アジア開発キャピタル株式会社 臨時報告書
提出書類 | 臨時報告書 著しい影響 特別損失 |
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提出者 | アジア開発キャピタル株式会社 |
カテゴリ | 臨時報告書 |
EDINET提出書類
アジア開発キャピタル株式会社(E04298)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年12月25日
【会社名】 アジア開発キャピタル株式会社
【英訳名】 Asia Development Capital Co. Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 網屋 信介
【本店の所在の場所】 東京都中央区月島一丁目2番13号 ワイズビルディング4F
【電話番号】 03-5534-9614
【事務連絡者氏名】 企画管理部 天神 雄一郎
【最寄りの連絡場所】 東京都中央区月島一丁目2番13号 ワイズビルディング4F
【電話番号】 03-5534-9614
【事務連絡者氏名】 企画管理部 天神 雄一郎
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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EDINET提出書類
アジア開発キャピタル株式会社(E04298)
臨時報告書
1【提出理由】
当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたし
ましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19
号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2【報告内容】
(1)当該事象の発生年月日
2019年12月20日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社の海外連結子会社である臻萃本物(福建)餐飲管理有限公司(以下、「臻萃本物」といいます。)は 、日本食レ
ストラン事業「臻萃本物ジャパン・フード・タウン」として、台湾取引所上場企業・大洋百貨集団有限公司(以下、
「大洋百貨」といいます。)の協力のもと、中国福建省福州市に位置する大洋百貨・福州中城店の7階フロアを使用
し、日本食レストラン街を運営してまいりました。
出店テナントは2018年5月より順次オープンし、同年9月30日までには全店舗がオープンいたしましたが、中国景気が
減速し消費が低迷する中、現地の消費水準・嗜好を的確に捉えることができず、目標売上・損益を達成できない状況が
続いておりました。そのため、複数回にわたり、一部出店テナントの入れ替え、提供商品内容・価格の見直し等を実施
し、高価格帯から中・低価格帯への転換を通じた売上の向上を試みてまいりました。
2019年9月末には、本件事業出店テナント全9店舗のうち、業績改善の目途が立たず、これ以上の営業の継続が困難で
あると判断された3店舗(HonMono CAFÉ、京都祇園小路、銀座長谷川)を閉店し、本件事業を縮小いたしました。ま
た、2020年3月期第2四半期連結決算におきまして、当該3店舗閉店に伴う固定資産除却・原状回復により、約148百万円
の特別損失を計上いたしました。
その後も、営業を継続する出店テナント6店舗の業績を精査し、本件事業の継続の可能性について検討してまいりま
したが、この度、本件事業を終了し、経営資源を他の既存事業および新規事業に振り向けることが、当社グループの中
長期的利益に貢献するとの判断に至り、2020年3月末を目処に順次、現残存店舗6店舗を全て閉店し、本件事業から撤退
することを決定いたしました。なお、今後の事業撤退作業に関しては、出店フロアのリース元である大洋百貨の協力を
得ながら実行してまいります。現残存各店舗の今後の閉店スケジュールは下記の通りですが、変更となる可能性もあり
ます。
現残存店舗テナント(全6店舗)閉店計画日程
2020年1月20日閉店予定 瀬里奈(日式居酒屋)
2020年1月31日閉店予定 抹茶カフェ辻利茶舗(抹茶スイーツ)
2020年1月31日閉店予定 すずき家(豚骨ラーメン)
2020年2月29日閉店予定 神戸 明治庵(焼肉)
2020年3月31日閉店予定 相撲鍋屋 聖(牛鍋食べ放題)
2020年3月31日閉店予定 日式定食 武屋(定食)
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2020年3月期において、下記の通り営業外費用及び特別損失を計上いたします。
① 営業外費用
2020年3月期個別決算におきまして、当社から臻萃本物に対する貸付金60百万円及び2020年1月に送金を予定して
いる本件事業撤退に要する資金30百万円につき、本件事業撤退に伴う債権回収可能性の低下を反映し、その全額を
貸倒引当金として営業外費用に計上する見込みであります。
② 特別損失
2020年3月期第3四半期連結決算におきまして、今回の全店舗閉店に伴う固定資産除却損・原状回復費用等とし
て、約278百万円の特別損失を計上する見込みであります。ただし、そのうち約148百万円は同第2四半期連結決算に
て計上した固定資産除却損からの振替であるため、今回新たに計上する金額は約129百万円となります。
また、2020年3月期個別決算におきまして、当社が保有する臻萃本物株式(簿価580百万円)につき、本件事業撤
退に伴う投資回収可能性の低下を反映し、約580百万円(備忘価格1円を除く全額)を子会社株式評価損として特別
損失に計上する見込みであります。
以 上
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