株式会社安楽亭 四半期報告書 第42期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
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株式会社安楽亭(E03295)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年2月13日
【四半期会計期間】 第42期第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
【会社名】 株式会社安楽亭
【英訳名】 ANRAKUTEI Co.,Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 柳 先
【本店の所在の場所】 埼玉県さいたま市中央区上落合二丁目3番5号
【電話番号】 048-859-0555(代表)
【事務連絡者氏名】 財務経理部次長 長 江 貴 史
【最寄りの連絡場所】 埼玉県さいたま市中央区上落合二丁目3番5号
【電話番号】 048-859-0555(代表)
【事務連絡者氏名】 財務経理部次長 長 江 貴 史
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第41期 第42期
回次 第3四半期 第3四半期 第41期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日 自 2018年4月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日 至 2019年3月31日
売上高 (千円) 12,303,744 11,699,301 16,342,314
経常利益 (千円) 100,752 191,533 126,904
親会社株主に帰属する
四半期純利益
(千円) 42,245 38,701 △ 103,306
又は親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 21,672 74,349 △ 131,368
純資産額 (千円) 6,269,309 6,189,088 6,115,636
総資産額 (千円) 14,692,354 14,608,719 15,486,712
1株当たり四半期純利益
(円) 19.76 18.10 △ 48.31
又は1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益
自己資本比率 (%) 42.7 42.4 39.5
第41期 第42期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
1株当たり四半期純損失(△) (円) △ 10.00 △ 35.55
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第41期第3四半期連結累計期間及び第42期第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利
益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。第41期の潜在株式調整後1株当たり当期純
利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容に
ついて、重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は緩やかな回復基
調にあるものの、米中通商問題、英国EU離脱問題等による海外経済情勢の不安定性が見られ、依然として先行き不
透明な状況にて推移しました。
外食産業におきましては、消費者の根強い節約志向に加え、牛肉等の原材料価格の高止まり、人手不足に伴う人
件費の上昇等、コスト増加の傾向が続いており、さらに10月の大型台風等の天候不順が客足に影響を及ぼすことと
なり、厳しい経営環境が継続しました。
このような環境の下、当社グループは経営理念である「食を通じて地域社会の豊かな生活文化の向上に貢献す
る」に基づき、お客様の基本ニーズである「安全・安心」に徹底してこだわった「自然肉100%」、「無添加」の商
品提供を堅持するとともに、付加価値の高いメニューの開発や既存店舗の改装を推進し、お客様に満足いただける
店舗作りに注力してまいりました。また、お客様のニーズの多様化、高度化に対応すべく、食べ放題専門店等新た
な業態の開発にも積極的に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高116億99百万円(対前年同期比4.9%
減)、営業利益1億92百万円(対前年同期比61.5%増)、経常利益1億91百万円(対前年同期比90.1%増)、親会
社株主に帰属する四半期純利益38百万円(対前年同期比8.4%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 安楽亭業態
安楽亭業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は181店舗であります。内訳は直営131店舗、暖簾13店舗、
FC37店舗であります。
販売促進につきましては、10月にスマホアプリ(安楽亭アプリ)をリニューアルし、スタンプカードや誕生日
クーポン等特典を充実させ、お客様とのつながりを深めるツールとして機能を拡充しました。また、季節のイベ
ントとして、10月に「安楽亭×ハロウィン」、11月に「祝 七五三キャンペーン」、12月に「ヤキニクリスマ
ス」と銘打ってフェアを毎月開催し、お得なクーポンやグッズプレゼント等楽しさを前面に出してアピールし、
来店促進を図りました。
また、新商品企画として、安楽亭自慢のタレをクローズアップした「贅沢ダレ焼肉フェア」を開催し、バラエ
ティに富んだ特製の「贅沢ダレ」と焼肉との組み合わせをお楽しみいただくメニューを提供してご好評をいただ
きました。
以上の結果、安楽亭業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は97億2百万円(対前年同期比4.6%減)とな
り、セグメント利益(営業利益)は5億84百万円(対前年同期比27.2%増)となりました。
② 七輪房業態
七輪房業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は29店舗であります。内訳は直営23店舗、暖簾3店舗、FC
3店舗であります。
販売促進及び商品開発につきましては、「食べ放題10%OFFクーポン」、「50%増量クーポン」等のお得なクー
ポン配信にて来店促進を図った他、冬季限定の「もつ鍋フェア」の開催等七輪房の楽しさを伝えるフェアを実施
し、LINE配信等によるご案内を展開してまいりました。
以上の結果、七輪房業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は17億14百万円(対前年同期比6.2%減)とな
り、セグメント利益(営業利益)は69百万円(対前年同期比19.7%減)となりました。
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③ その他業態
その他業態の当第3四半期連結会計期間末の店舗数は10店舗であります。内訳は直営5店舗、FC5店舗であり
ます。なお、その他業態には、「からくに屋(焼肉)」、「国産牛カルビ本舗安楽亭(焼肉)」、「花炎亭(焼
肉)」、「安楽亭ベトナム(焼肉)」、「春秋亭(和食)」、「上海菜館(中華)」、「アグリコ(イタリア
ン)」、「カフェビーンズ(喫茶)」及び新業態の「えんらく(焼肉食べ放題)」、「香港式中華バル ネイザ
ンロード(中華)」を含んでおります。
以上の結果、その他業態の当第3四半期連結累計期間の売上高は2億82百万円(対前年同期比6.9%減)とな
り、セグメント損失(営業損失)は34百万円(前年同期はセグメント損失7百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ8億77百万円減少し、146億8百万円となりま
した。これは、借入金の返済による現金及び預金の減少、減価償却による有形固定資産の減少等が要因です。負債
は、前連結会計年度末に比べ9億51百万円減少し、84億19百万円となりました。これは、借入金の減少等が要因で
す。純資産は、前連結会計年度末に比べ73百万円増加し、61億89百万円となりました。これは、親会社株主に帰属
する四半期純利益の計上、その他有価証券評価差額金の増加等が要因です。
3 【経営上の重要な契約等】
当社は、2019年12月26日開催の取締役会において、株式会社アークミールの全株式を取得し子会社化することを決
議し、同日付にて株式会社吉野家ホールディングスと株式譲渡契約を締結いたしました。なお、株式譲渡日は、2020
年2月29日を予定しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況(追加情報)」をご参照ください。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 8,000,000
計 8,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年2月13日)
(2019年12月31日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株で
普通株式 2,139,434 2,139,434
あります。
(市場第二部)
計 2,139,434 2,139,434 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年10月1日~
― 2,139,434 ― 3,182,385 ― 147,735
2019年12月31日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2019年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2019年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
普通株式
1,200
普通株式
完全議決権株式(その他) 21,258 ―
2,125,800
普通株式
単元未満株式 ― 一単元(100株)未満の株式
12,434
発行済株式総数 2,139,434 ― ―
総株主の議決権 ― 21,258 ―
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式50株が含まれております。
② 【自己株式等】
2019年9月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
埼玉県さいたま市中央区
(自己保有株式)
1,200 ― 1,200 0.06
株式会社安楽亭
上落合2-3-5
計 ― 1,200 ― 1,200 0.06
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令
第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019年
12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、監査法人アヴァンティアによる四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,955,696 2,287,183
受取手形及び売掛金 421,191 449,338
商品及び製品 127,219 179,704
仕掛品 956 466
原材料及び貯蔵品 601,611 766,829
前払費用 203,354 189,255
その他 53,918 74,752
△ 5,098 △ 5,012
貸倒引当金
流動資産合計 4,358,850 3,942,516
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 2,697,335 2,739,480
機械装置及び運搬具(純額) 95,480 74,842
工具、器具及び備品(純額) 301,286 322,307
土地 5,003,923 5,003,923
リース資産(純額) 16,213 3,503
221,222 36,681
建設仮勘定
有形固定資産合計 8,335,463 8,180,739
無形固定資産
のれん 32,011 75,577
129,669 132,737
その他
無形固定資産合計 161,681 208,314
投資その他の資産
投資有価証券 64,728 60,918
長期貸付金 5,896 10,990
長期前払費用 19,601 23,271
繰延税金資産 153,809 119,406
敷金及び保証金 2,376,896 2,054,575
その他 35,833 33,958
△ 26,048 △ 25,972
貸倒引当金
投資その他の資産合計 2,630,717 2,277,147
固定資産合計 11,127,862 10,666,202
資産合計 15,486,712 14,608,719
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 568,482 647,870
短期借入金 1,060,713 1,065,408
リース債務 15,109 3,204
割賦未払金 186,788 183,664
未払金 185,517 146,401
設備関係未払金 129,826 8,600
未払費用 475,777 465,974
未払法人税等 122,484 48,799
未払消費税等 119,535 89,460
賞与引当金 71,000 41,961
転貸損失引当金 13,297 13,297
567,107 525,574
その他
流動負債合計 3,515,639 3,240,216
固定負債
長期借入金 4,503,555 3,879,479
リース債務 1,534 ―
長期割賦未払金 519,189 490,641
繰延税金負債 104,751 104,782
役員退職慰労引当金 368,569 344,237
転貸損失引当金 36,133 26,160
退職給付に係る負債 223,167 223,628
98,534 110,485
その他
固定負債合計 5,855,436 5,179,414
負債合計 9,371,076 8,419,630
純資産の部
株主資本
資本金 3,182,385 3,182,385
資本剰余金 2,472,098 2,472,098
利益剰余金 495,853 534,554
△ 6,704 △ 7,601
自己株式
株主資本合計 6,143,632 6,181,436
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △ 27,611 8,474
為替換算調整勘定 △ 384 △ 822
その他の包括利益累計額合計 △ 27,995 7,652
純資産合計 6,115,636 6,189,088
負債純資産合計 15,486,712 14,608,719
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 12,303,744 11,699,301
4,494,710 4,263,900
売上原価
売上総利益 7,809,033 7,435,401
販売費及び一般管理費 7,689,979 7,243,154
営業利益 119,053 192,246
営業外収益
受取利息 1,260 830
受取配当金 1,881 1,990
受取地代家賃 5,493 4,722
貸倒引当金戻入額 181 161
31,132 23,267
その他
営業外収益合計 39,949 30,973
営業外費用
支払利息 51,246 26,039
7,003 5,647
その他
営業外費用合計 58,250 31,687
経常利益 100,752 191,533
特別利益
固定資産売却益 635 15,267
受取保険金 50,185 53,047
― 25,000
受取補償金
特別利益合計 50,821 93,315
特別損失
固定資産除却損 7,375 10,785
固定資産圧縮損 ― 50,185
投資有価証券評価損 ― 39,926
賃貸借契約解約損 1,556 8,030
訴訟和解金 3,287 ―
災害による損失 ― 2,229
特別損失合計 12,219 111,157
税金等調整前四半期純利益 139,354 173,691
法人税、住民税及び事業税
71,442 100,586
25,666 34,403
法人税等調整額
法人税等合計 97,109 134,989
四半期純利益 42,245 38,701
親会社株主に帰属する四半期純利益 42,245 38,701
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 42,245 38,701
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 20,358 36,085
△ 214 △ 437
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 20,572 35,647
四半期包括利益 21,672 74,349
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 21,672 74,349
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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
当社は、2019年12月26日開催の取締役会において、株式会社アークミール(以下、「アークミール社」とい
う。)の全株式を取得し子会社化することを決議し、同日付にて株式会社吉野家ホールディングスと株式譲渡契
約を締結いたしました。
その主な内容は、次のとおりであります。
1.取得する目的
アークミール社は「ステーキのどん」、「しゃぶしゃぶどん亭」、「ステーキハウス フォルクス」、「don
イタリアーノ」のブランドにて 、ステーキレストラン及びしゃぶしゃぶレストランをメインに158店舗(2019
年11月末時点)展開しております。 長年に渡り特徴あるレストランブランドを運営しており、国内で高い認知
度を有しています。
近年の外食業界において、原材料価格や人件費等のコスト上昇、消費者の根強い節約志向等、厳しい経営環
境 が続く中、当社は今後も持続的成長を遂げるべく、お客様の多様なニーズにお応えできる店舗作りを進め、
経営基盤を強化する方法を模索してまいりました。
この度のアークミール社の子会社化につきましては、当社の主要業態である焼肉と、アークミール社のス
テーキ、しゃぶしゃぶ業態との間で、食材や店舗オペレーション等共通部分が多く、今後数多くのシナジーを
発揮していくことが可能であると考えております。これを機に、当社グループは、より一層の収益基盤拡大・
強化を図り、企業価値の更なる向上を目指してまいります。
2.相手会社の名称
株式会社吉野家ホールディングス
3.取得する子会社の名称及び事業の内容
(1) 名称
株式会社アークミール
(2) 事業の内容
ステーキ及びしゃぶしゃぶレストラン経営等
4.取得株式数、取得価額及び取得後の持分比率
(1) 取得株式数
145,526,469株
(2) 取得価額
相手先の意向により開示を差し控えます。ただし、当社の業績及びキャッシュフローに対する影響は極
めて軽微な金額にて設定しております。
(3) 取得後の持分比率
100%
5.取得の時期
2020年2月29日
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半
期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次の
とおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
減価償却費 440,589千円 404,445千円
のれんの償却額 10,211千円 17,103千円
(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
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株式会社安楽亭(E03295)
四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
計上額
(注)1
安楽亭業態 七輪房業態 その他業態 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 10,173,896 1,826,901 302,946 12,303,744 12,303,744 ― 12,303,744
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 10,173,896 1,826,901 302,946 12,303,744 12,303,744 ― 12,303,744
セグメント利益又は
459,237 86,830 △ 7,091 538,975 538,975 △ 419,921 119,053
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
す。
(注) 2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
計上額
(注)1
安楽亭業態 七輪房業態 その他業態 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 9,702,850 1,714,384 282,065 11,699,301 11,699,301 ― 11,699,301
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 9,702,850 1,714,384 282,065 11,699,301 11,699,301 ― 11,699,301
セグメント利益又は
584,269 69,767 △ 34,980 619,056 619,056 △ 426,809 192,246
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
す。
(注) 2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「安楽亭業態」セグメントにおいて、㈱FSDから2店舗を譲り受けたことにより、のれんが発生しております。な
お、当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期連結累計期間においては60,668千円であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
項目
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり四半期純利益 19円76銭 18円10銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益(千円) 42,245 38,701
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
42,245 38,701
四半期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 2,138,433 2,138,215
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年2月12日
株式会社 安楽亭
取締役会 御中
監査法人アヴァンティア
指定社員
公認会計士 小 笠 原 直 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士 入 澤 雄 太 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社安楽亭
の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019年10月1日から2019年12月31
日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、
四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記について四半期レビューを行っ
た。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社安楽亭及び連結子会社の2019年12月31日現在の財政状態
及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重
要な点において認められなかった。
強調事項
「注記事項(追加情報)」に記載されているとおり、会社は、2019年12月26日開催の取締役会において、株式会社アー
クミールの全株式を取得することを決議し、同日付けで株式会社吉野家ホールディングスと株式譲渡契約を締結してい
る。
当該事項は、当監査法人の結論に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が四半期連結財務諸表に添付する形で別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれておりません。
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