株式会社エル・ティー・エス 有価証券報告書 第18期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

提出書類 有価証券報告書-第18期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
提出日
提出者 株式会社エル・ティー・エス
カテゴリ 有価証券報告書

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 【表紙】
 【提出書類】        有価証券報告書

 【根拠条文】        金融商品取引法第24条第1項

 【提出先】        関東財務局長

 【提出日】        2020年3月19日

 【事業年度】        第18期(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

 【会社名】        株式会社エル・ティー・エス

 【英訳名】        LTS, Inc.

 【代表者の役職氏名】        代表取締役社長 樺島 弘明

 【本店の所在の場所】        東京都新宿区新宿二丁目8番6号

 【電話番号】        03-5312-7010(代表)

 【事務連絡者氏名】        執行役員  グループ経営推進室長    小松 裕之

 【最寄りの連絡場所】        東京都新宿区新宿二丁目8番6号

 【電話番号】        03-5919-0512

 【事務連絡者氏名】        執行役員  グループ経営推進室長    小松 裕之

 【縦覧に供する場所】        株式会社東京証券取引所

          (東京都中央区日本橋兜町2番1号)

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 第一部 【企業情報】
 第1 【企業の概況】

 1 【主要な経営指標等の推移】

  (1) 連結経営指標等
    回次    第14期   第15期   第16期   第17期   第18期

    決算年月    2015年12月   2016年12月   2017年12月   2018年12月   2019年12月

  売上高    (千円)  1,897,212   1,976,205   2,408,041   2,989,263   3,790,640

  経常利益    (千円)   101,164   11,031   174,619   269,684   298,087

  親会社株主に帰属する
  当期純利益又は
      (千円)   62,910  △143,934   119,346   184,777   201,744
  親会社株主に帰属する
  当期純損失(△)
  包括利益    (千円)   62,920  △144,244   119,088   184,660   201,700
  純資産額    (千円)   768,519   511,475  1,049,410   1,346,171   1,503,633

  総資産額    (千円)  1,252,301   935,557  1,706,599   1,892,433   2,451,976

  1株当たり純資産額     (円)   239.19   167.53   277.73   330.69   367.54

  1株当たり当期
  純利益金額又は
      (円)   19.58  △44.91   38.56   47.17   49.29
  1株当たり当期
  純損失金額(△)
  潜在株式調整後
  1株当たり当期     (円)   ―   ―  30.92   41.63   45.64
  純利益金額
  自己資本比率     (%)   61.4   54.7   61.5   71.1   61.3
  自己資本利益率     (%)   8.5  △22.5   15.3   15.4   14.2

  株価収益率     (倍)   ―   ―  65.2   28.8   28.4

  営業活動による
      (千円)   75,175  △147,754   375,579   94,685   239,050
  キャッシュ・フロー
  投資活動による
      (千円)  △242,404   61,751   △7,606  △42,580  △125,402
  キャッシュ・フロー
  財務活動による
      (千円)  △45,892  △79,793   350,615   84,124  △112,046
  キャッシュ・フロー
  現金及び現金同等物
      (千円)   495,503   329,397  1,047,728   1,183,840   1,185,398
  の期末残高
  従業員数
         122   126   152   179   259
  〔ほか、平均臨時     (名)
         〔33〕  〔35〕  〔33〕  〔24〕  〔27〕
  雇用人員〕
  (注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
   2.第14期及び第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当
   社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
   3.第14期及び第15期の株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
   4.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、年間
   の平均人員を外数で〔〕内に記載しております。
   5.2016年12月19日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割を行っております。第14期の期首に当該株式分
   割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額
   を算定しております。
   6.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計
   年度の期首から適用しており、前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡っ
   て適用した後の指標等となっております。
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  (2) 提出会社の経営指標等
    回次    第14期   第15期   第16期   第17期   第18期

    決算年月    2015年12月   2016年12月   2017年12月   2018年12月   2019年12月

  売上高    (千円)  1,866,790   1,873,529   2,260,258   2,855,092   3,325,957

  経常利益    (千円)   248,682   118,006   185,840   267,306   352,787

  当期純利益又は
      (千円)   18,818  △144,298   130,747   181,534   248,808
  当期純損失(△)
  資本金    (千円)   290,350   296,350   440,710   496,760   516,510
  発行済株式総数     (株)   3,213  3,261,000   3,778,500   4,070,800   4,151,100

  純資産額    (千円)   764,392   507,293  1,056,886   1,350,520   1,555,090

  総資産額    (千円)  1,222,505   874,623  1,650,096   1,836,711   2,185,864

  1株当たり純資産額     (円)   237.91   166.16   279.71   331.76   380.12

  1株当たり配当額
         ―   ―   ―   ―   ―
  (1株当たり     (円)
         (―)   (―)   (―)   (―)   (―)
  中間配当額)
  1株当たり当期純利益
  金額又は1株当たり     (円)   5.86  △45.02   42.25   46.35   60.78
  当期純損失金額(△)
  潜在株式調整後
  1株当たり当期     (円)   ―   ―  33.87   40.90   56.29
  純利益金額
  自己資本比率     (%)   62.5   58.0   64.1   73.5   71.1
  自己資本利益率     (%)   2.5  △22.7   16.7   15.1   17.1

  株価収益率     (倍)   ―   ―  59.5   29.3   23.0

  配当性向     (%)   ―   ―   ―   ―   ―

  従業員数
         119   121   149   172   205
  〔ほか、平均臨時     (名)
         〔32〕  〔32〕  〔27〕  〔24〕  〔23〕
  雇用人員〕
  株主総利回り
      (%)   ―   ―   ―  54.0   55.7
  (比較指標:配当込み
      (%)   (―)   (―)   (―)  (84.0 )  (99.2 )
  TOPIX)
  最高株価     (円)   ―   ―  3,085   2,985   2,139
  最低株価     (円)   ―   ―  2,141   1,177   1,126

  (注) 1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
   2.第14期及び第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当
   社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
   3.第14期及び第15期の株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。
   4.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、年間
   の平均人員を外数で〔〕内に記載しております。
   5.2016年12月19日付で普通株式1株につき1,000株の株式分割を行っております。第14期の期首に当該株式分
   割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額
   を算定しております。
   6.最高株価及び最低株価は、東京証券取引所マザーズにおけるものであります。ただし、当社株式は2017年12
   月9日に東京証券取引所マザーズに上場されており、それ以前の株価について該当事項がありません。
   7.当社株式は2017年12月9日に東京証券取引所マザーズに上場したため、第14期から第16期の株主総利回り及
   び比較指標については、記載しておりません。
   8.「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当事業年度
   の期首から適用しており、前事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用し
   た後の指標等となっております。
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 2 【沿革】
  年月          概要

  2002年3月   東京都渋谷区南平台に株式会社エル・ティー・ソリューションズ(現 当社)を設立

  2003年4月   顧客サイドに立って現場変革を支援すべく、変革支援領域でのプロフェッショナルサービス事業
     を本格化(以降、 人・組織コンサルティング、ITコンサルティング、ビジネスコンサルティン
     グへと領域を拡大)
  2004年1月   本社を東京都渋谷区神泉町に移転
  2006年8月   一般労働者派遣事業(現 労働者派遣事業)許可取得

  2006年9月   有料職業紹介事業許可取得

  2006年12月   本社を東京都千代田区麹町に移転

  2008年3月   新設分割により、企業変革プロジェクトを推進するコア人財を紹介・提供する連結子会社とし
     て、キープライド株式会社(現 株式会社アサインナビ)を設立
  2008年4月   社名を株式会社エル・ティー・エスに変更
  2008年8月   本社を東京都渋谷区円山町に移転

  2009年1月   IT上流領域・ビジネスプロセスマネジメント/プロセス実行のサービス提供を本格化

  2009年3月   ISO27001(ISMS)適合性評価制度の認証取得

  2009年8月   本社を東京都新宿区新宿に移転

  2010年7月   日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」を受賞

  2011年1月   海外事業推進室を設置し、海外プロジェクトへの対応力拡大に加え、中国・アジア地域への事業
     進出準備を開始
     中華人民共和国香港特別行政区に連結子会社であるLTS         ASIA Co., Ltd.を設立
  2013年3月
  2013年4月   データアナリティクス支援を開始

  2014年4月   連結子会社であるキープライド株式会社の社名を株式会社アサインナビに変更

  2014年7月   連結子会社である株式会社アサインナビが、IT業界の企業・個人が低コストでスピーディーに出
     会えるプラットフォーム「アサインナビ」のサービス提供開始
  2016年1月   株式会社アサインナビにて、コンサルタント向け案件紹介サービスを開始
  2016年5月   株式会社アサインナビにて、IT業界特化のM&A支援サービスを開始

  2016年7月   「アサインナビ」会員向けデータアナリスト育成支援開始

     RPA(Robotic  Process  Automation)・AIのサービス提供を開始

  2016年11月
  2017年12月   東京証券取引所マザーズに株式を上場

  2018年8月   株式会社アサインナビにて、フリーコンサルタント向け案件紹介・相談サービスを開始

  2018年8月   テクノロジースタートアップ企業との資本・業務提携「デジタルシフトアクセラレータープログ
     ラム」を開始
  2019年7月   FPTコンサルティングジャパン株式会社を共同で設立し、持分法適用関連会社化
  2019年9月   株式会社ワクトの株式を取得し、連結子会社化

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 3 【事業の内容】
  当社グループは、サービスの基本原則として「お客様の成長に貢献する」を掲げ、企業の成長に不可欠な「変革の
  実行」を支援するために基幹となる方法論である「ビジネスプロセスマネジメント」の能力・実績を通じて、顧客企
  業のビジネスを変革・成長させるサービスを展開しております。
  当社グループは、当社と連結子会社3社及び持分法適用関連会社1社で構成されており、「プロフェッショナル
  サービス事業」、「プラットフォーム事業」を展開しております。各事業の特徴は以下の通りであります。
  <プロフェッショナルサービス事業>

  当事業は、当社、連結子会社である株式会社ワクト及びLTS          ASIA Co., Ltd.が行っております。
  当事業は、企業現場において意識と行動の変化を促すために教育やコミュニケーション推進施策などを実施するこ
  とにより、顧客の大規模ITシステム導入等に伴う業務変革を現場に定着させるサービスを出発点として2002年3月に
  開始し、「企業は継続的な変革によってのみ発展を永続できる」との認識から、ITコンサルティング会社及びERPパッ
  ケージベンダー各社との協業体制を強化し、定着支援サービスの提供実績を拡大させました。
  その後、顧客の現場での定着支援のエッセンスを当社グループのナレッジとして蓄積し、ナレッジを活用しながら
  多くの業界・顧客にサービス提供をし続けて知見を深めたことで、顧客サイドでプロジェクトマネジメントを実行す
  るスタイルを確立し、サービスの提供領域を「戦略・ビジネスモデルを含めた成長戦略の構築」「IT導入プロジェク
  トにおける基本構想策定やシステム企画・選定など上流フェーズ支援」「ビジネスプロセスの可視化・改善」「改善
  後のビジネスプロセスの実行支援」等を含めるまでに拡大しております。
  また、昨今のテクノロジーの進化やデジタルトランスフォーメーション            (注1) の流れの中で、企業においてデジタル
  テクノロジーの活用・導入が必要となるシーンが増えてきているため、当社グループは顧客の業務に合わせたリサー
  チ及びテクノロジー活用手法の策定、IoTやマーケティングデータ等の分析によるバリューチェーンの改善、AI・RPA
  (注2、注3) 等の業務ロボット導入による効率化・自動化等、顧客の業務に適した新たな手段を提供し、顧客の「働き方改
  革」や「デジタルシフトの実行」を支援しております。
  当事業は、提供しているサービスを分類すると、「ビジネスプロセスマネジメント」、「コンサルティング」、
  「デジタル活用サービス」の3つに区分されます。当事業は、当社グループが幅広い業種の企業変革を顧客の現場に
  入り込み、顧客の課題や当社グループが支援する顧客の変革テーマに応じて、各サービスの支援内容を組み合わせて
  ワンストップで提供しており、サービス提供を完了した時点で対価として報酬を受け取っております。
  ■ビジネスプロセスマネジメント

  顧客の事業構造をビジネスプロセスとして可視化し、プロセス改善に必要な手法を立案、改善の実行支援及びビ
  ジネスプロセスの定常的な管理に必要な組織・人材を育成する一連の取り組みを支援しており、これにより当社グ
  ループは顧客との間で長期的な関係を構築し、安定的な案件機会の獲得や長期支援を通じた顧客の変革サイクルを
  グリップ(顧客の課題選定、予算化等)するとともに、コンサルティングやデジタル活用サービスへのサービス展
  開が可能となっております。
  また、当社グループのビジネスプロセスマネジメントサービスの提供により、顧客は、業務変革を計画立案し、
  企業の変革・成長に必要なデジタルテクノロジー及び外部リソース活用領域の選定や最適なテクノロジーの選定が
  可能となり、市場の変化に適切かつ迅速に対応できる企業体制の構築が実現しております。
  ・ビジネスプロセス可視化・改善
  ・BPO/SSの活用   (注4、注5)
  ・高度ビジネスプロセス実行
  ・ビジネスプロセス運用支援・IT運用支援
  ・ビジネスアナリスト育成
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  ■コンサルティング
  顧客の経営から事業の最前線まで、変革を実行するための現場に入り込み、成長戦略構築や事業開発、業務改革
  や組織改革を支援します。顧客サイドの立ち位置で、企画・構想フェーズからIT基盤構築や新業務導入後の運用支
  援、及び顧客企業に必要な人材育成までを支援しております。
  ・ビジネスコンサルティング(成長戦略構築、事業開発、M&A検討、PMI            (注6) 、経営管理基盤構築)
  ・ITコンサルティング(IT基本構想策定、システム企画・選定、顧客側ITシステム導入・定着化・運用)
  ・人組織コンサルティング(働き方改革、リソース・コストマネジメント、組織改革、人材育成)
  ■デジタル活用サービス

  経営のデジタルトランスフォーメーションを実現するために必要となる、顧客の業務に合わせたリサーチ及びテ
  クノロジー活用手法の策定、IoTやマーケティングデータ等の分析によるバリューチェーンの改善、AI・RPA等の業
  務ロボット導入による効率化・自動化等、顧客の業務に適した新たな手段を提供しております。
  ・テクノロジーリサーチ
  ・デジタル事業構想策定
  ・データアナリティクス・AI活用
  ・RPA(RoboticProcess    Automation)
  ・クラウドインテグレーション
  ・カスタマーチャネル変革
  ・デジタルマーケティング
  ・テクノロジー活用人材育成
 <プラットフォーム事業>







  当事業は、当社及び連結子会社である株式会社アサインナビが行っております。
  当社グループは、プロフェッショナルサービス事業を展開する中で、デジタルトランスフォーメーション等により
  市場の変化が加速度的に進み、企業各社が自前のリソースだけでは変革を実現できない状況が存在するとの問題意識
  を持ちました。そこで、当社グループは、「課題を抱える顧客企業と解決手段を持つテクノロジー企業が出会えてい
  ない」、「顧客企業の旺盛なIT投資に応えるIT人材の不足」、「自社のIT人材を十分に活用するプロジェクト機会が
  ない」といった課題を解決することを目的として、2014年7月よりプラットフォームサービスとして、「アサインナ
  ビ」の提供を開始しております。
  「アサインナビ」では、IT人材とITプロジェクトに取り組む顧客企業が直接つながるプロフェッショナルクラウド
  ソーシングの場を提供することで、IT業界の多重下請け構造の改善及び高単価案件の提供を実現し、法人会員数は継
  続的に拡大しております。また、プラットフォーム最大の価値であるIT企業・人材・案件の「情報」を活用し、IT企
  業を対象としたM&Aの支援サービスも開始しております。また、ITビジネスのマッチングだけではなく、各種セミナー
  や研修も企画・提供しています。
  「アサインナビ」は2019年12月31日時点で法人・個人を合わせ8,375会員にご登録いただいております。
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  「アサインナビ」は、顧客より以下の料金を受領しています。
  ① 会費
  IT人材やITプロジェクトの検索ができるプロフェッショナルクラウドソーシングの利用(データベース利用と商
  談打診)、交流会など各種イベント参加、研修プログラムへの参加など、各種利用形態に応じたメニューを用意し
  ており、それらについて一定の会費を受領しています。
  ② 成約手数料
  案件・人材のマッチング、M&A仲介の成約に応じて手数料を受領しています。
  ③ イベント/研修(参加費)
  「アサインナビ」が主催し、会員間の交流会イベントや勉強会、研修サービスを提供しており、対価として参加
  費を受領しています。
  ④ エンタープライズ(会費)
  大手SIer中心に、外注先を効率的かつ効果的に管理するツールとして、「アサインナビ」をプライベート環境下
  で利用頂いており、対価として利用料を受領しています。
  なお、当社は、「アサインナビ」の会員でもあるため、「プロフェッショナルサービス事業」の顧客へのサービス

  提供に際して、「アサインナビ」プラットフォーム上の会員企業のリソースを活用することで、より多くの顧客課題
  の解決に取り組むことが可能となっております。また、当社は、顧客のデジタルテクノロジー活用に必須であるもの
  の、絶対数が不足しているデータサイエンティストの育成プログラムを「アサインナビ」プラットフォーム上の会員
  企業向けに提供する等の施策を進めることによって、「プロフェッショナルサービス」推進に必要となるリソースの
  拡大にも取り組んでおります。
  労働人口の減少が進行し、働き方改革が叫ばれる昨今、企業が継続的に成長するために、外部のリソース活用及び
  デジタルトランスフォーメーションによる事業構造の進化、テクノロジー活用による生産性向上の重要性が増してき
  ております。そうした中、当社グループは、「プロフェッショナルサービス事業」及び「プラットフォーム事業」を
  通じて顧客企業に最適な課題解決手段を提供すべく、事業を推進しております。
  (注1) デジタルトランスフォーメーション:2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教

   授が提唱した概念で、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」。IoT、
   AI(人工知能)、ビッグデータ、アナリティクスなど、デジタル技術を活用することで、新しい製品やサー
   ビス、新しいビジネスモデルを通じて価値を創出し、競争上の優位性を確立すること。
  (注2) Artificial    Intelligence:人工知能。人工的にコンピュータなどで人間と同様の知能を実現させようとい
   う試み、あるいはそのための一連の基礎技術を指す。
  (注3) Robotic   Process  Automation:ロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉。主にバックオフィス業
   務におけるホワイトカラー業務の代行を担う。 
  (注4) BPO:Business     Process  Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略で、自社の業務プロ
   セスの一部を外部企業に委託すること。
  (注5) SS:Shared    Service(シェアードサービス)の略で、各企業(または各部門)で共通する業務を他の一企
   業(または一部門)に集約し、効率化を図る経営手法。
  (注6) PMI:Post    MergerIntegration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略で、M&A(企業の合併・
   買収)成立後の統合プロセスのこと。
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  [事業系統図]
  当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
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 4 【関係会社の状況】
               議決権の所有

            主要な事業
   名称    住所   資本金     (又は被所有)    関係内容
             の内容
                割合(%)
  (連結子会社)
  株式会社アサインナビ     東京都新宿区    30,000  プラットフォーム     100.0 ソフトウェアライセ
  (注)1         千円 事業      ンスの供与
                  管理業務受託
                  事務所賃貸
                  役員の兼務 5名
  (連結子会社)

  LTS ASIA Co., Ltd.  中華人民共和国    500千 プロフェッショナ     100.0 管理業務受託
          香港ドル  ルサービス事業      役員の兼務 3名
  (注)1     香港特別行政区
  (連結子会社)
      東京都中央区    10,000      100.0 役員の兼務 2名
  株式会社ワクト          プロフェッショナ
           千円
  (注)1          ルサービス事業
  (持分法適用関連会社)
  FPTコンサルティング     東京都港区    70,000  プロフェッショナ     20.0 役員の兼務 1名
  ジャパン株式会社         千円 ルサービス事業
  (注)1
  (注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
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 5 【従業員の状況】
  (1) 連結会社の状況
                  2019年12月31日現在
     セグメントの名称          従業員数(名)
  プロフェッショナルサービス事業               236 (27)

  プラットフォーム事業               23 (0)

      合計           259 (27)

  (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、最近1
   年間の平均人員を()内に外数で記載しております。
   2.前連結会計年度に比べ従業員が80名増加しておりますが、主として2019年9月25日付で、株式会社ワクトを
   連結子会社化したこと、及び業容拡大      に伴い、期中採用が増加したこと      によるものであります。
  (2) 提出会社の状況

                  2019年12月31日現在
   従業員数(名)     平均年齢(歳)     平均勤続年数    平均年間給与(千円)
     205 (23)    33.1    4年4ヶ月     5,915

     セグメントの名称          従業員数(名)

  プロフェッショナルサービス事業               195 (23)

  プラットフォーム事業               10 (0)

      合計           205 (23)

  (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含み、派遣社員を除く)は、最近1
   年間の平均人員を()内に外数で記載しております。
   2.平均年間給与には、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
   3.前事業年度に比べ、従業員が33名増加しております。主な理由は、業容拡大              に伴い、期中採用が増加したこ
   とによるものであります。
  (3) 労働組合の状況

  労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
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 第2 【事業の状況】
 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度において当社グループが判断したものであります。
  (1) 経営方針
  当社グループは、次の「Mission」、「Vision」、「Value」を掲げ、健全かつ公正な事業活動を通じて、当社グ
  ループの持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社会の持続的発展に貢献することを目指しております。
  ■Mission

   人の持っている可能性を信じ、その可能性を十分に発揮できるように支援することで、自由で活き活きとした
   人間社会を実現する
  ■Vision

   日本発、世界に通用するプロフェッショナル・サービス会社として、100年以上輝き続ける
  ■Value(経営の基本原則)

   ・お客様の成長に貢献する
   ・個人の創造性と個性を尊重する
   ・誠実に徹する
  当社グループでは、上記「Mission」、「Vision」、「Value」のもとで、企業の成長に不可欠な「変革の実行」

  を支援するための基幹となる方法論である「ビジネスプロセスマネジメント」の能力・実績を通じて、顧客企業の
  ビジネスを変革・成長させるサービスとして、「プロフェッショナルサービス事業」及び「プラットフォーム事
  業」を提供しております。 
  (2) 経営環境

  当社グループを取り巻く市場環境については、デジタル化の急速な進展や労働人口の減少等、企業や人を取り巻
  く環境やテクノロジーの動向に応じて、常に変化していくものと認識しております。
  現在は、経営のデジタルトランスフォーメーション実現に向けた、AI、RPA(Robotic               Process  Automation)等の
  業務ロボット導入や、ビッグデータを活用したデジタルマーケティングの導入など、競争力を確保するための戦略
  的なIT投資が拡大を続けており、当社グループでは、優秀な人財の確保及び育成に努め、サービス競争力を継続的
  に強化させていくことで、顧客への提供価値の拡大を目指しております。
  (3) 対処すべき課題

  当社グループでは、既存の事業基盤及びサービス競争力を強化するとともに、中長期的な成長を牽引するための
  重点投資分野の確立と既存事業周辺領域での新規サービス開発を進めております。一方、既存の内部統制システム
  の運用を徹底し、重要なステークホルダーである「株主」「顧客」「社員」の更なる満足度向上を通じて企業価値
  を最大化し、社会に貢献できる企業となることを目指すべく、以下の項目を重要な課題として認識し、対処してま
  いります。
  ① 顧客基盤の更なる拡大
  当社グループのプロフェッショナルサービス事業においては、変革プロジェクトを積極的に立ち上げている幅広
  い業種の企業に対して、事業展開を計画しております。現状のビジネス規模を維持拡大していくために、足元で
  は、既存のプロジェクトで確実に成果を出して顧客の信頼を獲得し、顧客内シェアを高めていくとともに、コンサ
  ルティング会社やシステムベンダーを中心としたパートナー企業との関係を強化するなど、顧客基盤の拡大に向け
  た営業活動を強化してまいります。
  当社グループのプラットフォーム事業においては、「アサインナビ」が提供する「発注」「受注」「学び」の基
  本機能を強化するとともに、積極的な営業活動を継続し、収益の基盤となる会員数の拡大を目指します。
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  ② サービス競争力の向上
  当社グループのプロフェッショナルサービス事業においては、サービスラインに準拠した組織体制作りを行って
  おります。各サービスリーダーを中心に、サービス強化の方向性について検討するとともに、各サービスの競争力
  向上に向けた施策に取り組み、多様化する顧客ニーズに対応してまいります。
  当社グループのプラットフォーム事業においては、「アサインナビ」の会員数増加によるマッチングの最適化や
  M&A仲介等の周辺機能強化等を通じてサイトの一層の活性化を促し、IT分野に関する企業、人財、商品、サービスに
  かかる商談や情報が活発に流通する、IT業界におけるコラボレーションプラットフォームとして、競争力のある事
  業基盤を構築するとともに、プロフェッショナルサービス事業とのシナジー拡大を目指します。
  ③ プロジェクトマネジメント能力及び品質管理体制の強化
  当社グループのプロフェッショナルサービス事業において、個々の変革プロジェクトを適切に運営し、効果を創
  出していくためには、組織全体としてのプロジェクトマネジメント能力の強化が必要と認識しております。プロ
  ジェクトの全ての局面(計画・設計から導入・定着まで)におけるマネジメント技法の更なる洗練及び標準化を推進
  するとともに、プロジェクトレビューの充実などを通じ、プロジェクト遂行上発生する課題に対して予防的に対応
  し、常に一定水準以上の品質を維持管理できる体制構築を進めてまいります。
  ④ 外部協力会社とのパートナーシップ強化
  当社グループでは、全てのプロジェクトについて社内人員のみで対応するのではなく、プロジェクトの内容や局
  面に応じて、専門性やコスト面も考慮して選定した適切な外部協力会社にプロジェクトへ参画していただいており
  ます。プロジェクト成功のためには、単に、スキル要件を満たしているということに加え、継続的取引先として、
  業務を委託する上での信頼感がある外部協力会社から、タイムリーにリソースの提供を受けることが不可欠であ
  り、これを可能にすべく、適切なプロセスを経て選定された外注先とのパートナーシップ強化に取り組んでまいり
  ます。
  ⑤ 新規事業における収益拡大
  当社グループは、プロフェッショナルサービス事業において、顧客サイドに立つ会社として、企業変革の推進及
  び定着を顧客サイドで支援するスタイルを確立するとともに、プラットフォーム事業において、IT業界における人
  財、案件、製品等の情報をデータベース化することによりプロフェッショナルサービス事業との相乗効果を生み出
  し、事業基盤の構築に努めております。一方、長期的な成長を続けるためには、プロフェッショナルサービス事業
  やプラットフォーム事業から派生した周辺領域での新規事業を育成し、その結果、プロフェッショナルサービス事
  業及びプラットフォーム事業の更なる活性化及び収益拡大につなげていく、という循環を確立することが重要であ
  ると考えております。
  ⑥ 優秀な人財の確保及び育成
  当社グループでは、積極的に事業規模及び事業領域を拡大していく上で、人財が最も重要な経営資源と考えてお
  ります。当社グループが展開するサービスでは、プロジェクトに参画し顧客に対し適切なサービスを提供し、顧客
  ニーズに応じて様々な提案型営業やコンサルティングができる、質の高い人財が必要であり、社内における教育基
  盤(人財育成プラン)や人事評価制度を整備し、研修やプロジェクトの現場を通じた、優秀な人財を育成し、定着化
  させていく仕組み作りを進めてまいります。
  ⑦ 内部管理体制及びコーポレート・ガバナンスの強化
  当社グループでは、今後の更なる事業拡大に向けて、会社規模に応じた適切な内部管理体制の整備を進めるとと
  もに、運用面の徹底を推進し、実効性のある、効率的かつ信頼性の高い組織基盤を構築・運用してまいります。ま
  た、社外のステークホルダーとも緊密な関係を維持し、会社運営の透明性を高めるなど、コーポレート・ガバナン
  スの強化にも取り組んでまいります。
  ⑧ グループガバナンスの高度化及びグループ連携の強化
  当社グループでは、事業領域の拡大及び優秀な人財の確保を主な目的として、M&Aを積極的に推進していく方針で
  す。そのような状況において、当社グループとして健全な成長を継続していくため、子会社を含むグループ全体と
  してのガバナンス強化並びに内部管理体制強化をこれまで以上に進めるとともに、グループシナジー発揮のため、
  グループ企業間の営業連携や業務インフラ整備、人事交流等の施策を推進してまいります。
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 2 【事業等のリスク】
  本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある
  と考えられる事項を、以下に記載しております。当社グループは、これらのリスクの可能性を認識した上で、発生の
  回避及び発生した場合における当該リスクによる影響の最小化に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判
  断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。
  なお、記載事項における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
  また、以下の記載は当社グループに関する全てのリスクを網羅しているものではありません。
  (1) 事業環境に関するリスク

  ① 市場環境の変化について
   当社グループは、プロフェッショナルサービス事業において、ビジネスプロセスマネジメントに関する知見及
  び実績を起点として、コンサルティング及びデジタル活用サービスを変革テーマに応じ、組み合わせて提供して
  います。ビジネスプロセスマネジメントに係る取り組みを推進する上で、ビジネスモデルの変革と共に、進化を
  続けるテクノロジーの利用は不可欠となっており、今後も企業のIT投資マインドは高水準で推移することが見込
  まれますが、国内外の経済情勢や景気動向の悪化、予期せぬ要因による市場拡大の阻害といった状況が生じた場
  合には、新規顧客開拓の低迷や既存顧客からの受注減少等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響
  を及ぼす可能性があります。
  ② 競合について

   当社グループが手掛けるプロフェッショナルサービス事業は、一部コンサルティング領域について大手コンサ
  ルティング会社やSIer(システムベンダー)と競合する可能性はあるものの、基本的には各ベンダーに対して中
  立な立場でサービスを提供できる会社として独自のポジションを確立しているため、競合する要素は少ないもの
  と考えております。また、プラットフォーム事業についても、掲載される案件やエンジニア等の情報は他のクラ
  ウドソーシングサービス等が扱う領域と異なることから、競合の要素は少ないものと考えております。しかしな
  がら、今後、他社がノウハウを蓄積し、当社グループが提供するサービス領域での競合となった場合には、当社
  グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  ③ 特定の取引先への依存について

   当社グループの売上について、販売比率(当連結会計年度における連結売上高に占める割合)が売上高全体の
  10%を超過している取引先があり、売上高に占める特定の取引先への依存度が高くなっております。当社グルー
  プでは、特定の取引先への依存による業績に対する影響を緩和するため、営業力を強化し、積極的な営業活動に
  よる新規顧客等の獲得を通じて、営業基盤の拡大に努めて参ります。
   しかしながら、当該特定の取引先における経営方針や業績の変化等によって、契約が想定外に短期間で終了し
  た場合や、取引先の意向により規模縮小等の契約変更を余儀なくされた場合には、当社グループの財政状態及び
  経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  ④ プラットフォーム事業について

   当社の子会社である株式会社アサインナビが営むプラットフォーム事業は「課題を抱える顧客企業と解決手段
  を持つテクノロジー企業が出会えていない」、「顧客企業の旺盛なIT投資に応えるIT人材の不足」、「自社のIT
  人材を十分に活用するプロジェクト機会がない」といった課題を解決することを目的として、2014年7月より
  サービス提供を開始しております。サービス提供開始以来、サービス立ち上げに伴う投資で赤字が続き、プラッ
  トフォーム事業として、2016年12月期に事業計画の修正に伴う減損損失64,291千円を計上した影響もあり、2016
  年12月末時点では285,915千円の債務超過となっておりましたが、収益の改善及び当社による第三者割当増資の引
  受により、2018年12月末時点において、債務超過は解消されております。
   しかしながら、今後の計画が想定通りに進捗しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を
  及ぼす可能性があります。
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  (2) 事業運営に関するリスク
  ① 特定人物への依存について
   当社の代表取締役社長CEOである樺島弘明は、当社設立メンバーの1人であり、最高経営責任者として経営方針
  や事業戦略の立案・決定及び事業推進において重要な役割を果たしております。
   当社グループは、経営管理体制の強化、経営幹部の育成等を図ることにより、同氏に過度に依存しない経営体
  制の構築を進めておりますが、何らかの理由により、同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった
  場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  ② 優秀な人財の獲得及び育成について

   当社グループにおいては、人財が最重要経営資源であり、今後の企業規模拡大に向けて、当社の理念に共感
  し、高い意欲を持った優秀な人財を継続的に採用し、育成していくことが重要であると考えております。
   しかしながら、IT・コンサルティング業界における人財の争奪戦は激しさを増しており、優秀な人財の採用・
  確保及び育成が計画通りに進まない場合や、優秀な人財の社外流出が生じた場合、人財採用に係るコストが高騰
  した場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約、顧客に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グ
  ループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
  ③ 外注先の確保について

   当社グループのプロフェッショナルサービス事業においては、一部の業務を、専門性や経済性等を考慮して選
  定した適切な外部協力会社に委託しております。プロジェクト成功のためには、信頼感のある外部協力会社か
  ら、タイムリーに支援を受けることのできる体制を構築しておくことが重要です。
   現状では、外部協力会社とは安定的な取引関係を保っておりますが、外部協力会社による品質トラブルが発生
  した場合や必要なコンサルタント数を適切に確保できない場合、外注コストが高騰した場合には、サービスの円
  滑な提供及び積極的な受注活動が阻害され、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり
  ます。
  ④ 不採算案件(プロジェクト)及び期ずれの発生について

   当社グループのプロフェッショナルサービス事業においては、各プロジェクトについて想定される難易度及び
  工数に基づいて見積りを作成し、適正な利益率を確保した上で、プロジェクトを受注しております。受注後は、
  想定工数に乖離が生じないよう、要員管理・進捗管理・予算管理等のプロジェクト管理を行っておりますが、予
  期せぬトラブルやスケジュール変更等により工数が大幅に増加し、不採算案件が発生した場合には、当社グルー
  プの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
   また、当事業においては、顧客企業の検収をもって売上計上をしているため、期末月に売上計上を計画する案
  件については、予期せぬトラブルやスケジュール変更等により期ずれが生じる可能性があり、当該要因により当
  社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  ⑤ システムトラブルについて

   当社グループのプラットフォーム事業における「アサインナビ」サービスは、インターネットを介して顧客に
  提供されております。安定的なサービス運営を行うために、サーバー設備の増強やセキュリティ機能の強化、社
  内体制の整備等を行っておりますが、大規模なプログラム不良やアクセス数の急激な増加に伴う負荷の増加、不
  正アクセス、自然災害及び予期し得ない事故、その他何らかの要因により大規模なシステム障害が発生した場合
  には、サービス利用者との信頼関係に悪影響が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能
  性があります。
  ⑥ 情報セキュリティリスクについて

   当社グループでは、サービス提供にあたり、顧客の機密情報や個人情報を受領することがあるため、役員及び
  従業員に対し、守秘義務の遵守、機密情報や個人情報の情報管理を徹底しております。
   しかしながら、何らかの要因によってこれらの情報が外部に漏えいしたり、改ざん・不正使用等の問題が生じ
  たりした場合、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、損害賠償等の対応費用を含め、当社グループの
  財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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  ⑦ 内部管理体制の構築について
   当社グループの組織体制は小規模なものとなっておりますが、現在の人員構成において最適と考えられる内部
  管理体制を構築しております。当社グループは、今後の事業拡大に合わせて内部管理に係る人員の確保及び体制
  の強化が順調に進まなかった場合、内部管理機能が有効に機能せず、適切な事業運営を行うことができなくな
  り、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
  (3) 法的規制に関するリスク

  ① 一般的な法的規制について
   現在、プロフェッショナルサービス事業及びプラットフォーム事業のいずれにおいても、事業運営に関する特
  有の法的規制はありません。しかし、新しく法的規制が制定された場合、当社グループの財政状態及び経営成績
  に影響を及ぼす可能性、及び事業展開のスピードに悪影響を及ぼす可能性があります。
   なお、プロフェッショナルサービス事業において提供しているサービスには、労働者派遣法に基づく労働者派
  遣事業に該当するものがあり、当社は、労働者派遣法に基づき、厚生労働大臣より「労働者派遣事業の許可」を
  受け、これを実施しております(許可番号:派13-301883、有効期間:2014年8月1日から2019年7月31日ま
  で)。
   労働者派遣法では、派遣元事業主が許可の欠格事由に該当した場合には、事業の全部又は一部の停止を命じる
  ことや、許可の取り消し等ができる旨を定めております。現時点で、当社が労働者派遣法に抵触する事実はない
  ものと認識しておりますが、今後、何らかの理由により、当社又は当社の役員が労働者派遣法に抵触した場合、
  当社の事業活動に支障をきたすことが予想され、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がありま
  す。
  ② 知的財産権について

   プラットフォーム事業において提供している「アサインナビ」サービスにおいて使用する商標、ソフトウェ
  ア、システム等について、現時点において、第三者の知的財産権を侵害するものはないと認識しております。今
  後も、権利侵害を回避するため監視・管理等を行っていく方針でありますが、プラットフォーム事業の事業分野
  において、当社グループとして認識していない知的財産権が既に成立している可能性、又は新たに第三者による
  著作権等が成立する可能性もあります。その場合、第三者の知的財産権を侵害したことによる損害賠償請求や使
  用差し止め、権利に関する使用料等の支払請求がなされることが想定され、そのような事態が発生した場合に
  は、当社グループの財政状態及び経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
  (4) その他のリスク

  ① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
   当社は、取締役及び従業員に対して、財政状態及び経営成績向上に対する意欲を高めることを目的とした新株
  予約権(ストック・オプション)を付与しております。新株予約権が権利行使された場合には、既存株主が保有す
  る株式の価値が希薄化する可能性があります。なお、2019年12月末日現在、新株予約権による潜在株式数は
  441,200株であり、発行済株式総数4,151,100株の10.6%に相当しております。
  ② 配当政策について

   当社グループは、株主への利益還元と同時に、財務体質を強化し、事業競争力を高めることが経営の重要課題
  であるとして認識しております。現在、当社グループは成長過程にあるため、内部留保の充実を図り、経営基盤
  を安定化させつつ、事業拡大、事業効率化に向けた投資を行っていくことにより、企業価値を高めて行くこと
  が、株主に対する最大の利益還元につながるものと考えており、当面の間は内部留保資金の確保を優先し、剰余
  金の配当は行わないことを基本的な方針としております。
   将来的には、当社グループが一定水準以上に成長し、財務の安全性が確保された段階で、配当の実施について
  も検討する予定ですが、現時点における配当の実施及び実施時期は未定であります。
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  ③ 企業買収及び資本参加について
   当社グループは、デジタルシフトや生産性向上を実現するテクノロジー企業との事業連携強化や事業規模拡大
  による市場競争力強化を通じた企業価値の向上に向けて、必要に応じて企業買収及び資本参加を含む投資を実施
  することがあります。実施に当たっては、市場動向や顧客ニーズ、相手先企業の業績や財務状況、技術力や収益
  性及び投資の回収可能性に関する十分な調査及び検討を行いますが、買収後の市場環境や競争環境の急激な変
  化、想定外の事態の発生等により、期待した利益やシナジー効果を確保することができず、投下した資金が回収
  できない場合や追加的費用が発生した場合等において、のれんの減損等多額の損失が発生する可能性があり、当
  社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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 3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
  (1) 経営成績等の状況の概要
  当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社をいう。以下同じ。)の財政状態、経営成績及び
  キャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。
  ① 財政状態及び経営成績の状況

  当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の着実な改善が進み、消費税率の引き上げによる個
  人消費への影響等はあるものの、景気は緩やかな回復基調が続いております。一方、米中貿易摩擦などの通商問題
  に対する警戒感や中東地域における地政学的リスクの高まり、国際金融資本市場の動向等、世界経済に対する懸念
  事項も多く、先行きには不透明感も漂っております。
  当社グループ(当社及び連結子会社を言う、以下同じ。)の主たる事業領域である情報サービス産業において
  は、経営のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する注目が高まる中、AI、RPA(Robotic                  Process
  Automation)等の業務ロボット導入や、ビッグデータを活用したデジタルマーケティングの導入等、市場環境の変
  化に対応し、競争力を確保するための戦略的なIT投資が拡大を続けており、堅調に推移しております。
  このような経営環境のもと、当社グループは、ロボティクス・AI・ビジネスプロセスマネジメントを活用するこ
  とによって、企業変革と働き方改革を促進支援する会社として、顧客の現場に入り込み、顧客の課題や変革テーマ
  に応じた各種支援をワンストップで提供するプロフェッショナルサービス事業及び企業のIT人材不足を解消するプ
  ラットフォーム事業を展開してまいりました。プロフェッショナルサービス事業では、働き方改革やRPA導入等の先
  進テーマについて、テクノロジーを活用した支援実績の蓄積も進めるとともに、M&A(企業の合併・買収)にも積極
  的に取り組み、外部企業との連携を強化しました。プラットフォーム事業では、「アサインナビ」のリニューアル
  や組織体制の強化を行うなど、将来の収益拡大と安定的な事業基盤構築に向けて、積極的に投資を行いました。
  これらの結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高3,790,640千円(前期比26.8%増)、営業利益307,789千円
  (前期比13.9%増)、経常利益298,087千円(前期比10.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益201,744千円
  (前期比9.2%増)となりました。
  セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

  (プロフェッショナルサービス事業)
  プロフェッショナルサービス事業では、IT部門が置かれている環境が変化する中、顧客企業との関係を強化し、
  戦略を実現するためのビジネスプロセスマネジメント能力を強みとする従来型のコンサルティング案件の堅調な獲
  得に加え、デジタル活用サービス(データ分析、RPA導入等)も拡大を続けました。FPTジャパンホールディングス
  株式会社との業務提携やGRANDIT株式会社との連携によるシステム構想策定支援サービスの展開、株式会社ワクトの
  連結子会社化等、テクノロジー企業を中心とした外部企業との連携強化も推進し、デジタルトランスフォーメー
  ション案件を中心に、提供サービスの拡大と更なる品質向上に向けて、積極的に取り組みました。
  この結果、プロフェッショナルサービス事業の売上高は3,667,680千円(前期比28.5%増)、セグメント利益(営
  業利益)は311,987千円(前期比20.2%増)となりました。
  (プラットフォーム事業)

  プラットフォーム事業では、IT業界に特化した、ビジネスマッチングと学びの場を提供するプラットフォームで
  ある「アサインナビ」の会員数は、2019年12月31日現在で法人・個人を合わせ8,375会員(前期末比1,517会員の増
  加)となり、順調に成長を続けております。マッチング件数の増加や会員向けサービスの充実等により、売上高は
  堅調に推移しているものの、AIエンジンの活用により調達・営業活動の更なる効率化を目指す等、マッチング・レ
  コメンド機能を拡充する「アサインナビ」のリニューアルや、「アサインナビ」以外の新たな会員向けサービスや
  データサービスの企画・開発、今後の事業成長を見越した積極採用による体制強化など、先行投資による費用が膨
  らみました。
  この結果、プラットフォーム事業の売上高は161,435千円(前期比4.2%増)、セグメント損失(営業損失)は
  4,197千円(前期は10,768千円の利益)となりました。
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  ② キャッシュ・フローの状況
  当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べて
  1,558千円増加し、1,185,398千円となりました。
  当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)

   営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加額82,090千円、法人税等の支払額90,179千円等があり
  ましたが、仕入債務の増加額28,789千円、減価償却費23,534千円、賞与引当金の増加額43,608千円等により、
  239,050千円の収入(前年同期は94,685千円の収入)となりました。
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)

   投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出100,008千円、無形固定資産の取得による支
  出24,703千円、有形固定資産の取得による支出20,559千円等により、125,402千円の支出(前年同期は42,580千円
  の支出)となりました。
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)

   財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行による収入39,500千円がありましたが、自己株式の取得に
  よる支出83,738千円、長期借入金の返済による支出62,808千円等により、112,046千円の支出(前年同期は84,124
  千円の収入)となりました。
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  ③ 生産、受注及び販売の状況
  a. 生産実績
   当社グループが行う事業では、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載は
   省略しております。
  b. 受注実績

   当社グループが行う事業では、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載は
   省略しております。
  c. 販売実績

   当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
    セグメントの名称        販売高(千円)      前年同期比(%)

  プロフェッショナルサービス事業              3,654,760     128.0

  プラットフォーム事業              135,880     101.3

     合計          3,790,640     126.8

  (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。
   2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおり
   であります。
          前連結会計年度      当連結会計年度

          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
     相手先
         販売高(千円)    割合(%)   販売高(千円)    割合(%)
    キリンホールディングス
          140,761    4.7  414,840    10.9
    株式会社
    DIC株式会社      419,695    14.0   372,719    9.8
    JR東日本コンサルタンツ
          370,170    12.4   190,926    5.0
    株式会社
   3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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  (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
  経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及及び分析・検討内容は次のとおりでありま
  す。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
  ① 重要な会計方針及び見積り

  当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されてお
  り、重要となる会計方針については「第5       経理の状況 1   連結財務諸表等 (1)    連結財務諸表 連結財務諸表作
  成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
  連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や取引状況を勘案し、合理的と判断される前提に基づき見積りを
  行っている部分があり、これらの見積りについては不確実性が存在するため、実際の結果とは異なる可能性があり
  ます。
  ② 財政状態の分析

  (資産の部)
   当連結会計年度末の総資産は2,451,976千円となり、前連結会計年度末に比べ、559,542千円増加しました。こ
  れは、主に現金及び預金が101,566千円、売掛金が238,941千円、のれんが83,366千円増加したことによるもので
  あります。
  (負債の部)

   負債は948,342千円となり、前連結会計年度末に比べ、402,080千円増加しました。これは、主に買掛金が
  217,634千円増加したことによるものであります。
  (純資産の部)

   純資産は1,503,633千円となり、前連結会計年度末に比べ、157,462千円増加しました。これは、主に資本金が
  19,750千円増加、資本剰余金が19,750千円増加、利益剰余金が201,744千円増加、自己株式が83,738千円増加した
  ことによるものであります。自己資本比率は、61.3%となっております。
  ③ 経営成績の分析

  (売上高)
   当連結会計年度の売上高は3,790,640千円となり、前連結会計年度に比べ801,377千円増加いたしました。これ
  は、主にプロフェッショナルサービス事業において既存顧客を中心に受注が堅調に推移したこと、株式会社ワク
  トの連結子会社化、及び、プラットフォーム事業において会員数の増加に伴い会費が増加したこと、マッチング
  実績の増加に伴い成約手数料が増加したことによるものであります。
  (営業利益)

   当連結会計年度の売上原価は2,297,366千円となり、前連結会計年度に比べ504,187千円増加いたしました。こ
  れは、主にプロフェッショナルサービス事業において、適切な要員を確保するため外注加工費等のコストが増加
  したことによるものであります。
   当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,185,485千円となり、前連結会計年度に比べ259,691千円増加いた
  しました。これは、主に従業員の増加に伴い人件費、採用費が増加したこと、株式取得に伴う取得関連費用が増
  加したことによるものであります。
   以上の結果、当連結会計年度の営業利益は307,789千円となり、前連結会計年度に比べ37,498千円増加いたしま
  した。
  (経常利益)

   当連結会計年度の営業外費用は10,313千円となり、前連結会計年度に比べ9,168千円増加いたしました。これ
  は、主に持分法投資損失が増加したことによるものであります。
   以上の結果、当連結会計年度の経常利益は298,087千円となり、前連結会計年度に比べ28,403千円増加いたしま
  した。
  (親会社株主に帰属する当期純利益)

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   当連結会計年度の法人税等合計は96,343千円となり、前連結会計年度に比べ11,436千円増加いたしました。こ
  れは、主に法人税、住民税及び事業税の増加に伴うものであります。
   以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は201,744千円となり、前連結会計年度に比べ
  16,967千円増加いたしました。
  ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について

  経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりで
  あります。
  ⑤ 経営戦略の現状と見通し

  プロフェッショナルサービス事業においては、デジタル活用サービスを中心に、需要は引き続き堅調に推移する
  見込みであり、これまでに構築した事業基盤を活用し、エンジニアを抱えるIT企業との協業も推進しながら、既存
  顧客からのデジタルトランスフォーメーション案件の獲得を進めます。また、主要顧客であるデジタル先進企業群
  との取引関係を強化するとともに、新規顧客として、デジタル本格活用前/活用中の企業群の開拓を推進します。情
  報サービス産業における人材獲得競争は激化しておりますが、事業規模の拡大に向けて、コンサルタント、データ
  サイエンティスト、エンジニアを積極的に採用・育成し、サービス提供基盤となる優秀な人財を確保してまいりま
  す。
  また、プラットフォーム事業においては、イベントの拡充や会員企業の人材育成・採用支援等を通じ、「アサイ
  ンナビ」の会員基盤の拡大と利活用を促進するとともに、「コンサルタントジョブ」の体制を引き続き拡充し、IT
  企業や事業会社の多様なニーズに応えてまいります。「アサインナビ」で蓄積されたデータベースを活用した新た
  な付加価値サービスの立ち上げに向けた投資も行い、足元の利益は一定水準を確保しつつ、収益源の多様化と中長
  期での更なる収益拡大を目指します。
  ⑥ 資本の財源及び資金の流動性について

  a. キャッシュ・フローの状況の分析
   キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及
  びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②            キャッシュ・フローの状況」に記載のと
  おりであります。
  b. 資金需要及び財政政策

   当社グループの資金需要のうち主なものは、人件費や外注加工費等の運転資金、オフィス賃料や人材確保のた
  めの採用費等の営業費用であります。これらの資金需要に対し、営業活動によるキャッシュ・フローや金融機関
  からの借入金等により必要となる資金を調達しており、資金の流動性は十分に確保されております。
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 4 【経営上の重要な契約等】
  (1)株式会社ワクトの株式取得に関する契約
  当社は、2019年9月20日付で、株式会社ワクトとの間で、株式の譲渡契約を締結いたしました。詳細につきまして
  は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとお
  りであります。
  (2)FPTジャパンホールディングス株式会社との合弁に関する契約

  当社は、2019年7月19日付でFPTジャパンホールディングス株式会社と合弁契約を締結し、FPTコンサルティング
  ジャパン株式会社を設立し、持分法適用関連会社としております。
  (3)株式会社イオトイジャパンの株式取得に関する契約

  当社は、2020年1月31日付で、株式会社イオトイジャパンとの間で、株式の譲渡契約を締結いたしました。詳細に
  つきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に
  記載のとおりであります。
 5 【研究開発活動】

  該当事項はありません。
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 第3 【設備の状況】
 1 【設備投資等の概要】

  第18期連結会計年度における設備投資の総額は        53,436 千円であり、その主なものは、プラットフォーム事業におけ
  る新規サービス関連のソフトウェア仮勘定24,703千円、増床工事費用15,805千円及びプロフェッショナルサービス事
  業における自社利用のノートパソコン12,518千円であります。なお、重要な設備の除却、売却等はありません。
 2 【主要な設備の状況】

  (1) 提出会社
                  2019年12月31日現在
             帳簿価額(千円)
  事業所名   セグメントの               従業員数
        設備の内容
             工具、    ソフト
  (所在地)    名称               (名)
              ソフト
           建物  器具及び    ウェア  合計
              ウェア
             備品    仮勘定
    プロフェッショナ
  本社
    ルサービス事業
        本社設備   16,558  25,396  7,384  24,703  74,043  205
    プラットフォーム
 (東京都新宿区)
    事業
  (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
   2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
   3.建物は、賃借中のものに対する内部造作であります。
   4.ソフトウェア仮勘定は、     新規サービス関連で利用を予定しているものであります。
   5.上記事務所は賃借しているものであり、年間の賃借料は59,840千円であります。
  (2) 国内子会社

                 2019年12月31日現在
              帳簿価額(千円)
     事業所名   セグメントの           従業員数
  会社名         設備の内容
              工具、
     (所在地)    名称           (名)
               ソフト
             器具及び    合計
               ウェア
              備品
     本社
       プロフェッショナ
 ㈱ワクト         本社設備   3,220  1,293  4,513  39
       ルサービス事業
    (東京都中央区)
  (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。
   2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
   3.上記事務所は賃借しているものであり、年間の賃借料は3,815千円であります。
 3 【設備の新設、除却等の計画】

  (1) 重要な設備の新設等
                  2019年12月31日現在
        投資予定額(千円)
  事業所名          資金調達     完了予定  完成後の
     設備の内容          着手年月
  (所在地)           方法     年月  増加能力
        総額  既支払額
        (千円)  (千円)
   本社
     本社設備   100,000   ― 増資資金  2021年10月  2021年12月    ―
  (東京都新宿区)
  (注) 1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
   2.完成後の増加能力については、測定が困難なため、記載を省略しております。
  (2) 重要な設備の除却等

  該当事項はありません。 
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 第4 【提出会社の状況】
 1 【株式等の状況】

  (1) 【株式の総数等】
  ① 【株式の総数】
      種類        発行可能株式総数(株)

     普通株式             10,000,000

      計             10,000,000

  ② 【発行済株式】

     事業年度末現在    提出日現在

            上場金融商品取引所
   種類   発行数(株)    発行数(株)   名又は登録認可金融      内容
            商品取引業協会名
     (2019年12月31日)    (2020年3月19日)
                完全議決権株式であり、株主
                の権利としての権利内容に何
            東京証券取引所
  普通株式    4,151,100    4,151,100      ら限定のない当社における標
             マザーズ
                準となる株式であり、単元株
                式数100株であります。
   計    4,151,100    4,151,100   ―    ―
  (注) 提出日現在の発行数には、2020年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行
   された株式数は、含まれておりません。
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  (2) 【新株予約権等の状況】
  ① 【ストックオプション制度の内容】
   会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。
  a. 第9回新株予約権(2013年12月24日臨時株主総会決議及び2013年12月24日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
  付与対象者の区分及び人数(名)          当社従業員  1名     当社従業員  1名
            10 (注)1     10 (注)1

  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            10,000 (注)1    10,000 (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            250 (注)2     250 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2015年12月25日     自 2015年12月25日
  新株予約権の行使期間
           至 2023年12月24日     至 2023年12月24日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  250     発行価額  250
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 125     資本組入額 125
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整するも
   のとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない新株予
   約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   新株予約権割当日における、新株予約権1個につき目的となる株式数は1株でありましたが、2016年12月19
   日付で1株を1,000株とする株式分割を行っており、上記算式により、新株予約権1個につき目的となる株
   式数は1,000株となっております。
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   ①新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   ②新株予約権者が新株予約権の割当時に会社と密接な取引関係のある外部協力会社である場合、新株予約権の
   行使時においても会社と密接な取引関係のあることを要する。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
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  b. 第10回新株予約権(2013年12月24日臨時株主総会決議及び2013年12月24日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
  付与対象者の区分及び人数(名)          当社従業員  2名     当社従業員  2名
            30 (注)1     30 (注)1

  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            30,000 (注)1    30,000 (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            250 (注)2     250 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2015年12月25日     自 2015年12月25日
  新株予約権の行使期間
           至 2023年12月24日     至 2023年12月24日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  250     発行価額  250
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 125     資本組入額 125
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整するも
   のとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない新株予
   約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   新株予約権割当日における、新株予約権1個につき目的となる株式数は1株でありましたが、2016年12月19
   日付で1株を1,000株とする株式分割を行っており、上記算式により、新株予約権1個につき目的となる株
   式数は1,000株となっております。
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   ①新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   ②新株予約権者が新株予約権の割当時に会社と密接な取引関係のある外部協力会社である場合、新株予約権の
   行使時においても会社と密接な取引関係のあることを要する。
   ③新株予約権者は、当社普通株式が証券取引所に上場されるまでは、新株予約権を行使できないものとする。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
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  c. 第11回新株予約権(2014年12月24日臨時株主総会決議及び2014年12月24日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
  付与対象者の区分及び人数(名)          当社取締役  1名     当社取締役  1名
            28 (注)1     28 (注)1

  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            28,000 (注)1    28,000 (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            540 (注)2     540 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2016年12月25日     自 2016年12月25日
  新株予約権の行使期間
           至 2024年12月24日     至 2024年12月24日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  540     発行価額  540
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 270     資本組入額 270
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整するも
   のとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない新株予
   約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   新株予約権割当日における、新株予約権1個につき目的となる株式数は1株でありましたが、2016年12月19
   日付で1株を1,000株とする株式分割を行っており、上記算式により、新株予約権1個につき目的となる株
   式数は1,000株となっております。
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   ①新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   ②新株予約権者が新株予約権の割当時に会社と密接な取引関係のある外部協力会社である場合、新株予約権の
   行使時においても会社と密接な取引関係のあることを要する。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
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  d. 第12回新株予約権(2014年12月24日臨時株主総会決議及び2014年12月24日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
           当社取締役  2名     当社取締役  2名
  付与対象者の区分及び人数(名)
           当社従業員  1名     当社従業員  1名
            232 (注)1     232 (注)1
  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            232,000  (注)1    232,000  (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            540 (注)2     540 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2016年12月25日     自 2016年12月25日
  新株予約権の行使期間
           至 2024年12月24日     至 2024年12月24日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  540     発行価額  540
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 270     資本組入額 270
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整するも
   のとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない新株予
   約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   新株予約権割当日における、新株予約権1個につき目的となる株式数は1株でありましたが、2016年12月19
   日付で1株を1,000株とする株式分割を行っており、上記算式により、新株予約権1個につき目的となる株
   式数は1,000株となっております。
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
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  e. 第13回新株予約権(2014年12月24日臨時株主総会決議及び2014年12月24日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
           当社取締役  2名     当社取締役  2名
  付与対象者の区分及び人数(名)
           当社従業員   25名   当社従業員   25名
            93 (注)1     93 (注)1
  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            93,000 (注)1    93,000 (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            540 (注)2     540 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2016年12月25日     自 2016年12月25日
  新株予約権の行使期間
           至 2024年12月24日     至 2024年12月24日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  540     発行価額  540
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 270     資本組入額 270
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整するも
   のとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない新株予
   約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てます。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   新株予約権割当日における、新株予約権1個につき目的となる株式数は1株でありましたが、2016年12月19
   日付で1株を1,000株とする株式分割を行っており、上記算式により、新株予約権1個につき目的となる株
   式数は1,000株となっております。
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   ①新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   ②新株予約権者は、当社普通株式が証券取引所に上場されるまでは、新株予約権を行使できないものとする。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
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  f. 第14回新株予約権(2016年12月9日臨時株主総会決議及び2016年12月19日取締役会決議)
            事業年度末現在     提出日の前月末現在

     区分
           (2019年12月31日)     (2020年2月29日)
           当社取締役  1名     当社取締役  1名
  付与対象者の区分及び人数(名)
           当社従業員   59名   当社従業員   59名
            48,200 (注)1    48,200 (注)1
  新株予約権の数(個)
  新株予約権の目的となる株式の種類           普通株式     普通株式

            48,200 (注)1    48,200 (注)1

  新株予約権の目的となる株式の数(株)
            600 (注)2     600 (注)2

  新株予約権の行使時の払込金額(円)
           自 2018年12月20日     自 2018年12月20日
  新株予約権の行使期間
           至 2026年12月19日     至 2026年12月19日
  新株予約権の行使により株式を発行する場合の          発行価額  600     発行価額  600
  株式の発行価格及び資本組入額(円)          資本組入額 300     資本組入額 300
  新株予約権の行使の条件           (注)3     (注)3
          本新株予約権を譲渡するに     本新株予約権を譲渡するに
  新株予約権の譲渡に関する事項         は、取締役会の承認を受けな     は、取締役会の承認を受けな
          ければならない。     ければならない。
  組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に
            (注)4     (注)4
  関する事項
  (注) 1.新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
   なお、新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式数を調整
   するものとします。ただし、この調整は、本新株予約権のうち、当該時点で権利行使又は消却されていない
   新株予約権の目的である株式についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てま
   す。
    調整後付与株式数   = 調整前付与株式数   × 分割・併合の比率
   2.新株予約権の割当日後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
   により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
            1
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
           分割・併合の比率
   また、新株予約権の割当日後に時価を下回る価額で新株式の発行又は自己株式の処分を行う場合及び時価を
   下回る価額で新株式を取得し得る潜在株式等の発行又は処分を行う場合は、次の算式により払込金額を調整
   し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げます。
             新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
          既発行株式数  +
                1株当たり時価
    調整後払込金額   = 調整前払込金額   ×
             既発行株式数+新株発行(処分)株式数
   3.新株予約権の行使の条件は、次のとおりです。
   ①新株予約権者が新株予約権の割当時に会社の取締役、監査役又は従業員である場合、新株予約権の行使時に
   おいても会社の取締役、監査役又は従業員であることを要する。但し、取締役及び監査役の任期満了退任、
   定年退職、その他正当な理由がある場合で、会社が書面で認めた場合についてはこの限りではない。
   ②新株予約権者は、当社普通株式が証券取引所に上場されるまでは、新株予約権を行使できないものとする。
   4.当社を完全子会社とする株式交換又は株式移転をするに際して、本新株予約権に係る義務をその株式交換又
   は株式移転により完全親会社に承継させるものとします。かかる場合において、新株予約権の目的たる完全
   親会社の株式の種類は完全親会社の普通株式とし、その数はその時に適用ある対象株式数を当該株式交換・
   移転比率で調整した数とし、行使価格はその時に適用ある行使価格を当該株式交換・移転比率で調整した額
   とします。
  ② 【ライツプランの内容】

   該当事項はありません。
  ③ 【その他の新株予約権等の状況】

   該当事項はありません。
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  (3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
   該当事項はありません。
  (4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

      発行済株式   発行済株式  資本金増減額   資本金残高   資本準備金   資本準備金

   年月日   総数増減数   総数残高        増減額   残高
       (株)   (株)  (千円)   (千円)   (千円)   (千円)
  2016年12月19日
      3,209,787   3,213,000    ―  290,350   ―  215,350
  (注)1
  2016年12月27日
       48,000  3,261,000   6,000  296,350   6,000  221,350
  (注)2
  2017年9月29日
       39,000  3,300,000   10,530  306,880   10,530  231,880
  (注)3
  2017年12月13日
       292,000  3,592,000   91,337  398,217   91,337  323,217
  (注)4
  2017年12月15日
       89,000  3,681,000   11,995  410,212   11,995  335,212
  (注)5、6
  2017年12月26日
       97,500  3,778,500   30,498  440,710   30,498  365,710
  (注)7
  2018年1月1日~
  2018年12月31日      292,300  4,070,800   56,050  496,760   56,050  421,760
  (注)8
  2019年1月1日~
  2019年12月31日     72,500  4,143,300   13,705  510,465   13,705  435,465
  (注)9
  2019年5月17日
       7,800  4,151,100   6,045  516,510   6,045  441,510
  (注)10
  (注) 1.株式分割(1:1,000)による増加
   2.新株予約権行使
   発行価格      250円
   資本組入額      125円
   3.新株予約権行使
   発行価格      540円
   資本組入額      270円
   4.有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)
   発行価格      680円
   引受価額     625.6円
   資本組入額     312.8円
   5.新株予約権行使
   発行価格      250円
   資本組入額      125円
   6.新株予約権行使
   発行価格      540円
   資本組入額      270円
   7.有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)
   発行価格     625.6円
   資本組入額     312.8円
   割当先    大和証券株式会社
   8.新株予約権(ストック・オプション)の権利行使による増加であります。
   9.新株予約権(ストック・オプション)の権利行使による増加であります。
   10.譲渡制限付株式報酬としての新株式発行による増加であります。
   発行価格     1,550円
   資本組入額      775円
   割当先    当社取締役2名
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  (5) 【所有者別状況】
                  2019年12月31日現在
        株式の状況(1単元の株式数     100 株)
                   単元未満
  区分          外国法人等       株式の状況
    政府及び
        金融商品  その他の      個人
                   (株)
    地方公共  金融機関            計
        取引業者  法人     その他
    団体
           個人以外  個人
  株主数
     ―  6  19  34  20  6 2,093  2,178   ―
  (人)
  所有株式数
     ― 6,467  1,120  7,515  1,714  11 24,673  41,500  1,100
  (単元)
  所有株式数
     ― 15.583  2.698  18.108  4.130  0.026  59.453  100  ―
  の割合(%)
  (注)自己株式60,000株は「個人その他」に600単元含めて記載しております。
  (6) 【大株主の状況】

                   2019年12月31日現在
                   発行済株式
                   (自己株式を
                所有株式数   除く。)の
    氏名又は名称        住所
                 (株)  総数に対する
                   所有株式数
                   の割合(%)
  樺島 弘明       東京都新宿区         588,000   14.37
  株式会社クレスコ       東京都港区港南2-15-1         514,000   12.56

  李 成一       東京都杉並区         283,000   6.91

  金藤 正樹       千葉県八千代市         280,000   6.84

  塚原 厚       東京都中央区         256,000   6.25

  日本マスタートラスト信託銀行株式会
        東京都港区浜松町2-11-3         203,300   4.96
  社(信託口)
  日本トラスティ・サービス信託銀行株
        東京都港区浜松町2-11-3         200,400   4.89
  式会社(信託口9)
  日本トラスティ・サービス信託銀行株
        東京都港区浜松町2-11-3         127,400   3.11
  式会社(信託口)
        25 CABOT SQUARE,  CANARY WHARF, LONDON
  MSHIP CLIENT SECURITIES(常任代理
        E14 4QA, U.K.(東京都千代田区大手町1
  人 モルガン・スタンレーMUFG証券株
                 95,700   2.33
        -9-7 大手町フィナンシャルシティ
  式会社 証券管理部長  北川 晴一)
        サウスタワー)
  株式会社KAH       東京都新宿区北新宿2-6-29-521         76,000   1.85
     計       ―     2,623,800    64.13

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  (7) 【議決権の状況】
  ① 【発行済株式】
                  2019年12月31日現在
    区分    株式数(株)   議決権の数(個)      内容
  無議決権株式       ―    ―     ―

  議決権制限株式(自己株式等)       ―    ―     ―

  議決権制限株式(その他)       ―    ―     ―

       (自己保有株式)
  完全議決権株式(自己株式等)           ―     ―
       普通株式  60,000
       普通株式
  完全議決権株式(その他)            40,900    ―
         4,090,000
       普通株式
  単元未満株式           ―     ―
          1,100
  発行済株式総数        4,151,100    ―     ―
  総株主の議決権       ―     40,900    ―

  ② 【自己株式等】

                  2019年12月31日現在
                   発行済株式
           自己名義   他人名義   所有株式数
  所有者の氏名                 総数に対する
       所有者の住所    所有株式数   所有株式数   の合計
   又は名称                所有株式数
           (株)   (株)   (株)
                   の割合(%)
  (自己保有株式)
      東京都新宿区新宿2丁
  株 式 会 社 エ ル ・      60,000   ―   60,000   1.4
      目8番6号
  ティー・エス
   計    ―    60,000   ―   60,000   1.4
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 2 【自己株式の取得等の状況】
   【株式の種類等】     会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づ
       く普通株式の取得
  (1) 【株主総会決議による取得の状況】

  該当事項はありません。
  (2) 【取締役会決議による取得の状況】

      区分      株式数(株)    価額の総額(千円)
  取締役会(2019年11月8日)での決議状況
             60,000    100,000
  (取得期間2019年11月11日~2019年12月16日)
  当事業年度前における取得自己株式             ―    ―
  当事業年度における取得自己株式            60,000    83,738

  残存決議株式の総数及び価額の総額             ―    16,261

  当事業年度の末日現在の未行使割合(%)             ―    16.3

  当期間における取得自己株式             ―    ―

  提出日現在の未行使割合(%)             ―    16.3

      区分      株式数(株)    価額の総額(千円)

  取締役会(2020年2月7日)での決議状況
             68,000    126,004
  (取得期間2020年2月10日)
  当事業年度前における取得自己株式             ―    ―
  当事業年度における取得自己株式             ―    ―

  残存決議株式の総数及び価額の総額             ―    ―

  当事業年度の末日現在の未行使割合(%)             ―    ―

  当期間における取得自己株式            60,000    111,180

  提出日現在の未行使割合(%)            11.8    11.8

  (注)1.自己株式の取得方法は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により行っております。
    2.当期間における取得自己株式には、2020年3月1日からこの有価証券報告書提出日までの取得株式数は含
    めておりません。
  (3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

  該当事項はありません。
  (4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

          当事業年度       当期間
    区分
            処分価額の総額       処分価額の総額
         株式数(株)       株式数(株)
            (千円)       (千円)
  引き受ける者の募集を行った取得自
           ―   ―   ―   ―
  己株式
  消却の処分を行った取得自己株式         ―   ―   ―   ―
  合併、株式交換、会社分割に係る移
           ―   ―   ―   ―
  転を行った取得自己株式
  その他(―)         ―   ―   ―   ―
  保有自己株式数        60,000    ―   60,000    ―

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 3 【配当政策】
  当社は、株主への利益還元と同時に、財務体質を強化し、事業競争力を高めることが経営の重要課題であるとして
  認識しております。現在、当社は成長過程にあるため、内部留保の充実を図り、経営基盤を安定化させつつ、事業拡
  大、事業効率化に向けた投資を行っていくことにより、企業価値を高めて行くことが、株主に対する最大の利益還元
  につながるものと考えております。このため、創業以来、配当は実施しておらず、当面の間は配当を行わない方針で
  ありますが、当社グループが一定水準以上に成長し、財務の安全性が確保された段階で、配当の実施についても検討
  する予定です。
  内部留保資金につきましては、企業価値を向上させるための資金として、事業規模及び事業領域の拡大に伴い増加
  する運転資金や投資資金に充当し、有効に活用して参ります。
  当社が配当を行う場合は、中間配当及び期末配当の年2回を基本方針と考えており、取締役会決議により、会社法
  第454条第5項に規定する中間配当ができる旨を定款に定めております。配当の決定機関は、中間配当については取締
  役会、期末配当については株主総会であります。
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 4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
  (1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
  ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
  当社は、健全かつ公正な事業活動を通じて、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社
  会の持続的発展に貢献することを目指しており、その実現のための基盤として、コーポレート・ガバナンスを経営
  上の重要な課題に位置付けております。企業統治の体制及び内部統制システム等のコーポレート・ガバナンスの仕
  組みについては、株主をはじめとする各ステークホルダーからの要請や社会動向などを踏まえて、透明、公正かつ
  迅速な意思決定を行うことができるよう、毎年検証を行い、適宜必要な施策を実施していきます。
  ② 企業統治の体制及びその体制を採用する理由

   当社は、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることにより、取締役会の監督
  機能の強化とコーポレート・ガバナンスの一層の充実を図るとともに、取締役会が業務執行の決定を広く取締役
  に委任することを可能とすることで経営の意思決定を迅速化し、更なる企業価値の向上を図ることを目的として
  2019年3月26日開催の定時株主総会の決議に基づき、監査等委員会設置会社へ移行いたしました。また、取締役
  等の指名及び報酬等に関する手続の公正性、透明性、客観性を強化し、コーポレート・ガバナンスの更なる充実
  を図るため、取締役会の任意の諮問機関として、指名報酬委員会を設置いたしました。
  a.基本的な機関設計

   当社の基本的な機関設計は、以下の通りであります。
   取締役会:

    当社の取締役会は、代表取締役社長      樺島弘明を議長とし、監査等委員でない取締役5名(樺島弘明、李
    成一、亀本悠、上野亮祐、塚原厚)及び監査等委員である取締役3名(武村文雄(社外取締役)、粟田敏
    夫(社外取締役)、高橋直樹(社外取締役))によって構成され、毎月1回の定例取締役会のほか、必要
    に応じて機動的に臨時取締役会を開催しております。取締役会においては、法令及び定款、取締役会規程
    に定めるところにより、経営全般に関する重要な意思決定を行うとともに、各取締役の職務執行状況を多
    面的に監督・監視し、当社の経営の効率性及び透明性を確保しております。
   監査等委員会:

    当社の監査等委員会は、社外取締役      武村文雄を委員長とし、常勤の社外取締役1名(武村文雄)及び非
    常勤の社外取締役2名(粟田敏夫、高橋直樹)によって構成され、毎月1回の定例監査等委員会のほか、
    必要に応じて臨時監査等委員会を開催いたします。監査等委員である取締役は、取締役会をはじめとする
    重要な会議に出席し、必要に応じて意見を表明するとともに、役員及び従業員へのヒアリング等により、
    経営に対する適正な監視を行うこととしております。また、内部監査担当及び会計監査人とも密に連携
    し、監査の実効性と効率性の向上を図っております。
   指名報酬委員会:

    当社の指名報酬委員会は、社外取締役       武村文雄を委員長とし、代表取締役1名(樺島弘明)及び社外取
    締役3名(武村文雄、粟田敏夫、高橋直樹)で構成されております。指名報酬委員会は、予め定める年間
    スケジュールの他、必要に応じて適宜開催し、監査等委員でない取締役の指名及び報酬等について、社外
    取締役の関与・助言の機会を適切に確保しております。
   経営会議:

    当社の経営会議は、代表取締役社長      樺島弘明を議長とし、監査等委員でない取締役5名(樺島弘明、李
    成一、亀本悠、上野亮祐、塚原厚)、執行役員7名(吉田悦章、高麗貴志、山本行道、坂下久弥、小松裕
    之、高橋矢、山本政樹)、部門長4名(漆畑晃司、中島健太、金藤正樹、忰田雄也)で構成され、取締役
    会に先立つ論点明確化のための会議体として、会社の経営方針、経営戦略、事業計画等について協議する
    とともに、日常の業務執行の確認及び検討を迅速に行い、経営活動の効率化を図ることとしております。
    経営会議は原則として毎月1回以上の頻度で開催しており、構成員に加えて監査等委員である取締役1名
    (武村文雄)が出席し、必要に応じて意見を述べております。
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  b.コーポレート・ガバナンス体制
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  ③ 企業統治に関するその他の事項
  a.内部統制システムの整備状況
   当社は、取締役会において「内部統制システムに関する基本方針」を決議し、この方針に基づいて、取締役
   の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制並びにその他業務の適正を確保するための
   体制を整備し、運用を行っております。その上で、内部統制が有効に機能していること検証するため、グルー
   プ内部監査室による内部監査及び監査等委員会による監査を実施しております。
  (a)子会社の業務の適正性を確保するための体制の整備状況

    当社は、子会社3社(以下、「関係会社」という。)を有しており、関係会社に対する管理は、「関係会社
   管理規程」に基づき、「関係会社に関する業務の円滑化を図り、関係会社を育成強化するとともに、相互の
   利益と発展をもたらすこと」を目的とし、企業集団としての一体性を保持しつつ、関係会社の経営の自主性
   を尊重し、相互の責任を明確化することを基本方針として、行っております。
  b.リスク管理体制の整備状況

   当社は、社長のもと、グループ内部監査室長をリスク管理担当者とし、経営会議メンバーで情報共有を行
   い、事業を取り巻く経営上のリスクを的確に把握し、重大事案発生の未然防止を図るとともに、重大事案発生
   時における当社グループの損害及び不利益を最小限とするための体制を構築しております。また、必要に応じ
   て弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士等の外部専門家からアドバイスを受けられる良好な関係を構
   築するとともに、監査等委員会及び内部監査を通して、リスクに対して迅速に対応できる体制を整えておりま
   す。
   また、当社では、「コンプライアンス規程」に基づき、全社的なコンプライアンス体制の強化・推進を目的
   としたコンプライアンス推進体制として、社長をコンプライアンス責任者とするコンプライアンス委員会を設
   置しております。コンプライアンス委員会では、コンプライアンスリスクの識別と評価、コンプライアンス体
   制の推進と改善、LTS Way(Value、行動規範)の周知徹底と遵守の総括管理、社員教育の計画立案及び実施等を
   行っており、委員会は原則として四半期毎に開催しております。また、「反社会的勢力排除に関する規程」、
   「反社会的勢力対応マニュアル」を制定し、反社会的勢力に対する対応策を講じるとともに、役員及び従業員
   等が法令、定款及び社会規範を遵守した行動を実践できる体制を整備・運用しております。
  c.取締役の定数

   当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は8名以内、監査等委員である取締役は4名以内とする
   旨を定款で定めております。
  d.責任限定契約

   当社は、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)と、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第
   423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法
   令が定める額としております。なお、当該責任限定契約に基づく責任限定が認められるのは、当該取締役(業
   務執行取締役等であるものを除く。)が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がない
   ときに限られております。
  e.取締役の選任の決議要件

   当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する
   株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨を定款
   に定めております。
  f.株主総会の特別決議要件

   当社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより株主総会の円滑な運営を行うことを目的
   として、会社法第309条第2項に定める特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分
   の1以上を有する株主が出席し、その3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。
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  g.取締役会にて決議できる株主総会決議事項
  (a)取締役及び監査役の責任免除
    当社は、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環
   境を整備することを目的として、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条
   第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む)の責任を、法令の限度において免除することができ
   る旨を定款に定めております。
    また、当社は、2019年3月26日開催の第17期定時株主総会前の行為に関する同法423条第1項所定の監査役
   (監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除するこ
   とができる旨を定款に定めております。
  (b)自己株式の取得

    当社は、株主への機動的な利益還元を可能にするため、また、経済情勢の変化に応じて財務政策等を機動
   的に遂行することを可能にするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株
   式を取得することができる旨を定款に定めております。
  (c)中間配当

    当社は、株主への機動的な利益還元を可能にするため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決
   議によって、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
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  (2) 【役員の状況】
  ① 役員一覧
 男性 8名 女性  0名(役員のうち女性の比率    0%)
                    所有株式数
              略歴
   役職名   氏名  生年月日          任期
                    (株)
           1998年4月  アイエヌジー生命保険株式会社(現 エ
             ヌエヌ生命保険株式会社)入社
           2000年7月  株式会社IQ3入社 
           2001年6月  株式会社ラーニング・テクノロジー・
             コンサルティング入社 
           2002年3月  当社設立 取締役 
           2002年12月  当社 代表取締役社長
           2017年1月  当社 代表取締役社長CEO 経営企画室
             担当
           2019年4月  株式会社オフィスバンク 社外取締役
             (現任)
   代表取締役
   社長   樺島弘明  1975年10月26日           (注)2  588,000
           2019年5月  当社 代表取締役社長CEO ICTエンジ
   CEO
             ニアリング本部担当、経営企画室担当
           2019年8月  株式会社アサインナビ 代表取締役社
             長(現任)
           2019年10月  株式会社フィックスターズ 社外取締
             役(現任)
           2020年1月  当社 代表取締役社長CEO ICTエンジ
             ニアリング本部担当、グループ経営推
             進室担当、グループ内部監査室担当
           2020年3月  当社 代表取締役社長CEO グループ経
             営推進室担当、グループ内部監査室担
             当(現任)
           1998年4月  アンダーセンコンサルティング株式会
             社(現 アクセンチュア株式会社)入社
           2000年5月  株式会社IQ3入社
           2001年6月  株式会社ラーニング・テクノロジー・
             コンサルティング入社
           2002年3月  当社設立 取締役
           2005年1月  当社 取締役副社長
   取締役
   副社長   李成一  1975年11月17日           (注)2  283,000
           2019年1月  当社 取締役副社長  ビジネスコンサル
   COO
             ティング第1部担当、ビジネスコンサ
             ルティング第2部担当、関西事業部担
             当、Strategy  &Insights部担当、ICT
             エンジニアリング本部担当、組織人財
             開発部担当、マーケティング部担当
           2019年5月  当社 取締役副社長COO 関西事業部担
             当、経営管理部担当(現任)
           2009年5月  株式会社フィンチジャパン 入社
           2011年10月  当社 入社
           2017年1月  当社 Business Development  &
             Insights部長
           2018年1月  当社 執行役員 Business   Development
             &Insights部長
           2019年1月  当社 執行役員 Strategy   &Insights
             部長
   取締役
      亀本悠  1980年8月8日           (注)2  5,900
  Strategy &Insights部長
           2019年3月  当社 取締役 執行役員 Strategy &
             Insights 部長
           2019年5月  当社 取締役 Strategy    &Insights部
             担当、マーケティング部担当 兼 執
             行役員 Strategy   &Insights 部長(現
             任)
           2020年1月  株式会社イオトイジャパン取締役(現
             任)
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                    所有株式数
              略歴
   役職名   氏名  生年月日          任期
                    (株)
           2008年4月  当社入社
           2017年1月  当社 ビジネスコンサルティング本部 
             第2部長
           2018年1月  当社 執行役員 ビジネスコンサルティ
             ング本部 第2部長
           2019年1月  当社 執行役員 ビジネスコンサルティ
             ング第2部長
           2019年3月  当社 取締役 執行役員 ビジネスコンサ
             ルティング第2部長
           2019年5月  当社取締役 ビジネスコンサルティン
             グ第1部担当、ビジネスコンサルティ
   取締役
             ング第2部担当、組織人財開発部担
   ビジネス
      上野亮祐  1985年10月11日           (注)2  4,300
             当、兼 執行役員 ビジネスコンサル
  コンサルティング
             ティング第2部長
   第2部長
           2019年8月  当社取締役 ビジネスコンサルティン
             グ第1部担当、ビジネスコンサルティ
             ング第2部担当、組織人財開発部担
             当 兼 執行役員 ビジネスコンサル
             ティング第1部長、ビジネスコンサル
             ティング第2部長
           2020年1月  当社取締役 ビジネスコンサルティン
             グ第1部担当、ビジネスコンサルティ
             ング第2部担当、組織人財開発部担
             当 兼 執行役員 ビジネスコンサル
             ティング第2部長(現任)
           1999年4月  アンダーセンコンサルティング株式会
             社(現 アクセンチュア株式会社)入
             社
           2000年3月  株式会社IQ3 入社
           2001年6月  株式会社ラーニング・テクノロジー・
             コンサルティング 入社
           2002年3月  当社設立 取締役
           2005年5月  当社 取締役 退任
    取締役
      塚原厚  1974年12月9日           (注)2  256,000
             当社 入社
  ICTエンジニアリング本部長
           2014年1月  当社 EA-IT事業部長
           2015年10月  当社 執行役員 ビジネスコンサル
             ティング本部付
           2018年1月  当社 執行役員 ICTエンジニアリング
             本部長
           2020年3月  当社取締役 ICTエンジニアリング本部
             担当 兼 執行役員 ICTエンジニアリ
             ング本部長(現任) 
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                    所有株式数
              略歴
   役職名   氏名  生年月日          任期
                    (株)
           1973年4月  日本アイ・ビー・エム株式会社 入社
           2002年1月  同社 理事
           2004年4月  同社 執行役員 グローバル・ビジネ
             ス・サービス インダストリアル担当
           2006年5月  同社 執行役員 グローバル・ビジネ
             ス・サービス アプリケーション・
             サービス担当
           2007年1月  日本アイ・ビー・エム・サービス株式
   取締役
      武村文雄  1949年1月1日           (注)3  ―
   (監査等委員)
             会社専務取締役
           2008年4月  株式会社JALインフォテック 代表取締
             役社長
           2011年11月  日本アイ・ビー・エム株式会社 顧問
           2014年9月  東京都市大学 知識工学部 非常勤講
             師
           2018年3月  当社 常勤監査役
           2019年3月  当社 取締役(監査等委員)(現任)
           1972年4月  三井物産株式会社   入社
           1999年6月  同社 本店 鉄鋼製品本部  金属事業部長
           2002年12月  同社 本店 業態変革本部経営改革推進
             部長 兼業務部門情報システム部長
           2004年4月  同社 執行役員CIO  兼経営改革推進部
             長
           2005年4月  同社 執行役員CIO  兼情報戦略企画部
   取締役
      粟田敏夫  1948年7月28日           (注)3  ―
   (監査等委員)
             長
           2007年4月  同社 常務執行役員  中部支社長
           2009年6月  三井石油開発株式会社   常勤監査役
           2013年9月  合同会社A2Mコンサルティング     代表社
             員(現任)
           2015年7月  当社 監査役
           2019年3月  当社 取締役(監査等委員)(現任)
           1985年4月  日産自動車株式会社   入社
           1993年4月  米国ニューヨーク州弁護士資格取得
           1995年4月  ホワイト&ケース法律事務所     東京オ
             フィス 入社
           1998年2月  日本コカ・コーラ株式会社    入社
           2000年5月  株式会社IQ3  取締役上級副社長
           2001年8月  アメリカンインターナショナルグルー
             プ株式会社  入社
           2009年9月  AIGジャパン・ホールディングス株式会
             社取締役常務執行役員
   取締役
      高橋直樹  1961年4月26日           (注)3  ―
           2013年9月  富士火災海上保険株式会社    監査役
   (監査等委員)
           2013年9月  アメリカンホーム医療損害保険株式会
             社監査役
           2015年5月  ジェイアイ傷害火災保険株式会社     監査
             役
           2016年12月  当社 監査役
           2018年9月  ATOZコンサルティング合同会社 業務
             執行社員(現任)
           2019年3月  当社 取締役(監査等委員)(現任)
           2020年1月  株式会社イオトイジャパン監査役(現
             任)
           計         1,137,200
  (注) 1.取締役(監査等委員)武村文雄、粟田敏夫、高橋直樹は、社外取締役であります。
   2.2020年3月18日開催の定時株主総会の終結の時から1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
   定時株主総会終結の時までであります。
   3.2019年3月26日開催の定時株主総会の終結の時から2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
   定時株主総会終結の時までであります。
   4.当社では、取締役を補佐し全社的な立場で業務効率化を図ることを目的に、執行役員を配置しており、
   Strategy  &Insights  部長 亀本悠、ビジネスコンサルティング第2部長 上野亮祐、ICTエンジニアリン
   グ本部長 塚原厚、グループ経営推進室 アライアンス推進担当 吉田悦章、CFO経営管理部長 高麗貴
   志、組織人財開発部長 山本行道、グループ経営監査室長 坂下久弥、グループ経営推進室長 小松裕之、
   ビジネスコンサルティング第1部長 高橋矢、マーケティング部 ブランド強化担当 山本政樹が執行役員
   であります。
   5.2019年3月26日開催の定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって監
   査等委員会設置会社へ移行しております。
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  ② 社外役員の状況
   当社の社外取締役は3名で、当社との間に特別な利害関係はありません。
   監査等委員である社外取締役の武村文雄氏は、大手IT企業における職務経験が長く、システム開発・運用業務
  全般に対する専門的な知見を有するとともに、関連会社において社長を務めるなど、企業経営者としての経験と
  経営全般に対する幅広い見識を有しており、重要な経営の意思決定や経営の監督において、適切な助言・提言を
  行っていただくことを期待して選任しております。
   監査等委員である社外取締役粟田敏夫氏は、大手総合商社及びその関連会社において、CIO(最高情報責任者)と
  しての職務経験や企業経営全般についての幅広い経験を有しており、重要な経営の意思決定や経営の監督におい
  て、適切な助言・提言を行っていただくことを期待して選任しております。
   監査等委員である社外取締役高橋直樹氏は、複数の事業会社や保険会社において一貫して企業法務に携わり、
  コーポレート部門の担当役員として企業経営にも関与しており、企業法務及び企業経営に関する専門的知見に基
  づいて適法性や妥当性の観点から客観的な助言・提言を行っていただくことを期待して選任しております。
   当社は、社外取締役の選任にあたり、独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、選任に当たって
  は、株式会社東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準を参考に、当社との人的関係、資本的関係又
  は取引関係その他利害関係を総合的に勘案し、社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できてい
  ることを個別に判断しております。
  ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部

   統制部門との連携
   当社の社外取締役は、全員が監査等委員である取締役であり、定期的に会計監査人と情報交換を行い、監査計
  画、監査実施状況及び監査で指摘された問題点等について報告を受けるとともに、監査に関する情報の共有と意
  見交換を行っております。また、社外取締役は、内部監査担当者とも定期的に情報交換を行い、内部監査におけ
  る重点監査項目に関する意見交換や内部監査実施状況及び監査で指摘された内部統制上の問題点等について報告
  を受け、相互連携を図っております。
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  (3) 【監査の状況】
  ① 監査等委員会による監査の状況
   当社の監査等委員会は、常勤の社外取締役1名及び非常勤の社外取締役2名による監査体制となっておりま
  す。監査等委員である取締役は、監査等委員会で策定された監査等委員会規則に基づき、必要に応じて経営会議
  等の重要な会議に出席し、意思決定プロセスを監査するほか、重要書類の閲覧、取締役及び従業員に対するヒア
  リング等を通じて、経営に対する適正な監視を行っております。
   また、内部監査担当者及び会計監査人と定期的に情報交換を行い、相互の連携を高めるとともに、監査上の問
  題点の有無や課題等についても情報共有を行うことで、三様監査による監査機能の向上を図っております。
  ② 内部監査の状況

   当社の内部監査は、社長直轄のグループ内部監査室(2名)が実施しております。内部監査担当者は、内部監
  査規程及び社長から承認を得た内部監査計画に基づき、各部門の業務活動に関し、社内規程やコンプライアンス
  に則り、適正かつ効率的に行われているか、監査を行っております。内部監査全体のアプローチやリスク評価、
  監査手続の策定並びに発見事項の分析に当たっては、随時外部の専門家の意見を取り入れて、内部監査の専門的
  観点も取り込んでおります。内部監査の結果は、グループ内部監査室から社長に直接報告され、被監査部門に対
  する指摘事項に対しては、グループ内部監査室がその改善状況をモニタリングすることにより、監査の実効性を
  確保しております。
   なお、グループ内部監査室は、監査等委員会及び会計監査人とは独立した監査を実施しつつも、定期的に情報
  交換を行うことで監査に必要となる情報の共有及び相互連携を進め、三様監査による監査機能の向上を図ってお
  ります。
  ③ 会計監査の状況

  (監査法人の名称)
   有限責任監査法人トーマツ
  (業務を執行した公認会計士)

   指定有限責任社員 業務執行社員 : 郷右近隆也氏、齋藤映氏
  (監査業務に係る補助者の構成)

   当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他5名であります。
  (監査法人の選定方針と理由)

   当社の監査等委員会は、日本監査役協会公表の「会計監査人の評価及び選定基準に関する監査役等の実務指
  針」に基づき、会計監査人の品質管理の状況、独立性及び専門性、監査体制が整備されていること、具体的な監
  査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であることを確認し、監査の実績等を踏まえ、会計監査人を総合的に評
  価し、選定を行っております。
   会計監査人の職務に執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監
  査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。
   また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の
  同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に
  招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
  (監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価)

   当社の監査等委員及び監査等委員会は、上記の監査法人の選定方針に掲げた基準の適否に加え、日常的な監査
  活動等通じ、経営者や内部監査担当者、経理担当者等とのコミュニケーションや、グループ全体の監査、不正リ
  スクへの対応等の観点で評価を行い、有限責任監査法人トーマツは会計監査人として適格であると判断しており
  ます。
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  ④ 監査報酬の内容等
  (監査公認会計士等に対する報酬の内容)
        前連結会計年度        当連結会計年度
   区分
      監査証明業務に    非監査業務に    監査証明業務に    非監査業務に
      基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)    基づく報酬(千円)
   提出会社     19,500     ―   28,000     ―
  連結子会社      ―    ―    ―    ―

   計     19,500     ―   28,000     ―

  (その他重要な報酬の内容)

   該当事項はありません。
  (監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容)

  前連結会計年度
   該当事項はありません。
  当連結会計年度

   該当事項はありません。
  (監査報酬の決定方針)

   当社の監査公認会計士等に対する報酬金額は、監査証明業務に係る人員数、監査日数等を勘案した上で決定す
  る方針としており、監査等委員会の同意を得て決定しております。
  (監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由)

   当社の監査等委員会は、日本監査役協会公表の「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査
  人の監査計画における監査時間及び監査報酬の推移、過年度の監査計画と実績の状況等を確認し、報酬額の見積
  り算出根拠が適切であるかを検討した上で、会計監査人の報酬等について、会社法第399条第1項の同意を行って
  おります。
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  (4) 【役員の報酬等】
  ① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
   役員酬額は、株主総会決議により承認された報酬枠の範囲内において決定しております。
   取締役(監査等委員である取締役を除く。)については、2005年5月27日開催の第3期定時株主総会におい
  て、取締役の報酬額を年額150,000千円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議しており、当該決議時
  点の対象となる取締役の員数は5名、2019年3月26日開催の第17期定時株主総会において、監査等委員会設置会
  社への移行に伴い、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額を年額150,000千円以内(ただし、使用
  人分給与は含まない。)と決議しており、当該決議時点の対象となる取締役(監査等委員である取締役を除
  く。)の員数は4名です。
   また、2019年3月26日開催の第17期定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役
  を除く。以下「対象取締役」という。)に当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるととも
  に、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。
  当該制度に基づき対象取締役に支給する金銭債権報酬の金額は上記の報酬枠とは別枠で年額25,000千円以内と
  し、当該制度に基づき発行又は処分される当社の普通株式の総数は年15,000株以内としております。
   監査等委員である取締役については、2019年3月26日開催の第17期定時株主総会において、年額30,000千円以
  内と決議しており、当該決議時点の対象となる取締役(監査等委員)の員数は3名です。なお、監査等委員会設
  置会社移行前の監査役については、2005年5月27日開催の第3期定時株主総会において、年額30,000千円以内と
  決議しており、当該決議時点の対象となる監査役は1名でした。
   取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の額については、基本報酬、譲渡制限付株式報酬及び賞

  与で構成されており、上記株主総会で決議した報酬枠の範囲内で、取締役会の諮問機関である指名報酬委員会で
  報酬構成や水準等について審議を行い、その答申に基づいて、取締役会決議により決定しております。なお、報
  酬構成や水準は、社会情勢や市場水準、同業他社との比較等を考慮のうえ、当社における経営の意思決定及び監
  督機能をを十分に発揮するための対価として相応しい水準を設定する方針としております。
   監査等委員である取締役の報酬等の額については、基本報酬のみで構成されており、上記株主総会で決議した
  報酬枠の範囲内で、業務の分担等を勘案し、監査等委員である取締役の協議により決定しております。
  ② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

          報酬等の種類別の総額(千円)

                 対象となる
      報酬等の総額
   役員区分              役員の員数
       (千円)
            譲渡制限付
                 (名)
         基本報酬     賞与
            株式報酬
  取締役
        77,761   70,650   2,686   4,424   6
  (監査等委員を除く)
  社外取締役
        12,600   12,600   ―   ―   3
  (監査等委員)
  社外監査役      4,200   4,200   ―   ―   3
  (注)当社は、2019年3月26日付で、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行しております。
  ③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額

   連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
  ④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの

   該当事項はありません。
  (5) 【株式の保有状況】

   該当事項はありません。
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 第5 【経理の状況】
 1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

  (1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に
  基づいて作成しております。
  (2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財

  務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
  また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
  す。
 2 監査証明について

  当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2019年1月1日から2019年12月31日ま
  で)の連結財務諸表及び事業年度(2019年1月1日から2019年12月31日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人
  トーマツにより監査を受けております。
 3  連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

  当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
  容を適切に把握し、会計基準等の変更等に的確に対応することができる体制を整備するため、監査法人等の主催する
  セミナーへの参加や社内研修等を行っており、連結財務諸表等の適正性の確保に努めております。
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 1 【連結財務諸表等】
  (1) 【連結財務諸表】
  ① 【連結貸借対照表】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金           1,283,878     1,385,445
   電子記録債権            45,439     74,279
   売掛金            363,031     601,973
              ※1 47,784    ※1 44,589
   仕掛品
   貸倒引当金            ―    △2,159
              26,850     57,196
   その他
   流動資産合計           1,766,984     2,161,325
  固定資産
   有形固定資産
   建物及び構築物           20,372     27,410
              △8,960     △10,852
    減価償却累計額
    建物及び構築物(純額)           11,411     16,558
   工具、器具及び備品
              88,282     106,011
              △64,072     △77,394
    減価償却累計額
    工具、器具及び備品(純額)           24,209     28,616
   有形固定資産合計
              35,621     45,175
   無形固定資産
   のれん            ―    83,366
   ソフトウエア           11,439     8,678
               ―    24,703
   ソフトウエア仮勘定
   無形固定資産合計           11,439     116,748
   投資その他の資産
   敷金及び保証金           39,589     40,157
   繰延税金資産           38,449     57,352
   投資有価証券            ―    20,330
               349     10,885
   その他
   投資その他の資産合計           78,388     128,726
   固定資産合計            125,448     290,650
  資産合計            1,892,433     2,451,976
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                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  負債の部
  流動負債
   買掛金            188,329     405,963
   1年内償還予定の社債            5,000      ―
                   ※2 36,170
   1年内返済予定の長期借入金            15,996
   未払金            101,929     129,819
   未払法人税等            54,196     87,863
   賞与引当金            58,503     103,390
   役員賞与引当金            ―     4,424
              91,628     126,614
   その他
   流動負債合計            515,582     894,247
  固定負債
                   ※2 52,495
   長期借入金            30,679
               ―     1,600
   その他
   固定負債合計            30,679     54,095
  負債合計
              546,261     948,342
  純資産の部
  株主資本
   資本金            496,760     516,510
   資本剰余金            427,085     446,835
   利益剰余金            421,990     623,734
               ―    △83,738
   自己株式
   株主資本合計           1,345,836     1,503,342
  その他の包括利益累計額
               335     291
   為替換算調整勘定
   その他の包括利益累計額合計            335     291
  純資産合計            1,346,171     1,503,633
  負債純資産合計            1,892,433     2,451,976
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  ② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
  【連結損益計算書】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  売上高            2,989,263     3,790,640
             ※2 1,793,178    ※2 2,297,366
  売上原価
  売上総利益            1,196,085     1,493,274
             ※1 925,793    ※1 1,185,485
  販売費及び一般管理費
  営業利益             270,291     307,789
  営業外収益
  受取利息             10     11
  為替差益             ―     34
               526     566
  その他
  営業外収益合計             537     611
  営業外費用
  支払利息            1,030     1,850
  為替差損             95     ―
  持分法による投資損失             ―     7,669
               18     793
  その他
  営業外費用合計            1,144     10,313
  経常利益             269,684     298,087
  税金等調整前当期純利益             269,684     298,087
  法人税、住民税及び事業税
              78,997     113,302
               5,909     △16,958
  法人税等調整額
  法人税等合計             84,906     96,343
  当期純利益             184,777     201,744
  非支配株主に帰属する当期純利益              ―     ―
  親会社株主に帰属する当期純利益             184,777     201,744
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  【連結包括利益計算書】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  当期純利益             184,777     201,744
  その他の包括利益
               △116     △43
  為替換算調整勘定
  その他の包括利益合計            △116     △43
  包括利益             184,660     201,700
  (内訳)
  親会社株主に係る包括利益            184,660     201,700
  非支配株主に係る包括利益             ―     ―
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  ③ 【連結株主資本等変動計算書】
    前連結会計年度(自 2018年1月1日  至 2018年12月31日)
                  (単位:千円)
            株主資本
      資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高     440,710   371,035   237,212    ―  1,048,958
  当期変動額
  新株の発行     56,050   56,050    ―   ―  112,100
  親会社株主に帰属す
        ―   ―  184,777    ―  184,777
  る当期純利益
  自己株式の取得      ―   ―   ―   ―   ―
  株主資本以外の項目
  の当期変動額(純      ―   ―   ―   ―   ―
  額)
  当期変動額合計      56,050   56,050   184,777    ―  296,877
  当期末残高     496,760   427,085   421,990    ―  1,345,836
       その他の包括利益累計額

         その他の
            純資産合計
      為替換算
         包括利益
      調整勘定
         累計額合計
  当期首残高      452   452  1,049,410
  当期変動額
  新株の発行      ―   ―  112,100
  親会社株主に帰属す
        ―   ―  184,777
  る当期純利益
  自己株式の取得      ―   ―   ―
  株主資本以外の項目
  の当期変動額(純     △116   △116   △116
  額)
  当期変動額合計      △116   △116   296,760
  当期末残高      335   335  1,346,171
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    当連結会計年度(自 2019年1月1日  至 2019年12月31日)
                  (単位:千円)
            株主資本
      資本金   資本剰余金   利益剰余金   自己株式   株主資本合計
  当期首残高     496,760   427,085   421,990    ―  1,345,836
  当期変動額
  新株の発行     19,750   19,750    ―   ―   39,500
  親会社株主に帰属す
        ―   ―  201,744    ―  201,744
  る当期純利益
  自己株式の取得      ―   ―   ―  △83,738   △83,738
  株主資本以外の項目
  の当期変動額(純      ―   ―   ―   ―   ―
  額)
  当期変動額合計      19,750   19,750   201,744   △83,738   157,506
  当期末残高     516,510   446,835   623,734   △83,738   1,503,342
       その他の包括利益累計額

         その他の
            純資産合計
      為替換算
         包括利益
      調整勘定
         累計額合計
  当期首残高      335   335  1,346,171
  当期変動額
  新株の発行      ―   ―   39,500
  親会社株主に帰属す
        ―   ―  201,744
  る当期純利益
  自己株式の取得      ―   ―  △83,738
  株主資本以外の項目
  の当期変動額(純      △43   △43   △43
  額)
  当期変動額合計      △43   △43  157,462
  当期末残高      291   291  1,503,633
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  ④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
                   (単位:千円)
            前連結会計年度     当連結会計年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
  営業活動によるキャッシュ・フロー
  税金等調整前当期純利益            269,684     298,087
  減価償却費            21,640     23,534
  のれん償却額             ―     4,387
  貸倒引当金の増減額(△は減少)             ―     △253
  賞与引当金の増減額(△は減少)            4,399     43,608
  受取利息             △10     △11
  支払利息            1,030     1,850
  売上債権の増減額(△は増加)            △29,155     △82,090
  たな卸資産の増減額(△は増加)            △9,927     2,307
  仕入債務の増減額(△は減少)            14,902     28,789
  未払消費税等の増減額(△は減少)             840     19,263
  前受金の増減額(△は減少)            8,169     △9,351
  未払金の増減額(△は減少)            △100,715     △5,297
  持分法による投資損益(△は益)             ―     7,669
               △564    △1,449
  その他
  小計            180,294     331,044
  利息の受取額
               10     11
  利息の支払額            △1,014     △1,824
              △84,604     △90,179
  法人税等の支払額
  営業活動によるキャッシュ・フロー            94,685     239,050
  投資活動によるキャッシュ・フロー
  定期預金の預入による支出             △8    △100,008
  有形固定資産の取得による支出            △31,649     △20,559
  無形固定資産の取得による支出             ―    △24,703
  敷金及び保証金の差入による支出            △10,923     △836
  連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
                   ※2 40,705
               ―
  る収入
  投資有価証券の取得による支出             ―    △28,000
               ―     8,000
  保険積立金の解約による収入
  投資活動によるキャッシュ・フロー            △42,580     △125,402
  財務活動によるキャッシュ・フロー
  長期借入金の返済による支出            △17,976     △62,808
  社債の償還による支出            △10,000     △5,000
  株式の発行による収入            112,100     39,500
               ―    △83,738
  自己株式の取得による支出
  財務活動によるキャッシュ・フロー            84,124     △112,046
  現金及び現金同等物に係る換算差額             △116     △43
  現金及び現金同等物の増減額(△は減少)             136,112      1,558
  現金及び現金同等物の期首残高            1,047,728     1,183,840
             ※1 1,183,840    ※1 1,185,398
  現金及び現金同等物の期末残高
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  【注記事項】
  (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
  1 連結の範囲に関する事項
   すべての子会社を連結しております。
   連結子会社の数
   3社
   連結子会社の名称
   株式会社アサインナビ
   LTS ASIA Co., Ltd.
   株式会社ワクト
   連結の範囲の変更
    当連結会計年度から株式会社ワクトを連結の範囲に含めております。これは、株式会社ワクトの株式取得
   を行ったことにより、連結の範囲に含めることとしたものであります。
  2 持分法の適用に関する事項

  (1) 持分法を適用した関連会社の数
   1社
   会社名
   FPTコンサルティングジャパン株式会社
    当連結会計年度において、株式取得によりFPTコンサルティングジャパン株式会社を持分法適用の範囲に含
   めております。
  (2) 持分法を適用しない非連結子会社のうち主要な会社等の名称

   該当事項はありません。
  3 連結子会社の事業年度等に関する事項

   連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
   当連結会計年度において、株式会社ワクトは、決算日を12月31日に変更し、連結決算日と同一となっておりま
   す。なお、当連結会計年度における会計期間は3ヶ月となっております。
  4 会計方針に関する事項

  (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
   ① たな卸資産
    仕掛品 個別法による原価法
    (連結貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
  (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

   ① 有形固定資産
    定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物について
   は、定額法を採用しております。
    なお、取得価額が10万円以上20万円未満の減価償却資産については、3年間で均等償却しております。
    また、主な耐用年数は次のとおりであります。
    建物及び構築物     8~18年
    工具、器具及び備品   3~15年
   ② 無形固定資産

    定額法を採用しております。
    なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
   ります。
  (3) 重要な引当金の計上基準

   ① 貸倒引当金
    債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
   権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
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   ② 受注損失引当金
    受注契約に係る将来損失に備えるため、当連結会計年度末における手持受注案件のうち、損失発生の可能
   性が高く、かつその金額を合理的に見積もることが可能な案件の損失見積額を受注損失引当金として計上
   し、対応する仕掛品と相殺して表示しております。
   ③ 賞与引当金

    従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しておりま
   す。
   ④ 役員賞与引当金

    取締役に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しておりま
   す。
  (4) のれんの償却及び償却期間に関する事項

    のれんの償却については、発生年度において実質的判断による償却期間の見積りが可能なものはその見積
   り年数で、その他については5年間で均等償却(僅少な場合は一時償却)しております。
  (5) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

   手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクし
   か負わない取得日から3カ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
  (6) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

   消費税等の会計処理
    消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
   連結納税制度の適用
    連結納税制度を適用しております。
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  (未適用の会計基準等)
  ・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)
  ・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日 企業会計基準委員
  会)
  (1) 概要

  収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
   ステップ1:顧客との契約を識別する。
   ステップ2:契約における履行義務を識別する。
   ステップ3:取引価格を算定する。
   ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
   ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
  (2) 適用予定日

   2022年12月期の期首より適用予定です。
  (3) 当該会計基準等の適用による影響

   影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
  ・「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日 企業会計基準委員会)

  ・「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月
  16日 企業会計基準委員会)
  (1)概要
   「企業結合に関する会計基準」等は、企業会計基準委員会において基準諮問会議からの、企業会計基準第21号
  「企業結合に関する会計基準」に係る条件付取得対価に関連して対価の一部が返還される場合の取扱いについて
  検討を求める提言等を踏まえ、審議が行われ改正されたものです。
   主な改正内容として、「企業結合に関する会計基準」において、「条件付取得対価」の定義に「返還される取
  得対価」が追加されるとともに、「対価が返還される条件付取得対価」の会計処理が追加されました。
   また、「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(以下「結合分離適用指針」とい
  う。)の記載内容が改正されたことに伴い、結合当事企業の株主に係る会計処理に関する結合分離適用指針の記
  載について、「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日)と記載内容の整合性
  を図るための改正が行われるとともに、分割型会社分割が非適格組織再編となり、分割期日が分離元企業の期首
  である場合の分離元企業における税効果会計の取扱いについて、平成22年度税制改正において分割型会社分割の
  みなし事業年度が廃止されていることから、関連する定めが削除されました。
  (2)適用予定日
   2020年12月期の期首以後実施される企業結合等から適用予定であります。
  (3)当該会計基準等の適用による影響
   影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
  ・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日 企業会計基準委員会)

  ・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日 企業会計基準委
  員会)
  (1)概要
   国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、公正価値測定に関して会計基準の開発
  を行い、2011年5月に「公正価値測定」(IASBにおいてはIFRS第13号、FASBにおいてはTopic820)を公表してお
  り、IFRS第13号は2013年1月1日以後開始する事業年度から、Topic820は2011年12月15日より後に開始する事業
  年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、時価の算定に関する会計基準が開発され、適
  用指針と合わせて公表されたものです。
   企業会計基準委員会の時価の算定に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、統一的な算定方
  法を用いることにより、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点から、IFRS第13号の定
  めを基本的にすべて取り入れることとされています。ただし、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮し、
  財務諸表間の比較可能性を大きく損なわせない範囲で、個別項目に対するその他の取扱いを定めることとされて
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  います。
  (2)適用予定日
   2022年12月期の期首より適用予定であります。
  (3)当該会計基準等の適用による影響
   影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。
  (表示方法の変更)

    (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改訂」の適用)
   「『税効果会計に係る会計基準』の一部改訂」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年
  度の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
   この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」31,886千円は、「投
  資その他の資産」の「繰延税金資産」38,449千円に含めて表示しております。
   また、税効果会計関係    注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る
  会計基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しておりま
  す。ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経
  過的な取扱いに従って記載しておりません。
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  (連結貸借対照表関係)
 ※1  たな卸資産及び受注損失引当金の表示
  損失が見込まれる受注契約に係るたな卸資産は、これに対応する受注損失引当金を相殺表示しております。
  相殺表示したたな卸資産に対応する受注損失引当金の額
          前連結会計年度      当連結会計年度

          (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
   仕掛品に係るもの         276千円      81千円
 ※2  コミットメントライン

  当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行とコミットメントライン契約を締結しております。これ
  らの契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は次の通りであります。
            前連結会計年度     当連結会計年度

           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
   コミットメントラインの総額           ―千円    200,000 千円
   借入実行残高           ―千円     ―千円
   差引額           ―千円    200,000 千円
  (連結損益計算書関係)

 ※1  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
           前連結会計年度      当連結会計年度

          (自  2018年1月1日     (自  2019年1月1日
           至  2018年12月31日)     至  2019年12月31日)
   役員報酬         93,360 千円     99,556 千円
   給与手当         389,373  〃     473,394  〃
   賞与引当金繰入額         24,977  〃     44,176  〃
   貸倒引当金繰入額          ― 〃     △95 〃
   役員賞与引当金繰入額          ― 〃     4,424  〃
 ※2  売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額の金額は、次のとおりであります。

    前連結会計年度      当連結会計年度

    (自  2018年1月1日     (自  2019年1月1日
    至  2018年12月31日)     至  2019年12月31日)
      276千円      81千円
  (連結包括利益計算書関係)

   その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
                    (千円)
           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
           至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
   為替換算調整勘定
             △116      △43
    当期発生額
     為替換算調整勘定          △116      △43
     その他の包括利益合計       △116      △43
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  (連結株主資本等変動計算書関係)
  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
  1 発行済株式に関する事項
  株式の種類   当連結会計年度期首     増加    減少   当連結会計年度末
  普通株式(株)      3,778,500    292,300     ―   4,070,800
  (変動事由の概要)
    増加の内訳は、次のとおりであります。
     ストック・オプションの権利行使による増加                  292,300株
  2 自己株式に関する事項

  該当事項はありません。
  3 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。
  4 配当に関する事項

  該当事項はありません。
  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

  1 発行済株式に関する事項
  株式の種類   当連結会計年度期首     増加    減少   当連結会計年度末
  普通株式(株)      4,070,800    80,300     ―   4,151,100
  (変動事由の概要)
    増加の内訳は、次のとおりであります。
     ストック・オプションの権利行使による増加                  72,500株
     譲渡制限付株式報酬としての新株式発行による増加   7,800株
  2 自己株式に関する事項

  株式の種類   当連結会計年度期首     増加    減少   当連結会計年度末
  普通株式(株)       ―   60,000     ―   60,000
  (変動事由の概要)
    増加の内訳は、次のとおりであります。
     取締役会の決議に基づく自己株式の取得による増加   60,000株
  3 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。
  4 配当に関する事項

  該当事項はありません。
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  (連結キャッシュ・フロー計算書関係)
 ※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりでありま
  す。
           前連結会計年度      当連結会計年度
          (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
           至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
   現金及び預金         1,283,878千円      1,385,445千円
            △100,038  〃    △200,046  〃
   預入期間が3か月を超える定期預金
   現金及び現金同等物         1,183,840千円      1,185,398千円
 ※2 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

   株式の取得により新たに株式会社ワクトを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式
   の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。
   流動資産            362,784千円
                18,185 〃
   固定資産
               △87,754  〃
   のれん
               △265,770  〃
   流動負債
               △72,954  〃
   固定負債
   株式の取得価額             130,000  〃
               △170,705  〃
   現金及び現金同等物
                40,705 〃
   差引:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入
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  (金融商品関係)
  1 金融商品の状況に関する事項
  (1) 金融商品に対する取組方針
   当社グループは、事業運営上必要な資金(銀行借入及び社債発行)を調達しております。一時的な余資は安全性
  の高い金融資産で運用しております。デリバティブ取引は行わない方針であります。
  (2) 金融商品の内容及びそのリスク

   営業債権である売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクにさらされております。
   営業債務である買掛金は、1年以内の支払期日であります。借入金及び社債は、主に運転資金の調達を目的と
  したものであり、長期借入金の返済日は、決算日後、最長で4年であり、金利の変動リスクに晒されておりま
  す。
  (3) 金融商品に係るリスク管理体制

  ① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
   当社は、与信管理マニュアルに従い、営業債権について、経営管理部が取引先の状況を定期的にモニタリン
   グし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽
   減を図っております。連結子会社についても、当社の与信管理マニュアルを参考に、取引相手先ごとの期日及
   び残高によって重要性を判断し、管理を行っております。
  ② 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなりリスク)の管理

   当社グループは、各グループからの報告に基づき、経営管理部が適時に資金繰計画を作成・更新するととも
   に、手元流動性を連結売上高の2ヶ月分相当に維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
  (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

   金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含ま
  れております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することに
  より当該価額が変動することがあります。
  2 金融商品の時価等に関する事項

  連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握すること
  が極めて困難と認められるものは含まれておりません((注2)参照)。
  前連結会計年度(2018年12月31日)
        連結貸借対照表計上額      時価    差額
         (千円)    (千円)    (千円)
  (1) 現金及び預金
          1,283,878    1,283,878      ―
  (2) 電子記録債権
           45,439    45,439     ―
  (3) 売掛金
          363,031    363,031     ―
    資産計      1,692,349    1,692,349      ―
  (1) 買掛金
          188,329    188,329     ―
  (2) 未払金
          101,929    101,929     ―
  (3) 未払法人税等
           54,196    54,196     ―
  (4) 社債(※1)
           5,000    4,994     △5
  (5) 長期借入金(※2)
           46,675    46,271     △403
    負債計       396,129    395,720     △409
  (※1) 1年内償還予定の社債を含んでおります。
  (※2) 1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
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  当連結会計年度(2019年12月31日)
        連結貸借対照表計上額      時価    差額
         (千円)    (千円)    (千円)
  (1) 現金及び預金
          1,385,445    1,385,445      ―
  (2) 電子記録債権
           74,279    74,279     ―
  (3) 売掛金
          601,973    601,973     ―
    資産計      2,061,698    2,061,698      ―
  (1) 買掛金
          405,963    405,963     ―
  (2) 未払金
          129,819    129,819     ―
  (3) 未払法人税等
           87,863    87,863     ―
  (4) 長期借入金(※)
           88,665    88,665     ―
    負債計       712,312    712,312     ―
  (※) 1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
  (注1) 金融商品の時価の算定方法

  資 産
  (1) 現金及び預金、(2)   電子記録債権、並びに(3)     売掛金
   これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており
  ます。
  負  債
  (1) 買掛金、(2)  未払金、並びに(3)   未払法人税等
   これらはすべて短期で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
  よっております。
  (4) 長期借入金
   長期借入金の時価については、固定金利によるものは、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に
  想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。変動金利によるものは、短期間で金利を見直し
  ているため、時価は帳簿価額に近似していることから、当該帳簿価額によっております。
  (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額

        前連結会計年度    当連結会計年度
         (2018年12月31日)    (2019年12月31日)
  投資有価証券(※)         ―千円    20,330千円
  (※)投資有価証券については、市場性がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであり、時価開
   示の対象としておりません。
  (注3) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

  前連結会計年度(2018年12月31日)
              1年超  5年超
           1年以内        10年超
              5年以内  10年以内
            (千円)       (千円)
              (千円)  (千円)
  現金及び預金          1,283,878    ―  ―  ―
  電子記録債権           45,439   ―  ―  ―
  売掛金          363,031   ―  ―  ―
      合計      1,692,349    ―  ―  ―
  当連結会計年度(2019年12月31日)

              1年超  5年超
           1年以内        10年超
              5年以内  10年以内
            (千円)       (千円)
              (千円)  (千円)
  現金及び預金          1,385,445    ―  ―  ―
  電子記録債権           74,279   ―  ―  ―
  売掛金          601,973   ―  ―  ―
      合計      2,061,698    ―  ―  ―
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  (注4) 社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
  前連結会計年度(2018年12月31日)
         1年超  2年超  3年超  4年超

       1年以内            5年超
         2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
       (千円)            (千円)
         (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
  社債      5,000   ―  ―  ―  ―  ―
  長期借入金      15,996  15,996  14,683   ―  ―  ―
   合計    20,996  15,996  14,683   ―  ―  ―
  当連結会計年度(2019年12月31日)

         1年超  2年超  3年超  4年超

       1年以内            5年超
         2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
       (千円)            (千円)
         (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
  長期借入金      36,170  35,691  13,508   3,296   ―  ―
   合計    36,170  35,691  13,508   3,296   ―  ―
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  (ストック・オプション等関係)
 1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
   該当事項はありません。
 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

  当連結会計年度(2019年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数に
  ついては、株式数に換算して記載しております。
  なお、2016年12月19日に1株を1,000株とする株式分割を行っているため、以下は、当該株式分割を反映した数値を
  記載しております。
  (1) ストック・オプションの内容

          第9回新株予約権      第10回新株予約権
         当社取締役  4名
   付与対象者の区分及び人数              当社従業員  4名
         当社従業員  2名
   株式の種類及び付与数        普通株式 320,000株       普通株式 55,000株
   付与日        2013年12月25日       2013年12月25日
        「第4 提出会社の状況 1 株式      「第4 提出会社の状況 1 株式
   権利確定条件       等の状況 (2)新株予約権等の状      等の状況 (2)新株予約権等の状
        況」に記載の通りであります。      況」に記載の通りであります。
   対象勤務期間       対象勤務期間の定めはありません。      対象勤務期間の定めはありません。
         自 2015年12月25日       自 2015年12月25日
   権利行使期間
         至 2023年12月24日       至 2023年12月24日
          第11回新株予約権      第12回新株予約権

         当社取締役  1名
   付与対象者の区分及び人数        当社監査役  1名       当社取締役  4名
         外部協力会社 2社
   株式の種類及び付与数        普通株式 142,000株       普通株式 293,000株
   付与日        2014年12月25日       2014年12月25日
        「第4 提出会社の状況 1 株式      「第4 提出会社の状況 1 株式
   権利確定条件       等の状況 (2)新株予約権等の状      等の状況 (2)新株予約権等の状
        況」に記載の通りであります。      況」に記載の通りであります。
   対象勤務期間       対象勤務期間の定めはありません。      対象勤務期間の定めはありません。
         自 2016年12月25日       自 2016年12月25日
   権利行使期間
         至 2024年12月24日       至 2024年12月24日
          第13回新株予約権      第14回新株予約権

   付与対象者の区分及び人数        当社従業員  41名       当社従業員  86名
   株式の種類及び付与数        普通株式 142,000株       普通株式 57,000株
   付与日        2014年12月25日       2016年12月20日
        「第4 提出会社の状況 1 株式      「第4 提出会社の状況 1 株式
   権利確定条件       等の状況 (2)新株予約権等の状      等の状況 (2)新株予約権等の状
        況」に記載の通りであります。      況」に記載の通りであります。
   対象勤務期間       対象勤務期間の定めはありません。      対象勤務期間の定めはありません。
         自 2016年12月25日       自 2018年12月20日
   権利行使期間
         至 2024年12月24日       至 2026年12月19日
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  (2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
  ① ストック・オプションの数
      第9回新株予約権    第10回新株予約権    第11回新株予約権    第12回新株予約権
   権利確定前(株)
    前連結会計年度末        ―    ―    ―    ―
    付与        ―    ―    ―    ―
    失効        ―    ―    ―    ―
    権利確定        ―    ―    ―    ―
    未確定残        ―    ―    ―    ―
   権利確定後(株)
    前連結会計年度末       51,000    30,000    29,000    255,000
    権利確定        ―    ―    ―    ―
    権利行使       41,000    ―   1,000    23,000
    失効        ―    ―    ―    ―
    未行使残       10,000    30,000    28,000    232,000
      第13回新株予約権    第14回新株予約権

   権利確定前(株)
    前連結会計年度末        ―    ―
    付与        ―    ―
    失効        ―    ―
    権利確定        ―    ―
    未確定残        ―    ―
   権利確定後(株)
    前連結会計年度末       98,000    51,000
    権利確定        ―    ―
    権利行使       5,000    2,500
    失効        ―    300
    未行使残       93,000    48,200
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  ② 単価情報
      第9回新株予約権    第10回新株予約権    第11回新株予約権    第12回新株予約権
   権利行使価格(円)       250    250    540    540
   行使時平均株価(円)       1,337    ―   1,452    1,386
  付与日における公正な
         ―    ―    ―    ―
  評価単価(円)
      第13回新株予約権    第14回新株予約権

   権利行使価格(円)       540    600
   行使時平均株価(円)       1,494    1,721
  付与日における公正な
         ―    ―
  評価単価(円)
 3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

  ストック・オプションの付与日時点において、当社は未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価
  単価の見積方法を、単位当たりの本源的価値の見積りによって算定しております。また、単位当たりの本源的価値の
  見積方法は、DCF法(ディスカウンテッド・キャッシュフロー法)、純資産額方式及び類似会社比準方式を総合的に
  勘案して算定した評価額に基づく単位当たりの本源的価値によっております。
 4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

  基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しており
  ます。
 5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の

  合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計
  額
  ① 当連結会計年度末における本源的価値の合計額           388,140千円
  ② 当連結会計年度において行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額 
  73,435千円
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  (税効果会計関係)
 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
              前連結会計年度    当連結会計年度

             (2018年12月31日)    (2019年12月31日)
  繰延税金資産
   賞与引当金            20,181千円    36,145千円
               4,254 〃   8,641 〃
   未払事業税
               6,528 〃   8,840 〃
   未払費用
               2,523 〃   3,342 〃
   敷金償却
               99,044 〃  111,569  〃
   繰越欠損金  (注)2
               6,562 〃   1,312 〃
   減損損失
               ― 〃   10,100 〃
   子会社株式取得費用
               1,410 〃   3,364 〃
   その他
  繰延税金資産小計
               140,506千円    183,316千円
               ― 〃  △111,569  〃
   税務上の  繰越欠損金  に係る評価性引当額(注)2
               ― 〃  △14,394  〃
   将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
  評価性引当額小計(注)1            △102,056千円    △125,964千円
  繰延税金資産合計            38,449千円    57,352千円
  (注) 1.評価性引当額が23,908千円増加しております。この増加の主な内容は、当社において、株式取得費用に関す
   る評価性引当額を追加的に認識したことに伴うもの及び、繰越欠損金の増加に伴うものであります。
   2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
   当連結会計年度(2019年12月31日)
         1年超  2年超  3年超  4年超
       1年以内           5年超  合計
         2年以内  3年以内  4年以内  5年以内
       (千円)           (千円)  (千円)
         (千円)  (千円)  (千円)  (千円)
   税務上の繰越欠損金
        65  33  3,422  17,108  50,942  39,998  111,569
   (a)
   評価性引当額     △65  △33  △3,422  △17,108  △50,942  △39,998  △111,569
   繰延税金資産      ―  ―  ―  ―  ―  ―  ―
  (a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった

  主要な項目別の内訳
           前連結会計年度    当連結会計年度
           (2018年12月31日)    (2019年12月31日)
  法定実効税率
              ―   30.62%
  (調整)
  交際費等永久に損金に算入されない項目           ―   1.64%
  住民税均等割           ―   0.24%
  法人税等の特別控除           ―   △6.21%
  連結子会社との税率差異           ―   △4.67%
  評価性引当額の増減           ―   8.02%
  のれん償却額           ―   0.45%
  持分法投資損失           ―   0.79%
              ―   1.43%
  その他
  税効果会計適用後の法人税等の負担率           ―   32.32%
  (注)前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100分
    の5以下であるため、注記を省略しております。
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  (企業結合等関係)
  取得による企業結合
  (1) 企業結合の概要
  ①被取得企業の名称及びその事業の内容
   被取得企業の名称  株式会社ワクト
   事業の内容     コンピュータソフトウェアの設計、開発
             情報処理サービス業及び情報提供サービス業
             各種情報の収集処理及び販売に関する事業
  ②企業結合を行った主な理由
   昨今、ビジネスに   IT 活用が前提となる中で、ビジネス推進から得られるフィードバックを基盤となるテク
   ノロジーに素早く落とし込み、事業を改善・進化させるサイクルの迅速化が求められており、事業戦略策定や
   プロセス再構築からテクノロジーやデータの活用に向けたビジネスサイドのコンサルティング領域に強みを持
   つ当社への支援要請が増加しておりましたが、顧客の多様な要望にタイムリーに対応するには、外部パート
   ナー各社との連携・アライアンスのみでは迅速さに課題があり、サービス提供機会の損失につながるケースが
   ありました。
   今回、テクノロジー活用に不可欠なエンジニアリング領域に強みを持つ株式会社ワクトを当社グループに加
   えることにより、グループとして迅速に対応可能な技術範囲・エンジニアリング体制構築の拡大が可能とな
   り、今後、さらに多様化する顧客課題の解決に向けて、両社の得意領域であるコンサルティング・エンジニア
   リングの両輪を活かした迅速なサービス提供の実現を目指し、企業結合を行ったものです。
  ③企業結合日
   2019年9月25日
  ④企業結合の法的形式
   現金を対価とする株式取得
  ⑤結合後企業の名称
   変更ありません。
  ⑥取得した議決権比率
   100%
  ⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
   当社が現金を対価とした株式取得により、被取得企業の議決権を100%取得したためです。
  (2) 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

   2019年10月1日から2019年12月31日まで
  (3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

   取得の対価    現金   130,000千円
   取得原価       130,000千円
  (4)主要な取得関連費用の内容及び金額

   アドバイザリー費用等  30百万円
  (5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

  ①発生したのれんの金額
   87,754千円
   なお、のれんの金額は、第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了しておらず、暫定的に計
   算された金額でありましたが、当連結会計年度末までに確定しております。確定に伴いのれんの金額は1,600千
   円増加しており、これは資産除去債務の増加1,600千円によるものであります。
  ②発生原因
   今後の事業展開によって期待される超過収益力に関連して発生したものです。
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  ③償却方法及び償却期間
   5年間にわたる均等償却
  (6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

   流動資産    362,784千円
   固定資産    18,185千円
   資産合計    380,970千円
   流動負債    265,770千円
   固定負債    72,954千円
   負債合計    338,724千円
  (7) 企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の

  概算額及びその算定方法
   売上高    995,309千円
   営業利益    9,801千円
  (概算額の算定方法)
   企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結
   損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としております。
   なお、当該注記は監査証明を受けておりません。
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  (セグメント情報等)
  【セグメント情報】
  1.報告セグメントの概要
  (1) 報告セグメントの決定方法
   当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
  締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
  ます。
   当社グループは、ビジネスプロセスマネジメント(ビジネスインテグレーション)を軸として、幅広いサービス
  提供を行っておりますが、サービス領域及び提供形態を考慮した事業セグメントから構成されており、「プロ
  フェッショナルサービス事業」「プラットフォーム事業」を報告セグメントとしております。
  (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

   「プロフェッショナルサービス事業」は、主に、「コンサルティング」、「ビジネスプロセスマネジメン
  ト」、「デジタル活用サービス」の各領域でサービスを提供しております。
   「プラットフォーム事業」は、主に、ITビジネスコミュニティーである「アサインナビ」の運営サービスを提
  供しております。
   なお、2019年9月25日付にて株式会社ワクトの全株式を取得し、同社を子会社化し、連結の範囲に含めたこと
  で、当連結会計年度より「プロフェッショナルサービス事業」に追加しております。
  2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

  報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
  る記載と概ね同一であります。
  報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価
  格に基づいております。
  3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
                  (単位:千円)
          報告セグメント
                  連結財務諸表
       プロフェッショ
                調整額   計上額
          プラット
       ナルサービス       計
                   (注)1
          フォーム事業
        事業
  売上高
   外部顧客への売上高      2,855,092   134,170  2,989,263    ―  2,989,263
   セグメント間の内部
         ―  20,710   20,710  △20,710    ―
   売上高又は振替高
    計    2,855,092   154,881  3,009,973   △20,710  2,989,263
  セグメント利益      259,523   10,768   270,291    ―  270,291
  セグメント資産      1,790,909   101,524  1,892,433    ―  1,892,433
  その他の項目
   減価償却費       21,640    ―  21,640    ―  21,640
   有形固定資産及び
        25,411    ―  25,411    ―  25,411
   無形固定資産の増加額
  (注) 1.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
                  (単位:千円)
          報告セグメント
                  連結財務諸表
       プロフェッショ
                調整額   計上額
          プラット
       ナルサービス       計
                   (注)1
          フォーム事業
        事業
  売上高
   外部顧客への売上高      3,654,760   135,880  3,790,640    ―  3,790,640
   セグメント間の内部
        12,920   25,554   38,474  △38,474    ―
   売上高又は振替高
    計    3,667,680   161,435  3,829,115   △38,474  3,790,640
  セグメント利益又は損失
        311,987   △4,197  307,789    ―  307,789
  (△)
  セグメント資産      2,394,120   57,855  2,451,976    ―  2,451,976
  その他の項目
   減価償却費       23,534    ―  23,534    ―  23,534
   のれん償却額       4,387   ―  4,387   ―  4,387
   持分法投資損失(△)      △7,669   ―  △7,669   ―  △7,669
  持分法適用会社への投資額      20,330    ―  20,330    ―  20,330
   有形固定資産及び
        28,732   24,703   53,436    ―  53,436
   無形固定資産の増加額
  (注) 1.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
   2.プラットフォーム事業の有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、プラットフォーム事業における新規
   サービス関連のソフトウェア仮勘定であります。
  【関連情報】

  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
  1 製品及びサービスごとの情報
  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
  2 地域ごとの情報

  (1) 売上高
   本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
  (2) 有形固定資産

   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
  3 主要な顧客ごとの情報

                  (単位:千円)
   顧客の名称又は氏名        売上高     関連するセグメント名
  DIC株式会社            419,695  プロフェッショナルサービス事業
  JR東日本コンサルタンツ株式会社           370,170  プロフェッショナルサービス事業
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  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
  1 製品及びサービスごとの情報
  セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
  2 地域ごとの情報

  (1) 売上高
   本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
  (2) 有形固定資産

   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
  3 主要な顧客ごとの情報

                  (単位:千円)
   顧客の名称又は氏名        売上高     関連するセグメント名
  キリンホールディングス株式会社           414,840  プロフェッショナルサービス事業
  DIC株式会社           372,719  プロフェッショナルサービス事業
  【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

   該当事項はありません。
  【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
   該当事項はありません。
  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

                  (単位:千円)
        報告セグメント
                  連結財務諸表
        プラット
     プロフェッショ
               全社・消去
                  計上額
     ナルサービス
        フォーム    計
      事業
         事業
  当期償却額     4,387    ―   4,387    ―   4,387
  当期末残高     83,366    ―   83,366    ―   83,366
  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

   該当事項はありません。
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  【関連当事者情報】
 1 関連当事者との取引
  (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
  (ア)連結財務諸表提出会社の主要株主が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社等
  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
          議決権等

       資本金又
   会社等の名称      事業の内容  の所有 関連当事者    取引金額    期末残高
  種類    所在地  は出資金       取引の内容    科目
   又は氏名      又は職業  (被所有)  との関係    (千円)    (千円)
       (千円)
          割合(%)
         ソフトウェ
   クレスコ・
  主要株       ア開発及び     プロジェク
   イ ー ・ ソ
           ―
  主の子    東京都港区    組込型ソフ   外注先  トにおける    買掛金
       200,000         228,767    19,028
   リューション
  会社       トウェア開     業務の委託
   ㈱
         発
  (注) 1.上記金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておりません。
   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1) プロジェクトにおける業務の委託については、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件で行っており
    ます。
  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

          議決権等

       資本金又
   会社等の名称      事業の内容  の所有 関連当事者    取引金額    期末残高
  種類    所在地  は出資金       取引の内容    科目
   又は氏名      又は職業  (被所有)  との関係    (千円)    (千円)
       (千円)
          割合(%)
         ソフトウェ
   クレスコ・
  主要株       ア開発及び     プロジェク
   イ ー ・ ソ
           ―
  主の子    東京都港区    組込型ソフ   外注先  トにおける    買掛金
       200,000         95,361    9,611
   リューション
  会社       トウェア開     業務の委託
   ㈱
         発
  (注) 1.上記金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておりません。
   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1) プロジェクトにおける業務の委託については、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件で行っており
    ます。
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  (イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
  前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
           議決権等

       資本金又
   会社等の名称      事業の内容  の所有 関連当事者    取引金額    期末残高
  種類    所在地 は出資金       取引の内容    科目
   又は氏名     又は職業  (被所有)  との関係    (千円)    (千円)
       (千円)
           割合(%)
              ストック・
        当社  (被所有)
              オプション
   樺島 弘明    ―             ―
  役員    ―   代表取締役  直接  ―    50,880  ―
              の権利行使
        社長   15.2
              (注)2
              ストック・
           (被所有)
        当社      オプション
   李成一     ―             ―
  役員    ―     直接  ―    11,880  ―
        取締役副社長      の権利行使
           8.2
              (注)2
              ストック・
           (被所有)
        当社      オプション
   高麗 貴志    ―             ―
  役員    ―     直接  ―    11,650  ―
        取締役      の権利行使
           1.8
              (注)2
  (注) 1.上記金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておりません。
   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1) 2013年12月24日及び2014年12月24日開催の臨時株主総会決議により、会社法第236条、第238条及び第239
    条の規定に基づき付与されたストック・オプションの当連結会計年度における権利行使を記載しておりま
    す。なお、「取引金額」欄は、当連結会計年度におけるストック・オプションの権利行使による付与株式
    数に行使時の払込金額を乗じた金額を記載しております。
  当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)

           議決権等

       資本金又
   会社等の名称      事業の内容  の所有 関連当事者    取引金額    期末残高
  種類    所在地 は出資金       取引の内容    科目
   又は氏名     又は職業  (被所有)  との関係    (千円)    (千円)
       (千円)
           割合(%)
              ストック・
        当社  (被所有)
              オプション
   樺島 弘明    ―
  役員    ―   代表取締役  直接  ―    11,870  ―   ―
              の権利行使
        社長   14.2
              (注)2
              ストック・
           (被所有)
        当社      オプション
   吉田 悦章    ―
  役員    ―     直接  ―    10,800  ―   ―
        取締役      の権利行使
           1.6
              (注)2
  (注) 1.上記金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておりません。
   2.取引条件及び取引条件の決定方針等
   (1) 2013年12月24日及び2014年12月24日開催の臨時株主総会決議により、会社法第236条、第238条及び第239
    条の規定に基づき付与されたストック・オプションの当連結会計年度における権利行使を記載しておりま
    す。なお、「取引金額」欄は、当連結会計年度におけるストック・オプションの権利行使による付与株式
    数に行使時の払込金額を乗じた金額を記載しております。
 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

  該当事項はありません。
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  (1株当たり情報)
          前連結会計年度       当連結会計年度

          (自 2018年1月1日       (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
  1株当たり純資産額            330.69円       367.54円
  1株当たり当期純利益金額            47.17円       49.29円

  潜在株式調整後
             41.63円       45.64円
  1株当たり当期純利益金額
  (注) 1.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
             前連結会計年度     当連結会計年度

            (自  2018年1月1日    (自  2019年1月1日
      項目
             至  2018年12月31日)    至  2019年12月31日)
  1株当たり当期純利益金額
   親会社株主に帰属する当期純利益(千円)              184,777     201,744

   普通株主に帰属しない金額(千円)              ―     ―

   普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)              184,777     201,744

   普通株式の期中平均株式数(株)             3,916,977     4,093,279

  潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

   親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)              ―     ―

   普通株式増加数(株)              521,370     327,163

  (うち新株予約権(株))              521,370     327,163

  希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期

                ―     ―
  純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要
   2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

             前連結会計年度     当連結会計年度

      項目
             (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  純資産の部の合計額(千円)              1,346,171     1,503,633
  純資産の部の合計額から控除する金額(千円)               ―     ―

  普通株式に係る期末の純資産額(千円)              1,346,171     1,503,633

  1株当たり純資産額の算定に用いられた
               4,070,800     4,091,100
  期末の普通株式の数(株)
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  (重要な後発事象)
  取得による企業結合
  1.企業結合の概要
  当社は、2020年1月23日開催の取締役会において、株式会社イオトイジャパンの株式取得及び同社が実施する第三
  者割当増資を引き受けることを決議いたしました。なお、2020年1月31日に増資払込を完了するとともに同社の発
  行する株式の半数を取得し、同社をを連結子会社化いたしました。
  (1)被取得企業の名称及び事業の内容

   名称  :株式会社イオトイジャパン
   事業内容:  IoT を活用したビジネスを新規に検討したい企業に、その都度のニーズに合わせたソリューションを
     提供できる企業の紹介
     IoT を活用したビジネスの事業化のコンサルティング
     ビジネスの  PoC で留まっている案件の事業化を推進する事業リノベーション
  (2)企業結合を行った主な理由

   当社はこれまで、戦略から実行支援までのコンサルティングサービスを提供しており、企業のデジタルトラン
  スフォーメーションや新規事業開発・事業再生等においても、ビジネスのニーズとそれを実現するテクノロジー
  活用に向けた包括的なサービスを提供してまいりました。
   一方、イオトイジャパンは、IoTのビジネス化検討初期段階に特化した、IoTビジネスを実現したい「製品・
  サービス開発企業」とIoT初期検討に必要な「技術・ソリューション提供会社」とが出会うオープンイノベーショ
  ンの“場”の提供を目的に2017年に設立され、事業領域は製造、流通、交通、医療、など多岐にわたり様々な案
  件に対応したサービス提供実績を有しています。
   2019年12月20日より当社とイオトイジャパンはIoTのビジネス化支援で業務提携を進めてまいりましたが、マー
  ケットからも大きな反応をいただき、また具体的な取り組みを進める中で両社サービスの融合をより密な関係で
  推進することが必要であるという判断から、この度の同社の株式取得に至りました。
   昨今ビジネスを取り巻く環境はめまぐるしく変化をしており、企業は顧客の期待や市場の変化に素早く適応し
  ていくことを求められています。当社の新規事業開発コンサルティングサービスにおいても「正確だが遅い判断
  から、迅速で常に軌道修正する判断」の提供をミッションに拡大を続けております。一方で、現在の新規事業開
  発においてはテクノロジーの活用が必須である中、日々新しい技術や解釈、事例が発表され企業にとってどのよ
  うな技術を採用するべきか、どの企業とパートナーを組むべきかなどの目利きが困難になってきていることも事
  実です。
   当社は企業の現在であるIT/業務の構築や運用、変革に深く関わってきており、また先進テクノロジーへの深い
  理解を保有しています。イオトイジャパンはテクノロジー企業の目利きと実現プロセスの支援に深い見識を保有
  しています。この度の資本提携により、両社の強みとサービスを組み合わせることで、これまで以上に企業の新
  規事業企画から実行までの迅速性を高め、変化の激しい時代に即したサービス提供の実現を目指してまいりま
  す。
  (3)企業結合日

   2020年1月31日
  (4)企業結合の法的形式

   株式取得
  (5)結合後企業の名称

   変更ありません。
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  (6)取得した議決権比率
   75%
  (7)取得企業を決定するに至った主な根拠

   当社が現金を対価として株式を取得したことによります。
  2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

   取得の対価    現金    60,000千円
   取得原価        60,000千円
  3.主要な取得関連費用の内容及び金額

   該当事項はありません。
  4.発生するのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

   現時点では確定しておりません。
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  自己株式の取得
  当社は、2020年2月7日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法
  第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議し、自己株式の取得を実施いたしました。
  1.自己株式の取得を行う理由

   将来における経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、資本効率の向上を
   図るため、自己株式の取得を行うものです       。
  2.取得の内容

   (1)取得する株式の種類   当社普通株式
   (2)取得する株式の総数   68,000株(上限)
                  (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 1.61%)
   (3)取得価額の総額     126,004,000円(上限)
   (4)取得日         2020年2月10日
   (5)取得の方法       東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付
  3.取得の結果

   (1)取得した株式の総数   60,000株
   (2)取得価額の総額     111,180,000円
   (3)取得日         2020年2月10日
   なお、当該決議による自己株式の取得は、2020年2月10日をもって終了しております。
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  ⑤ 【連結附属明細表】
  【借入金等明細表】
        当期首残高   当期末残高   平均利率

    区分              返済期限
        (千円)   (千円)   (%)
  短期借入金         ―   ―   ―  ―
  1年以内に返済予定の長期借入金        15,996   36,170    1.36   ―

  1年以内に返済予定のリース債務         ―   ―   ―  ―

                 2021年1月1日~
  長期借入金(1年以内に返済予定
         30,679   52,495    1.19
  のものを除く)
                 2023年4月30日
  リース債務(1年以内に返済予定
          ―   ―   ―  ―
  のものを除く)
  その他有利子負債         ―   ―   ―  ―
    合計     46,675   88,665    ―  ―

  (注) 1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
   2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における1年ごとの返済予定額の総額
       1年超2年以内    2年超3年以内    3年超4年以内    4年超5年以内

     区分
        (千円)    (千円)    (千円)    (千円)
    長期借入金     35,691    13,508    3,296    ―
  【資産除去債務明細表】

   当連結会計年度期首および当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首および当
   連結会計年度末における負債純資産合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定に
   より記載を省略しております。
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  (2) 【その他】
  当連結会計年度における四半期情報等
   (累計期間)    第1四半期    第2四半期    第3四半期   当連結会計年度

  売上高    (千円)   860,401   1,630,837    2,514,545    3,790,640

  税金等調整前四半期
     (千円)   115,847    137,531    208,118    298,087
  (当期)純利益金額
  親会社株主に帰属
  する四半期(当期)    (千円)    76,475    89,039   128,171    201,744
  純利益金額
  1株当たり四半期
      (円)    18.74    21.77    31.29    49.29
  (当期)純利益金額
   (会計期間)    第1四半期    第2四半期    第3四半期    第4四半期

  1株当たり
      (円)    18.74    3.06    9.53   18.00
  四半期純利益金額
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 2 【財務諸表等】
  (1) 【財務諸表】
  ① 【貸借対照表】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  資産の部
  流動資産
   現金及び預金           1,223,698     1,216,902
   電子記録債権            45,439     74,279
             ※1 318,459    ※1 406,403
   売掛金
   仕掛品            50,505     43,220
   前払費用            18,628     24,595
              ※1 16,266    ※1 25,802
   立替金
              ※1 5,339    ※1 34,599
   その他
   流動資産合計           1,678,338     1,825,803
  固定資産
   有形固定資産
   建物           11,411     16,558
              24,209     25,396
   工具、器具及び備品
   有形固定資産合計           35,621     41,955
   無形固定資産
   ソフトウエア           11,439     7,384
               ―    24,703
   ソフトウエア仮勘定
   無形固定資産合計           11,439     32,088
   投資その他の資産
   関係会社株式           33,285     191,285
   敷金及び保証金           39,589     39,715
   繰延税金資産           38,088     49,542
               349     5,473
   その他
   投資その他の資産合計           111,312     286,017
   固定資産合計            158,372     360,060
  資産合計            1,836,711     2,185,864
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                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  負債の部
  流動負債
             ※1 150,059    ※1 199,125
   買掛金
   1年内償還予定の社債            5,000      ―
                   ※2 15,996
   1年内返済予定の長期借入金            15,996
   賞与引当金            56,888     85,866
   役員賞与引当金            ―     4,424
             ※1 102,906    ※1 125,188
   未払金
   未払費用            23,957     36,173
   未払法人税等            54,016     84,455
   未払消費税等            36,078     57,121
              10,607     7,739
   その他
   流動負債合計            455,511     616,091
  固定負債
                   ※2 14,683
              30,679
   長期借入金
   固定負債合計            30,679     14,683
  負債合計            486,190     630,774
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                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
  純資産の部
  株主資本
   資本金            496,760     516,510
   資本剰余金
   資本準備金           421,760     441,510
               5,324     5,324
   その他資本剰余金
   資本剰余金合計           427,085     446,835
   利益剰余金
   その他利益剰余金
              426,674     675,483
    繰越利益剰余金
   利益剰余金合計           426,674     675,483
   自己株式            ―    △83,738
   株主資本合計           1,350,520     1,555,090
  純資産合計            1,350,520     1,555,090
  負債純資産合計            1,836,711     2,185,864
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  ② 【損益計算書】
                   (単位:千円)
            前事業年度     当事業年度
            (自 2018年1月1日     (自 2019年1月1日
            至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
              2,855,092     3,325,957
  売上高
             ※1 1,811,067    ※1 2,025,256
  売上原価
  売上総利益            1,044,025     1,300,701
             ※1,※2 814,051    ※1,※2 997,743
  販売費及び一般管理費
  営業利益             229,973     302,957
  営業外収益
              ※1 4,128     ※1 10
  受取利息
              ※1 45,600    ※1 50,800
  業務受託料
               2,325      378
  その他
  営業外収益合計            52,054     51,188
  営業外費用
  支払利息             921     651
  社債利息             108     12
  貸倒引当金繰入額            13,474      ―
  自己株式取得費用             ―     544
               216     150
  その他
  営業外費用合計            14,721     1,359
  経常利益             267,306     352,787
  税引前当期純利益             267,306     352,787
  法人税、住民税及び事業税
              79,501     115,433
               6,270     △11,453
  法人税等調整額
  法人税等合計             85,772     103,979
  当期純利益             181,534     248,808
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  【売上原価明細書】
          前事業年度      当事業年度

         (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
          至 2018年12月31日)      至 2019年12月31日)
       注記      構成比      構成比
    区分     金額(千円)      金額(千円)
       番号      (%)      (%)
  Ⅰ 労務費         814,506   44.7    973,315   47.6
           1,009,644       1,069,359

  Ⅱ 経費      ※1      55.3      52.4
    当期総製造費用            100.0      100.0

          1,824,150      2,042,675
    期首仕掛品たな卸高         37,423      50,505

    合計       1,861,573      2,093,181

    期末仕掛品たな卸高         50,505      43,220

            ―      24,703

    他勘定振替高
    当期製品製造原価         1,811,067      2,025,256

    売上原価

          1,811,067      2,025,256
  (注)  ※1  主な内訳は、次のとおりであります。

      項目     前事業年度(千円)      当事業年度(千円)
   外注費          873,513      908,373

   (原価計算の方法)

   当社の原価計算は、プロジェクト別の個別原価計算によっております。
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  ③ 【株主資本等変動計算書】
  前事業年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
               (単位:千円)
           株主資本
            資本剰余金
      資本金
         資本準備金   その他資本剰余金   資本剰余金合計
  当期首残高     440,710   365,710   5,324   371,035

  当期変動額
  新株の発行     56,050   56,050    ―   56,050
  当期純利益      ―   ―   ―   ―
  自己株式の取得      ―   ―   ―   ―
  当期変動額合計      56,050   56,050    ―   56,050
  当期末残高     496,760   421,760   5,324   427,085
           株主資本

       利益剰余金
                   純資産合計
     その他利益剰余金       自己株式   株主資本合計
         利益剰余金合計
      繰越利益剰余金
  当期首残高     245,140   245,140    ―  1,056,886   1,056,886
  当期変動額
  新株の発行      ―   ―   ―  112,100   112,100
  当期純利益     181,534   181,534    ―  181,534   181,534
  自己株式の取得      ―   ―   ―   ―   ―
  当期変動額合計     181,534   181,534    ―  293,634   293,634
  当期末残高     426,674   426,674    ―  1,350,520   1,350,520
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  当事業年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
               (単位:千円)
           株主資本
            資本剰余金
      資本金
         資本準備金   その他資本剰余金   資本剰余金合計
  当期首残高     496,760   421,760   5,324   427,085

  当期変動額
  新株の発行     19,750   19,750    ―   19,750
  当期純利益      ―   ―   ―   ―
  自己株式の取得      ―   ―   ―   ―
  当期変動額合計      19,750   19,750    ―   19,750
  当期末残高     516,510   441,510   5,324   446,835
           株主資本

       利益剰余金
                   純資産合計
     その他利益剰余金       自己株式   株主資本合計
         利益剰余金合計
      繰越利益剰余金
  当期首残高     426,674   426,674    ―  1,350,520   1,350,520
  当期変動額
  新株の発行      ―   ―   ―   39,500   39,500
  当期純利益     248,808   248,808    ―  248,808   248,808
  自己株式の取得      ―   ―  △83,738   △83,738   △83,738
  当期変動額合計     248,808   248,808   △83,738   204,569   204,569
  当期末残高     675,483   675,483   △83,738   1,555,090   1,555,090
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  【注記事項】
  (重要な会計方針)
  (1) 資産の評価基準及び評価方法
  ① 有価証券
   ・関係会社株式 移動平均法による原価法
  ② たな卸資産
   ・仕掛品 個別法による原価法
     (貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
  (2) 固定資産の減価償却の方法

  ① 有形固定資産
   定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、
   定額法を採用しております。
   なお、取得価額が10万円以上20万円未満の減価償却資産については、3年間で均等償却しております。
   また、主な耐用年数は以下のとおりであります。
    建物          8~18年
    工具、器具及び備品   3~15年
  ② 無形固定資産
   定額法を採用しております。
   なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっており
   ます。
  (3) 引当金の計上基準

  ① 貸倒引当金
   債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権
   については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
  ② 受注損失引当金
   受注契約に係る将来損失に備えるため、当事業年度末における手持受注案件のうち、損失発生の可能性が高
   く、かつその金額を合理的に見積もることが可能な案件の損失見積額を受注損失引当金として計上し、対応す
   る仕掛品と相殺して表示しております。
  ③ 賞与引当金
   従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき当事業年度に見合う分を計上しております。
  ④ 役員賞与引当金
   取締役に対する賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき当事業年度に見合う分を計上しております。
  (4) その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

   消費税等の会計処理
   消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
   連結納税制度の適用
   連結納税制度を適用しております。
  (表示方法の変更)

   (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改訂」の適用)
   「『税効果会計に係る会計基準』の一部改訂」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当事業年度の
  期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
   この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」31,525千円は、「投資その他
  の資産」の「繰延税金資産」38,088千円に含めて表示しております。
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  (貸借対照表関係)
 ※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
           前事業年度      当事業年度

           (2018年12月31日)      (2019年12月31日)
   短期金銭債権         13,898千円      35,361千円
            25,795 〃     43,429 〃
   短期金銭債務
 ※2  コミットメントライン

  当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行とコミットメントライン契約を締結しております。これ
  らの契約に基づく当事業年度末の借入未実行残高は次の通りであります。
            前事業年度     当事業年度

           (2018年12月31日)     (2019年12月31日)
   コミットメントラインの総額           ―千円    200,000 千円
   借入実行残高           ―千円     ―千円
   差引額           ―千円    200,000 千円
  (損益計算書関係)

 ※1 関係会社との取引高
           前事業年度

                 当事業年度
          (自  2018年1月1日
                 (自 2019年1月1日
           至  2018年12月31日)     至 2019年12月31日)
   営業取引による取引高
    売上高          ―千円     12,920千円
            96,559 〃     93,973 〃
    仕入高
            52,717 〃     52,000 〃
   営業取引以外による取引高
 ※2 販売費に属する費用のおおよその割合は、前事業年度0.6%、当事業年度1.1%、一般管理費に属する費用のおお

  よその割合は、前事業年度99.4%、当事業年度98.9%であります。
  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
           前事業年度

                 当事業年度
          (自  2018年1月1日
                 (自 2019年1月1日
           至  2018年12月31日)     至 2019年12月31日)
   役員報酬         74,160 千円     90,136 千円
   給与手当         351,685  〃     403,957  〃
   賞与引当金繰入額         23,371  〃     38,206  〃
   減価償却費         5,847  〃     6,984  〃
   役員賞与引当金繰入額          ―〃     4,424 〃
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  (有価証券関係)
  前事業年度(2018年12月31日)
  子会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式の時価を記載し
  ておりません。
  なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式の貸借対照表計上額は以下のとおりです。
          (単位:千円)
     区分    2018年12月31日
   子会社株式         33,285
     計       33,285
  当事業年度(2019年12月31日)

  子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株
  式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。
  なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は以下の
  とおりです。
          (単位:千円)
     区分    2019年12月31日
   子会社株式         163,285
   関連会社株式         28,000
     計       191,285
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  (税効果会計関係)
 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
              前事業年度    当事業年度

             (2018年12月31日)    (2019年12月31日)
  繰延税金資産
   賞与引当金            19,686千円    29,701千円
               4,254 〃   7,750 〃
   未払事業税
               6,528 〃   8,840 〃
   未払費用
               2,523 〃   2,789 〃
   敷金償却
               102,125  〃  102,125  〃
   投資有価証券評価損
               6,562 〃   1,312 〃
   減損損失
               ― 〃   10,100 〃
   子会社株式取得費用
               1,104 〃   1,986 〃
   その他
  繰延税金資産小計
               142,786千円    164,606千円
              △104,697  〃  △115,064  〃
  評価性引当額
  繰延税金資産合計            38,088千円    49,542千円
 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった

  主要な項目別の内訳
  前事業年度及び当事業年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異が法定実効税率の100

  分の5以下であるため、注記を省略しております。
  (企業結合等関係)

  取得による企業結合
   「第5 経理の状況 1   連結財務諸表等(1)連結財務諸表 「注記事項(企業結合等関係)」に同一の内容を
  記載しているため、注記を省略しております。
  (重要な後発事象)

   「第5 経理の状況 1   連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記
  載しているため、注記を省略しております       。
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  ④ 【附属明細表】
  【有形固定資産等明細表】
                  (単位:千円)
                   減価償却
  区分   資産の種類   当期首残高  当期増加額  当期減少額  当期償却額  当期末残高
                   累計額
  有形固定資産   建物     11,411  7,038   ―  1,892  16,558  10,852
    工具、器具及び備品     24,209  18,519   114  17,218  25,396  76,812

      計   35,621  25,558   114  19,110  41,955  87,665

    ソフトウェア     11,439   ―  ―  4,054  7,384   ―

  無形固定資産
    ソフトウェア仮勘定     ― 24,703   ―  ― 24,703   ―

      計   11,439  24,703   ―  4,054  32,088   ―

  (注) 1.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
   建物     増床工事費用         7,038千円
   工具、器具及び備品     増床工事費用         8,766千円
        自社利用のノートパソコン46台         9,752千円
        新規サービス関連で利用を予定している
   ソフトウェア仮勘定              24,703千円
        ソフトウェア仮勘定
  【引当金明細表】

                  (単位:千円)
   科目    当期首残高    当期増加額    当期減少額    当期末残高
  賞与引当金       56,888    85,866    56,888    85,866

  役員賞与引当金        ―   4,424    ―   4,424

  (2) 【主な資産及び負債の内容】

  連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
  (3) 【その他】

  該当事項はありません。
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 第6 【提出会社の株式事務の概要】
  事業年度     毎年1月1日から毎年12月31日まで

  定時株主総会     毎年3月

  基準日     毎年12月31日

  剰余金の配当の基準日     毎年6月30日、毎年12月31日

  1単元の株式数     100株

  単元未満株式の買取り

    取扱場所     東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部

    株主名簿管理人     東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社

    取次所     三井住友信託銀行株式会社 全国各支店(注)

    買取手数料     株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額

      当社の公告方法は、電子公告としております。
      ただし、事故その他やむを得ない事由により電子公告をすることができないときは、
      日本経済新聞に掲載しております。
  公告掲載方法
      当社の公告掲載URLは次のとおりであります。
      https://lt-s.jp/
  株主に対する特典     該当事項はありません。
  (注) 当社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない旨、
   定款に定めております。
   (1) 会社法第189条第2項各号に掲げる権利
   (2) 取得請求権付株式の取得を請求する権利
   (3) 募集株式又は募集新株予約権の割当てを受ける権利
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 第7 【提出会社の参考情報】
 1 【提出会社の親会社等の情報】

  該当事項はありません。
 2 【その他の参考情報】

  当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
  (1) 有価証券報告書及びその添付書類並びに確認書

  事業年度 第17期(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) 2019年3月27日関東財務局長に提出。
  (2) 内部統制報告書及びその添付書類

  2019年3月27日関東財務局長に提出。
  (3) 四半期報告書及び確認書

  第18期第1四半期(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) 2019年5月15日関東財務局長に提出。
  第18期第2四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日) 2019年8月9日関東財務局長に提出。
  第18期第3四半期(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日) 2019年11月14日関東財務局長に提出。
  (4) 臨時報告書

  企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)の規定に基
  づく臨時報告書 2019年3月27日 関東財務局長に提出。
  (5) 自己株券買付状況報告書

  金融商品取引法第24条の6第1項に基づく自己株式の取得における自己株券買付状況報告書(報告期間 自 
  2019年11月1日 至 2019年11月30日) 2019年12月3日 関東財務局長に提出。
  金融商品取引法第24条の6第1項に基づく自己株式の取得における自己株券買付状況報告書(報告期間 自 
  2019年12月1日 至 2019年12月31日) 2020年1月7日 関東財務局長に提出。
  金融商品取引法第24条の6第1項に基づく自己株式の取得における自己株券買付状況報告書(報告期間 自 
  2020年2月1日 至 2020年2月29日) 2020年3月3日 関東財務局長に提出。
  (6)有価証券報告書の訂正報告書及び確認書

  事業年度(第16期)(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) 2019年3月19日関東財務局長に提出。
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 第二部  【提出会社の保証会社等の情報】
  該当事項はありません。

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         独立監査人の監査報告書
                   2020年3月18日

 株式会社エル・ティー・エス

  取締役会 御中
         有限責任監査法人トーマツ

         指定有限責任社員

               郷 右 近  隆  也
             公認会計士       ㊞
         業務執行社員
         指定有限責任社員

             公認会計士   齋  藤     映     ㊞
         業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて

 いる株式会社エル・ティー・エスの2019年1月1日から2019年12月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわ
 ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計
 算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
 連結財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
 に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
 めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
 ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
 基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
 策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
 当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
 される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
 ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
 内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
 積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株
 式会社エル・ティー・エス及び連結子会社の2019年12月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度
 の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以  上
  (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
   会社)が別途保管しております。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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                  株式会社エル・ティー・エス(E33588)
                      有価証券報告書
         独立監査人の監査報告書
                   2020年3月18日

 株式会社エル・ティー・エス
  取締役会 御中
         有限責任監査法人トーマツ

         指定有限責任社員

               郷 右 近  隆  也
             公認会計士       ㊞
         業務執行社員
         指定有限責任社員

             公認会計士   齋  藤     映     ㊞
         業務執行社員
  当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて

 いる株式会社エル・ティー・エスの2019年1月1日から2019年12月31日までの第18期事業年度の財務諸表、すなわち、
 貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行っ
 た。
 財務諸表に対する経営者の責任

  経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
 示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
 者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
 監査人の責任

  当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
 にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
 は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
 これに基づき監査を実施することを求めている。
  監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
 査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
 財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
 実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
 討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
 含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
  当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
 監査意見

  当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会
 社エル・ティー・エスの2019年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要
 な点において適正に表示しているものと認める。
 利害関係

  会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
                    以  上
  (注) 1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出

   会社)が別途保管しております。
   2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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2024年4月16日

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2023年2月15日

2023年1月より一部報告書の通知、表示が旧社名で通知、表示される現象が発生しておりました。対応を行い現在は解消しております。

2023年2月15日

メール通知設定可能件数を15件から25件に変更しました。

2023年1月7日

2023年分の情報が更新されない問題、解消しました。

2023年1月6日

2023年分より情報が更新されない状態となっております。原因調査中です。

2022年4月25日

社名の変更履歴が表示されるようになりました

2020年12月21日

新規上場の通知機能を追加しました。Myページにて通知の設定が行えます。

2020年9月22日

企業・投資家の個別ページに掲載情報を追加しました。また、併せて細かい改修を行いました。

2019年3月22日

2019年4月より、5年より前の報告書については登録会員さまのみへのご提供と変更させていただきます。

2017年10月31日

キーワードに関する報告書の検出処理を改善いたしました。これまで表示されていなかった一部の報告書にも「増加」「減少」が表示されるようになっりました。

2017年2月12日

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2017年1月23日

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