大建工業株式会社 訂正発行登録書
EDINET提出書類
大建工業株式会社(E00619)
訂正発行登録書
【表紙】
【提出書類】 訂正発行登録書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年8月9日
【会社名】 大建工業株式会社
【英訳名】 DAIKEN CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役 社長執行役員 億田 正則
【本店の所在の場所】 富山県南砺市井波1番地1
上記は登記上の本店で、本店の事務を行っている場所は
大阪市北区中之島三丁目2番4号
(中之島フェスティバルタワー・ウエスト)
【電話番号】 (06)6205-7182
【事務連絡者氏名】 上席執行役員 財務部長 伊藤 雅英
【最寄りの連絡場所】 大阪市北区中之島三丁目2番4号
(中之島フェスティバルタワー・ウエスト)
【電話番号】 (06)6205-7182
【事務連絡者氏名】 上席執行役員 財務部長 伊藤 雅英
【発行登録の対象とした募集有価証券の種類】 社債
【発行登録書の提出日】 2019年8月9日
【発行登録書の効力発生日】 2019年8月17日
【発行登録書の有効期限】 2021年8月16日
【発行登録番号】 1-関東1
【発行予定額又は発行残高の上限】 発行予定額 20,000百万円
【発行可能額】 20,000百万円
(20,000百万円)
(注) 発行可能額は、券面総額又は振替社債の総額の合計額
(下段( )書きは発行価額の総額の合計額)に基づき
算出しております。
【効力停止期間】 該当事項はありません。
【提出理由】 2019年8月9日に提出した発行登録書の記載事項中、「第一部
証券情報 第1 募集要項」の記載について訂正を必要とするた
め及び「募集又は売出しに関する特別記載事項」を追加するた
め、本訂正発行登録書を提出いたします。
【縦覧に供する場所】 大建工業株式会社本社大阪事務所
(大阪市北区 中之島三丁目2番4号)
大建工業株式会社本社東京事務所
(東京都千代田区外神田三丁目12番8号)
株式会社東京 証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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大建工業株式会社(E00619)
訂正発行登録書
【訂正内容】
第一部【証券情報】
第1【募集要項】
1【新規発行社債】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本発行登録の発行予定額のうち、金5,000百万円を社債総額とする大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限
定同順位特約付)(グリーンボンド)を、下記の概要にて募集する予定です。
<大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)>
各社債の金額 :1億円
発行価格 :各社債の金額100円につき金100円
償還期限(予定):2022年9月(3年債)(注)
払込期日(予定):2019年9月(注)
(注) それぞれの具体的な日付は今後決定する予定です。
2【社債の引受け及び社債管理の委託】
(訂正前)
未定
(訂正後)
社債の引受け
大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)を取得させる際の引受金融
商品取引業者は、次の者を予定しています。
引受人の氏名又は名称 住所
大和証券株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
(注) 上記のとおり、元引受契約を締結する金融商品取引業者のうち、主たるものは大和証券株式会社を予定してい
ますが、その他の引受人の氏名又は名称及びその住所並びに各引受人の引受金額、引受けの条件等について
は、利率の決定日に決定する予定です。
3【新規発行による手取金の使途】
(1)【新規発行による手取金の額】
(訂正前)
未定
(訂正後)
本社債の払込金額の総額5,000百万円(発行諸費用の概算額は未定)
(2)【手取金の使途】
(訂正前)
投融資資金、社債償還資金、設備投資資金、運転資金及び借入金返済資金に充当する予定であります。
(訂正後)
投融資資金、社債償還資金、設備投資資金、運転資金及び借入金返済資金に充当する予定であります。
大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)の発行による手取金に
ついては、未利用資源、再生資源及び循環利用が可能な木質資源などを主原料とする素材であるダイライト、
ダイロートン及びインシュレーションボードを生産する岡山工場及び高萩工場における改修のための新規の投
資資金及びリファイナンス資金に充当する予定です。なお、実際の充当時期までは、現金または現金等価物に
て管理します。
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訂正発行登録書
【募集又は売出しに関する特別記載事項】
<大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)に関する情報>
グリーンボンドとしての適格性について
当社は、大建工業株式会社第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)について、グリーン
ボンド発行のために、「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)2018」(注1)及び「グリーンボンドガイ
ドライン2017年版」(注2)に則したグリーンボンドフレームワークを策定しました。
グリーンボンドに対する第三者評価として株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRグリーンボンド評価」
(注3)の最上位評価である「Green 1」の予備評価を取得しています。
(注1) グリーンボンド原則(Green Bond Principles)とは、国際資本市場協会(ICMA)が事務局機能を担
う民間団体であるグリーンボンド原則執行委員会(Green Bond Principles Executive Committee)によ
り策定されているグリーンボンドの発行に係るガイドラインです。
(注2) グリーンボンドガイドライン2017年版とは、グリーンボンド原則との整合性に配慮しつつ、市場関係者の
実務担当者がグリーンボンドに関する具体的対応を検討する際に参考とし得る、具体的対応の例や我が国
の特性に即した解釈を示すことで、グリーンボンドを国内でさらに普及させることを目的に、環境省が
2017年3月に策定・公表したガイドラインです。
(注3) 「JCRグリーンボンド評価」とは、ICMAが作成したグリーンボンド原則及び環境省が策定したグ
リーンボンドガイドライン2017年版を受けたグリーンボンドに対するJCRによる第三者評価です。当該
評価においてはグリーンボンドの調達資金の使途がグリーンプロジェクトに該当するかの評価である「グ
リーン性評価」及び発行体の管理・運営体制及び透明性について評価する「管理・運営・透明性評価」を
行い、これら評価の総合評価として「JCRグリーンボンド評価」が決定されます。
グリーンボンドフレームワークについて
当社は、グリーンボンド発行を目的として、グリーンボンド原則が定める4つの要件(調達資金の使途、プロジェ
クトの評価と選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング)に適合するフレームワークを以下のとおり策定し
ました。
1.調達資金の使途
グリーンボンド発行により調達した資金の使途は、以下の項目に該当する資金に充当します。
ダイライト:未利用資源の有効活用、耐震化の推進(岡山工場)
未利用資源であるシラス(火山灰)を主原料に用い、軽量、高強度、高耐久、防耐火、加工性の性能を備えた
世界初の新素材「ダイライト」を生産し、木造住宅用耐力面材として供給することで住宅の耐震性能向上に貢献
します。
ダイロートン:再生資源の有効活用(岡山工場)
再生資源(製鉄時の副産物であるロックウール)を主原料に、不燃性、軽量、吸音性、加工性の性能を備えた
板状に成形した素材「ダイロートン」を生産し、主に住宅・建築物の天井材として供給することで、廃棄物抑制
に貢献します。
インシュレーションボード:木質資源の循環利用、CO2の排出抑制(岡山工場・高萩工場)
従来は廃棄もしくは燃料として使用されていた建築解体古材を再利用したインシュレーションボードを生産す
ることで木質資源の有効活用を図っています。木質資源を長期間にわたってマテリアルとして循環利用すること
で廃棄物を減らし、炭素の固定化を継続することでCO2の排出抑制にも繋がり、地球温暖化防止にも貢献しま
す。
なお、当社のグリーンボンド発行に際して、資金使途の対象となる適格プロジェクトは以下の適格クライテリア
を満たすものから選定するものとします。
≪適格クライテリア≫
① 未利用資源である火山灰等を再利用した素材の生産設備
② 廃材等の再生資源を利用した素材の生産設備
(グリーンボンド原則2018のカテゴリー:汚染防止および抑制(廃棄物の発生抑制、廃棄物の削減、廃棄物のリ
サイクル)、環境に配慮した生産技術及びプロセス)
(注) 上記の資金使途は、持続可能な開発目標(SDGs)と一致しています。
2.プロジェクトの評価と選定のプロセス
グリーンボンドの調達資金の使途となるプロジェクトは、当社の財務部の担当者により適格クライテリアへの適
合を検討し、評価及び選定が行われています。選定に関しては、コーポレート・コミュニケーション部の担当者
が、対象となるプロジェクトについて、総合的に分析・検討をし、財務担当役員が最終決定を下します。
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訂正発行登録書
3.調達資金の管理
調達された資金のうち、改修のための新規の投資資金については、今後1年間で全て充当することを予定してお
り、リファイナンス資金については資金入金同月及び1年以内に全額を充当し、そのほかのプロジェクトに充当す
る予定はございません。
4.レポーティング
(資金充当状況にかかるレポーティング)
調達された資金のうち、改修のための新規の投資資金については、今後1年間で全て充当予定ですが、充当状況
について当社ウェブサイト上でレポーティングの予定です。リファイナンス資金については資金入金同月及び1年
以内に全額を充当予定であることを開示予定です。
グリーンボンドが償還されるまでの間JCRより資金の充当状況並びに環境改善効果としての開示内容等のレ
ポーティングの状況を主としたグリーンボンド評価のレビューを受ける予定です。
(インパクト・レポーティング)
当社は、グリーンボンドが償還されるまでの間、原則年次で当社ウェブサイト上において、以下のインパクト・
レポーティングを予定しています。
① 未利用資源(シラス)の使用量
② 再生資源(ロックウール)の使用量
③ 再生資源(木材チップ)の使用量
④ 炭素固定量 等
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