株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド 四半期報告書 第26期第3四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)
提出書類 | 四半期報告書-第26期第3四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日) |
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提出者 | 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド |
カテゴリ | 四半期報告書 |
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株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(E03463)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年1月10日
【四半期会計期間】 第26期第3四半期(自 2019年9月1日 至 2019年11月30日)
【会社名】 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド
【英訳名】 Samantha Thavasa Japan Limited
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 門田剛
【本店の所在の場所】 東京都港区三田一丁目4番1号
【電話番号】 03-6400-5524
【事務連絡者氏名】 取締役副社長 菅原隆司
【最寄りの連絡場所】 東京都港区三田一丁目4番1号
【電話番号】 03-6400-5524
【事務連絡者氏名】 取締役副社長 菅原隆司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第25期 第26期
回次 第3四半期 第3四半期 第25期
連結累計期間 連結累計期間
自 2018年3月1日 自 2019年3月1日 自 2018年3月1日
会計期間
至 2018年11月30日 至 2019年11月30日 至 2019年2月28日
売上高 (千円) 20,036,611 17,201,266 27,744,364
経常利益又は経常損失(△) (千円) 356,730 △ 767,179 619,973
親会社株主に帰属する四半期純
利益又は親会社株主に帰属する
(千円) 23,308 △ 834,244 △ 1,337,594
四半期(当期)純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) △ 29,885 △ 835,285 △ 1,394,690
純資産額 (千円) 4,362,126 2,012,514 3,200,759
総資産額 (千円) 16,082,706 12,733,963 14,133,794
1株当たり四半期純利益金額又
は1株当たり四半期(当期)純損 (円) 0.66 △ 23.64 △ 37.90
失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) ― ― ―
四半期(当期)純利益金額
自己資本比率 (%) 27.3 14.4 21.3
第25期 第26期
回次 第3四半期 第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
自 2018年9月1日 自 2019年9月1日
会計期間
至 2018年11月30日 至 2019年11月30日
1株当たり四半期純損失金額
(円) △ 7.80 △ 11.25
(△)
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2 【事業の内容】
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容に
重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、
投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等の
リスク」についての重要な変更はありません。
重要事象等に関する事項
当社グループは当第3四半期連結会計期間末において手元流動性(現金及び預金)控除後の有利子負債が69億58百
万円ある一方、当第3四半期連結累計期間に7億2百万円の営業損失を計上したため、継続企業の前提に重要な疑義
を生じさせる事象または状況が生じています。
当該状況を解消又は改善するための対応策は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの
状況の分析」の「(5) 事業等のリスクに記載した重要事象等を解消し、又は改善するための対応策」に記載しており
ます。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、緩やかな景気回復の動きが見られ
た一方、米国政権の政策や欧州における政治リスク、アジア諸国の経済動向等、先行きが不透明な状況で推移いた
しました。
当社グループの主要な関連業界である百貨店を含む小売業界におきましては、ECやコト消費の続伸、個人間取
引市場の成長による購買チャネルの多様化の影響もあり消費構造そのものが転換期を迎えております。
当社グループはこのような環境に対応すべく今年5月に新経営体制へ移行して以来、商品企画力や良質素材調達
力を強化し、生産背景の再構築及び品質管理体制の強化を推進しており、これまで以上に消費者ニーズを捉える経
営に注力し、高収益体質の確立に向けた改革を進行しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、事業再編による低採算店舗の整理などに伴う店舗数の減少(前年同期比で
45店舗の減少)や、台風、豪雨などの不安定な気候変化が集客に一部影響したこともあり、172億1百万円(前年同
期比14.2%減)となりました。
売上総利益率は、財務体質の健全化を図るため過剰在庫の削減を積極的に行ったことによる原価率の上昇により
前年同期比4.1ポイント減の66.2%となり、売上総利益額は113億90百万円(前年同期比19.1%減)となりました。
販売費及び一般管理費は、人件費や業務委託費等の見直しを行い前年同期比11.9%減の120億93百万円となりまし
たが、対売上高比率は売上高の減少に伴い前年同期比1.8ポイント増の70.3%となりました。営業利益は事業再編に
よる減収の影響もあり7億2百万円の損失(前年同期は3億57百万円の利益)となりました。
営業外損益は、営業外収益合計7百万円、為替差損40百万円を含む営業外費用合計71百万円を計上し、経常損失
は7億67百万円(前年同期は3億56百万円の利益)となりました。
特別損益は、受取保険金81百万を含む特別利益合計97百万円、災害による損失72百万円を含む特別損失合計1億
4百万円を計上し、税金等調整前四半期純損失7億74百万円(前年同期は3億2百万円の利益)となりました。
また、法人税等合計55百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は8億34百万円(前年同期は23百万
円の利益)となりました。
なお、当社グループは「ファッションブランドビジネス」の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載
を行っておりません。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの主な取組みは以下のとおりであります。
<商品戦略について>
当期は商品企画力や良質素材調達力を強化し、生産背景の再構築及び品質管理体制の強化を推進しており、こ
れまで以上に消費者ニーズを捉えた商品を提案しております。
サマンサタバサにおいて「NEO MASCULINE(ネオ マスキュリン)」をテーマに自然体でありながら芯の強い女性
像をイメージしたブランディングにおける商品の販売を開始いたしました。
また、サマンサタバサのモノづくりの進化を象徴する新ライン「STシリーズ」の発売を開始いたしました。パ
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ターンメイキングから素材選定、持ち心地にこだわり新エンブレムをあしらったコレクションは好評をいただい
ております。
ディズニーキャラクターの「美女と野獣」のベルシリーズ、「リトル・マーメイド」のアリエルシリーズや
「眠れる森の美女」のオーロラ姫シリーズをはじめとした多数のコラボレーション商品を展開いたしました。
世界的な社会現象を巻き起こした魔法ワールド「ハリー・ポッター」とのコラボレーション商品を展開いたし
ました。映画「ハリー・ポッター」、「ファンタスティック・ビースト」のデザインを手掛けるデザイナーによ
るサマンサタバサのために特別に描き起こしたイラストを使用したシリーズも話題となりました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、サマンサタバサはスポーツを通じて社会を元気にし
たいという思いを込め、スポーツ団体と連携して国内スポーツ活動の推進を支援しております。その一環とし
て、3回目となる「広島東洋カープ」とのコラボレーションや、新たに「読売ジャイアンツ」、「阪神タイガー
ス」、「埼玉西武ライオンズ」、「福岡ソフトバンクホークス」をはじめとした10球団との初のコラボレーショ
ン商品の販売を開始いたしました。
サマンサタバサプチチョイスにおいて地球や人に優しい製品を取り揃えた日本初のエシカルライフスタイルブ
ランド「MONOEARTH®」との共同プロジェクトによる初のボディケア商品の発売を開始いたしました。
サマンサシルヴァにおいては新田真剣佑さん、北村匠海さんによるW主演映画「サヨナラまでの30分」の公開
を記念したコラボレーションブレスレットを発売いたしました。
そして、世代を問わず支持される美容家、神崎恵さんとのコラボレーションを開始いたしました。紫外線対策
とデザインや着心地にこだわったUVカットコレクションとして展開した大判のストールやカーディガン、ハット
は好評をいただきました。
また、サマンサタバサで働く女性社員の声から生まれた、脚やボディをキレイに保つ、サマンサボディトリー
トメントを発売いたしました。サマンサタバサとして初の定期購入型の単品通販を採用いたしました。
そして、オンキヨー株式会社、エイベックス株式会社と三社共同で製品開発を進めた「サマンサワイヤレスイ
ヤホン」の販売を開始いたしました。本製品は多くの若年層から支持を受けるロックバンド「I Don’t Like
Mondays.」による監修が施された本格仕様となっており、当初の計画台数を上回りご好評をいただいておりま
す。
<プロモーション活動について>
2019年3月にサマンサタバサは創業25周年を迎えました。この25年間に出会い、また、これから出会うすべて
の皆様への感謝を込めた様々な取り組みを実施いたしました。
「トイ・ストーリー4」、「ライオン・キング」、「くまのプーさん」や「アナと雪の女王2」などのディズ
ニー映画の公開や、劇場版「名探偵コナン 紺青の拳」の公開を記念し、サマンサタバサ 表参道GATES ポップ
アップ デジタルストアにおいて各コラボレーション商品による期間限定コラボショップをオープンいたしまし
た。
また「美少女戦士セーラームーン」とのコラボレーション商品の発売を記念してサマンサタバサ 表参道GATES
ポップアップ デジタルストアにおいて同作品の世界観を表現した期間限定ポップアップショップをオープンいた
しました。
2019年5月、開業7周年の東京スカイツリータウン®において、結成7周年を迎えたGENERATIONS from EXILE
TRIBEのメンバー7名を招き、お客様の中から抽選で400組800名様をご招待し東京スカイツリーの特別ライティン
グ点灯式を実施いたしました。
当社グループが主催する女子ゴルフトーナメントである「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース
トーナメント 2019」を、2019年7月に、茨城県・イーグルポイントゴルフクラブで開催し、大会3日間で約1万
3千人の方にご来場いただきました。
そして、当社ウェア契約の勝みなみプロがパナソニックオープンレディス及び中京テレビ・ブリヂストンレ
ディスオープンにおいて優勝し、当社ゴルフウェア取り扱い店舗をはじめ全ブランドにおいて優勝記念キャン
ペーンを実施いたしました。
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<店舗展開について>
選択と集中による事業再編に伴う低採算店舗の整理を行ってまいりました。事業別の出退店数、主な店舗は以
下のとおりであります。
バッグ事業においては、「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」を渋谷パルコに、「Samantha Thavasa
Petit Choice (サマンサタバサプチチョイス)」を錦糸町パルコに、「Samantha Vega (サマンサベガ)」を沖縄県
浦添市のパルコシティに出店いたしました。(17店舗の退店)
ジュエリー事業においては、1店舗の退店となりました。
アパレル事業においては、1店舗「REDYAZEL (レディアゼル)」を静岡パルコに出店いたしました。(5店舗の
退店)
海外においては、「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」を韓国の現代百貨店大邱店に、「Samantha Vega
(サマンサベガ)」をシンガポールのショッピングセンターであるウィーロック・プレイスに出店いたしまし
た。(4店舗の退店)
その結果、サマンサタバサグループ合計で前年度末比で21店舗純減し、当第3四半期連結累計期間末の店舗数
は312店舗となりました。
<CSR活動について>
Yahoo! JAPANが実施する東日本大震災復興支援チャリティーオークションに、サマンサタバサ25周年キックオ
フ・プレ発表会に出演していただいた新田真剣佑さん、白石麻衣さん、白濱亜嵐さんをはじめとする総勢26名の
直筆サイン入りバッグを出品いたしました。落札金額は、一般社団法人ウェブベルマーク協会を通じ、福島、宮
城、岩手の被災校139校に寄付いたしました。
サマンサタバサグループ初となるサステナビリティへの取り組みとして下取りサービス「Samantha Treasure
(サマンサトレジャー)」を「Samantha Vega(サマンサベガ)」において開始いたしました。クローゼットで
眠っている「Samantha Vega」のバッグをサマンサトレジャーのURLから下取りにお申込みいただくと、サマンサ
タバサ公式オンラインショップでのご購入で使用できる最大3,000 円(税込)のクーポンを発行するキャンペーン
を実施いたしました。
特定非営利活動法人Doooooooo並びにArtist Laraと共にアフリカガーナの雇用創出及び教育推進を目的とする
プロジェクトを開始いたしました。Artist Laraのオリジナルアートが施されたガーナ産オリジナルカゴバッグの
売上の一部でArtist Laraのオリジナルデザインが施されたノートを制作しガーナ・ポルタ州アブイ・チタ村の
Doooooooo schoolの生徒350名に贈呈いたしました。
また、福島大学に新設された「農学群食農学類」の学生の皆様と福島産の米を使用した日本酒の開発プロジェ
クトを開始いたしました。同プロジェクトを通じて復興支援活動及び若い世代の日本酒に対するイメージを刷新
し、福島産日本酒のおいしさを広く発信してまいります。
スポーツ庁が掲げる大学スポーツ振興事業の対象校である山梨学院大学及びスポーツ科学の学究に取り組む大
東文化大学、日本女子体育大学の3校と共に、女子学生アスリートの応援を通じ女性の社会的活動の推進を目指
す産学連携プロジェクト「2020サマンサスポーツレディ」による商品開発を開始いたしました。
「出来ることをひとつずつ。ひとりひとりが実現する美しい明日の為に。」をスローガンとして、桜の廃材を
極薄のべニア板にし特殊レーザー加工で本革同様の滑らかな素材へ生まれ変わらせたサステナブルトートバッグ
の発売を開始いたしました。今後も環境保全を視野に新たな付加価値の創造に取り組んでまいります。
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(2)財政状態の分析
(資産)
総資産は127億33百万円であり、前連結会計年度末と比較して13億99百万円減少しております。主な要因は、現金
及び預金が10億54百万円、商品及び製品が4億18百万円減少したことなどによるものであります。
(負債)
総負債は107億21百万円であり、前連結会計年度末と比較して2億11百万円減少しております。主な要因は、短期
借入金が10億円、1年内返済予定の長期借入金が10億93百万円増加した一方、長期借入金が24億41百万円減少した
ことなどによるものであります。
(純資産)
純資産は20億12百万円であり、前連結会計年度末と比較して11億88百万円減少しております。主な要因は、利益
剰余金が6億58百万円増加した一方、資本剰余金が18億46百万円減少したことなどによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
該当事項はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を
生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該事象又は状況を解消するための対応策として、当社グループは以下の施策を実施してまいります。
・高収益体質の確立に向けた改革として、商品企画力や良質素材調達力を強化し、生産背景の再構築及び品質管理
体制の強化を推進してまいります。
・選択と集中による事業再編に伴う低採算店舗の整理を行ってまいります。
・財務体質の健全化を図るため過剰在庫の削減を積極的に行ってまいります。
・販売費及び一般管理費について、人件費や業務委託費等の見直しを行い、また予算管理の厳格化による諸経費の
削減などを推進してまいります。
また、財務面におきましては、金融機関と新たな資金調達の交渉を行っております。しかしながら、これらの対
応策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する不確実性の影響を四
半期連結財務諸表に反映しておりません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 134,400,000
計 134,400,000
② 【発行済株式】
第3四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2020年1月10日)
(2019年11月30日) 商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数は100株であ
普通株式 35,296,000 35,296,000
(マザーズ) ります。
計 35,296,000 35,296,000 ― ―
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年9月1日~
─ 35,296,000 ─ 2,132,600 ─ ─
2019年11月30日
(5) 【大株主の状況】
当四半期会計期間は第3四半期会計期間であるため、記載事項はありません。
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(6) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
2019年11月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ─ ― ─
議決権制限株式(自己株式等) ─ ― ─
議決権制限株式(その他) ─ ─ ─
完全議決権株式(自己株式等) ─ ― ─
普通株式
完全議決権株式(その他) 352,912 単元株式数 100株
35,291,200
普通株式
単元未満株式 ― ─
4,800
発行済株式総数 35,296,000 ― ―
総株主の議決権 ― 352,912 ―
(注) 当第3四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載
することができないことから、直前の基準日(2019年8月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。
② 【自己株式等】
該当事項はありません。
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2019年9月1日から2019年
11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年3月1日から2019年11月30日まで)に係る四半期連結財務諸表につ
いて、東邦監査法人による四半期レビューを受けております。
なお、当社の監査法人は次のとおり交代しております。
第25期連結会計年度 EY新日本有限責任監査法人
第26期第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間 東邦監査法人
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,990,821 936,700
受取手形及び売掛金 1,405,406 1,551,179
商品及び製品 6,330,240 5,911,297
原材料及び貯蔵品 173,803 193,967
仕掛品 - 1,697
その他 305,828 379,182
△ 628 △ 628
貸倒引当金
流動資産合計 10,205,470 8,973,397
固定資産
有形固定資産 1,044,322 1,030,781
無形固定資産
338,777 297,360
その他
無形固定資産合計 338,777 297,360
投資その他の資産
差入保証金 2,056,689 1,894,990
488,533 537,432
その他
投資その他の資産合計 2,545,223 2,432,423
固定資産合計 3,928,323 3,760,566
資産合計 14,133,794 12,733,963
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,235,267 1,416,518
短期借入金 500,000 1,500,000
1年内返済予定の長期借入金 4,456,259 5,549,289
未払法人税等 148,515 66,067
賞与引当金 146,158 297,313
1,024,766 932,038
その他
流動負債合計 7,510,966 9,761,227
固定負債
長期借入金 3,286,356 844,728
135,711 115,493
その他
固定負債合計 3,422,067 960,221
負債合計 10,933,034 10,721,449
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年11月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 2,132,600 2,132,600
資本剰余金 2,252,600 406,592
△ 1,287,689 △ 628,886
利益剰余金
株主資本合計 3,097,510 1,910,305
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,752 1,917
△ 91,039 △ 78,394
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計 △ 82,287 △ 76,477
非支配株主持分 185,536 178,685
純資産合計 3,200,759 2,012,514
負債純資産合計 14,133,794 12,733,963
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
売上高 20,036,611 17,201,266
5,952,768 5,810,528
売上原価
売上総利益 14,083,842 11,390,738
販売費及び一般管理費 13,725,862 12,093,195
営業利益又は営業損失(△) 357,980 △ 702,456
営業外収益
受取利息 839 860
受取配当金 480 939
為替差益 21,527 -
5,929 5,473
その他
営業外収益合計 28,776 7,273
営業外費用
支払利息 25,625 17,464
為替差損 - 40,125
4,400 14,406
その他
営業外費用合計 30,026 71,996
経常利益又は経常損失(△) 356,730 △ 767,179
特別利益
固定資産売却益 - 461
※1 81,286
受取保険金 -
- 15,800
その他
特別利益合計 - 97,547
特別損失
固定資産除却損 54,378 32,100
※1 72,291
-
災害による損失
特別損失合計 54,378 104,391
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
302,351 △ 774,024
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
108,561 75,471
法人税等調整額 200,759 △ 20,355
法人税等合計 309,320 55,116
四半期純損失(△) △ 6,969 △ 829,140
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△ 30,277 5,104
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
23,308 △ 834,244
に帰属する四半期純損失(△)
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【四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
四半期純損失(△) △ 6,969 △ 829,140
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,991 △ 6,834
△ 24,907 689
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計 △ 22,916 △ 6,145
四半期包括利益 △ 29,885 △ 835,285
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,498 △ 828,434
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 31,384 △ 6,851
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【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)
当社グループは当第3四半連結会計期間末において手元流動性(現金及び預金)控除後の有利子負債が69億58
百万円ある一方、当第3四半期連結累計期間に7億2百万円の営業損失を計上したため、継続企業の前提に重要
な疑義を生じさせる事象または状況が生じています。
当該事象又は状況を解消するための対応策として、当社グループは以下の施策を実施してまいります。
・高収益体質の確立に向けた改革として、商品企画力や良質素材調達力を強化し、生産背景の再構築及び品質管
理体制の強化を推進してまいります。
・選択と集中による事業再編に伴う低採算店舗の整理を行ってまいります。
・財務体質の健全化を図るため過剰在庫の削減を積極的に行ってまいります。
・販売費及び一般管理費について、人件費や業務委託費等の見直しを行い、また予算管理の厳格化による諸経費
の削減などを推進してまいります。
また、財務面におきましては、金融機関と新たな資金調達の交渉を行っております。しかしながら、これらの
対応策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する不確実性の影響を
四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(連結子会社の決算日に関する事項の変更)
従来、連結子会社のうち決算日が12月31日である株式会社サマンサタバサリゾートについては、同日現在の
財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っておりました
が、連結財務諸表のより適切な開示を図るために、第1四半期連結会計期間より四半期連結決算日現在で仮決
算を行い連結する方法に変更しております。この変更は、当該子会社は例年7月の費用計上額が大きいため、
連結財務諸表のより適切な開示を図るために実施したものであります。
この変更に伴い、当該子会社の損益については、当第3四半期連結累計期間は2019年1月1日から2019年11
月30日までの11ヶ月間を連結し、連結損益計算書を通して調整しております。
なお、この変更による影響額は軽微であります。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定
負債の区分に表示しております。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 受取保険金及び災害による損失
2019年9月9日の台風15号の影響による被害を受けたことに伴い、当第3四半期連結累計期間において、
「災害による損失」として商品の廃棄損等72,291千円を特別損失に計上しております。
また、台風被害に係る保険金額等81,286千円を「受取保険金」として特別利益に計上しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3
四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
減価償却費 379,255千円 333,994千円
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(株主資本等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年3月1日 至 2018年11月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2018年5月23日
普通株式 176,480 5 2018年2月28日 2018年5月24日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2019年5月23日
普通株式 352,960 10 2019年2月28日 2019年5月24日 資本剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日
後となるもの
該当事項はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、「ファッションブランドビジネス」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
項目
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
1株当たり四半期純利益金額又は
0円66銭 △23円64銭
1株当たり四半期純損失金額(△)
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額 又は親会
23,308 △834,244
社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利
23,308 △834,244
益金額又は普通株式に係る親会社株主に帰属する
四半期純損失金額(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 35,296,000 35,296,000
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2020年1月10日
株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド
取締役会 御中
東邦監査法人
指定社員
公認会計士 佐 藤 淳 印
業務執行社員
指定社員
公認会計士 藤 嵜 研 多 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社サマン
サタバサジャパンリミテッドの2019年3月1日から2020年2月29日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間(2019
年9月1日から2019年11月30日まで)及び第3四半期連結累計期間(2019年3月1日から2019年11月30日まで)に係る四半
期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書及び注記につ
いて四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド及び連結子会社の
2019年11月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する第3四半期連結累計期間の経営成績を適正に表示していない
と信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
強調事項
継続企業の前提に関する注記に記載されているとおり、当第3四半期連結会計期間末において手元流動性(現金及び
預金)控除後の有利子負債が69億58百万円ある一方、当第3四半期連結累計期間に7億2百万円の営業損失を計上した
ため、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要
な不確実性が認められる。なお、当該状況に対する対応策及び重要な不確実性が認められる理由については当該注記に
記載されている。四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、このような重要な不確実性の影響は四
半期連結財務諸表に反映されていない。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
その他の事項
会社の2018年11月30日をもって終了した前連結会計年度の第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間に係
る四半期連結財務諸表並びに前連結会計年度の連結財務諸表は、それぞれ、前任監査人によって四半期レビュー及び監
査が実施されている。前任監査人は、当該四半期連結財務諸表に対して2019年1月15日付けで無限定の結論を表明して
おり、また、当該連結財務諸表に対して2019年5月24日付けで無限定適正意見を表明している。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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