株式会社大冷 四半期報告書 第49期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
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株式会社大冷(E31012)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年2月10日
【四半期会計期間】 第49期第3四半期(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
【会社名】 株式会社大冷
【英訳名】 DAIREI CO.,LTD.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 冨田 史好
【本店の所在の場所】 東京都中央区月島二丁目3番1号
【電話番号】 03―3536―1551(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理統括本部長 黒川 岳夫
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区月島二丁目3番1号
【電話番号】 03―3536―1551(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理統括本部長 黒川 岳夫
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第48期 第49期
回次 第3四半期 第3四半期 第48期
累計期間 累計期間
自 2018年4月1日 自 2019年4月1日 自 2018年4月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日 至 2019年3月31日
売上高 (千円) 21,049,617 21,285,464 27,235,722
経常利益 (千円) 845,994 971,687 1,083,031
四半期(当期)純利益 (千円) 573,010 661,205 735,708
持分法を適用した場合の
(千円) ― ― ―
投資利益
資本金 (千円) 1,909,825 1,909,825 1,909,825
発行済株式総数 (株) 6,008,300 6,008,300 6,008,300
純資産額 (千円) 7,462,124 7,856,990 7,626,086
総資産額 (千円) 11,456,528 11,884,232 12,262,634
1株当たり四半期(当期)純利益金額 (円) 95.37 110.48 122.45
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
1株当たり配当額 (円) ― ― 55.00
自己資本比率 (%) 65.1 66.1 62.2
第48期 第49期
回次 第3四半期 第3四半期
会計期間 会計期間
自 2018年10月1日 自 2019年10月1日
会計期間
至 2018年12月31日 至 2019年12月31日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 42.09 43.22
(注) 1.当社は、四半期連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度にかかる主要な経営指標等の推移に
ついては記載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社がないため記載しておりません。
4.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2 【事業の内容】
当第3四半期累計期間において、当社が営む事業の内容に重要な変更はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中の覇権争いによる不安定な国際経済情勢に加え、消費税増
税や台風等の度重なる自然災害の影響により個人消費の足取りは重く力強さに欠け、先行き不透明な状況が続い
ております。
国内食品業界におきましては、原材料価格の上昇や物流コストの高騰が業界全体に影響を及ぼしており、厳し
い環境が続いております。
このような状況のもと当社は、ユーザーへの直接販売や新商品の販売に引き続き注力するなど収益力の向上に
努めてまいりました。以上の結果、骨なし魚事業におきましては、新商品や外郭団体PB商品などの拡販に努め
ましたが、他社との価格競争が厳しかったことにより売上高8,633,807千円(前年同期比4.2%減)、ミート事業
におきましては、「楽らく匠味シリーズ」の拡販に努めましたが、匠味シリーズ以外のミート商品の販売鈍化に
より売上高2,094,580千円(前年同期比0.8%減)、その他事業におきましては、大手ユーザーとの取組み強化が
引き続き好調に推移したことにより売上高10,557,076千円(前年同期比6.4%増)となりました。これにより当期
の売上高は21,285,464千円(前年同期比1.1%増)となりました。
損益面につきましては、値引き削減による粗利率改善などにより、営業利益は962,871千円(前年同期比15.2%
増)、経常利益は971,687千円(前年同期比14.9%増)、四半期純利益は661,205千円(前年同期比15.4%増)と
なりました。
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(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期会計期間末の総資産は378,402千円減少し、11,884,232千円となりました。これは主に受取手形及び
売掛金が879,967千円増加した一方で、現金及び預金が1,432,316千円減少したことによるものです。
(負債の部)
負債合計は609,306千円減少し、4,027,241千円となりました。これは主に買掛金が640,520千円減少したことによ
るものです。
(純資産の部)
純資産合計は230,904千円増加し、7,856,990千円となりました。これは主に配当金の支払いを330,455千円行った
一方で、四半期純利益を661,205千円計上したことにより利益剰余金が330,750千円増加したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はあり
ません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 20,000,000
計 20,000,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2019年12月31日) (2020年2月10日) 商品取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株であり
普通株式 6,008,300 6,008,300
ます。
(市場第一部)
計 6,008,300 6,008,300 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年12月31日 ― 6,008,300 ― 1,909,825 ― 686,951
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の「議決権の状況」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2019年9月30日)に基づく株主名簿による記載をしております。
① 【発行済株式】
2019年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
38,000
普通株式
完全議決権株式(その他) 59,687 ―
5,968,700
普通株式
単元未満株式 ― ―
1,600
発行済株式総数 6,008,300 ― ―
総株主の議決権 ― 59,687 ―
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式51株が含まれております。
② 【自己株式等】
2019年9月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都中央区月島二丁目3
38,000 ― 38,000 0.63
番1号
株式会社大冷
計 ― 38,000 ― 38,000 0.63
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1 四半期財務諸表の作成方法について
当社の四半期財務諸表は、「四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第63
号)に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期会計期間(2019年10月1日から2019年12月
31日まで)及び第3四半期累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期財務諸表について、有限責
任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
3 四半期連結財務諸表について
当社は、子会社がありませんので、四半期連結財務諸表を作成しておりません。
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1 【四半期財務諸表】
(1) 【四半期貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,038,301 2,605,985
受取手形及び売掛金 4,943,353 5,823,320
商品 2,220,971 2,310,534
その他 115,100 215,727
― △ 576
貸倒引当金
流動資産合計 11,317,726 10,954,991
固定資産
有形固定資産 651,070 661,725
無形固定資産 65,888 39,136
投資その他の資産
その他 235,259 235,689
△ 7,310 △ 7,310
貸倒引当金
投資その他の資産合計 227,949 228,379
固定資産合計 944,908 929,240
資産合計 12,262,634 11,884,232
負債の部
流動負債
買掛金 3,520,855 2,880,335
未払法人税等 234,986 151,577
賞与引当金 31,282 28,494
518,253 617,571
その他
流動負債合計 4,305,377 3,677,978
固定負債
退職給付引当金 224,264 225,925
106,906 123,337
その他
固定負債合計 331,170 349,263
負債合計 4,636,548 4,027,241
純資産の部
株主資本
資本金 1,909,825 1,909,825
資本剰余金 686,951 686,951
利益剰余金 5,024,623 5,355,373
自己株式 △ 47 △ 100,091
株主資本合計 7,621,352 7,852,059
評価・換算差額等
4,733 4,931
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 4,733 4,931
純資産合計 7,626,086 7,856,990
負債純資産合計 12,262,634 11,884,232
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(2) 【四半期損益計算書】
【第3四半期累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 21,049,617 21,285,464
17,767,216 17,826,418
売上原価
売上総利益 3,282,400 3,459,045
販売費及び一般管理費 2,446,690 2,496,174
営業利益 835,709 962,871
営業外収益
受取賃貸料 6,732 6,732
5,868 4,374
その他
営業外収益合計 12,600 11,106
営業外費用
賃貸収入原価 1,741 1,746
573 544
その他
営業外費用合計 2,315 2,290
経常利益 845,994 971,687
税引前四半期純利益 845,994 971,687
法人税等 272,984 310,481
四半期純利益 573,010 661,205
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【注記事項】
(四半期財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
当第3四半期累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む会計年度の税引前当
税金費用の計算 期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前
四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累
計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
減価償却費 45,052千円 42,771千円
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(株主資本等関係)
前第3四半期累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2018年6月19日
普通株式 330,455 55.00 2018年3月31日 2018年6月20日 利益剰余金
定時株主総会
2 基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
当第3四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年6月18日
普通株式 330,455 55.00 2019年3月31日 2019年6月19日 利益剰余金
定時株主総会
2 基準日が当第3四半期累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期会計期間の末日後となる
もの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社の事業セグメントは、業務用冷凍食品卸売事業のみの単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省
略しております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
項目
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり四半期純利益金額 95円37銭 110円48銭
(算定上の基礎)
四半期純利益金額(千円)
573,010 661,205
普通株主に帰属しない金額(千円)
― ―
普通株式に係る四半期純利益金額(千円)
573,010 661,205
普通株式の期中平均株式数(株)
6,008,273 5,984,903
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年2月10日
株式会社大冷
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
御 厨 健 太 郎
公認会計士 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 石 野 研 司 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社大冷の
2019年4月1日から2020年3月31日までの第49期事業年度の第3四半期会計期間(2019年10月1日から2019年12月31日ま
で)及び第3四半期累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)に係る四半期財務諸表、すなわち、四半期貸借対
照表、四半期損益計算書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期財務諸表の作成基準に準拠して四半期財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期財務諸表を作成し適
正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期財務諸表に対する結
論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認めら
れる四半期財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社大冷の2019年12月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する
第3四半期累計期間の経営成績を適正に表示していないと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかっ
た。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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