株式会社乃村工藝社 四半期報告書 第83期第2四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)
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株式会社乃村工藝社(E04835)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年10月11日
【四半期会計期間】 第83期第2四半期(自 2019年6月1日 至 2019年8月31日)
【会社名】 株式会社乃村工藝社
【英訳名】 NOMURA Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 榎 本 修 次
【本店の所在の場所】 東京都港区台場2丁目3番4号
【電話番号】 03(5962)1119
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理統括本部長 中 川 雅 寛
【最寄りの連絡場所】 東京都港区台場2丁目3番4号
【電話番号】 03(5962)1119
【事務連絡者氏名】 常務取締役管理統括本部長 中 川 雅 寛
【縦覧に供する場所】 株式会社乃村工藝社 大阪事業所
(大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10番70号 パークスタワー19階)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
第82期 第83期
回次 第2四半期 第2四半期 第82期
連結累計期間 連結累計期間
自2018年3月1日 自2019年3月1日 自2018年3月1日
会計期間
至2018年8月31日 至2019年8月31日 至2019年2月28日
(百万円) 52,242 70,724 125,859
売上高
(百万円) 3,587 6,693 9,341
経常利益
親会社株主に帰属する
(百万円) 2,767 4,517 6,745
四半期(当期)純利益
(百万円) 2,635 4,091 6,473
四半期包括利益又は包括利益
(百万円) 39,473 44,501 43,311
純資産額
(百万円) 73,126 83,641 88,846
総資産額
(円) 24.87 40.60 60.63
1株当たり四半期(当期)純利益
潜在株式調整後1株当たり
(円) - - -
四半期(当期)純利益
(%) 54.0 53.2 48.7
自己資本比率
(百万円) 3,720 2,353 7,683
営業活動によるキャッシュ・フロー
(百万円) 1,679 △ 1,227 1,137
投資活動によるキャッシュ・フロー
(百万円) △ 2,524 △ 2,911 △ 2,557
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(百万円) 28,578 30,132 31,941
四半期末(期末)残高
第82期 第83期
回次 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
自2018年 6月1日 自2019年 6月1日
会計期間
至2018年 8月31日 至2019年 8月31日
22.43 25.24
1株当たり四半期純利益 (円)
(注)1 当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2 売上高には、消費税等は含んでおりません。
3 潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
4 2019年6月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割をおこなっております。第82期の期首に当該
株式分割がおこなわれたと仮定して、1株当たり四半期(当期)純利益を算定しております。
2【事業の内容】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および当社の関係会社)が営む事業の内容について重
要な変更はありません。
また、主要な関係会社における異動もありません。
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第2【事業の状況】
1【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
(単位:百万円)
増減率
前第2四半期
当第2四半期
増減額
(%)
連結累計期間
連結累計期間
52,242 70,724
売 上 高 18,482 35.4
3,470 6,592 3,122 90.0
営 業 利 益
3,587 6,693 3,105 86.6
経 常 利 益
親会社株主に帰属する
4,517
2,767 1,750 63.3
四 半 期 純 利 益
当第2四半期連結累計期間(2019年3月1日~2019年8月31日)のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く
なか、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国を中心とした通商問題が世界経済に与える影響や、中
国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響など、依然として先行き不
透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、エンドユーザーの視点に立ってお客様の事業繁栄を実現する「プロスペ
リティ・パートナー」への進化の追求に向けて、中期経営計画に則り、時代の変化の中で生まれる新たなニーズを
とらえたサービスの提供を目指すとともに、インバウンド、地域創生、働き方改革等のテーマについて、顧客の開
発と深耕、プロジェクト開発を推進してまいりました。
当第2四半期連結累計期間につきましては、ディスプレイ事業の各分野において、期初の想定に対して大きく需
要が拡大し、総じて売上が増加したことにより、売上高は707億24百万円(前年同期比35.4%増)となりました。
また、利益面におきましては、売上高の増加に加えて原価低減への継続した取り組みが寄与し、営業利益は65億92
百万円(前年同期比90.0%増)、経常利益は66億93百万円(前年同期比86.6%増)、親会社株主に帰属する四半期
純利益は45億17百万円(前年同期比63.3%増)となりました。
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セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①デ ィスプレイ事業
大都市圏の商業施設の環境整備工事等を手掛けた複合商業施設市場、科学館や自然・歴史博物館などの展示施設
等を手掛けた博物館・美術館市場、テーマパークの装飾・環境演出やホテルの新装改装を手掛けた余暇施設市場、
公共の大型イベント等を手掛けた博覧会・イベント市場、オフィスや保育園、鉄道・空港関連施設等を手掛けたそ
の他市場などの売上が増加しました。
その結果、売上高は694億22百万円(前年同期比35.6%増)、営業利益は64億77百万円(前年同期比87.0%増)
となりました。
(単位:百万円)
売 上 高
概 要
増減率
増減額
前第2四半期
当第2四半期
(%)
市場分野名 当期主要プロジェクト
連結累計期間
連結累計期間
アパレルやスポーツブランド
専門店市場
△1,419
の店舗、多店舗展開案件の内 16,002 14,582 △8.9
(物販店、飲食店、サービス業態店等)
装制作等
首都圏・関西圏における百貨
百貨店・量販店市場 2,724 2,865 140 5.2
店内の環境整備工事等
複合商業施設市場 首都圏・関西圏の複合商業施
4,779 7,789 3,010 63.0
(ショッピングセンター等)
設における環境整備工事等
広報・販売促進市場 電機・自動車他メーカー系企
(企業PR施設、ショールーム、セー
業の展示会、ショールーム、 8,493 8,648 154 1.8
ルスプロモーション、CI等)
その他展示制作等
文化・科学・歴史に関する施
設の展示制作、指定管理者制
博物館・美術館市場
4,189 6,546 2,356 56.3
度 にもとづく施設の管
(博物館、文化施設、美術館等)
(注)
理・運営等
余暇施設市場
(テーマパーク、ホテル・リゾート施
テーマパークの装飾・環境演
5,050 8,062 3,011 59.6
設、アミューズメント施設、エンター
出やホテルの新装改装等
テイメント施設、動物園、水族館等)
博覧会・イベント市場 行政や民間企業が主催するイ
324 2,242 1,918 590.5
(博覧会、見本市、文化イベント等)
ベント等
その他市場
オフィスや保育園、鉄道・空
(上記以外の市場に係るもの)
港関連施設の設計・内装制作 9,640 18,685 9,044 93.8
(オフィス、ブライダル施設、サイ
等
ン、モニュメント等)
ディスプレイ事業 51,204 69,422 18,217 35.6
(注)指定管理者制度 :地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、法人その他の団体に包括的に代行させるこ
とができる制度。2003年9月より施行されています。
②飲食・物販事業
美術館、文化施設、商業施設などの飲食店・物販店の運営業務等を手掛け、売上高は13億2百万円(前年同期比
25.5%増)、営業利益は1億47百万円(前年同期比281.0%増)となりました。
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(2)財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は836億41百万円(前連結会計年度末比52億5百万円減)、負債は391億39
百万円(前連結会計年度末比63億95百万円減)、純資産は445億1百万円(前連結会計年度末比11億90百万円増)と
なりました。
総資産は、たな卸資産が増加したものの、現金及び預金と受取手形及び売掛金が減少したことにより減少してお
ります。
負債は、支払手形及び買掛金と前受金が減少したことにより減少しております。
純資産は、配当金の支払いがありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により増加しておりま
す。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の48.7%から53.2%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業収入が堅調に推移しましたが、法人税等の支払
いや配当金の支払い等により、前連結会計年度末に比べ18億8百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には 301
億32百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上と売上債権の回収等により23億53百万
円の収入(前年同期は37億20百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、無形固定資産の取得による支出等により12億27百万円の支出(前年同期
は16億79百万円の収入)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により29億11百万円の支出(前年同期は25億24百万円
の支出)となりました。
(4)資本の財源及び資金の流動性
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありま
せん。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(6)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、特記すべき重要な事項はありません。
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(8)生産、受注及び販売の実績
①セグメント別(ディスプレイ事業は市場分野別)の生産高、受注および売上高の実績
イ. 生産高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
生産高(百万円) 生産高(百万円)
(ディスプレイ事業)
18,534
専門店市場 17,455
2,818 3,100
百貨店・量販店市場
5,083 8,594
複合商業施設市場
8,966 8,924
広報・販売促進市場
3,803 6,031
博物館・美術館市場
5,159 8,501
余暇施設市場
325 2,384
博覧会・イベント市場
9,266 19,650
その他市場
53,958 74,642
ディスプレイ事業 小計
- -
(飲食・物販事業)
53,958 74,642
合計
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 生産高の金額は販売価格によっております。
3 飲食・物販事業は生産概念が異なるため、記載しておりません。
ロ. 期中受注高および受注残高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
受注高 受注残高 受注高 受注残高
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(ディスプレイ事業)
専門店市場 22,391 12,220 19,029 12,388
百貨店・量販店市場 2,570 1,382 3,118 1,791
8,175
複合商業施設市場 12,001 10,704 7,250
8,788
広報・販売促進市場 9,043 5,284 5,274
博物館・美術館市場 5,722 8,708 7,065 7,077
余暇施設市場 4,462 6,227 9,043 10,966
博覧会・イベント市場 478 243 8,981 8,318
その他市場 14,489 10,316 15,456 16,173
ディスプレイ事業 小計 71,158 55,085 78,733 70,165
(飲食・物販事業) - - - -
合計 71,158 55,085 78,733 70,165
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 飲食・物販事業は受注概念が異なるため、記載しておりません。
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ハ. 売上高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
売上高(百万円) 売上高(百万円)
(ディスプレイ事業)
専門店市場 16,002 14,582
百貨店・量販店市場 2,724 2,865
複合商業施設市場 4,779 7,789
広報・販売促進市場 8,493 8,648
博物館・美術館市場 4,189 6,546
余暇施設市場 5,050 8,062
博覧会・イベント市場 324 2,242
その他市場 9,640 18,685
ディスプレイ事業 小計 51,204 69,422
(飲食・物販事業) 1,037 1,302
合計 52,242 70,724
(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
②セグメント別(ディスプレイ事業は制作品別)の生産高、受注および売上高の実績
イ. 生産高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
生産高(百万円) 生産高(百万円)
(ディスプレイ事業)
内装制作 28,853 40,345
展示制作 13,375 18,790
環境演出制作 2,355 3,339
販促品制作 229 292
企画・設計・監理 4,813 5,588
その他 4,331 6,285
ディスプレイ事業 小計 53,958 74,642
(飲食・物販事業) - -
合計 53,958 74,642
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 生産高の金額は販売価格によっております。
3 飲食・物販事業は生産概念が異なるため、記載しておりません。
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ロ. 期中受注高および受注残高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
受注高 受注残高 受注高 受注残高
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(ディスプレイ事業)
内装制作 40,479 28,117 33,386 31,277
展示制作 14,140 14,009 25,010 20,705
環境演出制作 3,483 2,251 3,868 2,398
販促品制作 312 175 340 96
企画・設計・監理 5,183 5,606 6,989 7,277
その他 7,558 4,924 9,136 8,410
ディスプレイ事業 小計 71,158 55,085 78,733 70,165
(飲食・物販事業) - - - -
合計 71,158 55,085 78,733 70,165
(注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 飲食・物販事業は受注概念が異なるため、記載しておりません。
ハ. 売上高の実績
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称
売上高(百万円) 売上高(百万円)
(ディスプレイ事業)
内装制作 25,966 35,109
展示制作 13,269 18,792
環境演出制作 2,197 3,294
販促品制作 234 284
企画・設計・監理 4,526 5,287
その他 5,010 6,654
ディスプレイ事業 小計 51,204 69,422
(飲食・物販事業) 1,037 1,302
合計 52,242 70,724
(注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。
3【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 476,340,000
計 476,340,000
②【発行済株式】
第2四半期会計期間末 提出日現在 上場金融商品取引所名
種類 現在発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(2019年8月31日) (2019年10月11日) 取引業協会名
東京証券取引所
普通株式 119,896,588 119,896,588 (注)
市場第一部
計 119,896,588 119,896,588 - -
(注)完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式(1単元:100株)であります。
(2)【新株予約権等の状況】
①【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
②【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(株) (株) (百万円) (百万円)
2019年6月1日~
59,948,294 119,896,588 - 6,497 - 1,624
2019年8月31日
(注)2019年4月11日開催の取締役会決議により、2019年6月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割をお
こなっております。これにより、発行済株式総数は59,948,294株増加し、119,896,588株となっております。
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(5)【大株主の状況】
2019年8月31日現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
除く。)の総数に対する
氏名又は名称 住所
(千株)
所有株式数の割合(%)
東京都渋谷区神山町39-12 10,468 9.41
有限会社乃村
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南1-8-10 10,283 9.24
有限会社蟻田
日本マスタートラスト信託銀行株式
東京都港区浜松町2-11-3 6,930 6.23
会社(信託口)
日本トラスティ・サービス信託銀行
東京都中央区晴海1-8-11 3,703 3.33
株式会社(信託口)
3,316 2.98
乃村 洋子 東京都渋谷区
東京都港区台場2-3-4 2,847 2.56
乃村工藝社共栄会
東京都千代田区丸の内1-1-2 2,753 2.48
株式会社三井住友銀行
東京都港区台場2-3-4 2,694 2.42
乃村工藝社従業員持株会
東京都千代田区有楽町1-13-1 1,949 1.75
第一生命保険株式会社
東京都千代田区丸の内1-6-6 1,815 1.63
日本生命保険相互会社
- 46,761 42.03
計
(注)当社は、自己株式8,632千株(7.20%)を保有しております。
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(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年8月31日現在
株式数(株) 議決権の数(個)
区分 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等)
- - -
議決権制限株式(その他)
- - -
(自己保有株式)
権利内容に何ら限定のない当社に
完全議決権株式(自己株式等)
普通株式 -
おける標準となる株式
8,632,800
普通株式
完全議決権株式(その他) 1,112,432
同上
111,243,200
普通株式
単元未満株式 - 同上
20,588
119,896,588
発行済株式総数 - -
1,112,432
総株主の議決権 - -
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が22,000株(議決権220個)含ま
れております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式88株が含まれております。
②【自己株式等】
2019年8月31日現在
発行済株式総数
自己名義 他人名義 所有株式数の
に対する所有
所有者の氏名
所有株式数 所有株式数 合計
所有者の住所
株式数の割合
又は名称
(株) (株) (株)
(%)
(自己保有株式)
東京都港区台場2丁目
8,632,800 8,632,800 7.20
-
3番4号
株式会社乃村工藝社
8,632,800 8,632,800 7.20
計 - -
(注) 株主名簿上は、当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が4,000株(議決権40個)あります。
なお、当該株式数は、上記①[発行済株式]の「完全議決権株式(その他)」に含まれております。
2【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣
府令第64号)に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2019年6月1日から
2019年8月31日まで)および第2四半期連結累計期間(2019年3月1日から2019年8月31日まで)に係る四半期連
結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
資産の部
流動資産
31,941 30,132
現金及び預金
※2 23,786
31,427
受取手形及び売掛金
※1 9,115 ※1 13,051
たな卸資産
1,201 1,369
その他
△ 27 △ 20
貸倒引当金
73,658 68,319
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
6,274 6,296
建物及び構築物
3,743 3,743
土地
2,276 2,093
その他
△ 4,335 △ 4,340
減価償却累計額
有形固定資産合計 7,958 7,792
無形固定資産 1,002 1,747
投資その他の資産
3,527 2,935
投資有価証券
1,421 1,577
繰延税金資産
1,629 1,617
その他
△ 351 △ 348
貸倒引当金
6,227 5,782
投資その他の資産合計
15,188 15,322
固定資産合計
88,846 83,641
資産合計
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
負債の部
流動負債
21,236 19,190
支払手形及び買掛金
2,883 2,215
未払法人税等
9,072 7,540
前受金
1,719 2,257
賞与引当金
47 54
完成工事補償引当金
100 72
工事損失引当金
49 31
事業構造改善引当金
5,112 2,304
その他
40,220 33,667
流動負債合計
固定負債
4,824 4,995
退職給付に係る負債
193 199
その他の引当金
296 277
その他
5,314 5,472
固定負債合計
45,535 39,139
負債合計
純資産の部
株主資本
6,497 6,497
資本金
6,861 6,861
資本剰余金
30,426 32,050
利益剰余金
△ 1,092 △ 1,092
自己株式
42,692 44,317
株主資本合計
その他の包括利益累計額
744 322
その他有価証券評価差額金
94 68
為替換算調整勘定
△ 244 △ 231
退職給付に係る調整累計額
595 160
その他の包括利益累計額合計
23 24
非支配株主持分
43,311 44,501
純資産合計
88,846 83,641
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
売上高 52,242 70,724
41,220 55,813
売上原価
11,022 14,911
売上総利益
※ 7,552 ※ 8,319
販売費及び一般管理費
3,470 6,592
営業利益
営業外収益
5 2
受取利息
30 36
受取配当金
45 31
仕入割引
36 36
その他
118 107
営業外収益合計
営業外費用
支払利息 0 0
- 6
為替差損
0 0
その他
1 6
営業外費用合計
3,587 6,693
経常利益
特別利益
644 -
固定資産売却益
644 -
特別利益合計
特別損失
6 ▶
固定資産除売却損
39 -
減損損失
26 5
ゴルフ会員権評価損
72 9
特別損失合計
4,159 6,683
税金等調整前四半期純利益
1,383 2,157
法人税等
2,775 4,526
四半期純利益
8 8
非支配株主に帰属する四半期純利益
2,767 4,517
親会社株主に帰属する四半期純利益
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
2,775 4,526
四半期純利益
その他の包括利益
△ 135 △ 421
その他有価証券評価差額金
△ 40 △ 26
為替換算調整勘定
35 12
退職給付に係る調整額
△ 140 △ 435
その他の包括利益合計
2,635 4,091
四半期包括利益
(内訳)
2,626 4,082
親会社株主に係る四半期包括利益
8 8
非支配株主に係る四半期包括利益
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(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
4,159 6,683
税金等調整前四半期純利益
414 431
減価償却費
賞与引当金の増減額(△は減少) 43 537
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 204 189
その他の引当金の増減額(△は減少) 75 △ 2
△ 36 △ 39
受取利息及び受取配当金
0 0
支払利息
有形固定資産売却損益(△は益) △ 644 -
売上債権の増減額(△は増加) 7,067 7,623
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 2,308 △ 3,944
前渡金の増減額(△は増加) △ 383 41
仕入債務の増減額(△は減少) △ 4,339 △ 2,045
未払金の増減額(△は減少) △ 1,562 △ 2,576
前受金の増減額(△は減少) 2,809 △ 1,521
未払消費税等の増減額(△は減少) △ 429 51
△ 228 △ 324
その他
4,842 5,105
小計
36 39
利息及び配当金の受取額
△ 0 △ 0
利息の支払額
△ 1,158 △ 2,791
法人税等の支払額
3,720 2,353
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 459 △ 231
有形固定資産の取得による支出
2,372 -
有形固定資産の売却による収入
△ 89 △ 960
無形固定資産の取得による支出
△ 75 △ 210
投資有価証券の取得による支出
15 201
投資有価証券の売却及び償還による収入
△ 83 △ 26
その他
1,679 △ 1,227
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 0 -
自己株式の取得による支出
△ 2,490 △ 2,878
配当金の支払額
△ 2 △ 7
非支配株主への配当金の支払額
△ 32 △ 24
その他
△ 2,524 △ 2,911
財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 37 △ 23
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,837 △ 1,808
25,741 31,941
現金及び現金同等物の期首残高
※ 28,578 ※ 30,132
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)
税金費用の計算
税金費用については、当第2四半期連結累計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 たな卸資産の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
仕掛品 9,002 百万円 12,894 百万円
109 149
商品及び製品
3 7
原材料及び貯蔵品
9,115 13,051
合計
※2 四半期連結会計期間末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。 な
お、当四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形が四
半期連結会計期間末日残高に含まれております。
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
受取手形 -百万円 106百万円
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち、主要な費目および金額は次のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
給料手当 2,629 百万円 2,714 百万円
741 1,079
賞与引当金繰入額
161 142
退職給付費用
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のとお
りであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
現金及び預金勘定 28,578百万円 30,132百万円
現金及び現金同等物 28,578 30,132
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(株主資本等関係)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年3月1日 至 2018年8月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2018年5月24日
普通株式 2,503 45 2018年2月28日 2018年5月25日 利益剰余金
定時株主総会
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日)
配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 配当額(円)
2019年5月23日
普通株式 2,892 52 2019年2月28日 2019年5月24日 利益剰余金
定時株主総会
(注)1株あたり配当額については、記念配当2円が含まれております。
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四半期報告書
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年3月1日 至 2018年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
損益計算書計上額
(注)1
(注)2
ディスプレイ 飲食・物販
合計
事業 事業
売上高
51,204 1,037 52,242 - 52,242
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
▶ 14 18 △ 18 -
売上高又は振替高
51,209 1,051 52,260 △ 18 52,242
計
3,463 38 3,502 △ 32 3,470
セグメント利益
(注)1 セグメント利益の調整額△32百万円の主なものは、提出会社の管理部門に係る減価償却費であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整をおこなっております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
損益計算書計上額
(注)1
(注)2
ディスプレイ 飲食・物販
合計
事業 事業
売上高
69,422 1,302 70,724 - 70,724
外部顧客への売上高
セグメント間の内部
21 20 42 △ 42 -
売上高又は振替高
計 69,444 1,322 70,766 △ 42 70,724
6,477 147 6,625 △ 32 6,592
セグメント利益
(注)1 セグメント利益の調整額△32百万円の主なものは、提出会社の管理部門に係る減価償却費であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整をおこなっております。
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四半期報告書
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
1株当たり四半期純利益 24円87銭 40円60銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する
2,767 4,517
四半期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
2,767 4,517
四半期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 111,264,146 111,263,700
(注)1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 2019年6月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割をおこなっております。前連結会計年度
の期首に当該株式分割がおこなわれたと仮定して、1株当たり四半期純利益を算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2【その他】
該当事項はありません。
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四半期報告書
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
2019年10月11日
株式会社乃村工藝社
取締役会 御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
髙 尾 英 明 印
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士
戸 塚 俊一郎 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社乃村工
藝社の2019年3月1日から2020年2月29日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2019年6月1日から2019年8
月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年3月1日から2019年8月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すな
わち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算
書及び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結財
務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸表を
作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対する
結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠し
て四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認め
られる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社乃村工藝社及び連結子会社の2019年8月31日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していない
と信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注)1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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