株式会社エイジア 四半期報告書 第25期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年2月14日
【四半期会計期間】 第25期第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
【会社名】 株式会社エイジア
【英訳名】 AZIA CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 美濃 和男
【本店の所在の場所】 東京都品川区西五反田七丁目20番9号
【電話番号】 03(6672)6788
【事務連絡者氏名】 経営企画室長 藤田 雅志
【最寄りの連絡場所】 東京都品川区西五反田七丁目20番9号
【電話番号】 03(6672)6788
【事務連絡者氏名】 経営企画室長 藤田 雅志
【縦覧に供する場所】 株式会社 東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第24期 第25期
回次 第3四半期 第3四半期 第24期
連結累計期間 連結累計期間
自2018年4月1日 自2019年4月1日 自2018年4月1日
会計期間
至2018年12月31日 至2019年12月31日 至2019年3月31日
(千円) 1,230,319 1,369,921 1,703,758
売上高
(千円) 245,598 330,954 370,407
経常利益
親会社株主に帰属する四半期(当
(千円) 158,694 224,855 129,827
期)純利益
(千円) 106,722 207,598 102,765
四半期包括利益又は包括利益
(千円) 1,367,643 1,496,635 1,364,856
純資産額
(千円) 1,600,155 1,805,862 1,688,113
総資産額
1株当たり四半期(当期)
(円) 39.27 56.81 32.29
純利益金額
潜在株式調整後1株当たり
(円) 39.25 - 32.28
四半期(当期)純利益金額
(%) 85.0 82.5 80.4
自己資本比率
営業活動による
(千円) 61,285 255,960 209,934
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △196,518 △185,193 △217,959
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △269,146 △80,297 △268,662
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の四半期末
(千円) 717,617 835,667 845,188
(期末)残高
第24期 第25期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2018年10月1日 自2019年10月1日
会計期間
至2018年12月31日 至2019年12月31日
14.99 24.47
1株当たり四半期純利益金額 (円)
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.当社は、株式付与ESOP信託を導入しており、当該信託が所有する当社株式を自己株式として処理してお
ります。そのため、1株当たり四半期(当期)純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純
利益金額の算定に用いられた普通株式の期末株式数及び期中平均株式数は、当該信託が所有する当社株式を
自己株式数に含めて算定しております。
4. 第25期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在
しないため記載しておりません。
2/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
2【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが営む事業の内容について、重要な変更はありません。また、
主要な関係会社における異動もありません。
3/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)におけるわが国の経済は、国際情勢の不安定さ
が増すなかで景気下振れリスクが懸念され、国内景気指数も悪化が懸念されました。当社グループの主力顧客であ
るEC事業者の市場環境は堅調に推移し、2018年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は18兆
円と前年比9.0%増加し、全ての商取引における、ECによる取引の割合を示す「EC化率」についても前年から0.43
ポイント上昇して6.22%となりました。(経済産業省「平成30年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基
盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より抜粋)
このような状況の下、当社グループの当第3四半期連結累計期間における事業状況は以下のとおりです。
当第3四半期連結累計期間は、以下の施策に重点的に取り組んでおります。
①第3四半期売上高として10期連続増収・ストック売上比率77.4%
当第3四半期連結累計期間は、売上高が1,369百万円(前期比11.3%増)となり10期連続で増収いたしまし
た。後述のとおりクラウドサービスが好調に推移し、大幅に伸長したことが主な要因です。しかしながら、第3
四半期連結会計期間でライセンス販売が例年と比べて大幅に増加したため、ストック売上比率は77.4%と若干低
下しましたが、いまだ高い水準が維持できております。
②営業利益が対前期比29.2%増・過去最高益を更新
当社は当第3四半期連結累計期間の営業利益が322百万円と前期比29.2%増加し、ほぼ計画通り着地し過去最
高益を更新いたしました。特にアプリケーション事業の成長によりコンサルティング事業やEC事業の損失分を吸
収し増益いたしました。
③クラウドサービス(ASP・SaaS) が前期比17.0%増と大幅に伸長・前期比増加額も過去最高
※1
クラウドサービスはいわゆるサブスクリプションモデルで安定的な成長が見込まれる収益基盤であり、当社が
長年強化をしてきたサービスです。当社のクラウドサービスは廉価プランである「ASP」と高価格帯プランであ
る「SaaS」に大きく分かれます。
当第3四半期連結累計期間では、ASP・SaaSともに月額の積上げが着実に実現できたこと、SaaSにおいて大型
案件が前倒しで進捗したことにより、ASP月額売上が前期比17.1%増、SaaS月額売上が前期比16.1%増、SaaS初
期売上が前期比24.3%増となりました。
クラウドサービスの前期比増加額も+118百万円と過去最高を記録しました。
(単位:千円)
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
638,345 693,512 811,637
クラウドサービス売上高
+74,092 +55,167 +118,125
前期比増減額
+13.1% +8.6% +17.0%
前期比増減率
これらの取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高1,369,921千円(前年同四半期比11.3%
増)、営業利益322,117千円(前年同四半期比29.2%増)、経常利益330,954千円(前年同四半期比34.8%増)、親会社
株主に帰属する四半期純利益224,855千円(前年同四半期比41.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
4/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(セグメントごとの経営成績)
①アプリケーション事業
当第3四半期連結累計期間においては、前述のとおり、クラウドサービスが前期比17.0%増となり大幅に伸長
いたしました。
一方、ライセンス販売は、通常期末に納品となる大型案件が多い状況の中で、前年同期は約35百万円の大型案
件が発生したことの反動がありましたが、当第3四半期連結会計期間に大型案件が発生したことによりキャッチ
アップし、ほぼ前期比横ばいで推移しました。
また、製品開発においては、主力のメール配信システム「WEBCAS e-mail」のメジャーバージョンアップ開発
に加え、LINEの料金プランが変更となることによりLINE公式アカウントを保有する企業はこれまでの一斉配信が
コスト的に大きく負担増となり、LINEユーザー毎の購買履歴や属性に応じて必要な人にだけ適切なメッセージを
配信するパーソナライズ配信の需要が高まることを見越し、パーソナライズLINEメッセージ配信システム
「WEBCAS taLk」の機能追加開発を推進してまいりました。
その結果、アプリケーション事業全体の売上高は1,051,683千円(前年同期比12.3%増)、売上高総利益率
71.5%(前年同期比3.8ポイント増)となりました。
②コンサルティング事業
子会社FUCAで推進してきた大型Web制作案件の受注が一巡しデザインサービスは前期比微増にとどまりまし
た。一方、メールコンテンツの定期案件がいくつか顧客都合により終了するなどしたため第2四半期に大きく減
少しましたが、その後の新規案件獲得へ向けた営業活動が奏功しメールコンテンツ制作サービスの減少をデザイ
ンサービスで補填することで減少幅を小さくできました。
その結果、コンサルティング事業全体の売上高は205,679千円(前年同期比8.6%減)、売上高総利益率11.7%
(前年同期比3.7ポイント減)となりました。
③オーダーメイド開発事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を推進するべく社内エンジニアリソースをアプリ
ケーション事業に集中させたため、今期も新規の受注活動を積極的には展開せず、利益率の高い案件を継続して
いく活動をいたしました。
その結果、オーダーメイド開発事業全体の売上高は10,177千円(前年同期比6.2%減)、売上高総利益率
38.3%(前年同期比21.3ポイント減)となりました。
④EC事業
当該セグメントは、アプリケーション事業における製品開発を強化するため、EC事業のマーケティングノウハ
ウ吸収を目的にベビー服ECサイトを2018年9月1日に事業買収し新設した事業セグメントです。
当該事業は100%子会社「株式会社ままちゅ」が運営する自社ECサイト「べびちゅ」(https://babychu.jp/)
がセグメント対象となります。
当第3四半期連結累計期間においては、春物の繁忙期となる4月は順調に推移したものの、ゴールデンウィー
クの10連休がゴールデンウィーク後の消費に想定以上に影響したことや天候不良による影響、消費増税による買
い控えの影響により販売状況が振るいませんでした。
第3四半期連結累計期間としては、前期が2018年9月~12月の4ヶ月間であったのに対して当期は2019年4
月~12月の9ヶ月間となったため売上高の前期比は大幅に増加しております。
その結果、EC事業の売上高は102,380千円 (前年同期比76.8%増) 、売上高総利益率は40.9% (前年同期比2.1
ポイント増) となりました。
5/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
セグメント別売上高及び売上高総利益率
2019年3月期 2020年3月期
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
金額・利益率 構成比 金額・利益率 構成比
936,499 76.1 %
売上高(千円) 1,051,683 76.8 %
アプリケーション事業
67.7 % -
71.5 % -
売上高総利益率
225,075 18.3 %
売上高(千円) 205,679 15.0 %
コンサルティング事業
15.4 % -
11.7 % -
売上高総利益率
10,852 0.9%
売上高(千円) 10,177 0.7 %
オーダーメイド開発事業
59.6 % -
38.3 % -
売上高総利益率
57,892 4.7%
売上高(千円) 102,380 7.5 %
EC事業
38.8% -
40.9 % -
売上高総利益率
1,230,319 100.0%
売上高(千円) 1,369,921 100.0%
合計
56.7% -
60.0 % -
売上高総利益率
※1 クラウドサービス(ASP・SaaS)
ソフトウェア提供者(この場合、当社グループ)が管理するサーバー上で稼動しているソフトウェアを、ユー
ザー企業がインターネット経由でサービスとして利用する形態。ユーザー企業は、サーバー・ソフトウェアの管理
やライセンス費用の負担なく、毎月の使用料を支払うことで、比較的安価な利用が可能となります。
6/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて117,748千円増加し、1,805,862千円(前連
結会計年度末比7.0%増)となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ、その他流動資産(前払費用等)が27,056千円増加し、受取手形及び売掛金
が23,266千円、現金及び預金が9,820千円減少したことにより5,222千円減少いたしました。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ有形固定資産が4,923千円減少し、無形固定資産が59,099千円増加し、投
資その他の資産が68,795千円増加したことにより122,971千円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて14,029千円減少し、309,227千円(前連結
会計年度末比4.3%減)となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ未払法人税等が22,571千円減少したことにより19,381千円減少いたしまし
た。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ株主給付引当金が5,850千円増加したことにより5,351千円増加いたしまし
た。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ131,778千円増加し、1,496,635千円(前
連結会計年度末比9.7%増)となりました。これは、剰余金の配当80,588千円を行った一方で、主に親会社株主に帰
属する四半期純利益224,855千円を計上したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末
に比べて9,520千円減少し、835,667千円(前連結会計年度末比1.1%減)となりました。各キャッシュ・フローの状
況とそれらの主な発生要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、255,960千円(前年同四半期連結累計期間に
営業活動の結果得られた資金61,285千円)となりました。主な資金増加要因は、税金等調整前四半期純利益322,110
千円、減価償却費25,449千円によるものであり、主な資金減少要因は、法人税等の支払額110,538千円によるもの
であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果支払われた資金は、185,193千円(前年同四半期連結累計期間
に投資活動の結果支払われた資金196,518千円)となりました。主な資金減少要因は、投資有価証券の取得による支
出100,450千円、無形固定資産の取得による支出69,849千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果支払われた資金は、80,297千円(前年同四半期連結累計期間
に財務活動の結果支払われた資金269,146千円)となりました。資金減少要因は、配当金の支払額80,297千円による
ものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間末における研究開発費の総額は、33,575千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
3【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
7/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 18,504,000
計 18,504,000
②【発行済株式】
第3四半期会計期間末
上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
現在発行数(株)
種類 又は登録認可金融商品 内容
(2020年2月14日)
(2019年12月31日) 取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数
4,412,400 4,412,400
普通株式
市場第一部 100株
4,412,400 4,412,400 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年10月1日~
- 4,412,400 - 322,420 - 697
2019年12月31日
(5)【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
8/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年12月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 386,000 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 4,024,000 40,240 -
普通株式
一単元(100株)
2,400 -
単元未満株式 普通株式
未満の株式
4,412,400 - -
発行済株式総数
- 40,240 -
総株主の議決権
(注)「完全議決権株式(その他)」の欄には、株式付与ESOP信託が所有する当社株式68,800株(議決権の数688
個)が含まれており、 単元未満株式(84株)については、単元未満株式の欄に含まれております
②【自己株式等】
2019年12月31日現在
発行済株式総数
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
に対する所有株
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
式数の割合(%)
東京都品川区西五反田
386,000 - 386,000 8.75
株式会社エイジア
七丁目20番9号
- 386,000 - 386,000 8.75
計
(注)上記には、株式付与ESOP信託が保有する当社株式68,800株は含まれておりません。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
9/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府
令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、四半期連結財務諸表規則第5条の2第3項により、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりま
す。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019
年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸
表について 有限責任 あずさ監査法人 による四半期レビューを受けております。
10/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
758,666 748,846
現金及び預金
246,536 223,270
受取手形及び売掛金
11,627 10,350
商品及び製品
20,344 21,287
仕掛品
654 1,359
貯蔵品
86,521 86,959
預け金
44,532 71,589
その他
1,168,885 1,163,662
流動資産合計
固定資産
118,603 113,679
有形固定資産
無形固定資産
19,085 15,844
のれん
55,209 117,549
その他
74,294 133,394
無形固定資産合計
投資その他の資産
200,421 276,829
投資有価証券
80,107 79,617
繰延税金資産
45,801 38,679
その他
326,330 395,126
投資その他の資産合計
519,228 642,200
固定資産合計
1,688,113 1,805,862
資産合計
負債の部
流動負債
24,917 19,830
買掛金
59,071 36,500
未払法人税等
15,004 19,646
預り金
60,728 60,353
前受収益
26,080 21,556
賞与引当金
89,059 97,594
その他
274,862 255,480
流動負債合計
固定負債
26,830 32,681
株式給付引当金
9,613 6,765
長期前受収益
11,951 12,017
資産除去債務
- 2,283
株主優待引当金
48,395 53,746
固定負債合計
323,257 309,227
負債合計
11/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
322,420 322,420
資本金
366,572 366,572
資本剰余金
899,342 1,045,156
利益剰余金
△319,523 △316,336
自己株式
1,268,811 1,417,813
株主資本合計
その他の包括利益累計額
89,151 71,809
その他有価証券評価差額金
△530 -
為替換算調整勘定
88,620 71,809
その他の包括利益累計額合計
7,423 7,011
非支配株主持分
1,364,856 1,496,635
純資産合計
1,688,113 1,805,862
負債純資産合計
12/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1,230,319 1,369,921
売上高
532,369 532,621
売上原価
697,949 837,300
売上総利益
448,703 515,182
販売費及び一般管理費
249,246 322,117
営業利益
営業外収益
29 8
受取利息
678 1,141
受取配当金
- 1,253
持分法による投資利益
164 200
未払配当金除斥益
- 5,773
助成金収入
151 517
その他
1,024 8,894
営業外収益合計
営業外費用
554 -
為替差損
3,076 -
持分法による投資損失
1,041 57
その他
4,672 57
営業外費用合計
245,598 330,954
経常利益
特別損失
9,295 -
減損損失
20 -
固定資産除却損
1,822 -
投資有価証券評価損
- 4,014
関係会社株式売却損
- 4,829
株式報酬費用
11,138 8,844
特別損失合計
234,459 322,110
税金等調整前四半期純利益
65,954 89,557
法人税、住民税及び事業税
9,056 8,143
法人税等調整額
75,011 97,701
法人税等合計
159,448 224,409
四半期純利益
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
754 △446
に帰属する四半期純損失(△)
158,694 224,855
親会社株主に帰属する四半期純利益
13/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
159,448 224,409
四半期純利益
その他の包括利益
△53,005 △17,341
その他有価証券評価差額金
279 530
為替換算調整勘定
△52,726 △16,811
その他の包括利益合計
106,722 207,598
四半期包括利益
(内訳)
105,967 208,045
親会社株主に係る四半期包括利益
754 △447
非支配株主に係る四半期包括利益
14/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
234,459 322,110
税金等調整前四半期純利益
31,130 25,449
減価償却費
9,295 -
減損損失
2,750 3,240
のれん償却額
4,766 10,730
株式報酬費用
賞与引当金の増減額(△は減少) △21,484 △4,524
株主優待引当金の増減額(△は減少) - 2,283
△707 △1,149
受取利息及び受取配当金
株式給付引当金の増減額(△は減少) 8,703 9,037
- △5,773
助成金収入
持分法による投資損益(△は益) 3,076 △1,253
投資有価証券評価損益(△は益) 1,822 -
20 -
有形固定資産除却損
関係会社株式売却損益(△は益) - 4,014
売上債権の増減額(△は増加) △24,608 23,047
たな卸資産の増減額(△は増加) 3,880 △369
仕入債務の増減額(△は減少) 6,868 △5,107
その他の流動資産の増減額(△は増加) △15,727 △30,451
その他の固定資産の増減額(△は増加) △5,359 △190
その他の流動負債の増減額(△は減少) △36,676 11,265
その他の固定負債の増減額(△は減少) △4,006 △2,847
588 65
その他
198,793 359,576
小計
利息及び配当金の受取額 707 1,149
- 5,773
助成金の受取額
△138,215 △110,538
法人税等の支払額
61,285 255,960
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△40,190 △13,063
有形固定資産の取得による支出
△67,646 △69,849
無形固定資産の取得による支出
△33,000 -
事業譲受による支出
△55,803 △100,450
投資有価証券の取得による支出
△77 △1,033
差入保証金の差入による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
- △1,097
支出
200 300
その他
△196,518 △185,193
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△194,682 -
自己株式の取得による支出
△74,464 △80,297
配当金の支払額
△269,146 △80,297
財務活動によるキャッシュ・フロー
△70 10
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △404,449 △9,520
1,122,066 845,188
現金及び現金同等物の期首残高
※717,617 ※835,667
現金及び現金同等物の四半期末残高
15/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
【注記事項】
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記の
とおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
現金及び預金勘定 631,195千円 748,846千円
預け金 86,421 86,821
現金及び現金同等物 717,617 835,667
(株主資本等関係)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2018年5月23日
普通株式 74,678 18 2018年3月31日 2018年6月11日 利益剰余金
取締役会
(注)2018年5月23日取締役会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESO
P信託口)が保有する当社株式に対する配当金1,313千円が含まれております。
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、2018年8月16日開催の取締役会決議に基づき、自己株式70,000株を96,346千円で取得、同取締役
会決議に基づき、2018年9月14日に自己株式70,000株を消却しました。
また、2018年10月31日開催の取締役会決議に基づき、自己株式70,000株を97,114千円で取得、同取締役会
決議に基づき、2018年11月15日に自己株式70,000株を消却しました。
主にこれらの影響により、当第3四半期連結会計期間末における自己株式は456,657株、321,244千円とな
りました。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2019年5月22日
普通株式 80,588 20 2019年3月31日 2019年6月5日 利益剰余金
取締役会
(注)2019年5月22日取締役会決議による配当金の総額には、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESO
P信託口)が保有する当社株式に対する配当金1,425千円が含まれております。
16/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
アプリケー コンサルティ オーダーメイ
EC事業
ション事業 ング事業 ド開発事業
売上高
936,499 225,075 10,852 57,892 1,230,319
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は振替
- - - - -
高
936,499 225,075 10,852 57,892 1,230,319
計
セグメント利益又は損失(△) 434,220 9,248 4,420 △6,795 441,094
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 441,094
全社費用(注) △191,847
249,246
四半期連結損益計算書の営業利益
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第2四半期連結会計期間に連結子会社として株式会社ままちゅを新設し、2018年9月に当該子会社におい
て、ベビー服ECサイト「べびちゅ」の事業を譲り受けたことに伴い、報告セグメントに「EC事業」を追加し
ております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
「アプリケーション事業」において、収益性が低下し投資額の回収が見込めなくなったソフトウエアにつ
いて、回収可能価額をゼロと見積り、減損損失として計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、
当第3四半期連結累計期間においては、9,295千円であります。
17/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
合計
アプリケー コンサルティ オーダーメイ
EC事業
ション事業 ング事業 ド開発事業
売上高
1,051,683 205,679 10,177 102,380 1,369,921
外部顧客への売上高
セグメント間の内部売上高又は振替
- - - - -
高
1,051,683 205,679 10,177 102,380 1,369,921
計
セグメント利益又は損失(△) 531,568 △516 2,756 △9,190 524,618
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 524,618
全社費用(注) △202,500
322,117
四半期連結損益計算書の営業利益
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
該当事項はありません。
18/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
(1)1株当たり四半期純利益金額 39円27銭 56円81銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額
158,694 224,855
(千円)
普通株主に帰属しない金額 (千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純
158,694 224,855
利益金額 (千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,041,532 3,958,038
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 39円25銭 -
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) 1,556 -
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株
- -
式で、前連結会計年度末から重要な変動があったも
のの概要
(注)1.当社は、株式付与ESOP信託を導入しており、信託が所有する当社株式については、四半期連結財務諸表に
おいて自己株式として表示しております。そのため、1株当たり四半期純利益金額及び潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益金額の算定に用いられた普通株式の期中平均株式数については、信託が所有する当社株式を
自己株式数に含めて算定しております。なお、信託が所有する当社株式の期中平均株式数は、前第3四半期連
結累計期間72,637株、当第3四半期連結累計期間69,226株であります。
2.当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しない
ため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
19/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
20/21
EDINET提出書類
株式会社エイジア(E05513)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年2月13日
株式会社エイジア
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
山本 哲也 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
宮一 行男 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社エイジ
アの2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019年12月
31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわ
ち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書
及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社エイジア及び連結子会社の2019年12月31日現在の財政状態並
びに同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと
信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期
報告書提出会社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
21/21