株式会社テラプローブ 有価証券報告書 第15期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

提出書類 有価証券報告書-第15期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
提出日
提出者 株式会社テラプローブ
カテゴリ 有価証券報告書

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                   株式会社テラプローブ(E24994)
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 【表紙】

  【提出書類】       有価証券報告書

  【根拠条文】       金融商品取引法第24条第1項
  【提出先】       関東財務局長
  【提出日】       2020年3月26日
  【事業年度】       第15期(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
  【会社名】       株式会社テラプローブ
  【英訳名】       Tera Probe, Inc.
  【代表者の役職氏名】       代表執行役社長 横山 毅
  【本店の所在の場所】       神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番17号
  【電話番号】       045-476-5711
  【事務連絡者氏名】       執行役CFO 地主 尚和
  【最寄りの連絡場所】       神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番17号
  【電話番号】       045-476-5711
  【事務連絡者氏名】       執行役CFO 地主 尚和
  【縦覧に供する場所】       株式会社東京証券取引所
         (東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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 第一部【企業情報】
 第1【企業の概況】
 1【主要な経営指標等の推移】
  (1)連結経営指標等
    回次    第10期   第11期  第12期  第13期   第14期   第15期
   決算年月    2015年3月   2016年3月  2017年3月  2017年12月   2018年12月   2019年12月
  売上高    (千円)  21,320,914   22,750,905  18,899,838   17,961,362   21,739,673   16,908,448
  経常利益又は
     (千円)  1,306,015   2,555,391  2,539,876   1,790,772   1,539,682   △393,362
  経常損失(△)
  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は
     (千円)  △477,337   465,909  1,242,931   334,662  1,038,594   △243,432
  親会社株主に帰属する
  当期純損失(△)
  包括利益    (千円)  772,360   215,538  2,630,722   1,526,624   1,219,524   △99,924
  純資産額    (千円)  23,591,892   23,653,772  27,221,646   29,164,406   30,914,055   30,250,051
  総資産額    (千円)  35,324,689   35,834,113  46,317,081   54,221,158   62,799,735   56,927,924
  1株当たり純資産額    (円)  2,193.96   2,200.08  2,366.55   2,426.41   2,501.40   2,518.48
  1株当たり当期純利益
  金額又は1株当たり    (円)  △51.42   50.19  133.90   36.05  111.89  △26.66
  当期純損失金額(△)
  潜在株式調整後
  1株当たり    (円)   -   -  -   -   -   -
  当期純利益金額
  自己資本比率    (%)   57.7   57.0  47.4   41.5   37.0   40.2
  自己資本利益率    (%)   -  2.3  5.9   1.5   4.5   -
  株価収益率    (倍)   -  15.80  11.65   34.23   5.97   -
  営業活動による
     (千円)  6,249,247   6,637,388  6,556,649   6,962,274   8,529,450   5,872,160
  キャッシュ・フロー
  投資活動による
     (千円)  △6,608,185  △7,112,139  △11,749,235  △12,157,844  △13,748,251  △4,797,724
  キャッシュ・フロー
  財務活動による
     (千円)  △783,745   772,726  7,602,270   4,503,038   7,138,944  △3,166,916
  キャッシュ・フロー
  現金及び現金同等物の
     (千円)  6,880,013   7,073,604  9,542,599   8,910,551  10,722,802   8,628,748
  期末残高
  従業員数
        618   605  718   835   797   776
      (人)
  (外、平均臨時雇用者数)
        (104)  (135)  (189)  (289)  (317)  (306)
  (注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
   2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため
   記載しておりません。
   3.第10期及び第15期の自己資本利益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しており
   ません。
   4.第10期及び第15期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
   5.第10期は、特別損失として事業構造改善費用等を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失となりま
   した。
   6.20 17年6月 29日開催の第  12期定時株主総会決議により、決算期を3月       31日から 12月31日に変更しました。
   従って、第  13期は20 17年4月1日から20   17年12月31日の9ヶ月間となっております。
   7.第13期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第12期の関連する主要な経営指標
   等について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
   8.第14期より、設備賃貸料の計上方法を変更したため、第10期から第13期までの売上高について、当該表示方
   法の変更を反映した組替え後の数値を記載しております。
   9.第14期より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を
   早期適用したため、第13期については遡及適用後の数値を記載しております。
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  (2)提出会社の経営指標等
    回次    第10期  第11期  第12期  第13期  第14期  第15期
        2015年3月  2016年3月  2017年3月  2017年12月  2018年12月  2019年12月
    決算年月
      (千円)  16,651,267  17,275,015  11,610,131  8,262,800  7,900,184  5,682,584
  売上高
  経常利益又は
      (千円)  60,882  1,504,983   288,045  △86,536  △295,274  △166,852
  経常損失(△)
  当期純利益又は
      (千円)  △686,181  296,264  417,219  △209,992  703,071   4,555
  当期純損失(△)
      (千円)  11,823,312  11,823,312  11,823,312  11,823,312  11,823,312  11,823,312
  資本金
       (株)  9,282,500  9,282,500  9,282,500  9,282,500  9,282,500  9,282,500
  発行済株式総数
      (千円)  18,931,058  19,262,887  19,644,499  19,434,506  20,137,510  20,022,337
  純資産額
      (千円)  26,286,194  25,652,836  25,338,624  25,992,764  29,152,118  25,145,800
  総資産額
       (円)  2,039.46  2,071.38  2,116.33  2,093.70  2,169.45  2,200.92
  1株当たり純資産額
         -  -  -  -  -  -
  1株当たり配当額
       (円)
  (うち1株当たり中間配当額)
         (-)  (-)  (-)  (-)  (-)  (-)
  1株当たり当期純利益金額
       (円)  △73.92  31.92  44.95  △22.62  75.74  0.50
  又は1株当たり当期純損失
  金額(△)
  潜在株式調整後
       (円)   -  -  -  -  -  -
  1株当たり当期純利益金額
       (%)  72.0  75.0  77.5  74.8  69.1  79.6
  自己資本比率
       (%)   -  1.6  2.1  -  3.6  0.0
  自己資本利益率
       (倍)   -  24.85  34.71   -  8.82  1,830.33
  株価収益率
       (%)   -  -  -  -  -  -
  配当性向
         410  365  274  291  249  205
  従業員数
       (人)
  (外、平均臨時雇用者数)
         (88)  (78)  (72)  (78)  (93)  (114)
       (%)  101.6  72.6  142.9  113.0  61.2  83.6
  株主総利回り
  (比較指標:東証マザーズ
       (%)  (114.6 ) (133.0 ) (139.6 ) (160.5 ) (105.9 ) (117.0 )
  指数)
       (円)  1,432  1,679  1,630  1,589  1,733   946
  最高株価
       (円)  934  618  618  1,107   595  564
  最低株価
  (注) 1.売上高には消費税等は含まれておりません。
   2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため
   記載しておりません。
   3.第10期及び第13期の自己資本利益率については、当期純損失であるため記載しておりません。
   4.第10期及び第13期の株価収益率については、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
   5.第10期は、特別損失として事業構造改善費用等を計上した結果、当期純損失となりました。
   6.20 17年6月 29日開催の第  12期定時株主総会決議により、決算期を3月       31日から 12月31日に変更しました。
   従って、第  13期は20 17年4月1日から20   17年12月31日の9ヶ月間となっております。
   7.第14期より、設備賃貸料の計上方法を変更したため、第10期から第13期までの売上高について、当該表示方
   法の変更を反映した組替え後の数値を記載しております。
   8.第14期より、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)を
   早期適用したため、第13期については遡及適用後の数値を記載しております。
   9.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。
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 2【沿革】
  年月          事項
  2005年8月  東京都中央区に当社設立。資本金1,000万円。
  2005年9月  エルピーダメモリ株式会社(現マイクロンメモリ        ジャパン合同会社)、Kingston     Technology  Japan,
    LLC、Powertech   Technology  Inc.及び株式会社アドバンテストを割当先とする第三者割当増資を実
    施。新資本金56億円。
  2005年10月  広島事業所(広島県東広島市)にてDRAM       (注1) のウエハテスト事業   (注2) を開始。
    開発センター(神奈川県相模原市中央区)にてテスト技術等の開発受託事業を開始。
  2006年5月  広島事業所にてエルピーダメモリ株式会社(現マイクロンメモリ           ジャパン合同会社)以外のウエハテ
    スト事業を開始。
  2006年6月  広島事業所にてISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。
    熊本県葦北郡芦北町に九州事業所用地及び建物取得。
  2006年9月  九州事業所を開設。ロジック製品のファイナルテスト事業          (注2) を開始。
  2006年11月  九州事業所にてロジック製品のウエハテスト事業を開始。
  2007年1月  九州事業所にてISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。
  2007年3月  神奈川県横浜市港北区に本社・開発センターを移転。
    吸収分割により広島エルピーダメモリ株式会社(現マイクロンメモリ            ジャパン合同会社)からウエハ
    テスト事業に関する設備・装置等を承継。新資本金96億円。
  2007年4月  DRAM以外の半導体受託拡大を目指し、九州事業所にB棟竣工。
  2007年9月  九州事業所B棟操業開始。
  2007年12月  ISO14001(環境マネジメントシステム)の認証取得。
    ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得。
  2008年8月  台湾新竹縣に、台湾における事業拡大を目的として、Powertech           Technology  Inc.と合弁で連結子会社
    TeraPower  Technology  Inc.を設立。
  2009年3月  エルピーダメモリ株式会社(現マイクロンメモリ        ジャパン合同会社)の連結子会社となる。
  2010年12月  東京証券取引所マザーズに株式を上場。
    エルピーダメモリ株式会社(現マイクロンメモリ        ジャパン合同会社)の持株比率低下により持分法適
    用会社となる。
  2011年10月  カシオ計算機株式会社より株式会社テラミクロス(現青梅エレクトロニクス株式会社)の全株式を取
    得、連結子会社として、ウエハレベルパッケージ(WLP)の受託を開始。
  2012年3月  OHS581214(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証取得。
  2013年10月  株式会社テラミクロスを簡易合併し、青梅事業所(現青梅エレクトロニクス株式会社)とする。
  2014年2月  先行技術開発室(2016年1月システムソリューションセンターに)を設置し、ソフトウエア開発及び
    要素技術開発を開始。
  2014年6月  本社・開発センター及び九州事業所にてISO/TS16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)の
    認証取得。
  2015年10月  会津富士通セミコンダクター株式会社と合弁で会津富士通セミコンダクタープローブ株式会社(現株
    式会社テラプローブ会津)を設立(出資比率35%)。
  2016年1月  システムソリューションセンター(熊本県熊本市)を開設。
  2016年4月  青梅事業所のウエハレベルパッケージに関する事業を、会社分割により青梅エレクトロニクス株式会
    社に承継し、同社の全株式をアオイ電子株式会社へ譲渡。
  2017年2月  会津富士通セミコンダクタープローブ株式会社(現株式会社テラプローブ会津)への出資比率を100%
    に変更、連結子会社化。
  2017年6月  公開買付けにより、Powertech     Technology  Inc.の連結子会社となる。
  2018年3月  TeraPower  Technology  Inc.第2工場竣工。
  2018年5月  マイクロンメモリ   ジャパン株式会社(現マイクロンメモリ       ジャパン合同会社)向け半導体テスト
    サービス事業を、マイクロン     ジャパン株式会社へ譲渡。
  2018年6月
    広島事業所を九州事業所に統合。
  2019年7月
    システムソリューションセンターを閉鎖。
  (注) 1.「3  事業の内容  用語解説」をご参照ください。
   2.「3  事業の内容」をご参照ください。
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 3【事業の内容】
  世界有数のOSAT(Outsourced     Semiconductor   Assembly  and Test)企業であるPowertech     Technology  Inc.(以下
  「PTI」といいます)グループの一員である当社グループは、当社(株式会社テラプローブ)及び海外連結子会社
  (TeraPower  Technology  Inc. 以下「テラパワー」といいます。)及び連結子会社(株式会社テラプローブ会津。
  以下、「テラプローブ会津」といいます。)により構成されており、半導体製造工程におけるウエハテスト及び
  ファイナルテスト受託を主たる業務としております。
  一般的に半導体製造工程は、ウエハ(*1)上に半導体チップを作り込む前工程(*2)と、半導体チップを組立しパッ
  ケージングする後工程(*3)に分類されます。この前工程で行う検査をウエハテストといい、後工程で行う検査を
  ファイナルテストといいます。当社グループでは、どちらのテスト工程も受託しております。
  ウエハテストとは、ダイシング(*4)前のウエハ状態で、ウエハ上に作り込まれた半導体チップの電気特性を検査
  し、良品・不良品の判別を行うものです。具体的には、回路が作り込まれたウエハ上の半導体チップにあるパッド
  (*5)の一つ一つに、プローブと呼ばれる細い探針を当てて電気信号を流し、半導体回路が設計どおりに機能してい
  るかをテスタ(*6)、プローバ(*7)等の装置を用いて電気的に検査します。
  さらに当社は、蓄積したノウハウを利用した、プログラム開発やプローブカード(*8)設計の受託、デバイスの評
  価から量産までの一貫サポート、及びテスト効率向上の提案によって、顧客のウエハテストのコスト低減に貢献し
  ております。
  ファイナルテストには、組立終了後のパッケージ状態で設計どおりに機能するかどうかの検査のほか、最終製品
  の外観異常の有無を検査するパッケージ外観検査などを含みます。
  当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

  当社グループの事業は国内外の半導体メーカー、ファブレス等からDRAM(*9)、SoC(*10)、マイコン(*11)、イメー

  ジセンサ(*12)、アナログ(*13)などの半導体製品のウエハテスト業務の受託が中心で、その他にファイナルテスト
  業務も受託しており、九州事業所、テラパワー、テラプローブ会津で行っています。さらに、九州事業所とテラパ
  ワーの双方において、自動車産業向け品質マネジメントシステム(ISO/TS16949)の認証を取得しており、日本と台
  湾の両拠点で、高品質が要求される車載半導体のテスト受託を強化しております。一般的にウエハテスト、ファイ
  ナルテストともに、顧客から支給されたテストプログラムを使用して検査し、半導体の特性について、良品・不良
  品の判別を行い、その結果を顧客に提供して業務が完了します。製品によりテスト機器やテスト環境が異なるた
  め、顧客の様々なニーズに対応していく技術力と柔軟性が求められております。また、当社グループは、PTIやその
  他OSAT企業との連携により、後工程まで含めたターンキーサービスによるソリューションも提供しています。
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  [半導体製造工程]
  (注) 上記工程図内のテスト工程(6~8、10~12)は、当社で受託しているロジック製品のテスト工程の一例を記載しております。







  (※) 6、11はいずれか一方を実施。
  以上に述べた事項を事業系統図に示すと次のとおりです。

  [事業系統図]

                 2019年12月31日現在







  (注) 上記事業系統図内の「取引関係」と「モノの動き」とには、様々な組み合わせの形があります。

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 用語解説
 (*1)ウエハ:ウエハは単結晶シリコンの塊(インゴット)から薄く切り出された円盤状のものの表面を研磨した薄い板
    で、半導体チップを製造するための直接材料となるものです。このウエハ上にトランジスタ、キャパシタ
    (電荷を蓄える部品:コンデンサ)、配線などを作り込み、電子回路を形成します。
    直径は200mm(8インチ)、300mm(12インチ)が一般的で、大口径化するにつれウエハ1枚当たりから取
    れる半導体チップ数が多くなりコストダウンにつながります。半導体チップ面積が同じであれば、300mmウ
    エハは200mmウエハの2倍程度のチップの生産が可能です。
 (*2)前工程:一般的に半導体製造工程のうち、ウエハ上に半導体チップを作り込み、ウエハ状態で検査し、良品・不良

    品の判別をするまでの工程を指します。
 (*3)後工程:一般的に半導体製造工程のうち、前工程以降の半導体チップをパッケージングし、個々の半導体デバイス

    を検査し、不良品を除去するまでの工程を指します。
 (*4)ダイシング:ウエハ上に作られた半導体チップを、ダイヤモンド刃のカッターなどで個々の半導体チップに切り離

    すことを指します。
 (*5)パッド:半導体チップ上に形成された端子(電極)を指します。この端子に探針(プローブ)を当て、半導体の電

    気特性を測定します。
 (*6)テスタ:半導体の電気特性を検査するための装置です。テストプログラムに基づき、直流、交流特性並びに機能に

    ついて検査を行います。
 (*7)プローバ:プローブカードを装着し、テスタに接続して使用します。ウエハを1枚ずつ出し入れし、ウエハを移動

    しながら半導体チップのパッドにプローブを接触させる装置です。
 (*8)プローブカード:ウエハテストにおいて、半導体チップの電気的検査をするために用いられる接続治具(探針)で

    す。半導体チップのパッド(電極)とテスタとを接続する役割を持ち、パッドに探針(プローブ)を接触させ
    ることにより、半導体チップの電気的検査を行い良否判定をします。
    半導体チップのパッド位置に合わせてプローブの配置も変わるため、製品毎に専用のプローブカードが必
    要となります。
 (*9)DRAM(Dynamic   Random Access Memory):  DRAMは、記憶単位が1個のトランジスタと1個のキャパシタ(電荷を蓄

    える部品:コンデンサ)で構成される半導体で、集積度に優れています。このためビット単価も安く、大
    容量のメモリを必要とするシステムを中心に使用されます。DRAMは情報をキャパシタに電荷で蓄えるた
    め、微少の漏れ電流によって長時間放置すると情報が失われます。このため定期的に同一情報を再書き込
    みする必要があります。
 (*10)SoC(System   on Chip):  一つの半導体チップ上に、必要とされる一連の機能(システム)を集積したものを指し

    ます。複数の機能を1チップ上に集積することで、基板上に複数の単機能LSIを実装するよりも機器自体の
    小型化が可能になるなどのメリットがあります。
 (*11)マイコン:家電製品や電子機器の制御などに使われる、一つの半導体チップにコンピュータシステム全体を集積し

    た半導体で、パソコンなどに内蔵されるマイクロプロセッサに比べ機能はシンプルで性能も低いが、安価
    でシステム全体の基板面積や部品点数、消費電力を少なく抑えることができます。
 (*12)イメージセンサ:画像を電気信号に変換する半導体素子を指します。スマートフォンやデジタルカメラなどに広く

    使用されています。CCD、CMOSなど構造によりいくつかの種類があります。
 (*13)アナログ:無線通信用半導体や電源制御用半導体、アナログデータをデジタルデータに変換するコンバータなど多

    くの種類があります。
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 4【関係会社の状況】
                  2019年12月31日現在
                議決権の所有割
          資本金
                合又は被所有割
   名称    住所     主要な事業の内容       関係内容
          (百万円)
                合 (%)
  (親会社)
                   役員の兼任3
            半導体の開発、設    直接所有  11.8
  Powertech  Technology
       台湾新竹縣湖口
          NT$7,791百万         名
       郷         間接所有  48.8
  Inc.
            計、製造、販売
                   設備の賃貸
  (その他の関係会社)
            株式の保有による事
                   役員の兼任1
                直接所有  48.8
  力成科技日本合同会社     東京都港区     5業活動の支配及び管
                   名
            理等
  (連結子会社)
            半導体ウエハテス
       台湾新竹縣湖口            役員の兼任3
  TeraPower  Technology  Inc.           所有     51.0
          NT$1,497百万  ト、ファイナルテス
       郷            名
            ト受託
  (連結子会社)
                   役員の兼任4
            半導体ウエハテスト
       福島県会津若松            名
                所有   100.0
  ㈱テラプローブ会津          45
       市            設備の賃貸
            受託
                   資金の貸付
  (注) 1.Powertech    Technology  Inc.は当社のその他の関係会社である力成科技日本合同会社の持分を
     100%保有する親会社であります。
     2.TeraPower    Technology  Inc.は、売上高の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
    主要な損益情報等   (1) 売上高      9,989百万円
        (2)  経常利益       139百万円
        (3)  当期純利益     80百万円
        (4)  純資産額   14,977百万円
        (5)  総資産額   36,285百万円
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 5【従業員の状況】
  (1)連結会社の状況
                 2019年12月31日現在
      従業員数(人)
        (  306 )
       776
  (注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出
   向者を含みます。)であり、嘱託社員及び派遣社員は、当連結会計年度末までの年間の平均人員を( )外
   数で記載しております。
  (2)提出会社の状況

                 2019年12月31日現在
   従業員数(人)     平均年齢(歳)    平均勤続年数(年)    平均年間給与(千円)
    205 (  114  )    41.6     7.6    6,320
  (注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含みます。)であり、嘱
   託社員及び派遣社員は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
   2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
   3.前事業年度末に比べて従業員数が44名減少しております。これは、定年退職や自己都合退職に加え、2019年
   7月1日付で、システムソリューションセンターを廃止したことによるものであります。
  (3)労働組合の状況

  ㈱テラプローブに労働組合は結成されておりませんが、㈱テラプローブ会津に労働組合が結成されております。
  なお、労使関係は円満に推移しております。
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 第2【事業の状況】
 1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
  当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は以下のとおりです。なお、文中における将来に関する事
  項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。
 (1)経営理念、方針及び基本戦略

  当社グループは、「常に、チャレンジ精神と誇りをもってビジネスに取り組み、技術を磨き、生産の効率化を進
  め、世界中のお客様が心から満足し信頼できるパートナーとして、新たな価値創造に貢献する」ことを経営理念と
  して掲げております。
  この経営理念のもと、当社グループは、ルーツである日本の大手半導体メーカーが築いた技術を基に、2005年の
  創業以来培ってきた半導体テスト技術・ノウハウや関連するハードウェア・ソフトウェアの開発力をさらに進化・
  発展させ、今後も世界中のビジネス獲得に努めてまいります。
  また、顧客の半導体製品のテストを行うだけでなく、その上流工程であるテスト設計の開発など、顧客の製品企
  画・開発段階からソリューションを提供していくことで、単なるテスト受託会社にとどまらないパートナーとして
  顧客の半導体製品の製造に不可欠な存在になることを目指しています。
 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

  当社グループは、高い収益性の確保と企業価値の向上を目指しており、その指標として売上高営業利益率と自己
  資本利益率(ROE)が重要であると認識しておりますが、過去数年の当社事業における変化を踏まえ、まずは、継続
  的に安定した収益を確保しうる事業基盤の構築が先決であると考えております。経営指標の具体的な数値目標につ
  いては、そのような事業基盤等の条件が整った段階で、お示ししたいと考えております。
 (3)経営環境及び対処すべき課題等

  半導体製品は、IoT(Internet     of things)製品、AI(人工知能)や自動運転、次世代通信規格である5Gなどの分
  野を支えるキーデバイスとして、今後も市場の成長が期待されております。一方で、この成長市場における競争は
  激しく、市場の変化も速いことから、それらに応じたスピード感のある事業運営が求められています。半導体テス
  トにおいては、半導体製品の種類によって最適な検査装置が異なり、かつ、半導体製品の進歩に合わせた、能力の
  高度化が求められます。当社グループのテスト受託事業は、当社グループが設備投資を行って各種検査装置を揃
  え、これを数年に渡って様々な顧客からの受託量に応じて課金し、回収していくビジネスモデルが中心となってお
  ります。この事業形態においては、複数の顧客から様々な製品のテストを受託し、設備を最大限活用することで平
  均稼働率を高く維持することが重要となります。また、長期に渡って安定した稼動を維持するため、高度な工場管
  理能力も必要となります。 
  当社グループは顧客の様々なニーズに迅速且つ柔軟に対応することにより、顧客満足を高め、より強力な取引関
  係を構築することで安定的・継続的に事業を運営し、企業価値の向上を実現するため、以下の取り組みを進めてお
  ります。
  ① 顧客との長期的な関係の強化

   テスト開発から量産まで高い品質のサービスの提供に加えて、関係会社等との連携による後工程受託まで含め
  たターンキーサービスによるソリューションを提供することで顧客製品の価値向上に貢献し、顧客にとって信頼
  できるパートナーとして長期的な関係を強化してまいります。
  ② 成長分野への注力

   当社グループでは、メモリに大きく依存していた創業時の事業ポートフォリオからの移行を進めてまいりまし
  たが、今後も引き続き、ADAS(Advanced       Driver Assistance  System)やEV(Electric    Vehicle)化など、数量の
  増加が見込まれ、かつ高品質・高信頼性が要求される車載分野のテスト受託の拡大に注力するとともに、AI、5G
  及びセンサなど、当社のロジック、特にイメージセンサ等における実績・経験を活かしうる成長分野を開拓して
  まいります。
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  ③ テスト技術の開発と人材育成
   半導体製品の小型化・高密度化・高機能化による設計や製造の高度化・短期化に伴い、テストの重要性は高ま
  り、より高度な技術が求められています。最先端のテスト技術の開発を進めるとともに、技術優位性を確保する
  ためにテストエンジニアの育成に努めてまいります。
  ④ 生産性の向上

   変化の激しい半導体市場において安定した収益を確保するため、当社グループ全体の人員配置を随時最適化す
  るとともに、AIなど最新の技術を活用することで、オペレーションの効率化を図り、生産性の向上を進めてまい
  ります。
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 2【事業等のリスク】
  本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある
  事項には、以下のようなものがあります。
  当社グループは、これらのリスクの発生の回避及び発生した場合の対応に努めております。なお、以下に記載され
  た事項は、当社グループのすべてのリスクを網羅するものではありません。また、文中の将来に関する事項は、当連
  結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
  (1) 主に外部環境に由来するリスク

  ① 経済状況について
   当社グループが業務を受託する半導体製品は、スマートフォンなどのモバイル機器を中心に、PC、デジタル家
  電、車載用途など幅広い分野で使用されております。これらの最終製品の市場動向、顧客の生産動向、同業他社
  との競争、貿易摩擦、為替相場の変動等といった当社グループを取り巻く経済状況の変化は、当社グループの財
  政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ② 資金について

   当社グループの事業は設備投資に多額の資金が必要であり、現状の事業見通しにおいても新たなビジネスの獲
  得に伴う設備投資が予定されています。また、設備投資以外に負債の返済やM&Aに関わる資金需要が発生する可能
  性もあります。これらの資金需要に関して、必要な金額の確保は可能であると判断しておりますが、経済環境の
  急激な変動等により予定していた資金の確保ができない場合や資金調達コストが増加する場合、当社グループの
  事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ③ 技術革新の影響について

   当社グループの属する半導体業界は、技術革新の速度が非常に速く、製品の高機能化、低価格化が急激に進行
  するという特徴があります。このため、新たな技術開発がなされた場合、当社グループの保有する設備、技術が
  陳腐化する可能性があり、その場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性
  があります。
  ④ 自然災害等について

   当社グループの事業拠点は、主に神奈川県横浜市港北区、熊本県葦北郡芦北町、福島県会津若松市及び台湾新
  竹縣湖口郷に立地しており、当地及びその周辺で地震、台風等の自然災害、事故、感染症の流行、又はその他当
  社グループがコントロールできない事象が発生した場合、操業の停止等様々な損害を受ける可能性があります。
  当社はBCM(事業継続マネジメント)活動に取り組んで上記損害の影響軽減に努めており、さらに損害保険にも加
  入しておりますが、考えうる全ての損失について保険に加入しているわけではなく、当社グループの受ける損失
  の全てが保険により補填される保証はありません。そのため、上記のような事象が発生した場合、当社グループ
  の事業展開、財政状態及び経営成績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
  (2) 主に事業運営に由来するリスク

  ① 特定顧客への依存について
   当社グループが業務を受託している大手顧客のいずれかが、当社グループへのテスト業務の委託等を大きく減
  少させた場合、又は何らかの理由により顧客の事業環境に大きな変化が生じた場合等には、当社グループの事業
  展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ② 減価償却費及び固定資産の減損について

   当社グループは、半導体のテスト受託を主な事業としており、この事業は受託量の増加や受託対象製品の増加
  に際して、使用する半導体検査装置等の投資が先行し、数年にわたって回収していく構造となっております。こ
  のため当社グループは、当該装置を中心に多くの固定資産を保有しており、固定的な費用である減価償却費が費
  用に占める割合が高くなっております。顧客からの需要が低迷した場合は、売上高に連動して費用を下げること
  が困難であることから、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、固定資産の連結貸
  借対照表計上額は、会計基準に則り、必要に応じて、対象資産の将来キャッシュ・フローを見積もり、回収可能
  性を評価しております。稼働率の低下などの何らかの要因で、将来キャッシュ・フローの見込みや割引率に用い
  る加重平均資本コストが変動し、十分なキャッシュ・フロー又はその現在価値が確保できない見込みとなった場
  合には、減損損失の認識が必要となり、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ③ 人材の確保について

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   当社グループの円滑な事業運営には、各分野の優秀な人材確保が必要不可欠となっております。しかしなが
  ら、人材確保の難易度は年々増していることから、新たな人材の獲得ができない又は優秀な人材が流出してしま
  う場合、当社グループの事業展開及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ④ 特定サプライヤーへの依存について

   当社グループは、事業に使用する設備、治工具等について、多数の取引先から調達しております。しかしなが
  ら、設備、治工具等の中には特定の供給元からしか入手できないものも含まれているため、需給が逼迫した場合
  の供給能力不足や供給元の事故等により、これらを適切なタイミングで調達できない可能性があります。また、
  調達できる場合でも調達価格が大幅に上昇するなど、当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの事
  業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ⑤ 顧客資産管理について

   当社グループは顧客の製品である半導体ウエハを預かって業務を行っており、また顧客の資産であるプローブ
  カードや検査装置等を借用する場合があります。これらの製品並びにプローブカード及び検査装置等は高価であ
  り、その扱いには細心の注意を払っておりますが、事故等でこれらを破損した場合、その損害を負担する可能性
  があります。当社グループは、保険契約によりこのような事態に対して備えておりますが、全ての補償を可能に
  するものではなく、事故等の発生により当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がありま
  す。
   また、顧客の資産を破損した場合、顧客の信用を失い、業務の受託が極端に減少する可能性があり、その場
  合、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  ⑥ 情報管理について

   当社グループは顧客からの業務受託にあたり、テストプログラムなど顧客の重要情報を取り扱っております。
  当社は、安定したサービスを提供し続けられる情報システムの構築と運用に努め、情報管理を徹底しております
  が、不正アクセスによる情報漏洩やシステム障害等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に悪
  影響を及ぼす可能性があります。
  ⑦ 品質について

   当社グループは顧客からの業務受託にあたり、要求された品質を満たすべく注力しております。しかしなが
  ら、顧客の要求する品質を満たせない状況が発生した場合、顧客の信用を失い、業務の受託が極端に減少する可
  能性があり、その場合、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
  (3) その他

  ① 親会社グループとの関係について
   当社の親会社はPowertech     Technology  Inc.(以下「PTI」といいます。)であり、PTIはグループ全体で当社株
  式の60.65%の議決権を所有しております。また、2019年12月31日時点において、同社グループの役職員4名が、
  当社の取締役を兼任しております。現状において、当社グループはPTIグループ内において競合となりうる状況は
  発生しておりません。しかしながら、PTIグループによる当社株式の株主権行使が、当社の他の株主の利益と一致
  しない可能性があります。
  ② 知的財産について

   当社グループが特許等の知的財産権を取得しようとする場合に、適時に特許等の登録を受けられるとは限りま
  せんし、あるいは第三者が保有する知的財産権について、実施許諾を適時に受けられ、かつ継続できるとは限り
  ません。また、当社グループが第三者から知的財産権の侵害や、実施許諾等に関する違反を主張される可能性が
  あり、その場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
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 3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
  (1) 重要な会計方針及び見積り

  当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成され
  ております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示
  に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断し
  ておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
  ① 繰延税金資産

   当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を検討し、評価性引当額を設定することにより減額しておりま
  す。評価性引当額の必要性を検討するに当たり、将来の課税所得を考慮しております。繰延税金資産の回収可能
  性の検討は毎期行っており、計上されている繰延税金資産の金額と回収見込み金額との差額は、法人税等調整額
  に計上され、親会社株主に帰属する当期純利益を増減させることになります。
  ② 固定資産の減損

   当社グループでは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、前連結会計年度において帳簿価額の
  回収が困難と見込まれる固定資産につき減損処理を行なっております。なお、前述以外の固定資産については、
  将来の収益計画に基づき減損処理の必要性を判断していますが、将来の収益獲得が見込めなくなった場合には、
  減損損失が発生する可能性があります。
  ③ 退職給付債務

   当社の従業員退職給付債務及び費用は、割引率等数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待運用収益
  率に基づいて算出しております。実際の結果が前提条件と相違した場合又は前提条件を変更した場合、その影響
  額は数理計算上の差異として認識し、退職給付に係る制度を変更した場合、その影響額は過去勤務費用として認
  識します。これら数理計算上の差異及び過去勤務費用のうち、当期に費用処理されない部分については、税効果
  を考慮の上その他の包括利益として認識し、退職給付に係る負債に含めて計上しております。よって、前提条件
  と実際の差異が生じたり、制度変更を行った場合、その他の包括利益、繰延税金資産及び退職給付に係る負債に
  影響を及ぼします。
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  (2) 経営成績の分析
  当連結会計年度において、当社グループの売上高は         16,908百万円  (前年同期比  22.2% 減)となり、前年同期と比
  較して減少いたしました。これは、2018年5月1日付でマイクロンメモリ             ジャパン株式会社向け半導体テストサー
  ビス事業を譲渡したことや、その他メモリ顧客のDRAM製品の需要が低迷したこと、主要顧客の車載向けLogic製品の
  前期からの生産調整が終了したものの、受託量が以前の水準までの回復には至っていないことなどによるもので
  す。
  損益につきましては、営業損失     110百万円  (前年同期は営業利益    1,670百万円  )、経常損失  393百万円  (前年同期は
  経常利益  1,539百万円  )となり、前年同期と比較して減少いたしました。これは、広島事業所におけるオペレーショ
  ンの九州事業所   への統合や、業務の   効率化などにより各種費用が減少したものの、売上高の減少を補うには至らな
  かったことなどによるものです。
  また、当連結会計年度において、固定資産売却などによる特別利益           804百万円  、子会社の株式会社テラプローブ会
  津において2ヶ所に分かれていたクリーンルームを1ヶ所に統合したことなどによる設備移転費用や、固定資産除
  却などによる特別損失    344百万円  、法人税等合計   267百万円  、非支配株主に帰属する当期純利益      43百万円  を計上いた
  しました。
  以上の結果、親会社株主に帰属する当期純損失は        243百万円  (前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益        1,038
  百万円 )となりました。
  当社グループの当連結会計年度の売上高の製品別内訳は、以下のとおりです。

                   (単位:百万円) 
                Logic   合計
          DRAM    Flash
   当連結会計年度       3,594    303   13,010   16,908
   (参考)前連結会計年度       7,007    297   14,434   21,739
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  (3)生産、受注及び販売の状況
  ① 生産実績
   当社グループの生産品はその大部分が入庫後すぐに顧客のもとへ出荷されているため、生産実績は販売実績と
  ほぼ同額となります。従いまして、生産実績の記載はしておりません。下記③販売実績をご参照ください。
  ② 受注実績

   当社グループの取引形態においては、当月の受注のほとんどが、同月中に出荷完了しているため、受注実績は
  販売実績とほぼ同額となります。従いまして、受注状況の記載はしておりません。下記③販売実績をご参照くだ
  さい。
  ③ 販売実績

   当連結会計年度の販売実績を示すと、次のとおりであります。
   なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントの名称を半導体テスト事業として記載しており
  ます。
              当連結会計年度
             (自 2019年1月1日
     セグメントの名称
              至 2019年12月31日)
           金額(千円)      前年同期比(%)
   半導体テスト事業         16,908,448       △22.2
   (注) 1.当連結会計年度において、半導体テスト事業の販売実績が著しく減少しております。これは、2018
     年5月1日付でマイクロンメモリ      ジャパン株式会社向け半導体テストサービス事業を譲渡したこと
     や、その他メモリ顧客のDRAM製品の需要低迷、車載向けLogic製品の生産調整が続いたことなどによ
     るものです。
    2.前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対
     する割合は、次のとおりであります。
      なお、当該割合が100分の10未満の場合は記載を省略しております。
            前連結会計年度     当連結会計年度
           (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
       相手先
           至 2018年12月31日)     至 2019年12月31日)
           金額(千円)   割合(%)  金額(千円)   割合(%)
    ルネサス  エレクトロニクス株式会社
           4,535,487   20.9  3,051,475   18.0
    Cypress  Semiconductor   Corporation

           2,567,843   11.8  2,170,780   12.8
    Novatek  Microelectronics
           1,788,667    8.2  1,778,022   10.5
    Corporation
    3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
  (4) 財政状態に関する分析

  (資産)
   当連結会計年度末における総資産は56,927百万円となり、前連結会計年度末比5,871百万円の減少となりまし
  た。これは主に、現金及び預金が3,450百万円、有形固定資産が2,828百万円、それぞれ減少したことによるもの
  です。なお、当連結会計年度における設備投資は5,330百万円となりました。
  (負債)
   負債は26,677百万円となり、前連結会計年度末比5,207百万円の減少となりました。これは主に、前受収益が
  1,233百万円、長期借入金が2,004百万円、未払金が637百万円、未払法人税等が653百万円、それぞれ減少したこ
  とによるものです。
  (純資産)
   純資産は30,250百万円となり、前連結会計年度末比664百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に
  帰属する当期純損失を243百万円計上し、それに伴い、非支配株主持分が356百万円減少したことによるもので
  す。
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  (5) キャッシュ・フローの状況に関する分析
   当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は             8,628百万円  となり、前連結会計年
  度末比 2,094百万円の減少   となりました。
   当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、           次のとおりであります。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)

   営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ          2,657百万円減少   し、 5,872百万円の純収入    となりまし
  た。これは主に、減価償却費の計上      7,808百万円  により資金が増加した一方、法人税等の支払        901百万円  により資
  金が減少したことによるものです      。
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
   投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ          8,950百万円増加   し、 4,797百万円の純支出    となりまし
  た。これは主に、定期預金の払戻による収入        7,986百万円  により資金が増加した一方、定期預金の預入による支出
  が6,630百万円  となったこと及び有形固定資産の取得による支出        6,613百万円  により資金が減少したことによるも
  のです。
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
   財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ         10,305百万円減少   し、 3,166百万円の純支出    となりまし
  た。これは主に、既存借入金の借り換え及び返済として、借入金による収入が長短合わせて13,114百万円あった
  ことにより資金が増加した一方、借入金の返済による支出が長短合わせて15,238百万円あったことにより資金が
  減少したことによるものです。
  (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移

           2016年  2017年  2017年
                 2018年  2019年
                 12月期  12月期
           3月期  3月期  12月期
  自己資本比率(%)         57.0  47.4  41.5  37.0  40.2
  時価ベースの自己資本比率(%)         20.5  31.3  21.1  9.9  14.6

  キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)         1.02  2.15  2.66  2.86  3.77

  インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)         69.8  60.5  54.9  38.5  23.3

  自己資本比率:自己資本/総資産
  時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
  キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
  インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
  (注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
  (注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
  (注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
  (注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象として
    おります。
  (注5)2017年6月29日開催の第12期定時株主総会決議により、決算期を3月31日から12月31日に変更しました。
    従って、2017年12月期は2017年4月1日から2017年12月31日の9ヶ月間となっております。
  (注6)2017年12月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2017年3月期の連結財務
    諸表について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映しております。
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  (6) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
  当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達
  成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高営業利益率と自己資本利益率(ROE)が重要であ
  ると認識しておりますが、過去数年の当社事業における変化を踏まえ、まずは、継続的に安定した収益を確保しう
  る事業基盤の構築が先決であると考えております。
  当連結会計年度においては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フ
  ローの状況の分析 (2)    経営成績の分析」に記載のとおり、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損
  失を計上いたしました。
  なお、当連結会計年度における売上高営業利益率は△0.7%、ROEは△1.1%となりました。
  (7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

  当社グループは、半導体のテスト受託を主な事業としており、この事業は受託量の増加や受託対象製品の増加に
  際して、使用する測定装置等の投資が先行し、数年にわたって回収していく構造となっております。従って、所要
  資金の調達については、長期借入金やファイナンス・         リース等の長期安定的な調達方法を取ることに留意しており
  ます。この結果、キャッシュ・フローに関し、営業活動によるキャッシュ・フローにおいては減価償却費が、投資
  活動によるキャッシュ・フローについては新規設備投資による支出が、財務活動によるキャッシュ・フローにおい
  ては長期借入金等の長期有利子負債の増減が、それぞれ主な構成要素及び変動要因となっております。
  手許流動性、すなわち、現金及び現金同等物の水準については、業績の変動に対応するため、連結売上高の3ヶ
  月分以上の確保が望ましいと考えております。当連結会計年度末においては、現金及び現金同等物の残高は8,628百
  万円であり、当連結会計年度売上高の約6.1ヶ月分を確保しております。
  (8) 経営成績に重要な影響を与える要因について

  当社グループの売上高は、半導体のテスト受託を中心としており、顧客の生産動向により経営成績が影響を受け
  る可能性があります。詳しくは「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
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 4【経営上の重要な契約等】
  契約会社名     契約締結先       内容     契約締結日

      Micron Technology,  Inc.
            ASSET PURCHASE  AGREEMENT
  ㈱テラプローブ                 2017年4月14日
      マイクロン  ジャパン㈱
  (注) 当契約の内容は、2018年5月1日をもって、マイクロン           ジャパン㈱に対して、マイクロンメモリ       ジャパン㈱
   を顧客とする一部事業を譲渡することについて定めたものであります。また、当契約において譲渡した設備に
   つき、一定の条件の場合において当社が優先的に買い戻すことができる権利を定めております。
 5【研究開発活動】

  当社グループの当連結会計年度における研究開発費の金額は、           8百万円となりました。
  当社グループは、システムソリューションセンター(熊本県熊本市)において、AI技術である機械学習、深層学習
  を活用した年齢/性別推定技術、次世代顔認証技術など、画像処理技術を応用したソフトウエア開発の研究を行って
  おりましたが、2019年7月1日付でシステムソリューションセンターを廃止し、それらの研究開発活動を終了いたし
  ました。
  なお、当社グループのテスト事業における研究開発活動は、受託業務に関連した開発内容が中心であり、これらの
  研究開発は事業活動に密接に関わる内容であるため、売上原価として処理しております。
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 第3【設備の状況】
 1【設備投資等の概要】
  当連結会計年度の設備投資については、テスト受託能力増強及び新規テスト受託に伴うテスト装置導入のために設
  備投資を実施し、当連結会計年度の設備投資の総額は         5,330,664  千円(無形固定資産及び調整額等を含む)となりまし
  た。
 2【主要な設備の状況】

  当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
  (1) 提出会社
                 2019年12月31日現在
             帳簿価額
                    従業
   事業所名
           機械及び
             土地
      設備の内容
                    員数
         建物      その他  合計
   (所在地)
             (千円)
           装置
                    (人)
         (千円)       (千円)  (千円)
             (面積㎡)
           (千円)
                     46
      本社・
  本社・開発センター
         14,614   -  - 6,075  20,690
  (神奈川県横浜市港北区)
      事務所              (  5)
              58,615       159

      半導体
  九州事業所
         1,602,655  4,738,786    2,023,065  8,423,123
  (熊本県葦北郡芦北町)
      検査設備他
             (58,660)       (107)
  (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、構築物、車両運搬具、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計でありま
    す。なお上記金額には消費税等を含めておりません。
   2.帳簿価額は「固定資産の減損に係る会計基準」及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」の適用
    後の金額を表示しております。
   3. 本社・開発センターは建物を賃借しており、年間の賃借料は26,980千円であります。
   4. 従業員数の( )は、当連結会計年度末までの年間の臨時雇用者数の平均を外書しております。
  (2) 国内子会社

                 2019年12月31日現在
              帳簿価額
                    従業
     事業所名
           機械及び  土地
       設備の内容
   会社名
                    員数
          建物      その他  合計
     (所在地)
              (千円)
            装置
                    (人)
         (千円)      (千円)  (千円)
            (千円)  (面積㎡)
     本社・工場
  株式会社
        半導体
                     77
     (福島県
  テラプローブ        363,232  162,955   - 137,199  663,387
       検査設備他
                    (43)
     会津若松市)
  会津
  (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。なお上記金額には消
    費税等を含めておりません。
   2.本社・工場は土地及び建物を賃借しており、年間の賃借料は56,904千円であります。
   3. 従業員数の( )は、当連結会計年度末までの年間の臨時雇用者数の平均を外書しております。
  (3) 在外子会社

                 2019年12月31日現在
              帳簿価額
                    従業
     事業所名
           機械及び  土地
       設備の内容
   会社名
                    員数
          建物      その他  合計
     (所在地)
              (千円)
            装置
                    (人)
         (千円)      (千円)  (千円)
            (千円)  (面積㎡)
        半導体
  TeraPower
                    494
     本社・工場
             1,517,110
         7,453,203  17,560,156    2,684,187  29,214,657
             (12,756)
     (台湾新竹縣)
       検査設備他
  Technology  Inc.                (149)
  (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、車両運搬具、工具、器具及び備品、建設仮勘定の合計であります。なお上
    記金額には消費税等を含めておりません。
   2. 従業員数の( )は、当連結会計年度末までの年間の臨時雇用者数の平均を外書しております。
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 3【設備の新設、除却等の計画】
  (1) 重要な設備の新設等
  当社グループが属する半導体業界は事業環境が短期間に変化するという特徴があり、1年間の業績予想を作成する
  のは困難であることから、四半期ごとの連結業績予想を開示しております。当社グループの設備の新設、除却など
  に関しては、需要動向をはじめ様々な要素を総合的に勘案して判断しております。
  そのため、2020年12月期における設備投資に関する具体的な計画については開示しておりませんが、2020年12月
  期第1四半期における投資額は、約15億円を見込んでおります。
  主な投資内容として、台湾子会社でのテスト受託能力の強化と生産効率の向上を目的としております。その所要
  資金は、主に自己資金を充当する予定であります。
  (2) 重要な設備の除却等

  該当事項はありません。
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 第4【提出会社の状況】
 1【株式等の状況】
  (1)【株式の総数等】
  ①【株式の総数】
      種類        発行可能株式総数(株)
   普通株式             30,000,000

      計          30,000,000

  ②【発行済株式】

            上場金融商品取
     事業年度末現在    提出日現在発行数
            引所名又は登録
   種類  発行数(株)    (株)        内容
            認可金融商品取
     (2019年12月31日)    (2020年3月26日)
            引業協会名
               完全議決権株式であり、権利内容
            東京証券取引所
               に何ら制限の無い当社の標準とな
  普通株式   9,282,500    9,282,500
               る株式で、単元株式数は100株であ
            (マザーズ)
               ります。
   計  9,282,500    9,282,500    -     -
  (2)【新株予約権等の状況】

  ① 【ストックオプション制度の内容】
   該当事項はありません。
  ② 【ライツプランの内容】

   該当事項はありません。
  ③ 【その他の新株予約権等の状況】

   該当事項はありません。
  (3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

   該当事項はありません。
  (4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

     発行済普通株式   発行済普通株式   資本金増減額   資本金残高   資本準備金   資本準備金

   年月日
     総数増減数(株)   総数残高(株)    (千円)    (千円)  増減額(千円)   残高(千円)
  2018年6月30日
       - 9,282,500    - 11,823,312   △3,768,945   7,611,322
  (注)
  (注) 会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金を減少し、その同額をその他資本剰余金に振替えたもので
   あります。
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  (5)【所有者別状況】
                  2019年12月31日現在
         株式の状況(1単元の株式数     100 株)
                   単元未満
    政府及び
             外国法人等
   区分                 株式の状
                個人
        金融商品  その他の
    地方公共  金融機関            計
                   況(株)
        取引業者  法人
                その他
            個人以外  個人
     団体
  株主数(人)   -  1  22  30  29  6 3,426  3,514   -
  所有株式数
     -  103  3,836  44,822  13,424   26 30,599  92,810  1,500
  (単元)
  所有株式数
     -  0.11  4.13  48.29  14.46  0.02  32.96  100.00   -
  の割合(%)
  (注)  自己株式185,241株は「個人その他」に1,852単元、「単元未満株式の状況」に41株含まれております。
  (6)【大株主の状況】

                  2019年12月31日現在
                   発行済株式
                   (自己株式を除
                所有株式数
    氏名又は名称        住所
                   く。)の総数に
                (株)
                   対する所有株式
                   数の割合(%)
         東京都港区海岸1丁目2番20号
  力成科技日本合同会社               4,440,300   48.80
         汐留ビルディング3階
         10 DATONG RD., HSINCHU  INDUSTRIAL
  POWERTECH  TECHNOLOGY  INC.
         PARK, HUKOU, HSINCHU  30352, TAIWAN
                1,077,100   11.83
  (常任代理人 藤本   欣伸)
         (東京都千代田区大手町1丁目1-2 
         大手門タワー 西村あさひ法律事務所)
  時津 昭彦

         大阪府大阪市北区        370,100   4.06
  岩井 雷太

         大阪府枚方市        130,200   1.43
  中島 秀樹

         福岡県福岡市早良区        120,900   1.32
  GMOクリック証券株式会社       東京都渋谷区桜丘町20-1        105,000   1.15

  古春 司

         大阪府泉佐野市        65,000   0.71
         EUROPEAN  BANK AND BUSINESS  CENTER 6,

  J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG  S.A.
         ROUTE DE TREVES,  L-2633
  1300000
         SENNINGERBERG,   LUXEMBOURG     63,300   0.69
  (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済
         (東京都港区港南2丁目15-1
  営業部) 
         品川インターシティA棟) 
  網谷 由希夫

         東京都江東区        62,900   0.69
  BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM

         1CHURCH PLACE, LONDON,  E14 5HP UK
  CLIENT ACCOUNTS  MLSCB RD
                 62,574   0.68
         (東京都千代田区丸の内2丁目7-1 
  (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)       決済事業部)
     計       -    6,497,374   71.42
  (注) 1.持株比率は小数点以下第3位を切り捨てて表示しております。
   2.上記のほか当社所有の自己株式185,241株があります。
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  (7)【議決権の状況】
  ①【発行済株式】
                  2019年12月31日現在
     区分     株式数(株)   議決権の数(個)     内容
   無議決権株式        -    -    -
   議決権制限株式(自己株式等)        -    -    -
   議決権制限株式(その他)        -    -    -
         (自己保有株式)
   完全議決権株式(自己株式等)           -    -
         普通株式   185,200
                権利内容に何ら制限の無い
   完全議決権株式(その他)      普通株式  9,095,800    90,958 当社の標準となる株式であ
                ります。
   単元未満株式      普通株式   1,500   -    -
   発行済株式総数        9,282,500    -    -
   総株主の議決権        -    90,958    -
   (注)「単元未満株式」の欄には、当社所有の自己株式が次のとおり含まれております。
      自己株式                   41株
  ②【自己株式等】

                  2019年12月31日現在
           自己名義  他人名義  所有株式数
                  発行済株式総数に
   所有者の氏名又は名称     所有者の住所   所有株式数  所有株式数   の合計  対する所有株式数
                  の割合(%)
           (株)  (株)  (株)
   (自己保有株式)   神奈川県横浜市港北区
           185,200   -  185,200   1.99
   株式会社テラプローブ     新横浜2-7-17
    計    -   185,200   -  185,200   1.99
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 2【自己株式の取得等の状況】
  【株式の種類等】    会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得
  (1)【株主総会決議による取得の状況】

  該当事項はありません。
  (2)【取締役会決議による取得の状況】

 会社法第155条第3号による取得

     区分       株式数(株)      価額の総額(円)
  取締役会(2019年2月14日)での決議状況
              185,000     150,000,000
  (取得期間2019年2月15日~2019年6月21日)
  当事業年度前における取得自己株式             ―      ―
  当事業年度における取得自己株式             185,000     119,686,300
  残存決議株式の総数及び価額の総額             ―      ―
  当事業年度の末日現在の未行使割合(%)             ―      ―
  当期間における取得自己株式             ―      ―
  提出日現在の未行使割合(%)             ―      ―
  (3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

 会社法第155条第7号による取得

     区分       株式数(株)      価額の総額(円)
  当事業年度における取得自己株式             55     42,020
  当期間における取得自己株式             ―      ―
  (4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

          当事業年度       当期間
     区分
            処分価額の総額       処分価額の総額
        株式数 (株)       株式数 (株)
             (円)       (円)
  引き受けるものの募集を行った
           ―   ―   ―   ―
  取得自己株式
  消却の処分を行った取得自己株式        ―   ―   ―   ―
  合併、株式交換、株式分割に係る
           ―   ―   ―   ―
  移転を行った取得自己株式
  その他        ―   ―   ―   ―
  保有自己株式数        185,241    -  185,241    -

  (注)当期間における保有自己株式には、2020年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
   による株式数は含まれておりません。
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 3【配当政策】
  当社は、利益配当を含む株主還元を経営の最重要課題と位置づけており、企業価値の向上に必要な事業基盤の強化
  のための設備投資や、財務体質の健全性を実現しつつ、収益状況に応じて行うことを基本方針としています。 
  2019年12月期の剰余金の配当につきましては、利益剰余金は計上しているものの、単年度決算としては損失を計上
  していることを踏まえまして、誠に遺憾ながら見送らせていただきます。2019年12月期第3四半期及び第4四半期に
  おいては、主要顧客からの需要回復に伴い、黒字回復しており、今後も継続的に安定した利益を計上し、利益配当及
  び自己株式の取得を含めた株主還元を実施できるよう努めてまいります。
  なお、剰余金の配当の回数については、毎年6月30日及び期末日である12月31日を基準日とした年2回を基本とし
  ており、また、その決議機関については、「剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令
  に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議によって定める」旨を、定款に定めております。
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 4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
  (1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
  ① 基本的な考え方
   当社は、「テラプローブは、常にチャレンジ精神と誇りをもってビジネスに取り組み、技術を磨き、生産の効
  率化を進め、世界中のお客様が心から満足し信頼できるパートナーとして、新たな価値創造に貢献します。」と
  の経営理念を実現し、もって当社の企業価値を最大化させるにあたり、コーポレート・ガバナンスを経営上の重
  要な課題と位置づけております。その基本的な考え方は、経済・社会の構造的変化や急速に進展する半導体市場
  といった、当社を取り巻く経営環境の変化に迅速に対応できる業務執行体制を確立し、適切な管理・監督体制を
  構築することで、経営の効率化及び透明性の向上を図ることであります。
  ② 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況等

  イ.会社の機関の基本説明
   ・取締役会
    当社の取締役会は、取締役8名(内3名が社外取締役)で構成されております。取締役会は、原則として
   3ヶ月に1回開催しており、また迅速な意思決定を確保するために、必要に応じて適宜臨時取締役会を開催
   します。取締役会は、当社の経営に関する重要事項について意思決定するとともに、執行役及び取締役の職
   務の執行を監督しております。
   ・指名委員会

    当社の指名委員会は、取締役3名(内2名が社外取締役)で構成されております。指名委員会は、株主総
   会に提出する取締役の選任及び解任に関する議案の内容を決定しております。
   ・監査委員会

    当社の監査委員会は、取締役3名(内2名が社外取締役)で構成されております。監査委員会は、経営の
   妥当性、コンプライアンスなどに関して幅広く意見交換や検証を行い、適宜執行役及び取締役の意思決定に
   関して善管注意義務、忠実義務等の法的義務の履行状況を監視、検証しております。また、必要に応じて他
   の社内の重要会議に出席し、全社の状況を把握しながら経営に対する監視機能を発揮できる体制となってお
   ります。
   ・報酬委員会

    当社の報酬委員会は、取締役3名(内2名が社外取締役)で構成されております。報酬委員会は、取締役
   及び執行役の報酬等の額の決定に関する方針、及び当該方針に従って取締役及び執行役の個人別の報酬等の
   内容を決定しております。
   ・執行役

    当社は、2名の執行役(内、代表執行役社長1名、執行役CFO1名)を選任しております。執行役は、取締
   役会の決定した経営の基本方針に沿って、業務執行に関する重要な決定を行うとともに、取締役会の監督の
   下、業務を執行しております。
   ・内部監査室

    当社は、適切な業務の執行を検証するため、業務部門から独立した監査委員会直属の内部監査室を設置し
   ております。内部監査室は、専任者1名で構成され、業務執行部門の監査を行い、その結果を監査委員会及
   び代表執行役に直接報告しております。
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   ・取締役会及び各委員会の構成(◎:議長・委員長)
    氏名   役職   取締役会  指名委員会   監査委員会   報酬委員会
      取締役兼
    横山 毅       ◎
      代表執行役社長
    蔡篤恭  取締役    〇   〇
    李躬富  取締役    〇        ○
    曾炫章  取締役    〇     〇
    浦崎 直彦   取締役    〇
    岩間 耕二   取締役(社外)    〇   〇     ◎
    森 直樹  取締役(社外)    〇   ◎   〇
    増子 尚之   取締役(社外)    〇     ◎   ○
  上記企業統治の体制の概要は、下図のとおりです。

  ロ.当該体制を採用する理由







   当社は、業務執行と監督機能の明確な分離による経営監督機能の強化、業務執行における権限・責任の明確
   化及び経営の透明性・客観性の向上等による更なるコーポレート・ガバナンス強化を目的として、2019年3月
   より指名委員会等設置会社の体制を採用しております。
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  ハ.内部統制システムの整備の状況
   当社は、取締役会において「株式会社の業務の適正を確保する体制の整備に関する基本方針」を決議し、そ
   の内容に沿って当社及び子会社(以下「当社グループ」といいます。)の内部統制システムの整備を行ってお
   ります。「株式会社の業務の適正を確保する体制の整備に関する基本方針」は次のとおりであります。
   a. 当社グループの執行役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
    ・企業活動全般において遵守する必要がある指針と基準を明確化したCode             of Conductを当社にて作成
    し、その内容を当社の執行役及び使用人並びに当社子会社(以下、当社及び当社子会社を併せて「当
    社グループ」という。)の取締役及び使用人(以下、当社の執行役及び当社子会社の取締役を併せて
    「執行役等」という。)に周知徹底させるとともに、その遵守を義務付ける。
    ・コンプライアンス担当執行役の主導の下、当社グループのコンプライアンス体制を整備するととも
    に、当社グループ全体へのコンプライアンスの徹底を図る。
    ・当社グループの執行役等及び使用人が利用可能な内部通報制度(コンプライアンス・ヘルプライン)
    を設置し、当社グループに本制度を周知徹底し、法令上疑義のある行為等についての情報の確保に努
    める。
    ・執行役等及び使用人におけるコンプライアンス意識の向上を図るため、当社グループの執行役等及び
    使用人を対象としたコンプライアンス教育を実施する。
    ・反社会的勢力と一切の関係をもたず、反社会的勢力からの不当な要求に対しては毅然とした態度で拒
    絶する。
   b. 当社執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

    ・執行役の職務の執行の適正に対する事後的なチェックを可能にすることを目的として、執行役の職務
    執行に係る文書を社内規則に則り保存及び管理する。
   c. 当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制

    ・当社グループの企業経営及び事業環境に重大な影響を及ぼすリスクを確実に認識した上で、十分な事
    前検討と社内規程による牽制に基づき、適切な対策を実行する。
    ・当社グループの損失危機の管理に関する規程、体制整備及び対応方法の検討については、執行役の主
    導の下、継続して推進する。
    ・大規模災害等、不測の事態や危機の発生時に当社グループの事業の継続を図るため、事業継続計画に
    関する社内規則を制定し、被害の拡大を最小限にとどめる体制を構築する。
   d. 当社グループの執行役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

    ・当社取締役会は、当社グループの経営の基本方針、法令で定められた事項やその他経営に関する重要
    事項を決定し、当社グループの業務執行状況を監督する。
    ・使用人の職務分掌と権限を社内規則で明確にし、適正かつ効率的に職務が行われる体制を確保する。
    ・当社グループの年次予算の策定を行い、当該予算を目標として業績の管理を行う。
   e. 子会社の取締役及び使用人の職務執行状況の報告その他の当社グループにおける業務の適正を確保する

    ための体制
    ・当社において、子会社の経営内容を的確に把握するため、当社が定める関係規則において基準を定
    め、業績、その他重要な情報について定期的に報告を受ける。
    ・執行機能と監視機能を分離し、当社グループの各組織の業務が適正に行われているか否かを効果的に
    モニタリングするために、監査委員会直属の組織として内部監査室を設置し、当社グループの内部監
    査を実施する。
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   f. 監査委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項並びに当該使用人の執行役からの独立性及び当該使
    用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
    ・代表執行役社長は、監査委員会からの依頼があった場合、監査委員会と協議の上、必要に応じ監査委
    員会の職務を補助すべき使用人を指名する。なお、この場合、補助すべき期間を設定することができ
    る。
    ・上記使用人の人事異動、人事評価、及び懲戒処分にあたっては、監査委員と事前に協議を行う。
    ・上記使用人は、監査委員会の補助に関する職務を行う際には、監査委員の指示に従うものとし、執行
    役等からの指示を受けない。
   g. 当社グループの取締役、執行役、監査役及び使用人が当社監査委員会に報告をするための体制、並びに

    報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
    ・当社グループの取締役、執行役、監査役及び使用人は、当社監査委員会で定めた年度の監査方針・監
    査計画に基づき実施される監査に対応する。
    ・当社グループの執行役等及び使用人は、当社監査委員会から要求があり次第、自らの業務執行状況を
    報告する。
    ・当社グループの代表執行役社長と当社監査委員会は、相互の意思疎通を図るため、定期的に主要事項
    に関して協議を行う。
    ・内部通報窓口(コンプライアンス・ヘルプライン)への通報状況とその処理状況は、定期的に当社監
    査委員会に報告する。
    ・当社監査委員会へこれらの報告を行った当社グループの取締役、執行役、監査役及び使用人に対し、
    当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止し、その旨を当社グループの取締
    役、執行役、監査役及び使用人に周知徹底する。
   h. 監査委員会の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生

    ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
    ・当社は、監査委員よりその職務の執行について、費用の前払い等の請求があった場合、当該請求に係
    る費用又は債務が当該監査委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費
    用又は債務を処理する。
   i. 監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

    ・監査委員は、執行役等及び使用人の業務執行状況を適時適切に把握できるよう、当社グループの重要
    会議に出席する権限を有する。
    ・監査委員会は、取締役、執行役及び使用人に対し、監査に必要な資料の提出及び説明を求め、また全
    ての電子ファイルにアクセスする権限を有する。
    ・内部監査室は、当社グループに対する内部監査の実施状況、結果について取締役会への報告に加え、
    監査委員会に対し報告を行う。
   j. 財務報告の信頼性を確保するための体制

    ・財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法その他の関係法令に基づき有効かつ適切な内部統
    制の整備及び運用体制を構築するとともに、かかる体制が適正に機能していることを継続的に評価
    し、必要に応じて是正措置を行う。
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  ③ リスク管理体制の整備状況
   当社は、会社全体のガバナンス体制構築のため、社内規則等を整備し、内部監査によってリスクの把握と改善
  を行っております。
   当社は、Code  of Conductを当社グループの全役職員が遵守するよう、コンプライアンスの徹底を図っておりま
  す。加えて、当社の情報セキュリティを統括する組織として、情報セキュリティ委員会を設置しております。情
  報セキュリティ委員会は、情報セキュリティに関する規程類の整備、システムや体制の構築等の検討、諸施策の
  実施、運用見直しの指示など、その活動を通して、個人情報の保護と会社機密情報の漏洩防止の徹底を図ってお
  ります。
   さらに当社は、地震などの大規模災害による被災を想定し、速やかな事業再開を図るため、事業継続マネジメ
  ント(BCM)活動に取り組んでおり、その一環として事業継続計画(BCP)を策定しております。
  ④ 取締役及び執行役の定数

   当社の取締役は10名以内とすること及び当社の執行役は10名以内とすることを定款で定めております。
  ⑤ 取締役の選任の決議要件

   当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
  主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び累積投票によらないものとする旨、定款に定めておりま
  す。
  ⑥ 取締役及び執行役の責任免除

   当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役(取締役であった者を含む。)及び執行役(執行役であっ
  た者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨、定
  款に定めております。これは、取締役及び執行役が期待される役割を十分に発揮できることを目的とするもので
  あります。
  ⑦ 責任限定契約の内容の概要

   当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条
  第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に
  定める額としております。
  ⑧ 株主総会の特別決議要件の変更

   当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主
  の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めており
  ます。これは、株主総会における定足数を緩和させることにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とす
  るものであります。
  ⑨ 剰余金の配当等

   当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めのある場合を除
  き、取締役会の決議によって定めることができる旨、定款に定めております。これは、機動的な資本政策及び配
  当政策を図ることを目的とするものであります。
  ⑩ 自己株式の取得

   当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって自己の株式を取得することができる旨、
  定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取
  引等により自己の株式を取得することを目的とするものであります。
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  (2) 【役員の状況】
 男性 8名 女性  -名 (役員のうち女性の比率     -%)
  ① 取締役の状況
                    所有株式数
  役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                    (株)
            山口日本電気㈱ 入社
          1985年4月
            広島日本電気㈱ 転籍
          2000年7月
            広島エルピーダメモリ㈱ 出向
          2003年9月
            同社 転籍
          2004年4月
            同社 ウエハー測定部長
          2005年6月
            兼ウエハー測定技術部長
            当社 出向 取締役
          2005年9月
            当社 取締役兼執行役員CPO
          2007年4月
            当社 転籍
          2007年6月
            当社 取締役兼執行役員   メモリ事業部長
          2010年2月
            TeraPower  Technology  Inc.  Director
          2010年3月
            当社 取締役兼執行役員
          2011年6月
            メモリビジネスユニット長
  取締役   横山 毅  1966年11月19日  生         (注)2  500
            ㈱テラミクロス 取締役
          2011年10月
            当社 取締役兼執行役員COO
          2012年6月
            メモリビジネスユニット長
            当社 取締役、執行役員COO兼
          2014年5月
            メモリビジネスユニット長兼CSO&CM0
            当社 取締役兼執行役員COO
          2014年6月
            メモリビジネスユニット長
            当社 取締役兼執行役員COO
          2015年7月
            当社 取締役副社長兼執行役員COO
          2016年6月
            当社 テストオペレーションビジネス
          2016年10月
            ユニット長(現任)
            当社 取締役兼執行役副社長
          2019年3月
            当社 取締役兼代表執行役社長(現任)
          2020年3月
            Powertech  Technology  Inc. 
          1999年1月
            CEO &Chairman
            当社 取締役
          2005年9月
            Powertech  Holding (B.V.I.) Inc. 
          2009年8月
            Director(現任)
            PTI Technology  (Singapore)  Pte. Ltd. 
          2009年9月
            Director(現任)
            Powertech  Technology  (Suzhou) Ltd.
            Director(現任)
            Greatek Electronics  Inc. Chairman
          2012年4月
            (現任)
            Powertech  Technology  (Singapore)
          2014年7月
  取締役(非常勤)
            Pte. Ltd. Director(現任)
     蔡篤恭  1950年11月30日  生         (注)2  -
  指名委員
            力成科技日本合同会社 職務執行者(現任)
          2017年1月
            PTI Education  Foundation Director
          2017年5月
            (現任)
            当社 取締役(現任)
          2017年6月
            Chicony Power Technology  Co., Ltd. 
          2018年6月
            Independent  Director(現任)
            Compal Electronics  Inc. 
            Independent  Director(現任)
            Powertech  Technology  Inc.
          2018年11月
            Chief Strategy Officer &Chairman
            (現任)
            当社 指名委員(現任)
          2019年3月
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                    所有株式数
  役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                    (株)
            Toshiba Microelectronics   America Corp. 
          1984年4月
            Assembly Package Engineering  Manager
            Kingston Technology  Corp. 
          1999年6月
            Sales Director
            Powertech  Technology  Inc. 
          2005年8月
  取締役(非常勤)
            Sales Strategy Vice President
     李躬富  1953年4月18日  生         (注)2  -
  報酬委員
            当社 取締役(現任)
          2017年6月
            Powertech  Technology  Inc.
          2019年1月
            Sales Strategy Senior Vice President
            (現任)
            当社 報酬委員(現任)
          2019年3月
            Tsai Lin PuSocial Welfare
          2008年7月
            Foundation Director(現任)
            Powertech  Technology  (Singapore)
          2014年3月
            Pte. Ltd. Director(現任)
            Powertech  Technology  Inc. 
          2015年5月
            CFO &Vice President
            Powertech  Semiconductor  (Xi'an)
          2015年8月
            Co. Ltd. Director(現任)
            Powertech  Technology  (Suzhou) Ltd. 
          2015年11月
            Supervisor(現任)
  取締役(非常勤)          Powertech  Technology  Inc. Director
          2016年3月
     曾炫章  1960年1月2日  生         (注)2  -
            (現任)
  監査委員
            TeraPower  Technology  Inc. Director
          2017年5月
            (現任)
            当社 取締役(現任)
          2017年6月
            パワーテックテクノロジー秋田㈱ 取締役
          2017年8月
            (現任)
            Greatek Electronics  Inc. Director
          2018年5月
            (現任)
            Powertech  Technology  Inc.
          2019年1月
            CFO &Senior Vice President(現任)
            当社 監査委員(現任)
          2019年3月
          1968年4月  ㈱東芝 入社
          1992年4月  ㈱東芝 技術部 システム技術部 部長
          1993年4月
            Toshiba Electronics  Malaysia Sdn. Bhd. 
            Director
          1999年4月  岩手東芝エレクトロニクス㈱ 製造部長
          1999年10月  杵築東芝エレクトロニクス㈱ 代表取締役社
            長
          2000年10月  アムコー岩手㈱ 代表取締役社長
          2002年7月  アムコー・テクノロジー・ジャパン㈱ 代表
            取締役社長
  取締役(非常勤)   浦崎 直彦  1949年11月21日  生         (注)2  -
          2009年10月  ㈱ジェイデバイス 取締役副社長
          2016年10月  ㈱ジェイデバイス 最高顧問
          2018年3月  力成科技日本合同会社 社長(現任)
            パワーテックテクノロジー秋田㈱ 取締役
            (現任)
            当社 代表取締役会長
          2019年1月  TeraPower  Technology  Inc. Director
            (現任)
          2019年3月  当社 取締役兼代表執行役社長 
            当社グループ統括
          2020年3月  当社 取締役(現任)
            ㈱東芝 執行役常務
          2006年6月
            東芝セミコンダクター社 副社長兼営業統括
            責任者 電子デバイス営業事業部事業部長
            ㈱東芝 執行役常務兼欧州総代表
          2010年4月
  取締役(非常勤)
            東芝ヨーロッパ社 社長
  指名委員   岩間 耕二  1951年7月28日  生         (注)2  -
            同社 顧問
          2012年6月
  報酬委員
            Powertech  Technology  Inc. 顧問
          2013年8月
            当社 取締役(現任)
          2017年6月
            当社 指名委員(現任)
          2019年3月
            当社 報酬委員(現任)
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                    所有株式数
  役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                    (株)
            弁護士登録
          2001年10月
            光和総合法律事務所 入所
            同事務所 パートナー
          2005年10月
            LM法律事務所 パートナー(現任)
          2006年3月
            ㈱企業再生支援機構プロフェッショナル・
          2009年10月
            オフィス ディレクター
  取締役(非常勤)
            コロナ工業㈱ 監査役
          2011年8月
  指名委員   森 直樹  1971年6月28日  生         (注)2  -
            当社 監査役
          2012年6月
  監査委員
            当社 取締役
          2013年6月
            当社 取締役(現任)
          2015年6月
            一般社団法人中小企業再生型事業承継支援機
            構 理事(現任)
            当社 指名委員(現任)
          2019年3月
            当社 監査委員(現任)
          1984年4月
            ㈱日立製作所 入社
          1998年7月
            同社 半導体事業本部経理部
            会計第二課 課長
          2000年6月
            Hitachi Semiconductor(Malaysia)
             Sdn. Bhd.  経理部 副部長
          2002年12月
            エルピーダメモリ㈱(現社名マイクロンメモリ
            ジャパン合同会社)経理部マネージャー
          2005年4月
            広島エルピーダメモリ㈱    経理部 部長
          2007年5月
            Rexchip Electronics  Corporation(現社名
            Micron Memory Taiwan Co., Ltd) Director
            CFO
          2010年6月
            同社 CFO
  取締役(非常勤)
          2011年6月
            エルピーダメモリ㈱(現社名マイクロンメモ
  監査委員   増子 尚之  1960年7月13日  生         (注)2  -
            リジャパン合同会社) 常勤監査役
  報酬委員
            秋田エルピーダメモリ㈱(現社名パワーテッ
            クテクノロジー秋田㈱) 監査役
            Elpida Memory (Taiwan) Co., Ltd.
            Supervisor
          2012年7月
            当社 常勤監査役
            ㈱テラミクロス 監査役
          2013年6月
            TeraPower  Technology  Inc. 
            Supervisor(現任)
          2017年2月
            ㈱テラプローブ会津 監査役(現任)
          2019年3月
            当社 取締役(現任)
            当社 監査委員(現任)
            当社 報酬委員(現任)
               計      500
  (注) 1.取締役 岩間 耕二、森 直樹及び増子 尚之は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
   2.2020年3月26日開催の定時株主総会で選任されており、その任期は選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
   定時株主総会終結の時までであります。
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  ② 執行役の状況
                    所有株式数
  役職名   氏名  生年月日      略歴     任期
                    (株)
  代表執行役社長   横山 毅  1966年11月19日  生   ①取締役の状況参照      (注)  500
            中央信託銀行㈱(現社名三井住友信託銀行
          1999年4月
            ㈱) 入社
            ソニーサプライチェーンソリューション㈱
          2003年1月
            (現社名三井倉庫サプライチェーンソリュー
            ション㈱) 入社
            エルピーダメモリ㈱(現社名マイクロンメモ
          2005年5月
            リジャパン合同会社) 入社
            同社 法務グループ プロフェッショナル
          2010年4月
            ㈱ジャパンディスプレイ 入社
          2014年1月
            同社 法務部 法務グループ グループマ
          2014年10月
            ネージャー
            当社 入社 CAO代理兼総務部門長
          2015年9月
  執行役CFO   地主 尚和  1975年5月19日  生         (注)  -
            当社 執行役員CAO兼総務部門長
          2015年10月
            ㈱テラプローブ会津 取締役兼管理部長(現
          2017年2月
            任)
            当社 Vice  President(アドミニストレー
          2019年3月
            ション担当)兼アドミニストレイティブディ
            ビジョン長
            当社 Vice  President(アドミニストレー
          2019年8月
            ション、ファイナンス&アカウンティング担
            当)兼アドミニストレイティブディビジョン
            長
            当社 執行役CFO兼管理部長(現任)
          2020年3月
  (注)  2020年3月26日開催の臨時取締役会で選任されており、その任期は選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
   時株主総会終結後最初に招集される取締役会の終結の時までであります。
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  ③ 社外役員の状況
  イ.員数
   当社の取締役8名のうち3名が社外取締役であります。
  ロ.人的関係、資本関係または取引関係その他の利害関係並びに企業統治において果たすと考えている機能及び

   役割
   ・社外取締役岩間耕二氏は、半導体事業に関する豊富な経験を有しており、業務の適正性・健全性を確保す
    る役割を担うものであると考えております。なお、同氏はPowertech            Technology  Inc.の顧問の職にありま
    したが、2019年2月28日をもって退任しております。
   ・社外取締役森直樹氏は、弁護士としての経験により企業法務に関する豊富な経験を有しており、業務の適
    正性・健全性を確保する役割を担うものであると考えております。当社は、同氏を株式会社東京証券取引
    所の定める独立役員として届け出ております。なお、同氏はLM法律事務所のパートナー弁護士及び一般
    社団法人中小企業再生型事業承継支援機構の理事であります。
   ・社外取締役増子尚之氏は、半導体事業に関する豊富な経験を有しており、また、長年にわたる財務及び経
    理業務の経験を有しておりますので、業務の適正性・健全性を確保するという視点から監査を実施する役
    割を十分に果たし得るものと考えております。なお、同氏は           TeraPower  Technology  Inc.の Supervisor
    及び株式会社テラプローブ会津の監査役であります。
   ・各社外役員が兼務している又は兼務していた会社と当社との取引関係は、以下のとおりであります。
    ・Powertech  Technology  Inc.は当社の親会社であり、当社は、同社との間で、子会社TeraPower
    Technology  Inc.設立に関する合弁契約を締結しております。
    ・TeraPower  Technology  Inc.は当社の子会社であります。
    ・株式会社テラプローブ会津は当社の子会社であり、当社は、同社との間で、資金の貸し付け、半導体テ
    スト業務、並びに営業及び管理支援業務の取引関係があります。
    ・各社外役員が兼務している又は兼務していた上記以外の他の会社と当社との間に特別な利害関係はあり
    ません。
  ハ.独立性に関する基準

   当社は、社外取締役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針については、特段定めており
   ません。
  ニ.社外取締役の選任状況に関する考え方

   当社が採用する指名委員会等設置会社においては、取締役会は、執行役による業務執行の監督及び会社の重
   要な意思決定の両方を担う立場にあり、また、各委員会においては員数の過半数が社外取締役である必要があ
   ります。当社においては執行役を兼務する取締役が1名のみであり、大半の取締役が業務執行に携わらないた
   め、監督機能により重点を置いた取締役会構成であること、また、各委員会の構成及び当社の事業規模を踏ま
   えますと、社外取締役を3名とする役員構成は、当社にとって合理的であると考えております。
  ④ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門と

  の関係
   ・内部監査室は、内部監査の状況について年4回取締役会に報告し、必要に応じて監査委員会に報告し、社
    外取締役は必要に応じて意見を述べることとしております。
   ・監査委員は、監査法人との相互連携により、適宜監査委員会において議論し、必要に応じて意見を述べる
    こととしております。
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  (3) 【監査の状況】
  ① 監査委員会監査の状況
   当社の監査委員は、監査委員会で策定された監査方針及び監査計画に基づき、取締役会をはじめとする重要
   な会議へ出席するとともに、業務執行及び財産の状況の調査を通して、執行役の職務執行を検証、監視してお
   ります。
   なお、監査委員増子尚之氏は、長年にわたる財務及び経理業務の経験を有しており、財務及び会計に関する
   相当程度の知見を有しております。
  ② 内部監査の状況

   当社は内部監査部門として内部監査室(専従者1名、兼務者2名)を設置しております。内部監査室は年間
   計画に基づいて業務執行部門の監査を行い、必要に応じて対象部門に対し問題点の指摘、改善の指導、助言な
   どを行っております。また、過去の監査結果に対する改善状況の確認も行っております。さらに、会社の内部
   統制の整備、運用状況を日常的に監視するとともに、問題点の把握、指摘、改善勧告を行っております。内部
   監査の結果は、直接監査委員会に報告書を提出します。
   内部監査室、監査委員及び会計監査人は定期的に打合せを行い、監査状況などについて情報交換を行うなど
   連携を図ります。
  ③ 会計監査の状況

   a. 監査法人の名称
    RSM清和監査法人
   b. 業務を執行した公認会計士

    公認会計士 金城琢磨 
    公認会計士 藤本亮
   c. 監査業務に係る補助者の構成

    会計監査業務に係る補助者は公認会計士2名、その他9名により構成されております。
    同監査法人は、既に自主的に業務執行社員について、当社の会計監査に一定期間を超えて関与することの
   ないよう措置をとっております。
   d. 監査法人の選定方針と理由

    当社は、監査法人の規模、経験等の職務遂行能力、独立性及び内部管理体制等を総合的に勘案し、選定を
   行っております。RSM清和監査法人は、これらの観点において十分に評価できるものと考え、会計監査人
   に選任しております。
    また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査委員会全
   員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査委員会が選定した監査委員は、解任後最
   初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨と解任理由を報告いたします。
   e. 監査委員会による監査法人の評価

    当社の監査委員会は、会計監査人について、その独立性、専門性、品質管理の状況、及び当社監査委員会
   とのコミュニケーションの状況等を評価し、RSM清和監査法人が会計監査人として適切、妥当であると判
   断しております。
    なお、当社の監査法人は次のとおり異動しております。

    前々連結会計年度及び前々事業年度 新日本有限責任監査法人

    前連結会計年度及び前事業年度 RSM清和監査法人
   臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。

  (1)異動する会計監査人の名称
   ①異動前:新日本有限責任監査法人
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   ②異動後:RSM清和監査法人
  (2)異動年月日
   2018年3月29日
  (3)退任する会計監査人の直近における就任年月日
   2017年6月14日
  (4)退任する会計監査人が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等
   該当事項はありません。
  (5)異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
    新日本有限監査法人は、2018年3月29日開催予定の第13期定時株主総会終結の時をもって任期満了により退
   任となります。これに伴い、RSM清和監査法人を会計監査人の候補者として選任するものです。
  (6)上記(5)の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る退任する会計監査人の意見
   特段の意見はない旨回答を得ております。
  ④監査報酬の内容等

    「企業内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(平成31年1月31日 内閣府令第3号)
   による改正後の「企業内容等の開示に関する内閣府令」第二号様式記載上の注意(56)d(f)ⅰからⅲの規定
   に経過措置を適用しております。
   a. 監査公認会計士等に対する報酬の内容

        前連結会計年度       当連結会計年度
    区分
       監査証明業務に    非監査業務に    監査証明業務に    非監査業務に
      基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)
   提出会社     29,000    800   28,400    -
   連結子会社      -    -    -    -
    計    29,000    800   28,400    -
   当社における非監査業務の内容は、前連結会計年度において、会計監査人であった新日本有限責任監査法人
   に対して、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務(非監査業務)である監査法人交代に伴う手続業務を
   委託したものです。
   b. その他重要な報酬の内容

    該当事項はありません。
   c. 監査報酬の決定方針

    当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、監査日数、事業の規模・特性等を勘案した監査公認会計士
   等の見積もりに基づき、精査を行い、監査委員会の同意を得て決定しております。
   d. 監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

    当社の監査委員会において、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算
   出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同
   意を得て行っております。
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  (4) 【役員の報酬等】
  ① 役員の報酬等の額又はその算出方法の決定に関する方針に係る事項
   当社は、報酬委員会において、当社の取締役及び執行役の報酬等の額の決定に関する方針を定めております。
  その内容は以下のとおりです。
  イ.基本方針
   当社の中長期的な企業価値向上に資する報酬体系を原則とし、取締役については、主な職務である監督機能
   の有効性の確保を図り、執行役については短期的な業績に対する責任と貢献を考慮した透明性・客観性を有す
   る報酬制度とする。
  ロ.取締役報酬について

   主な職務が監督機能であることを踏まえ、固定金額として定めるものとし、各取締役の職務内容等に応じ
   て、第三者による一般的な取締役報酬額の調査結果も考慮したうえで、適切と考えられる金額を支給する。
  ハ.執行役報酬について

   職務の役割と責任に応じて決定される固定報酬に加えて、業績連動報酬として、事業年度ごとに連結損益計
   算書における税金等調整前当期純利益の額に一定比率を乗じた金額を上限として、各執行役の貢献度に応じて
   支給額を決定する。
  ② 業績連動報酬とそれ以外の報酬の支給割合の決定に関する方針

   当社は、業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬の支給割合の決定に関する方針を定めておりません。
  ③ 業績連動報酬に係る指標、選択理由及び業績連動報酬額の決定方法

   当社は、執行役報酬のうち業績連動報酬について、当社グループの事業運営のすべての成果を反映するものと
  して、連結損益計算書における税金等調整前当期純利益をその指標として選択し、金額を決定しております。当
  連結会計事業年度における当該指標の実績は以下のとおりです。
    指標     実績
  税金等調整前当期純利益      66,784千円
   業績連動報酬額の決定方法につきましては、上記「①役員の報酬等の額又はその算出方法の決定に関する方針

  に係る事項 ハ.執行役報酬について」をご参照ください。
  ④ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

            報酬等の種類別の総額(百万円)
       報酬等の総額
   役員区分                員数
       (百万円)
          固定報酬   業績連動報酬   退職慰労金
  取締役
         78   23   -   55 6
  (社外取締役を除く)
  執行役      14   14   -   - 2
  監査役
         0   0   -   - 1
  (社外監査役を除く)
  社外役員      19   19   -   - 4
  (注) 1.当社は、2019年3月28日開催の第14期定時株主総会の決議により、監査役会設置会社から指名委員会等設
    置会社へ移行いたしました。そのため、上記の監査役の員数及び報酬等の額につきましては、2019年1月
    1日から同年3月28日までの間に在任しておりました監査役の、当該期間に係る員数及び報酬等の額を記
    載しております。
   2.上記には、2019年8月31日をもって辞任により退任した取締役1名を含んでおります。
   3.対象となる役員の員数は、指名委員会等設置会社への移行に際し、監査役を退任し取締役に選任された者
    及び取締役と執行役の兼任者を重複して集計し記載しております。
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  ④ 役員の報酬等の決定プロセス
  イ.報酬委員会の権限の内容
   当社の報酬委員会は、取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針、当該個人別の報
   酬等の内容等、これらを決定するために必要な基本方針等、並びにその他当該報酬等に関して報酬委員会が必
   要と認めた事項を決定する権限を有しています。
  ロ.報酬委員会の活動内容

   当連結会計年度において、当社報酬委員会は2回開催されました。その主な審議内容は以下のとおりです。
   ・取締役及び執行役の報酬等の決定に関する方針
   ・各取締役の報酬額の決定
   ・各執行役の報酬額の決定
  (5) 【株式の保有状況】

  該当事項はありません。
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 第5【経理の状況】
  1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
  (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
  以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
  (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下

  「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
   また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しており
  ます。
  2.監査証明について

   当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年1月1日から2019年12月31
  日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2019年1月1日から2019年12月31日まで)の財務諸表について、RSM清和監
  査法人による監査を受けております。
  3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

   当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の
  内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法
  人財務会計基準機構へ加入しております。
    また、公益財団法人財務会計基準機構及び監査法人等の主催する研修に参加しております。
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 1【連結財務諸表等】
  (1)【連結財務諸表】
  ①【連結貸借対照表】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金           14,288,802     10,838,308
   売掛金           5,227,130     5,233,552
   製品            52,448     40,006
   仕掛品            397,864     372,081
   原材料及び貯蔵品            91,077     87,395
   未収入金            741,975     594,700
   未収還付法人税等            925    193,940
              200,300     177,288
   その他
   流動資産合計           21,000,524     17,537,272
  固定資産
   有形固定資産
   建物及び構築物(純額)           9,670,480     9,329,459
   機械装置及び運搬具(純額)          22,280,313     23,105,823
   工具、器具及び備品(純額)           1,340,116     1,272,351
   土地           1,562,646     1,575,725
              6,668,961     3,410,533
   建設仮勘定
            ※1、※2 41,522,519    ※1、※2 38,693,893
   有形固定資産合計
   無形固定資産            181,359     214,179
   投資その他の資産
   破産更生債権等            90     5
   退職給付に係る資産           6,275     6,535
   繰延税金資産           32,138     19,241
   その他           56,858     456,801
               △30     △5
   貸倒引当金
              ※1 95,331    ※1 482,579
   投資その他の資産合計
   固定資産合計           41,799,211     39,390,651
  資産合計            62,799,735     56,927,924
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                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  負債の部
  流動負債
   買掛金            551,972     334,164
   短期借入金           1,744,360     1,756,920
             ※2 1,163,362     ※2 590,000
   1年内返済予定の長期借入金
   リース債務            470,579     328,970
   未払金           2,203,443     1,566,391
   未払法人税等            751,529     97,742
   賞与引当金            474,039     240,658
   前受収益           2,106,246      872,801
              915,730     864,160
   その他
   流動負債合計           10,381,263     6,651,810
  固定負債
             ※2 20,407,043    ※2 18,975,408
   長期借入金
   リース債務            587,117     478,352
   繰延税金負債            105,479     217,980
   退職給付に係る負債            223,270     194,836
   資産除去債務            14,050     10,082
   修繕引当金            19,416     31,784
              148,037     117,617
   その他
   固定負債合計           21,504,416     20,026,062
  負債合計            31,885,679     26,677,872
  純資産の部
  株主資本
   資本金           11,823,312     11,823,312
   資本剰余金           7,611,322     7,611,322
   利益剰余金           3,524,719     3,281,286
               △195    △119,924
   自己株式
   株主資本合計           22,959,158     22,595,997
  その他の包括利益累計額
   為替換算調整勘定            293,482     340,196
              △33,853     △24,933
   退職給付に係る調整累計額
   その他の包括利益累計額合計            259,628     315,262
  非支配株主持分            7,695,269     7,338,791
  純資産合計            30,914,055     30,250,051
  負債純資産合計            62,799,735     56,927,924
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  ②【連結損益及び包括利益計算書】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  売上高            21,739,673     16,908,448
             ※1 17,733,364    ※1 15,226,772
  売上原価
  売上総利益            4,006,308     1,681,676
             ※2,※3 2,335,466    ※2,※3 1,792,385
  販売費及び一般管理費
  営業利益又は営業損失(△)            1,670,842     △110,708
  営業外収益
  受取利息            39,939     47,430
  為替差益            4,187      -
  受取手数料            72,370     79,782
  設備賃貸料             -    22,963
              72,346     10,362
  その他
  営業外収益合計            188,843     160,539
  営業外費用
  支払利息            221,268     252,217
  休止固定資産減価償却費            91,434     114,136
  為替差損             -    45,979
               7,301     30,859
  その他
  営業外費用合計            320,004     443,192
  経常利益又は経常損失(△)            1,539,682     △393,362
  特別利益
  地方自治体助成金            2,400     155,349
  退職給付制度改定益             -    30,166
             ※4 1,767,162     ※4 619,058
  固定資産売却益
  受取補償金            923,117      -
               2,787      -
  その他
  特別利益合計            2,695,466      804,573
  特別損失
  役員退職慰労金             -    55,000
                   ※8 184,178
  設備移設費用             -
                   ※7 28,368
  事業撤退損             -
              ※5 39,033     ※5 3,048
  固定資産売却損
              ※6 54,113    ※6 73,830
  固定資産除却損
  減損損失            957,700      -
  事務所移転費用            343,285      -
              34,484      -
  その他
  特別損失合計            1,428,617      344,426
  税金等調整前当期純利益            2,806,531      66,784
  法人税、住民税及び事業税
              978,934     143,163
              △54,692     123,856
  法人税等調整額
  法人税等合計             924,241     267,019
  当期純利益又は当期純損失(△)            1,882,290     △200,235
  (内訳)
  親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
              1,038,594     △243,432
  帰属する当期純損失(△)
  非支配株主に帰属する当期純利益             843,695     43,197
  その他の包括利益
  為替換算調整勘定            △658,659     91,504
              △4,105     8,805
  退職給付に係る調整額
             ※9  △ 662,765    ※9 100,310
  その他の包括利益合計
  包括利益            1,219,524     △99,924
            44/92


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                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  (内訳)
  親会社株主に係る包括利益            696,039     △187,679
  非支配株主に係る包括利益            523,484     87,754
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  ③【連結株主資本等変動計算書】
  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本
      資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高     11,823,312   11,380,267   △1,282,821    △128  21,920,631
  当期変動額
  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は親会社
             1,038,594      1,038,594
  株主に帰属する当期純
  損失(△)
  自己株式の取得               △67   △67
  欠損填補        △3,768,945   3,768,945       -
  株主資本以外の項目の
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計      -  △3,768,945   4,807,540    △67  1,038,527
  当期末残高     11,823,312   7,611,322   3,524,719    △195  22,959,158
        その他の包括利益累計額

               非支配株主持分   純資産合計
        退職給付に係る調整累   その他の包括利益累計
      為替換算調整勘定
          計額   額合計
  当期首残高      629,445   △27,261   602,183   6,641,591   29,164,406
  当期変動額
  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は親会社
                   1,038,594
  株主に帰属する当期純
  損失(△)
  自己株式の取得                  △67
  欠損填補                   -
  株主資本以外の項目の
       △335,962   △6,592   △342,554   1,053,677   711,122
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計     △335,962   △6,592   △342,554   1,053,677   1,749,649
  当期末残高      293,482   △33,853   259,628   7,695,269   30,914,055
            46/92










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 当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本
      資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高     11,823,312   7,611,322   3,524,719    △195  22,959,158
  当期変動額
  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は親会社
             △243,432      △243,432
  株主に帰属する当期純
  損失(△)
  自己株式の取得              △119,728   △119,728
  欠損填補                   -
  株主資本以外の項目の
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計      -   -  △243,432   △119,728   △363,160
  当期末残高     11,823,312   7,611,322   3,281,286   △119,924   22,595,997
        その他の包括利益累計額

               非支配株主持分   純資産合計
        退職給付に係る調整累   その他の包括利益累計
      為替換算調整勘定
          計額   額合計
  当期首残高      293,482   △33,853   259,628   7,695,269   30,914,055
  当期変動額
  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は親会社
                   △243,432
  株主に帰属する当期純
  損失(△)
  自己株式の取得                  △119,728
  欠損填補                   -
  株主資本以外の項目の
       46,713   8,920   55,634   △356,477   △300,843
  当期変動額(純額)
  当期変動額合計      46,713   8,920   55,634   △356,477   △664,004
  当期末残高      340,196   △24,933   315,262   7,338,791   30,250,051
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  ④【連結キャッシュ・フロー計算書】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  営業活動によるキャッシュ・フロー
  税金等調整前当期純利益            2,806,531      66,784
  減価償却費            7,340,150     7,808,422
  減損損失            957,700      -
  のれん償却額            30,192      -
  貸倒引当金の増減額(△は減少)             △44     △24
  退職給付に係る負債の増減額(△は減少)            △25,233     1,653
  賞与引当金の増減額(△は減少)            △115,319     △229,454
  受取利息            △39,939     △47,430
  支払利息            221,268     252,217
  設備賃貸料            △601    △22,963
  還付加算金            △853     △352
  固定資産除売却損益(△は益)           △1,674,015     △542,179
  売上債権の増減額(△は増加)            457,306     31,659
  破産更生債権等の増減額(△は増加)             87     84
  たな卸資産の増減額(△は増加)            △65,432     42,000
  仕入債務の増減額(△は減少)            △236,220     △217,308
  受取保険金            △2,410      -
  受取補償金            △923,117      -
  補助金収入            △2,400    △155,349
  その他の流動資産の増減額(△は増加)            513,388     70,426
  その他の流動負債の増減額(△は減少)            △426,773     △168,231
  その他の固定負債の増減額(△は減少)            △70,333     △80,139
  事業所移転費用            343,285      -
  設備移設費用             -    184,178
  役員退職慰労金             -    55,000
  事業撤退損             -    28,368
  退職給付制度改定益             -    △30,166
              167,285     14,593
  その他
  小計            9,254,501     7,061,789
  利息の受取額
              29,850     56,312
  利息の支払額            △210,524     △252,251
  補償金の受取額            461,558      -
  損害賠償金の支払額             -    △8,394
  事業所移転費用の支払額            △342,320      △965
  設備移設費用の支払額             -    △184,178
  役員退職慰労金の支払額             -    △55,000
  事業撤退損の支払額             -    △6,946
  法人税等の還付額            104,848      7,964
  法人税等の支払額            △773,274     △901,517
  保険金の受取額            2,410      -
               2,400     155,349
  補助金の受取額
  営業活動によるキャッシュ・フロー            8,529,450     5,872,160
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                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  投資活動によるキャッシュ・フロー
  定期預金の預入による支出           △6,466,000     △6,630,105
  定期預金の払戻による収入            5,800,000     7,986,545
  有形固定資産の取得による支出           △17,507,746     △6,613,627
  有形固定資産の売却による収入            4,466,310      424,827
  無形固定資産の取得による支出            △53,470      -
  設備賃貸料の受取額             601     22,963
              12,054     11,672
  その他
  投資活動によるキャッシュ・フロー           △13,748,251     △4,797,724
  財務活動によるキャッシュ・フロー
  短期借入れによる収入            13,663,040     4,476,820
  短期借入金の返済による支出           △14,396,160     △4,476,820
  長期借入れによる収入            38,547,157     8,637,808
  長期借入金の返済による支出           △31,050,806     △10,761,728
  自己株式の取得による支出             △67    △119,728
  リース債務の返済による支出            △515,095     △524,106
  セール・アンド・リースバックによる収入            360,684     57,300
  非支配株主からの払込みによる収入            1,080,324       -
              △550,132     △456,461
  非支配株主への配当金の支払額
  財務活動によるキャッシュ・フロー            7,138,944     △3,166,916
  現金及び現金同等物に係る換算差額            △107,892     △1,573
  現金及び現金同等物の増減額(△は減少)            1,812,251     △2,094,053
  現金及び現金同等物の期首残高
              8,910,551     10,722,802
             ※1 10,722,802     ※1 8,628,748
  現金及び現金同等物の期末残高
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  【注記事項】
  (継続企業の前提に関する事項)
  該当事項はありません。
  (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

  1.連結の範囲に関する事項
   連結子会社の数               2社
   連結子会社の名称             TeraPower  Technology  Inc.
        株式会社テラプローブ会津
  2.連結子会社の事業年度等に関する事項

    すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
  3.会計方針に関する事項

   (1)重要な資産の評価基準及び評価方法
   ① デリバティブの評価基準及び評価方法
    時価法を採用しております。
   ② たな卸資産の評価基準及び評価方法
   A. 製品
    先入先出法又は総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方
   法)を採用しております。
   B. 原材料
    先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用し
   ております。
   C. 仕掛品
     総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用して
   おります。
   D. 貯蔵品
    最終仕入原価法又は総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げ
   の方法)を採用しております。
   (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

   ① 有形固定資産(リース資産を除く)
    定額法を採用しております。
    なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
    建物及び構築物       2年~51年
    機械装置及び運搬具  1年~15年
    工具、器具及び備品       1年~25年
   ② 無形固定資産
    定額法を採用しております。
    なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(10年以内)に基づいて償却して
   おります。
   ③ リース資産
    所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
    自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。
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   (3)重要な引当金の計上基準
   ① 貸倒引当金
    債権の貸倒れによる損失に備えるため、破産更生債権等について個別に回収可能性を検討し、回収不能見
   込額を計上しております。
   ② 賞与引当金
    従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度負担額を計上しております。
   ③ 修繕引当金
     特定設備に係る修繕に要する支出に備えるため、その支出見込額のうち当連結会計年度に負担すべき費用
   を計上しております。
   (4)退職給付に係る会計処理の方法

   ① 退職給付見込額の期間帰属方法
    退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
   は、給付算定式基準によっております。
   ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
    過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により
   費用処理しております。
    数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10
   年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしておりま
   す。
   (5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

    外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理して
   おります。
    なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期
   中平均為替相場により円貨に換算し、連結子会社の換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非
   支配株主持分に含めております。
   (6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

    手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスク
   しか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
   (7)その他連結財務諸表作成のための重要な事項

   消費税等の会計処理
    消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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  (未適用の会計基準等)
  1.収益認識に関する会計基準等
   ・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)
   ・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)
  (1)概要

  収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
   ステップ1:顧客との契約を識別する。
   ステップ2:契約における履行義務を識別する。
   ステップ3:取引価格を算定する。
   ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
   ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
  (2)適用予定日

  2022年12月期の期首より適用予定であります。
  (3)当該会計基準等の適用による影響

    影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
  2.時価の算定に関する会計基準等

   ・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)
   ・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準
    委員会)
  (1)概要

  国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、公正価値測定についてほぼ同じ内容の詳細な
  ガイダンスを定めております(IASBにおいてはIFRS第13号、FASBにおいてはTopic820)。これらの国際的な会計基準
  の定めとの比較可能性を向上させるために、企業会計基準委員会において、時価の算定に関する会計基準が開発さ
  れ、適用指針と合わせて公表されたものであります。
  企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算定方法
  を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS第13号の定めを
  基本的にすべて取り入れることとされております。ただし、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、財務
  諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとされておりま
  す。
  (2)適用予定日

   2022年12月期の期首より適用予定であります。
  (3)当該会計基準等の適用による影響

   影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
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  (表示方法の変更)
  (連結貸借対照表関係)
  前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めておりました「未収還付法人税等」は、重要性が高
  まったので、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度
  の組替えを行なっております。
   この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた201,225千円
  は、「未収還付法人税等」     925千円 、「その他」  200,300千円  として組み替えております。
  (連結損益及び包括利益計算書関係)

  前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「受取保険金」は、営業外収益の総額の100
  分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。また、営業外収益の「その
  他」に表示していた「為替差益」は、重要性が高まったので、当連結会計年度より区分掲記しております。
  この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の組替えを行っております。この結果、前連結会計年度
  の連結損益及び包括利益計算書において、「営業外収益」に表示していた「受取保険金」27,829千円、「その他」
  48,704千円は、「為替差益」     4,187千円  、「その他」  72,346千円  として組み替えております。
  前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めておりました「地方自治体助成金」は、重要性が高
  まったので、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度
  の組替えを行なっております。
  この結果、前連結会計年度の連結損益及び包括利益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた
  5,187千円は、「地方自治体助成金」      2,400千円  、「その他」  2,787千円  として組み替えております。
  (連結貸借対照表関係)

  ※1. 有形固定資産及び投資その他の資産に対する減価償却累計額は、次のとおりであります。
          前連結会計年度      当連結会計年度
          (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
  有形固定資産の減価償却累計額          46,784,486  千円    53,765,704  千円
  ※2.担保資産及び担保付債務

  担保に供している資産及び担保付債務は次のとおりであります。
          前連結会計年度      当連結会計年度
          (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
  建物及び構築物           4,936,479  千円    5,008,290  千円
  機械装置及び運搬具           2,511,676       -
  土地           1,504,031      1,517,110
  計           8,952,187      6,525,400
          前連結会計年度      当連結会計年度

          (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
  長期借入金
            7,167,636  千円    5,044,585  千円
  計
            7,167,636      5,044,585
            53/92






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  (連結損益及び包括利益計算書関係)
  ※1 たな卸資産の期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額で記載されており、次の評価損が売上原
   価に含まれております。
           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
             127,386 千円     △14,494 千円
  ※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  給与           659,591 千円     601,214 千円
  賞与引当金繰入額           62,619      63,461
  退職給付費用           28,147      31,892
  ※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額

          前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
             22,025 千円     8,040 千円
  ※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  機械装置及び運搬具           1,767,062  千円     461,751 千円
  工具、器具及び備品             99      6,486
  建設仮勘定            -     150,819
     計       1,767,162      619,058
  ※5 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  機械装置及び運搬具           37,933 千円      733 千円
  工具、器具及び備品            -      2,315
  建設仮勘定           1,099       -
     計        39,033      3,048
  ※6 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  機械装置及び運搬具           8,553 千円     3,983 千円
  工具、器具及び備品           8,168      69,846
  建設仮勘定           1,311       -
  その他           36,079       -
     計        54,113      73,830
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  ※7 事業撤退損
   前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
   該当事項はありません。
   当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

   事業撤退損は、システムソリューションセンターの閉鎖に伴う損失であります。
  ※8 設備移設費用

   前連結会計年度(自 2018年1月1日        至 2018年12月31日)
   該当事項はありません。
   当連結会計年度(自 2019年1月1日        至 2019年12月31日)

   設備移設費用は、2018年度にマイクロン ジャパン株式会社に譲渡した設備の優先的買戻し権の行使に伴う
   設備移設費用等、並びに株式会社テラプローブ会津の工場棟の集約に伴う設備移設費用であります。
  ※9 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  為替換算調整勘定:
             △658,659  千円     91,504 千円
   当期発生額
  退職給付に係る調整額:
   当期発生額           △5,956      2,276
             3,119      6,471
   組替調整額
    税効果調整前
             △2,836      8,747
             △1,268       58
    税効果額
    退職給付に係る調整額           △4,105      8,805
  その他の包括利益合計           △662,765      100,310
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  (連結株主資本等変動計算書関係)
  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
      当連結会計年度    当連結会計年度    当連結会計年度    当連結会計年度末
  株式の種類
      期首株式数(株)    増加株式数(株)    減少株式数(株)    株式数(株)
  発行済株式
   普通株式      9,282,500     -    -  9,282,500
   合計    9,282,500     -    -  9,282,500
  自己株式
   普通株式       145    41    -   186
   合計      145    41    -   186
   (変動事由の概要)
   単元未満株式の買取りによる増加 41株
  2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

   該当事項はありません。
  3.配当に関する事項

   該当事項はありません。
  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
      当連結会計年度    当連結会計年度    当連結会計年度    当連結会計年度末
  株式の種類
      期首株式数(株)    増加株式数(株)    減少株式数(株)    株式数(株)
  発行済株式
   普通株式      9,282,500     -    -  9,282,500
   合計    9,282,500     -    -  9,282,500
  自己株式
   普通株式       186   185,055     -   185,241
   合計      186   185,055     -   185,241
   (変動事由の概要)
   2019年2月14日開催の取締役決議に基づく自己株式の取得 185,000株
   単元未満株式の買取りによる増加 55株
  2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

   該当事項はありません。
  3.配当に関する事項

   該当事項はありません。
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  (連結キャッシュ・フロー計算書関係)
  ※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自  2018年1月1日     (自  2019年1月1日
          至  2018年12月31日)     至  2019年12月31日)
  現金及び預金勘定          14,288,802  千円    10,838,308  千円
  預入期間が3ヶ月を超える定期預金          △3,566,000      △2,209,560
  現金及び現金同等物          10,722,802      8,628,748
  2.重要な非資金取引の内容

   ファイナンス・リース取引に係る資産及び債務の額
           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自  2018年1月1日     (自  2019年1月1日
          至  2018年12月31日)     至  2019年12月31日)
  ファイナンス・リース取引に
             417,984 千円     273,887 千円
  係る資産及び債務の額
  (リース取引関係)

  1.ファイナンス・リース取引
  (1) 所有権移転ファイナンス・リース取引
   ①  リース資産の内容
   有形固定資産
   主として、半導体テスト事業における生産設備(機械装置及び運搬具)であります。
   ②  リース資産の減価償却の方法
   連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「3.(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載
   しております。
  (2) 所有権移転外ファイナンス・リース取引
   該当事項はありません。
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  (金融商品関係)
  1.金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については銀行借入及びリー
  スによる方針であります。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行
  わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

   売掛金及び未収入金に係る顧客の信用リスクは、与信管理規則に沿ってリスク低減を図っております。
   買掛金、短期借入金、未払金及び未払法人税等の支払期日は、1年以内であります。
   借入金の使途は運転資金(主として短期)及び設備投資資金(長期)であります。変動金利の借入金は金利の変動
  リスクに晒されております。また営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループで
  は、各社が月次に資金繰り計画を作成するなどの方法により、これらのリスクを管理しております。
   ファイナンス・リース取引に係るリース債務の使途は、主に設備投資資金であり、これらに係る流動性リスク
  は月次に資金繰り表を作成するなどの方法により管理しております。
   デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクを管理するための先物為替予約取引で
  あり、社内規程に従って行っております。
  (3) 信用リスクの集中

   当連結会計年度の連結決算日現在における営業債権のうち、26.6%が特定の大口顧客に対するものでありま
  す。
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  2. 金融商品の時価等に関する事項
   連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
   前連結会計年度(2018年12月31日)
          連結貸借対照表
              時価(千円)    差額(千円)
           計上額(千円)
    (1) 現金及び預金        14,288,802    14,288,802     -
    (2) 売掛金        5,227,130    5,227,130     -
    (3) 未収入金         741,975    741,975    -
    (4) 未収還付法人税等
             -    -    -
    (5) 破産更生債権等          90    90    -
     貸倒引当金(*1)        △30    △30    -
             59    59    -
   資産計        20,257,968    20,257,968     -
    (6) 買掛金         551,972    551,972    -
    (7) 短期借入金        1,744,360    1,744,360     -
    (8) 未払金        2,203,443    2,203,443     -
    (9) 未払法人税等         751,529    751,529    -
    (10) リース債務
     (1年内返済予定のリース債務
            1,057,696    1,063,215    5,519
      を含む)
    (11) 長期借入金
    (1年内返済予定の長期借入金       21,570,406    21,571,265     858
      を含む)
   負債計        27,879,408    27,885,786    6,378
    (12) デリバティブ取引(*2)         4,118    4,118    -
   (*1) 破産更生債権等に対する、個別貸倒引当金を控除しております。
   (*2) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務と
        なる項目については()で示しております。
   当連結会計年度(2019年12月31日)

          連結貸借対照表
              時価(千円)    差額(千円)
           計上額(千円)
    (1) 現金及び預金        10,838,308    10,838,308     -
    (2) 売掛金        5,233,552    5,233,552     -
    (3) 未収入金         594,700    594,700    -
    (4) 未収還付法人税等         193,940    193,940    -
    (5) 破産更生債権等          5    5   -
     貸倒引当金(*1)        △5    △5    -
             0    0   -
   資産計        16,860,501    16,860,501     -
    (6) 買掛金         334,164    334,164    -
    (7) 短期借入金        1,756,920    1,756,920     -
    (8) 未払金        1,566,391    1,566,391     -
    (9) 未払法人税等         97,742    97,742    -
    (10) リース債務
     (1年内返済予定のリース債務
            807,323    812,761    5,437
      を含む)
    (11) 長期借入金
    (1年内返済予定の長期借入金       19,565,408    19,569,898    4,490
      を含む)
   負債計        24,127,950    24,137,878    9,928
    (12) デリバティブ取引(*2)         5,833    5,833    -
   (*1) 破産更生債権等に対する、個別貸倒引当金を控除しております。
   (*2) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務と
        なる項目については()で示しております。
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  (注)1. 金融商品の時価の算定方法並びにデリバティブ取引に関する事項
     (1)  現金及び預金、(2)   売掛金及び(3)   未収入金、並びに(4)    未収還付法人税等
       これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
       おります。
     (5)  破産更生債権等
       破産更生債権等については、連結決算日における連結貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除
       した金額にほぼ等しいことから、当該価額をもって時価としております。
     (6)  買掛金、(7)  短期借入金、(8)   未払金、並びに(9)   未払法人税等
       これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
       おります。
     (10)  リース債務(1年内返済予定のリース債務を含む)
       これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入又はリース取引を行った場合に
       想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
     (11)  長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)
       長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映されるため、時価は帳簿価額
       と近似していることから、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、元金利
       の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定して
       おります。
     (12)  デリバティブ取引
       注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照ください。
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   3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
   前連結会計年度(2018年12月31日)
              1年超  5年超
           1年以内        10年超
             5年以内  10年以内
           (千円)       (千円)
             (千円)  (千円)
    現金及び預金       14,288,802    -  -   -
    売掛金       5,227,130    -  -   -
    未収入金        741,975   -  -   -
    未収還付法人税等         -  -  -   -
    合計       20,257,908    -  -   -
   (注) 破産更生債権等90千円は、償還予定額が見込めないため、上記の表に含めておりません。
   当連結会計年度(2019年12月31日)

              1年超  5年超
           1年以内        10年超
             5年以内  10年以内
           (千円)       (千円)
             (千円)  (千円)
    現金及び預金       10,838,308    -  -   -
    売掛金       5,233,552    -  -   -
    未収入金        594,700   -  -   -
    未収還付法人税等        193,940   -  -   -
    合計       16,860,501    -  -   -
   (注) 破産更生債権等    5千円は、償還予定額が見込めないため、上記の表に含めておりません。
   4. リース債務、借入金及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額

   前連結会計年度(2018年12月31日)
          1年超  2年超  3年超  4年超
        1年以内           5年超
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
        (千円)           (千円)
          (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
    短期借入金    1,744,360   -  -  -  -  -
    長期借入金    1,163,362  12,328,006  2,333,504   899,889  732,890  4,112,752
    リース債務    470,579  274,600  156,440  84,698  71,377   -
   当連結会計年度(2019年12月31日)

          1年超  2年超  3年超  4年超
        1年以内           5年超
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
        (千円)           (千円)
          (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
    短期借入金    1,756,920   -  -  -  -  -
    長期借入金    590,000  12,238,133  1,851,364   737,394  525,462  3,623,053
    リース債務    328,970  211,167  139,975  127,210   -  -
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  (デリバティブ取引関係)
  1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
  通貨関連
  前連結会計年度(2018年12月31日)
           当連結会計年度(2018年12月31日)
           契約額等の
    区分   種類
         契約額等     時価  評価損益
           うち1年超
         (千円)     (千円)  (千円)
           (千円)
      為替予約取引
       売建
   市場取引以外
        米ドル   2,972,396    -  4,118  4,118
    の取引
       買建
        日本円     -   -  -  -
     合計    2,972,396    -  4,118  4,118
   (注)  時価の算定方法
    取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
  当連結会計年度(2019年12月31日)

           当連結会計年度(2019年12月31日)
           契約額等の
    区分   種類
         契約額等     時価  評価損益
           うち1年超
         (千円)     (千円)  (千円)
           (千円)
      為替予約取引
       売建
   市場取引以外
        米ドル   2,656,960    -  5,833  5,833
    の取引
       買建
        日本円     -   -  -  -
     合計    2,656,960    -  5,833  5,833
   (注)  時価の算定方法
    取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しております。
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  (退職給付関係)
  1.採用している退職給付制度の概要
  当社は、従業員の退職給付に充てるため、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しており、連結子会
  社は確定拠出制度を採用しております。
  確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。
  なお、当社は、2019年7月1日に確定給付企業年金制度を確定拠出企業年金制度へ移行し、「退職給付制度間の
  移行等に関する会計処理」(企業会計基準適用指針第1号 平成28年12月16日)及び「退職給付制度間の移行等の
  会計処理に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第2号 平成19年2月7日)を適用しております。
  これに伴い、当連結会計年度の特別利益として退職給付制度改定益30,166千円を計上しております。
  2.確定給付制度

  (1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
             至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  退職給付債務の期首残高            779,414 千円    703,277 千円
   勤務費用            82,542     51,559
   利息費用            2,757     1,416
   数理計算上の差異の発生額            8,800     △1,717
   退職給付の支払額           △169,526     △51,434
   確定拠出企業年金制度への移行に伴う減少額             -    △496,569
   その他
               △711      102
  退職給付債務の期末残高            703,277     206,635
  (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
             至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  年金資産の期首残高            545,090 千円    486,282 千円
   期待運用収益            13,442     6,094
   数理計算上の差異の発生額             954     558
   事業主からの拠出額            46,267     21,849
   退職給付の支払額           △118,675     △32,939
   確定拠出企業年金制度への移行に伴う減少額
               -    △463,556
   その他
               △796      159
  年金資産の期末残高            486,282     18,449
  (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る

   資産の調整表
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  積立型制度の退職給付債務            513,169 千円    11,913 千円
  年金資産           △486,282     △18,449
              26,887     △6,535
  非積立型制度の退職給付債務            190,107     194,836
  連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額            216,995     188,300
  退職給付に係る負債            223,270     194,836

  退職給付に係る資産            △6,275     △6,535
  連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額            216,995     188,300
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  (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
             至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  勤務費用            82,542 千円    51,559 千円
  利息費用            2,757     1,416
  期待運用収益            △13,442     △6,094
  数理計算上の差異の費用処理額            4,764     11,973
  過去勤務費用の費用処理額            △1,645     △5,346
  確定給付制度に係る退職給付費用            74,977     53,507
  確定拠出企業年金制度への移行に伴う損益(注)             -    △30,166
   (注)「退職給付制度改定益」として特別利益に計上しております。
  (5)退職給付に係る調整額

   退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
             至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  過去勤務費用            △1,645 千円    △5,346 千円
  数理計算上の差異            △1,191     14,093
  合計            △2,836      8,747
  (6)退職給付に係る調整累計額

   退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  未認識過去勤務費用            △5,346 千円     -千円
  未認識数理計算上の差異            35,513     21,263
  合計            30,166     21,263
  (7)年金資産に関する事項

   ①年金資産の主な内訳
   年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  一般勘定             45.5 %     -%
  株式             0.3 %    36.8 %
  債権             49.1 %    25.7 %
  現金及び預金             5.1 %    16.6 %
  その他             -     20.9 %
  合計             100.0 %    100.0 %
   ②長期期待運用収益率の設定方法

   年金資産の期待運用収益率は、従業員の年齢構成により将来の運用期間を考慮した上で、年金資産のポート
   フォリオを選択し、当該ポートフォリオで期待される収益率を考慮して決定しております。
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  (8)数理計算上の計算基礎に関する事項
   主要な数理計算上の計算基礎
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
             至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  割引率             0.3 %     0.0 %
  長期期待運用収益率             2.5 %     1.4 %
  予想昇給率             2.9 %     3.8 %
  3.確定拠出制度

  当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度            128,995千円  、当連結会計年度   143,636千円
  であります。
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  (税効果会計関係)
  1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
           前連結会計年度     当連結会計年度
           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  繰延税金資産
   賞与引当金           28,128 千円    27,591 千円
   退職給付に係る負債           55,899     50,096
   減価償却費           150,880     155,005
   減損損失           670,539     490,626
   税務上の繰越欠損金(注2)           843,518    1,535,435
   前受収益           660,842     284,270
   固定資産未実現利益           57,466     25,070
   子会社評価差額           23,035     13,535
              93,281     70,291
   その他
  繰延税金資産小計
             2,583,592     2,651,923
   税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2)
             △828,683    △1,496,940
   将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
             △1,419,443     △944,147
             △2,248,126     △2,441,088
  評価性引当額小計(注1)
  繰延税金資産合計
             335,465     210,835
  繰延税金負債
   特別償却準備金           △93,598     △111,155
   圧縮記帳           △18,340     △16,869
   子会社評価差額           △21,915     △12,415
   子会社の留保利益金           △271,792     △262,392
             △3,158     △6,741
   その他
  繰延税金負債合計           △408,806     △409,574
  繰延税金負債の純額           △73,341     △198,738
   (注)1  評価性引当額が192,962千円増加しております。主な理由として、当社にて当年度課税所得を計上したこと

   で繰越欠損金に係る評価性引当額が668,257千円増加となりました。一方、マイクロンメモリ                ジャパン株式
   会社向け半導体テストサービス事業の譲渡による前受収益につきまして、買戻権の行使等で将来減算一時差
   異が減少し、それに伴い評価性引当額が475,295千円減少となりました。
   (注)2  税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
   前連結会計年度(2018年12月31日)
          1年超  2年超  3年超  4年超
        1年以内         5年超  合計
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
        (千円)         (千円)  (千円)
          (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
         -  -  -  - 411,891  431,627  843,518
   税務上の繰越欠損金(a)
         -  -  -  - △411,891  △416,792  △828,683
   評価性引当額
                  (b) 14,835
         -  -  -  -  - 14,835
   繰延税金資産
   (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 
   (b) 税務上の繰越欠損金843,518千円について、繰延税金資産14,835千円を計上しております。当社における繰
   越欠損金828,683千円は全額回収不能と判断しております。また、連結子会社の繰越欠損金14,835千円は将
   来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。
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   当連結会計年度(2019年12月31日)
          1年超  2年超  3年超  4年超
        1年以内         5年超  合計
          2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
        (千円)         (千円)  (千円)
          (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
         -    - 412,192   - 1,123,243  1,535,435
           -
   税務上の繰越欠損金(a)
         -  -  - △412,192   -△1,084,748  △1,496,940
   評価性引当額
         -  -  -  -  - 38,494 (b)38,494
   繰延税金資産
   (a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。 
   (b) 税務上の繰越欠損金    1,535,435千円について、当社における繰越欠損金1,385,495千円は全額回収不能と判
   断しております。当該繰延税金38,494千円は、連結子会社の繰越欠損金149,939千円の一部について認識し
   たものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、将来加算一時差異の解消見込によ
   り回収可能と判断し、評価性引当額を認識しておりません。
  2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となっ

  た主要な項目別の内訳
           前連結会計年度     当連結会計年度
           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  法定実効税率
            30.1 %    29.9 %
  (調整)
  外国源泉税          2.8    106.0
  住民税均等割          0.3     16.0
  評価性引当金          2.6    279.2
  海外との税率差異          △8.2     △21.0
  海外子会社の未配分利益          1.8    △14.0
             3.2     3.7
  その他
  税効果会計適用後の法人税等の負担率          32.9 %    399.8 %
  (資産除去債務関係)

  資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
  (1) 当該資産除去債務の概要
   製造施設の不動産賃貸契約に伴う原状回復義務、空調設備廃棄時のフロンガス除却義務及び本社オフィスビル
  の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。 
  (2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

   使用見込期間を取得から15~25年と見積り、割引率は1.3~2.0%を使用して資産除去債務の金額を計算してお
  ります。 
  (3) 当該資産除去債務の総額の増減

            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)     至 2019年12月31日)
   期首残高           13,812 千円    14,050 千円
   有形固定資産の取得に伴う増加額           -     -
   時の経過による調整額           238     216
   資産除去債務の履行による減少額           -    △4,184
   期末残高           14,050     10,082
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  (セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。
  【関連情報】

  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
   1.製品及びサービスに関する情報
    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省
   略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1)売上高
                  (単位:千円)
    日本    台湾    アジア    北米    合計
    11,509,337    6,623,070    842,220   2,765,044    21,739,673
  (注)  各区分に属する国又は地域の内訳は次のとおりであります。
    (1)アジア・・・主に中国、韓国
    (2)北米・・・・アメリカ
   (2)有形固定資産

                  (単位:千円)
     日本      台湾      合計
       9,782,254      31,740,264      41,522,519
   3.主要な顧客ごとの情報

             (単位:千円)
     顧客先      売上高
  ルネサス  エレクトロニクス株式会社
             4,535,487
  Cypress  Semiconductor   Corporation
             2,567,843
  (注) 関連するセグメント名は、単一セグメントであるため記載を省略しております。
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  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
   1.製品及びサービスに関する情報
    単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省
   略しております。
   2.地域ごとの情報

   (1)売上高
                  (単位:千円)
    日本    台湾    アジア    北米    合計
    8,042,581    5,265,653    1,153,827    2,446,385    16,908,448
  (注)  各区分に属する国又は地域の内訳は次のとおりであります。
    (1)アジア・・・主に中国、韓国
    (2)北米・・・・アメリカ
   (2)有形固定資産

                  (単位:千円)
     日本      台湾      合計
       9,614,148            38,693,893
             29,079,744
   3.主要な顧客ごとの情報

             (単位:千円)
     顧客先      売上高
  ルネサス  エレクトロニクス株式会社         3,051,475
  Cypress  Semiconductor   Corporation
             2,170,780
  Novatek  Microelectronics   Corporation
             1,778,022
  (注) 関連するセグメント名は、単一セグメントであるため記載を省略しております。
  【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

  該当事項はありません。
  【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

  該当事項はありません。
  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

  該当事項はありません。 
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  【関連当事者情報】
  前連結会計年度(自2018年1月1日 至2018年12月31日)
  1.関連当事者との取引
   該当事項はありません。
  2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

   (1)親会社情報
       Powertech    Technology  Inc.(台湾証券取引所に上場)
   (2)重要な関連会社の要約財務情報

       該当事項はありません。
  当連結会計年度(自2019年1月1日 至2019年12月31日)

  1.関連当事者との取引
   該当事項はありません。
  2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

   (1)親会社情報
       Powertech    Technology  Inc.(台湾証券取引所に上場)
   (2)重要な関連会社の要約財務情報

       該当事項はありません。
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  (1株当たり情報)
            前連結会計年度      当連結会計年度
           (自  2018年1月1日     (自  2019年1月1日
           至  2018年12月31日)     至  2019年12月31日)
  1株当たり純資産額           2,501円40銭      2,518円48銭

  1株当たり当期純利益金額
             111円89銭     △26円66銭
  又は1株当たり当期純損失金額(△)
  (注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため
   記載しておりません。
   2.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
             前連結会計年度     当連結会計年度

            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)     至 2019年12月31日)
  親会社株主に帰属する当期純利益金額
              1,038,594     △243,432
  又は親会社株主に帰属する当期純損失金額(△)(千円)
  普通株主に帰属しない金額(千円)              -     -

  普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額又

  は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失金額            1,038,594     △243,432
  (△)(千円)
  期中平均株式数(株)            9,282,332     9,132,205

  (重要な後発事象)

  (子会社の設立)
  当社の連結子会社であるTeraPower      Technology  Inc.は、2020年3月5日開催の取締役会において、中華人民共和国
  (以下「中国」といいます。)に子会社(当社の孫会社          、以下「新会社」といいます。)を設立することを決議いた
  しました。
  (1) 設立の目的

  半導体市場は、中長期的な成長が期待されていますが、特に中国においては、半導体産業の育成が国家的なプロ
  ジェクトとなっており、かつ、従来のファブレスメーカーや前工程工場を育成する方針から、後工程も含めた全工
  程のサプライチェーンを構築する方針に変化するなど、半導体テスト受託を主たる業務とする当社グループにとっ
  て、ビジネスを獲得する機会が拡大しています。当社グループは、このような機会を捉え、ビジネスを獲得するた
  め、ウエハテスト及びファイナルテストを受託する新会社を中国           蘇州に設立することといたしました。当社の親会
  社であるPowertech   Technology  Inc. (以下「  PTI 」といいます。)は、後工程の受託を主たる業務とし、中国
  蘇州にも拠点を有しており、新会社とPTI及びそのグループ会社が連携することで、ウエハテスト以降を一貫して請
  け負うターンキーサービスの提供が可能となります。
  量産開始は、最短で2020年度第4四半期(2020年10月~2020年12月)を目指しておりますが、事業活動の開始に
  際しては、新型肺炎の影響や経済環境も考慮しつつ判断してまいります。
  (2) 設立する子会社の概要

   (1)会社名      晶兆成半導體(蘇州)有限公司(予定)
   (2)所在地      No.33 Xinghai    Street,Suzhou,   215021,  People's
         Republic  of China
   (3)代表者      林育全
   (4)主な事業内容      半導体ウエハテスト、ファイナルテスト受託
   (5)資本金      US$ 10,000,000(予定)
   (6)設立時期      台湾及び中国における必要な許認可取得後確定
   (7)出資比率      TeraPower  Technology  Inc. 100%
   (8)当社と当該会社との関係等      当社の連結子会社(孫会社)となります
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  ⑤【連結附属明細表】
  【社債明細表】
   該当事項はありません。
  【借入金等明細表】

         当期首残高    当期末残高   平均利率
    区分              返済期限
         (千円)    (千円)   (%)
  短期借入金       1,744,360    1,756,920    1.06   -
  1年以内に返済予定の長期借入金       1,163,362    590,000    0.79   -

  1年以内に返済予定のリース債務        470,579    328,970    1.02   -

  長期借入金(1年以内に返済予定
         20,407,043    18,975,408    1.12 2021年~2038年
  のものを除く。)
  リース債務(1年以内に返済予定
          587,117    478,352    1.11 2021年~2023年
  のものを除く。)
    合計     24,372,462    22,129,652    -   -
  (注) 1.平均利率については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
   2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は、
   以下のとおりであります。
       1年超2年以内   2年超3年以内   3年超4年以内   4年超5年以内
        (千円)   (千円)   (千円)   (千円)
   長期借入金      12,238,133    1,851,364    737,394   525,462
   リース債務      211,167   139,975   127,210    -
  【資産除去債務明細表】

   当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会
  計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定によ
  り記載を省略しております。
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  (2)【その他】
  ① 当連結会計年度における四半期情報等
    (累計期間)    第1四半期   第2四半期   第3四半期   当連結会計年度
  売上高(千円)      4,025,354   7,879,178   12,254,487   16,908,448
  税金等調整前四半期純損失
  (△)又は税金等調整前当期      △149,519   △471,122   △289,119    66,784
  純利益(千円)
  親会社株主に帰属する四半
  期(当期)純損失(△)       △47,752   △456,069   △390,969   △243,432
  (千円)
  1株当たり四半期(当期)
         △5円17銭   △49円75銭   △42円76銭   △26円66銭
  純損失(△)(円)
    (会計期間)    第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期

  1株当たり四半期純利益又は
  1株当たり四半期純損失      △5円17銭   △44円88銭    7円16銭   16円22銭
  (△)(円)
  ② 決算日後の状況

   特記事項はありません。
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 2【財務諸表等】
  (1)【財務諸表】
  ①【貸借対照表】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金           10,811,704     7,674,332
             ※1 2,374,421    ※1 2,063,017
   売掛金
   製品            799     1,541
   仕掛品            210,623     155,878
   原材料及び貯蔵品            88,875     85,269
             ※1 608,674    ※1 436,524
   未収入金
   未収還付法人税等            -    193,940
              61,494     30,065
   その他
   流動資産合計           14,156,593     10,640,569
  固定資産
   有形固定資産
   建物           1,642,060     1,617,270
   構築物           26,191     24,370
   機械及び装置           5,429,482     5,379,897
   車両運搬具            -     5,763
   工具、器具及び備品           796,118     751,779
   土地           58,615     58,615
              1,519,404     1,278,207
   建設仮勘定
   有形固定資産合計           9,471,872     9,115,903
   無形固定資産
   ソフトウエア           161,750     198,922
               2,534     1,035
   その他
   無形固定資産合計           164,285     199,958
   投資その他の資産
   関係会社株式           4,569,671     4,348,055
             ※1 660,000    ※1 660,000
   関係会社長期貸付金
   破産更生債権等            90     5
   繰延税金資産           111,891     20,431
   その他           17,743     283,219
               △30    △122,343
   貸倒引当金
   投資その他の資産合計           5,359,366     5,189,369
   固定資産合計           14,995,524     14,505,231
  資産合計            29,152,118     25,145,800
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                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  負債の部
  流動負債
             ※1 517,670    ※1 294,430
   買掛金
   短期借入金            300,000     300,000
   1年内返済予定の長期借入金            712,000     590,000
   リース債務            459,838     319,099
             ※1 1,444,814     ※1 462,779
   未払金
   未払費用            271,527     219,418
   未払法人税等            423,253     37,418
   賞与引当金            70,943     67,740
   前受金            4,821     4,388
   前受収益           2,106,246      872,801
              57,723     40,115
   その他
   流動負債合計           6,368,838     3,208,191
  固定負債
   長期借入金           1,700,000     1,110,000
   リース債務            577,435     478,352
   退職給付引当金            186,828     167,434
   資産除去債務            14,050     10,082
   修繕引当金            19,416     31,784
              148,037     117,617
   その他
   固定負債合計           2,645,768     1,915,271
  負債合計            9,014,607     5,123,463
  純資産の部
  株主資本
   資本金           11,823,312     11,823,312
   資本剰余金
              7,611,322     7,611,322
   資本準備金
   資本剰余金合計           7,611,322     7,611,322
   利益剰余金
   その他利益剰余金
    特別償却準備金          162,544     145,173
    圧縮記帳積立金           42,958     39,512
              497,568     522,940
    繰越利益剰余金
   利益剰余金合計           703,071     707,626
   自己株式            △195    △119,924
   株主資本合計           20,137,510     20,022,337
  純資産合計            20,137,510     20,022,337
  負債純資産合計            29,152,118     25,145,800
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  ②【損益計算書】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
             ※1 7,900,184    ※1 5,682,584
  売上高
             ※1 7,382,207    ※1 5,089,652
  売上原価
  売上総利益             517,977     592,932
             ※1,※2 1,356,520    ※1,※2 985,033
  販売費及び一般管理費
  営業損失(△)            △838,543     △392,101
  営業外収益
  受取利息            40,026     47,528
  受取配当金            572,586     462,487
              47,308     22,937
  その他
  営業外収益合計            659,921     532,954
  営業外費用
  支払利息            20,164     27,893
  貸倒引当金繰入額             -    122,338
  休止固定資産減価償却費            91,434     114,136
  為替差損             -    16,742
               5,054     26,594
  その他
  営業外費用合計            116,652     307,705
  経常損失(△)            △295,274     △166,852
  特別利益
  退職給付制度改定益             -    30,166
  地方自治体助成金            2,400     155,349
  固定資産売却益            1,784,749      616,929
  受取補償金            923,117      -
               2,787      -
  その他
  特別利益合計            2,713,054      802,444
  特別損失
  事業撤退損             -    28,368
  設備移設費用             -    79,302
  子会社株式評価損             -    221,616
  役員退職慰労金             -    55,000
  固定資産売却損            27,259      784
  固定資産除却損            54,113     72,927
  減損損失            957,700      -
  事務所移転費用            343,285      -
              16,146      -
  その他
  特別損失合計            1,398,504      457,998
  税引前当期純利益            1,019,274      177,593
  法人税、住民税及び事業税             428,095     81,577
  法人税等調整額            △111,891     91,460
  法人税等合計             316,203     173,038
  当期純利益             703,071      4,555
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  【製造原価明細書】
           前事業年度       当事業年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
       注記      構成比       構成比
    区分      金額(千円)       金額(千円)
       番号      (%)       (%)
  Ⅰ  労務費
           2,001,413   27.0   1,740,777    34.6
  Ⅱ  経費        5,415,796       3,294,871
        ※      73.0       65.4
      当期総製造費用            100.0       100.0
           7,417,210       5,035,649
           171,538       210,623
      仕掛品期首たな卸高
    合計
           7,588,748       5,246,272
           210,623       155,878
      仕掛品期末たな卸高
  当期製品製造原価
           7,378,125       5,090,394
  原価計算の方法

   原価計算の方法は、単純総合原価計算を採用しております。計算過程において予定原価を用いており、実際原価と
  予定原価との差額が生じますが、差額は調整して実際原価に修正しております。
  (注)※ 主な内訳は、次のとおりであります。

      項目     前事業年度(千円)      当事業年度(千円)
   減価償却費          2,311,699       1,712,676
   電力          887,422      530,845
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  ③【株主資本等変動計算書】
  前事業年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本
         資本剰余金       利益剰余金
              その他利益剰余金
      資本金
        資本準備金  資本剰余金合計         利益剰余金合計
             特別償却  圧縮記帳  繰越利益
             準備金  積立金  剰余金
  当期首残高    11,823,312  11,380,267  11,380,267   187,375  48,564 △4,004,884  △3,768,945
  当期変動額
  当期純利益                703,071  703,071
  自己株式の取得
  欠損填補      △3,768,945  △3,768,945       3,768,945  3,768,945
  特別償却準備金の積立
  特別償却準備金の取崩           △24,830     24,830
  圧縮記帳積立金の取崩              △5,605  5,605
  当期変動額合計      - △3,768,945  △3,768,945  △24,830  △5,605  4,502,453  4,472,017
  当期末残高    11,823,312  7,611,322  7,611,322   162,544  42,958  497,568  703,071
       株主資本

          純資産合計

      自己株式  株主資本合計
  当期首残高     △128 19,434,506  19,434,506

  当期変動額
  当期純利益       703,071  703,071
  自己株式の取得     △67  △67  △67
  欠損填補        -  -
  特別償却準備金の積立        -  -
  特別償却準備金の取崩        -  -
  圧縮記帳積立金の取崩        -  -
  当期変動額合計     △67 703,003  703,003
  当期末残高     △195 20,137,510  20,137,510
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  当事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
                   (単位:千円)
             株主資本
         資本剰余金       利益剰余金
              その他利益剰余金
      資本金
        資本準備金  資本剰余金合計         利益剰余金合計
             特別償却  圧縮記帳  繰越利益
             準備金  積立金  剰余金
  当期首残高    11,823,312  7,611,322  7,611,322   162,544  42,958  497,568  703,071
  当期変動額
  当期純利益                4,555  4,555
  自己株式の取得
  欠損填補
  特別償却準備金の積立           71,069    △71,069
  特別償却準備金の取崩           △88,440     88,440
  圧縮記帳積立金の取崩              △3,445  3,445
  当期変動額合計      -  -  - △17,371  △3,445  25,372  4,555
  当期末残高    11,823,312  7,611,322  7,611,322   145,173  39,512  522,940  707,626
       株主資本

          純資産合計

      自己株式  株主資本合計
  当期首残高     △195 20,137,510  20,137,510

  当期変動額
  当期純利益       4,555  4,555
  自己株式の取得    △119,728  △119,728  △119,728
  欠損填補        -  -
  特別償却準備金の積立        -  -
  特別償却準備金の取崩        -  -
  圧縮記帳積立金の取崩        -  -
  当期変動額合計     △119,728  △115,173  △115,173
  当期末残高     △119,924  20,022,337  20,022,337
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  【注記事項】
  (継続企業の前提に関する事項)
  該当事項はありません。
  (重要な会計方針)

  1.資産の評価基準及び評価方法
  (1) 有価証券の評価基準及び評価方法
   子会社株式及び関連会社株式
   移動平均法による原価法を採用しております。
  (2) デリバティブ等の評価基準及び評価方法
    時価法を採用しております。
  (3) たな卸資産の評価基準及び評価方法
   ① 製品
   先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用して
   おります。
   ② 原材料
   先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用して
   おります。
   ③ 仕掛品
   総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用してお
   ります。
   ④ 貯蔵品
   最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採用
   しております。
  2.固定資産の減価償却の方法

  (1) 有形固定資産(リース資産を除く)
   定額法を採用しております。
   なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
   建物         2年~50年
   構築物        7年~30年
   機械及び装置     1年~15年
   工具、器具及び備品  1年~25年
  (2) 無形固定資産
   定額法を採用しております。
   なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(10年以内)に基づいて償却してお
   ります。
  (3) リース資産
   所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
    自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。
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  3.引当金の計上基準
  (1) 貸倒引当金
   債権の貸倒れによる損失に備えるため、貸倒懸念債権等及び破産更生債権等について個別に回収可能性を検
   討し、回収不能見込額を計上しております。
  (2) 賞与引当金
   従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度負担額を計上しております。
  (3) 退職給付引当金
   従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき計上しております。
   ① 退職給付見込額の期間帰属方法
   退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給
   付算定式基準によっております。
   ② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
   過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により費
   用処理しております。
   数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)に
   よる定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。
  (4) 修繕引当金
   特定設備に係る修繕に要する支出に備えるため、その支出見込額のうち当事業年度に負担すべき費用を計上
   しております。
  4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

   外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場より円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
  5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

  (1) 退職給付に係る会計処理
   退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけ
   るこれらの会計処理の方法と異なっております。
  (2) 消費税等の会計処理
   消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
  (表示方法の変更)

 (損益計算書関係)
  前事業年度において、「特別利益」の「その他」に含めておりました「地方自治体助成金」は、重要性が高まったの
 で、当事業年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の組替えを行なってお
 ります。
  この結果、前事業年度の損益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた5,187千円は、「地方自治体
 助成金」2,400千円、及び「その他」2,787千円として組み替えております。
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  (貸借対照表関係)
  ※1 関係会社項目
   関係会社に対する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものがあります。
           前事業年度      当事業年度
          (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
   短期金銭債権           367,453 千円     331,523 千円
   長期金銭債権           660,000      929,910
   短期金銭債務           103,968      95,769
  (損益計算書関係)

  ※1 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれています。
           前事業年度      当事業年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  売上高           139,231 千円     126,346 千円
  仕入高、販売費及び一般管理費           60,161      113,715
  営業取引以外の取引による取引高           637,745      485,504
  ※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度15%、当事業年度10%、一般管理費に属する費用のおおよ

  その割合は前事業年度85%、当事業年度90%であります。
   販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
           前事業年度      当事業年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  給与           470,828 千円     223,293 千円
  賞与           95,316      66,985
  賞与引当金繰入額           25,231      18,681
  役員報酬           104,168      75,078
  退職給付費用           28,147      20,791
  旅費交通費           117,844      58,396
  減価償却費           16,313      16,594
  外注費           159,931      135,597
  租税公課           154,338      90,232
  法定福利費           104,267      95,005
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  (有価証券関係)
  1.子会社株式及び関連会社株式
  子会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式の時価を記載して
  おりません。
  なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりでありま
  す。                          
               (単位:千円)
        前事業年度末      当事業年度末
    区分
       (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
  子会社株式       4,569,671      4,348,055
  計       4,569,671      4,348,055
  2.減損処理を行った有価証券

  前事業年度(2018年12月31日)
  該当事項はありません。
  当事業年度(2019年12月31日)

  当事業年度において子会社株式の減損処理を行っており、関係会社株式評価損             221,616千円  を計上しております。
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  (税効果会計関係)
  1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
            前事業年度     当事業年度
           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  繰延税金資産
   賞与引当金           21,226 千円    20,267 千円
   退職給付引当金           55,899     50,096
   減価償却費           142,950     147,175
   減損損失           670,539     490,626
   子会社株式評価損            -    66,307
   税務上の繰越欠損金(注2)           828,683    1,385,495
   前受収益           660,842     284,270
   貸倒引当金繰入            -    36,603
              69,368     44,150
   その他
  繰延税金資産小計
             2,449,508     2,524,994
    税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2)
             △828,683    △1,385,495
    将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
             △1,419,443     △1,038,535
             △2,248,126     △2,424,031
  評価性引当額小計(注1)
  繰延税金資産合計           201,381     100,963
  繰延税金負債

   特別償却準備金           69,396     61,980
   圧縮記帳           18,340     16,869
              1,752     1,682
   その他
  繰延税金負債合計           89,490     80,532
  繰延税金資産の純額           111,891     20,431
   (注)1  評価性引当額が175,905千円増加しております。主な理由として、当年度課税所得が大幅欠損となったこと

   で繰越欠損金に係る評価性引当額が556,812千円増加となりました。一方、マイクロンメモリ                ジャパン株式
   会社向け半導体テストサービス事業の譲渡による前受収益につきまして、買戻権の行使等で将来減算一時差
   異が減少し、それに伴い評価性引当額が380,908千円減少となりました。
   (注)2  税務上の繰越欠損金は法定実効税率を乗じた額であり、全額を回収不能と判断しております。
  2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と

  なった主要な項目別の内訳
            前事業年度     当事業年度
           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  法定実効税率
   (調整)           30.1 %    29.9 %
   永久に損金に算入されない項目           2.5     10.1
   永久に益金に算入されない項目           △18.4     △85.9
   外国源泉税           7.7     39.8
   法人住民税均等割           1.0     5.9
   評価性引当額           6.7     97.3
              1.2     0.1
   その他
   税効果会計適用後の法人税等の負担率           31.0 %    97.4 %
  (重要な後発事象)

  連結財務諸表の注記事項(重要な後発事象)に記載しているため、記載を省略しております。
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  ④【附属明細表】
  【有形固定資産等明細表】
                   (単位:千円)
                   減価償却
                 当期末
       当期首        当 期
    資産の      当 期   当 期
  区分
    種類     増加額   減少額     残高
       残高        償却額
                    累計額
             5,807
   建物   1,642,060   98,325     117,307  1,617,270   1,146,616
             (-)
             -

   構築物    26,191    -     1,821  24,370   34,311
             (-)
            45,676

   機械及び装置   5,429,482   1,356,522     1,360,430  5,379,897  27,894,790
             (-)
  有
             -
  形
   車両運搬具     -  6,194      431  5,763   431
             (-)
  固
  定
   工具、器具         70,185
       796,118   357,791     331,945  751,779  1,178,999
  資
             (-)
   及び備品
  産
             -
   土地    58,615    -     -  58,615   -
             (-)
            1,904,606

   建設仮勘定   1,519,404   1,663,409      - 1,278,207    -
             (-)
            2,026,276

    計  9,471,872   3,482,243     1,811,935  9,115,903  30,255,148
             (-)
             12,342

   ソフトウエア    161,750   85,759     36,245  198,922   692,596
             (-)
  無
             10,822
   ソフトウエア
       1,064   9,757      -  -   -
  形
             (-)
   仮勘定
  固
  定
             -
   その他    1,469   -     433  1,035   5,302
  資
             (-)
  産
            23,164
    計   164,285   95,517     36,679  199,958   697,898
             (-)
  (注)1.「当期減少額」欄の( )内は内書で、減損損失に計上しております。

   2.当期増加額の主な内容は、以下のとおりであります。
   建物建設仮勘定からの振替 98,325千円
   機械及び装置建設仮勘定からの振替 1,356,234千円
   車両運搬具建設仮勘定からの振替 6,194千円
    工具、器具及び備品建設仮勘定からの振替 357,791千円
    建設仮勘定生産設備の取得 1,663,409千円
   3.当期減少額の減損損失以外の主な内容は、以下のとおりであります。
    建設仮勘定本勘定への振替額 1,904,306千円
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  【引当金明細表】
                 (単位:千円)
    科目    当期首残高   当期増加額   当期減少額   当期末残高
  貸倒引当金       30  122,338    24  122,343

  賞与引当金       70,943   67,740   70,943   67,740

  修繕引当金       19,416   12,367    -  31,784

  (注) 貸倒引当金の当期増加額は、貸倒懸念債権に対する繰入によるものであります。
   貸倒引当金の当期減少額は、個別債権の回収、売却及び債務免除を行ったことによる取崩額であります。
  (2)【主な資産及び負債の内容】

   連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
  (3)【その他】

   該当事項はありません。
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 第6【提出会社の株式事務の概要】
       毎年1月  1日から同年12月   31日まで
  事業年度
  定時株主総会     毎事業年度終了日の翌日から3ヶ月以内

       12月 31日

  基準日
       6月 30日
  剰余金の配当の基準日
       12月 31日
  1単元の株式数     100株
  単元未満株式の買取り

       東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
   取扱場所
       証券代行部
   株主名簿管理人     東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社
   取次所     -

   買取手数料     株式の売買の委託にかかる手数料相当額として別途定める金額

       本会社の公告方法は、電子公告とする。ただし、事故その他やむを得ない事由
       によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲
  公告掲載方法
       載して行う。
       公告掲載URL  :http://www.teraprobe.com/
  株主に対する特典     該当事項はありません
  (注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について次に掲げる権利以外の権利を行使することが出来ない旨定款
   で定めております。
   (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
   (2) 会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
   (3) 株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
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 第7【提出会社の参考情報】
 1【提出会社の親会社等の情報】
  当社の金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等は、Powertech             Technology  Inc.であります。
 2【その他の参考情報】

  当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
  (1)  有価証券報告書     (第14期)    自 2018年1月1日     2019年3月28日

   及びその添付書類、         至 2018年12月31日     関東財務局長に提出。
   有価証券報告書の確認書
  (2)  臨時報告書     企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項          2019年3月29日

        第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)
                 関東財務局長に提出。
        の規定に基づく臨時報告書
  (3)  内部統制報告書              2019年3月28日

   及びその添付書類
                 関東財務局長に提出。
  (4)  四半期報告書、     (第15期第1四半期)    自 2019年1月1日     2019年5月15日

   四半期報告書の確認書         至 2019年3月31日     関東財務局長に提出。
   四半期報告書、     (第15期第2四半期)    自 2019年4月1日     2019年8月9日

   四半期報告書の確認書         至 2019年6月30日     関東財務局長に提出。
   四半期報告書、     (第15期第3四半期)    自 2019年7月1日     2019年11月11日

   四半期報告書の確認書         至 2019年9月30日     関東財務局長に提出。
  (5)  自己株券買付状況報告書              2019年4月8日

                 関東財務局長に提出。
   自己株券買付状況報告書              2019年5月7日

                 関東財務局長に提出
   自己株券買付状況報告書              2019年6月5日

                 関東財務局長に提出
   自己株券買付状況報告書              2019年7月3日

                 関東財務局長に提出
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 第二部【提出会社の保証会社等の情報】
   該当事項はありません。
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      独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
                   2020年3月26日

 株式会社テラプローブ
  取締役会  御中
         RSM清和監査法人

         指定社員

             公認会計士   金  城  琢  磨     ㊞
         業務執行社員
         指定社員

             公認会計士   藤  本     亮     ㊞
         業務執行社員
 <財務諸表監査>

  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
 いる株式会社テラプローブの2019年1月1日から2019年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結
 貸借対照表、連結損益及び包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸
 表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 連結財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
 に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
 めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
 ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
 基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
 策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
 当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
 される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
 ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
 内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
 積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
 式会社テラプローブ及び連結子会社の2019年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営
 成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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 <内部統制監査>
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社テラプローブの2019
 年12月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
 内部統制報告書に対する経営者の責任

  経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
 に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
  なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
 る。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
 を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
 基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
 な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
 することを求めている。
  内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
 ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
 要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
 価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、株式会社テラプローブが2019年12月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記
 の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、
 財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以  上
  (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出

   会社)が別途保管しております。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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         独立監査人の監査報告書
                   2020年3月26日

 株式会社テラプローブ
  取締役会  御中
         RSM清和監査法人

         指定社員

             公認会計士   金  城  琢  磨     ㊞
         業務執行社員
         指定社員

             公認会計士   藤  本     亮     ㊞
         業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて

 いる株式会社テラプローブの2019年1月1日から2019年12月31日までの第15期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対
 照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
 財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
 にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
 は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
 これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
 査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
 討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
 含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
 社テラプローブの2019年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点に
 おいて適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以  上

  (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出

   会社)が別途保管しております。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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2024年4月16日

2024年4月よりデータの更新が停止しております。
他のより便利なサービスが多々出てきた現在、弊サイトは役割を終えたと考えております。改修はせずこのままサービス終了する予定です。2008年よりの長きにわたりご利用いただきましてありがとうございました。登録いただいたメールアドレスなどの情報はサービス終了時点で全て破棄させていただきます。

2023年2月15日

2023年1月より一部報告書の通知、表示が旧社名で通知、表示される現象が発生しておりました。対応を行い現在は解消しております。

2023年2月15日

メール通知設定可能件数を15件から25件に変更しました。

2023年1月7日

2023年分の情報が更新されない問題、解消しました。

2023年1月6日

2023年分より情報が更新されない状態となっております。原因調査中です。

2022年4月25日

社名の変更履歴が表示されるようになりました

2020年12月21日

新規上場の通知機能を追加しました。Myページにて通知の設定が行えます。

2020年9月22日

企業・投資家の個別ページに掲載情報を追加しました。また、併せて細かい改修を行いました。

2019年3月22日

2019年4月より、5年より前の報告書については登録会員さまのみへのご提供と変更させていただきます。

2017年10月31日

キーワードに関する報告書の検出処理を改善いたしました。これまで表示されていなかった一部の報告書にも「増加」「減少」が表示されるようになっりました。

2017年2月12日

キーワードに関する報告書のRSS配信を開始いたしました。

2017年1月23日

キーワードに関する報告書が一覧で閲覧できるようになりました。