株式会社セレス 四半期報告書 第15期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
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株式会社セレス(E30919)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】 四半期報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年8月14日
【四半期会計期間】 第15期第2四半期(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
【会社名】 株式会社セレス
【英訳名】 CERES INC.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 都木 聡
【本店の所在の場所】 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号
【電話番号】 03-5797-3347
【事務連絡者氏名】 常務取締役 兼 管理本部長 小林 保裕
【最寄りの連絡場所】 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号
【電話番号】 03-5797-3347
【事務連絡者氏名】 常務取締役 兼 管理本部長 小林 保裕
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
(注)第15期第1四半期連結会計期間より、日付の表示を和暦表示から西暦表示に変更しております。
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
第15期
回次 第2四半期 第14期
連結累計期間
自 2019年1月1日 自 2018年1月1日
会計期間
至 2019年6月30日 至 2018年12月31日
売上高 (千円) 7,755,268 10,706,460
経常利益又は経常損失(△) (千円) 542,586 △ 2,554
親会社株主に帰属する四半期純利
益又は親会社株主に帰属する当期 (千円) 429,653 △ 313,808
純損失(△)
四半期包括利益又は包括利益 (千円) 402,377 △ 214,479
純資産額 (千円) 6,729,643 6,437,772
総資産額 (千円) 12,543,531 11,917,400
1株当たり四半期純利益金額又は
(円) 38.95 △ 28.66
1株当たり当期純損失金額(△)
潜在株式調整後1株当たり
(円) 37.83 ―
四半期純利益金額
自己資本比率 (%) 50.4 50.4
営業活動による
(千円) 526,104 495,427
キャッシュ・フロー
投資活動による
(千円) △ 806,365 △ 1,462,433
キャッシュ・フロー
財務活動による
(千円) △ 232,587 1,697,619
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
(千円) 3,814,668 4,327,516
四半期末(期末)残高
第15期
回次 第2四半期
連結会計期間
自 2019年4月1日
会計期間
至 2019年6月30日
1株当たり四半期純利益金額 (円) 26.41
(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載し
ておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.当社は、第14期第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前第2四半期連結累
計期間の主要な経営指標等については記載しておりません。
4.第1四半期連結会計期間より「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」(実務対
応報告第38号 2018年3月14日)を適用しており、第14期の関連する主要な経営指標等につきましても、遡
及適用後の数値を記載しております。この結果、前連結会計年度の連結財務諸表では、会計基準の適用前に
おいては当社が保有する仮想通貨のうち実質価額が著しく下落したものについて減損処理を実施しました
が、会計基準適用後においては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更
等)」に記載の通り会計処理を行っております。
これにより、前連結会計年度の期首の純資産は、保有する仮想通貨の市場価格が上昇したことにより
668,870千円増加した一方で、前連結会計期間を通じて仮想通貨の市場価格が下落したことにより、前連結
会計年度の純資産は32,576千円減少しております。また、連結損益計算書の損益に与える影響は、経常利益
981,626千円、親会社株主に帰属する当期純利益701,447千円が減少しております。
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5.第1四半期連結会計期間より「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年
2月16日)等を適用しており、第14期の関連する主要な経営指標等につきましても、遡及適用後の数値を記
載しております。
6.第14期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純
損失であるため記載しておりません。
2 【事業の内容】
当社グループは、当社(株式会社セレス)、連結子会社2社(株式会社ゆめみ、株式会社マーキュリー)及び持
分法適用関連会社1社(ビットバンク株式会社)によって構成されております。
当社グループの報告セグメントにつきましては、登録会員に対して電子マネー等に交換可能なポイントをインセ
ンティブにインターネット上の様々なアクションを促し収益を得るポイントメディア事業とポイントメディア以外
の成功報酬型スマートフォンメディアにより広告料等を得るコンテンツメディア事業から成る「モバイルサービス
事業」と、投資育成事業、スマートフォン決済事業、仮想通貨関連事業等から成る「フィナンシャルサービス事
業」の2事業に区分しております。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループにおいて営まれている事業の内容について、重要な変更はあ
りません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のう
ち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事
業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものでありま
す。なお、当社は前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計
期間との比較分析は行っておりません。
なお、「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」(実務対応報告第38号 2018年3月
14日)及び「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半
期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値
で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境
の改善に伴い緩やかな景気回復基調が続く一方、米中通商問題等による世界経済の減速が懸念されており、景気
の先行きに対して不透明な状況が続いております。携帯電話市場においては、2018年の総出荷台数に占めるス
マートフォンの割合が89.1%(前年度同期比3.4ポイント増)と継続的に上昇しております(注1)。スマート
フォン端末の普及に伴い、スマートフォン広告市場についても継続的に拡大しております。
このような環境の中、当社グループは「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」とい
う企業理念のもと、「自社の運営するメディアの利用価値を最大化する」というミッションを実現することを目
指しております。
当社グループでは、モバイルサービス事業において、スマートフォン端末をメインデバイスとしたポイントサ
イトを複数運営しております。当該サイトにおいては、会員数や掲載広告数の増加に向け各種施策の実行や積極
的な営業活動を行ったことから、業績は堅調に推移しました。また、コンテンツメディアにおいても、これまで
に培ったサイト運営ノウハウの活用によりD2C(Direct-to-Consumer)メディアを中心に事業規模が拡大しており
ます。
一方で、ポイントサイトで当社の発行するポイントは現金や電子マネーに交換可能との観点からは一種の仮想
通貨であると認識しており、現在流通する各種仮想通貨やその要素技術であるブロックチェーン技術をいち早く
活用することで、新たな事業を生み出すことが可能であると考えております。このような考えのもと、当四半期
連結会計期間においても仮想通貨関連事業に積極的に投資する一方、100%子会社である株式会社マーキュリーに
おいては、仮想通貨取引所の開設に向け、着実に準備を進めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,755,268千円、営業利益は382,676千円、経常利益は542,586
千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は429,653千円となりました。
(注1)株式会社MM総研の発表資料によっております。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
モバイルサービス事業
モバイルサービス事業は、複数のポイントサイト、採用課金型アルバイト求人サイト、不動産情報サイト等
の運営をしております。運営するポイントサイトにおいては、株式会社セブン・ペイメントサービスとポイン
ト交換で連携する等の取り組みにより、継続的にポイントの利用価値向上に取り組んでまいりました。また、
多様な集客方法により会員数が増加したことに加え、会員の利便性向上を目的としたポイントの獲得手段の増
加、各種キャンペーンの実施等、継続的なサイトの改良に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるモバイルサービス事業の売上高は7,617,942千円、セグメント
利益は915,370千円となりました。
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フィナンシャルサービス事業
フィナンシャルサービス事業は、仮想通貨関連事業、スマートフォン決済事業、投資リターンを得ることを
目的とした投資育成事業を行っております。なかでも、仮想通貨関連事業においては、100%子会社である株式
会社マーキュリーが2019年2月1日付で、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に加入しており、仮
想通貨取引所の開設に向け着実に準備を進めております。また、投資育成事業においては、保有する営業投資
有価証券の精査を徹底し、一部株式について減損処理を行う一方、継続保有していた一部上場株式については
リターン確保の観点から売却することといたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におけるフィナンシャルサービス事業の売上高は180,607千円、セグメ
ント損失は181,450千円となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産の額は、前連結会計年度末に比べ626,131千円増加し、12,543,531
千円となりました。これは主に関係会社社債の取得などにより投資その他の資産が943,626千円増加したこと等に
よるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における総負債の額は、前連結会計年度末に比べ334,260千円増加し、5,813,888
千円となりました。これは主にポイントサイトの事業規模拡大に伴いポイント引当金が227,018千円増加したと共
に買掛金が117,272千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ291,870千円増加し、6,729,643
千円となりました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い429,653千円増加し
た一方、配当金の支払いにより154,334千円減少したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は3,814,668千円となりました。当第2四半期累
計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、526,104千円となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益
525,601千円の計上、ポイント引当金の増加額227,018千円があった一方、法人税等の支払額264,337千円があっ
たこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、806,365千円となりました。主な要因は、関係会社社債の取得による支出
500,000千円、有形固定資産の取得による支出91,885千円があったこと等によるものであります。
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(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、232,587千円となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出
315,328千円、配当金の支払額154,002千円があった一方、長期借入による収入100,000千円、社債の発行による
収入150,000千円があったこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
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第3 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 100,000,000
計 100,000,000
② 【発行済株式】
第2四半期会計期間末 上場金融商品取引所
提出日現在発行数(株)
種類 現在発行数(株) 名又は登録認可金融 内容
(2019年8月14日)
(2019年6月30日) 商品取引業協会名
権利内容に何ら限定のな
東京証券取引所 い当社における標準とな
普通株式 11,481,200 11,482,600
(市場第一部) る株式であり、単元株式
数は100株であります。
計 11,481,200 11,482,600 ― ―
(注)1.「提出日現在発行数」欄には、2019年7月25日付で、譲渡制限付株式報酬として発行した新株式1,400株が
含まれております。
2.提出日現在の発行数には、2019年8月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行
された株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(千円) (千円)
(株) (株) (千円) (千円)
2019年5月17日
12,100 11,456,100 12,886 1,813,111 12,886 1,753,111
(注)1
2019年4月1日~
25,100 11,481,200 9,103 1,822,215 9,103 1,762,215
2019年6月30日
(注)2
(注)1.譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行による増加であります。
発行価格 2,130円
資本組入額 1,065円
割当先 当社取締役(社外取締役を除く。)6名、及び従業員11名
2.新株予約権(ストックオプション)の行使による増加であります。
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(5) 【大株主の状況】
2019年6月30日現在
発行済株式
(自己株式を
所有株式数 除く。)の
氏名又は名称 住所
総数に対する
(株)
所有株式数
の割合(%)
日本トラスティ・サービス信託
東京都中央区晴海1丁目8-11 1,415,000 12.79
銀行株式会社(信託口)
有限会社ジュノ-・アンド・カ
東京都世田谷区下馬5丁目19-10 1,180,000 10.66
ンパニ-
インキュベイトキャピタル5号
東京都港区南麻布5丁目9-1 1,000,000 9.04
投資事業有限責任組合
資産管理サービス信託銀行株式
東京都中央区晴海1丁目8-12 880,000 7.95
会社(証券投資信託口)
高橋 秀明 東京都杉並区 841,400 7.60
都木 聡 東京都世田谷区 563,700 5.09
株式会社サイバーエージェント 東京都渋谷区宇田川町40-1号 500,000 4.52
BNP PARIBAS SE
CURITIES SERVI
33 RUE DE GASPERICH,
CES LUXEMBOUR
L-5826 HOWALD-HESPER 490,000 4.43
G/JASDEC/FIM/L
ANGE,LUXEMBOURG
UXEMBOURG FUND
S/UCITS ASSETS
GOLDMAN SACHS 133 FLEET STREET LON
441,655 3.99
INTERNATIONAL DON EC4A 2BB U.K.
小林 保裕 東京都荒川区 221,400 2.00
計 ― 7,533,155 68.10
(注) 上記のほか、自己株式が420,096株あります。
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(6) 【議決権の状況】
①【発行済株式】
2019年6月30日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
普通株式 420,000
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
権利内容に何ら限定のない当社に
普通株式 11,051,800
完全議決権株式(その他) 110,518 おける標準となる株式であり、単
元株式数は100株であります。
普通株式 9,400
単元未満株式 ― ―
発行済株式総数 11,481,200 ― ―
総株主の議決権 ― 110,518 ―
(注)「単元未満株式」欄の普通株式には、当社保有の自己株式96株が含まれております。
②【自己株式等】
2019年6月30日現在
発行済株式
自己名義 他人名義 所有株式数
所有者の氏名 総数に対する
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計
又は名称 所有株式数
(株) (株) (株)
の割合(%)
(自己保有株式)
東京都世田谷区用賀
420,000 ― 420,000 3.65
四丁目10番1号
株式会社セレス
計 ― 420,000 ― 420,000 3.65
2 【役員の状況】
該当事項はありません。
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第4 【経理の状況】
1.四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第
64号)に基づいて作成しております。
なお、当社は前第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、四半期連結損益計算書、四
半期連結包括利益計算書及び四半期連結キャッシュ・フロー計算書に係る比較情報を記載しておりません。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2019年4月1日から2019年
6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年1月1日から2019年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表
について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。
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1 【四半期連結財務諸表】
(1) 【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,367,524 3,854,678
受取手形及び売掛金 1,769,756 1,870,795
営業投資有価証券 868,192 830,167
仕掛品 110,186 98,323
貯蔵品 338,147 270,445
214,786 387,222
その他
流動資産合計 7,668,593 7,311,633
固定資産
有形固定資産 229,304 319,429
無形固定資産
のれん 1,623,548 1,542,713
その他 168,351 198,527
無形固定資産合計 1,791,900 1,741,240
投資その他の資産
関係会社株式 801,754 978,692
その他 1,461,813 2,192,827
△ 35,965 △ 291
貸倒引当金
投資その他の資産合計 2,227,602 3,171,228
固定資産合計 4,248,807 5,231,898
資産合計 11,917,400 12,543,531
負債の部
流動負債
買掛金 479,450 596,722
短期借入金 1,150,000 1,150,000
1年内返済予定の長期借入金 584,411 570,598
未払法人税等 256,709 166,045
ポイント引当金 1,021,458 1,248,476
賞与引当金 31,473 ―
638,230 800,675
その他
流動負債合計 4,161,732 4,532,518
固定負債
社債 220,000 340,000
長期借入金 1,022,892 821,376
資産除去債務 58,355 70,768
16,648 49,224
その他
固定負債合計 1,317,895 1,281,369
負債合計 5,479,628 5,813,888
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,800,225 1,822,215
資本剰余金 2,334,615 2,356,605
利益剰余金 1,852,608 2,127,926
△ 7,805 △ 7,805
自己株式
株主資本合計 5,979,642 6,298,941
その他の包括利益累計額
29,459 17,138
その他有価証券評価差額金
その他の包括利益累計額合計 29,459 17,138
新株予約権
8,113 7,960
420,557 405,603
非支配株主持分
純資産合計 6,437,772 6,729,643
負債純資産合計 11,917,400 12,543,531
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(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】
【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
売上高 7,755,268
5,167,327
売上原価
売上総利益 2,587,941
※ 2,205,265
販売費及び一般管理費
営業利益 382,676
営業外収益
受取利息 1,213
持分法による投資利益 145,150
37,750
その他
営業外収益合計 184,114
営業外費用
支払利息 5,202
投資事業組合運用損 9,447
9,554
その他
営業外費用合計 24,204
経常利益 542,586
特別利益
1,226
投資有価証券売却益
特別利益合計 1,226
特別損失
18,212
関係会社株式評価損
特別損失合計 18,212
税金等調整前四半期純利益 525,601
法人税、住民税及び事業税
177,420
△ 66,517
法人税等調整額
法人税等合計 110,902
四半期純利益 414,698
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △ 14,954
親会社株主に帰属する四半期純利益 429,653
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【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
四半期純利益 414,698
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 12,321
△ 12,321
その他の包括利益合計
四半期包括利益 402,377
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 417,332
非支配株主に係る四半期包括利益 △ 14,954
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(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 525,601
減価償却費 52,421
のれん償却額 80,834
受取利息 △ 1,213
支払利息 5,202
持分法による投資損益(△は益) △ 145,150
投資事業組合運用損益(△は益) 9,447
仮想通貨評価損益(△は益) △ 32,775
関係会社株式評価損 18,212
売上債権の増減額(△は増加) △ 75,313
営業投資有価証券の増減額(△は増加) 9,670
仕入債務の増減額(△は減少) 117,272
ポイント引当金の増減額(△は減少) 227,018
貸倒引当金の増減額(△は減少) △ 35,673
39,428
その他
小計 794,982
利息の受取額
736
利息の支払額 △ 5,277
△ 264,337
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 526,104
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △ 91,885
無形固定資産の取得による支出 △ 52,622
投資有価証券の取得による支出 △ 61,968
投資有価証券の売却による収入 8,640
関係会社株式の取得による支出 △ 50,000
関係会社社債の取得による支出 △ 500,000
敷金及び保証金の差入による支出 △ 63,325
4,797
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 806,365
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(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 100,000
長期借入金の返済による支出 △ 315,328
社債の発行による収入 150,000
社債の償還による支出 △ 30,000
新株予約権の行使による株式の発行による収入 18,054
配当金の支払額 △ 154,002
△ 1,310
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 232,587
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 512,848
現金及び現金同等物の期首残高 4,327,516
※ 3,814,668
現金及び現金同等物の四半期末残高
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【注記事項】
(会計方針の変更等)
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」(実務対応報告第38号 2018年3月14日)
を、第1四半期連結会計期間から適用し、当社グループが保有する仮想通貨については、活発な市場が存在するこ
とから、市場価格に基づく価額をもって連結貸借対照表に計上するとともに、帳簿価額との差額は主に営業外損益
として計上しております。
また、当該会計方針の変更は、前連結会計年度についても遡及適用しており、前連結会計年度については遡及適
用後の連結財務諸表となっております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表は、遡及処理を行う前と比べて利益剰余金が32,576千円減少すると
ともに、投資その他の資産が同額減少しております。
(追加情報)
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区
分に表示しております。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
給与手当 342,370 千円
広告宣伝費 1,000,126 千円
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
㬀 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次の
とおりであります。
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年6月30日)
現金及び預金 3,854,678千円
預入期間が3か月を超える定期預金 △40,009千円
現金及び現金同等物 3,814,668千円
(株主資本等関係)
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
1.配当金支払額
1株当たり
配当金の総額
決議 株式の種類 配当額 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円)
(円)
2019年3月28日
154,334
普通株式 14 2018年12月31日 2019年3月29日 利益剰余金
定時株主総会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
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(企業結合等関係)
企業結合に係る暫定的な処理の確定
2018年3月1日に行われた不動産情報サイト「Oh!Ya」、「持ち家計画」、金融情報サイト「資金調達プロ」の
事業譲受について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、第1四半期連結会計期間に
確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第2四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報にお
いて取得原価の当初配分額の見直しを行った結果、前連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
調整額
損益計算書
モバイルサービス フィナンシャル
(注)1
計上額
計
事業 サービス事業
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 7,574,660 180,607 7,755,268 ― 7,755,268
セグメント間の内部売上高
43,281 ― 43,281 △ 43,281 ―
又は振替高
計 7,617,942 180,607 7,798,550 △ 43,281 7,755,268
セグメント利益
915,370 △ 181,450 733,919 △ 351,243 382,676
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益の調整額△351,243千円は、セグメント間取引消去△12,984千円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△338,258千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又は のれん 等に関する情報
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の
基礎は、以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
項目
至 2019年6月30日)
(1) 1株当たり四半期純利益金額 38円95銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益金額(千円) 429,653
普通株主に帰属しない金額(千円) ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
429,653
四半期純利益金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 11,030,191
(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額 37円83銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円) ―
普通株式増加数(株) 327,108
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前 ―
連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
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2 【その他】
該当事項はありません。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の四半期レビュー報告書
2019年8月9日
株式会社セレス
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士 三澤 幸之助 ㊞
業務執行社員
指定有限責任社員
公認会計士 髙山 朋也 ㊞
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている株式会社セレス
の2019年1月1日から2019年12月31日までの連結会計年度の第2四半期連結会計期間(2019年4月1日から2019年6月30
日まで)及び第2四半期連結累計期間(2019年1月1日から2019年6月30日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、
四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書、四半期連結包括利益計算書、四半期連結キャッシュ・フロー計算書及
び注記について四半期レビューを行った。
四半期連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して四半期連結
財務諸表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない四半期連結財務諸
表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した四半期レビューに基づいて、独立の立場から四半期連結財務諸表に対す
る結論を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準
拠して四半期レビューを行った。
四半期レビューにおいては、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対して実施される質
問、分析的手続その他の四半期レビュー手続が実施される。四半期レビュー手続は、我が国において一般に公正妥当と
認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べて限定された手続である。
当監査法人は、結論の表明の基礎となる証拠を入手したと判断している。
監査人の結論
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認
められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、株式会社セレス及び連結子会社の2019年6月30日現在の財政状態
並びに同日をもって終了する第2四半期連結累計期間の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を適正に表示していな
いと信じさせる事項がすべての重要な点において認められなかった。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1.上記は四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2.XBRLデータは四半期レビューの対象には含まれていません。
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