定める株主総会における決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数
  を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行うものであります。
  (ⅱ) 取締役会
   8名の取締役(うち4名が会社法第2条第15号で規定する社外取締役)から構成されており、原則毎月1回ま
  たは必要に応じて随時開催しております。経営の最高意思決定機関であるとともに、業務執行の監督を行いま
  す。取締役会では重要な経営の意思決定に十分な時間をかけるために、執行役会へ大幅に権限を委譲することに
  より、決議事項を重要事項に絞っております。
  (ⅲ)  指名委員会・監査委員会・報酬委員会
   指名委員会等設置会社として、法定の指名、監査、報酬の3委員会を設置しております。それぞれ3名の取締
  役(指名委員会、報酬委員会はうち2名が社外取締役、監査委員会はすべて社外取締役)から構成されておりま
  す。また、監査委員は、当社若しくは当社の子会社の執行役又は当社の子会社の会計参与もしく若しくは支配人
  その他の使用人を兼務することはできません。監査委員会は原則毎月1回開催し、取締役会へ監査結果を報告し
  ております。
  (ⅳ) 執行役会
   執行役は、取締役会の決議によって選任され、取締役会から委任を受けた当社の業務の執行の決定及び当社の
  業務の執行を行なっております。
  (ⅴ)  各種委員会
   経営横断的な事項につきましては、機能別に各種委員会を設置し、課題への対策を講じております。
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  ③ 内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況
  (ⅰ)内部統制システムの整備の状況
  当社は、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、法令等の遵守などを内部統制目標とし、企業行動の適正
  化を推進するための内部統制システムの強化に努めております。当社は指名委員会等設置会社であるため、取締役
  会は、会社法第416条の規定に基づいて監査委員会の職務の執行のために必要なものとして以下(a)に掲げる事項
  を、執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務並びに当該株
  式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要なものとして以下(b)に掲げる事項を決
  定しています。
  (a)  監査委員会の職務の執行のために必要な事項
  ・監査委員会は、監査委員会の監査を補助すべき使用人を置くことを求めることができるとしています。
  ・前号で指名することができる監査委員会を補助すべき使用人は、執行役から独立して業務を遂行することがで
   きるものとしています。また、監査委員会を補助すべき使用人の選任及び解任は、監査委員会の決定にて行う
   ことができるものとしています。
  ・執行役は、毎月開催される取締役会に出席して、また監査委員会の求めに応じて監査委員会に出席して、執行
   状況を報告することとしています。
  ・執行役は、当社に著しい損害を及ぼす恐れがある事実を発見した場合には、直ちに監査委員会に当該事実を報
   告することとしています。
  ・監査委員会は必要に応じ、グループ会社の取締役等及び従業員に対し報告を求めることができ、また監査委員
   会へ報告をした者が当該報告を理由として不利な扱いを受けないものとしています。
  ・監査委員会は、内部監査人の実施する内部監査に係る年次計画について事前に説明を受け、その修正等を求め
   ることができ、また内部監査の実施状況について適宜報告を受け、必要があると認めるときは追加監査の実施
   等を求めることができるとしています。
  ・執行役、内部監査人および会計監査人は、それぞれ監査委員会と適宜会合を持ち、当社が対処すべき課題、監
   査委員会による監査の環境整備の状況、監査上の重要課題等について意見を交換し、執行役、会計監査人およ
   び監査委員会の間で相互認識を深めています。
  ・監査委員会は、執行役等の職務の執行の監督の目的から、経営にかかわる重要な会議に選定監査委員を出席さ
   せることができ、また必要に応じて選定監査委員は議事録・会議資料等を閲覧することができるとしていま
   す。
  ・監査委員の職務の執行に関して生ずる費用は当社が負担しています。
  (b)  執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他当社グループの業務の適正を

  確保するための体制の整備に関する事項
  ・各執行役は、文書管理に関する社内規則類の定めるところに従い、職務の執行に係る情報を適切に保存し閲覧
   が可能なように管理しております。
  ・当社は、リスク管理を経営戦略の重要事項と位置付け、リスク管理体制を構築しその有効性・適切性を維持す
   ることで経営の健全性を図っております。
  ・各執行役の職務は、「取締役会規程」にて規定された領域とし、事業計画の策定、経営資源の配分および組織
   の構築と運営を行っております。運営に際しては、「職務権限表」に基づき具体的な意思決定を行っておりま
   す。
  ・「執行役会規程」に沿って、執行役会を月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催し、事業計画の
   進捗状況を確認するとともに、重要事項の決定およびリスクへの機動的な対応を図っております。
  ・適正な財務報告を確保するため、関連する法令に基づき適切な会計処理を選択し、その内容を規程として定め
   た上で全従業員に周知するとともに、適切に運用しております。また、財務報告の信頼性にかかわるリスクを
   把握し、予防・是正できる体制を構築するために、財務報告にかかわる重要な情報が適時・適切に報告される
   仕組みを整備しております。
  f)反社会的勢力とのかかわりを排除するため、「反社会的勢力への対応に関する規程」及び「反社会的勢力対応
   ガイドライン」を策定し、反社会的勢力に対する当社としての姿勢及び具体的対応を従業員に周知するととも
   に、新規取引先との契約締結又は取引にあたっては事前に調査を行う体制を構築しております。
  (ⅱ)内部統制システムの運用状況の概要

  当社では、上記方針に基づいて、内部統制体制の整備とその適切な運用に努めております。その概要は次の通り
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  であります。
  a)コンプライアンスに関する取り組み
   執行役及び従業員が当社における重大な法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実を発見した場
   合の報告体制として、内部通報制度を構築しております         。
  b)リスク管理に関する取り組み
   当社代表執行役が主導して、リスク管理の方針・体制の整備、運用等を継続的に実施しております。また、
   当社グループのリスク管理の状況について確認を行っているほか、重大性及び緊急性等のあるリスクが生じた
   場合、その対応策等を講じております。
    その他、リスク管理の状況を当社取締役会及び監査委員会に報告しています。
  c)子会社管理に関する取り組み 
   当社は、当社子会社が当社執行役会に対し事前承認を求める、または報告すべき事項をまとめた「関係会社
   管理規定」等に基づき、必要に応じて当社子会社から承認申請・報告を受けております。また、「関係会社管
   理規程」に沿って、当社企業集団の業務の適正を確保するための体制整備にかかわる指導および管理を行って
   おります。
  ④ 内部監査及び監査委員会監査
  内部監査担当者は2名であり、年間計画に従い当社グループのすべての部門を対象に、業務全般にわたり監査を
  実施し、監査結果は書面により代表執行役へ報告され、監査委員会にもその写しを提出しております。
  監査委員は、取締役会、執行役会及びその他社内の重要な会議への出席や全部門の計画的な監査を実施しており
  ます。また、期初に会計監査人から当該年度監査計画の説明を受け、事業年度末やその他必要に応じて監査手続や
  監査結果について会計監査人から直接報告を受けております。
  ⑤ 会計監査の状況

  当社は、監査法人と監査契約を締結し、監査委員会と連携の上、会計監査を実施しております。
  a)監査法人の名称
   有限責任監査法人トーマツ
  b)業務を執行した公認会計士
   指定有限  責任社員・業務執行社員 片岡久依
   指定有限責  任社員・業務執行社員 加藤博久
  c)監査業務に係る補助者の構成
   公認会計士8名、その他7名
  ⑥ 社外取締役

  当社は社外取締役を選任するにおいて、過去に当社又は当社の特定関係事業者(会社法施行規則第2条第3項第
  19号の定義による)の業務執行者であったことがなく、過去2年間に当社又は当社の特定関係事業者から多額の金
  銭その他の財産(取締役、取締役就任前の顧問としての報酬は除く)を受けたことはなく、今後も受ける予定がな
  い等、社外取締役としての職務を遂行する上で重大な利益相反を生じさせる恐れがないこと、また業務上の経験、
  法律、会計、経営などの専門的な知識を有していることを、選任に係る基本方針としております。当社の社外取締
  役は「5.役員の状況 (1)取締役の状況」に記載のとおりでありますが、当社の知りうる限り、当社又は当社の特
  定関係事業者の業務執行者及びその配偶者、3親等以内の親族関係にはなく、人的関係、資本的関係又は取引関係
  その他の利害関係はありません。また、当社は、社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針として
  明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立し
  た立場で社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。社外取締
  役が各自の見識及び経験に基づき、取締役会並びに法定委員会である指名委員会、監査委員会及び報酬委員会にお
  いて、第三者の視点から助言等を行うことにより、当社のコーポレート・ガバナンス体制において、経営監視機能
  を発揮することが期待されており、実際にそのような機能を果たしていると考えております。なお、社外取締役
  は、常勤監査委員、内部監査人及び会計監査人による監査結果について報告を受け、必要に応じて随時、意見交換
  を行うことで相互の連携を高めております。
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  ⑦ 役員報酬の内容
  (ⅰ)提出会社の役員区分ごとの報酬当の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
          報酬等の種類別の総額(千円)
                  対象となる
      報酬等の総額
   役員区分               役員の員数
      (千円)
            ストック
                  (名)
         基本報酬      賞与
            オプション
   取締役    19,700   19,700   -   -   8
  うち社外取締役     5,800   5,800  -   -   4

   執行役    9,000   9,000  -   -   4

   監査役     500   500        1

  (注)  1. 当社は、2014年6月2日開催の臨時株主総会の決議により、監査役設置会社から指名委員会等設置会社へ
   移行しております。この決議に伴い、監査役1名(うち社外監査役1名)が同総会の終結の時をもって退任
   した後は監査役はおりません。
   2. 執行役を兼任する取締役4名に対する報酬等の額は、取締役として受ける報酬等の額と執行役として受ける
   報酬等の額を区分して表示しております。ただし、当該取締役が、執行役就任前の期間において取締役とし
   て受けていた報酬等の額につきましては、取締役に対する報酬等の額に含めております。
   3.取締役兼執行役1名に対し、第6回新株予約権15個を付与予定ですが、2014年3月31日開催の定時株主総会
   の決議により取締役に就任する前は当社の従業員であったため、この個人業績に対するものであります。
  (ⅱ)役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法

  a)基本方針
   報酬委員会は、社内取締役1名と社外取締役2名で構成されており、株主をはじめ第三者に対する説明責任を
  果たし得る公正かつ合理性の高い報酬内容を決定することを基本方針としております。
  b)取締役報酬
   定額の基本報酬のみであります。各取締役の役割、業務分担等に応じた定額としております。
  c)執行役報酬
   月額基本報酬で構成され、各執行役の役割、業務分担等に応じた定額としております。
  ⑧ 責任限定契約の内容の概要

  当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、取締役会決議によって、取締役(取締役であった者を含む。)に生
  じた会社法第423条第1項の損害賠償責任を免除することが出来る旨を定款に定めております。また、当社と社外取
  締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており
  ます。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、社外取締役は480万円(常勤社外取締役は0万円)と会社法第425
  条第1項に定める最低責任限度額とのいずれか高い額としております。
  ⑨ 取締役の定数

  当社の取締役は10名以内とする旨を定款に定めております。
  ⑩ 執行役の定数

  当社の執行役は10名以内とする旨を定款に定めております。
  ⑪ 取締役の選任及び解任の方法

  取締役の選任及び解任決議において、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主
  が出席し、出席した株主の議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。なお、取締役の選任に
  ついては、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。
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  ⑫株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項
   当社は、以下について株主総会の決議によらず、取締役会で決議することができる旨を定款に定めておりま
  す。
  (ⅰ) 取締役の責任を免除することができる旨
  (職務遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため)
  (ⅱ) 執行役の責任を免除することができる旨
  (職務遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため)
  (ⅲ) 中間配当をすることができる旨
  (将来、株主への利益還元を機動的に行えるようにするため)
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  (2) 【監査報酬の内容等】
  ① 【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
       最近事業年度の前事業年度         最近事業年度  度

   区分
      監査証明業務に    非監査業務に    監査証明業務に    非監査業務に
      基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)
  提出会社       19,000    2,000    12,500    1,000
  連結子会社       -    -    -    -

   計     19,000    2,000    12,500    1,000

  (注) 1.「金融商品取引法に基づく監査証明業務に対する報酬」及び最近事業年度の前事業年度の「非監査業務に対
   する報酬」に関しましては、翌事業年度以降の業績に反映される見込みであります。
   2.監査証明業務に基づく報酬の内訳は以下のとおりであります。
       最近事業年度の前事業年度         最近事業年度度
          金融商品取引法に基づく        金融商品取引法に基づく
   区分
      会社法に基づく監査証明
              会社法に基づく監査証明
          監査証明業務に対する報        監査証明業務に対する報
     業務に対する報酬   (千円)
              業務に対する報酬(千円)
           酬(千円)        酬(千円)
   提出会社       -   19,000    2,500    10,000
   連結子会社       -    -    -    -
   計      -   19,000    2,500    10,000
  ② 【その他重要な報酬の内容】

  (最近事業年度の前事業年度)
   該当事項はありません。
  (最近事業年度)

   該当事項はありません。
  ③ 【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】

  (最近事業年度の前事業年度)
   第6期(2012年1月1日から2012年12月31日まで)の期首残高調査業務であります。
  (最近事業年度)

   第7期(2013年1月1日から2013年12月31日まで)の期首残高調査業務であります。
  ④ 【監査報酬の決定方針】

   当社は、事業の規模や業務の特性等を勘案して監査日数等を検討し、監査報酬を決定しております。
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 第5 【経理の状況】
 1.財務諸表の作成方法について

  当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて
  作成しております。
 2.監査証明について

  当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前事業年度(2012年1月1日から2012年12月31日まで)
  及び当事業年度(2013年1月1日から2013年12月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監
  査を受けております。
 3.連結財務諸表について

  当社は子会社を有していないため、連結財務諸表を作成しておりません。
 4.財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

  当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を
  適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、監査法人等が主催す
  る研修会への参加を行っております。
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 1 【財務諸表等】
  (1) 【財務諸表】
  ① 【貸借対照表】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2012年12月31日)     (2013年12月31日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金            272,717     538,666
   原材料及び貯蔵品            2,563     15,065
   前渡金            -    88,441
   前払費用            2,100     15,535
   未収入金            16     3,688
   立替金            86    43,691
               34    10,249
   その他
   流動資産合計            277,518     715,339
  固定資産
   有形固定資産
   建物(純額)           45,212     160,620
   構築物(純額)            -    82,662
   機械及び装置(純額)           28,434     33,077
   車両運搬具(純額)            -     234
              32,668     52,022
   工具、器具及び備品(純額)
             ※1 106,315    ※1 328,616
   有形固定資産合計
   無形固定資産
               250     1,457
   ソフトウエア
   無形固定資産合計            250     1,457
   投資その他の資産
               -    69,883
   長期前払費用
   投資その他の資産合計            -    69,883
   固定資産合計            106,566     399,956
  資産合計            384,084     1,115,296
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                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2012年12月31日)     (2013年12月31日)
  負債の部
  流動負債
   未払金            17,751     18,959
   未払費用            2,196     3,575
   未払法人税等            1,053     3,569
             ※2 141,666    ※2 386,980
   前受金
   預り金            1,370     1,862
   前受収益            -    10,015
               2,921      -
   その他
   流動負債合計            166,960     424,962
  固定負債
   長期前受収益            -    36,814
   繰延税金負債            561     1,156
              19,874     32,926
   資産除去債務
   固定負債合計            20,435     70,897
  負債合計            187,396     495,860
  純資産の部
  株主資本
   資本金            380,330     780,330
   資本剰余金
              370,330     770,330
   資本準備金
   資本剰余金合計           370,330     770,330
   利益剰余金
   その他利益剰余金
              △553,971     △931,224
    繰越利益剰余金
   利益剰余金合計           △553,971     △931,224
   株主資本合計            196,688     619,435
  純資産合計            196,688     619,435
  負債純資産合計             384,084     1,115,296
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  ② 【損益計算書】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)      至 2013年12月31日)
  営業収益
              58,333     163,888
  契約金収入
  営業収益合計            58,333     163,888
  営業費用
             ※1,※2 310,262    ※1,※2 624,835
  販売費及び一般管理費
  営業費用合計            310,262     624,835
  営業損失(△)            △251,929     △460,946
  営業外収益
  受取利息             81     91
  助成金収入            1,000     91,147
               15     1,394
  雑収入
  営業外収益合計            1,097     92,634
  営業外費用
               -     2,800
  株式交付費
  営業外費用合計             -     2,800
  経常損失(△)            △250,832     △371,112
  特別利益
               2,800      -
  新株予約権戻入益
  特別利益合計            2,800      -
  特別損失
                   ※3 4,326
               -
  固定資産除却損
  特別損失合計             -     4,326
  税引前当期純損失(△)            △248,032     △375,438
  法人税、住民税及び事業税
               303     1,218
              △1,642      594
  法人税等調整額
  法人税等合計             △1,339     1,813
  当期純損失(△)            △246,693     △377,252
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  ③ 【株主資本等変動計算書】
 前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
                  (単位:千円)
          株主資本
                   純資産
        資本剰余金    利益剰余金
                 新株予約権
               株主資本
                    合計
      資本金
         資本剰余金  繰越利益剰余  利益剰余金合
                合計
       資本準備金
          合計  金  計
  当期首残高    380,330  370,330  370,330  △307,278  △307,278  443,381  2,800  446,181
  当期変動額
  新株の発行         -      -    -
  当期純損失(△)         △246,693  △246,693  △246,693    △246,693
  株主資本以外の項目
                  △2,800  △2,800
  の当期変動額(純
  額)
  当期変動額合計     -  -  - △246,693  △246,693  △246,693  △2,800 △249,493
  当期末残高    380,330  370,330  370,330  △553,971  △553,971  196,688   - 196,688
 当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

                  (単位:千円)
          株主資本
                   純資産
        資本剰余金    利益剰余金
                 新株予約権
               株主資本
                    合計
      資本金
         資本剰余金  繰越利益剰余  利益剰余金合
                合計
       資本準備金
          合計  金  計
  当期首残高    380,330  370,330  370,330  △553,971  △553,971  196,688   - 196,688
  当期変動額
  新株の発行    400,000  400,000  400,000      800,000    800,000
  当期純損失(△)         △377,252  △377,252  △377,252    △377,252
  株主資本以外の項目
                    -
  の当期変動額(純
  額)
  当期変動額合計    400,000  400,000  400,000  △377,252  △377,252  422,747   - 422,747
  当期末残高    780,330  770,330  770,330  △931,224  △931,224  619,435   - 619,435
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  ④ 【キャッシュ・フロー計算書】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)      至 2013年12月31日)
  営業活動によるキャッシュ・フロー
  税引前当期純損失(△)            △248,032     △375,438
  減価償却費            39,165     59,673
  株式交付費             -     2,800
  受取利息             △81     △91
  有形固定資産除売却損益(△は益)             -     4,326
  助成金収入            △1,000     △91,147
  新株予約権戻入益            △2,800      -
  貯蔵品の増減額(△は増加)            △2,563     △12,501
  立替金の増減額(△は増加)             79    △43,605
  前渡金の増減額(△は増加)             -    △88,441
  前払費用の増減額(△は増加)            1,288     △83,319
  未収入金の増減額(△は増加)            5,428     △3,671
  未収消費税等の増減額(△は増加)            2,886     △13,112
  未払金の増減額(△は減少)            11,330     △156
  未払法人税等の増減額(△は減少)            △410     1,600
  未払費用の増減額(△は減少)             564     1,378
  前受金の増減額(△は減少)            141,666     245,313
  預り金の増減額(△は減少)             413     492
  前受収益の増減額(△は減少)             -    46,829
               △861     3,702
  その他
  小計            △52,923     △345,369
  法人税等の支払額
               △303     △303
  助成金の受取額            1,000     87,459
  利息の受取額             81     91
               15     1,394
  その他
  営業活動によるキャッシュ・フロー            △52,129     △256,726
  投資活動によるキャッシュ・フロー
  有形固定資産の取得による支出            △109,136     △273,143
               △159    △1,381
  無形固定資産の取得による支出
  投資活動によるキャッシュ・フロー            △109,296     △274,524
  財務活動によるキャッシュ・フロー
               -    797,200
  株式の発行による収入
  財務活動によるキャッシュ・フロー             -    797,200
  現金及び現金同等物の増減額(△は減少)            △161,425     265,949
  現金及び現金同等物の期首残高             434,142     272,717
             ※1 272,717    ※1 538,666
  現金及び現金同等物の期末残高
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  【注記事項】
  (重要な会計方針)
 前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
 1.棚卸資産の評価基準及び評価方法
  個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。
 2.固定資産の減価償却の方法

  (1) 有形固定資産
  定率法(ただし、建物(附属設備を除く)は定額法)を採用しております。
  なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
   建物     15~24年
   機械及び装置     4~7年
   工具、器具及び備品     2~8年
  (2) 無形固定資産

  定額法を採用しております。
   なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
   自社利用のソフトウェア     3~5年
  (3) 長期前払費用

  主に、支出の効果が及ぶ期間で均等償却しております。
 3.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

  随時引き出し可能な預金からなっております。
 4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

  消費税等の会計処理
  消費税等は、税抜方式によっております。
 当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

 1.棚卸資産の評価基準及び評価方法
  個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。
 2.固定資産の減価償却の方法

  (1) 有形固定資産
  定率法(ただし、建物(附属設備を除く)は定額法)を採用しております。
  なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
   建物     15~24年
   構築物      7年
   機械及び装置     4~7年
   車両運搬具      7年
   工具、器具及び備品     4~10年
  (2) 無形固定資産

  定額法を採用しております。
   なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
   自社利用のソフトウェア      5年
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  (3) 長期前払費用
  主に、支出の効果が及ぶ期間で均等償却しております。
 3.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

  随時引き出し可能な預金からなっております。
 4.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

  ① 繰延資産の会計処理
   株式交付費及び創立費は、支出時に全額費用処理しております。
  ② 消費税等の会計処理
   消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
  (貸借対照表関係)

 ※1 有形固定資産の減価償却累計額
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2012年12月31日)     (2013年12月31日)
   有形固定資産の減価償却累計額            75,692     130,627
 ※2 前受金

  当社と小島プレス工業㈱との間で締結した「包括的共同事業化に関する契約書」に基づき、同社から受領した対
  価のうちの収益未計上分であります。当契約の対価は、契約期間を通して均等按分しております。
  (損益計算書関係)

 ※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は次のとおりであります。
            前事業年度     当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
   研究開発費           244,179 千円    504,353 千円
   減価償却費           1,155 千円    3,411 千円
   役員報酬           25,200 千円    20,700 千円
   おおよその割合

   販売費            1%     4%
   一般管理費            99%     96%
 ※2 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

            前事業年度     当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
             244,179 千円    504,353 千円
 ※3 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

            前事業年度     当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
   建物            -千円     3,791千円
   機械及び装置            -    408千円
   工具、器具及び備品            -    125千円
      計         -    4,326千円
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  (株主資本等変動計算書関係)
 前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
 1.新株予約権に関する事項
                   当事業
           新株予約権の目的となる株式の数(株)
        新株予約権の
                   年度末
  区分  新株予約権の内訳    目的となる
          当事業年度  当事業年度  当事業年度   当事業  残高
        株式の種類
           期首  増加  減少  年度末  (千円)
  提出会社   第1回新株予約権    普通株式    56  -  56  -  -
  提出会社   第2回新株予約権    普通株式    40  -  40  -  -
  提出会社   第3回新株予約権    普通株式    -  229  24  205  -
    合計        96  229  120  205  -
  (注) 1.第1回新株予約権及び第2回新株予約権の減少は、権利放棄によるものであります。
   2.第3回新株予約権の増加は、新株予約権の発行によるものであります。
   3.第3回新株予約権の減少は、権利者の退職に伴う消滅によるものであります。
   4.第3回新株予約権は、当事業年度末において、権利行使期間の初日が到来していません。
 当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

 1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度    当事業年度    当事業年度    当事業年度末
      期首株式数(株)    増加株式数(株)    減少株式数(株)    株式数(株)
  発行済株式
  普通株式(注)1      9,400    2,000    -   11,400
   合計     9,400    2,000    -   11,400
  (注) 1.普通株式の発行済株式総数の増加2,000株は、        2013年4月30日  を払込期日とする第三者割当増資の新株の発行
   によるものであります。
 2.新株予約権に関する事項

                   当事業
           新株予約権の目的となる株式の数(株)
        新株予約権の
                   年度末
  区分  新株予約権の内訳    目的となる
          当事業年度  当事業年度  当事業年度   当事業  残高
        株式の種類
           期首  増加  減少  年度末  (千円)
  提出会社   第3回新株予約権    普通株式   205  -  -  205  -
  提出会社   第4回新株予約権    普通株式    -  144  -  144  -
    合計       205  144  -  349  -
  (注) 1.第4回新株予約権の増加は、新株予約権の発行によるものであります。
   2.第3回新株予約権及び第4回新株予約権は、当事業年度末において、権利行使期間の初日が到来していませ
   ん。
 3.配当に関する事項

  該当事項はありません。
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  (キャッシュ・フロー計算書関係)
 ※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
            前事業年度     当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
            至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
   現金及び預金勘定           272,717千円     538,666千円
   預入期間が3ケ月を超える定期預金            -     -
   現金及び現金同等物           272,717     538,666
 2 重要な非資金取引の内容

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
   前事業年度に計上した資産除去債務の額については、重要性が乏しいため、記載を省略しております。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

   当事業年度に計上した資産除去債務の額については、重要性が乏しいため、記載を省略しております。
  (金融商品関係)

 前事業年度(自   2012年1月1日 至    2012年12月31日)
 1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に株式発行)を調達しております。一時的な余資は主に流動
  性の高い金融資産で運用しております。投機的な取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である未収入金は、信用リスクが極めて低い相手先への債権であり、かつ短期間のうちに回収される
  ため、留意すべきリスク等はありません。
   営業債務である未払金及び預り金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。未払法人税等は、全
  てが1年以内に納付期限が到来するものであります。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくな
  るリスク)に晒されております。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

  資金調達に係る流動性リスクの管理
   当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維
  持などにより流動性リスクを管理しております。
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 2.金融商品の時価等に関する事項
  貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
       貸借対照表計上額
             時価(千円)     差額(千円)
        (千円)
  (1) 現金及び預金
          272,717     272,717      -
  (2) 未収入金
           16     16     -
  (3) 立替金
           86     86     -
  資産計        272,820     272,820      -
  (1) 未払金
          17,751     17,751      -
  (2) 未払法人税等
          1,053     1,053     -
  (3) 預り金
          1,370     1,370     -
  負債計        20,175     20,175      -
  (注) 1.金融商品の時価の算定方法に関する事項

  資 産
  (1) 現金及び預金、(2)   未収入金、(3)立替金
   これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
   ております。
  負 債

  (1) 未払金、(2)  未払法人税等、(3)   預り金
   これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
   ております。
 3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

           1年超    5年超
       1年以内            10年超
           5年以内    10年以内
       (千円)            (千円)
           (千円)    (千円)
  現金及び預金      272,717     -    -    -
  未収入金       16    -    -    -
  立替金       86    -    -    -
   合計     272,820     -    -    -
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 当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)
 1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に株式発行)を調達しております。一時的な余資は主に流動
  性の高い金融資産で運用しております。投機的な取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である未収入金は、信用リスクが極めて低い相手先への債権であり、かつ短期間のうちに回収される
  ため、留意すべきリスク等はありません。
   営業債務である未払金及び預り金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。未払法人税等は、全
  てが1年以内に納付期限が到来するものであります。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくな
  るリスク)に晒されております。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

  資金調達に係る流動性リスクの管理
   当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維
  持などにより流動性リスクを管理しております。
 2.金融商品の時価等に関する事項

  貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
       貸借対照表計上額
             時価(千円)     差額(千円)
        (千円)
  (1) 現金及び預金
          538,666     538,666      -
  (2) 未収入金
          3,688     3,688     -
  (3) 立替金
          43,691     43,691      -
  資産計        586,046     586,046      -
  (1) 未払金
          18,959     18,959      -
  (2) 未払法人税等
          3,569     3,569     -
  (3) 預り金
          1,862     1,862     -
  負債計        24,391     24,391      -
  (注)1.金融商品の時価の算定方法に関する事項
  資  産
  (1) 現金及び預金、(2)   未収入金、(3)立替金
   これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
   ております。
  負  債
  (1) 未払金、(2)  未払法人税等、(3)   預り金
   これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
   ております。
 3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

           1年超    5年超
       1年以内            10年超
           5年以内    10年以内
       (千円)            (千円)
           (千円)    (千円)
  現金及び預金      538,666     -    -    -
  未収入金       3,688    -    -    -
  立替金      43,691     -    -    -
   合計     586,046     -    -    -
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  (ストック・オプション等関係)
 前事業年度(自   2012年1月1日 至    2012年12月31日)
 1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
  該当事項はありません。
 2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

                  (単位:千円)
               前事業年度
              (自 2012年1月1日
               至 2012年12月31日)
  新株予約権戻入益                  2,800
 3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

  (1) ストック・オプションの内容
         第1回新株予約権    第2回新株予約権    第3回新株予約権
         当社監査役1         当社監査役1
             当社従業員2
  付与対象者の区分及び人数       当社従業員4         当社従業員17
             社外協力者6
         社外協力者4         社外協力者7
  株式の種類別のストック・オプショ
         普通株式  65株   普通株式  43株   普通株式  229株
  ンの数(注)1
  付与日       2009年12月18日    2010年5月1日    2012年5月1日
  権利確定条件        (注)2    (注)3    (注)3

  対象勤務期間       定めておりません    定めておりません    定めておりません

        2012年1月1日から    2012年1月1日から    2015年1月1日から

  権利行使期間
        2018年12月31日まで    2018年12月31日まで    2021年12月31日まで
  (注) 1.株式数に換算して記載しております。
   2.第1回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
   ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員、顧問、または社外協力者その
    他これに準ずる地位を有している者は、権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業
    員、顧問、または社外協力者その他これに準ずる地位を有していることを要する。ただし、定年退職その
    他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合はこの限りでない
   ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していることを要
    する。
   ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
   3.第2回新株予約権及び第3回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
   ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員は、権利行使時において当
    社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員の地位を有していることを要する。ただし、定年退職そ
    の他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合はこの限りでな
    い。
   ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していることを要
    する。
   ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
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  (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
  当事業年度(2012年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数につ
  いては、株式数に換算して記載しております。
  ① ストック・オプションの数
         第1回新株予約権    第2回新株予約権    第3回新株予約権
  権利確定前(株)
  前事業年度末          56    40    -
  付与          -    -    229
  失効          56    40    24
  権利確定          -    -    -
  未確定残          -    -    205
  権利確定後(株)
  前事業年度末          -    -    -
  権利確定          -    -    -
  権利行使          -    -    -
  失効          -    -    -
  未行使残          -    -    -
  ② 単価情報

         第1回新株予約権    第2回新株予約権    第3回新株予約権
  権利行使価格(円)         100,000    150,000    160,000
  行使時平均株価(円)          -    -    -
  付与日における公正な評価単価(円)          -    -    -
 4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

  ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストック・オ
  プションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。
  また、単位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定してお
  り、当社株式の評価方法は、DCF法、取引事例比準法等の中から、それぞれの評価時点において最適と考えられる
  技法を用いております。
 5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

  基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しており
  ます。
 6.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計

  額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
  当事業年度末における本源的価値の合計額              -千円
  当事業年度において権利行使されたストック・オプション
               該当事項なし
  の権利行使日における本源的価値の合計額
 当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

 1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
  該当事項はありません。
 2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

  該当事項はありません。
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 3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
  (1) ストック・オプションの内容
          第3回新株予約権       第4回新株予約権
          当社監査役1
                当社従業員22
  付与対象者の区分及び人数        当社従業員17
                社外協力者5
          社外協力者7
  株式の種類別のストック・オプショ
          普通株式 229株       普通株式 144株
  ンの数(注)1
  付与日        2012年5月1日       2013年6月30日

  権利確定条件         (注)2       (注)2

  対象勤務期間        定めておりません       定めておりません

         2015年1月1日から       2016年1月1日から

  権利行使期間
         2021年12月31日まで       2022年12月31日まで
  (注) 1.株式数に換算して記載しております。
   2.新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
   ①  新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員は、権利行使時において当
    社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員の地位を有していることを要する。ただし、定年退職そ
    の他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合はこの限りでな
    い。
   ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していることを要す
    る。
   ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
  (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

  当事業年度(2013年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数につ
  いては、株式数に換算して記載しております。
  ① ストック・オプションの数
          第3回新株予約権       第4回新株予約権
  権利確定前     (株)
   前事業年度末            205       -
   付与            -      144
   失効            -       -
   権利確定            -       -
   未確定残            205       144
  権利確定後     (株)
   前事業年度末            -       -
   権利確定            -       -
   権利行使            -       -
   失効            -       -
   未行使残            -       -
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  ② 単価情報
          第3回新株予約権       第4回新株予約権
  権利行使価格(円)           160,000       400,000
  行使時平均株価(円)            -       -
  付与日における公正な評価単価(円)            -       -
 4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

  ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストック・オ
  プションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。
  また、単位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定してお
  り、当社株式の評価方法は、DCF法、取引事例比準法等の中から、それぞれの評価時点において最適と考えられる
  技法を用いております。
 5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

  基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しており
  ます。
 6.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計

  額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
  当事業年度末における本源的価値の合計額             49,200千円
  当事業年度において権利行使されたストック・オプション
               該当事項なし
  の権利行使日における本源的価値の合計額
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  (税効果会計関係)
 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
                   (単位:千円)
           前事業年度      当事業年度
           (2012年12月31日)      (2013年12月31日)
  繰延税金資産
   未払事業税             249      780
   減価償却超過額             14,829      95,227
   資産除去債務             6,600      10,934
   前受金             47,047      72,051
   繰越欠損金            121,375      136,943
  繰延税金資産小計            190,102      315,939
   評価性引当額            △185,353      △308,532
  繰延税金資産合計             4,749      7,406
  繰延税金負債との相殺            △4,749      △7,406
  繰延税金資産の純額             -      -
  繰延税金負債

   資産除去債務に対応する除去費用             5,310      8,562
  繰延税金負債合計             5,310      8,562
  繰延税金資産との相殺            △4,749      △7,406
  繰延税金負債の純額             561      1,156
 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった

  主要な項目別の内訳
  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  税引前当期純損失を計上しておりますため、記載を省略しております。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  税引前当期純損失を計上しておりますため、記載を省略しております。
  (資産除去債務関係)

  資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
  (1) 当該資産除去債務の概要
  試作研究棟の解体撤去に伴う諸費用及び本社オフィス並びにラボエリアの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務
  に基づく諸費用であります。
  (2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

  使用見込期間を取得から主に15年と見積り、割引率は1.1%~1.7%を使用して資産除去債務の金額を計算してお
  ります。
  (3) 当該資産除去債務の総額の増減

                   (単位:千円)
           前事業年度      当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
           至 2012年12月31日)      至 2013年12月31日)
  期首残高             13,498      19,874
  有形固定資産の取得に伴う増加額             6,185      12,742
  時の経過による調整額             190      309
  資産除去債務の履行による減少額             -      -
  その他増減額(△は減少)             -      -
  期末残高             19,874      32,926
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  (セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  当社は、構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  当社は、構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  【関連情報】

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  1.製品及びサービスごとの情報
  当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  2.地域ごとの情報

  (1) 営業収益
   本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。
  (2) 有形固定資産
   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
  3.主要な顧客ごとの情報

    顧客の名称又は氏名       営業収益(千円)     関連するセグメント名
    小島プレス工業㈱          58,333  構造タンパク質事業
  (注) 当社は単一セグメントとしているため、関連するセグメント名は省略しております。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  1.製品及びサービスごとの情報
  当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  2.地域ごとの情報

  (1) 営業収益
   本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。
  (2) 有形固定資産
   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
  3.主要な顧客ごとの情報

    顧客の名称又は氏名       営業収益(千円)     関連するセグメント名
    小島プレス工業㈱         163,888  構造タンパク質事業
  (注) 当社は単一セグメントとしているため、関連するセグメント名は省略しております。
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  【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  該当事項はありません。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  該当事項はありません。
  【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  該当事項はありません。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  該当事項はありません。
  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  該当事項はありません。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  該当事項はありません。
  【関連当事者情報】

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  重要性が乏しいため記載を省略しております。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  重要性が乏しいため記載を省略しております。
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                    有価証券届出書(通常方式)
  (1株当たり情報)
            前事業年度      当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
           至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
  1株当たり純資産額            20,924.27円      54,336.49円
  1株当たり当期純損失金額(△)           △26,243.96円      △35,099.94円
  (注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株あたり当期純損失金
   額であるため、記載しておりません。
   2.1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
            前事業年度      当事業年度
           (自 2012年1月1日     (自 2013年1月1日
           至 2012年12月31日)     至 2013年12月31日)
  当期純損失金額(△)(千円)            △246,693      △377,252
  普通株主に帰属しない金額(千円)             -      -
  普通株式に係る当期純損失金額(△)(千円)            △246,693      △377,252
  期中平均株式数(株)             9,400      10,747
                 第3回新株予約権
           第3回新株予約権     (新株予約権の数205個)
  希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
          (新株予約権の数205個)       第4回新株予約権
  株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった
                (新株予約権の数144個)
  潜在株式の概要
          この概要は、「第4    提出会社の状況1.株式等の状況(2)新株
          予約権等の状況」に記載のとおりであります。
  (重要な後発事象)

  前事業年度(自 2012年1月1日 至 2012年12月31日)
  該当事項はありません。
  当事業年度(自 2013年1月1日 至 2013年12月31日)

  該当事項はありません。
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  ⑤ 【附属明細表】
  【有価証券明細表】
  該当事項はありません。
  【有形固定資産等明細表】

               当期末減価
                   差引当期末
      当期首残高  当期増加額  当期減少額  当期末残高  償却累計額  当期償却額
   資産の種類                 残高
       (千円)  (千円)  (千円)  (千円)  又は償却累   (千円)
                    (千円)
               計額(千円)
  有形固定資産
   建物     61,849  133,548   6,288  189,109  28,489  14,349  160,620
   構築物      - 86,800   - 86,800  4,137  4,137  82,662
   機械及び装置     61,135  25,913  3,350  83,698  50,621  20,882  33,077
   車両運搬具      -  246  -  246  11  11  234
   工具、器具及び備品     59,022  40,657   290  99,389  47,367  21,181  52,022
  有形固定資産計    182,007  287,166   9,930  459,243  130,627  60,562  328,616
  無形固定資産
   ソフトウェア      659  1,381   -  2,040   583  174  1,457
  無形固定資産計     659  1,381   -  2,040   583  174  1,457
  長期前払費用      - 85,093  12,514  72,579  2,696  2,696  69,883
  (注) 1.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
    建物    プロトタイピングスタジオ工事        121,159千円
    構築物    プロトタイピングスタジオ工事         86,800千円
  【社債明細表】

   該当事項はありません。
  【借入金等明細表】

   該当事項はありません。
  【引当金明細表】

   該当事項はありません。
  【資産除去債務明細表】

  本明細表に記載すべき事項が財務諸表等規則第8条の28に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債
 務明細表の記載を省略しております。
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  (2) 【主な資産及び負債の内容】
  ① 流動資産
   イ.現金及び預金
      区分         金額(千円)
  預金

  普通預金                538,666
      計            538,666

   ロ.原材料及び貯蔵品

      区分         金額(千円)
  研究開発用の試薬等                 15,065

      計            15,065

   ハ.前渡金

      区分         金額(千円)
  研究開発設備等                 88,441

      計            88,441

  ② 流動負債

   イ.前受金
      区分         金額(千円)
  契約金                386,980

      合計            386,980

  (3) 【その他】

  該当事項はありません。
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 第6 【提出会社の株式事務の概要】
  事業年度     1月1日から12月31日まで

  定時株主総会     3月中

  基準日     12月31日

  株券の種類     株券不発行

      9月30日
  剰余金の配当の基準日
      12月31日
  1単元の株式数     100株
  株式の名義書換え

  取扱場所    東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部

  株主名簿管理人    東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社

  取次所    東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社

  名義書換手数料    -

  新券交付手数料    -

  株式の譲渡制限    取締役会の承認を受けなければならない。

  単元未満株式の買取り

  取扱場所    東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部

  株主名簿管理人    東京都中央区八重洲一丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社

      みずほ信託銀行株式会社    全国各支店

  取次所
  買取手数料    株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額

      電子公告により行う。ただし電子公告によることができない事故その他やむを得ない

      事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。
  公告掲載方法
      公告掲載URL
      https://www.spiber.jp/about/
  株主に対する特典     該当事項はありません。

  (注) 1.当社の株主は、その有する単元未満株について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨、
   定款に定めております。
     (1)会社法第189条第2項各号に掲げる権利
     (2)会社法第166条第1号の規定による請求をする権利
     (3)株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
   2.特別口座に記録されている株式については、特別口座の口座管理機関であるみずほ信託銀行株式会社が直接
   取り扱います。
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 第7 【提出会社の参考情報】
 1 【提出会社の親会社等の情報】

  当社は、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
 2 【その他の参考情報】

  当事業年度の開始日から有価証券届出書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
  (1) 臨時報告書

   提出日    提出先        提出事由
  2019年11月26日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号
  2019年12月25日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号
  2019年12月25日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号
  2020年1月29日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号
  2020年2月28日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号
  2020年3月30日    東北財務局長     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第2号
  (2) 臨時報告書の訂正報告書

   提出日    提出先        提出事由
          2019年11月26日提出の臨時報告書(募集によらないで取得される
  2019年12月3日    東北財務局長
          有価証券の発行)に係る訂正報告書
          2019年12月25日提出の臨時報告書(募集によらないで取得される

  2020年1月29日    東北財務局長
          有価証券の発行)に係る訂正報告書
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 第三部  【提出会社の保証会社等の情報】
 第1 【保証会社情報】

  該当事項はありません。
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 第2 【保証会社以外の会社の情報】
  該当事項はありません。
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 第3 【指数等の情報】
  該当事項はありません。
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 第四部  【特別情報】
 第1 【最近の財務諸表】

  当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて
 作成しております。
 1 【貸借対照表】

                   (単位:千円)
        第3期     第4期     第5期
       (2009年12月31日)     (2010年12月31日)     (2011年12月31日)
  資産の部
  流動資産
  現金及び預金        302,727     181,850     434,142
  前払費用        2,342     4,972     3,388
  未収入金        24,903      88    5,444
  立替金        -     96     166
           -     -     14
  その他
  流動資産合計        329,973     187,008     443,157
  固定資産
  有形固定資産
  建物(純額)        2,472     7,050     20,504
  機械及び装置(純額)        2,406     15,630     7,624
  工具、器具及び備品
          8,752     8,668     7,719
  (純額)
  有形固定資産合計      ※1  13,631   ※1  31,349   ※1  35,848
  無形固定資産
  ソフトウエア        -     430     263
          1,870     1,634     -
  その他
  無形固定資産合計        1,870     2,064     263
  投資その他の資産
  固定資産合計        15,501     33,414     36,111
  繰延資産
  創立費         204     127     -
           904     573     -
  株式交付費
  繰延資産合計        1,108     701     -
  資産合計        346,583     221,124     479,268
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        第3期     第4期     第5期
       (2009年12月31日)     (2010年12月31日)     (2011年12月31日)
  負債の部
  流動負債
  未払金        23,079     4,969     13,333
  未払費用        183     1,011     1,631
  未払法人税等        1,030     619     1,464
  前受金        -    2,625     -
           529     772     956
  預り金
  流動負債合計        24,823     9,998     17,385
  固定負債
  繰延税金負債        -     -    2,203
           -     -    13,498
  資産除去債務
  固定負債合計        -     -    15,701
  負債合計        24,823     9,998     33,087
  純資産の部
  株主資本
  資本金        175,050     175,050     380,330
  資本剰余金
          165,050     165,050     370,330
   資本準備金
   資本剰余金合計       165,050     165,050     370,330
  利益剰余金
   その他利益剰余金
          △18,339     △128,974     △307,278
   繰越利益剰余金
   利益剰余金合計       △18,339     △128,974     △307,278
  株主資本合計        321,760     211,125     443,381
  新株予約権         -     -    2,800
  純資産合計        321,760     211,125     446,181
  負債純資産合計        346,583     221,124     479,268
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 2 【損益計算書】
                   (単位:千円)
        第3期     第4期     第5期
       (自 2009年1月1日     (自 2010年1月1日     (自 2011年1月1日
       至 2009年12月31日)     至 2010年12月31日)     至 2011年12月31日)
  営業収益
   サンプル販売収入         42,000
                -     -
               2,625     2,500
   契約金収入
           -
   営業収益合計         42,000     2,625     2,500
  営業費用
   売上原価         1,166
                -     -
       ※1、※2    51,909  ※1、※2   126,506  ※1、※2   185,841
   販売費及び一般管理費
   営業費用合計         53,075     126,506     185,841
  営業損失(△)        △11,076     △123,881     △183,341
  営業外収益
   受取利息         13     443     71
          5,181     13,513     27,050
   その他
   営業外収益合計         5,194     13,956     27,122
  営業外費用
   株式交付費         145     330     -
           76     76     -
   その他
   営業外費用合計         222     407     -
  経常損失(△)        △6,103     △110,331     △156,219
  税引前当期純損失(△)        △6,103     △110,331     △156,219
  法人税、住民税及び事業税
           303     303     303
           -     -    2,203
  法人税等調整額
  法人税等合計         303     303     2,506
  当期純損失(△)        △6,406     △110,634     △158,726
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 3 【株主資本等変動計算書】
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
                   (単位:千円)
           株主資本
         資本剰余金    利益剰余金
            その他利益
                  新株予約権  純資産合計
                株主資本
      資本金
            剰余金
          資本剰余金    利益剰余金
                合計
        資本準備金
          合計    合計
            繰越利益
            剰余金
  当期首残高     20,000  10,000  10,000  △11,932  △11,932  18,067   -  18,067
  当期変動額
  新株の発行    155,050  155,050  155,050      310,100    310,100
  新株予約権の発行                 -  -
  当期純損失(△)          △6,406  △6,406  △6,406    △6,406
  株主資本以外の項目の
                   -  -
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計     155,050  155,050  155,050  △6,406  △6,406  303,693   - 303,693
  当期末残高     175,050  165,050  165,050  △18,339  △18,339  321,760   - 321,760
 第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

                   (単位:千円)
           株主資本
           資本剰余金
                  新株予約権  純資産合計
                株主資本
      資本金
          資本剰余金  繰越利益  利益剰余金
                合計
        資本準備金
          合計  剰余金  合計
  当期首残高     175,050  165,050  165,050  △18,339  △18,339  321,760   - 321,760
  当期変動額
  新株の発行     -  -  -      -    -
  新株予約権の発行                 -  -
  当期純損失(△)          △110,634  △110,634  △110,634    △110,634
  当期変動額合計     -  -  - △110,634  △110,634  △110,634   - △110,634
  当期末残高     175,050  165,050  165,050  △128,974  △128,974  211,125   - 211,125
 第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

                   (単位:千円)
           株主資本
           資本剰余金
                  新株予約権  純資産合計
                株主資本
      資本金
          資本剰余金  繰越利益  利益剰余金
                合計
        資本準備金
          合計  剰余金  合計
  当期首残高     175,050  165,050  165,050  △128,974  △128,974  211,125   - 211,125
  誤謬の修正による累積的影
            △19,578  △19,578  △19,578    △19,578
  響額
  遡及処理後当期首残高     175,050  165,050  165,050  △148,552  △148,552  191,548   - 191,548
  当期変動額
  新株の発行    205,280  205,280  205,280      410,560    410,560
  新株予約権の発行                2,800  2,800
  当期純損失(△)          △158,726  △158,726  △158,726    △158,726
  当期変動額合計     205,280  205,280  205,280  △158,726  △158,726  251,834  2,800  254,634
  当期末残高     380,330  370,330  370,330  △307,278  △307,278  443,381  2,800  446,181
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  【注記事項】
  (重要な会計方針)
       第3期      第4期      第5期
     (自 2009年1月1日      (自 2010年1月1日      (自 2011年1月1日
  項目
     至 2009年12月31日)      至 2010年12月31日)      至 2011年12月31日)
  1.固定資産の   有形固定資産  ……… 定率法  有形固定資産  ……… 定率法  ①有形固定資産   ……… 定率法
  減価償却の方
     主な耐用年数は次のとおりで     主な耐用年数は次のとおりで
                ただし、1998年4月1日以降に取得
  法
     あります。     あります。
                した建物(付属設備を除く。)は定
     建物付属設備   10~24年     建物付属設備   5~24年
                額法)を採用。
     機械装置     4~7年     機械装置     4~15年      なお、主な耐用年数は次のとおり
                であります。
     工具器具備品   4~8年     工具器具備品   4~8年
                建物付属設備     5~24年
                機械装置       4~7年
     無形固定資産  ……… 定額法  無形固定資産  ……… 定額法
                工具器具備品     4~15年
                ②無形固定資産 ………    定額法

  2.その他計算   ①リース取引の処理方法     ①リース取引の処理方法      ①リース取引の処理方法

  書類の作成の    リース物件の所有権が借主      リース物件の所有権が借主       リース物件の所有権が借主に移
  ための基本と   に移転するもの以外のファイ     に移転するもの以外のファイ      転するもの以外のファイナンス・
  なる重要な事   ナンス・リース取引について     ナンス・リース取引について      リース取引については通常の賃貸
  項   は通常の賃貸借取引に係る方     は通常の賃貸借取引に係る方      借取引に係る方法に準じた会計処
     法に準じた会計処理によって     法に準じた会計処理によって      理によっております。
     おります。     おります。      なお、未経過リース料総額は
     なお、未経過リース料総額は     なお、未経過リース料総額は      2,302千円であります
     9,899千円であります     12,493千円であります
                ②消費税等の会計処理
     ②消費税の会計処理等     ②消費税の会計処理等       消費税等は、税抜方式によって
      当事業年度は免税事業者と      当事業年度は免税事業者と      おります。
     なるため税込方式によってお     なるため税込方式によってお
     ります。     ります。
  (会計方針の変更)

       第3期      第4期      第5期
  項目   (自 2009年1月1日      (自 2010年1月1日      (自 2011年1月1日
     至 2009年12月31日)      至 2010年12月31日)      至 2011年12月31日)
  (資産除去債務   -     -      当事業年度より「資産除去債務に
  に関する会計              関する会計基準」(企業会計基準
  基準)              第18号 2008年3月31日)及び
                「資産除去債務に関する会計基準
                の適用指針」(企業会計基準適用
                指針第21号 2008年3月31日)を
                適用しております。
                これによる損益計算書への影響は
                軽微であります。
  (貸借対照表関係)

    第3期       第4期       第5期
   (自 2009年1月1日       (自 2010年1月1日       (自 2011年1月1日
   至 2009年12月31日)       至 2010年12月31日)       至 2011年12月31日)
  有形固定資産の減価償却累計額       有形固定資産の減価償却累計額       有形固定資産の減価償却累計額
      2,397千円       19,506千円       41,557千円
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  (損益計算書関係)
    第3期       第4期       第5期
   (自 2009年1月1日       (自 2010年1月1日       (自 2011年1月1日
   至 2009年12月31日)       至 2010年12月31日)       至 2011年12月31日)
  ※1 販売費及び一般管理費のうち       ※1 販売費及び一般管理費のうち       ※1 販売費及び一般管理費のうち
  主要な費目及び金額並びにおおよそ       主要な費目及び金額並びにおおよそ       主要な費目及び金額並びにおおよそ
  の割合は次のとおりであります。       の割合は次のとおりであります。       の割合は次のとおりであります。
  研究開発費     11,077千円       研究開発費     29,028千円       研究開発費     45,101千円
  減価償却費         2,065千円   減価償却費     17,415千円       減価償却費     22,483千円
         役員報酬      19,200千円       役員報酬      24,700千円
  役員報酬          9,000千円
         おおよその割合       おおよその割合

  おおよその割合
         販売費           0%       販売費           0%
  販売費                1%
         一般管理費        100%       一般管理費        100%
  一般管理費             99%
        ※2 一般管理費に含まれる研究開       ※2 一般管理費に含まれる研究開

  ※2 一般管理費に含まれる研究開
        発費の総額29,028千円であります。       発費の総額45,101千円であります。
  発費の総額11,077千円であります。
  (株主資本等変動計算書関係)

   第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度     当事業年度     当事業年度    当事業年度
     期首株式数(株)     増加株式数(株)     減少株式数(株)    末株式数(株)
  発行済株式
  普通株式      3,000     3,834     -   6,834
   合計     3,000     3,834     -   6,834
   2.新株予約権に関する事項

           新株予約権の目的となる株式の数(株)
       新株予約権の
                   当事業年
    新株予約権の
                   度末残高
  区分     目的となる
                 当事業
          当事業年度  当事業年度  当事業年度
     内訳
                   (千円)
       株式の種類
          期首  増加  減少
                 年度末
  提出会社  第1回新株予約権    普通株式    -  65  -  65   -
    合計        -  65  -  65   -
   3.配当に関する事項

    該当事項はありません。
   第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度     当事業年度     当事業年度    当事業年度
     期首株式数(株)     増加株式数(株)     減少株式数(株)    末株式数(株)
  発行済株式
  普通株式      6,834     -     -   6,834
   合計     6,834     -     -   6,834
   2.新株予約権に関する事項

           新株予約権の目的となる株式の数(株)
       新株予約権の
                   当事業年
    新株予約権の
                   度末残高
  区分     目的となる
                 当事業
          当事業年度  当事業年度  当事業年度
     内訳
                   (千円)
       株式の種類
          期首  増加  減少
                 年度末
  提出会社  第1回新株予約権    普通株式    65  -  -  65   -
  提出会社  第2回新株予約権    普通株式    -  43  -  43   -
    合計        65  43  -  108   -
   3.配当に関する事項

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    該当事項はありません。
   第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
      当事業年度     当事業年度     当事業年度    当事業年度
     期首株式数(株)     増加株式数(株)     減少株式数(株)    末株式数(株)
  発行済株式
  普通株式      6,834     2,566     -   9,400
   合計     6,834     2,566     -   9,400
   2.新株予約権に関する事項

           新株予約権の目的となる株式の数(株)
       新株予約権の
                   当事業年
    新株予約権の
                   度末残高
  区分     目的となる
                 当事業
          当事業年度  当事業年度  当事業年度
     内訳
                   (千円)
       株式の種類
          期首  増加  減少
                 年度末
  提出会社  第1回新株予約権    普通株式    65  -   9  56  2,800
  提出会社  第2回新株予約権    普通株式    43  -   3  40   -
    合計        108   -  12  96  2,800
   3.配当に関する事項

    該当事項はありません。
  (リース取引関係)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
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  (金融商品関係)
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
  1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に株式発行)を調達しております。一時的な余資は主に流
   動性の高い金融資産で運用しております。投機的な取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である未収入金は、信用リスクが極めて低い相手先への債権であり、かつ短期間のうちに回収され
   るため、留意すべきリスク等はありません。
   営業債務である未払金及び預り金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。未払法人税等は、
   全てが1年以内に納付期限が到来するものであります。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行でき
   なくなるリスク)に晒されております。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

   ①資金調達に係る流動性リスクの管理
    当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性
    の維持などにより流動性リスクを管理しております。
  2.金融商品の時価等に関する事項

        貸借対照表計上額
              時価(千円)     差額(千円)
        (千円)
  (1)現金及び預金         302,727      302,727     -
  (2)未収入金         24,903      24,903     -
  資産計         327,630      327,630     -
  (1)未払金         23,079      23,079     -
  (2)未払法人税等         1,030      1,030    -
  (3)預り金          529      529    -
  負債計         24,638      24,638     -
  (注)1 金融商品の時価の算定方法
   資 産
   (1)現金及び預金、(2)未収入金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
   負 債
   (1)未払金、(2)未払法人税等、(3)預り金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
  3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

           1年超    5年超
      1年以内             10年超
          5年以内    10年以内
      (千円)            (千円)
          (千円)    (千円)
  現金及び預金      302,727     -    -    -
  未収入金      24,903     -    -    -
   合計     327,630     -    -    -
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   第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)
  1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に株式発行)を調達しております。一時的な余資は主に流
   動性の高い金融資産で運用しております。投機的な取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である未収入金及び立替金は、信用リスクが極めて低い相手先への債権であり、かつ短期間のうち
   に回収されるため、留意すべきリスク等はありません。          営業債務である未払金及び預り金は、そのほとんど
   が1ヶ月以内の支払期日であります。未払法人税等は、全てが1年以内に納付期限が到来するものでありま
   す。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)に晒されております。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

   ①資金調達に係る流動性リスクの管理
    当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性
    の維持などにより流動性リスクを管理しております。
  2.金融商品の時価等に関する事項

        貸借対照表計上額
              時価(千円)     差額(千円)
        (千円)
  (1)現金及び預金         181,850      181,850     -
  (2)未収入金          88      88    -
  (3)立替金          96      96    -
  資産計         182,034      182,034     -
  (1)未払金         4,969      4,969    -
  (2)未払法人税等          619      619    -
  (3)前受金         2,625      2,625    -
  (4)預り金          772      772    -
  負債計         8,985      8,985    -
  (注)1 金融商品の時価の算定方法
   資 産
   (1)現金及び預金、(2)未収入金、(3)立替金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
   負 債
   (1)未払金、(2)未払法人税等、(3)前受金、(4)預り金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
  3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

           1年超    5年超
      1年以内             10年超
          5年以内    10年以内
      (千円)            (千円)
          (千円)    (千円)
  現金及び預金      181,850     -    -    -
  未収入金       88    -    -    -
  立替金       96    -    -    -
   合計     182,034     -    -    -
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  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)
  1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に株式発行)を調達しております。一時的な余資は主に流
   動性の高い金融資産で運用しております。投機的な取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である未収入金及び立替金は、信用リスクが極めて低い相手先への債権であり、かつ短期間のうち
   に回収されるため、留意すべきリスク等はありません。          営業債務である未払金及び預り金は、そのほとんど
   が1ヶ月以内の支払期日であります。未払法人税等は、全てが1年以内に納付期限が到来するものでありま
   す。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)に晒されております。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

   ①資金調達に係る流動性リスクの管理 
    当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性
    の維持などにより流動性リスクを管理しております。
  2.金融商品の時価等に関する事項

        貸借対照表計上額
              時価(千円)     差額(千円)
        (千円)
  (1)現金及び預金         434,142      434,142     -
  (2)未収入金         5,444      5,444    -
  (3)立替金          166      166    -
  資産計         439,752      439,752     -
  (1)未払金         13,333      13,333     -
  (2)未払法人税等         1,464      1,464    -
  (3)預り金          956      956    -
  負債計         15,753      15,753     -
  (注)1 金融商品の時価の算定方法
   資 産
   (1)現金及び預金、(2)未収入金、(3)立替金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
   負 債
   (1)未払金、(2)未払法人税等、(3)預り金
    短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお
    ります。
  3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

           1年超    5年超
      1年以内             10年超
          5年以内    10年以内
      (千円)            (千円)
          (千円)    (千円)
  現金及び預金      434,142     -    -    -
  未収入金      5,444     -    -    -
  立替金       166    -    -    -
   合計     439,752     -    -    -
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  (有価証券関係)
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
  (デリバティブ取引関係)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
  (退職給付関係)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
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  (ストック・オプション等関係)
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
  1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
   該当事項はありません。
  2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

   該当事項はありません。
  3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

   (1) ストック・オプションの内容
        第1回新株予約権
        当社監査役1
  付与対象者の区分及び人数        当社従業員4
         社外協力者4
  株式の種類別のストック・
        普通株式  65株
  オプションの数(注)1
  付与日      2009年12月18日
  権利確定条件       (注)2
  対象勤務期間      定めておりません
        2012年1月1日から
  権利行使期間
         2018年12月31日まで
   (注)1.株式数に換算して記載しております。
   2.第1回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
    ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員、顧問、または社外協力者
     その他これに準ずる地位を有している者は、権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査
     役、従業員、顧問、または社外協力者その他これに準ずる地位を有していることを要する。ただし、
     定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合は
     この限りでない
    ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していること
     を要する。
    ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
   (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

    当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、
    株式数に換算して記載しております。
    ①  ストック・オプションの数
        第1回新株予約権
  権利確定前(株)
  前事業年度末          -
  付与          65
  失効          -
  権利確定          -
  未確定残          65
  権利確定後(株)
  前事業年度末          -
  権利確定          -
  権利行使          -
  失効          -
  未行使残          -
  (注)当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式
   数に換算して記載しております。
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    ② 単 価情報
        第1回新株予約権
  権利行使価格(円)         100,000
  行使時平均株価(円)          -
  付与日における公正な評価
            -
  単価(円)
  4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

   ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストッ
   ク・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。
   また、単位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定して
   おり、当社株式の評価方法は、DCF法、取引事例比準法等の中から、それぞれの評価時点において最適と考
   えられる技法を用いております。
  5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

   基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用して
   おります。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

  1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
   該当事項はありません。
  2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

   該当事項はありません。
  3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

   (1) ストック・オプションの内容
        第1回新株予約権      第2回新株予約権
        当社監査役1
              当社従業員2
  付与対象者の区分及び人数        当社従業員4
              社外協力者6
         社外協力者4
  株式の種類別のストック・
        普通株式  65株    普通株式  43株
  オプションの数(注)1
  付与日      2009年12月18日      2010年5月1日
  権利確定条件       (注)2      (注)2
  対象勤務期間      定めておりません      定めておりません
        2012年1月1日から
             2012年1月1日から
  権利行使期間
             2018年12月31日まで
         2018年12月31日まで
   (注)1.株式数に換算して記載しております。
   2.第1回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
    ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員、顧問、または社外協力者
     その他これに準ずる地位を有している者は、権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査
     役、従業員、顧問、または社外協力者その他これに準ずる地位を有していることを要する。ただし、
     定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合は
     この限りでない
    ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していること
     を要する。
    ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
   3.第2回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
    ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員は、権利行使時におい
     て当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員の地位を有していることを要する。ただし、定
     年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合はこ
     の限りでない。
    ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していること
     を要する。
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    ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
   (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

    当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、
    株式数に換算して記載しております。
    ①  ストック・オプションの数
        第1回新株予約権      第2回新株予約権
  権利確定前(株)
  前事業年度末          65      -
  付与          -      43
  失効          -      -
  権利確定          -      -
  未確定残          65      43
  権利確定後(株)
  前事業年度末          -      -
  権利確定          -      -
  権利行使          -      -
  失効          -      -
  未行使残          -      -
  (注)当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式
   数に換算して記載しております。
    ② 単 価情報

        第1回新株予約権      第2回新株予約権
  権利行使価格(円)         100,000      150,000
  行使時平均株価(円)          -      -
  付与日における公正な評価
            -      -
  単価(円)
  4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

   ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストッ
   ク・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。                 また、単
   位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定しており、当
   社株式の評価方法は、DCF法、取引事例比準法等の中から、それぞれの評価時点において最適と考えられる
   技法を用いております。
  5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

   基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用して
   おります。
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  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)
  1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
          (単位:千円)
   販売費及び一般管理費         2,800
  2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

   該当事項はありません。
  3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

   (1) ストック・オプションの内容
        第1回新株予約権      第2回新株予約権
        当社監査役1
              当社従業員2
  付与対象者の区分及び人数        当社従業員4
              社外協力者6
         社外協力者4
  株式の種類別のストック・
        普通株式  65株    普通株式  43株
  オプションの数(注)1
  付与日      2009年12月18日      2010年5月1日
  権利確定条件       (注)2      (注)2
  対象勤務期間      定めておりません      定めておりません
        2012年1月1日から
             2012年1月1日から
  権利行使期間
             2018年12月31日まで
         2018年12月31日まで
   (注)1.株式数に換算して記載しております。
   2.第1回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
    ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役、従業員、顧問、または社外協力者
     その他これに準ずる地位を有している者は、権利行使時において当社又は当社子会社の取締役、監査
     役、従業員、顧問、または社外協力者その他これに準ずる地位を有していることを要する。ただし、
     定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合は
     この限りでない
    ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していること
     を要する。
    ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
   3.第2回新株予約権の行使の条件は、以下のとおりであります。
    ① 新株予約権の割当を受けた当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員は、権利行使時におい
     て当社又は当社子会社の取締役、監査役または従業員の地位を有していることを要する。ただし、定
     年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合、相続により新株予約権を取得した場合はこ
     の限りでない。
    ② 当社の株式が証券取引所(国内外を問わず)に上場し、かつ上場した日から1年を経過していること
     を要する。
    ③ その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権割当契約による。
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                    有価証券届出書(通常方式)
   (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
    当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、
    株式数に換算して記載しております。
    ①  ストック・オプションの数
        第1回新株予約権      第2回新株予約権
  権利確定前(株)
  前事業年度末          65      -
  付与          -      43
  失効          9      3
  権利確定          -      -
  未確定残          56      40
  権利確定後(株)
  前事業年度末          -      -
  権利確定          -      -
  権利行使          -      -
  失効          -      -
  未行使残          -      -
  (注)当事業年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式
   数に換算して記載しております。
    ② 単 価情報

        第1回新株予約権      第2回新株予約権
  権利行使価格(円)         100,000      150,000
  行使時平均株価(円)          -      -
  付与日における公正な評価
            -      -
  単価(円)
  4.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

   ストック・オプションの付与日時点において、当社は株式を証券取引所に上場していないことから、ストッ
   ク・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。                 また、単
   位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定しており、当
   社株式の評価方法は、DCF法、取引事例比準法等の中から、それぞれの評価時点において最適と考えられる
   技法を用いております。
  5.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

   基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用して
   おります。
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                    有価証券届出書(通常方式)
  (税効果会計関係)
    第3期       第4期       第5期
   (自 2009年1月1日       (自 2010年1月1日       (自 2011年1月1日
   至 2009年12月31日)       至 2010年12月31日)       至 2011年12月31日)
  税効果会計を適用しておりませんの         同左    1.繰延税金資産及び繰延税金負債の
  で、該当事項はありません。              発生の主な原因別の内訳
               (繰延税金資産)
                繰越欠損金      93,893千円
                減価償却超過額        3,793千円
                未払事業税            385千円
                資産除去債務         4,482千円
               繰延税金資産小計          102,555千円
               評価性引当額            △100,815千円
               繰延税金資産合計     1,740千円
               (繰延税金負債)

                除去債務資産           3,943千円
               繰延税金負債合計             3,943千円
               2.法定実効税率と税効果会計適用後

               の法人税等の負担率との間に重要な
               差異があるときの、当該差異の原因
               となった主要な項目別の内訳
               税引前当期純損失を計上しておりま
               すため、記載を省略しております。
  (持分法損益等)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
  (企業結合等関係)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
  (資産除去債務関係)

                   (単位:千円)
             第4期     第5期
        第3期
            (自 2010年1月1日     (自 2011年1月1日
       (自 2009年1月1日
        至 2009年12月31日)
             至 2010年12月31日)       至 2011年12月31日)
  期首残高         -     -     -
  会計基準適用による期首
           -     -    13,498
  調整額
  期末残高         -     -    13,498
  (注) 「会計基準適用による期首調整額」は、       「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号           2008年3月
   31 日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号                2008年3月31日)を適
   用したことによる残高であります。
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                   Spiber株式会社(E35280)
                    有価証券届出書(通常方式)
  (賃貸等不動産関係)
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
  (セグメント情報等)

  【セグメント情報】
  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  【関連情報】

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   1.製品及びサービスごとの情報
   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1) 営業収益
    本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。
   (2) 有形固定資産
    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
   3.主要な顧客ごとの情報

    顧客の名称又は氏名      営業収益(千円)     関連するセグメント名
     A社       42,000   構造タンパク質事業
   (注)A社との間で守秘義務契約を負っているため、社名の公表は控えさせていただきます。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   1.製品及びサービスごとの情報
   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1) 営業収益
    本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。
   (2) 有形固定資産
    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
   3.主要な顧客ごとの情報

    顧客の名称又は氏名      営業収益(千円)     関連するセグメント名
     B社       2,625  構造タンパク質事業
   (注)B社との間で守秘義務契約を負っているため、社名の公表は控えさせていただきます。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

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                    有価証券届出書(通常方式)
   1.製品及びサービスごとの情報
   当社は構造タンパク質事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1) 営業収益
    本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。
   (2) 有形固定資産
    本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
   3.主要な顧客ごとの情報

    顧客の名称又は氏名      営業収益(千円)     関連するセグメント名
     B社       2,500  構造タンパク質事業
   (注)B社との間で守秘義務契約を負っているため、社名の公表は控えさせていただきます。
  【関連当事者情報】

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
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                   Spiber株式会社(E35280)
                    有価証券届出書(通常方式)
  (1株当たり情報)
        第3期     第4期     第5期
       (自 2009年1月1日     (自 2010年1月1日     (自 2011年1月1日
       至 2009年12月31日)     至 2010年12月31日)     至 2011年12月31日)
  1株当たり純資産額       47,082.24円     30,893.33円     47,466.06円
  1株当たり当期純損失金
         △1,415.93円     △16,188.76円     △22,849.84円
  額(△)
  (注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの1株あたり当期純損失金
   額であるため、記載しておりません。
   2.1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
        第3期     第4期     第5期
       (自 2009年1月1日     (自 2010年1月1日     (自 2011年1月1日
       至 2009年12月31日)     至 2010年12月31日)     至 2011年12月31日)
  当期純損失金額(△)
          △6,406     △110,634     △158,726
  (千円)
  普通株主に帰属しない金
           -     -     -
  額(千円)
  普通株式に係る当期純損
          △6,406     △110,634     △158,726
  失金額(△)(千円)
  期中平均株式数(株)        6,834     6,834     9,400

  希薄化効果を有しないた

            第1回新株予約権     第1回新株予約権
  め、潜在株式調整後1株
       第1回新株予約権
           (新株予約権の株式数65株)     (新株予約権の株式数56株)
  当たり当期純利益金額の
            第2回新株予約権     第2回新株予約権
      (新株予約権の株式数65株)
  算定に含めなかった潜在
           (新株予約権の株式数43株)     (新株予約権の株式数40株)
  株式の概要
  (重要な後発事象)

  第3期(自 2009年1月1日 至 2009年12月31日)
   該当事項はありません。
  第4期(自 2010年1月1日 至 2010年12月31日)

   該当事項はありません。
  第5期(自 2011年1月1日 至 2011年12月31日)

   該当事項はありません。
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                    有価証券届出書(通常方式)
 第2 【保証会社及び連動子会社の最近の財務諸表又は財務書類】
  該当事項はありません。
            88/91




















                     EDINET提出書類
                   Spiber株式会社(E35280)
                    有価証券届出書(通常方式)
            89/91





















                     EDINET提出書類
                   Spiber株式会社(E35280)
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         独立監査人の監査報告書
                   2020年3月31日

 Spiber株式会社

   取締役会 御中

       有限責任監査法人ト ー マ ツ

       指定有限責任社員

          公認会計士
              片 岡   久 依
       業務執行社員
       指定有限責任社員

          公認会計士
              加 藤   博 久
       業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて

 いるSpiber株式会社の2013年1月1日から2013年12月31日までの第7期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、
 損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表につ
 いて監査を行った。
 財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
 にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
 は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
 これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
 査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
 討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
 含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、Spiber
 株式会社の2013年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの
 状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以 上

  (注) 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券届出書提
   出会社)が別途保管しております。
   2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
            90/91



                     EDINET提出書類
                   Spiber株式会社(E35280)
                    有価証券届出書(通常方式)
         独立監査人の監査報告書
                   2020年3月31日

 Spiber株式会社
   取締役会 御中

       有限責任監査法人ト ー マ ツ

       指定有限責任社員

          公認会計士
              片 岡   久 依
       業務執行社員
       指定有限責任社員

          公認会計士
              加 藤   博 久
       業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて

 いるSpiber株式会社の2012年1月1日から2012年12月31日までの第6期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、
 損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表につ
 いて監査を行った。
 財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
 にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
 は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
 これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
 査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
 討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
 含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、Spiber
 株式会社の2012年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの
 状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以 上

  (注) 1.上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券届出書提
   出会社)が別途保管しております。
   2.財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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