成田国際空港株式会社 半期報告書 第16期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
提出書類 | 半期報告書-第16期(平成31年4月1日-令和2年3月31日) |
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提出者 | 成田国際空港株式会社 |
カテゴリ | 半期報告書 |
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成田国際空港株式会社(E04367)
半期報告書
【表紙】
【提出書類】 半期報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年12月25日
【中間会計期間】 第16期中(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
【会社名】 成田国際空港株式会社
【英訳名】 NARITA INTERNATIONAL AIRPORT CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 田村 明比古
【本店の所在の場所】 千葉県成田市古込字古込1番地1
【電話番号】 0476-34-5400(代表)
【事務連絡者氏名】 財務部門財務部長 山本 健
【最寄りの連絡場所】 千葉県成田市古込字古込1番地1
【電話番号】 0476-34-5400(代表)
【事務連絡者氏名】 財務部門財務部長 山本 健
【縦覧に供する場所】 該当事項はありません。
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第14期中 第15期中 第16期中 第14期 第15期
自2017年 自2018年 自2019年 自2017年 自2018年
4月1日 4月1日 4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2017年 至2018年 至2019年 至2018年 至2019年
9月30日 9月30日 9月30日 3月31日 3月31日
(百万円) 113,135 125,106 126,797 231,288 249,706
営業収益
(百万円) 23,264 30,382 28,455 43,247 53,622
経常利益
親会社株主に帰属する中間
(百万円) 23,987 20,509 18,395 35,918 35,756
(当期)純利益
(百万円) 23,752 20,527 19,287 35,820 33,983
中間包括利益又は包括利益
(百万円) 329,117 350,935 372,951 341,184 364,391
純資産額
(百万円) 825,415 813,285 820,064 810,503 818,854
総資産額
1株当たり純資産額 (円) 160,617.91 171,489.02 182,458.28 166,636.58 178,192.89
1株当たり中間(当期)
(円) 11,993.75 10,254.94 9,197.95 17,959.06 17,878.28
純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - - - -
中間(当期)純利益
(%) 38.9 42.2 44.5 41.1 43.5
自己資本比率
営業活動による
(百万円) 29,571 40,404 40,125 66,203 78,394
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 9,918 △ 12,779 △ 16,813 △ 21,198 △ 40,206
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) △ 8,467 △ 21,399 △ 16,329 △ 41,427 △ 37,846
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 43,071 41,702 42,800 35,469 35,806
中間期末(期末)残高
2,379 2,463 2,748 2,357 2,451
従業員数
(人)
(外、平均臨時雇用者数) ( 1,528 ) ( 1,675 ) ( 1,584 ) ( 1,597 ) ( 1,697 )
(注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第14期中 第15期中 第16期中 第14期 第15期
自2017年 自2018年 自2019年 自2017年 自2018年
4月1日 4月1日 4月1日 4月1日 4月1日
会計期間
至2017年 至2018年 至2019年 至2018年 至2019年
9月30日 9月30日 9月30日 3月31日 3月31日
(百万円) 81,289 86,114 87,865 163,212 171,323
営業収益
(百万円) 19,150 24,809 23,389 33,869 42,508
経常利益
(百万円) 21,099 16,884 15,100 29,436 28,399
中間(当期)純利益
(百万円) 100,000 100,000 100,000 100,000 100,000
資本金
(株) 2,000,000 2,000,000 2,000,000 2,000,000 2,000,000
発行済株式総数
(百万円) 288,464 302,910 318,797 296,801 314,425
純資産額
(百万円) 784,158 768,398 777,100 768,496 773,717
総資産額
(円) - - - 5,388 5,364
1株当たり配当額
(%) 36.8 39.4 41.0 38.6 40.6
自己資本比率
704 734 752 699 726
従業員数
(人)
(外、平均臨時雇用者数) ( 224 ) ( 228 ) ( 237 ) ( 225 ) ( 229 )
(注)1.営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2.中間連結財務諸表を作成しており、中間財務諸表に1株当たり純資産額、1株当たり中間純利益及び潜在株式
調整後1株当たり中間純利益を注記していないため、1株当たり純資産額、1株当たり中間(当期)純利益及
び潜在株式調整後1株当たり中間(当期)純利益の記載を省略しております。
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2【事業の内容】
当中間連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更
はありません。
3【関係会社の状況】
当中間連結会計期間において、重要な関係会社の異動はありません。
4【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
2019年9月30日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
1,736( 961)
空港運営事業
898( 585)
リテール事業
99( 22)
施設貸付事業
15( 16)
鉄道事業
合計 2,748(1,584)
(注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者
を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)
は、当中間連結会計期間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2019年9月30日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
566( 192)
空港運営事業
87( 23)
リテール事業
99( 22)
施設貸付事業
0( 1)
鉄道事業
752( 237)
合計
(注)従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、
臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含んでおります。)は、当中間会計期間の平均人員
を( )内に外数で記載しております。
(3) 労働組合の状況
当社の従業員により、成田国際空港株式会社労働組合が組織されており、政府関係法人労働組合連合に加盟して
おります。
当社の労使間及び連結子会社の労使間において、特記すべき事項はありません。
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第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
(1)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等若しくは経営上の目標の達成
状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更はありません。
また、新たに定めた経営方針・経営戦略等若しくは指標等はありません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありませ
ん。
また、新たに生じた事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
2【事業等のリスク】
当中間連結会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更が
あった事項はありません。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
1 経営成績等の状況の概要
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当中間連結会計期間末における資産合計は 820,064 百万円、負債合計は 447,113 百万円、純資産合計は372 ,951 百
万円となりました。
資産は、前連結会計年度末比 0 .1%増の 820,064 百万円となりました。流動資産は、現金及び預金が増加したこと
等により前連結会計年度末比4.9%増の 70,089 百万円となりました。固定資産は、減価償却が進んだことにより前
連結会計年度末比 0 .3%減の 749,975 百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末比 1 .6%減の447 ,113 百万円となりました。流動負債は、1年内償還予定の社債の減少
等により前連結会計年度末比22.9%減の73 ,536 百万円となりました。固定負債は、社債の発行等により前連結会計
年度末比4.0%増の 3 7 3,577 百万円となりました。なお、長期借入金残高(1年内返済を含む)は42,500百万円とな
り、社債残高(1年内償還を含む) 334,000 百万円と合わせた長期債務残高は前連結会計年度末比1.4%減の
376,500 百万円となりました。
株主資本は、前連結会計年度末比 2 .1%増の 365,687 百万円となりました。これは、配当金の支払いがあったもの
の、親会社株主に帰属する中間純利益が18,395百万円計上されたことによるものです。当中間連結会計期間末の自
己資本比率は、前連結会計年度末の 43 .5%から44.5%へ増加しました。
非支配株主持分は、前連結会計年度末比 0. ▶ %増の8 ,034 百万円となり、その他の包括利益累計額を含めた純資産
合計は、前連結会計年度末比 2 .3%増の 372,951 百万円となりました。
②経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに景気は回復して
おります 。
また、日本政府観光局の統計によりますと、2019年の訪日外国人旅行者数は9月30日までの累計で2,442万人とな
り、2018年の2,347万人を4.0%上回りました。
当中間連結会計期間における経営成績は、国際線における韓国線、欧州線、中国線の新規就航や増便、国内線に
おける長崎線、高知線、下地島線、庄内線の新規就航等に伴う航空機発着回数の増加により空港使用料収入が増
収。加えて、旺盛な訪日需要等を背景に国際線外国人旅客数が引き続き伸長するとともに、国際線日本人旅客数も
堅調に推移したことで、旅客施設使用料も増収。一方、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、
「東京2020大会」という。)に向けた店舗改修に伴う営業休止の影響や元安等による中国系旅客の消費マインドの
低下等により、子会社が運営する直営店舗の物販・飲食収入、一般テナントからの構内営業料収入はともに減収と
なり、全体として、営業収益は 前年同期比1.4%増の126,797百万円、営業利益は前年同期比5.9%減の29,337百万
円、経常利益は前年同期比6.3%減の28,455百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期比10.3%減の
18,395百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
(空港運営事業)
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空港運営事業では、国際線、国内線旅客便の新規就航や増便等により航空機発着回数が増加し、空港使用料収入
は前年同期比3.3%増の21,052百万円となりました。また、航空機発着回数の増加等により給油量が増加し、給油施
設使用料収入は前年同期比3.6%増の7,977百万円となりました。一方、旺盛な訪日需要等を背景とした国際線外国
人 旅客数の増加等に伴い、旅客施設使用料収入は前年同期比3.0%増の21,669百万円となりました。
以上の結果、営業収益は前年同期比3.2%増の57,512百万円、営業利益は東京2020大会に対応する施設改修費用に
加え、金利低下による退職給付費用の増加等により前年同期比12.2%減の7,013百万円となりました。
(リテール事業)
リテール事業では、東京2020大会に向けた店舗改修に伴う営業休止や元安等による中国系旅客の消費マインドの
低下等により、子会社が運営する直営店舗の物販・飲食収入は前年同期比0.1%減の40,887百万円、一般テナントか
らの構内営業料収入は前年同期比6.2%減の5,962百万円となりました。
以上の結果、営業収益は前年同期比0.6%減の51,949百万円、営業利益は店舗数の増加に伴う人員増等により人件
費が増加し、前年同期比5.6%減の14,442百万円となりました。
(施設貸付事業)
施設貸付事業では、営業収益は前年同期比1.2%増の15,843百万円、営業利益は前年同期比0.4%減の7,668百万円
となりました。
(鉄道事業)
鉄道事業では、営業収益は前年同期比0.1%減の1,492百万円、営業利益は前年同期比7.1%減の337百万円となり
ました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前年同期比1,098百万円増の42,800百万円となりました。
フリー・キャッシュ・フローは、前年同期比4,312百万円減の23,311百万円のキャッシュ・インとなりました。
当中間連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益の減少等により前年同期比279百万円減の40,125
百万円のキャッシュ・インとなりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出の増加等により前年同期比4,033百万円増の
16,813百万円のキャッシュ・アウトとなりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還による支出は増加したものの、社債の発行等により前年同期
比5,069百万円減の16,329百万円のキャッシュ・アウトとなりました。
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2 生産、受注及び販売の実績
(1) 当社グループにおいては、空港運営事業、リテール事業、施設貸付事業及び鉄道事業を行っておりますが、生産
及び受注については該当事項はありません。
(2) 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当中間連結会計期間
セグメントの名称 (自 2019年4月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日)
57,512( 45.3%)
空港運営事業(百万円) 103.2
51,949( 41.0%)
リテール事業(百万円) 99.4
15,843( 12.5%)
施設貸付事業(百万円) 101.2
1,492( 1.2%)
鉄道事業(百万円) 99.9
合計(百万円) 126,797(100.0%) 101.4
空港運営事業
当中間連結会計期間
区分 (自 2019年4月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日)
21,052( 36.6%)
空港使用料収入(百万円) 103.3
21,669( 37.6%)
旅客施設使用料収入(百万円) 103.0
7,977( 13.9%)
給油施設使用料収入(百万円) 103.6
6,812( 11.9%)
その他収入(百万円) 103.5
合計(百万円) 57,512(100.0%) 103.2
リテール事業
当中間連結会計期間
区分 (自 2019年4月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日)
40,887( 78.7%)
物販・飲食収入(百万円) 99.9
5,962( 11.5%)
構内営業料収入(百万円) 93.8
5,099( 9.8%)
その他収入(百万円) 102.8
合計(百万円) 51,949(100.0%) 99.4
施設貸付事業
当中間連結会計期間
区分 (自 2019年4月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日)
11,630( 73.4%)
土地建物等貸付料収入(百万円) 105.9
4,213( 26.6%)
その他収入(百万円) 90.2
合計(百万円) 15,843(100.0%) 101.2
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.( )には構成比を記載しております。
3.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
(参考情報)
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成田国際空港運用状況
当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日 前年同期比(%)
区分
至 2019年9月30日)
135,126 105.0
航空機発着回数(回)
国際線 106,504 103.8
国内線 28,622 109.9
22,608 104.0
航空旅客数(千人)
102.8
国際線 18,621
(104.3)
(うち日本人) (7,486)
(102.4)
(うち外国人) (9,204)
( 99.3)
(うち通過客) (1,930)
国内線 3,987 110.1
1,020 92.3
国際航空貨物量(千t)
積 込 483 86.5
取 卸 537 98.3
2,286 103.6
給油量(千kl)
国際線 2,203 103.5
国内線 83 108.0
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3 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成
されており、中間連結財務諸表の作成にあたっては中間連結決算日における資産・負債及び当中間連結会計期間に
おける収益・費用の数値に影響を与える事項について、過去の実績や現在の状況に応じ合理的と考えられる様々な
要因に基づき見積りを行った上で、継続して評価を行っております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実
性があるため、見積りと異なる場合があります。なお、当社グループが行っている会計上の見積りのうち、特に重
要なものとしては、退職給付に係る負債や繰延税金資産等があります。
また、当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針については、「第5 経理の状況」に記載し
ております。
(2) 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループは、2019~2021年度の3ヵ年中期経営計画「飛躍、未来 2021」と、成田国際空港が目指す空港像で
ある長期経営構想を合わせた「NAAグループ中長期経営構想」において掲げた成田国際空港の目指す空港像の実
現に向け、各種施策に取り組んでおります。
成田国際空港の更なる機能強化については、国、千葉県、空港周辺9市町、当社による「成田空港に関する四者協
議会」(以下、「四者協議会」という。)において、2018年3月13日に事業を実施していくことが確認され、2019年
2月4日に開催された四者協議会においては、A滑走路の夜間飛行制限の変更を2019年冬ダイヤから実施することが
確認されました。
当中間連結会計期間においては、2019年冬ダイヤからのA滑走路の夜間飛行制限の変更に向け、夜間延長時間帯の
運用体制の構築やお客様・従業員向けのアクセス確保等の施策を進めるとともに、滑走路新設等の事業着手に向け、
航空法に基づく空港等変更許可申請等に向けた準備を実施してまいりました。
なお、当中間連結会計期間後の10月27日には、成田国際空港に携わる全ての関係者のご尽力により発着時間を1時
間延長した運用を始めることができました。また、11月5日には、国において、成田国際空港株式会社法第3条に基
づく基本計画が改定され、更なる機能強化が当社の取り組む事業として正式に位置づけられたことを受け、11月7日
には、航空法に基づく空港等変更許可申請を行いました。
航空ネットワークの更なる拡充については、9月に国土交通省から、日中間の輸送に関し、「成田・北京・上海に
係る輸送力制限を大幅に緩和する」旨の公表がありました。当社グループとしては、この機会を大きなチャンスとし
て、積極的に中国航空会社に対して路線誘致に向けた営業活動を実施してまいります。
また、9月の台風15号襲来時は、空港アクセスも含めた空港全体で機能を確保していくための体制を構築できてい
なかったこと、お客様への多言語を含めた十分な情報提供ができなかったこと、根本的に滞留者を発生させないとい
う対策が十分にできていなかったことといった非常時対応における課題が明らかとなりました。
この教訓を踏まえ、着陸制限措置も含め、自然災害等非常時における対応体制等を検証、改善した結果、その後10
月に発生した台風19号や豪雨の際には、お客様の滞留も大幅に抑制することができました。
来年度には、いよいよ東京2020大会が開催されることから、空港BCPのブラッシュアップを図りながら、成田国
際空港を安全・円滑にご利用いただくための対応をより強化してまいります。
これらの取り組みの結果、当中間連結会計期間における航空機発着回数は、国際線における韓国線、欧州線、中国
線の新規就航や増便、国内線における長崎線、高知線、下地島線、庄内線の新規就航等により、前年同期比5.0%増
の135,126回となりました。航空旅客数は、国際線において旺盛な訪日需要や航空路線の拡充等を背景に外国人旅客
数が引き続き伸びたことに加え、日本人旅客数も堅調に推移したこと、また、国内線において新規就航や増便が多く
行われたことから、前年同期比4.0%増の22,608千人となりました。国際航空貨物量は、仮陸揚貨物の取扱量が増加
したものの、原動機・プラスチック等の輸出・輸入が低調に推移したことから、前年同期比7.7%減の1,020千tとな
りました。給油量は、国際線貨物便の運航回数が増加したことや国際線旅客便で新規就航や増便が多くなされたこと
から、前年同期比3.6%増の2,286千klとなりました。
以上の結果、当中間連結会計期間における業績は、営業収益は前年同期比1.4%増の126,797百万円、営業利益は東
京2020大会に対応する施設改修費用に加え、金利低下による退職給付費用の増加等により、前年同期比5.9%減の
29,337百万円、経常利益は前年同期比6.3%減の28,455百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期比
10.3%減の18,395百万円となりました。
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(3) 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況」の「2 事業等のリス
ク」に記載しております。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況については、「3 経営者による財政状態、経営成績及
びキャッシュ・フローの状況の分析」の「1 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載
のとおりであり、営業活動によって得られた資金を設備投資及び長期債務の返済に充当しております。
なお、当社グループの今後の資金需要において、主なものは空港運営事業等に係る設備投資であり、「第3 設
備の状況」の「2 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。
(5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況
当社グループの事業においては、大規模な設備投資が定期的に発生することから、営業利益を確保するととも
に、設備投資を営業キャッシュ・フロー内に抑制し、債務残高を圧縮するキャッシュ・フロー重視の経営を行なっ
ております。また、当社グループは資産規模が大きいことから、資産効率の向上が経営上重要なポイントであると
認識しております。
こうしたことから中期経営計画(2019~2021年度)においては、連結営業利益、連結ROA、連結長期債務残
高、連結長期債務残高/連結営業キャッシュ・フロー倍率を重要な指標として位置付けております。
2021年度末時点の各指標の目標値と当連結会計年度の状況は以下の通りであり、引き続きこれらの指標の改善に
邁進して行く所存です。
指標 2021年度(目標) 2018年度(実績)
連結営業利益 440億円以上 558億円
連結ROA(総資産営業利益率) 4.5%以上 6.9%
連結長期債務残高 5,000億円台前半 3,820億円
連結長期債務残高/連結営業キャッシュ・フロー倍率 7.2倍以下 4.9倍
4【経営上の重要な契約等】
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
5【研究開発活動】
特記すべき事項はありません。
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第3【設備の状況】
1【主要な設備の状況】
当中間連結会計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
2【設備の新設、除却等の計画】
当中間連結会計期間において、 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設、除却等について、重
要な変更はありません。また、 新たに確定した重要な新設、 拡充、改修、除却、売却等 の計画はありません。
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 8,000,000
計 8,000,000
②【発行済株式】
中間会計期間末現在発行 上場金融商品取引所名
提出日現在発行数(株)
種類 数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2019年12月25日)
(2019年9月30日) 取引業協会名
当社は単元株制
普通株式 2,000,000 2,000,000 非上場 度は採用してお
りません。
計 2,000,000 2,000,000 - -
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の状況】
発行済株式総 資本準備金増
発行済株式総 資本金増減額 資本金残高 資本準備金残
年月日 数増減数 減額
数残高(株) (百万円) (百万円) 高(百万円)
(株) (百万円)
2019年4月1日~
- 2,000,000 - 100,000 - 52,000
2019年9月30日
(5)【大株主の状況】
2019年9月30日現在
発行済株式(自己
株式を除く。)の
所有株式数(株) 総数に対する所有
氏名又は名称 住所
株式数の割合
(%)
1,800,258 90.01
国土交通大臣 東京都千代田区霞が関二丁目1番3号
199,742 9.99
財務大臣 東京都千代田区霞が関三丁目1番1号
- 2,000,000 100.00
計
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年9月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) - - -
普通株式 2,000,000
完全議決権株式(その他) 2,000,000 -
単元未満株式 - - -
発行済株式総数 2,000,000 - -
総株主の議決権 - 2,000,000 -
②【自己株式等】
2019年9月30日現在
発行済株式総数に
所有者の氏名 自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の
所有者の住所 対する所有株式数
又は名称 株式数(株) 株式数(株) 合計(株)
の割合(%)
- - - - - -
計 - - - - -
2【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当半期報告書の提出日までにおいて、役員の異動はありません。
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第5【経理の状況】
1.中間連結財務諸表及び中間財務諸表の作成方法について
(1) 当社の中間連結財務諸表は、「中間連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成11年大蔵省令
第24号)に基づいて作成しております。
(2) 当社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和52年大蔵省令第38
号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、中間連結会計期間(2019年4月1日から2019年9
月30日まで)の中間連結財務諸表及び中間会計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の中間財務諸表に
ついて、EY新日本有限責任監査法人による中間監査を受けております。
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1【中間連結財務諸表等】
(1)【中間連結財務諸表】
①【中間連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
35,996 42,990
現金及び預金
18,185 15,515
受取手形及び売掛金
721 701
リース投資資産
9,123 8,336
たな卸資産
3,124 2,792
その他
△ 305 △ 247
貸倒引当金
66,847 70,089
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 365,102 362,133
機械装置及び運搬具(純額) 31,239 31,418
工具、器具及び備品(純額) 13,559 13,489
297,241 297,519
土地
12,651 12,927
建設仮勘定
245 202
その他(純額)
※1 , ※4 720,039 ※1 , ※4 717,690
有形固定資産合計
無形固定資産
4,309 4,576
ソフトウエア
8,717 8,496
その他
※4 13,026 ※4 13,072
無形固定資産合計
投資その他の資産
※3 2,730 ※3 2,894
投資有価証券
1,622 1,621
長期貸付金
12,653 12,797
繰延税金資産
627 615
退職給付に係る資産
1,316 1,290
その他
△ 8 △ 8
貸倒引当金
18,940 19,212
投資その他の資産合計
752,006 749,975
固定資産合計
※2 818,854 ※2 820,064
資産合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
9,495 7,335
買掛金
※2 40,000 ※2 20,000
1年内償還予定の社債
10,700 10,700
1年内返済予定の長期借入金
未払法人税等 11,071 9,542
2,252 2,534
賞与引当金
21,867 23,423
その他
95,387 73,536
流動負債合計
固定負債
※2 299,000 ※2 314,000
社債
32,300 31,800
長期借入金
15,873 15,922
退職給付に係る負債
330 214
役員退職慰労引当金
環境対策引当金 1,084 1,084
10,487 10,556
その他
359,075 373,577
固定負債合計
454,462 447,113
負債合計
純資産の部
株主資本
100,000 100,000
資本金
51,654 51,654
資本剰余金
206,364 214,032
利益剰余金
358,019 365,687
株主資本合計
その他の包括利益累計額
17 13
その他有価証券評価差額金
△ 1,651 △ 784
退職給付に係る調整累計額
△ 1,633 △ 770
その他の包括利益累計額合計
8,006 8,034
非支配株主持分
364,391 372,951
純資産合計
818,854 820,064
負債純資産合計
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②【中間連結損益及び包括利益計算書】
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
125,106 126,797
営業収益
76,521 78,404
営業原価
48,585 48,392
営業総利益
※1 17,421 ※1 19,055
販売費及び一般管理費
31,164 29,337
営業利益
営業外収益
54 54
受取利息及び配当金
- 113
固定資産受贈益
18 10
持分法による投資利益
60 62
受取賠償金
25 21
店舗什器負担金
26 30
受取社宅負担金
775 161
その他
960 453
営業外収益合計
営業外費用
138 49
支払利息
1,593 1,221
社債利息
10 65
その他
1,742 1,335
営業外費用合計
30,382 28,455
経常利益
特別利益
※2 0 ※2 1
固定資産売却益
55 55
鉄道事業補助金
249 108
国庫補助金
5 1
工事負担金等受入額
311 166
特別利益合計
特別損失
※3 643 ※3 1,797
固定資産除却損
240 106
固定資産圧縮損
- 48
その他
884 1,952
特別損失合計
29,808 26,669
税金等調整前中間純利益
法人税、住民税及び事業税 9,272 8,767
9 △ 522
法人税等調整額
法人税等合計 9,282 8,245
20,526 18,424
中間純利益
(内訳)
20,509 18,395
親会社株主に帰属する中間純利益
16 28
非支配株主に帰属する中間純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 6 △ ▶
49 -
繰延ヘッジ損益
△ 41 867
退職給付に係る調整額
0 862
その他の包括利益合計
20,527 19,287
中間包括利益
(内訳)
20,487 19,258
親会社株主に係る中間包括利益
39 28
非支配株主に係る中間包括利益
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③【中間連結株主資本等変動計算書】
前中間連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主
その他有 退職給付に 純資産合計
株主資本 繰延ヘッジ 包括利益 持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 価証券評 係る調整累
合計 損益 累計額合
価差額金 計額
計
当期首残高 100,000 51,661 181,384 333,045 33 △ 49 243 227 7,911 341,184
当中間期変動額
剰余金の配当 △ 10,776 △ 10,776 △ 10,776
親会社株主に帰属す
20,509 20,509 20,509
る中間純利益
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △ 6 △ 6 6 -
変動
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △ 6 26 △ 41 △ 22 39 17
(純額)
当中間期変動額合計
- △ 6 9,733 9,726 △ 6 26 △ 41 △ 22 46 9,751
当中間期末残高 100,000 51,654 191,117 342,772 26 △ 22 201 205 7,957 350,935
当中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主
その他有 退職給付に 純資産合計
株主資本 繰延ヘッジ 包括利益 持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 価証券評 係る調整累
合計 損益 累計額合
価差額金 計額
計
当期首残高 100,000 51,654 206,364 358,019 17 - △ 1,651 △ 1,633 8,006 364,391
当中間期変動額
剰余金の配当 △ 10,728 △ 10,728 △ 10,728
親会社株主に帰属す
18,395 18,395 18,395
る中間純利益
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 - - - -
変動
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △ ▶ - 867 862 28 891
(純額)
当中間期変動額合計
- - 7,667 7,667 △ ▶ - 867 862 28 8,559
当中間期末残高 100,000 51,654 214,032 365,687 13 - △ 784 △ 770 8,034 372,951
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④【中間連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
29,808 26,669
税金等調整前中間純利益
19,177 18,676
減価償却費
賞与引当金の増減額(△は減少) 206 281
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △ 147 1,293
△ 54 △ 54
受取利息及び受取配当金
1,731 1,270
支払利息及び社債利息
持分法による投資損益(△は益) △ 18 △ 10
776 893
固定資産除却損及び圧縮損
固定資産売却損益(△は益) △ 0 △ 1
売上債権の増減額(△は増加) △ 138 2,676
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 636 644
仕入債務の増減額(△は減少) △ 1,654 △ 2,518
預り敷金及び保証金の増減額(△は減少) 311 △ 44
未払金の増減額(△は減少) △ 930 △ 299
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 396 957
728 1,175
その他
48,762 51,610
小計
58 57
利息及び配当金の受取額
△ 1,744 △ 1,270
利息の支払額
△ 6,671 △ 10,272
法人税等の支払額
40,404 40,125
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 12,723 △ 16,482
固定資産の取得による支出
0 1
固定資産の売却による収入
△ 226 △ 176
長期前払費用の取得による支出
△ 0 △ 162
投資有価証券の取得による支出
0 0
貸付金の回収による収入
170 -
定期預金の払戻による収入
△ 0 △ 0
敷金及び保証金の差入による支出
△ 1 6
その他
△ 12,779 △ 16,813
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 575 △ 500
長期借入金の返済による支出
- 14,947
社債の発行による収入
社債の償還による支出 △ 10,000 △ 20,000
△ 10,776 △ 10,728
配当金の支払額
△ 47 △ 49
その他
△ 21,399 △ 16,329
財務活動によるキャッシュ・フロー
7 12
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,232 6,994
35,469 35,806
現金及び現金同等物の期首残高
※ 41,702 ※ 42,800
現金及び現金同等物の中間期末残高
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【注記事項】
(中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数 11 社
(2) ㈱NAAリテイリング、エアポートメンテナンスサービス㈱、㈱グリーンポート・エージェンシー等11社すべて
の子会社を連結の範囲に含めております。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社数 2 社
(2) 関連会社である日本空港給油㈱及び㈱Japan Duty Free Fa-So-La 三越伊勢丹に対する投資について持分法を適
用しております。
3.連結子会社の中間決算日等に関する事項
すべての連結子会社の中間期の末日は、中間連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平
均法により算定)によっております。
時価のないもの
移動平均法に基づく原価法によっております。
② たな卸資産
イ 商品
主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算
定)によっております。
ロ 貯蔵品
主として先入先出法又は総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法
により算定)によっております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
ただし、一部の連結子会社では、取替資産について取替法(定額法)によっております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 2~75年
機械装置及び運搬具 2~17年
工具、器具及び備品 2~20年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、各社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
ります。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については
個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員賞与の支給に充てるため、支給見込額のうち、当中間連結会計期間に帰属する額を計上しております。
③ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に充てるため、内規に基づく基準額を計上しております。
④ 環境対策引当金
保管するPCB廃棄物の処理に伴い発生する支出に備えるため、当中間連結会計期間末の処理費用の見込額を
計上しております。
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(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい
ては、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)による定額法
により按分した額を費用処理しております。
数理計算上の差異は、主として発生の翌連結会計年度に一括処理しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に営業収益と営業原価を計上する方法によっております。
(6) 中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか
負わない取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する短期投資からなっております。
(7) その他中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
① 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
② 工事負担金等の会計処理
当社の連結子会社であります成田高速鉄道アクセス㈱は、国及び地方公共団体等より工事費の一部として工事
負担金等を受け入れております。これらの工事負担金等については、工事完成時に当該工事負担金等相当額を取
得した固定資産の取得価額から直接減額しております。
なお、中間連結損益及び包括利益計算書においては、「工事負担金等受入額」を特別利益に計上するととも
に、固定資産の取得原価から直接減額した額を「固定資産圧縮損」として特別損失に計上しております。
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(表示方法の変更)
(中間連結損益及び包括利益計算書)
前中間連結会計期間において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「違約金収入」は金額的重要性が乏しく
なったため、当中間連結会計期間においては「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させ
るため、前中間連結会計期間の中間連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前中間連結会計期間の中間連結損益及び包括利益計算書において、「営業外収益」の「違約金収入」に
表示していた655百万円を「その他」に組替えております。
(中間連結貸借対照表関係)
※1 有形固定資産の減価償却累計額
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
880,923 百万円 892,642 百万円
※2 担保資産及び担保付債務
(1) 成田国際空港株式会社法(平成15年法律第124号)第7条により、当社の総財産を社債の一般担保に
供しております。
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
1年内償還予定の社債 40,000百万円 20,000百万円
社債 299,000 314,000
計 339,000 334,000
※3 非連結子会社及び関連会社に対するもの
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
投資有価証券(株式) 268百万円 275百万円
※4 固定資産の取得価額から直接減額した圧縮記帳累計額
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
工事負担金等累計額 63,467百万円 63,467百万円
国庫補助金累計額 338 444
計 63,805 63,912
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(中間連結損益及び包括利益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
人件費 7,558 百万円 9,425 百万円
(うち賞与引当金繰入額) ( 1,227 ) ( 1,365 )
(うち退職給付費用) ( 366 ) ( 1,315 )
(うち役員退職慰労引当金繰入額) ( 62 ) ( 67 )
280 165
警備費
2,209 2,228
支払手数料
946 1,001
減価償却費
932 916
公租公課
※2 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
機械装置及び運搬具 0百万円 1百万円
工具、器具及び備品 0 -
計 0 1
※3 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
建物及び構築物 266百万円 447百万円
工具、器具及び備品等 90 36
固定資産撤去費用 286 1,313
計 643 1,797
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(中間連結株主資本等変動計算書関係)
前中間連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
当連結会計年度期首 当中間連結会計期間 当中間連結会計期間 当中間連結会計期間
株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 末株式数(株)
発行済株式
普通株式 2,000,000 - - 2,000,000
合計 2,000,000 - - 2,000,000
2.配当に関する事項
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2018年6月26日
普通株式 10,776 5,388 2018年3月31日 2018年8月20日
定時株主総会
(注)効力発生日は、成田国際空港株式会社法(平成15年法律第124号)第13条の規定に基づき、国土交通大臣の認可を
受けた日であります。
当中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
当連結会計年度期首 当中間連結会計期間 当中間連結会計期間 当中間連結会計期間
株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 末株式数(株)
発行済株式
普通株式 2,000,000 - - 2,000,000
合計 2,000,000 - - 2,000,000
2.配当に関する事項
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年6月25日
普通株式 10,728 5,364 2019年3月31日 2019年8月22日
定時株主総会
(注)効力発生日は、成田国際空港株式会社法(平成15年法律第124号)第13条の規定に基づき、国土交通大臣の認可を
受けた日であります。
(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のと
おりであります。
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
現金及び預金勘定 41,892百万円 42,990百万円
預入期間が3か月を超える定期預金 △190 △190
現金及び現金同等物 41,702 42,800
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(リース取引関係)
(借主側)
1.所有権移転外ファイナンス・リース取引
(1)リース資産の内容
有形固定資産
主として、空港運営事業におけるハードウェア(工具、器具及び備品)であります。
(2)リース資産の減価償却の方法
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の
減価償却の方法 ③リース資産」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
1年内 144 94
1年超 89 98
合計 233 193
(貸主側)
1.ファイナンス・リース取引
(1)リース投資資産の内訳
流動資産 (単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
リース料債権部分 967 929
見積残存価額部分 19 19
受取利息相当額 △264 △246
リース投資資産 721 701
(2)リース投資資産に係るリース料債権部分の中間連結決算日後(連結決算日後)の回収予定額
流動資産 (単位:百万円)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
リース投資資産 75 74 74 74 74 592
(単位:百万円)
当中間連結会計期間
(2019年9月30日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
リース投資資産
75 74 74 74 74 555
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2.オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
1年内 1,641 1,577
1年超 2,296 1,537
合計 3,937 3,114
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(金融商品関係)
金融商品の時価等に関する事項
中間連結貸借対照表計上額(連結貸借対照表計上額)、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2019年3月31日)
連結貸借対照表計上額
時価(百万円) 差額(百万円)
(百万円)
(1)現金及び預金 35,996 35,996 -
(2)受取手形及び売掛金 18,185 18,185 -
(3)投資有価証券 42 42 -
資産計 54,224 54,224 -
(1)社債(*) 339,000 346,889 7,889
(2)長期借入金(*) 43,000 43,009 9
負債計 382,000 389,898 7,898
(*)社債及び長期借入金に係る連結貸借対照表計上額及び時価については、1年内償還予定の社債及び1年内返済予定
の長期借入金を含めております。
当中間連結会計期間(2019年9月30日)
中間連結貸借対照表計上額
時価(百万円) 差額(百万円)
(百万円)
(1)現金及び預金 42,990 42,990 -
(2)受取手形及び売掛金 15,515 15,515 -
(3)投資有価証券 35 35 -
資産計 58,542 58,542 -
(1)社債(*) 334,000 342,031 8,031
(2)長期借入金(*) 42,500 42,519 19
負債計 376,500 384,550 8,050
(*)社債及び長期借入金に係る中間連結貸借対照表計上額及び時価については、1年内償還予定の社債及び1年内返済
予定の長期借入金を含めております。
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(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額
によっております。
(3)投資有価証券
株式の時価は、取引所の価格によっております。保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注
記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
負 債
(1)社債
当社の発行する社債の時価は、市場価格に基づき算定しております。
(2)長期借入金
長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社及び連結子会社の信
用状態が借入実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、
当該帳簿価額によっております。長期借入金のうち固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規
借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
区分
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
非上場株式 2,687 2,858
非上場株式については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることもできず、時価を把
握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
3.金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含ま
れております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することに
より、当該価額が変動することがあります。
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(有価証券関係)
その他有価証券
前連結会計年度(2019年3月31日)
連結貸借対照表計上
種類 取得原価(百万円) 差額(百万円)
額(百万円)
(1)株式 42 16 25
(2)債券
①国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上額が
②社債 - - -
取得原価を超えるもの
③その他 - - -
(3)その他 - - -
小計 42 16 25
(1)株式 - - -
(2)債券
①国債・地方債等 - - -
連結貸借対照表計上額が
②社債 - - -
取得原価を超えないもの
③その他 - - -
(3)その他 - - -
小計 - - -
合計 42 16 25
(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 2,419百万円)については、市場価額がなく、かつ将来キャッシュ・フロー
を見積ることもできず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には
含めておりません。
当中間連結会計期間(2019年9月30日)
中間連結貸借対照表
種類 取得原価(百万円) 差額(百万円)
計上額(百万円)
(1)株式 35 16 19
(2)債券 - - -
①国債・地方債等 - - -
中間連結貸借対照表計上
額が取得原価を超えるも
②社債 - - -
の
③その他 - - -
(3)その他 - - -
小計 35 16 19
(1)株式 - - -
(2)債券 - - -
①国債・地方債等 - - -
中間連結貸借対照表計上
額が取得原価を超えない ②社債 - - -
もの
③その他 - - -
(3)その他 - - -
小計 - - -
合計 35 16 19
(注)非上場株式(中間連結貸借対照表計上額 2,582百万円)については、市場価額がなく、かつ将来キャッシュ・フ
ローを見積もることもできず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表には含めておりませ
ん。
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(資産除去債務関係)
資産除去債務のうち中間連結貸借対照表(連結貸借対照表)に計上しているもの
当該資産除去債務の総額の増減
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2019年9月30日)
期首残高 512百万円 837百万円
見積りの変更による増減額(△は減少) 317 -
時の経過による調整額 8 2
中間期末(期末)残高 837 840
(賃貸等不動産関係)
賃貸等不動産の中間連結貸借対照表計上額及び中間連結決算日における時価に、前連結会計年度の末日に比して著
しい変動が認められないため、記載を省略しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、業務の性質に応じて、「空港運営事業」、「リテール事業」、「施設貸付事業」及び「鉄道事業」の4
つの事業活動を展開しており、これらを報告セグメントとしております。
「空港運営事業」は、発着、給油、警備等の空港施設の整備・運営及び旅客サービス施設等の空港事業に係る施
設の管理・運営事業を行っております。
「リテール事業」は、商業スペースの運営事業並びに免税店(市中免税店を含む)、小売・飲食店、取次店の運
営、各種空港関連サービスの提供及び広告代理業を行っております。
「施設貸付事業」は、航空会社等を主要顧客とした事務所、貨物施設等の賃貸事業を行っております。
「鉄道事業」は、成田国際空港周辺地域及び成田国際空港と首都東京を直結する鉄道事業を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されているセグメントの会計処理の方法は、「中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前中間連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 中間連結財務
空港運営 リテール 施設貸付 鉄道
(注)1 諸表計上額(注)2
計
事業 事業 事業 事業
売上高
55,714 52,241 15,657 1,493 125,106 - 125,106
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
4,857 367 647 34 5,907 △ 5,907 -
売上高又は振替高
60,571 52,609 16,304 1,528 131,014 △ 5,907 125,106
計
7,986 15,306 7,698 363 31,355 △ 191 31,164
セグメント利益
セグメント資産 608,185 62,656 100,266 42,641 813,750 △ 464 813,285
その他の項目
減価償却費 (注)3 13,883 1,515 3,180 682 19,261 △ 83 19,177
持分法適用会社への投資額 253 - - - 253 - 253
有形固定資産及び無形固定
11,280 2,196 1,977 12 15,467 △ 226 15,241
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△191百万円は、各報告セグメント間の取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△464百万円には、各報告セグメント間の債権債務の相殺消去△4,459百万円、各報
告セグメントに配分していない全社資産3,995百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、中間連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
3. 減価償却費には長期前払費用に係る償却額が含まれております。
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当中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 中間連結財務
空港運営 リテール 施設貸付 鉄道
(注)1 諸表計上額(注)2
計
事業 事業 事業 事業
売上高
57,512 51,949 15,843 1,492 126,797 - 126,797
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
4,331 375 665 33 5,405 △ 5,405 -
売上高又は振替高
61,843 52,324 16,509 1,525 132,203 △ 5,405 126,797
計
7,013 14,442 7,668 337 29,462 △ 124 29,337
セグメント利益
619,988 62,033 97,724 40,453 820,200 △ 135 820,064
セグメント資産
その他の項目
減価償却費 (注)3 13,402 1,571 3,118 675 18,767 △ 90 18,676
275 - - - 275 - 275
持分法適用会社への投資額
有形固定資産及び無形固定
13,131 1,653 2,781 7 17,573 △ 78 17,495
資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△124百万円は、各報告セグメント間の取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△135百万円には、各報告セグメント間の債権債務の相殺消去△4,329百万円、各報
告セグメントに配分していない全社資産4,193百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、中間連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
3. 減価償却費には長期前払費用に係る償却額が含まれております。
【関連情報】
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
空港使用料 旅客施設 物販・飲食 土地建物等
その他 合 計
収入 使用料収入 収入 貸付料収入
外部顧客への売上高
20,386 21,048 40,924 11,766 30,979 125,106
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の国及び地域の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外の国及び地域に所在する有形固定資産がないため、記載を省略しております。
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Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
空港使用料 旅客施設 物販・飲食 土地建物等
その他 合 計
収入 使用料収入 収入 貸付料収入
外部顧客への売上高
21,052 21,669 40,909 12,399 30,767 126,797
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の国及び地域の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外の国及び地域に所在する有形固定資産がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
1株当たり純資産額は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
1株当たり純資産額 178,192.89円 182,458.28円
1株当たり中間純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり中間純利益 10,254.94円 9,197.95円
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する中間純利益(百万円) 20,509 18,395
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
20,509 18,395
中間純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 2,000 2,000
(注)潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
当社は、2019年11月27日開催の取締役会において、第3ターミナルビル南側増築・アクセス通路他整備
工事の実施を決議いたしました。
1 設備投資の目的
第3ターミナルビルの年間旅客取扱能力を1500万人に増強するための対策として実施するもの
2 設備投資の内容
内容 ①第3ターミナルビル南側の増築、②アクセス通路の撤去・新設、③カーブサイド整備、④第
2ターミナルビル-第3ターミナルビル間のバス短絡路整備
投資予定額 180億円(消費税等は含まれておりません。)
3 設備の導入時期
2019年度から着手し、2021年度末より順次完成予定(供用日は今後調整)
4 当該設備が営業活動に及ぼす重要な影響
2021年度末より順次完成予定のため、2020年3月期の業績に与える影響につきましては軽微であります。
(2)【その他】
該当事項はありません。
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2【中間財務諸表等】
(1)【中間財務諸表】
①【中間貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
23,306 30,619
現金及び預金
16,102 13,922
売掛金
721 701
リース投資資産
1,652 1,583
貯蔵品
1,269 1,188
その他
△ 296 △ 240
貸倒引当金
42,755 47,774
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
※3 217,316 ※3 216,720
建物(純額)
構築物(純額) 130,912 128,777
機械及び装置(純額) 31,471 31,456
※3 10,672 ※3 10,562
工具、器具及び備品(純額)
295,673 295,952
土地
12,949 12,829
建設仮勘定
207 409
その他(純額)
699,203 696,708
有形固定資産合計
無形固定資産
3,596 3,901
ソフトウエア
9 8
その他
3,605 3,909
無形固定資産合計
投資その他の資産
15,272 15,272
関係会社株式
8,384 8,727
繰延税金資産
4,499 4,713
その他
△ 3 △ 3
貸倒引当金
28,152 28,708
投資その他の資産合計
730,962 729,326
固定資産合計
※1 773,717 ※1 777,100
資産合計
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半期報告書
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
6,778 5,531
買掛金
30,549 34,077
短期借入金
※1 40,000 ※1 20,000
1年内償還予定の社債
1年内返済予定の長期借入金 10,000 10,000
25 26
リース債務
14,182 13,990
未払金
8,719 7,634
未払法人税等
971 899
賞与引当金
※2 6,621
4,771
その他
115,998 98,781
流動負債合計
固定負債
※1 299,000 ※1 314,000
社債
23,000 23,000
長期借入金
77 71
リース債務
9,820 10,992
退職給付引当金
103 50
役員退職慰労引当金
1,084 1,084
環境対策引当金
10,208 10,322
その他
343,294 359,521
固定負債合計
459,292 458,302
負債合計
純資産の部
株主資本
100,000 100,000
資本金
資本剰余金
52,000 52,000
資本準備金
52,000 52,000
資本剰余金合計
利益剰余金
その他利益剰余金
99 99
圧縮記帳積立金
133,925 151,597
別途積立金
28,399 15,100
繰越利益剰余金
162,425 166,797
利益剰余金合計
314,425 318,797
株主資本合計
評価・換算差額等
- 0
その他有価証券評価差額金
- 0
評価・換算差額等合計
314,425 318,797
純資産合計
773,717 777,100
負債純資産合計
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半期報告書
②【中間損益計算書】
(単位:百万円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
86,114 87,865
営業収益
49,904 52,004
営業原価
36,209 35,861
営業総利益
10,568 11,437
販売費及び一般管理費
25,640 24,423
営業利益
※1 827 ※1 294
営業外収益
※2 1,659 ※2 1,328
営業外費用
24,809 23,389
経常利益
特別利益 249 108
730 1,803
特別損失
24,329 21,693
税引前中間純利益
法人税、住民税及び事業税 7,241 6,936
203 △ 342
法人税等調整額
7,444 6,593
法人税等合計
16,884 15,100
中間純利益
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③【中間株主資本等変動計算書】
前中間会計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
評価・換算
株主資本
差額等
資本剰余金 利益剰余金
純資産合計
その他
株主資本
その他利益剰余金
資本金 有価証券
利益剰余金 合計
資本準備金 評価差額金
圧縮記帳 繰越利益 合計
別途積立金
積立金 剰余金
当期首残高 100,000 52,000 99 115,265 29,436 144,801 296,801 - 296,801
当中間期変動額
剰余金の配当 △ 10,776 △ 10,776 △ 10,776 △ 10,776
中間純利益 16,884 16,884 16,884 16,884
別途積立金の積立 18,660 △ 18,660 - - -
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
- -
(純額)
当中間期変動額合計 - - - 18,660 △ 12,551 6,108 6,108 - 6,108
当中間期末残高
100,000 52,000 99 133,925 16,884 150,910 302,910 - 302,910
当中間会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
評価・換算
株主資本
差額等
資本剰余金 利益剰余金
純資産合計
その他
株主資本
その他利益剰余金
資本金 有価証券
利益剰余金 合計
資本準備金 評価差額金
合計
圧縮記帳 繰越利益
別途積立金
積立金 剰余金
当期首残高 100,000 52,000 99 133,925 28,399 162,425 314,425 - 314,425
当中間期変動額
剰余金の配当 △ 10,728 △ 10,728 △ 10,728 △ 10,728
中間純利益
15,100 15,100 15,100 15,100
別途積立金の積立 17,671 △ 17,671 - - -
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 0 0
(純額)
当中間期変動額合計 - - - 17,671 △ 13,299 4,372 4,372 0 4,372
当中間期末残高 100,000 52,000 99 151,597 15,100 166,797 318,797 0 318,797
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
① 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法に基づく原価法によっております。
② その他有価証券
時価のないもの
移動平均法に基づく原価法によっております。
(2) たな卸資産
貯蔵品
先入先出法又は総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
によっております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 6~50年
構築物 3~75年
機械及び装置 6~17年
工具、器具及び備品 2~20年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっておりま
す。
(3) リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
3.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個
別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員賞与の支給に充てるため、支給見込額のうち、当中間会計期間に帰属する額を計上しております。
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上してお
ります。
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給
付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按
分した額を費用処理しております。
数理計算上の差異は、発生の翌事業年度に一括処理しております。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備えるため、役員退職慰労金規程に基づく当中間会計期間末要支給額を計上しており
ます。
(5) 環境対策引当金
保管するPCB廃棄物の処理に伴い発生する支出に備えるため、当中間会計期間末における処理費用の見込額を
計上しております。
4.収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に営業収益と営業原価を計上する方法によっております。
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5.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
(2) 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、中間連結財務
諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(中間貸借対照表関係)
※1 担保資産及び担保付債務
成田国際空港株式会社法(平成15年法律第124号)第7条により、当社の総財産を社債の一般担保に供
しております。
前事業年度 当中間会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
1年内償還予定の社債 40,000百万円 20,000百万円
社債 299,000 314,000
計 339,000 334,000
※2 消費税等の取扱い
当中間会計期間において、仮払消費税等及び仮受消費税等は、相殺のうえ、金額的重要性が乏しいた
め、流動負債の「その他」に含めて表示しております。
※3 圧縮記帳
国庫補助金により有形固定資産の取得価額から直接控除した圧縮記帳累計額は以下のとおりでありま
す。
前事業年度 当中間会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
建物 111百万円 136百万円
工具、器具及び備品 229 311
計 340 447
4 保証債務
関係会社の金融機関からの借入金に対し、債務保証を行っております。
前事業年度 当中間会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
成田高速鉄道アクセス株式会社 10,000百万円 9,500百万円
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半期報告書
(中間損益計算書関係)
※1 営業外収益のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
受取利息 36百万円 37百万円
受取賠償金 60 62
固定資産受贈益 - 113
違約金収入 655 0
※2 営業外費用のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
支払利息 57百万円 43百万円
社債利息 1,593 1,221
3 減価償却実施額
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
有形固定資産 17,318百万円 16,683百万円
無形固定資産 709 717
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式(前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式15,141百万円、関連会社株式130
百万円、当中間会計期間の中間貸借対照表計上額は子会社株式15,141百万円、関連会社株式130百万円)は、市
場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
(重要な後発事象)
当社は、2019年11月27日開催の取締役会において、第3ターミナルビル南側増築・アクセス通路他整備工事
の実施を決議いたしました。
1 設備投資の目的
第3ターミナルビルの年間旅客取扱能力を1500万人に増強するための対策として実施するもの
2 設備投資の内容
内容 ①第3ターミナルビル南側の増築、②アクセス通路の撤去・新設、③カーブサイド整備、④第
2ターミナルビル-第3ターミナルビル間のバス短絡路整備
投資予定額 180億円(消費税等は含まれておりません。)
3 設備の導入時期
2019年度から着手し、2021年度末より順次完成予定(供用日は今後調整)
4 当該設備が営業活動に及ぼす重要な影響
2021年度末より順次完成予定のため、2020年3月期の業績に与える影響につきましては軽微であります。
(2)【その他】
該当事項はありません。
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半期報告書
第6【提出会社の参考情報】
当中間会計期間の開始日から半期報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及びその添付書類
事業年度(第15期)(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)2019年6月25日関東財務局長に提出
(2) 発行登録追補書類(普通社債)及びその添付書類
2019年9月6日関東財務局長に提出
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半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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半期報告書
独立監査人の中間監査報告書
2019年12月20日
成田国際空港株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
菅田 裕之 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
木村 徹 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
山中 彰子 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる成田国際空港株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの連結会計年度の中間連結会計期間(2019年4月1
日から2019年9月30日まで)に係る中間連結財務諸表、すなわち、中間連結貸借対照表、中間連結損益及び包括利益計算
書、中間連結株主資本等変動計算書、中間連結キャッシュ・フロー計算書、中間連結財務諸表作成のための基本となる重
要な事項及びその他の注記について中間監査を行った。
中間連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間連結財務諸表の作成基準に準拠して中間連結財務諸
表を作成し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間連結財務諸表を
作成し有用な情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間連結財務諸表に対する意見を表
明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準拠して中間監査を
行った。中間監査の基準は、当監査法人に中間連結財務諸表には全体として中間連結財務諸表の有用な情報の表示に関し
て投資者の判断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るために、中間監査に係る監査計画を
策定し、これに基づき中間監査を実施することを求めている。
中間監査においては、中間連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監査手続
の一部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による中間連結
財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必要に応じて追加の監査手
続が選択及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法
人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立案するために、中間連結財務諸表の作成と有用
な情報の表示に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに
経営者によって行われた見積りの評価も含め中間連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間連結財務諸表の作成基準
に準拠して、成田国際空港株式会社及び連結子会社の2019年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって終了する中間連
結会計期間(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する有用な情報を
表示しているものと認める。
利害関係
会社及び連結子会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
(注)1.上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(半期報告書提出会
社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは中間監査の対象には含 まれていません。
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半期報告書
独立監査人の中間監査報告書
2019年12月20日
成田国際空港株式会社
取締役会 御中
EY新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
菅田 裕之 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
木村 徹 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
山中 彰子 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる成田国際空港株式会社の2019年4月1日から2020年3月31日までの第16期事業年度の中間会計期間(2019年4月1日
から2019年9月30日まで)に係る中間財務諸表、すなわち、中間貸借対照表、中間損益計算書、中間株主資本等変動計算
書、重要な会計方針及びその他の注記について中間監査を行った。
中間財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して中間財務諸表を作成
し有用な情報を表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない中間財務諸表を作成し有用な
情報を表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した中間監査に基づいて、独立の立場から中間財務諸表に対する意見を表明す
ることにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる中間監査の基準に準拠して中間監査を行っ
た。中間監査の基準は、当監査法人に中間財務諸表には全体として中間財務諸表の有用な情報の表示に関して投資者の判
断を損なうような重要な虚偽表示がないかどうかの合理的な保証を得るために、中間監査に係る監査計画を策定し、これ
に基づき中間監査を実施することを求めている。
中間監査においては、中間財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するために年度監査と比べて監査手続の一
部を省略した中間監査手続が実施される。中間監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による中間財務諸表
の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて、分析的手続等を中心とした監査手続に必要に応じて追加の監査手続が選択
及び適用される。中間監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リ
スク評価の実施に際して、状況に応じた適切な中間監査手続を立案するために、中間財務諸表の作成と有用な情報の表示
に関連する内部統制を検討する。また、中間監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によっ
て行われた見積りの評価も含め中間財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、中間監査の意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
中間監査意見
当監査法人は、上記の中間財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠し
て、成田国際空港株式会社の2019年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する中間会計期間(2019年4月1日か
ら2019年9月30日まで)の経営成績に関する有用な情報を表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(半期報告書提出会
社)が別途保管しております。
2. XBRLデータは中間監査の対象には含 まれていません。
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