株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス 有価証券報告書 第14期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)
提出書類 | 有価証券報告書-第14期(平成30年10月1日-令和1年9月30日) |
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提出日 | |
提出者 | 株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス |
カテゴリ | 有価証券報告書 |
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株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス(E05646)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年12月20日
【事業年度】 第14期(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
【会社名】 株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス
【英訳名】 Oriental Consultants Holdings Company Limited
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 野 崎 秀 則
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区本町三丁目12番1号
【電話番号】 03(6311)6641
【事務連絡者氏名】 取締役統括本部長 森 田 信 彦
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区本町三丁目12番1号
【電話番号】 03(6311)6641
【事務連絡者氏名】 取締役統括本部長 森 田 信 彦
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 2015年9月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月
(千円) 37,599,295 42,879,727 47,074,538 53,200,984 63,210,793
売上高
(千円) 1,099,155 1,068,554 1,385,101 1,824,894 2,069,607
経常利益
親会社株主に帰属する当
(千円) 504,291 628,973 852,591 1,033,077 1,344,544
期純利益
(千円) 372,874 540,098 1,192,876 1,085,966 1,078,320
包括利益
(千円) 6,795,160 7,326,303 8,647,167 9,691,686 10,748,648
純資産額
(千円) 24,584,590 27,853,524 30,365,918 38,984,060 42,090,515
総資産額
(円) 1,325.36 1,419.10 1,578.39 1,729.17 1,885.75
1株当たり純資産額
(円) 98.36 122.61 158.96 186.48 237.28
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当た
(円) - - - - -
り当期純利益
(%) 27.6 26.3 28.5 24.9 25.5
自己資本比率
(%) 7.6 8.9 10.7 11.3 13.2
自己資本利益率
(倍) 5.74 6.04 8.44 12.86 8.42
株価収益率
営業活動によるキャッ
(千円) △ 820,466 1,131,482 2,066,180 3,318,152 △ 1,234,886
シュ・フロー
投資活動によるキャッ
(千円) △ 356,116 △ 778,952 531,914 △ 1,116,552 △ 828,442
シュ・フロー
財務活動によるキャッ
(千円) 359,221 278,324 △ 445,482 △ 890,898 1,648,586
シュ・フロー
現金及び現金同等物の期
(千円) 2,514,450 3,062,073 5,253,742 6,465,115 5,865,583
末残高
1,821 2,054 2,430 2,593 2,749
従業員数
(人)
(ほか、平均臨時雇用者
( 164 ) ( 212 ) ( 223 ) ( 250 ) ( 272 )
数)
(注)1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載
しておりません。
3 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年
度の期首から適用しており、前連結会計年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って
適用した後の指標等となっております。
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(2)提出会社の経営指標等
回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
決算年月 2015年9月 2016年9月 2017年9月 2018年9月 2019年9月
(千円) 481,241 490,817 515,079 557,185 613,776
営業収益
(千円) 105,688 79,142 119,837 155,735 203,436
経常利益
(千円) 252,203 97,931 118,872 145,940 205,818
当期純利益
(千円) 503,062 503,062 727,929 727,929 727,929
資本金
(千株) 5,840 5,840 6,080 6,080 6,080
発行済株式総数
(千円) 5,725,413 5,780,894 6,103,578 6,240,201 6,429,530
純資産額
(千円) 11,130,662 11,640,612 11,357,692 10,630,445 13,131,366
総資産額
(円) 1,116.71 1,119.76 1,114.10 1,113.37 1,128.00
1株当たり純資産額
12.0 20.0 22.5 30.0 37.5
1株当たり配当額
(円)
(うち1株当たり中間配
( - ) ( - ) ( - ) ( - ) ( - )
当額)
(円) 49.19 19.09 22.16 26.34 36.32
1株当たり当期純利益
潜在株式調整後1株当た
(円) - - - - -
り当期純利益
(%) 51.4 49.7 53.7 58.7 49.0
自己資本比率
(%) 4.47 1.73 2.00 2.36 3.20
自己資本利益率
(倍) 11.48 38.76 60.55 91.07 55.04
株価収益率
(%) 24.4 104.8 101.5 113.9 103.2
配当性向
10 10 9 9 10
従業員数
(人)
(ほか、平均臨時雇用者
( - ) ( - ) ( - ) ( - ) ( - )
数)
(%) 57.8 77.3 139.8 248.6 212.3
株主総利回り
(比較指標:配当込み
(%) ( 108.4 ) ( 103.9 ) ( 134.3 ) ( 148.9 ) ( 133.5 )
TOPIX)
(円) 1,056 874 1,363 2,424 2,499
最高株価
(円) 559 535 700 1,355 1,680
最低株価
(注)1 営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載
しておりません。
3 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当事業年度の
期首から適用しており、前事業年度に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した
後の指標等となっております。
4 最高・最低株価は、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。
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2【沿革】
年月 事項
2006年5月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ取締役会において、持株会社の設立を決議
2006年7月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ定時株主総会において、株式移転により完全親会社である当社の
設立を承認、決議
2006年8月 当社設立、ジャスダック証券取引所に上場
2006年9月 ㈱アサノ建工を子会社化
2006年10月 事業執行の効率化を図るため、㈱オリエス西日本を㈱オリエスセンターに吸収合併
2006年12月 ㈱水建設コンサルタントを㈱オリエンタルコンサルタンツに吸収合併
2007年1月 ㈱オリエンタルコンサルタンツの子会社の株式取得・完全子会社化
2007年3月 大成基礎設計㈱の株式を取得し、完全子会社化
2007年4月 吉井システムリサーチ㈱の株式を取得し、完全子会社化
2007年5月 ㈱総合環境テクノロジーを設立
2007年10月 ㈱国土情報技術研究所、㈱オリエス総合研究所及び㈱オリエス交通情報サービスを㈱オリエスセ
ンターに吸収合併
2008年8月 ㈱オリエンタルコンサルタンツが、㈱パシフィックコンサルタンツインターナショナルより海外
コンサルタント事業を譲受け
2008年10月 東京都渋谷区本町三丁目12番1号に移転
2009年1月 ㈱オリエスセンターを㈱ワールドに吸収合併し、合併後の名称を㈱エイテック(現連結子会社)
に変更
2010年4月 ㈱総合環境テクノロジーを大成基礎設計㈱に吸収合併
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
2011年10月 ㈱オリエスシェアードサービスを吉井システムリサーチ㈱に吸収合併し、合併後の名称を㈱リ
サーチアンドソリューション(現連結子会社)に変更
2011年12月 ㈱アサノ建工を大成基礎設計㈱に吸収合併し、合併後の名称を㈱アサノ大成基礎エンジニアリン
グ(現連結子会社)に変更
2012年3月 パシフィックコンサルタンツグループ㈱との合弁で、㈱InterActを設立
2012年9月 カタール国ドーハに、Oriental Consultants Gulf LLC(現非連結子会社)を設立
2013年6月 インド国デリーに、Oriental Consultants India Private Limited(現連結子会社)を設立
2013年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタ
ンダード)に上場
2013年11月 ㈱ ジェーエステック(現連結子会社)の株式を取得、完全子会社化
2014年3月 ミャンマー国ヤンゴンに、Oriental Consultants Japan co.,Ltd.(現非連結子会社)を設立
2014年4月 車両に関するトータルサービスを提供するため㈱トータルフリートサービス(現連結子会社)を
設立
2014年6月 グループの海外市場におけるリーディングカンパニーとして、㈱オリエンタルコンサルタンツグ
ローバル(現連結子会社)を設立
2014年6 月 インドネシア国ジャカルタに、PT.Oriental Consultants Indonesia(現非連結子会社)を設立
2015年10月 ㈱ 白山瀬波(現非連結子会社)を設立
2015年11月 一般社団法人未知倶楽部(現非連結子会社)を設立
2017年4月 ㈱ 瀬戸酒造店(現非連結子会社)の株式を取得、完全子会社化
2017年9月 タイ王国に、Oriental Consultants Thailand(現非連結子会社)を設立
2018年9月 三協建設㈱ (現連結子会社)の株式を取得、完全子会社化
2018年8月 ウガンダ共和国に、OCG East Africa Limited(現非連結子会社)を設立
2018年12月 商号を㈱ACKグループから、㈱オリエンタルコンサルタンツホールディングスに変更
2019年8月 パナマ国にOC Latin America, S.A.(現非連結子会社)を設立
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3【事業の内容】
当社グループは純粋持株会社である当社を中心として連結子会社12社、非連結子会社 で 持分法非適用会社20社及び
関連会社 で 持分法非適用会社4社により構成された企業集団であり、インフラ整備を中心としてマネジメントサービ
スの提供を行うほか、工事施工、不動産管理などの事業を行っております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当してお
り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること
となります。
当社グループにおける主たる関係会社の位置付けは以下のとおりであります。
区分 主要業務 会社名
㈱オリエンタルコンサルタンツ
㈱オリエンタルコンサルタンツ
グローバル
社会環境整備に関わる事業の知的サービスを提供する
Oriental Consultants India
グローバルな総合コンサルタント等
Private Limited .
㈱ジェーエステック
インフラ・マネジメン
㈱トータルフリートサービス
トサービス事業
建設調査・設計・監理・GIS、空間情報、測量・計
㈱エイテック
測、交通観測・解析、情報処理、機器販売・レンタル
㈱ アキバ
等
上下水道、廃棄物、環境、情報に関する調査・計画・
㈱中央設計技術研究所
設計、維持・運営マネジメント等
㈱アサノ大成基礎エンジニアリング
地質・土質調査、環境・環境浄化、構造物調査・リ
㈱鈴木建築設計事務所
ニューアル、水理解析、さく井工事、解体工事、温泉
環境マネジメント事業
三協建設㈱
工事、 宅地、建設取引業 等
建設マネジメント、計測制御、資産管理等に関する多
様なITソリューションの提供、「人材」及び「業務
その他事業 ㈱リサーチアンドソリューション
プロセス」に関わるアウトソーシング、リソースマネ
ジメント、人材派遣等
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事業の系統図は次のとおりであります。
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4【関係会社の状況】
議決権の所有
資本金
名称 住所 主要な事業の内容 割合 関係内容
(百万円)
(%)
連結子会社
役員の兼任をしております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
得ております。
㈱オリエンタルコンサ インフラ・マネジメ
東京都
本社建物の賃借を受けております。
500 100.0
ルタンツ 渋谷区 ントサービス事業
本社建物の賃貸をしております。
融資をしております。
融資を受けております。
役員の兼任をしております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
㈱オリエンタルコンサ 東京都 インフラ・マネジメ
得ております。
490 100.0
ルタンツグローバル ントサービス事業
新宿区
融資をしております。
融資を受けております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
㈱アサノ大成基礎エン 東京都 環境マネジメント事
得ております。
450 100.0
ジニアリング 台東区 業
融資をしております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
インフラ・マネジメ 100.0
石川県
得ております。
㈱中央設計技術研究所
30
金沢市 ントサービス事業 (100.0)
融資を受けております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
東京都 インフラ・マネジメ 得ております。
㈱エイテック 95 100.0
渋谷区 ントサービス事業 本社建物の賃貸をしております。
融資を受けております。
役員の兼任をしております。
経営管理に関するサービスを提供し、その対価を
福岡県
㈱リサーチアンドソ 得ております。
福岡市 10 その他事業 100.0
リューション 本社建物の賃貸をしております。
博多区
融資をしております。
融資を受けております。
埼玉県
インフラ・マネジメ 100.0
㈱ジェーエステック さいたま市 31 -
ントサービス事業 (100.0)
中央区
インフラ・マネジメ 100.0
島根県
㈱アキバ
11 -
松江市 ントサービス事業 (100.0)
千葉県 環境マネジメント事 100.0
㈱鈴木建築設計事務所 10 -
松戸市 業
(100.0)
㈱トータルフリート 東京都 インフラ・マネジメ 100.0
12 -
サービス 渋谷区 ントサービス事業 (100.0)
静岡県 100.0
環境マネジメント事
三協建設㈱ 浜松市 30 (100.0) -
業
北区
Oriental
インド国 インフラ・マネジメ 100.0
Consultants India 0 -
ニューデリー ントサービス事業
(99.0)
Private Limited .
(注)1 ㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル、㈱アサノ大成基礎エンジニア
リング、㈱エイテックは特定子会社に該当いたします。
2 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3 有価証券報告書を提出している会社はありません。
4 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
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5 主要な損益情報等
㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル及び㈱アサノ大成基礎エンジニ
アリングの売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)は連結売上高に占める割合が10%を超えておりま
す。
㈱オリエンタルコンサルタンツ ㈱アサノ大成基礎エンジニアリ
㈱オリエンタルコンサルタンツ
グローバル ング
売上高 23,862百万円 22,961百万円 7,118百万円
経常利益 1,122百万円 127百万円 85百万円
当期純利益 762百万円 72百万円 47百万円
純資産額 6,535百万円 735百万円 1,898百万円
総資産額 18,067百万円 16,649百万円 5,207百万円
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
2019年9月30日現在
従業員数(人)
セグメントの名称
10 ( - )
当社
2,231 ( 248 )
インフラ・マネジメントサービス事業
347 ( 16 )
環境マネジメント事業
161 ( 7 )
その他事業
2,749 ( 272 )
合計
(注) 従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
2019年9月30日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
10 ( - ) 44.8 10.7 7,019
(注)1 従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 平均年間給与において兼務者は、兼務先の年間給与も含んで記載しております。
4 平均勤続年数において兼務者は、兼務先の勤続年数も含んで記載しております。
5 当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。
(3)労働組合の状況
① 提出会社
該当事項はありません。
② 連結子会社
㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル及び㈱アサノ大成基礎エンジニ
アリングは、労働組合を結成しております。
2019年9月30日現在
オリエンタルコンサルタンツ オリエンタルコンサルタンツ アサノ大成基礎エンジニアリング
項目
労働組合 グローバル労働組合 労働組合
結成年月日 1971年7月1日 2014年10月1日 1972年12月4日
組合員数 495人 99人 81人
上部団体名 - - 全国建設関連産業労働組合連合会
(注) 労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。なお、他の連結子会社には労働組合はありま
せん。
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第2【事業の状況】
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ が判断したものであります。
I.グループ基本戦略
当社グループは2018年9月28日に、2025年に向けたビジョン及び中期経営計画を策定いたしました。当社グ
ループでは、更なる成長に向け、2025年のビジョンとして、「社会価値創造企業~自らが社会を創造する担い手
になる~」を定め、「革新」「挑戦」「変革」により、社会の変化を柔軟に捉え、既往の事業を充実するととも
に、幅広い分野に事業を拡大し、“更なる社会価値の創造”の実現に取り組んで参ります。
また、当社グループは、中期経営計画の基本方針、強化方針に基づき、下記の施策を実施いたします。
■基本方針
(1)事業創造・拡大
・グループの力を結集し、事業創造・拡大をワンストップで推進して参ります。
・事業領域の拡大、新たな価値の創出により、国内外における市場を拡大して参ります。
(2)人材確保・育成
・企業ブランドの強化による多様な人材の確保と、プロフェッショナル人材の育成を推進して参ります。
(3)基盤整備
・グループ内外の連携に資するグループ共通基盤の整備を推進して参ります。
■強化方針
(1)個の強化
・5つの重点化事業〈インフラ整備・保全、防災、交通(高度化・総合化)、地方創生、海外新規開拓〉によ
り、ナンバーワン・オンリーワンの技術やサービスを確立して参ります。
・総合事業、研究開発を推進し、新たな社会価値を創造して参ります。
(2)国内外市場の競争力強化
・国内と海外の2軸で競争力を強化し、各市場における事業を拡大して参ります。
・国内はエリアマネジメントを全国に展開して参ります。
・海外は海外拠点整備や新たなグローバルビジネスを世界に展開して参ります。
(3)連携の強化
・グループ内外のリソースの効果的な活用により、ブランド力をより一層向上して参ります。
Ⅱ.目標とする経営指標
私たちは、ビジョンの実現に向け、2025年9月期の経営目標として、売上高、営業利益、組織・人材、基盤整備
を指標として定めました。これらの目標達成に向け、「基本方針」と「強化方針」を定め、推進するとともに、
「技術・サービスの高度化・総合化」「企業規模の拡大」「企業ブランドの醸成」を推進してまいります。
項 目 2025年の経営目標
売上高 700億円以上
業績
営業利益 30億円以上
社員数 3,100人以上
組織・人材 技術士 1,200人以上
有資格者
博士 80人以上
基盤整備 グループ経営基盤の強化に繋がる財務基盤の向上、IT基盤の整備
Ⅲ.経営環境
現在、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。生産性改革、働き方改革の実現に向けて、先進技術
(AI、IoT等)の導入が必要となりました。また、個別の事業を推進するという部分最適ではなく、事業の上流か
ら下流までを実施するとともに、複数の事業の複合化により、全体最適を目指すことが必要となりました。さら
に、限られた予算と人材の中で、官と民の持てるリソースを、両者が連携して、最大限に有効活用するPFI・PPP等
の事業形態がより一層求められるようになりました。
これらの変化に柔軟に対応し、“社会価値創造企業”として成長するためには、「革新」「挑戦」「変革」を
キーワードに、事業をマネジメントする必要があると考えます。
私たちは、これらの変化に対応した事業を国内・海外において展開し、これらを通じて、“社会価値創造企業”
の実現に向け、国・地域とのより高い信頼関係を築き、国・地域の活力や魅力を高める事業を推進して参ります。
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Ⅳ.株式会社の支配に関する基本方針
(1) 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は、上場会社として、株主の皆様による当社株式の自由な売買を認める以上、当社の支配権の移転を伴う
大量買付行為に応じるべきか否かの判断は、最終的には株主の皆様の意思に基づき行われるべきだと考えており
ます。
しかしながら、我が国の資本市場における株式の大量買付行為の中には、対象となる経営陣の賛同を得ず一方
的に行為を強行する動きが顕在化しています。こうした大量買付の中には、対象会社の企業価値及び株主共同の
利益に資さないものも少なくありません。
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方としては、当社の企業理念、さまざまな企業価値の源
泉を十分に理解し、当社の企業価値及び株主共同の利益を中長期的に確保、向上させるものでなければならない
と考えております。従いまして、企業価値及び株主共同の利益を害するおそれのある不適切な大量買付提案又は
これに類似する行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えま
す。
(2) 基本方針の実現に資する特別な取組み
当社は純粋持株会社であり、当社グループは建設コンサルタント事業をコアとしております。
当社グループの企業価値の源泉は、公共・公益事業を支える建設コンサルタントとして、約半世紀にわたり
培ってきた経験と技術力にあります。具体的には、道路・河川・交通及び景観など、国内外の公共・公益事業に
関する計画・調査及び設計等のコンサルタント業務ならびに、施工業務のノウハウ、十分な研鑽を積み、それら
業務に精通した従業員の存在、また官公庁をメインとした顧客との間に築き上げられた信頼関係であります。こ
れらの構築のためには新技術の研究開発及び人材の確保・育成など、短期的な利益追求ではない、中長期的ビ
ジョンに立った経営を常に行っていく必要がございます。
当社グループは、各社の持つ経営資源を有効に活用するとともに、さまざまなステークホルダーとの良好な関
係を維持・発展させ、当社の企業価値及び株主共同の利益の向上に努めております。
そのために重点化事業の投資を強化し、ナンバーワン・オンリーワンの技術・サービスを開発して、一層の重
点化事業拡大を図ってまいります。また、グループ内外の連携を強化し、総合化・複合化する事業にワンストッ
プで技術・サービスを提供いたします。さらに、国内公共・国内民間・海外の3軸市場の特性を踏まえ、グルー
プとしての総合力を発揮して、競争力を高め、社会インフラ創造企業を目指します。
(3) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための
取組み
当社では、当社の企業価値の向上及び株主共同の利益の実現によって、株主、投資家の皆様に長期的に継続し
て当社に投資していただくため、上記の基本方針の実現に資する特別な取組みとして、当社株券等の大量買付行
為への対応策(以下「本プラン」といいます。)として、大量買付行為について一定の合理的なルールを設定い
たしました。
本プランは、大量買付者が大量買付行為を行うにあたり、所定の手続に従うことを要請するとともに、かかる
手続に従わない大量買付行為がなされる場合や、かかる手続に従った場合であっても当該大量買付行為が当社の
企業価値及び株主共同の利益を害するものであると判断される場合には、かかる大量買付行為に対する対抗措置
として、原則として新株予約権を株主の皆様に無償で割り当てるものです。
本プランに従って割り当てられる新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。)には、①大量買付者及び
その関係者による行使を禁止する行使条件や、②当社が本新株予約権の取得と引換えに大量買付者及びその関係
者以外の株主の皆様に当社株式を交付する取得条項等を付すことが予定されております。
本新株予約権の無償割当てが実施された場合、かかる行使条件や取得条項により、当該大量買付者及びその関
係者の有する議決権の当社の総議決権に占める割合は、大幅に希釈化される可能性があります。
(4) 本プランの合理性
本プランが基本方針に沿い、当社の株主の共同の利益を損なうものではなく、当社の役員の地位の維持を目的
とするものではないこと及びその理由につきましては、以下のとおりであります。
① 買収防衛策に関する指針の要件等を完全に充足していること
② 企業価値及び株主共同の利益の確保又は向上を目的として導入されていること
③ 株主意思を重視するものであること
④ 独立性の高い社外者の判断の重視
⑤ 合理的な客観的要件の設定
⑥ 独立した地位にある第三者の助言の取得
⑦ デッドハンド型やスローハンド型買収防衛策ではないこと
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2【事業等のリスク】
当社グループの財政状態及び経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがありま
す。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 業績の季節的変動
当社グループは、民間比率の向上に努めておりますが、国内外とも公共事業に係る業務が高い割合を占めており、
公共事業の売上高は、下期に偏る季節変動特性を有しております。
② 成果品に対する瑕疵責任
当社グループでは、技術・品質に関する品質管理部署を設置し、品質管理を徹底しているほか、特に高度な技術を
要する業務においては、熟練技術者による照査を実施しております。また、不測の事態に備え、損害賠償保険に加入
しておりますが、当社の成果品に瑕疵があり、瑕疵責任に基づき、多額の損害賠償請求を受けた場合、業績に影響を
及ぼす可能性があります。
③ 重大な人身・設備事故
当社グループでは、建設工事現場における人身・設備事故を未然に防ぐため、社員教育をはじめ、現場での安全の
確保に対する取り組みを徹底しております。また、不測の事態に備え損害賠償保険に加入しておりますが、万が一、
重大な人身・設備事故を発生させた場合、顧客の信頼を低下させるほか、損害賠償義務の発生や受注機会の減少等に
より、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 営業キャッシュ・フローの変動
業務代金の入金時期や外注費等の支払い時期は契約業務毎に異なるため、売上高や受注残高が同程度であっても毎
期末の完成業務未収入金、未成業務受入金及び未成業務支出金の残高は大きく変動します。そのため、これらの入出
金の時期によっては、営業利益が同程度であっても営業キャッシュ・フローが大きく変動する可能性があります。
⑤ 法的規制
当社グループは、事業活動を営む上で建設業法、建築基準法、独占禁止法、下請法等、様々な法規制の適用を受け
ており、これらの法規制を遵守すべく、関連規定の整備、監査体制の充実、役職員の教育等、コンプライアンスを重
視した経営を行っております。しかしながら、もしこれらの規制を遵守できなかった場合、営業活動範囲の制約によ
り、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 業務提携・企業買収等のリスク
当社グループは、今後とも他社との業務提携及び企業買収等を行う可能性があります。何らかの理由により提携・
買収が想定した効果を生まない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
⑦ コミットメントライン契約における財務制限条項
当社が主要取引銀行との間で 2017年9月29日 付で締結したコミットメントライン契約(融資枠50億円)において、
一定の財務制限条項が付されております。財務制限条項は、 1)各決算期末日の連結財務諸表の純資産の金額を
2016年9月期末の純資産の金額又は直前の決算期末日の純資産の金額のうち、いずれか高いほうの金額の75%以上
に維持すること、2)各決算期の連結財務諸表の営業損益及び経常損益を2期連続して損失としないこととなって
おります。
⑧ 取引先の与信と売掛債権の貸倒
当社グループは、与信リスクへの対応を向上すべく与信管理の改善に努めておりますが、何らかの理由により取引
先が支払い不能・倒産等に陥り、多額の回収不能・遅延が発生した場合には、当社グループの資金繰りに影響を与え
る可能性があります。
⑨ 情報漏えい
当社グループは、取引先との機密情報の取扱い及び個人情報の取扱いに関しては、社内規定類の整備を行うなど実
務上の運用ルールの設定を行っております。しかしながら、万が一取引先等との間にセキュリティに関する問題が発
生し、当社グループの社会的信用に甚大な影響をもたらした場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与
える可能性があります。
⑩ 繰延税金資産の回収可能性
繰延税金資産については、営業取引を源泉とした課税所得による回収を見込んでおります。しかし、経営成績が想
定している計画を下回り、回収可能性に疑義が生じた場合には、繰延税金資産の取崩しが必要となり、当社グループ
の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
⑪ 固定資産の減損損失
当社グループでは、保有資産について減損の兆候が発生した場合には、将来キャッシュ・フロー等を算定し減損損
失を計上する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
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⑫ 有利子負債への依存
当社グループは、今後企業買収を行っていくうえで、その原資を金融機関からの借入金等により調達する可能性が
あります。その場合、今後の金利動向や金融情勢の変化によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与
える可能性があります。
⑬ 為替の変動
当社グループは、海外マーケットへの積極的な進出に伴い、外貨建取引が経常的に発生しております。今後、為替
相場の変動によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
業績等の概要
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、緩やかな景気回復基調が継続し
ているものの、米中貿易摩擦問題や、中国経済の成長鈍化などによる世界経済の減速等、先行きに不透明感がみ
られています。
このような状況に対処すべく、当社グループでは重点的に取り組む事業を5つ(インフラ整備・保全、防災、
交通、地方創生、海外新規開拓)に定め、国内市場及び、海外市場の各市場で推進しております。
市場別の受注状況は、国内市場におきましては、ひき続き防災・減災関連のハード・ソフト対策業務、道路・
河川・港湾等の維持管理業務、首都圏における再開発業務の受注が堅調に推移するとともに、地方創生関連の業
務の受注も堅調に推移いたしました。このような状況のなか、当連結会計年度における国内市場の受注高は、
426億13百万円(前連結会計年度比18.0%増)となりました。
海外市場におきましては、フィリピンやインドネシア等、需要の高い開発途上国でのインフラ整備を中心とし
た事業が堅調に推移し、当連結会計年度における海外市場の受注高は、457億46百万円(前連結会計年度比
23.4%増)となりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、受注高は883億59百万円(前連結会計年度比20.7%増)
となり、売上高は 632億10百万円 (同 18.8%増 )、営業利益は 24億24百万円 (同 22.1%増 )、 経常利益は 20億69百万
円 (同 13.4%増 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は 13億44百万円 (同 30.1%増 )となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(インフラ・マネジメントサービス事業)
インフラ・マネジメントサービス事業 の 売上高は、 520億35百万円 (前連結会計年度比 16.2%増 )となりまし
た。営業利益は、 21億21百万円 (同 21.3%増 )となっております。
(環境マネジメント事業)
環境マネジメント事業 の 売上高は、 100億5百万円 (前連結会計年度比 34.4%増 )となりました。営業利益
は、 2億33百万円 (同 48.2%増 )となっております。
(その他事業)
その他事業の売上高は 19億30百万円 (前連結会計年度比 9.3%増 )となりました。営業利益は、 75百万円 (同
2.6%減 )となっております 。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億99百
万円減少し、58億65百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、使用した資金は12億34百万円(前連結会計年度比45億53百万円の支
出増)となりました。これは主に、売上高の増加に伴う未成業務受入金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は8億28百万円(前連結会計年度比2億88百万円の支
出減)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出4億84百万円及び、無形固定資産の取得によ
る支出1億80百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、獲得した資金は16億48百万円(前連結会計年度比25億39百万円の収
入増)となりました。主な内訳は、短期借入金の純増額13億10百万円であります。
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生産、受注及び販売の実績
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 自 2018年10月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日
インフラ・マネジメントサービス事業(千円) 52,150,322 13.9
環境マネジメント事業(千円) 11,062,031 50.4
合計(千円) 63,212,354 18.9
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3 その他事業は、生産高がないため記載しておりません。
(2)受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 自 2018年10月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日
インフラ・マネジメントサービス事業(千円) 75,736,988 17.0
環境マネジメント事業(千円) 11,045,233 53.4
1,577,744
その他事業(千円) 27.1
合計(千円) 88,359,967 20.7
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部振替高を含んでおりません。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
セグメントの名称 自 2018年10月1日 前年同期比(%)
至 2019年9月30日
インフラ・マネジメントサービス事業(千円) 52,004,337 16.2
環境マネジメント事業(千円) 9,875,065 36.4
1,331,389
その他事業(千円) 10.8
合計(千円) 63,210,793 18.8
(注)1 上記の各セグメントの金額には、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2017年10月1日 自 2018年10月1日
相手先 至 2018年9月30日 至 2019年9月30日
金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%)
国土交通省 9,158,613 17.2 8,726,967 13.8
(独)国際協力機構 7,762,572 14.6 8,500,268 13.4
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財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
財政状態及び経営成績の分析・検討の内容は以下のとおりであります。
なお、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものでありま
す。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成されてお
ります。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の
報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績な
どを勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異
なる場合があります。
重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ31億6百万円増加し、420億90百万円となりました。これは主に受注高の増
加に伴う受取手形及び売掛金の増加によるものであります。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ20億49百万円増加し、 313億41百万円 となりました。これは主に短期借入金の
増加によるものであります。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末に比べ10億56百万円増加し、107億48百万円となりました。これは主に、親会社株
主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、受注高883億59百万円(前連結会計年度比20.7%増)、 売上高は 632
億10百万円 (同 18.8%増 )、営業利益 24億24百万円 (同 22.1%増 ) 、経常利益は 20億69百万円 (同 13.4%増 ) 、 親会社株
主に帰属する当期純利益 13億44百万円 (同 30.1%増 ) となりました。
これらの要因については、「業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
詳細につきましては「業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。
(5)資金の財源及び流動性について
当社グループの資金需要は、知的サービスの提供という事業特性から、生産活動に必要な人件費及び外注費、受
注獲得のための販売費及び一般管理費が主な内容であります。これらの資金は、基本的に営業キャッシュ・フロー
により賄いますが、コミットメントラインを締結しており、季節的に資金不足が生じる場合は、金融機関から借入
れることとしております。また、グループ内の資金効率を高めるため、資金は当社に集中し管理する体制を敷いて
おり、グループ金融を活用しております。
4【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
5【研究開発活動】
当社グループは、国内及び海外での事業展開において中心となる技術の研究開発を進めております。当連結会計年
度の一般管理費に計上した研究開発費の総額は 561 百万円となっており、セグメント別の内訳は、インフラ・マネジ
メントサービス事業 561 百万円となっております。
主要なもの内容は以下のとおりです。
(インフラ・マネジメントサービス事業)
① インフラ保全・運営管理に関する研究開発
② 防災に関する研究開発
③ 再生可能エネルギー、スマートコミュニティに関する研究開発
④ 交通(高度化・総合化)に関する研究開発
⑤ 民間開発事業に関する研究開発
⑥ 海外事業の新規開拓に関する研究開発
⑦ 事業経営に関する研究開発
⑧ 地域活性化に関する研究開発
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは、インフラ・マネジメントサービス事業を中心に業務の効率化を図るために主に情報通信機器及び
周辺機器の購入、社内管理システムの構築、建物附属設備及び什器備品の取得を行いました。その投資額は 725 百万
円であります。
インフラ・マネジメントサービス事業においては、情報通信機器及び周辺機器の購入を中心に 628 百万円の設備投
資を実施いたしました。また、環境マネジメント事業においては、社内管理システムの構築に関する費用の支出を中
心に 41 百万円の設備投資を実施いたしました。また、その他事業においては、建物附属設備及び什器備品の購入を中
心に 55 百万円の設備投資を実施いたしました。
2【主要な設備の状況】
(1)提出会社
当社の事務所等の設備はすべて賃借しております。
(2)国内子会社
帳簿価額(千円)
会社名
従業員数
事業所名(所在地) 設備の内容
機械装置
(人)
建物及び 工具、器具 土地
セグメントの名称
リース資産 合計
及び運搬具
構築物 及び備品 (面積㎡)
㈱オリエンタルコンサルタンツ
事務所及び -
本社・各事業本部(東京都渋谷区) 90,469 154 190,414 431 281,470 461(52)
情報通信機器他
(- )
インフラ・マネジメントサービス事業
(注)1 2019年9月30日現在の主要な設備の状況を記載しております。
2 消費税等は含まれておりません。
3 従業員数の( )は、臨時従業員(外書)であります。
4 建物を賃借しております。事業所別の内訳は以下のとおりであります。
会社名
セグメントの名称 年間賃借料(千円)
事業所名(所在地)
㈱オリエンタルコンサルタンツ
351,737
インフラ・マネジメントサービス事業
本社・各事業本部(東京都渋谷区)
㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル
インフラ・マネジメントサービス事業 170,292
本社・各事業本部(東京都新宿区)
㈱アサノ大成基礎エンジニアリング
環境マネジメント事業 157,122
本社・各事業本部(東京都台東区)
㈱オリエンタルコンサルタンツ
インフラ・マネジメントサービス事業 93,097
関西支社(大阪市北区)
5 現在休止中の主要な設備はありません。
(3)在外子会社
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
当連結会計年度末現在における、重要な設備の新設、売却及び除却の計画はありません。
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第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 20,000,000
計 20,000,000
②【発行済株式】
事業年度末現在
上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
発行数(株)
種類 名又は登録認可金融 内容
(2019年12月20日)
(2019年9月30日) 商品取引業協会名
権利内容に何ら限定のな
東京証券取引所
い当社における標準とな
6,080,920 6,080,920 JASDAQ市場
普通株式
る株式であり、単元株数
(スタンダード)
は100株であります。
6,080,920 6,080,920 - -
計
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2017年1月30日(注) 240,500 6,080,920 224,867 727,929 - 3,435,266
(注)譲渡制限付株式として新株式有償発行240,500株による増加であります。
発行価額 1株につき 935 円
資本組入額 1株につき 935 円
割当対象者及びその人数並びに割当株式数
当社取締役4名に対して 27,100 株
当社子会社取締役15名に対して 213,400 株
子会社の取締役を兼務する当社取締役については、当該取締役が割当を受ける株式の数のうち、当社負
担分を記載しております。子会社負担分は「子会社取締役」に含めて記載しております。
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(5)【所有者別状況】
2019年9月30日現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満株
式の状況
区分 外国法人等
政府及び地 金融商品 その他の
(株)
金融機関 個人その他 計
方公共団体 取引業者 法人
個人以外 個人
株主数(人) - 13 19 22 24 ▶ 1,492 1,574 -
所有株式数
- 14,566 470 8,967 2,268 15 34,487 60,773 3,620
(単元)
所有株式数の
- 24.0 0.8 14.8 3.7 0.0 56.7 100.0 -
割合(%)
(注) 自己株式 230,277株は、「個人その他」に2,302単元、「単元未満株式の状況」に77株含まれております。
(6)【大株主の状況】
2019年9月30日現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の総
氏名又は名称 住所
(株) 数に対する所
有株式数の割
合(%)
オリエンタルコンサルタンツ
東京都渋谷区本町3-12-1 807,395 13.8
ホールディングス社員持株会
日本トラスティ・サービス
東京都中央区晴海1-8-11 292,600 5.0
信託銀行株式会社(信託口)
東京都江東区豊洲5-6-52 250,000 4.2
オリエンタル白石株式会社
パシフィックコンサルタンツ
東京都千代田区神田錦町3-22 236,400 4.0
グループ株式会社
東京都千代田区丸の内1-1-2 223,600 3.8
株式会社三井住友銀行
170,000 2.9
平野 利一 栃木県宇都宮市
東京都新宿区西新宿2-4-1 152,600 2.6
住友不動産株式会社
東京都千代田区丸の内1-6-6 152,000 2.5
日本生命保険相互会社
141,000 2.4
清野 茂次 東京都府中市
東京都千代田区有楽町1-13-1 140,000 2.3
第一生命保険株式会社
東京都千代田区大手町2-1-1 140,000 2.3
大樹生命保険株式会社
東京都千代田区丸の内2-1-1 140,000 2.3
明治安田生命保険相互会社
- 2,845,595 48.6
計
(注)1 所有株式数の割合は小数点第2位以下を切り捨てて記載しております。
2 当社は自己株式を230,277株(3.7%)保有しておりますが、上記大株主からは除外しております。
3 持株比率は自己株式230,277株を控除して算定しております。
4 当社は、従業員持株会信託型ESOPを導入しております。当該信託の信託財産として、日本トラスティ・サー
ビス信託銀行株式会社(信託口)が所有する当社株式150,700株は、上記(注)2の自己株式に含めており
ません。
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(7)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年9月30日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
- - -
無議決権株式
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 230,200 - -
普通株式
完全議決権株式(その他) 5,847,100 58,471 -
普通株式
3,620 - -
単元未満株式 普通株式
6,080,920 - -
発行済株式総数
- 58,471 -
総株主の議決権
②【自己株式等】
2019年9月30日現在
発行済株式総
自己名義所有 他人名義所有 所有株式数の 数に対する所
所有者の氏名
所有者の住所
株式数(株) 株式数(株) 合計(株) 有株式数の割
又は名称
合(%)
東京都渋谷区本町
㈱オリエンタルコンサルタンツ
230,200 - 230,200 3.7
3-12-1
ホールディングス
- 230,200 - 230,200 3.7
計
(注) 所有株式数の割合は小数点第2位以下を切り捨てて記載しております。
(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】
従業員持株会信託型ESOPの概要
2018年11月14日取締役会決議分
当社は、2018年11月14日開催の取締役会において、当社グループの持株会を活性化して当社グループ社員の安定的
な財産形成を促進すること、ならびに、当社グループ社員の会社経営への参画意識の向上と業績向上へのインセン
ティブ付与により、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的として従業員持株会信託型ESOPの再導入を決
議いたしました。
イ.従業員株式所有制度の概要
従業員持株会信託型ESOP(以下「本制度」といいます。)は、福利厚生の一環として、当社グループの持株会を活
性化して当社グループ社員の安定的な財産形成を促進すること、ならびに、当社グループ社員の会社経営への参画意
識の向上と業績向上へのインセンティブ付与により、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的に 再 導入し
たものであります。
当社は、従業員持株会の会員のうち、一定の受益者要件を充足する者を受益者とする「従業員持株会信託(他益信
託)」(以下「持株会信託」といいます。)を設定いたします。
従業員持株会が信託契約後4年8か月間にわたり取得すると見込まれる数の当社株式を借入により調達した資金で
一括して取得いたします。
本制度導入後、従業員持株会による当社株式の取得は持株会信託より行います。
従業員持株会による当社株式の取得を通じ、持株会信託に売却益相当額が累積した場合には、これを残余財産とし
て受益者要件を充足する従業員持株会の会員に対して分配いたします。一方、当社株価の下落により持株会信託が借
入債務を完済できなかった場合には、当社が借入先銀行に対して残存債務を弁済いたします。その際、従業員持株会
の会員がその負担を負うことはありません。
ロ.従業員等持株会に取得させる予定の株式の総数
260,000株
ハ.当該従業員株式所有制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
本信託契約で受益者となり得る者は、本持株会への売却期間において本持株会に加入している者のうち、所定の受
益者確定手続に基づいて受益者として確定した者といたします。
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取締役 に対する株式報酬制度の概要
①制度の概要
2017年1月13日開催の取締役会において、当社は取締役に対する新たなインセンティブ制度を検討した結果、連結子
会社より支給される退職慰労金に相当する固定報酬に代わり、中長期的な企業価値および株主価値の持続的な向上や、
株主の皆様との一層の価値共有を図るインセンティブを与えることを目的として、社外取締役を除く当社取締役(以下
「 割当対象者 」といいます。)に対し、譲渡制限付株式を割り当てる株式報酬制度を導入し、2018年1月30日付けに
て、当社 株式を交付しております 。 譲渡制限付株式割当契約の概要は以下の通りです。
(1) 譲渡制限期間
2017年1月30日~2032年1月29日
上記に定める譲渡制限期間(以下「本譲渡制限期間」といいます。)において、割当対象者は、当該譲渡制限付
株式につき、第三者に対して譲渡、質権の設定、譲渡担保権の設定、生前贈与、遺贈その他一切の処分行為をする
ことができません。
(2) 当社による無償取得
当社は、割当対象者が、本譲渡制限期間中に当社及び当社子会社の取締役を退任した場合には、当社取締役会が
正当と認める理由(死亡等)がある場合を除き、当該取締役に割り当てられた譲渡制限付株式(以下「本割当株
式」といいます。)の全部について当該退任の時点をもって当然に無償で取得するものといたします。
また、本割当株式のうち、本譲渡制限期間が満了した時点において下記(3)の譲渡制限の解除条件の定めに基づき
譲渡制限が解除されていないものがある場合には、当社はこれを当然に無償で取得するものといたします。
(3) 譲渡制限の解除条件
当社は、割当対象者が、本譲渡制限期間の開始日より5年が経過する日までの間、継続して、当社又は当社子会
社の取締役の地位にあったことを条件として、本譲渡制限期間が満了した時点をもって、当該時点において当該割
当対象者が保有する本割当株式の全部につき、譲渡制限を解除いたします。
ただし、割当対象者が、本譲渡制限期間の開始日より5年が経過する日の前日までに当社取締役会が正当と認め
る理由(死亡等)により当社及び当社子会社の取締役を退任した場合には、当該退任時点において当該割当対象者
が保有する本割当株式のうち、当該退任時点までの期間に応じた部分の本割当株式について、当該退任の時点を
もって、譲渡制限を解除し、譲渡制限が解除されていない本割当株式は、当該退任の時点をもって当社が当然に無
償で取得するものといたします。
また、割当対象者が、本譲渡制限期間の開始日より5年が経過する日から本譲渡制限期間満了日の前日までに当
社取締役会が正当と認める理由(死亡等)により当社及び当社子会社の取締役を退任した場合には、当該退任の時
点において当該割当対象者が保有する本割当株式の全部について、当該退任の時点をもって、譲渡制限を解除し、
譲渡制限が解除されていない本割当株式は、当該退任の時点をもって当社が当然に無償で取得するものといたしま
す。
(4) 株式の管理
譲渡制限が解除されていない本割当株式は、譲渡制限が解除されるまでの間、譲渡、質権の設定、譲渡担保権の
設定、生前贈与、遺贈その他一切の処分行為をすることができないよう、各割当対象者がSMBC日興証券株式会
社に開設した口座で管理するものといたします。
(5) 組織再編等における取扱い
当社は、本譲渡制限期間の開始日より5年が経過する日の前日までの間に、当社が消滅会社となる合併契約、当
社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移転計画その他の組織再編等に関する事項が当社の株主総会決議(た
だし、当該組織再編等に関して当社の株主総会決議による承認を要さない場合においては、当社取締役会決議)で
承認された場合には、当社取締役会決議により、当該承認の日において割当対象者が保有する本割当株式のうち、
合理的に定める数の本割当株式につき、当該組織再編等の効力発生日の前営業日の時点をもって本譲渡制限を解除
するものといたします。
この場合には、当社は上記の定めに基づき当該組織再編等の効力発生日の前営業日において譲渡制限が解除され
ていない本割当株式を当然に無償で取得するものといたします。
②取締役に交付した株式の総数
当社取締役4名に対して27,100株
当社子会社取締役15名に対して213,400株
子会社の取締役を兼務する当社取締役については、当該取締役が割当を受ける株式の数のうち、当社負担分を記載し
ております。子会社負担分は「子会社取締役」に含めて記載しております。
③当該制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
対象取締役等のうち、受益者要件を充足する者
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2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
会社法第459条第1項の規定による当社定款の定めに基づくもの
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
取締役会(2019年5月15日)での決議状況
150,000 360,000,000
(取得期間 2019年5月16日~2020年5月15日)
当事業年度前における取得自己株式 - -
当事業年度における取得自己株式 53,600 105,304,200
残存決議株式の総数及び価額の総額 96,400 254,695,800
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 64.3 70.8
当期間における取得自己株式 25,500 54,356,100
提出日現在の未行使割合(%) 47.3 55.6
(注)当期間における取得自己株式には、2019年12月1日からのこの有価証券報告書提出日までの当該決議に基づく自己
株式の取得株式数は含めておりません。
会社法第459条第1項の規定による当社定款の定めに基づくもの
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
取締役会(2019年11月14日)での決議状況
25,000 54,925,000
(取得期間 2019年11月15日)
当事業年度前における取得自己株式 - -
当事業年度における取得自己株式 - -
残存決議株式の総数及び価額の総額 - -
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) - -
当期間における取得自己株式 25,000 54,925,000
提出日現在の未行使割合(%) - -
(注)東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による取得であります。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(千円)
当事業年度における取得自己株式 6,463 83
当期間における取得自己株式 - -
(注)1.当事業年度における取得自己株式は、単元未満株式の買取請求43株および譲渡制限付株式の無償取
得6,420株によるものです。
2.「当期間における取得自己株式」には、2019年12月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元
未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
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(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(千円) (千円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 260,000 533,260 - -
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る移転を
- - - -
行った取得自己株式
その他 - - - -
保有自己株式数 230,277 - 280,777 -
(注) 1.当期間の「株式数」及び「処分価額の総額」には、2019年12月1日から有価証券報告書提出日までの単
元未満株式の買取り、買増し及び新株予約権の権利行使による株式数は含めておりません。
2.当事業年度の「引き受ける者の募集を行った取得自己株式」は、従業員持株会ESOP信託に対する自己株
式の売却であります。
3.2019年5月15日開催の取締役会の決議により、会社法第459 条第1項第1号の規定による当社定款第45
条の定めに基づき、自己株式の取得及びその具体的な取得方法として、東京証券取引所における市場買
付による取得を行いました。そのため当期間の保有自己株式数につきましては、当該自己株式の取得数
25,500株を加えて記載しております。なお、 当期間における保有自己株式数には、2019年12月1日から
のこの有価証券報告書提出日までの当該決議に基づく自己株式の取得株式数は含めておりません。
4.2019年11月14日開催の取締役会の決議により、会社法第459 条第1項第1号の規定による当社定款第45
条の定めに基づき、自己株式の取得及びその具体的な取得方法として、東京証券取引所における自己株
式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による取得を行いました。そのため当期間の保有自己株式数につきま
しては、当該自己株式の取得数25,000株を加えて記載しております。
3【配当政策】
当社グループは、株主に対する長期的に安定した利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。あわ
せて、過去の連結業績の推移、今後の連結業績の見通し、配当性向・配当利回り・自己資本比率等の指標などを総合
的に勘案して配当を決定することを基本方針としております。
当社グループは、売上高の計上に季節変動特性を有しており、各四半期の利益に変動がございますので、中間配当
及び四半期配当は実施せず、取締役会決議による年1回の配当としております。
内部留保資金の使途につきましては、今後予想される受注競争の激化や経営環境の変化に耐え、持続的な企業の成
長を図るため、研究開発、基盤整備、財務体質の強化に充当し、株主の期待に応えるべく、努めてまいる所存であり
ます。
なお、当社は「会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役
会の決議により定める。」旨を定款に定めております。
上記方針を踏まえ、2019年9月30日を基準日とする配当につきましては、以下のとおりであります。
配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
決議年月日
2019年11月14日
219,399 37.5
取締役会
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4【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは、社会環境全般から企業の事業活動に至るまで幅広い分野において知的サービスを提供しており
ます。経営に当たっては、「世界の人々の豊かなくらしと夢の創造」という経営理念のもと、顧客、株主をはじめ
社員やその家族など関係する全ての人々を永続的に満足させるために、経営の透明性、効率性、企業の健全性を確
保し、コーポレート・ガバナンスを発揮させることを基本方針としております。これらを満足させるためには、権
限と責任の明確化、意思決定及び業務執行の迅速化、法令遵守の徹底を目指すとともに、内部統制の実効性を高
め、監督機能を有効に機能させることが必要と考えております。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
イ.企業統治の体制の概要
1) 取締役会・取締役
当社 の 取締役会は、社内取締役5名(野崎秀則、森田信彦、青木滋、三百田敏夫、米澤栄二)及び社外取締役2
名(高橋明人、田代真巳)の7名で構成され、議長は代表取締役である野崎秀則が務めています。なお、当社 の取
締役は7名以内とする旨を定款に定めています。
当社の取締役会は原則として毎月1回開催し、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。議論を活発化
させ、かつ意思決定を迅速化するために取締役の人員は少数としており、また任期は1年としております。取締
役会では、法令又は定款で定められた事項や、経営の重要な事項について審議・決議しております。さらに業務
執行体制を強化し、より機動的かつ効率的な業務運営を行うため、2009年12月22日より執行役員制度を導入して
おります。
2) 監査役会・監査役
監査役会は、常勤監査役1名(小道正俊)及び社外監査役2名(圓山卓、町田英之)の3名で構成され ています。
監査役会は原則として毎月1回開催しております。 監査役は、株主総会、取締役会に出席するほか、常勤監査
役はグループ社長会等に出席しております。各監査役は、株主の負託を受けた独立の機関として、取締役の職務
執行を監査することにより、コーポレート・ガバナンスを発揮する重要な役割を担っております。
ロ.当該体制を採用する理由
当社は、経営の意思決定機能と、執行役員による業務執行を管理監督する機能を取締役会が持つことにより、
経営効率の向上と的確かつ戦略的な経営判断が可能な経営体制をとっております。さらに取締役会に対する十分
な監視機能を発揮するため、社外取締役2名を選任するとともに、監査役3名中の2名を社外監査役としていま
す。社外取締役は、 弁護士及び他業種の経営者であり、それぞれに豊富な経験や高い専門能力を有し 、取締役会
に対して的確な提言と監視機能を果たしています。
さらに、社外監査役は 弁護士及び公認会計士であり、それぞれに豊富な経験や高い専門能力を有し 、その専門
的見地から的確な経営監視を実行しております。
また、社外取締役及び社外監査役の4名はそれぞれ、当社との人的関係、資本的関係、または取引関係その他
の利害関係において当社の一般株主との利益相反が生じるおそれがなく、東京証券取引所の定めに基づく独立役
員として指定し、同取引所に届け出ております。これらの体制により、十分なコーポレート・ガバナンスを構築
しております。
③ 企業統治に関する その他の 事項
1) 内部統制システムの整備の状況
当社はコーポレート・ガバナンスの機能を適正に発揮するためには、内部統制システムの整備が最も重要であ
ると認識しております。内部統制システムは「内部統制規則」、「関係会社管理規則」及び関連規定・細則等に
よって体系化しております。
2) コンプライアンスの推進
当社では、内部統制規則及びコンプライアンス経営規則に従い、法令・定款及び社会規範を遵守した活動、行
動の徹底を図っております。コンプライアンスの統括部署となる統括本部は、コンプライアンスに関する取り組
みについて統括し、コンプライアンス教育を通じてコンプライアンス意識の向上と徹底を図っております。
また、取締役・使用人が当社における重大な法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実を発見した
場合には、直ちに統括本部長に報告するものとし、これらの法令違反その他重要な事実発見の漏れをなくすため
の仕組みとして社内通報制度を設けております。
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3) リスク管理体制の整備の状況
当社グループの重要なリスク情報については、 内部情報及び内部者取引管理規則に従い、グループ会社の社長
から当社社長及び統括本部長に正確かつ迅速に集約され、統括本部長はグループ会社社長、外部機関と相談し、
適切に処理するとともに、その対応状況については取締役会及びグループ社長会等でフォローを行っておりま
す。
また、業務執行に付随するリスクについては、リスク管理規則に従い、管理を行っております。リスク管理方
法については適宜見直しを行うこととし、品質確保、効率性向上に向けた対応を強化しております。
4) グループ会社管理体制
グループ会社における業務の適正を確保するため、グループ会社全てに適用する「関係会社管理規則」に従
い、各社で管理すべき事項を定めております。グループ会社の管理体制といたしましては、連結利益計画を作成
し、予実管理を徹底しております。また、グループ会社の業務執行状態の監督、グループ全体に係る課題を解決
するため定期的にグループ社長会を開催するとともに、必要に応じ、グループ個別会議及びガバナンス強化会議
を開催しております。
(グループ社長会)
グループ社長会は、原則として四半期に1回開催しており、当社の取締役、常勤監査役及びグループ会社の
代表取締役で構成され、グループ全体に係る課題について討議の上、各社へ指示を行っております。
(グループ個別会議)
グループ個別会議は、当社の統括本部長、グループ会社の代表取締役で構成され、グループ会社の業績を中
心とした課題について個別に協議の上、各社へ指示を行っております。
(ガバナンス強化会議)
ガバナンス強化会議は、当社の取締役、常勤監査役、内部統制室長、内部監査室長及び代表取締役が指名す
る者で構成され、グループ会社の業務執行状況、発生したリスク情報等について報告され、改善策等について
討議の上、各社へ指示を行っております。
5) 責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役及び監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任
を限定する契約を締結しております。
当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が規定する最低責任限度額としております。
なお、当該責任限定が認められるのは、当該役員が責任の原因となった職務遂行について善意かつ重大な過
失がないときに限られます。
6) 役員の選任の決議要件
当社の取締役は、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株
主が出席し、その議決権の過半数の決議によって選任する旨を定款に定めております。
また、取締役の選任については、累積投票によらない旨を定款に定めております。
7) 株主総会の特別決議要件
当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる
株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めて
おります。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行う
ことを目的とするものであります。
8) 剰余金の配当等の決定機関
当社は株主への機動的な利益配当を実施するため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項
については、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によらず、取締役会の決議により定める旨
を定款に定めております。
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(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性 10 名 女性 0 名 (役員のうち女性の比率 0.0 %)
所有
株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(千株)
1982年4月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ入社
1995年4月 同社東京事業本部環境文化部
景観デザイン室長
1999年11月 ㈱中央設計技術研究所取締役
2000年12月 同社代表取締役社長
㈱オリエンタルコンサルタンツ取締役
2005年12月
執行役員関西支社長
2007年10月 同社取締役常務役員事業本部長
(注)4
2008年8月 同社取締役常務役員SC事業本部長
代表取締役
野崎 秀則 1958年9月23日 生
50
(社長)
2009年10月 同社取締役常務役員経営企画担当
2009年12月
同社代表取締役社長(現任)
当社取締役連携推進担当
2011年10月 当社取締役事業推進統括
2011年12月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
GC事業本部長
2012年10月 当社取締役企画開発本部長
2012年12月 当社代表取締役副社長
2013年12月
当社代表取締役社長(現任)
1980年4月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ入社
1998年4月 同社経営企画室長
2000年10月 同社関西支社総合技術部長
2003年11月
㈱オリエス西日本(現㈱エイテック)
代表取締役社長
2005年11月 ㈱中央設計技術研究所取締役
2011年10月 ㈱リサーチアンドソリューション
代表取締役社長
2012年5月 当社執行役員事業推進担当
取締役 2012年10月 当社執行役員企画開発副本部長
森田 信彦 1956年9月5日 生 (注)4
統括
23
2012年12月 当社取締役企画開発本部長
本部長
2012年12月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ執行役員
GC事業副本部長
2013年10月
当社取締役統括本部長(現任)
2013年12月 ㈱リサーチアンドソリューション
代表取締役会長
2013年12月 ㈱InterAct 監査役
2014年10月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
上席理事 事業企画統括担当(現任)
2016年12月 ㈱リサーチアンドソリューション
取締役会長(現任)
1982年4月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ入社
1996年10月 同社 中部支社 都市・交通部都市
環境室長
2000年4月 同社 東京事業本部 環境文化部長
2003年5月 同社 東京事業本部
営業・業務統括リーダー
2003年12月 同社 執行役員 中部支社長
2007年10月 同社 取締役常務役員
統括本部副本部長
2008年12月 同社 取締役常務役員 統括本部長
取締役
青木 滋 1959年1月1日 生 (注)4 31
2009年10月 同社 取締役常務役員 SC事業本部長
事業戦略担当
2012年12月 同社 取締役専務役員
SC事業本部長
2013年10月 当社 執行役員 事業戦略担当
2013年12月 当社 取締役 事業戦略担当(現任)
2014年10月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
取締役専務役員 事業本部長
2018年12月 同社 取締役専務役員 事業推進本部長
2019年10月 同社 取締役専務役員
経営企画担当(現任)
24/86
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有価証券報告書
所有
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(千株)
1983年4月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ入社
1999年4月 同社 東京事業本部 総合技術部
施工計画室長
2000年10月 同社 本社IT推進室長
2002年11月 ㈱オリエス総合研究所(現㈱エイテック)
代表取締役社長
2005年12月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ 執行役員
業務本部長 兼 東京事業本部 副本部長
2007年10月 同社 執行役員 社会環境事業部長
取締役
三百田敏夫 1961年1月20日 生 (注)4 31
2009年10月 同社 執行役員 統括本部長
企業連携担当
2009年12月 同社 取締役執行役員 統括本部長
2010年12月 同社 取締役常務役員 統括本部長
2012年3月 ㈱InterAct 取締役
2013年10月 当社 執行役員 企業連携担当
2013年12月 ㈱InterAct 代表取締役副社長
2013年12月 当社 取締役 企業連携担当(現任)
2017年12月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
取締役専務役員 統括本部長(現任)
1985年4月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ入社
1999年10月 同社 東京事業本部
環境文化部景観デザイン室長
2002年7月 同社 国際事業部 業務部担当部長
2005年10月 同社 グループ経営企画室長
2006年8月 同社 経営企画室長
2007年4月 同社 関西支社副支社長
2008年9月 同社 GC事業本部 営業部付
取締役
2013年10月 同社 GC事業本部 道路交通事業部長
米澤 栄二 1963年1月22日 生 (注)4 25
海外事業担当
2013年12月 同社 執行役員 GC事業本部
道路交通事業部長
2014年6月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
グローバル 代表取締役常務役員
2014年10月 当社 執行役員 重点化事業責任者
2015年10月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
グローバル 代表取締役社長(現任)
2018年12月
当社 取締役 海外事業担当(現任)
2000年4月 弁護士登録
アンダーソン・毛利法律事務所(現 アン
ダーソン・毛利・友常法律事務所)入所
2005年4月 ニューヨーク州弁護士登録
2007年3月 西村孝一法律事務所入所
2009年9月
高橋・片山法律事務所開設(現任)
取締役 高橋 明人 1975年3月30日 生 (注)4 -
2012年12月 当社 社外監査役
2015年3月
日本カーボン㈱ 社外取締役(現任)
2015年12月
当社 社外取締役(現任)
2018年2月 オーエスジー㈱
取締役(監査等委員)(現任)
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所有
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 株式数
(千株)
1976年4月 ㈱三井銀行(現㈱三井住友銀行)入行
1997年10月 ㈱さくら銀行(現㈱三井住友銀行)
国際審査部 副部長
1998年4月 同行 国際審査部 業務推進役
1999年10月 同行 審査第二部 主席審査役
2001年4月 ㈱三井住友銀行 国際審査部長
2002年12月 同行 シンガポール支店長
2003年6月 同行 執行役員 シンガポール支店長
2006年4月 同行 執行役員
取締役 田代 真巳 1952年5月11日 生 (注)4 -
2006年6月 太陽石油㈱ 取締役
2008年6月 同社 執行役員
2010年7月
SMBCインターナショナルビジネス㈱
取締役副社長
2012年6月 同社 代表取締役社長
2013年12月 当社社外監査役
2015年6月
東洋エンジニアリング㈱
社外取締役(現任)
2016年12月
当社社外取締役(現任)
1981年4月 千代田化工建設㈱入社
2000年1月 ㈱パシフィックコンサルタンツ
インターナショナル入社
2001年10月 同社 財務部長
2008年8月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ転籍
GC事業本部 事務管理部長
2010年12月
同社 GC事業本部 副本部長(事務統括)
2012年12月 同社 執行役員 GC事業本部
副本部長 (事務統括)
常勤監査役 小道 正俊 1958年5月11日 生 (注)5 1
2014年6月 ㈱オリエンタルコンサルタンツ
グローバル 取締役執行役員
2014年7月 同社 取締役執行役員 業務本部長
2016年10月 同社 監査役
2016年10月 当社 理事
2018年12月 ㈱アサノ大成基礎エンジニアリング
監査役(現任)
2018年12月
当社常勤監査役(現任)
1999年4月 弁護士登録
アンダーソン・毛利法律事務所(現 アン
ダーソン・毛利・友常法律事務所)入所
2006年8月 英国London Business School(M.B.A)
修了
2006年9月 マッキンゼー・アンド・カンパニー・イ
監査役 圓山 卓 1974年7月16日 生 (注)5 -
ンク 勤務
2010年5月 IPAX総合法律事務所設立
2010年8月 IPAXアドバイザリーサービス㈱設立
代表取締役(現任)
2015年12月 当社社外監査役(現任)
2017年11月 ㈱インデクリティ・ヘルスケア
監査役(現任)
1994年4月
東京海上火災保険㈱
(現 東京海上日動火災保険㈱)入社
2001年10月 プライスウォーターハウスクーパース
税務事務所(現 PwC税理士法人)入所
2005年2月 公認会計士登録
2005年10月
アルトグローバルインベストメント㈱
入社
監査役 町田 英之 1972年3月19日 生 (注)5 -
2008年1月 オリックス㈱入社
2013年4月 独立行政法人国際協力機構入構
2015年11月 RAIパートナーズ㈱設立
代表取締役(現任)
2016年1月 税理士登録
2016年1月 町田公認会計士・税理士事務所開設
2016年12月
当社社外監査役(現任)
計 164
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(注)1 所有株式数は千株未満を切り捨てて記載しております。
2 取締役高橋明人、田代真巳は社外取締役であります。
3 監査役圓山卓、町田英之は社外監査役であります。
4 取締役野崎秀則、森田信彦、青木滋、三百田敏夫、米澤栄二、高橋明人、田代真巳の任期は、2019年9月期
に係る定時株主総会終結の時から2020年9月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5 監査役 小道正俊 の任期は、2018年9月期に係る定時株主総会終結の時から2021年9月期に係る定時株主総会
終結の時までであります。監査役圓山卓 、 町田英之の任期は、2017年9月期に係る定時株主総会終結の時か
ら2021年9月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査
役2名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
所有
氏名 生年月日
略歴 株式数
(千株)
1982年10月
DHS公認会計共同事務所
(現有限責任監査法人トーマツ)入所
1993年7月
Deloitte & Touche GmbH 出向
1997年9月
監査法人トーマツ 国際専任部門
2000年10月
監査法人トーマツ
黒川 肇 1958年1月6日生 -
東京事務所パブリックセンター部
2011年10月
独立行政法人国際協力機構 監事
2017年6月
㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル 顧問
2018年12月
㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル
監査役(現任)
1996年10月 青山監査法人 入所
2004年4月 公認会計士登録
2006年9月 あらた監査法人
大橋 大輔 1971年3月2日生 -
(現PwCあらた有限責任監査法人)入所
2007年5月 EYトランザクションアドバイザリーサービス㈱
入社
2011年6月
㈱アカウンティングアドバイザリー 入社(現任)
(注) 所有株式数は千株未満を切り捨てて記載しております。
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。
社外取締役及び社外監査役と当社との間には、重要な人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はあ
りません。
社外取締役の高橋明人氏は、弁護士として企業法務に精通し、専門家としての豊富な知識・経験を有しておりま
す。また、同氏は過去に当社の社外監査役であったことがあり、監査を通じて、当社の業務内容に精通しておりま
す。それらの知識や経験を客観的立場から当社の経営に活かして頂くことで、取締役会の監督機能強化が期待でき
ることから、社外取締役として選任しております。
社外取締役の田代真巳氏は、金融機関での長期にわたる業務経験を有しております。また、同氏は過去に当社の
社外監査役であったことがあり、監査を通じて、当社の業務内容に精通しております。それらの知識や経験を客観
的立場から当社の経営に活かして頂くことで、取締役会の監督機能強化が期待できることから、社外取締役として
選任しております。
社外監査役の圓山卓氏は、弁護士として企業法務に精通し、専門家としての豊富な知識・経験と高い倫理観に基
づき、業務執行を行う経営陣から独立した立場で、その知識、経験等をもとに、当社の適正な企業活動への助言や
経営監視能力を期待し、社外監査役として選任しております。
社外監査役の町田英之氏は、公認会計士としての財務及び会計に関する豊富な知識・経験と高い倫理観に基づ
き、業務執行を行う経営陣から独立した立場で、その知識、経験等をもとに、当社の適正な企業活動への助言や経
営監視能力を期待し、社外監査役として選任しております。
なお、当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針を特に定めておりませ
んが、その選任に当たっては、東京証券取引所の定める独立役員の独立性に関する判断基準を参考にしておりま
す。
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③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部
統制部門との関係
社外取締役は、会計監査人、監査役会及び内部監査部門との会合等により情報収集を行っており、これらの情報
に基づいて、取締役会を通じ、取締役の職務の執行を監督しています。
社外監査役は、取締役会で議案等に対し適宜質問や監督・監査上の所感を述べ、実質的な意見交換を行っており
ます。また、会計監査人及び内部監査部門と定例的に会議をもち、情報の収集及び課題の共有を図っております。
また、内部統制に関しては、社内の内部統制事務局、内部統制室及び会計監査人との間で認識を共有するととも
に、内部統制組織の継続的な改善を進めております。
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は3名の監査役で構成され、2名が社外監査役であり、原則として毎月1回開催しております。社外
監査役は弁護士及び公認会計士であり、それぞれに豊富な経験や高い専門能力を有し、適切な監査を実施できる
有識者が選任されております。なお、社外監査役2名を東京証券取引所の上場規程で定める「独立役員」とし
て、同取引所に独立役員届出書を提出しております。
監査役は、株主総会、取締役会に出席するほか、常勤監査役はグループ社長会等に出席しております。各監査
役は、株主の負託を受けた独立の機関として、取締役の職務執行を監査することにより、コーポレート・ガバナ
ンスを発揮する重要な役割を担っております。
② 内部監査の状況
当社の内部監査は、内部監査室を設け2名を配置しております。内部監査室は「監査基本計画書」に基づき、
当社及びグループ会社の業務全般にわたる内部監査を実施し、「監査実施報告」をとりまとめ、社長に提出する
とともに、取締役会及び監査役会に報告しております。
また、内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携がコーポレート・ガバナンスの充実につながるとの認識
から、三者間の相互連携によって、監査精度の向上と効果的な改善が図れるよう努めております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任監査法人トーマツ
b.会計監査業務を執行した公認会計士
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員 業務執行社員 森田 浩之
当社
指定有限責任社員 業務執行社員 西川 福之
指定有限責任社員 業務執行社員 森田 浩之
㈱オリエンタルコンサルタンツ
指定有限責任社員 業務執行社員 西川 福之
(注) 1.継続監査年数については、7年以内であるため、記載を省略しております。
2.子会社の㈱オリエンタルコンサルタンツは、会社法に基づく会計監査を有限責任監査法人トーマツ
に依頼しております。
c.会計監査業務に係る補助者の構成
有限責任監査法人トーマツ
公認会計士 7名
その他 6名
d.監査法人の選定方針と理由
当社の監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関す
る監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人の品質管理の状況、独立性及び専門性、監査体制が整備されてい
ること、具体的な監査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であることを確認し、監査実績などを踏まえたうえ
で、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。
会計監査人の職務の執行に支障がある場合のほか、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会
計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定します。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同
意に基づき、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主
総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告します。
e.監査役及び監査役会による会計監査人の評価
当社の監査役及び監査役会は、上述の会計監査人の選定方針に掲げた基準の適否に加え、日頃の監査活動等を
通じ、経営者・監査役・経理部門・内部監査室等とのコミュニケーション、グループ全体の監査、不正リスクへ
の対応等が適切に行われているかという観点で評価した結果、有限責任監査法人トーマツは会計監査人として適
格であると判断しております。
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④ 監査報酬の内容等
「企業内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(2019年1月31日内閣府令第3号)による改
正後の「企業内容等の開示に関する内閣府令」第二号様式記載上の注意(56)d(f)ⅰからⅲの規定に経過措置を適
用しております。
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に基づく 非監査業務に基づく 監査証明業務に基づく 非監査業務に基づく
報酬(千円) 報酬(千円) 報酬(千円) 報酬(千円)
50,000 - 54,000 -
提出会社
13,000 - 18,000 -
連結子会社
63,000 - 72,000 -
計
b . その他重要な報酬の内容
(前連結会計年度)
当社の連結子会社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているデロイトトーマツファイナ
ンシャルアドバイザリ-合同会社に対して、フィリピン国の現地法制度等の調査業務に基づく報酬として80,983
千円を支払っております。
(当連結会計年度)
当社の連結子会社は、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属しているデロイトトーマツファイナ
ンシャルアドバイザリ-合同会社に対して、フィリピン国の現地法制度等の調査業務に基づく報酬として50,330
千円を支払っております。
c.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等の監査報酬の額につきましては、監査公認会計士等から提示された監査計画及び監査
報酬見積資料に基づき、監査公認会計士等との必要かつ十分な協議を経て決定しております。
具体的には、監査計画で示された重点監査項目並びに連結対象会社の異動を含む企業集団の状況等の監査及び
レビュー手続の実施範囲が、監査時間に適切に反映されていること等を確認するとともに、過年度における監査
時間の計画実績比較等も含めこれらを総合的に勘案のうえ、監査報酬の額を決定しております。
d.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適
切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をしており
ます。
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(4)【役員の報酬等】
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
取締役の報酬等の限度額は、2006年7月13日開催の㈱オリエンタルコンサルタンツの臨時株主総会において承
認された株式移転計画において年額230百万円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)、また、2016年12月22
日開催の第11回定時株主総会において、別枠で譲渡制限付株式を付与するための報酬の額として、年額26百万円
以内とする報酬限度額のご承認をいただいております。
監査役の報酬限度額は、2006年7月13日開催の㈱オリエンタルコンサルタンツの臨時株主総会において承認さ
れた株式移転計画において年額40百万円以内と定められております。
提出日現在において、これらの支給枠に基づく報酬等の支給対象となる役員は、取締役7名、監査役3名であ
ります。
役員区分ごとの報酬等の額に関する考え方及び算定方法の決定に関する事項は、以下のとおりです。
(取締役)
取締役の報酬等につきましては、各取締役の職責や役位、職務の内容を元に報酬額を固定報酬として決定して
おります。また 、社外取締役につきましては、業務執行から独立した立場であることを鑑み、固定報酬のみとし
ております。
取締役の報酬等の額またはその算定方法の決定に係る基本方針につきましては、取締役会にて、上記株主総会
決議の範囲内において決定しております。また、その具体的な報酬等の額につきましては、株主総会にて決議さ
れた金額の範囲内で取締役会の一任を受けた代表取締役社長が決定しており、当事業年度におきましては、2018
年12月21日開催の取締役会にて代表取締役社長への一任を決議しております。
(監査役)
監査役の報酬等の額は、常勤監査役と非常勤監査役の別、社内監査役と社外監査役の別、業務の分担等を勘案
し、監査役の協議により決定しております。なお、監査役につきましては、独立性の確保の観点から、固定報酬
のみとしております。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(千円)
対象となる
報酬等の総額
役員の員数
役員区分
譲渡制限付
(千円)
基本報酬 賞与
(名)
株式報酬
取締役
60,232 55,164 - 5,067 5
(社外取締役を除く。)
監査役
11,671 11,671 - - 1
(社外監査役を除く。)
13,947 13,947 - - 5
社外役員
(注)1 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である役員が存在しないため、記載しておりません。
2 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの
使用人兼務取締役の使用人給与(賞与を含む)はありません。
3 上記には、当事業年度中に退任した社外監査役1名を含んでいます。
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(5)【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社グループは、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分につい
て、純投資目的である投資株式とは、時価の変動により利益を得ることを目的として保有する株式とし、純投資
目的以外の目的である投資株式とは、それ以外の目的で保有する株式としています。
② 提出会社における株式の保有状況
当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会
社)である提出会社の株式の保有状況については以下のとおりです。
a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
イ. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証
の内容
当社グループは、純投資目的以外の目的である株式投資の検証にあたっては、企業価値を向上させるための中
長期的な視点に立ち、取引の維持・強化の必要性、協力関係等の有無を判断材料として毎期、取締役会において
保有の継続について検討しております。取引や協力関係等の解消されたものや、当社グループにとって今後の効
果が見込めないと判断されたものに関しては、売却を検討します。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数 貸借対照表計上額の
(銘柄) 合計額(千円)
- -
非上場株式
3 357,858
非上場株式以外の株式
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
該当事項はありません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
ハ . 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
株式数(株) 株式数(株)
保有目的、定量的な保有効果 当社の株式の
銘柄
及び株式数が増加した理由 保有の有無
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
(千円) (千円)
賃貸取引及び、グループ会社における請
66,000 66,000
住友不動産㈱
負工事業務の受注ほか各事業に関する取 有
271,458 269,280
引関係の維持・強化
40,000 40,000
当社が属する業界及び同業他社の情報収
いであ㈱
有
集
48,800 46,240
40,000 40,000
当社が属する業界及び同業他社の情報収
㈱長大 有
集
37,600 35,320
(注)個別銘柄毎の定量的な保有効果については、取引条件を開示できないため記載が困難です。保有株式のうち、主要
なものは、役員および経営陣の出席する経営会議等の重要会議において、上記保有目的に照らし、保有に伴う便益
やリスクを総合的に勘案し、その保有の適否を判断しております。なお、その保有を継続する意義が失われている
と判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証しております。
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b. 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
③ ㈱オリエンタルコンサルタンツにおける株式の保有状況
当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が次に大きい会社である㈱オリ
エンタルコンサルタンツにおける株式の保有状況については以下のとおりです。
a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
イ. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証
の内容
当社グループは、純投資目的以外の目的である株式投資の検証にあたっては、企業価値を向上させるための中長
期的な視点に立ち、取引の維持・強化の必要性、協力関係等の有無を判断材料として毎期、取締役会において保有
の継続について検討しております。取引や協力関係等の解消されたものや、当社グループにとって今後の効果が見
込めないと判断されたものに関しては、売却を検討します。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額
銘柄数 貸借対照表計上額の
(銘柄) 合計額(千円)
6 31,100
非上場株式
▶ 93,533
非上場株式以外の株式
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(千円)
- - -
非上場株式
取引先持株会において継続的に購入しておりま
1 318
非上場株式以外の株式
す
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
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ハ . 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
株式数(株) 株式数(株)
保有目的、定量的な保有効果 当社の株式の
銘柄
及び株式数が増加した理由 保有の有無
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
(千円) (千円)
46,500 46,500
当社が属する業界及び同業他社の情報収
㈱建設技術研究所 有
集
76,213 79,003
グループ会社における請負工事業務の受
4,784 4,617
注ほか各事業に関する取引関係の維持・
東京急行電鉄㈱
強化 無
株式数の増加は、取引先持株会において
9,701 9,593
継続的に購入しております
1,320 1,320
㈱三井住友フィナン 財務取引を中心とした各事業に関する取
無
シャルグループ 引関係の維持・強化
4,877 6,053
5,000 5,000
㈱三菱UFJフィナ 財務取引を中心とした各事業に関する取
無
ンシャル・グループ 引関係の維持・強化
2,742 3,545
(注)個別銘柄毎の定量的な保有効果については、取引条件を開示できないため記載が困難です。保有株式のうち、主要
なものは、役員および経営陣の出席する経営会議等の重要会議において、上記保有目的に照らし、保有に伴う便益
やリスクを総合的に勘案し、その保有の適否を判断しております。なお、その保有を継続する意義が失われている
と判断される株式については、縮減の対象とするなど、その保有意義を個別に検証しております。
b. 保有目的が純投資目的である投資株式
当事業年度 前事業年度
区分
銘柄数 貸借対照表計上額の 銘柄数 貸借対照表計上額の
(銘柄) 合計額(千円) (銘柄) 合計額(千円)
- - - -
非上場株式
2 22,067 2 21,994
非上場株式以外の株式
当事業年度
区分
受取配当金の 売却損益の 評価損益の
合計額(千円) 合計額(千円) 合計額(千円)
非上場株式 - - -
非上場株式以外の株式 749 - -
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第5【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に
基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財
務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しておりま
す。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年10月1日から2019年9月30日
まで)の連結財務諸表及び事業年度(2018年10月1日から2019年9月30日まで)の財務諸表について、有限責任監査
法人トーマツにより監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には会計基準等の内容
や変更等を適時適切に把握し、的確に対応できるようにするため、必要に応じて監査法人との協議を実施し、その他
セミナー等への参加を通して、積極的な情報収集活動に努めております。
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有価証券報告書
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
6,477,545 5,882,319
現金及び預金
9,541,020 11,415,015
受取手形及び売掛金
46,768 41,749
商品
※1 12,064,441 ※1 11,586,215
未成業務支出金
2,368,758 4,308,636
前払費用
1,732,072 2,125,654
その他
△ 68,827 △ 102,715
貸倒引当金
32,161,779 35,256,874
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
1,238,539 1,292,518
建物及び構築物
△ 677,978 △ 721,920
減価償却累計額
建物及び構築物(純額) 560,561 570,598
機械装置及び運搬具 838,451 827,829
△ 561,558 △ 595,509
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額) 276,893 232,319
工具、器具及び備品 1,059,462 1,271,595
△ 698,333 △ 802,041
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額) 361,128 469,553
土地 592,025 592,025
211,269 170,162
リース資産
△ 122,629 △ 105,777
減価償却累計額
リース資産(純額) 88,640 64,385
33,582 100,567
建設仮勘定
1,912,832 2,029,449
有形固定資産合計
無形固定資産
424,457 477,819
ソフトウエア
175,283 157,754
のれん
147,099 96,984
その他
746,839 732,558
無形固定資産合計
投資その他の資産
590,293 578,308
投資有価証券
510,946 501,833
関係会社株式
201,715 201,439
長期貸付金
1,059,231 1,084,446
差入保証金
690,599 790,622
繰延税金資産
36,918 36,918
破産更生債権等
953,347 743,272
退職給付に係る資産
268,361 283,594
その他
△ 148,803 △ 148,803
貸倒引当金
4,162,609 4,071,632
投資その他の資産合計
6,822,281 6,833,640
固定資産合計
38,984,060 42,090,515
資産合計
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
4,009,000 4,495,211
支払手形及び買掛金
※2 2,049,768
743,026
短期借入金
5,000 -
1年内償還予定の社債
未払法人税等 374,555 438,321
1,659,369 1,384,132
未払金
629,565 673,153
未払費用
482,145 617,175
預り金
17,394,740 17,518,029
未成業務受入金
1,392,744 1,519,516
賞与引当金
※1 860,625 ※1 631,768
受注損失引当金
560,552 611,544
その他
28,111,325 29,938,621
流動負債合計
固定負債
152,358 497,864
長期借入金
133,072 176,449
退職給付に係る負債
451,154 501,746
役員退職慰労引当金
149,254 149,237
繰延税金負債
295,207 77,947
その他
1,181,048 1,403,245
固定負債合計
29,292,374 31,341,867
負債合計
純資産の部
株主資本
727,929 727,929
資本金
822,747 1,258,767
資本剰余金
7,859,310 9,034,333
利益剰余金
△ 190,284 △ 478,141
自己株式
9,219,703 10,542,889
株主資本合計
その他の包括利益累計額
177,830 171,667
その他有価証券評価差額金
△ 12,302 △ 24,855
為替換算調整勘定
306,454 58,947
退職給付に係る調整累計額
471,983 205,759
その他の包括利益累計額合計
9,691,686 10,748,648
純資産合計
38,984,060 42,090,515
負債純資産合計
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②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
53,200,984 63,210,793
売上高
※1 41,044,529 ※1 49,572,509
売上原価
12,156,454 13,638,284
売上総利益
※2 , ※3 10,171,074 ※2 , ※3 11,213,682
販売費及び一般管理費
1,985,380 2,424,601
営業利益
営業外収益
7,814 16,307
受取利息
29,540 24,894
受取配当金
20,661 24,790
保険配当金
10,345 4,963
受取保険金
23,820 50,466
その他
92,183 121,422
営業外収益合計
営業外費用
28,719 25,234
支払利息
2,628 2,467
支払手数料
143,098 315,016
為替差損
8,582 10,416
支払保証料
9,800 50,221
貸倒引当金繰入額
10,832 2,481
投資有価証券評価損
- 20,008
関係会社株式評価損
49,006 50,569
その他
252,669 476,416
営業外費用合計
1,824,894 2,069,607
経常利益
1,824,894 2,069,607
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税 928,116 703,239
△ 136,298 21,823
法人税等調整額
791,817 725,063
法人税等合計
1,033,077 1,344,544
当期純利益
1,033,077 1,344,544
親会社株主に帰属する当期純利益
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【連結包括利益計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1,033,077 1,344,544
当期純利益
その他の包括利益
56,630 △ 6,163
その他有価証券評価差額金
△ 26,605 △ 12,553
為替換算調整勘定
22,864 △ 247,507
退職給付に係る調整額
※ 52,889 ※ △ 266,223
その他の包括利益合計
1,085,966 1,078,320
包括利益
(内訳)
1,085,966 1,078,320
親会社株主に係る包括利益
- -
非支配株主に係る包括利益
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③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高
727,929 822,747 6,953,554 △ 276,157 8,228,073
当期変動額
剰余金の配当 △ 127,320 △ 127,320
親会社株主に帰属する当期
1,033,077 1,033,077
純利益
自己株式の処分 85,952 85,952
自己株式の取得 △ 78 △ 78
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 905,756 85,873 991,629
当期末残高 727,929 822,747 7,859,310 △ 190,284 9,219,703
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整累 その他の包括利益累
為替換算調整勘定
差額金 計額 計額合計
当期首残高 121,200 14,303 283,589 419,093 8,647,167
当期変動額
剰余金の配当
△ 127,320
親会社株主に帰属する当期
1,033,077
純利益
自己株式の処分 85,952
自己株式の取得
△ 78
株主資本以外の項目の当期
56,630 △ 26,605 22,864 52,889 52,889
変動額(純額)
当期変動額合計 56,630 △ 26,605 22,864 52,889 1,044,519
当期末残高 177,830 △ 12,302 306,454 471,983 9,691,686
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 727,929 822,747 7,859,310 △ 190,284 9,219,703
当期変動額
剰余金の配当 △ 169,521 △ 169,521
親会社株主に帰属する当期
1,344,544 1,344,544
純利益
自己株式の処分 436,020 350,790 786,810
自己株式の取得 △ 638,647 △ 638,647
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計
- 436,020 1,175,022 △ 287,857 1,323,185
当期末残高 727,929 1,258,767 9,034,333 △ 478,141 10,542,889
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整累 その他の包括利益累
為替換算調整勘定
差額金 計額 計額合計
当期首残高
177,830 △ 12,302 306,454 471,983 9,691,686
当期変動額
剰余金の配当 △ 169,521
親会社株主に帰属する当期
1,344,544
純利益
自己株式の処分 786,810
自己株式の取得 △ 638,647
株主資本以外の項目の当期
△ 6,163 △ 12,553 △ 247,507 △ 266,223 △ 266,223
変動額(純額)
当期変動額合計 △ 6,163 △ 12,553 △ 247,507 △ 266,223 1,056,961
当期末残高 171,667 △ 24,855 58,947 205,759 10,748,648
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④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
1,824,894 2,069,607
税金等調整前当期純利益
463,257 578,185
減価償却費
100,732 17,528
のれん償却額
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 68,982 50,591
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 16,742 43,377
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △ 72,334 △ 148,716
受注損失引当金の増減額(△は減少) 75,499 △ 228,857
賞与引当金の増減額(△は減少) 259,865 126,772
貸倒引当金の増減額(△は減少) 9,800 33,888
△ 37,355 △ 41,202
受取利息及び受取配当金
28,719 25,234
支払利息
投資有価証券評価損益(△は益) 10,832 2,481
- 20,008
関係会社株式評価損
売上債権の増減額(△は増加) △ 2,435,570 △ 1,873,995
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 1,366,926 483,245
仕入債務の増減額(△は減少) 1,230,493 486,210
未成業務受入金の増減額(△は減少) 6,593,103 123,288
前払費用の増減額(△は増加) △ 1,597,200 △ 1,852,142
△ 528,722 △ 600,624
その他
4,644,813 △ 685,117
小計
利息及び配当金の受取額 38,345 42,076
52,343 80,220
その他の収入
△ 28,328 △ 25,565
利息の支払額
△ 79,466 △ 32,270
その他の支出
△ 1,309,553 △ 614,230
法人税等の支払額
3,318,152 △ 1,234,886
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 46,061 △ 4,305
△ 3,489 △ 12,419
投資有価証券の取得による支出
496 6,807
投資有価証券の売却による収入
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
※2 △ 232,774
-
支出
△ 70,446 △ 10,896
関係会社株式の取得による支出
△ 412,591 △ 484,895
有形固定資産の取得による支出
2,484 3,360
有形固定資産の売却による収入
△ 204,417 △ 180,261
無形固定資産の取得による支出
短期貸付金の増減額(△は増加) △ 186,260 △ 134,264
△ 6,151 △ 7,599
長期貸付けによる支出
13,858 7,876
長期貸付金の回収による収入
△ 67,435 △ 15,051
敷金及び保証金の差入による支出
4,112 3,206
その他
△ 1,116,552 △ 828,442
投資活動によるキャッシュ・フロー
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △ 871,000 1,310,600
- 649,512
長期借入れによる収入
△ 91,223 △ 299,390
長期借入金の返済による支出
△ 10,000 △ 5,000
社債の償還による支出
△ 78 △ 638,647
自己株式の取得による支出
244,254 839,021
自己株式の売却による収入
△ 127,320 △ 169,521
配当金の支払額
△ 35,530 △ 37,987
その他
△ 890,898 1,648,586
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 99,328 △ 184,789
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,211,372 △ 599,531
5,253,742 6,465,115
現金及び現金同等物の期首残高
※1 6,465,115 ※1 5,865,583
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社数 12 社
株式会社オリエンタルコンサルタンツ、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、株式会社アサ
ノ大成基礎エンジニアリング、株式会社中央設計技術研究所、株式会社エイテック、株式会社リサーチア
ンドソリューション、株式会社ジェーエステック、株式会社アキバ、株式会社鈴木建築設計事務所、株式
会社 トータルフリートサービス、三協建設 株式会社 、 Oriental Consultants India Private Limited
(2)非連結子会社の名称等
株式会社 オリエンタル群馬、株式会社南アルプスゲートウェイ、株式会社フーディア、株式会社玉川・オ
リエンタルコンサルタンツ総合研究所、一般社団法人未知倶楽部、株式会社瀬戸酒造店、株式会社広域水
道研究所、株式会社白山瀬波、戸ノ口堰小水力発電 株式会社 、株式会社プラウ、大分地熱開発株式会社、
有限会社西遠リサイクルセンター、株式会社セブンアローズ、
Oriental Consultants Gulf LLC、Oriental Consultants Japan Co.,Ltd.、PT.Oriental Consultants
Indonesia、Oriental Consultants Thailand、 Oriental Consultants Philippines, Inc.、
OCG East Africa Limited 、OC Latin America, S.A.
(連結の範囲から除いた理由)
非連結子会社は、小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金
(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社数 0 社
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称等
① 持分法を適用しない非連結子会社の名称
株式会社 オリエンタル群馬、株式会社南アルプスゲートウェイ、株式会社フーディア、株式会社玉川・オ
リエンタルコンサルタンツ総合研究所、一般社団法人未知倶楽部、株式会社瀬戸酒造店、株式会社広域水
道研究所、株式会社白山瀬波、戸ノ口堰小水力発電 株式会社 、株式会社プラウ、大分地熱開発株式会社、
有限会社西遠リサイクルセンター、株式会社セブンアローズ、
Oriental Consultants Gulf LLC、Oriental Consultants Japan Co.,Ltd.、PT.Oriental Consultants
Indonesia、Oriental Consultants Thailand、 Oriental Consultants Philippines, Inc.、
OCG East Africa Limited 、OC Latin America, S.A.
② 持分法を適用しない関連会社の名称
株式会社ロードステーション前橋上武、株式会社パセット、Transport Engineering Design Inc.、
PT.InterAct Indonesia
③ 持分法を適用しない理由
持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、か
つ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、Oriental Consultants India Private Limitedの決算日は3月31日であります。
連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。
4 会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
イ 時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定している)によっております。
ロ 時価のないもの
移動平均法による原価法によっております。
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② たな卸資産
商品
主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によって
おります。
未成業務支出金
個別法による原価法によっております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法によっております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)及び、2016年4月1日以後に取得
した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 3~50年
機械装置及び運搬具 2~15年
工具、器具及び備品 2~20年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっ
ております。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率等により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。
③ 受注損失引当金
受注契約に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における受注契約に係る損失見込額を計上
しております。
④ 役員退職慰労引当金
連結子会社の役員退職慰労金(委任型の執行役員を含む)の支給に備えるため、内規に基づく期末要支
給額を計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい
ては、給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に11年)によ
り、それぞれ発生の連結会計年度から費用処理しております。
数理計算上の差異については、従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主に8年、9年)による
定額法により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
また、一部の連結子会社は退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都
合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5)重要な収益及び費用の計上基準
① 建設コンサルタント業務に係る収益の計上基準
当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる業務については、業務進行基準
(業務の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の業務については、業務完成基準を適用しておりま
す。
② 工事契約及び受注制作のソフトウエアに係る収益の計上基準
当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められるものについては、工事進行基準
(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他については、工事完成基準を適用しております。
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(6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理して
おります。
(7)のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、20年以内でその効果の発現する期間(10年)にわたって均等償却しております。
(8)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び取得日から3ヶ月以内に満期の到来する流動性の高い、容易に換
金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資を計上しております。
(9)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日 企業会計基準委員
会)
(1)概要
国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的な会計
基準の開発を行い、2014年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、FASBにおいては
Topic606)を公表しており、IFRS第15号は2018年1月1日以後開始する事業年度から、Topic606は2017年12月15日
より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会において、収益認識に関する包括的
な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。
企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と整合性
を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れることを出発
点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮すべき項目がある場合
には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされております。
(2)適用予定日
2022年9月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であり
ます。
(表示方法の変更)
( 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用 )
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当連結会計年度の
期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表
示するとともに税効果関係の注記を変更しております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が933,001千円減少
し、「投資その他の資産」の「繰延税金資産」が602,847千円増加しております。また、「固定負債」の「繰延税
金負債」が330,153千円減少しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が330,153
千円減少しております。
また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る
会計基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しておりま
す。ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経
過的な取扱いに従って記載しておりません。
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めていた「前払費用」は、金額的重要性が増したた
め、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度
の連結財務諸表の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた4,100,830千
円は、「前払費用」2,368,758千円、「その他」1,732,072千円として組み替えております。
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(連結損益計算書)
前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「貸倒引当金繰入額」は、金額的重要性
が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連
結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」に表示していた58,807千
円は、「貸倒引当金繰入額」9,800千円、「その他」49,006千円として組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸倒引当金の
増減額」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変
更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フ
ロー」の「その他」に表示していた△518,921千円は、「貸倒引当金の増減額」9,800千円、「その他」△528,722
千円として組み替えております。
(追加情報)
( 従業員持株会 E SOP信託 )
当社は、2018年11月14日開催の取締役会において、当社グループの持株会を活性化して当社グループ社員の安定
的な財産形成を促進すること、並びに、当社グループ社員の会社経営への参画意識の向上と業績向上へのインセン
ティブ付与により、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的として従業員持株会信託型ESOPの再導入を
決議いたしました。
(1) 取引の概要
従業員持株会信託型ESOP(以下「本制度」といいます)は、福利厚生の一環として、当社グループの持株会を活
性化して当社グループ社員の安定的な財産形成を促進すること、並びに当社グループ社員の会社経営への参画意識
の向上と業績向上へのインセンティブ付与により、当社の中長期的な企業価値の向上を図ることを目的に導入した
ものであります。
当社は、従業員持株会の会員のうち、一定の受益者要件を充足する者を受益者とする「従業員持株会信託(他益
信託)」(以下「持株会信託」といいます)を設定しております。
従業員持株会が信託契約後4年8か月間にわたり取得すると見込まれる数の当社株式を借入により調達した資金
で一括して取得しております。
本制度導入後、従業員持株会による当社株式の取得は持株会信託より行っております。
従業員持株会による当社株式の取得を通じ、持株会信託に売却益相当額が累積した場合には、これを残余財産と
して受益者要件を充足する従業員持株会の会員に対して分配いたします。一方、当社株価の下落により持株会信託
が借入債務を完済できなかった場合には、当社が借入先銀行に対して残存債務を弁済いたします。その際、従業員
持株会の会員がその負担を負うことはありません。
(2) 信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く)により、純資産の部に自己株式と
して計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、当連結会計年度309,085千円、150,700株でありま
す。
(3) 総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
当連結会計年度345,590千円
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(連結貸借対照表関係)
引当金は、相殺せず両建てで表示しておりま
す。損失の発生が見込まれる業務契約に係る未成業務支出金のうち、受注損失引当金に 対応する額は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
未成業務支出金 672,724千円 119,915千円
※2 財務制限条項
前連結会計年度(2018年9月30日)
当社グループのコミットメントライン契約には財務制限条項があり、当社グループはこの財務制限条項に従って
おります。主な財務制限条項は次のとおりでありますが、これらに抵触した場合には、期限の利益を喪失する可能
性があります。
コミットメントライン契約
(融資枠 5,000,000 千円、 2018年9月30日残高はありません )
① 各決算期末日の連結財務諸表の純資産の金額を2016年9月期 末日 の純資産の金額又は直前の決算期末
日の純資産の金額のうち、いずれか高いほうの金額の75%以上に維持すること
② 各決算期の連結財務諸表の営業損益及び経常損益を2期連続して損失としないこと
当連結会計年度(2019年9月30日)
当社グループのコミットメントライン契約には財務制限条項があり、当社グループはこの財務制限条項に従って
おります。主な財務制限条項は次のとおりでありますが、これらに抵触した場合には、期限の利益を喪失する可能
性があります。
コミットメントライン契約
(融資枠 5,000,000 千円、 2019年9月30日残高1,580,000千円 )
① 各決算期末日の連結財務諸表の純資産の金額を2016年9月期 末日 の純資産の金額又は直前の決算期末
日の純資産の金額のうち、いずれか高いほうの金額の75%以上に維持すること
② 各決算期の連結財務諸表の営業損益及び経常損益を2期連続して損失としないこと
(連結損益計算書関係)
※1 売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
167,213千円 167,243千円
※2 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
従業員給料及び手当 3,777,644 千円 4,044,849 千円
1,032,921 1,074,643
賞与引当金繰入額
75,346 70,588
役員退職慰労引当金繰入額
149,676 159,491
退職給付費用
2,350 11,492
貸倒引当金繰入額
100,732 17,528
のれん償却額
※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
383,295 千円 561,210 千円
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 81,599千円 △8,425 千円
組替調整額 14 -
税効果調整前合計
81,613 △8,425
税効果額 △24,982 2,262
その他有価証券評価差額金
56,630 △6,163
為替換算調整勘定:
当期発生額 △26,605 △12,553
退職給付に係る調整額:
当期発生額 86,164 △270,333
組替調整額 △53,194 △88,457
税効果調整前合計
32,969 △358,791
税効果額 △10,105 111,284
退職給付に係る調整額
22,864 △247,507
その他の包括利益合計
52,889 △266,223
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 6,080,920株 -株 -株 6,080,920株
2.自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 602,452株 7,962株 134,300株 476,114株
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
譲渡制限付株式の無償取得 7,920株
単元未満株式の買取り 42株
減少数の主な内訳は、次のとおりであります。
従業員持株会ESOP信託における自己株式の売却 134,300 株
(注) 当連結会計年度期首 及び 当連結会計年度末の 自己株式の株式数には、従業員持株会ESOP信託が保有する自社の株
式がそれぞれ180,200株、45,900株が含まれております。
3.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円)
配当額(円)
2017年11月14日
普通株式 127,320 22.5 2017年9月30日 2017年12月25日
取締役会
(注) 2017年11月14日取締役会の決議による配当金の総額には、従業員持株会ESOP信託が所有する当社 株式に対する配
当金4,054千円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円)
配当額(円)
2018年11月14日
普通株式 利益剰余金 169,521 30.0 2018年9月30日 2018年12月25日
取締役会
(注) 2018年11月14日取締役会の決議による配当金の総額には、従業員持株会ESOP信託が所有する当社 株式に対する配
当金1,377千円が含まれております。
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 6,080,920株 -株 -株 6,080,920株
2.自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 476,114株 320,063株 415,200株 380,977株
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次のとおりであります。
従業員持株会ESOP信託における自己株式の取得 260,000株
市場買付による自己株式の取得 53,600株
譲渡制限付株式の無償取得 6,420株
単元未満株式の買取り 43株
減少数の主な内訳は、次のとおりであります。
従業員持株会ESOP信託に対する自己株式の売却 260,000株
従業員持株会ESOP信託における自己株式の売却 155,200株
(注) 当連結会計年度期首 及び 当連結会計年度末の 自己株式の株式数には、従業員持株会ESOP信託が保有する自社の株
式がそれぞれ45,900株、150,700株が含まれております。
3.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1)配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円)
配当額(円)
2018年11月14日
普通株式 169,521 30.0 2018年9月30日 2018年12月25日
取締役会
(注) 2018年11月14日取締役会の決議による配当金の総額には、従業員持株会ESOP信託が所有する当社 株式に対する配
当金1,377千円が含まれております。
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円)
配当額(円)
2019年11月14日
普通株式 利益剰余金 219,399 37.5 2019年9月30 日 2019年12月23日
取締役会
(注) 2019 年11月14日取締役会の決議による配当金の総額には、従業員持株会ESOP託が所有する当社 株式に対する配当
金5,651千円が含まれております。
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 20 17年10月 1日 (自 20 18年10月 1日
至 2018年9月30 日 ) 至 2019年9月30 日 )
現金及び預金勘定
6,477,545千円 5,882,319千円
預入期間が3か月を超える定期預金 △12,430 △16,735
現金及び現金同等物 6,465,115 5,865,583
※2 前連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
株式の取得により新たに三協建設株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに三協建
設株式会社の株式の取得価額と三協建設株式会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。
流動資産 890,509 千円
固定資産 467,474
のれん 175,283
流動負債 △985,546
固定負債 △205,241
株式の取得価額
342,480
被買収会社 の 現金及び現金同等物 △109,705
差引:取得による支出
232,774
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、事業所における設備(「工具、器具及び備品」)であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資
産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
1年内 473,003 749,942
1年超 534,554 214,464
合計 1,007,558 964,407
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(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性の高い金融資産に限定し、必要な資金は銀行借入により調達し
ております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は顧客の信用リスクに晒されており、外貨建の営業債権については、為
替の決済レートが未確定であるため、その変動リスクを負っております。
投資有価証券は主に株式であり、上場株式については市場価格の変動リスクに晒されており、非上場株式に
ついては発行体の信用リスクに晒されております。
差入保証金は主に本社及び事務所を賃借する際に支出したものであり、預入先の信用リスクが存在します。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。なお、外貨建の営
業債務については、為替の決済レートが未確定であるため、その変動リスクを負っております。
借入金は主に運転資金に係る資金調達であります。なお、借入金は変動金利であるため金利の変動リスクに
晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、所定の社内規程に従い、営業債権である受取手形及び売掛金に係る与信について、取
引先毎に期日及び残高を管理するとともに、回収遅延債権の状況をモニタリングすること等により回収懸
念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、外貨建の営業債権債務について、為替の変動リスクに晒されておりますが、毎月通貨
別に為替差損益を把握し、為替変動が損益計画に与える影響、コストを勘案のうえ、外貨建て借入金、デ
リバティブ取引などを検討し、必要に応じて実行しております。
投資有価証券については、定期的に時価を把握し、株式市況等を勘案して保有状況を継続的に見直して
おります。また、非上場株式については定期的に発行体の財務状況等の把握を行っております。
借入金の固定金利と変動金利の構成割合については、金利市場の動向を勘案しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、年次・月次の資金計画に基づき運転資金の需要を把握し、コミットメントライン契
約、当座借越契約により必要な資金調達枠を確保し、流動性リスクを低減しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が
含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用す
ることにより、当該価額が変動することがあります。
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2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握すること
が極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2018年9月30日)
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1)現金及び預金 6,477,545 6,477,545 -
(2)受取手形及び売掛金 9,541,020 9,541,020 -
(3)投資有価証券
その他有価証券 542,064 542,064 -
(4)差入保証金 1,059,231 1,044,721 △14,509
資産計 17,619,861 17,605,352 △14,509
(1)支払手形及び買掛金 4,009,000 4,009,000 -
(2)短期借入金 743,026 743,026 -
5,000
(3)1年内償還予定の社債 5,000 -
(4)長期借入金 152,358 156,331 3,973
負債計 4,909,385 4,913,358 3,973
当連結会計年度(2019年9月30日)
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1)現金及び預金 5,882,319 5,882,319 -
(2)受取手形及び売掛金 11,415,015 11,415,015 -
(3)投資有価証券
その他有価証券 543,388 543,388 -
(4)差入保証金 1,084,446 1,084,446 -
資産計 18,925,170 18,925,170 -
(1)支払手形及び買掛金 4,495,211 4,495,211 -
(2)短期借入金 2,049,768 2,049,768 -
(3)1年内償還予定の社債 - - -
497,864
(4)長期借入金 500,484 2,619
負債計 7,042,843 7,045,463 2,619
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(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価については、取引所の価格によっております。
(4) 差入保証金
これらの時価については、返還予定時期を見積り、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標で割
り引いた現在価値により算定しております。なお、国債の利率がマイナスの場合、割引率をゼロとして時価を算
定しております。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、(3) 1年内償還予定の社債
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金
これらの時価については、元金利の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算出
する方法によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
非上場株式 48,228 34,920
非上場関係会社株式 510,946 501,833
これらにつきましては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、非上場株
式については、「(3)投資有価証券」には含めておらず、関係会社株式については、時価開示の対象として
おりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年9月30日)
1年超 5年超
1年以内
10年超
5年以内 10年以内
(千円)
(千円)
(千円) (千円)
6,477,545 -
現金及び預金 - -
受取手形及び売掛金 9,541,020 - - -
投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
債券
2,577 - - -
国債・地方債等
16,021,142
合計 - - -
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当連結会計年度(2019年9月30日)
1年超 5年超
1年以内
10年超
5年以内 10年以内
(千円)
(千円)
(千円) (千円)
5,882,319 -
現金及び預金 - -
受取手形及び売掛金 11,415,015 - - -
投資有価証券
その他有価証券のうち
満期があるもの
債券
8,776 - - -
国債・地方債等
17,306,111
合計 - - -
4.短期借入金、1年内償還予定の社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年9月30日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
743,026
短期借入金 - - - - -
1年内償還予定の社債 5,000 - - - - -
長期借入金 - 50,271 39,823 32,420 8,372 21,471
合計 748,026 50,271 39,823 32,420 8,372 21,471
当連結会計年度(2019年9月30日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円) (千円) (千円)
2,049,768
短期借入金 - - - - -
長期借入金 - 55,440 47,918 29,285 357,650 7,570
合計 2,049,768 55,440 47,918 29,285 357,650 7,570
(※)長期借入金のうち345,590千円は「ESOP信託」に係るものであり、分割返済日ごとの返済金額の定めがあ
りませんので、期末の借入金残高を最終返済日に一括して返済した場合を想定して記載しております。
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(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(2018年9月30日)
連結貸借対照表計上
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
額(千円)
527,918
株式 290,657 237,261
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
527,918
小計 290,657 237,261
(1)株式 11,569 11,603 △34
(2)債券
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
国債・地方債等 2,577 2,577 -
小計 14,146 14,180 △34
合計 542,064 304,837 237,226
(注)1 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。
2 非上場株式(連結貸借対照表計上額 48,228千円)については、市場価格がなく、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
当連結会計年度(2019年9月30日)
連結貸借対照表計上
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
額(千円)
517,284
株式 286,817 230,467
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
517,284
小計 286,817 230,467
(1)株式 17,327 18,993 △1,666
(2)債券
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
国債・地方債等 8,776 8,776 -
小計 26,104 27,770 △1,666
合計 543,388 314,587 228,801
(注)1 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。
2 非上場株式(連結貸借対照表計上額 34,920千円)については、市場価格がなく、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
種類 売却額(千円) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円)
(1)株式 496 15 -
(2)債券
国債・地方債等 1,937 - -
合計 2,433 15 -
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
種類 売却額(千円) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円)
(1)株式 6,807 - 4,112
(2)債券
国債・地方債等 2,577 - -
合計 9,384 - 4,112
3.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
当連結会計年度において、 有価証券について10,832千円(その他有価証券10,832千円)減損処理を行って
おります。
なお、 減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損
処理を行い、30%以上~50%未満下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額につい
て減損処理を行っております。
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
当連結会計年度において、 有価証券について22,490千円(関係会社株式20,008千円、その他有価証券
2,481千円)減損処理を行っております。
なお、 減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損
処理を行い、30%以上~50%未満下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額につい
て減損処理を行っております。
(デリバティブ取引関係)
該当事項はありません。
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(退職給付関係)
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社グループは、確定給付型の制度として、主として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しており
ますが、一部連結子会社については確定拠出企業年金制度及び前払退職金制度の選択制を採用しております。ま
た、一部連結子会社については、中小企業退職金共済制度、特定退職金共済制度に加入しております。
複数事業主制度に関する事項は次のとおりであります。
(1)制度全体の積立状況に関する事項 (2018年3月31日現在)
建設コンサルタンツ 全国そうごう 大阪府建築
企業年金基金 企業年金基金 企業年金基金
年金資産の額
79,656百万円 19,451百万円 3,461百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
63,109百万円 15,421百万円 5,362百万円
最低責任準備金の額との合計額
差引額 16,547百万円 4,030百万円 △1,901百万円
(2)制度全体に占める当社グループの掛金拠出割合 (2018年3月31日現在)
6.29%
建設コンサルタンツ企業年金基金
1.70%
全国そうごう企業年金基金
0.43%
大阪府建築企業年金基金
(3)補足説明
建設コンサルタンツ企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高7,900百万円、繰越剰余金24,447百万円で
あります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間15年の元利均等償却であります。なお、上記(2)の割
合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。
全国そうごう企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、繰越剰余金4,030百万円であります。なお、上記(2)の割合は当社グループの
実際の負担割合とは一致しません。
大阪府建築企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高1,826百万円及び繰越不足金75百万円であ
ります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間8年8ヶ月の元利均等償却であります。なお、上記(2)の
割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。
2.確定給付制度
(1)確定給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)
確定給付債務の期首残高 4,860,171千円
勤務費用 394,238千円
利息費用 34,021千円
数理計算上の差異の発生額 5,097千円
退職給付の支払額 △206,406千円
確定給付債務の期末残高 5,087,123千円
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)
年金資産の期首残高 5,588,116千円
期待運用収益 83,821千円
数理計算上の差異の発生額 91,262千円
事業主からの拠出額 331,284千円
退職給付の支払額 △196,727千円
年金資産の期末残高 5,897,756千円
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(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高 △3,768千円
退職給付費用 62,626千円
退職給付の支払額 △4,236千円
制度への拠出額 △64,262千円
退職給付に係る負債の期末残高 △9,641千円
(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る
資産の調整表
積立型制度の退職給付債務 5,588,710千円
年金資産 △6,408,985千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △820,274千円
退職給付に係る負債 △133,072千円
退職給付に係る資産 953,347千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 820,274千円
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用 456,864千円
利息費用 34,021千円
期待運用収益 △83,821千円
数理計算上の差異の費用処理額 △53,160千円
過去勤務費用の費用処理額 △34千円
前払退職金 7,966千円
企業年金基金掛金拠出額 318,065千円
確定給付制度に係る退職給付費用 679,901千円
( 6 ) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
過去勤務費用 34千円
数理計算上の差異 53,160千円
合 計 53,194千円
(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
未認識数理計算上の差異 443,007千円
合 計 443,007千円
(8)年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
32.3%
債券
53.6%
株式
0.2%
現金及び預金
13.9%
その他
100.0%
合 計
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構
成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております)
割引率 0.7%
長期期待運用収益率 1.5%
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、39,856千円であります 。
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社グループは、確定給付型の制度として、主として確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を採用しており
ますが、一部連結子会社については確定拠出企業年金制度及び前払退職金制度の選択制を採用しております。ま
た、一部連結子会社については、中小企業退職金共済制度、特定退職金共済制度に加入しております。
複数事業主制度に関する事項は次のとおりであります。
(1)制度全体の積立状況に関する事項 (2019年3月31日現在)
建設コンサルタンツ 全国そうごう 大阪府建築
企業年金基金 企業年金基金 企業年金基金
年金資産の額
81,513百万円 19,544百万円 3,669百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
63,462百万円 15,731百万円 5,415百万円
最低責任準備金の額との合計額
差引額 18,050百万円 3,813百万円 △1,745百万円
(2)制度全体に占める当社グループの掛金拠出割合 (2019年3月31日現在)
6.55%
建設コンサルタンツ企業年金基金
1.56%
全国そうごう企業年金基金
0.40%
大阪府建築企業年金基金
(3)補足説明
建設コンサルタンツ企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高5,432百万円、繰越剰余金23,482百万円で
あります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間15年の元利均等償却であります。なお、上記(2)の割
合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。
全国そうごう企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、繰越剰余金3,813百万円であります。なお、上記(2)の割合は当社グループの
実際の負担割合とは一致しません。
大阪府建築企業年金基金
上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高1,655百万円及び繰越不足金90百万円であ
ります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間9年6ヶ月の元利均等償却であります。なお、上記(2)の
割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。
2.確定給付制度
(1)確定給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)
確定給付債務の期首残高 5,087,123千円
勤務費用 418,386千円
利息費用 35,609千円
数理計算上の差異の発生額 74,400千円
退職給付の支払額 △293,551千円
確定給付債務の期末残高 5,321,968千円
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)
年金資産の期首残高 5,897,756千円
期待運用収益 88,466千円
数理計算上の差異の発生額 △195,933千円
事業主からの拠出額 356,021千円
退職給付の支払額 △270,599千円
年金資産の期末残高 5,875,711千円
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(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
退職給付に係る負債の期首残高 △9,641千円
退職給付費用 64,560千円
退職給付の支払額 △9,218千円
制度への拠出額 △58,780千円
退職給付に係る負債の期末残高 △13,079千円
(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る
資産の調整表
積立型制度の退職給付債務 5,821,218千円
年金資産 △6,388,041千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △566,822千円
退職給付に係る負債 176,449千円
退職給付に係る資産 △743,272千円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △566,822千円
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用 482,947千円
利息費用 35,609千円
期待運用収益 △88,466千円
数理計算上の差異の費用処理額 △88,457千円
前払退職金 9,144千円
企業年金基金掛金拠出額 338,576千円
確定給付制度に係る退職給付費用 689,354千円
( 6 ) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
数理計算上の差異 88,457千円
合 計 88,457千円
(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
未認識数理計算上の差異 84,216千円
合 計 84,216千円
(8)年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
33.5%
債券
51.7%
株式
3.2%
現金及び預金
11.6%
その他
100.0%
合 計
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構
成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております)
割引率 0.7%
長期期待運用収益率 1.5%
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、41,914千円であります。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
繰延税金資産
未払費用否認額 111,500千円 121,772千円
未払金否認額 71,099 55,578
未払事業税否認額 28,142 43,597
賞与引当金否認額 433,181 473,625
受注損失引当金否認額 264,372 201,317
工事進行基準赤字工事 15,473 -
減損損失否認額 27,121 34,538
ゴルフ会員権評価損否認額 2,614 2,614
役員退職慰労引当金否認額 140,032 155,763
貸倒引当金否認額 76,038 82,243
退職給付に係る負債否認額 51,135 61,743
繰越外国税額控除 281,260 -
繰越欠損金 94,725 49,626
161,419 174,871
その他
繰延税金資産小計
1,758,115 1,457,292
△570,540 △255,338
評価性引当額
繰延税金資産合計 1,187,574 1,201,954
繰延税金負債
退職給付に係る資産 △427,343 △342,040
譲渡損益調整勘定 △105,947 △105,947
資本連結に伴う資産の評価差額 △44,941 △44,941
△67,997 △67,640
その他
繰延税金負債合計
△646,230 △560,569
繰延税金資産の純額 541,344 641,384
(注)評価性引当額の変動の主な原因は、繰越外国税額控除に係る評価性引当額の減少であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となっ
た主要な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
法定実効税率
30.9% 30.6%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.3 1.6
住民税均等割額 2.4 2.3
のれんの償却 2.1 0.3
評価性引当額の増減額 9.6 △0.4
国外所得に対する事業税相当額 △0.6 △0.1
△1.5 △0.1
所得拡大税制による税額控除
△0.8 0.8
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率 43.4 35.0
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(企業結合等関係)
該当事項はありません。
(資産除去債務関係)
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
1.当該資産除去債務の概要
事務所拠点の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。
2.当該資産除去債務の金額の算定方法
当社グループは、資産除去債務の負債計上及びこれに対応する除去費用の資産計上に代えて、差入保証金の
回収が最終的に見込めないと認められる金額を過去実績等により合理的に見積もり、そのうち当連結会計年度
の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。
3.当該資産除去債務の総額の増減
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
期首残高 53,052千円 66,464千円
時の経過による調整額 13,411 14,418
資産除去債務の履行による減少額 - -
見積もりの変更による増加額 - -
期末残高 66,464 80,882
(賃貸等不動産関係)
賃貸等不動産の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会
が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、グローバルなコンサルタント集団としてグループ経営を行い、様々なコンサルティングサー
ビスを提供しております。したがって、当社グループは、経営管理区分上、各子会社をサービスの種類によって
区分、集計し業績の評価を行っております。
なお、各報告セグメントに属するサービスの種類は以下のとおりであります。
「インフラ・マネジメントサービス事業」…企画・調査・計画・設計・評価・指導等知的サービスの提供
「環境マネジメント事業」…工事施工・調査、環境浄化、解体工事等
「その他事業」…ソフト販売、ソフト開発、不動産賃貸等
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
インフラ・ 調整額
環境 計上額
マネジメント その他 計
マネジメント
サービス
売上高
44,759,753 7,239,461 1,201,769 53,200,984 - 53,200,984
外部顧客に対する売上高
セグメント間の内部売上高又
19,050 205,478 563,658 788,187 △ 788,187 -
は振替高
44,778,803 7,444,939 1,765,428 53,989,171 △ 788,187 53,200,984
計
セグメント利益(注) 1,748,276 157,812 77,457 1,983,546 1,833 1,985,380
34,585,579 5,396,349 926,814 40,908,743 △ 1,924,682 38,984,060
セグメント資産
その他の項目
358,220 56,901 14,236 429,358 33,899 463,257
減価償却費
有形固定資産及び無形固定資
545,138 74,482 35,348 654,969 8,759 663,728
産の増加額
(注)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
インフラ・ 調整額
環境 計上額
マネジメント その他 計
マネジメント
サービス
売上高
外部顧客に対する売上高 52,004,337 9,875,065 1,331,389 63,210,793 - 63,210,793
セグメント間の内部売上高又
31,368 130,610 598,802 760,781 △ 760,781 -
は振替高
52,035,705 10,005,676 1,930,191 63,971,574 △ 760,781 63,210,793
計
セグメント利益(注) 2,121,013 233,802 75,461 2,430,278 △ 5,676 2,424,601
38,063,851 4,966,584 1,094,544 44,124,980 △ 2,034,465 42,090,515
セグメント資産
その他の項目
減価償却費 449,643 72,817 15,923 538,384 39,801 578,185
有形固定資産及び無形固定資
576,891 37,666 51,406 665,964 59,226 725,190
産の増加額
(注)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 53,989,171 63,971,574
セグメント間取引消去 △788,187 △760,781
連結財務諸表の売上高 53,200,984 63,210,793
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 1,983,546 2,430,278
391,159 397,352
セグメント間取引消去
△389,325 △403,029
全社費用(注)
連結財務諸表の営業利益 1,985,380 2,424,601
(注)全社費用は報告セグメントに帰属しない費用であり、当社の内部利益控除後の一般管理費でありま
す。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 40,908,743 44,124,980
△3,332,068 △3,902,050
セグメント間取引消去
1,407,385 1,867,584
全社資産(注)
連結財務諸表の資産合計 38,984,060 42,090,515
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資産であり、連結消去後の当社の余資運用資金(現金
及び有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
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(単位:千円)
報告セグメント計 調整額(注) 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 429,358 538,384 33,899 39,801 463,257 578,185
有形固定資産及び無形
654,969 665,964 8,759 59,226 663,728 725,190
固定資産の増加額
(注)調整額は、セグメント間取引消去及び全社に係るものであります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 アジア 中近東 その他 計
33,473,441 14,964,208 1,371,783 3,391,551 53,200,984
(注)売上高は業務の対象国を基礎とし、地理的近接度により国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
国土交通省 9,158,613 インフラ・マネジメントサービス
(独)国際協力機構 7,762,572 インフラ・マネジメントサービス
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 アジア 中近東 その他 計
39,213,282 20,208,227 1,333,666 2,455,616 63,210,793
(注)売上高は業務の対象国を基礎とし、地理的近接度により国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
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3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
国土交通省 8,726,967 インフラ・マネジメントサービス
(独)国際協力機構 8,500,268 インフラ・マネジメントサービス
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
インフラ・ 調整額
環境 計上額
マネジメント その他 計
マネジメント
サービス
89,260 11,471 - 100,732 - 100,732
当期償却額
当期末残高 - 175,283 - 175,283 - 175,283
(注) 当連結会計年度において、「環境マネジメント」セグメントに係るのれんの減損損失22,943千円を計
上しております。
当連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
インフラ・ 調整額
環境 計上額
マネジメント その他 計
マネジメント
サービス
- 17,528 - 17,528 - 17,528
当期償却額
- 157,754 - 157,754 - 157,754
当期末残高
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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【関連当事者情報】
連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等
前連結会計年度(自2017年10月1日 至2018年9月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2018年10月1日 至2019年9月30日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり純資産額
1,729.17円 1,885.75円
1株当たり当期純利益 186.48円 237.28円
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、 潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 当社は、従業員持株会信託型ESOPを導入しており、当該信託が所有する当社株式については、連結財務諸表に
おいて自己株式として計上しております。1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益の算定にあたっては、
当該株式数を自己株式に含めて「期末の普通株式の数」及び「普通株式の期中平均株式数」を算定しておりま
す。
1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度112,592株、当
連結会計年度168,215株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結
会計年度45,900株、当連結会計年度150,700株であります。
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額
9,691,686 10,748,648
(千円)
純資産の部の合計額から控除する金額
(千円)
非支配株主持分 - -
普通株式に係る純資産額(千円) 9,691,686 10,748,648
6,080,920 6,080,920
普通株式の発行済株式数(株)
普通株式の自己株式数(株) 476,114 380,977
1株当たり純資産額の算定に用いられた期
5,604,806 5,699,943
末の普通株式の数(株)
4 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり当期純利益
連結損益計算書上の親会社株主に帰属す
1,033,077 1,344,544
る当期純利益(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
1,344,544
1,033,077
期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 5,539,958 5,666,550
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(重要な後発事象)
自己株式の取得
当社は、2019年11月14日開催の取締役会において、会社法第459条第1項第1号の規定による当社定款第45条の
定めに基づき、自己株式取得に係る事項について決議し、自己株式の取得を実施いたしました。
1.自己株式の取得理由
株主還元および経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするため。
2.取得に係る事項の内容
(1)取得する株式の種類 当社普通株式
(2)取得する株式の総数 25,000株(上限)
(3)株式の取得価額の総額 60,000,000円(上限)
(4)取得期間 2019年11月15日
(5)取得方法 東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による買付け
3.取得結果
(1)取得した株式の総数 25,000株
(2)株式の取得価額の総額 54,925,000円
(3)取得日 2019年11月15日
なお、当該決議による自己株式の取得は、2019年11月15日をもって終了しております。
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⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】
当期首 残高 当期末残高
会社名 銘柄 発行年月日 利率(%) 担保 償還期限
(千円) (千円)
年月日 年月日
第8回無担保社債(㈱千
5,000 -
㈱鈴木建築設計事務所 葉興業銀行保証付及び適 無担保
2013.12.27 0.29 2018.12.28
(5,000 ) (- )
格機関投資家限定)
5,000 -
合計 - - - - -
(5,000 ) (- )
(注)1 ( )内書は、1年以内の償還予定額であります。
2 連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。
1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
(千円) (千円) (千円) (千円) (千円)
- - - - -
【借入金等明細表】
当期首 残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(千円) (千円) (%)
短期借入金 689,755 1,991,880 0.58 -
1年以内に返済予定の長期借入金 53,271 57,888 0.44
1年以内に返済予定のリース債務 34,915 26,247 - -
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) 58,253 48,517 - 2020年~2025年
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) 152,358 497,864 0.60 2020年~2025年
合計 988,553 2,622,397 - -
(注)1 リース債務は連結貸借対照表では固定負債の「その他」に含めて表示しております。
2 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
3 リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
4 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年間の返済予定は以下の
とおりであります。
1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
(千円) (千円) (千円) (千円)
長期借入金 55,440 47,918 29,285 357,650
リース債務 17,771 14,234 10,242 4,973
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計
年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により
記載を省略しております。
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(2)【その他】
①当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高(千円) 9,325,376 27,547,150 44,310,469 63,210,793
税金等調整前四半期(当期)純利益又は
△447,789 1,590,565 1,924,737 2,069,607
税金等調整前四半期純損失(△)(千円)
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利
益又は親会社株主に帰属する四半期純損失 △310,197 904,451 1,078,480 1,344,544
(△)(千円)
1株当たり四半期(当期)純利益又は
160.38
△55.20 190.68 237.28
1株当たり四半期純損失(△)(円)
(会計期間)
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり四半期純利益又は
△55.20 214.63 30.59 46.66
1株当たり四半期純損失(△)(円)
② 決算日後の状況
特記事項はありません。
③ 重要な訴訟事件等
特記事項はありません。
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2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
752,651 1,145,772
現金及び預金
11,056 8,444
前払費用
※ 2,370,355 ※ 4,361,880
短期貸付金
※ 48,204 ※ 135,090
その他
3,182,267 5,651,188
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
5,380 4,481
建物
30,923 25,963
工具、器具及び備品
- 10,150
建設仮勘定
36,303 40,594
有形固定資産合計
無形固定資産
65,923 80,531
ソフトウエア
65,923 80,531
無形固定資産合計
投資その他の資産
350,840 357,858
投資有価証券
6,897,815 6,897,815
関係会社株式
12,174 6,334
長期前払費用
85,121 97,043
その他
7,345,951 7,359,052
投資その他の資産合計
7,448,177 7,480,178
固定資産合計
10,630,445 13,131,366
資産合計
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
※ 3,970,355 ※ 6,091,880
短期借入金
※ 83,756 ※ 138,635
未払金
※ 1,990 ※ 2,470
未払費用
4,659 5,319
未払法人税等
785 1,603
預り金
5,788 5,705
賞与引当金
12,268 3,659
その他
4,079,604 6,249,273
流動負債合計
固定負債
- 345,590
長期借入金
111,783 106,972
繰延税金負債
198,856 -
その他
310,639 452,562
固定負債合計
4,390,244 6,701,836
負債合計
純資産の部
株主資本
727,929 727,929
資本金
資本剰余金
3,435,266 3,435,266
資本準備金
1,079,576 1,521,316
その他資本剰余金
4,514,843 4,956,583
資本剰余金合計
利益剰余金
その他利益剰余金
1,083,966 1,120,263
繰越利益剰余金
1,083,966 1,120,263
利益剰余金合計
△ 181,218 △ 474,795
自己株式
6,145,520 6,329,980
株主資本合計
評価・換算差額等
94,680 99,549
その他有価証券評価差額金
94,680 99,549
評価・換算差額等合計
6,240,201 6,429,530
純資産合計
10,630,445 13,131,366
負債純資産合計
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②【損益計算書】
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業収益
113,185 169,776
関係会社受取配当金
444,000 444,000
関係会社経営管理料
557,185 613,776
営業収益合計
営業費用
※1 , ※2 398,524 ※1 , ※2 412,254
販売費及び一般管理費
158,660 201,521
営業利益
営業外収益
※1 23,465 ※1 26,530
受取利息
3,182 4,220
受取配当金
642 400
その他
27,290 31,150
営業外収益合計
営業外費用
※1 26,275 ※1 25,680
支払利息
2,381 2,467
支払手数料
1,559 1,087
その他
30,216 29,235
営業外費用合計
155,735 203,436
経常利益
155,735 203,436
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税 11,259 4,578
△ 1,464 △ 6,960
法人税等調整額
9,794 △ 2,381
法人税等合計
145,940 205,818
当期純利益
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③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式 株主資本合計
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益剰
余金
当期首残高 727,929 3,435,266 1,079,576 4,514,843 1,065,346 1,065,346 △ 267,091 6,041,027
当期変動額
剰余金の配当 △ 127,320 △ 127,320 △ 127,320
当期純利益 145,940 145,940 145,940
自己株式の処分
85,952 85,952
自己株式の取得 △ 78 △ 78
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - - - 18,619 18,619 85,873 104,492
当期末残高
727,929 3,435,266 1,079,576 4,514,843 1,083,966 1,083,966 △ 181,218 6,145,520
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算
券評価差額金 差額等合計
当期首残高
62,550 62,550 6,103,578
当期変動額
剰余金の配当 △ 127,320
当期純利益 145,940
自己株式の処分
85,952
自己株式の取得 △ 78
株主資本以外の項目の
32,129 32,129 32,129
当期変動額(純額)
当期変動額合計 32,129 32,129 136,622
当期末残高 94,680 94,680 6,240,201
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当事業年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式 株主資本合計
その他資本 資本剰余金 利益剰余金
資本準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益剰
余金
当期首残高 727,929 3,435,266 1,079,576 4,514,843 1,083,966 1,083,966 △ 181,218 6,145,520
当期変動額
剰余金の配当
△ 169,521 △ 169,521 △ 169,521
当期純利益 205,818 205,818 205,818
自己株式の処分 441,740 441,740 345,070 786,810
自己株式の取得 △ 638,647 △ 638,647
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 441,740 441,740 36,297 36,297 △ 293,577 184,460
当期末残高 727,929 3,435,266 1,521,316 4,956,583 1,120,263 1,120,263 △ 474,795 6,329,980
評価・換算差額等
純資産合計
その他有価証 評価・換算
券評価差額金 差額等合計
当期首残高 94,680 94,680 6,240,201
当期変動額
剰余金の配当 △ 169,521
当期純利益 205,818
自己株式の処分 786,810
自己株式の取得
△ 638,647
株主資本以外の項目の
4,869 4,869 4,869
当期変動額(純額)
当期変動額合計 4,869 4,869 189,329
当期末残高
99,549 99,549 6,429,530
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1 資産の評価基準及び評価方法
有価証券
(1) 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
動平均法により算定している)によっております。
2 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 15年
工具、器具及び備品 3~20年
(2)無形固定資産
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
ります。
3 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
4 引当金の計上基準
賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。
5 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当事業年度の期首か
ら適用しており、繰延税金負債は固定負債の区分に表示するとともに税効果関係の注記を変更しております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が3,614千円減少し、「固定負
債」の「繰延税金負債」が3,614千円減少しており、変更前と比べて総資産が3,614千円減少しております。
また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第4項に定める「税効果会計に係る会計基準」注
解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)に記載された内容を追加しております。ただし、当該内容のうち前
事業年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過的な取扱いに従って記載しておりま
せん。
(追加情報)
( 従業員持株会 E SOP信託 )
当社は、従業員への福利厚生を目的として、従業員持株会に信託を通じて自社の株式を交付する取引を行っており
ます。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に
記載のとおりであります。
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(貸借対照表関係)
※ 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
短期金銭債権 2,400,256千円 4,438,479千円
短期金銭債務 3,853,694 4,416,752
(損益計算書関係)
※1 関係会社との取引高
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業取引による取引高
販売費及び一般管理費
17,910千円 17,069千円
営業取引以外の取引による取引高 97,493 53,569
※2 一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
役員報酬 75,556 千円 85,850 千円
88,088 89,328
給与手当
20,091 20,624
賞与引当金繰入額
102,545 83,920
手数料
19,467 21,177
委託費
15,533 16,189
地代家賃
8,745 13,828
旅費及び交通費
(有価証券関係)
子会社株式及び関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式6,896,250千円、関連会社株式
1,565千円、前事業年度の貸借対照表計上額は子会社株式6,896,250千円、関連会社株式1,565千円)は、市場価
格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
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(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
繰延税金資産
未払費用 274千円 276千円
賞与引当金 1,772 1,747
関係会社株式評価損 128,757 128,757
繰越欠損金 26,913 23,199
28,505 23,982
その他
繰延税金資産小計
186,223 177,963
△156,637 △141,417
評価性引当額
繰延税金資産合計
29,585 36,546
繰延税金負債
譲渡損益調整勘定 △105,947 △105,947
△35,422 △37,571
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
△141,369 △143,518
繰延税金負債の純額 △111,783 △106,972
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
となった主要な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
法定実効税率
30.9% 30.6%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.1 0.9
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △22.6 △ 25.7
住民税均等割額 0.8 0.6
△4.0 △ 7.5
評価性引当額の増減額
0.1 △0.2
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
6.3 △1.2
(企業結合等関係)
該当事項はありません。
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(重要な後発事象)
自己株式の取得
当社は、2019年11月14日開催の取締役会において、会社法第459条第1項第1号の規定による当社定款第45条の
定めに基づき、自己株式取得に係る事項について決議し、自己株式の取得を実施いたしました。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事
象)」に記載のとおりであります。
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
(単位:千円)
減価償却
当期首 当 期 当 期 当 期 当期末
区分 資産の種類
累 計 額
残 高 増加額 減少額 償却額 残 高
建物
5,380 - - 898 4,481 13,928
工具、器具及び備品 30,923 13,302 - 18,262 25,963 115,615
有形固定資産
建設仮勘定 - 10,150 - - 10,150 -
計 36,303 23,452 - 19,161 40,594 129,544
ソフトウエア
65,923 38,768 - 24,159 80,531 77,345
無形固定資産
計 65,923 38,768 - 24,159 80,531 77,345
(注) 当期増加額の主な内訳は以下のとおりであります。
工具、器具及び備品勘定 情報通信設備 13,302千円
建設仮勘定 サーバー設備 10,150千円
ソフトウエア 社内管理システム 38,768千円
【引当金明細表】
(単位:千円)
当期首 当 期 当 期
科 目 当期末残高
残 高 増加額 減少額
賞与引当金 5,788 5,705 5,788 5,705
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
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第6【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 10月1日から9月30日まで
定時株主総会 毎事業年度の末日から3ヶ月以内
基準日 9月30日
剰余金の配当の基準日 3月31日、9月30日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り及び買増し
(特別口座)
取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
取次所 -
買取手数料及び買増手数料 株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
電子公告により行う。ただし、電子公告によることができない事故その
他のやむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲載して行う。
公告掲載方法
公告掲載URL
https://www.oriconhd.jp
毎年6月末日現在 、当社株式1単元(100株)以上を1年以上継続して
保有されている株主様を対象とし、 所有株数に応じて下記基準にてクオ
カードを贈呈いたします。
なお、「1年以上継続して保有されている株主様」とは、毎年6月末日
現在を基準として、同一株主番号で、9月末日、12月末日、3月末日お
よび翌年の6月末日時点の株主名簿に、100株以上の保有が5回以上連
続で記載または記録された株主様といたします。
株主に対する特典
6月末日の所有株式数
優待内容
(保有継続期間1年以上)
クオカード 500円分
100株以上600株未満
クオカード 3,000円分
600株以上1,000株未満
クオカード 5,000円分
1,000株以上
(注) 当社定款の定めにより、単元未満株主は、会社法第189条第2項各号に掲げる権利、同法第166条第1項の規定
による請求をする権利、株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権
利並びに単元未満株式の売渡請求をする権利以外の権利を有しておりません。
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第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社は親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書及び 事業年度 2018年12月21日
(自 2017年10月1日
(第13期) 関東財務局長に提出
その添付書類並びに確認書
至 2018年9月30日)
(2) 内部統制報告書及びその添 (自 2017年10月1日 2018年12月21日
事業年度
付書類 至 2018年9月30日) 関東財務局長に提出
(第13期)
(3) 四半期報告書及び確認書 (自 2018年10月1日 2019年2月14日
(第14期第1四半期)
至 2018年12月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年1月1日 2019年5月15日
(第14期第2四半期)
至 2019年3月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年4月1日 2019年8月14日
(第14期第3四半期)
至 2019年6月30日) 関東財務局長に提出
(4) 臨時報告書 2018年12月21日
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第9号
関東財務局長に提出
の2(株主総会における議決権行使の結果)に基づく臨
時報告書であります。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号 2019年11月14日
(連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フ 関東財務局長に提出
ローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため)
に基づく臨時報告書であります。
(5) 有価証券届出書 2018年11月14日
有価証券届出書(第三者割当による新株の発行)及びそ
関東財務局長に提出
の添付書類。
(6) 自己株券買付状況報告書 (自 2019年5月1日 2019年6月11日
(2019年5月度)
至 2019年5月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年6月1日 2019年7月12日
(2019年6月度)
至 2019年6月30日) 関東財務局長に提出
(自 2019年7月1日 2019年8月14日
(2019年7月度)
至 2019年7月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年8月1日 2019年9月13日
(2019年8月度)
至 2019年8月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年9月1日 2019年10月11日
(2019年9月度)
至 2019年9月30日) 関東財務局長に提出
(自 2019年10月1日 2019年11月14日
(2019年10月度)
至 2019年10月31日) 関東財務局長に提出
(自 2019年11月1日 2019年12月13日
(2019年11月度)
至 2019年11月30日) 関東財務局長に提出
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第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
2019年12月20日
株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
森 田 浩 之 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
西 川 福 之 印
業務執行社員
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの2018年10月1日から2019年9月30日までの連結会計年度の
連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結
キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表につい
て監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正に
表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するために
経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明するこ
とにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定
し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当
監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
る。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価
の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制
を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価
も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式
会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス及び連結子会社の2019年9月30日現在の財政状態並びに同日をもって
終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと
認める。
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<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、株式会社オリエンタルコンサ
ルタンツホールディングスの2019年9月30日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に
係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見を
表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準
に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽
表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施すること
を求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手するた
めの手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性
に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果
について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスが2019年9月30日現在の財務報告に係る内部統
制は有効であると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統
制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示してい
るものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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EDINET提出書類
株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス(E05646)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
2019年12月20日
株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
森 田 浩 之 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
西 川 福 之 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いる株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングスの2018年10月1日から2019年9月30日までの第14期事業年度
の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細
表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表示
することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営者が
必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することに
ある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに
基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査
法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。財務
諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に
際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。
また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、株式会社
オリエンタルコンサルタンツホールディングスの2019年9月30日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経
営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
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