株式会社ジャパンディスプレイ 訂正有価証券届出書(参照方式)
提出書類 | 訂正有価証券届出書(参照方式) |
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提出日 | |
提出者 | 株式会社ジャパンディスプレイ |
カテゴリ | 訂正有価証券届出書(参照方式) |
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株式会社ジャパンディスプレイ(E30481)
訂正有価証券届出書(参照方式)
【表紙】
【提出書類】 有価証券届出書の訂正届出書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年6月25日
【会社名】 株式会社ジャパンディスプレイ
【英訳名】 Japan Display Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 月﨑 義幸
【本店の所在の場所】 東京都港区西新橋三丁目7番1号
【電話番号】 03-6732-8100(大代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員 チーフ・フィナンシャル・オフィサー
菊岡 稔
【最寄りの連絡場所】 東京都港区西新橋三丁目7番1号
【電話番号】 03-6732-8100(大代表)
【事務連絡者氏名】 常務執行役員 チーフ・フィナンシャル・オフィサー
菊岡 稔
【届出の対象とした募集有価証券の種類】 株式及び新株予約権付社債
【届出の対象とした募集金額】 (株式)
その他の者に対する割当 42,000,000,000円
(第2回無担保転換社債型新株予約権付社債)
その他の者に対する割当 18,000,000,000円
(第3回無担保転換社債型新株予約権付社債)
その他の者に対する割当 20,000,000,000円
【安定操作に関する事項】 該当事項はありません。
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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1 【有価証券届出書の訂正届出書の提出理由】
当社は、2019年4月12日に提出した有価証券届出書並びに2019年4月18日、2019年4月26日、2019年5月13日、
2019年5月15日、2019年5月30日、2019年6月6日、2019年6月12日、2019年6月14日、2019年6月19日及び2019年
6月21日に提出した有価証券届出書の訂正届出書について、Suwa Investment Holdings, LLCの出資予定者の構成に関
して連絡を受けたことから、これらに関する事項を訂正するため、有価証券届出書の訂正届出書を提出するものであ
ります。
2 【訂正事項】
第一部 証券情報
第3 第三者割当の場合の特記事項
1 割当予定先の状況
a.割当予定先の概要
c.割当予定先の選定理由
(2) スポンサー選定の経緯
f.払込みに要する資金等の状況
① 本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当
第三部 参照情報
第2 参照書類の補完情報
3 【訂正箇所】
訂正箇所は 罫で示してあります。
なお、「第三部 参照情報 第2 参照書類の補完情報」においては、(訂正前)と(訂正後)の記載を比較するた
め、参照書類としての有価証券報告書の記載内容からの変更及び追記箇所を示すために付された 罫は表示して
おりません。
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第一部 【証券情報】
第3 【第三者割当の場合の特記事項】
1 【割当予定先の状況】
a.割当予定先の概要
(訂正前)
<前略>
(注) 2019年4月12日現在におけるものであります。なお、下記「c.割当予定先の選定理由 (2) スポンサー選定
の経緯」に記載のとおり、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当の実行までに、
Harvest Tech Investment Management Co., Ltd.(以下「Harvest Tech」といいます。)のGeneral Managerであ
るWinston Henry Lee氏が代表を務めるChina Silkroad Investment Capital Ltd.に代わり、Harvest Techが組
成するファンド(以下「Harvest Fund」といいます。)(出資比率36.4%) 並びにCosgrove Global Limited(以下
「CGL」といいます。)及びTopnotch Corporate Limited(以下「Topnotch」といい、CGLと併せて以下「CGLグ
ループ」といいます。)(出資比率23.6%) が割当予定先の出資者となる予定であり、決定後、速やかに開示する
予定です。Harvest Fund 及びCGLグループ(併せて以下「出資予定者」といいます。) の詳細については、下記
「c.割当予定先の選定理由 (2) スポンサー選定の経緯」をご参照ください。
(訂正後)
<前略>
(注) 2019年4月12日現在におけるものであります。なお、下記「c.割当予定先の選定理由 (2) スポンサー選定
の経緯」に記載のとおり、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当の実行までに、
Harvest Tech Investment Management Co., Ltd.(以下「Harvest Tech」といいます。)のGeneral Managerであ
るWinston Henry Lee氏が代表を務めるChina Silkroad Investment Capital Ltd.に代わり、Harvest Techが組
成するファンド(以下「Harvest Fund」といいます。)(出資比率36.4%)が割当予定先の出資者となる予定であ
り、決定後、速やかに開示する予定です (以下、本第三者割当の実行までに割当予定先の出資者となる予定の者
を「出資予定者」といいます。) 。Harvest Fundの詳細については、下記「c.割当予定先の選定理由 (2) ス
ポンサー選定の経緯」をご参照ください。
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c.割当予定先の選定理由
(2) スポンサー選定の経緯
(訂正前)
<前略>
(注) Suwaコンソーシアムは、当社の戦略的パートナー選定手続に参加することを目的に、台湾証券取引所に上
場しているタッチパネル大手であるTPK Holding Co., Ltd.(以下「TPK」といいます。)(所在地:No.13-
18, Sec. 6, Minquan E. Rd., Neihu Dist., Taipei City, Taiwan 代表者:Michael Chao-Juei Chiang
(Chairman))、北京に本社を持ち中国最大の資産運用会社グループの一つであるHarvestグループに属する
プライベートエクイティ投資を行う運用会社であるHarvest Tech(所在地:53F, Shanghai Two ifc, 8
Century Avenue, Pudong New Area, Shanghai, China 代表者:Henry Zhao, PhD (Chairman))、及び台湾
に拠点を置くTsai一族(台湾の大手金融持株会社であるFubon Financial Holding Co., Ltdの創業一族)の
ファミリーオフィスが運用・管理する投資会社であるCGL(所在地:14F No 237 Sec 1 Chien-kuo S Rd
Taipei City Taiwan 代表者:Tsai Ming Chung (Director))によって組成された共同体です。また、割当
予定先は、Suwaコンソーシアムによる本第三者割当のために設立した会社であり、本資本業務提携契約締
結時点までに設立を完了させるために、一旦Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry Lee氏
が代表を務めるChina Silkroad Investment Capital Ltd.のみを株主として設立しましたが、今後、Suwa
コンソーシアム内の合意に基づき、本第三者割当の実行までにHarvest Techが組成するHarvest Fund(詳細
は未定) 、CGL及びCGL同様、台湾に拠点を置くTsai一族のファミリーオフィスが運用・管理する投資会社で
あるTopnotch(所在地:14F No 237 Sec 1 Chien-Kuo S Rd Taipei City Taiwan 代表者:Tsai Ming
Chung (Director)) が資本参加し、割当予定先の出資者となる予定であり、決定後、速やかに開示する予定
です。なお、China Silkroad Investment Capital Ltd.は、割当予定先の設立及び運営を担っております
が、本第三者割当実行時においては、割当予定先の出資者とはならない予定です。また、本資本業務提携
契約締結時点においては、Harvest Fund 及びCGLグループ のほか、TPKも割当予定先の出資者となる予定で
したが、当社は、TPKより、出資予定者から離脱する旨の通知を受けました。一方、割当予定先の新たな出
資予定候補者として、Oasis Management Company Ltd.から同社が運用又は助言するファンドから150百万
米ドルの出資について、2019年6月27日までに出資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告
を受けました。当社は、出資予定候補者について、今後、反社会的勢力と何らかの関係を有していないこ
とや、払込みに要する資金等の状況等を確認の上、新たな出資予定者に追加する予定です。
<後略>
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(訂正後)
<前略>
(注) Suwaコンソーシアムは、当社の戦略的パートナー選定手続に参加することを目的に、台湾証券取引所に上
場しているタッチパネル大手であるTPK Holding Co., Ltd.(以下「TPK」といいます。)(所在地:No.13-
18, Sec. 6, Minquan E. Rd., Neihu Dist., Taipei City, Taiwan 代表者:Michael Chao-Juei Chiang
(Chairman))、北京に本社を持ち中国最大の資産運用会社グループの一つであるHarvestグループに属する
プライベートエクイティ投資を行う運用会社であるHarvest Tech(所在地:53F, Shanghai Two ifc, 8
Century Avenue, Pudong New Area, Shanghai, China 代表者:Henry Zhao, PhD (Chairman))、及び台湾
に拠点を置くTsai一族(台湾の大手金融持株会社であるFubon Financial Holding Co., Ltdの創業一族)の
ファミリーオフィスが運用・管理する投資会社である Cosgrove Global Limited(以下「 CGL 」といいま
す。) (所在地:14F No 237 Sec 1 Chien-kuo S Rd Taipei City Taiwan 代表者:Tsai Ming Chung
(Director))によって組成された共同体です。また、割当予定先は、Suwaコンソーシアムによる本第三者割
当のために設立した会社であり、本資本業務提携契約締結時点までに設立を完了させるために、一旦
Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry Lee氏が代表を務めるChina Silkroad Investment
Capital Ltd.のみを株主として設立しましたが、今後、Suwaコンソーシアム内の合意に基づき、本第三者
割当の実行までにHarvest Techが組成するHarvest Fund(詳細は未定)が資本参加し、割当予定先の出資者
となる予定であり、決定後、速やかに開示する予定です。なお、China Silkroad Investment Capital
Ltd.は、割当予定先の設立及び運営を担っておりますが、本第三者割当実行時においては、割当予定先の
出資者とはならない予定です。また、本資本業務提携契約締結時点においては、Harvest Fundのほか、TPK
も割当予定先の出資者となる予定でしたが、当社は、TPKより、出資予定者から離脱する旨の通知を受けま
した。 また、CGL及びCGL同様、台湾に拠点を置くTsai一族のファミリーオフィスが運用・管理する投資会
社であるTopnotch Corporate Limited(以下、CGLと併せて「CGLグループ」といいます。)(所在地:14F No
237 Sec 1 Chien-Kuo S Rd Taipei City Taiwan 代表者:Tsai Ming Chung (Director))も、割当予定先
の出資者となる予定でしたが、当社は、割当予定先より、CGLグループが出資予定者から離脱する旨の通知
を受けた旨の連絡を受けました。 一方、割当予定先の新たな出資予定候補者として、Oasis Management
Company Ltd.から同社が運用又は助言するファンドから150百万米ドルの出資について、2019年6月27日ま
でに出資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けました。当社は、出資予定候補者に
ついて、今後、反社会的勢力と何らかの関係を有していないことや、払込みに要する資金等の状況等を確
認の上、新たな出資予定者に追加する予定です。
<後略>
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f.払込みに要する資金等の状況
① 本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当
(訂正前)
上記「c.割当予定先の選定理由 (2) スポンサー選定の経緯」に記載のとおり、割当予定先は、本資本業務
提携契約締結時点までに設立を完了させるために、一旦Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry
Lee氏が代表を務めるChina Silkroad Investment Capital Ltd.のみを株主として設立されましたが、今後、本第
三者割当の実行までにHarvest Fund 及びCGLグループ が資本参加し、割当予定先の出資者となる予定であり、割当
予定先は、かかる追加出資による資金をもって本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当に
係る払込みに充てる予定です。
本資本業務提携契約締結時点においては、Harvest Fundのほか、TPK(出資予定金額230百万米ドル)も割当予定
先の出資者となる予定でしたが、当社は、TPKより、出資予定者から離脱する旨の通知を受けました。また、CGL
グループ(出資予定金額合計130百万米ドル) からは、2019年6月17日時点において内部の機関決定の内容の通知を
受けておりません。内部の機関決定の具体的時期の目処は立っておりませんが、引き続きCGLグループに対して状
況の確認を行い、開示すべき情報が生じた場合には、速やかに開示いたします 。
Harvest Techからは、Harvest Fundによる、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当に
係る出資予定金額190百万米ドルを200百万米ドルに変更した上で、2019年6月27日までに出資の実行に必要とさ
れる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けました。また、割当予定先の新たな出資予定候補者として、Oasis
Management Company Ltd.から同社が運用又は助言するファンドから150百万米ドルの出資について、2019年6月
27日までに出資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けました。さらに、上記の状況を受け
て、Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry Lee氏からは、割当予定先に対する出資予定額の一部
(200百万米ドル)について、出資予定者又は出資予定候補者からの出資確約に不足がある場合には、2019年6月27
日までにHarvest Fundから当該不足額を出資するために必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けてお
ります。今後当該一部(200百万米ドル)につき出資予定者が確定した場合には、直ちに開示いたします。
当社は、割当予定先との間で本有価証券届出書提出日付で締結した本資本業務提携契約において、割当予定先
が本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当の払込みに要する資金を確保する旨の表明保証
を受けております。もっとも、TPKについては出資予定者から離脱する旨の通知を受けており、CGLグループ から
も割当予定先に対する出資を確約するコミットメントレター(合計360百万米ドル)を得ているものの内部の機関決
定の具体的時期の目処は立っておりません 。さらにHarvest Fundは、2019年6月17日現在では投資家からの出資
の確約を得ているものではなく、出資の実行に必要とされる内部の機関決定も行われていないため、割当予定先
は、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当に係る払込みに要する全額に足りる出資を確
保できない可能性があります。また、Harvest Fundは、ファンドの登録先が未確定であることから、投資の実行
に許認可等が必要とされる可能性があります。
そのため、Harvest Fund以外の者からの割当予定先に対する出資が確保できない場合、Harvest Fundについて
投資家からの出資が確保できない場合、出資の実行に必要とされる内部の機関決定が得られなかった場合、又は
割当予定先に対する出資の実行に必要とされる許認可等を取得できない場合には、本新株式第三者割当及び本第
2回新株予約権付社債第三者割当が想定どおりに行われないことにより、当社の資金繰りが悪化することで事業
継続が困難となる可能性があります。
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(訂正後)
上記「c.割当予定先の選定理由 (2) スポンサー選定の経緯」に記載のとおり、割当予定先は、本資本業務
提携契約締結時点までに設立を完了させるために、一旦Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry
Lee氏が代表を務めるChina Silkroad Investment Capital Ltd.のみを株主として設立されましたが、今後、本第
三者割当の実行までにHarvest Fundが資本参加し、割当予定先の出資者となる予定であり、割当予定先は、かか
る追加出資による資金をもって本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当に係る払込みに充
てる予定です。
本資本業務提携契約締結時点においては、Harvest Fundのほか、TPK(出資予定金額230百万米ドル)も割当予定
先の出資者となる予定でしたが、当社は、TPKより、出資予定者から離脱する旨の通知を受けました。また、CGL
グループ(出資予定金額合計130百万米ドル) も、割当予定先の出資者となる予定でしたが、当社は、割当予定先よ
り、CGLグループが出資予定者から離脱する旨の通知を受けた旨の連絡を受けました 。
Harvest Techからは、Harvest Fundによる、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当に
係る出資予定金額190百万米ドルを200百万米ドルに変更した上で、2019年6月27日までに出資の実行に必要とさ
れる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けました。また、割当予定先の新たな出資予定候補者として、Oasis
Management Company Ltd.から同社が運用又は助言するファンドから150百万米ドルの出資について、2019年6月
27日までに出資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けました。さらに、上記の状況を受け
て、Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry Lee氏からは、割当予定先に対する出資予定額の一部
(200百万米ドル)について、出資予定者又は出資予定候補者からの出資確約に不足がある場合には、2019年6月27
日までにHarvest Fundから当該不足額を出資するために必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けてお
ります。今後当該一部(200百万米ドル)につき出資予定者が確定した場合には、直ちに開示いたします。
当社は、割当予定先との間で本有価証券届出書提出日付で締結した本資本業務提携契約において、割当予定先
が本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三者割当の払込みに要する資金を確保する旨の表明保証
を受けております。もっとも、TPKについては出資予定者から離脱する旨の通知を受けており、CGLグループ につ
いても出資予定者から離脱する旨の通知を受けた旨の連絡を割当予定先から受けております 。さらにHarvest
Fundは、2019年6月17日現在では投資家からの出資の確約を得ているものではなく、出資の実行に必要とされる
内部の機関決定も行われていないため、割当予定先は、本新株式第三者割当及び本第2回新株予約権付社債第三
者割当に係る払込みに要する全額に足りる出資を確保できない可能性があります。また、Harvest Fundは、ファ
ンドの登録先が未確定であることから、投資の実行に許認可等が必要とされる可能性があります。
そのため、Harvest Fund以外の者からの割当予定先に対する出資が確保できない場合、Harvest Fundについて
投資家からの出資が確保できない場合、出資の実行に必要とされる内部の機関決定が得られなかった場合、又は
割当予定先に対する出資の実行に必要とされる許認可等を取得できない場合には、本新株式第三者割当及び本第
2回新株予約権付社債第三者割当が想定どおりに行われないことにより、当社の資金繰りが悪化することで事業
継続が困難となる可能性があります。
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第三部 【参照情報】
第2 【参照書類の補完情報】
(訂正前)
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書に記載された「事業等のリスク」について、当該有価証券報告書の提
出日以後、本有価証券届出書の訂正届出書提出日(2019年6月 21 日)までの間において 、生じた変更その他の事由はあり
ません 。
なお、有価証券報告書には将来に関する事項が記載されていますが、当該事項は本有価証券届出書の訂正届出書提出
日(2019年6月 21 日)現在においても変更の必要はなく、また新たに記載する将来に関する事項もないと判断しておりま
す。また、有価証券報告書に記載された将来に関する事項については、その達成を保証するものではありません。
(訂正後)
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書に記載された「事業等のリスク」について、当該有価証券報告書の提
出日以後、本有価証券届出書の訂正届出書提出日(2019年6月 25 日)までの間において 変更がありました。以下の内容
は、当該「事業等のリスク」の変更後の内容を記載したものであり、当該変更箇所は下線で示しております 。
なお、有価証券報告書には将来に関する事項が記載されていますが、当該事項は本有価証券届出書の訂正届出書提出
日(2019年6月 25 日)現在においても変更の必要はなく、また新たに記載する将来に関する事項もないと判断しておりま
す。また、有価証券報告書に記載された将来に関する事項については、その達成を保証するものではありません。
[事業等のリスク]
(1)乃至(25) 略
(26) 継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、当連結会計年度において2期連続で重要な減損損失を計上するとともに、2期連続で営業損
失を計上していること、及び5期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上していることから、継続企業の
前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当該状況を解消するため、当社グループは、2017年8月9日付「構造改革及び中期経営計画の骨子について」
において発表したOLEDディスプレイの量産化技術の確立と事業化の加速を目的とした戦略的パートナーとして新
たなスポンサーを選定し、その支援により財務面においては、足元及び将来に亘っての運転資金の確保、キャッ
シュ・フローの正常化、今後の成長投資資金の獲得及び安定的な事業継続を目的とした純資産の確保等、事業面
においては、世界的なサプライチェーンマネジメント機能や幅広い顧客基盤を組み合わせたビジネスの改善、蒸
着方式OLEDディスプレイの事業化、及びコスト構造の改善等の早期実現を目指してきました。
上記戦略的パートナーシップの構築にあたって、当社は筆頭株主である株式会社INCJ(以下「INCJ」といいま
す。)とも協議をしながら、複数の戦略的パートナー候補先との間で協議を進め、その結果、「第5 経理の状
況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおり、2019年4月12日
に、①Suwa Investment Holdings, LLC(以下「Suwa」といいます。)とのCAPITAL AND BUSINESS ALLIANCE
AGREEMENT(以下「本資本業務提携契約」といいます。)、②TPK Holding Co., Ltd.(以下「TPK」といいます。)と
の液晶ディスプレイビジネスに関する業務提携に向けたLCD Business Alliance Basic Agreement、③Harvest
Tech Investment Management Co., Ltd.(以下「Harvest Tech」といいます。)との蒸着方式OLEDディスプレイの
量産計画に関する業務提携の策定及び実行に向けたMemorandum of Understandingをそれぞれ締結しました。
当該契約等は、Suwaから最大800億円の大規模な資金注入を受けるとともに、TPKとの業務提携によるLCDビジネ
スの強化・拡大、またHarvest Techとの間で蒸着方式OLEDディスプレイの量産計画に関する業務提携の実現に向
けて協議を推進していくことを合意したものですが、加えて2019年4月12日付でINCJ及びSuwaとの間で
Memorandum of Understanding(以下「MOU」といいます。)を締結し、INCJからの既存債務を長期性・資本性資金
に切り替える形のリファイナンスを行うこと及びSuwaからの資金注入までの間は当社の事業継続に必要な資金を
確保するためにブリッジ・ローンを実行することについてINCJとの間で合意しました。
本資本業務提携契約に関しては、本有価証券届出書の訂正届出書提出日現在において、以下の状況にありま
す。
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2019年4月12日時点でSuwaの出資予定者であったTPK(出資予定額230百万米ドル)からは、出資予定者から離脱
する旨の通知を受けております。当該離脱を受け、TPKとの液晶ディスプレイビジネスに関する業務提携の取扱い
については、当事者間で協議の上、決定する予定です。また、2019年4月12日時点でSuwaの出資予定者であった
CGLグループ(Cosgrove Global Limited及びTopnotch Corporate Limited)(同130百万米ドル)についても、出資予
定者から離脱する旨の通知を受けた旨の連絡をSuwaから受けております。一方、Suwaの出資予定者のうちHarvest
Techからは、同社が組成するファンド(以下「Harvest Fund」といいます。)による当社が発行する普通株式及び
株式会社ジャパンディスプレイ第2回無担保転換社債型新株予約権付社債に係る出資予定金額190百万米ドルを
200百万米ドルに変更した上で、2019年6月27日までに出資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告
を受けております。また、当社が発行する株式会社ジャパンディスプレイ第3回無担保転換社債型新株予約権付
社債に係る出資予定金額200億円についても、合わせて2019年6月27日までに出資の実行に必要とされる内部の機
関決定に諮る旨の報告を受けております。加えて、Suwaの新たな出資予定候補者として、Oasis Management
Company Ltd.から同社が運用又は助言するファンドから150百万米ドルの出資について、2019年6月27日までに出
資の実行に必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けております。さらに、上記の状況を受けて、
Harvest TechのGeneral ManagerであるWinston Henry Lee氏からは、Suwaに対する出資予定額の一部(200百万米
ドル)について、出資予定者又は出資予定候補者からの出資確約に不足がある場合には、2019年6月27日までに
Harvest Fundから当該不足額を出資するために必要とされる内部の機関決定に諮る旨の報告を受けております。
以上のSuwaの出資に伴う当社の調達総額は最大800億円となり、4月12日付の上記契約等から調達予定額について
変更はありません。
一方で、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記
載されているMOUに基づくINCJからの支援であるブリッジ・ローンには2019年12月末までの期限が設定されてお
り、2019年5月30日にINCJとの間で締結した合意書によりその一部については期限の延長及び代物弁済が合意さ
れた一方、返済原資の一部に充てる予定である本資本業務提携契約に基づく資金注入はSuwaとの条件が充足され
る必要があり、資金注入が確定しない場合には、当社資金繰りに重要な影響を及ぼす可能性があることから、現
時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
(27)乃至(29) 略
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