ニプロ株式会社 有価証券報告書 第66期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
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ニプロ株式会社(E02688)
有価証券報告書
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 令和元年6月26日
【事業年度】 第66期(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
【会社名】 ニプロ株式会社
【英訳名】 NIPRO CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 佐 野 嘉 彦
【本店の所在の場所】 大阪市北区本庄西3丁目9番3号
【電話番号】 大阪06(6372)2331(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役経営企画本部長 余 語 岳 仁
【最寄りの連絡場所】 大阪市北区本庄西3丁目9番3号
【電話番号】 大阪06(6372)2331(代表)
【事務連絡者氏名】 常務取締役経営企画本部長 余 語 岳 仁
【縦覧に供する場所】 ニプロ株式会社 東京支店
(東京都文京区本郷4丁目3番4号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期
決算年月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月 平成31年3月
売上高 (百万円) 325,084 366,650 359,699 395,397 426,399
経常利益 (百万円) 19,661 14,623 23,166 22,684 22,431
親会社株主に帰属する
(百万円) 12,470 19,718 11,346 11,829 12,136
当期純利益
包括利益 (百万円) 32,791 3,874 10,753 13,492 △ 1,838
純資産額 (百万円) 178,810 175,507 176,408 183,485 171,830
総資産額 (百万円) 695,306 708,882 752,839 826,447 845,821
1株当たり純資産額 (円) 988.79 977.64 999.54 1,037.25 990.14
1株当たり当期純利益 (円) 80.96 116.22 67.58 71.15 73.68
潜在株式調整後
(円) ― 114.68 61.33 64.51 66.75
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 24.1 23.4 22.1 20.9 19.1
自己資本利益率 (%) 8.5 11.8 6.8 7.0 7.3
株価収益率 (倍) 14.14 9.20 23.23 21.60 19.39
営業活動による
(百万円) 27,981 29,934 33,472 41,046 41,362
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円) △ 29,713 △ 16,513 △ 66,351 △ 64,140 △ 64,712
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円) 26,598 △ 3,633 36,483 47,341 12,646
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
(百万円) 98,199 111,977 112,046 135,599 120,310
の期末残高
従業員数
23,153 24,243 27,415 28,330 29,325
(人)
( 1,216 ) ( 1,254 ) ( 1,306 ) ( 1,209 ) ( 1,136 )
(外、平均臨時雇用者数)
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しない
ため記載しておりません。
3 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第66期の期
首から適用しており、第65期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
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(2) 提出会社の経営指標等
回次 第62期 第63期 第64期 第65期 第66期
決算年月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 平成30年3月 平成31年3月
売上高 (百万円) 208,751 233,414 248,812 270,844 310,603
経常利益 (百万円) 22,335 18,206 16,766 16,542 17,399
当期純利益 (百万円) 12,018 9,700 12,130 12,272 12,231
資本金 (百万円) 84,397 84,397 84,397 84,397 84,397
発行済株式総数 (千株) 171,459 171,459 171,459 171,459 171,459
純資産額 (百万円) 157,543 161,098 169,121 172,933 171,014
総資産額 (百万円) 511,800 516,443 561,216 622,679 654,743
1株当たり純資産額 (円) 929.14 948.79 1,017.82 1,039.12 1,048.54
1株当たり配当額
32.50 33.50 29.00 28.50 28.00
(内1株当たり (円)
( 18.00 ) ( 17.00 ) ( 7.50 ) ( 17.50 ) ( 19.00 )
中間配当額)
1株当たり当期純利益 (円) 78.02 57.18 72.25 73.81 74.25
潜在株式調整後
(円) ― 56.42 65.57 66.92 67.27
1株当たり当期純利益
自己資本比率 (%) 30.8 31.2 30.1 27.8 26.1
自己資本利益率 (%) 8.4 6.1 7.3 7.2 7.1
株価収益率 (倍) 14.68 18.70 21.73 20.82 19.25
配当性向 (%) 41.7 58.6 40.1 38.6 37.7
2,922 3,190 3,367 3,499 3,893
従業員数
(人)
( 194 ) ( 177 ) ( 179 ) ( 208 ) ( 217 )
(外、平均臨時雇用者数)
株主総利回り (%)
127.0 122.4 179.6 179.1 170.5
(比較指標:TOPIX(配当
(%) ( 130.7 ) ( 116.5 ) ( 133.7 ) ( 154.9 ) ( 147.1 )
込み))
最高株価 (円) 1,228 1,504 1,644 1,752 1,594
最低株価 (円) 828 962 990 1,408 1,251
(注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。
2 第62期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
ん。
3 最高株価及び最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
4 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第66期の期
首から適用しており、第65期に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を遡って適用した後の指
標等となっております。
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2 【沿革】
当社(本店大阪市大淀区(現 北区)、額面500円、資本金3億2000万円、昭和29年7月8日設立)は、株式の額面金
額を変更するため、昭和49年1月1日を合併期日として、日本硝子商事株式会社(旧商号和光物産株式会社、本店大
阪市東区(現 中央区)、額面50円、資本金320万円、昭和23年7月30日設立)に吸収合併(合併登記日昭和49年4月22
日)されました。
したがいまして、形式上の存続会社は、昭和23年7月30日設立の会社でありますが、同社は合併以前は休業状態で
あるため、以下の記載事項につきましては、実質上の存続会社であります被合併会社について記載いたします。
昭和29年7月 京都市下京区に日本硝子商事株式会社を設立し、アンプル用硝子管・錠剤瓶用硝子管の販売を開
始。
昭和34年11月 本店を大阪市大淀区(現 北区)に移転。
昭和35年3月 滋賀県大津市に大津工場を設置し、管瓶・小型電球用バルブ等の生産を開始。
昭和38年9月 魔法瓶用中瓶加工の自動機械を開発し魔法瓶用硝子の販売を開始。
昭和40年4月 製薬会社向けに医療機器(輸液セット)の販売を手掛ける。
昭和41年12月 東京都千代田区に東京営業所(現 ファーマパッケージング事業部 技術営業部)を開設。
昭和44年8月 株式会社富沢製作所(現 ニプロ医工株式会社)を子会社とし医療機器の生産を開始。
昭和47年4月 株式会社ニプロに医療機器の国内販売を担当させる。
昭和49年1月 株式の額面金額を変更するため日本硝子商事株式会社(旧商号和光物産株式会社、本店、大阪市東
区(現 中央区))に吸収合併される。
昭和52年5月 商号を株式会社ニッショーに変更。
昭和52年5月 滋賀県草津市に技術開発センター(現 総合研究所)を開設。
昭和56年4月 秋田県大館市に大館工場を設置し医療機器の生産を開始。
昭和62年2月 大阪証券取引所市場第二部に上場。
昭和63年4月 タイにおいて、医療機器の製造、販売を目的としたニッショーニプロコーポレーション(現 ニプ
ロタイランドコーポレーション)を設立。
昭和63年9月 菱山製薬株式会社(現 ニプロファーマ株式会社)に資本参加し医薬品分野へ進出。
平成2年3月 大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定。
平成3年5月 ベルギーにおいて、医療機器の販売を目的としたニッショーニプロヨーロッパN.V.(現 ニプロメ
ディカルヨーロッパN.V.)を設立。
平成6年12月 中国において、医療機器の製造、販売を目的とした尼普洛(上海)有限公司を設立。
平成7年8月 ブラジルにおいて、医療機器の製造、販売を目的としたニプロメディカルLTDA.を設立。
平成8年3月 米国において、医療機器の販売を目的としたニプロメディカルコーポレーションを設立。
平成8年12月 東京証券取引所市場第一部に上場。
平成9年4月 シンガポールにおいて、医療機器の販売を目的としたニッショーニプロアジアPTE LTD(現 ニプロ
アジアPTE LTD)を設立。
平成13年4月 株式会社ニプロを吸収合併。商号をニプロ株式会社に変更。
平成15年5月 中国において、医療機器の販売を目的とした尼普洛貿易(上海)有限公司を設立。
平成16年4月 竹島製薬株式会社(平成17年4月ニプロジェネファ株式会社に社名変更。平成24年10月ニプロ
ファーマ株式会社が吸収合併)に資本参加。
平成17年6月 東北中外製薬株式会社(平成17年6月東北ニプロ製薬株式会社に社名変更。平成26年10月ニプロ
ファーマ株式会社が吸収合併)を子会社とし固形剤事業に進出。
平成18年4月 全星薬品工業株式会社に資本参加。
平成19年5月 埼玉第一製薬株式会社(平成20年7月ニプロパッチ株式会社に社名変更。平成29年4月ニプロ
ファーマ株式会社が吸収合併)を子会社とし経皮吸収剤事業に進出。
平成22年2月 インドにおいて、医療機器の製造、販売を目的としたニプロインディアコーポレーションPRIVATE
LIMITEDを設立。
平成22年2月 インドにおいて、医療用硝子製品の製造、販売を目的としたニプログラスインディアPVT.LTD.
(現 ニプロファーマパッケージングインディアPrivate Limited)を設立。
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平成22年9月 中国において、医療用硝子事業の海外展開のために、成都平原尼普洛薬業包装有限公司に資本参
加。
平成22年10月 中国において、医療機器の製造を目的とした尼普洛医療器械(合肥)有限公司を設立。
平成22年11月 中国において、医療用硝子事業の海外展開のために、吉林尼普洛嘉恒薬用包装有限公司に資本参
加。
平成23年1月 中国において、医療用硝子事業の海外展開のために、安陽尼普洛昌達医薬包装有限公司に資本参
加。
平成23年2月 インドネシアにおいて、医療機器の製造、販売を目的とした、PT.ニプロインドネシアJAYAを設
立。
平成23年3月 バングラデシュのJMI Co.,LTD.(現 ニプロJMI Company Ltd.)を子会社とし、バングラデシュにお
ける医療事業に進出。
平成23年4月 インドにおいて、医療用硝子事業の展開のために、Tube Glass Containers Ltd.(現 ニプロ
ファーマパッケージングインディアPrivate Limited)を子会社化。
平成23年7月 豪州のアムコール社から医療用硝子事業を取得し、フランスのAmcor Packaging Glass Pharma SAS
(現 ニプロファーマパッケージングフランスS.A.S.)、ベルギーのAmcor Verrerie Amiable
Industrie et Commerce SA(現 ニプロファーマパッケージングベルジャムN.V.)および米国の
Amcor Pharmaceutical Packaging USA Inc(現 ニプロファーマパッケージングアメリカスCorp.)
を子会社とし、医療用硝子事業を拡大。
平成23年8月 ロシアにおける医療用硝子事業の展開のために、スイスの持株会社であるニプロファーマグラスAG
を子会社化。
平成24年1月 バングラデシュのJMI Pharma LTD.(現 ニプロJMIファーマ Ltd.)を子会社とし、バングラデシュ
における医薬品事業に進出。
平成24年1月 ドイツのMGlas AG(現 ニプロファーマパッケージングジャーマニーGmbH)及びMG STERILE
PRODUCTS AG(現 ニプロファーマパッケージングジャーマニーGmbH)を子会社とし、医療用硝子事
業を拡大。
平成25年3月 株式会社グッドマンを子会社とし循環器関連事業を強化。
平成25年4月 医薬品販売強化のため、ニプロファーマ株式会社の販売組織を当社国内事業部と統合。
平成25年6月 株式会社ニチホスを子会社とし、調剤薬局事業に進出。
平成25年7月 循環器関連事業拡大のために、米国のインフラレデックス,Incに資本参加。
平成25年10月 ニプログループにおける医薬関連事業の強化を図ることを目的に、ニプロパッチ株式会社の医薬品
研究開発部門を当社医薬品研究開発部門に統合。
平成25年12月 医療用電子機器の製造を目的としたニプロ医療電子システムズ株式会社を設立。
平成26年6月 滋賀県草津市に硝子事業のマザー工場としてびわこ工場を新設し、大津工場を新工場に移転。
平成26年10月 医療研修施設「ニプロiMEP(Institute For Medical Practice)」を開設。
平成27年4月 ユニチカ株式会社のメディカル事業を譲受し、検査薬分野を強化。
平成27年7月 欧州における海外事業の体制強化を図ることを目的に、ニプロヨーロッパグループカンパニーズ
N.V.を設立。
平成27年10月 米国のインフラレデックス,INC.を子会社化し、循環器関連事業を強化。
平成27年10月 中国において、医療用硝子事業の展開のために、尼普洛医薬包装容器(上海)有限公司を設立。
平成28年6月 医療用ソフトウェア等のシステム開発・製造・販売を目的としたニプロシステムソフトウェアエン
ジニアリング株式会社を設立。
平成28年12月 再生医療研究開発センターを開設。
平成29年1月 ネクスメッドインターナショナル株式会社を子会社とし、整形外科分野を強化。
平成29年3月 ベトナムにおいて医療機器の製造を目的としたニプロベトナムCOMPANY LIMITEDを設立。
平成29年4月 ニプロファーマ株式会社がニプロパッチ株式会社を吸収合併。
平成29年10月 田辺製薬販売株式会社(現 ニプロESファーマ株式会社)を子会社とし、自社ブランドジェネリック
医薬品事業を強化。
平成30年2月 株式会社町田製作所を子会社とし、内視鏡関連事業に進出。
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平成30年4月 バスキュラー事業強化のため、株式会社グッドマンの販売組織をバスキュラー事業部と統合。
平成31年1月 株式会社ニチホスの株式の一部を譲渡し関連会社とする。
平成31年2月 中国における経営管理の強化および経営資源の効率的な活用を目的として、中国の地域統括本部機
能を有する尼普洛(中国)投資有限公司を設立。
平成31年3月 ニプロファーマ株式会社が日本ジェネリック株式会社春日部工場(現 ニプロファーマ埼玉工場)を
取得。
平成31年4月 ニプロファーマ株式会社が田辺製薬吉城工場株式会社(現 ニプロファーマ飛騨工場株式会社)を子
会社化。
平成31年4月 医療用医薬品販売強化のため、ニプロESファーマ株式会社の営業部門を国内事業部医薬営業本部に
統合。
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3 【事業の内容】
当社グループは提出会社(以下「当社」という。)ならびに子会社88社および関連会社17社で構成されており、医療
機器、医薬品および医療用硝子製品等の製造販売を主として行っております。
当社グループの事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸
表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)をご参照下さい。
<医療関連事業>
当社、ニプロ医工㈱および㈱グッドマンが医療機器の製造を行い、グループ内外の会社から仕
(国内)
入れた医療機器と併せて当社が販売しております。
㈱細胞科学研究所は、細胞培養関連製品の開発および製造販売を行っております。
ネクスメッドインターナショナル㈱は、整形外科医療機器の開発および製造販売を行っており
ます。
ニプロESファーマ㈱は、当社および当社子会社等より製商品を仕入れ、ジェネリック医薬品の
販売を行っております。
㈱ニチホスは、調剤薬局の経営および医薬品の販売を行っております。
ニプロタイランドコーポレーション(タイ)、尼普洛(上海)有限公司(中国)およびニプロイン
(海外)
ディアコーポレーションPRIVATE LIMITED(インド)等の子会社は、当社より一部の原材料の仕入
および製造機械類の購入を行い、医療機器を製造し、当社および当社子会社等を通じて販売する
一方、周辺地域での販売も行っております。
ニプロメディカルヨーロッパN.V.(ベルギー)、ニプロメディカルコーポレーション(米国)およ
び尼普洛貿易(上海)有限公司(中国)等の販売子会社は、主に当社および当社子会社等より製商品
を仕入れ、それぞれ周辺地域での医療機器等の販売を行っております。
<医薬関連事業>
当社、ニプロファーマ㈱および全星薬品工業㈱が医薬品の製造販売を行っております。
(国内)
ニプロファーマ・ベトナム・リミテッド(ベトナム)が医薬品の製造を行い、ニプロファーマ㈱
(海外)
が販売を行っております。
<ファーマパッケージング事業>
当社が硝子管の販売ならびに硝子製品の製造販売を行っております。
(国内)
尼普洛医薬包装容器(上海)有限公司(中国)は当社より一部の原材料を仕入、成都平原尼普洛薬
(海外)
業包装有限公司(中国)等の中国の子会社へ原材料の販売を行っております。
ニプロファーマパッケージングアメリカスCorp.(米国)、ニプロファーマパッケージングフラ
ンスS.A.S.(フランス)、ニプロファーマパッケージングジャーマニーGmbH(ドイツ)、ニプロ
ファーマパッケージングインディアPrivate Limited(インド)および成都平原尼普洛薬業包装有
限公司(中国)等の子会社は各所在地域を中心に医療用の硝子生地管、管瓶、アンプル等の製造販
売を行っております。
<その他事業>
当社が医療機器製造機械等の製造(一部仕入)販売および不動産賃貸業を行っております。
ニッショー保険トラベル㈱は主にグループ各社向けの損害保険代理業および旅行業を行ってお
ります。
ニプロヨーロッパグループカンパニーズN.V.(ベルギー)および尼普洛(中国)投資有限公司(中
国)は主に各地域における子会社事業活動の統括管理を行っております。
以上に述べた事項の概要図は次のとおりであります。
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4 【関係会社の状況】
関係内容
資本金 議決権の所有
役員の兼任
主要な事業
名称 住所 又は出資金 (又は被所有)
(名)
資金
の内容
営業取引
(百万円) 割合(%)
援助
当社 当社
役員 従業員
(連結子会社)
同社から医療機器と医療機器材
群馬県
料を購入し、また同社へ医療機
ニプロ医工㈱ 96 医療関連 100.0 2 1 なし
器材料と製造機械類を販売して
館林市
おります。
名古屋市
同社から医療機器を購入してお
㈱グッドマン 8,738 医療関連 100.0 3 ― あり
ります。
中区
千葉市
ネクスメッドインター
389 医療関連 85.25 3 ― あり ―
ナショナル㈱
美浜区
同社から医薬品を購入し、また
大阪市
ニプロESファーマ㈱ 100 医療関連 100.0 2 2 あり 同社へ医薬品を販売しておりま
北区
す。
12,026 同社から医療機器を購入し、ま
ニプロタイランド タイ
(2,600,000 医療関連 100.0 5 1 なし た同社へ医療機器材料と製造機
コーポレーション アユタヤ県
千バーツ) 械類を販売しております。
3,792 同社から医療機器を購入し、ま
尼普洛(上海) 中国
(36,000 医療関連 100.0 4 2 なし た同社へ医療機器材料と製造機
有限公司 上海市
千米ドル) 械類を販売しております。
11,415 同社から医療機器を購入し、ま
ニプロメディカル ブラジル
(231,652 医療関連 100.0 ― 1 なし た同社へ医療機器材料と製造機
LTDA. ソロカバ市
千レアル) 械類を販売しております。
7,516 同社から医療機器を購入し、ま
ニプロメディカル ベルギー
100.0
(64,363 医療関連 ― 2 あり た同社へ医療機器を販売してお
<100.0>
ヨーロッパN.V. メッヘレン市
千ユーロ) ります。
15,625
ニプロメディカル 米国
同社へ医療機器を販売しており
(143,000 医療関連 100.0 3 1 あり
ます。
コーポレーション マイアミ市
千米ドル)
27
タイ
ニプロセールスタイラ 同社へ医療機器を販売しており
(8,000 医療関連 49.0 ― ― なし
ンドCo.Ltd ます。
バンコク市
千バーツ)
2,482
尼普洛貿易(上海) 中国
同社へ医療機器を販売しており
(26,220 医療関連 100.0 2 3 なし
ます。
有限公司 上海市
千米ドル)
インド
3,433
ニプロメディカルイン
同社へ医療機器を販売しており
(1,951,833 医療関連 100.0 2 2 なし
ハイデラバード
ディア PVT LTD
ます。
千ルピー)
市
ニプロインディア
22,909 同社から医療機器を購入し、ま
インド
コーポレーション
(12,746,090 医療関連 100.0 2 ― あり た同社へ医療機器材料と製造機
サタラ郡
千ルピー) 械類を販売しております。
PRIVATE LIMITED
19,523 同社から医療機器を購入し、ま
中国
尼普洛医療器械(合肥)
(240,000 医療関連 100.0 4 2 なし た同社へ医療機器材料と製造機
有限公司
合肥市
千米ドル) 械類を販売しております。
14,514 同社から医療機器を購入し、ま
インドネシア
PT.ニプロインドネシ
(185,368 医療関連 96.84 4 1 なし た同社へ医療機器材料と製造機
アJAYA
カラワン県
千米ドル) 械類を販売しております。
同社から医薬品を購入し、また
大阪市
ニプロファーマ㈱ 8,669 医薬関連 98.71 2 1 あり 同社へ医薬品原材料を販売して
中央区
おります。
大阪市
同社から医薬品を購入しており
全星薬品工業㈱ 42 医薬関連 50.12 1 1 なし
ます。
阿倍野区
19,049
ニプロファーマ・ ベトナム 100.0
(183,793 医薬関連 1 ― なし ―
<100.0>
ベトナム・リミテッド ハイフォン市
千米ドル)
ニプロファーマパッ
8,957 ファーマ
インド
同社へ医療用硝子原材料を販売
ケージングインディア
(5,198,786 パッケー 100.0 1 1 あり
しております。
メーラト市
Private Limited
千ルピー) ジング
ニプロファーマ
ファーマ
米国 100.0 同社から医療用硝子製品を購入
パッケージング ― パッケー ― 1 あり
ミルビル市 <100.0> しております。
ジング
アメリカスCorp.
ニプロファーマ ドイツ
33 ファーマ
100.0 同社から医療用硝子製品を購入
パッケージング ミュンナー (256 パッケー ― 1 あり
<100.0> しております。
千ユーロ) ジング
ジャーマニーGmbH シュタット市
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関係内容
資本金 議決権の所有
役員の兼任
主要な事業
名称 住所 又は出資金 (又は被所有)
(名)
資金
の内容
営業取引
(百万円) 割合(%)
援助
当社 当社
役員 従業員
3,543 ファーマ
中国
吉林尼普洛嘉恒薬用包
(261,627 パッケー 51.0 2 2 あり ―
装有限公司
松原市
千元) ジング
2,146 ファーマ
中国
安陽尼普洛昌達医薬包
(157,000 パッケー 55.0 2 2 あり ―
装有限公司 安陽市
千元) ジング
ニプロファーマパッ 11,631 ファーマ
ベルギー
100.0
ケージングインターナ (88,265 パッケー 2 1 あり ─
<100.0>
メッヘレン市
ショナルN.V. 千ユーロ) ジング
ニプロヨーロッパグ 20,671
ベルギー
ループカンパニーズ (163,170 その他 100.0 3 ― あり ─
メッヘレン市
N.V. 千ユーロ)
その他57社 ― ― ― ― ― ― ― ―
(持分法適用関連会社)
大阪市
㈱ニチホス 北区 200 医薬関連 49.0 ― 4 なし ―
メコファケミカル 1,021
ファーマシューティカ ベトナム
(194,208,130 18.58
医薬関連 ― ― なし ―
ル Joint Stock
千ベトナム <18.58>
ホーチミン市
ドン)
Company
その他10社 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の<内書>は間接所有であります。
3 上記子会社のうち、㈱グッドマン、ニプロタイランドコーポレーション、ニプロメディカルLTDA.、ニプロ
メディカルコーポレーション、ニプロインディアコーポレーションPRIVATE LIMITED、ニプロファーマパッ
ケージングインディアPrivate Limited、尼普洛医療器械(合肥)有限公司、PT.ニプロインドネシアJAYA、ニ
プロファーマ㈱、ニプロファーマ・ベトナム・リミテッド、ニプロファーマパッケージングインターナショ
ナルN.V.およびニプロヨーロッパグループカンパニーズN.V.は特定子会社に該当いたします。
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成31年3月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
医療関連 21,979 ( 662 )
医薬関連 3,587 ( 242 )
ファーマパッケージング 2,995 ( 197 )
その他 29 ( 3 )
全社 735 ( 32 )
合計 29,325 ( 1,136 )
(注) 1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出
向者を含む就業人員数であります。
2 従業員数欄の( )内は臨時従業員数の年間平均人員(1人1日8時間換算による人員)を外数で記載しており
ます。
3 従業員数のうち全社の項目に含めた主なものは、親会社の研究所に係る従業員数および本社管理部門に係る
従業員数であります。
(2) 提出会社の状況
平成31年3月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
3,893 ( 217 ) 40.4 12.0 5,953
平成31年3月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
医療関連 3,000 ( 174 )
医薬関連 22 ( ―)
ファーマパッケージング 136 ( 11 )
全社 735 ( 32 )
合計 3,893 ( 217 )
(注) 1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。
2 従業員数欄の( )内は臨時従業員数の年間平均人員(1人1日8時間換算による人員)を外数で記載しており
ます。
3 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
4 従業員数のうち全社の項目に含めた主なものは、研究所に係る従業員数および本社管理部門に係る従業員数
であります。
5 前事業年度末に比べ従業員数が394人増加しておりますが、主に平成30年4月1日付けで、連結子会社であ
る株式会社グッドマンの営業部門を事業譲受したことによるものです。
(3) 労働組合の状況
当社グループの労働組合として、UAゼンセンニプログループ労働組合連合会、JEC連合関東化学一般労働組
合ニッショー・ニプロ支部、UAゼンセンニプロファーマ労働組合およびUAゼンセン全星薬品工業労働組合が組
織されております。なお、労使関係は円満に推移し、特記すべき事項はありません。
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第2 【事業の状況】
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針・経営戦略等
当社は、1954年(昭和29年)の設立以来「技術革新」をコンセプトとし、事業活動を通して社会に貢献したいとす
る経営理念のもと、つねに患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)や医療現場の課題・ニーズに沿った独創的
な製品で応える技術の追求を成長の糧としております。
また、企業にとって最も大切な「安定」と「成長」のバランス保持を考えた経営の仕組みとして「業績スライド
制」を確立し、自己責任に基づく活力ある事業展開を進めております。
当社グループは、医療現場におけるニーズ、シーズを積極的に捉えながら、現場の要望に応える商品開発を行いつ
つ、製造工程の改善によって製品の生産能力を高め、品質の安定とコスト競争力のある製品を提供することによって
グローバル市場でシェアを獲得し、販売を拡大することを基本的な方針・経営戦略としております。また、医療機
器、医薬品、医薬用包装材料(ファーマパッケージング)の3事業にまたがる当社内の独自技術やその他の経営資源
を有効に活用して、ユーザー目線にたったより安全性の高い、価値ある製品の開発に取り組んでまいります。
医療関連事業におきましては、主力のダイアライザ(人工腎臓)を中心とする透析関連製品に加え、糖尿病関連製
品、バスキュラー関連製品、SD(サージカルデバイス)関連製品などの領域において品揃えの充実と新規販路開拓
を強力に推し進め、シェア拡大を図ります。
後発医薬品については、厚生労働省から2020年度までに後発医薬品の数量シェアを80%以上にするという使用促進
のロードマップが示されており、引き続き需要は拡大すると見込まれています。新規品目の継続的開発と、大学・基
幹病院や調剤薬局グループなど各種販路の開拓および重点卸・重点販社との関係強化に引き続き注力するとともに、
医療機器営業との連携による相乗効果を追求してまいります。
海外販売におきましては、顧客目線、顧客サービス、技術営業・システム化営業の徹底を方針とし、ブランド力を
高め、各商品、特にダイアライザ、透析装置等透析関連製品のシェアアップに努めてまいります。また、販売組織網
の拡大も継続し、管理の強化も行ってまいります。現在グアテマラ・エクアドルに開設した自社透析センター事業を
他国へも展開、また透析トレーニングセンターの設置を世界各国へ進めることで、今後も地域に根ざした最適な治療
環境、および医療技術のトレーニングの場を提供すべく、自社透析センターの開設を進めてまいります。世界の透析
市場は成長し続けております。今後も一層の市場拡大が見込まれるインド、中国やその他の新興国においては、新拠
点設置を積極的に進め、拡大する市場の需要を取り込んでまいります。また、欧米においても、自社販売網による販
売拡大はもとより、大手透析センターグループとの連携を強化することで、さらなる販売拡大に努め、シェア拡大を
図ってまいります。
再生医療関連では、再生医療等製品「ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞(販売名:ステミラック®注)」の販売
を拡大するため、投与施設となる医療機関との連携を進めるとともに、製造体制の強化を図ってまいります。
医薬関連事業の製造受託部門におきましては、海外先進国向けにも対応しうる生産・品質保証体制を整備するとと
もに、既存工場や新規に取得した製造拠点においてさらなる生産能力の拡充を図り、国内トップクラスの医薬品受託
製造企業グループとして事業拡大に努めてまいります。さらに海外における生産拠点を最大限活用することで、安定
供給能力とコスト競争力を向上させるとともに、世界に向けた医薬品の供給を確実なものとします。当社ならではの
医薬品包装容器・医薬品調整・投与デバイスとのコラボレーションによる医療従事者、患者様の目線に立った安全
性・利便性が高い医薬品を開発、提供してまいります。
ファーマパッケージング事業におきましては、長年の事業運営の中で蓄積してきた技術とノウハウを活かしたガラ
スバイアル「VIALEX®」、滅菌済みバイアル「D2F™」などの従来のガラス製造技術を基盤とし、各国での地域戦略、
各部署の機能戦略においてそれらを全方位で融合・調和させることで、よりきめ細かな顧客対応を行い、シェア拡大
を推進してまいります。また当期からデバイス関連製品が事業部に加わり、一次容器から調製、投与デバイスまで、
ソリューション販売へと取り組むことで事業の拡大に努めてまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社は、2030年度に売上高1兆円の企業グループとなることを目指しており、まずは2020年度の経営目標を売上高
5,000億円、経常利益400億円と設定し、医療関連、医薬関連およびファーマパッケージングの各事業において着実に
成長を図ってまいります。
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(3) 経営環境及び対処すべき課題
今後の世界経済は、引き続き各国が自国優先に向かう流れは継続すると思われます。このような状況下において
も、当社グループは「地産地消」のコンセプトのもとに、さらにグローバル化を進め、ユーザー目線にたった新商
品、新技術の開発を進め、技術革新によって社会に貢献するという理念を堅持しながら、2020年度連結売上高5,000
億円の目標を達成してまいります。
医療関連事業におきましては、メディカル営業部門では、輸液関連製品、糖尿病関連製品、透析関連製品、バス
キュラー関連製品、SD関連製品の各々におきまして、医療の安全、安心に配慮した設計と、環境への負荷を低減す
る製品開発に努め、医療従事者の方々や患者様、そして地球環境にも優しい製品開発に取り組み、多様化する市場
ニーズ・シーズに応えられる製品を積極的に市場展開、販売強化を行い業績の拡大に取り組んでまいります。また、
医薬営業部門では、昨年4月の薬価改定でジェネリック医薬品業界はもちろん、製薬業界全体が非常に厳しい経営環
境となりましたが、総合メディカル企業として在宅医療、地域医療連携をはじめ医療現場のニーズに応えながら医薬
品卸と一層の連携強化を図り、さらなるニプロブランドの向上に努めてまいります。また、グローバル市場において
は、経済成長による生活環境の改善や医学・医療の進歩に伴う人口構造の変化等により、旧来の感染症中心の疾病構
造から、生活習慣病などの都市型疾患へと変遷しており、特に一部の新興国においてはそうした傾向が顕著です。そ
の結果、特に人口の多い国や地域おいては医療インフラの整備や医療従事者の確保が充分ではないという状況が散見
されます。当社グループではグローバルヘルスにおけるCSRの観点からも、そのような地域における医療インフラ
の充実や医療従事者の育成にも貢献しながら、本業であるメーカーとしての製品供給責任を十分に果たすため、今後
も全世界で製品生産能力の増強を継続的かつ積極的に行ってまいります。特にダイアライザに関しましては、こうし
た背景から今後も旺盛な需要が継続する見通しで、それらを充足する生産能力増強は急務であると認識しておりま
す。
再生医療関連では、再生医療等製品「ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞(販売名:ステミラック®注)」の量産
体制の構築が課題となっております。無菌製造の確実性を高めるとともに生産効率を向上させるべく新規製造システ
ムを早期に立ち上げ、治療ニーズに応える供給体制の整備とともに、コストダウンを図ってまいります。
医薬関連事業におきましては、生産能力の拡充、安定供給体制の整備、品質に対する信頼性の確保と製造コストの
抜本的な削減を実現し、競争力をさらに向上させることが課題となっております。また、製品のグローバル市場への
供給を見据え、米国や欧州の医薬品品質基準を充足する開発・品質保証体制をソフト面、ハード面において整備する
ことが不可欠であり、引き続き供給候補先である諸外国向けの対応を進めてまいります。さらに、原料資材の調達に
ついては、カントリーリスクも考慮した対策に取り組んでまいります。
ファーマパッケージング事業におきましては、商品競争力をさらに向上させるべく投資を行った設備費用の償却費
が一時的に負担となっておりますが、品質に対する信頼性の向上と製造コストの低減を実現するため、引き続き全て
の製造拠点へカメラ検査機を導入することで自動化・省人化を図ります。また商品規格・品質基準の統一化を実施す
ることで安定供給体制の構築をおこなってまいります。販売面では、当期から医薬事業部内の医療システム開発部お
よび医療システム営業部を統合したことで、真の医薬用包装材料メーカーとしてユーザー目線でトータルに営業を行
い、業績の拡大に努めてまいります。
また、各事業において継続的な投資を遅滞なく実現するためにも、財務体質の改善はひとつの大きな課題と認識し
ております。今後はより多様な資金調達手法や資本政策、あるいは地域統括会社の活用による効率的な資金運用によ
り健全な財務体質への改善を図ってまいります。
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2 【事業等のリスク】
当社グループの経営成績および財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあ
ります。また、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 製品の安全性に関するリスク
当社グループは医療機器および医薬品の設計、開発、製造段階で、製品の安全性の確保について全力を上げて取
り組んでおりますが、使用時の偶発的な不具合や副作用などにより、他者に損害を与え賠償責任を請求されるリス
クがあります。
従いまして、これらのリスクに対応すべく、賠償責任や製造物責任についての保険契約を締結しておりますが、
万一保険範囲を超える請求が認められた場合には、経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(2) 仕入先の集中に関するリスク
当社グループは数々の供給者から事業に使用する材料、部品などを仕入れており、重要な部材の中には一社から
しか入手できないものや、供給者が限定されるものがありますので、そのような供給先の都合により生産上十分な
量の材料、部品および製品を適時かつ費用効果的に供給を受けられなくなった場合には、経営成績や財政状態に重
要な影響を及ぼす可能性があります。
(3) 医療行政の変更に関するリスク
当社グループの属する業界は、医療制度に密接に関連しており、医療保険制度や医薬品医療機器等法(旧薬事法)
などの行政機関の規制を受けております。今後、医療行政において予測できない大改革が行われ、その環境変化に
対応できない場合には、当社グループの経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(4) 販売価格の変動に関するリスク
当社グループの販売する製品には、国内においては概ね2年に1度の診療報酬、薬価および保険医療材料の償還
価格の引下げの影響を受ける製品があります。また、世界的にも医療費抑制策は浸透されており、これらに起因し
て市場における企業間競争が激化し、販売価格が想定を超えて下落し、当社グループの経営成績や財政状態に重要
な影響を及ぼす可能性があります。
(5) 原材料価格の変動に関するリスク
当社グループの製品には、プラスチックなどの石油化学製品を原料とするものがあり、石油化学製品等原材料の
価格高騰により調達コストが増加し、当社グループの経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性がありま
す。
(6) 海外展開に関するリスク
当社グループは世界各国に製造拠点ならびに販売拠点をもち、製品を生産・供給しておりますが、これらの国・
地域において予期せぬ法規制等の変更や政治的・経済的変動等により、当社グループの経営成績や財政状態に重要
な影響を及ぼす可能性があります。
(7) 知的財産に関するリスク
当社グループは自社が製造する製品に関する特許および商標を多数保有しあるいは権利を多数取得しており、ま
た第三者の特許や独占権の侵害あるいは技術に関して締結したライセンス契約についても違反などを回避すべく万
全を期しておりますが、意図せぬ第三者からの損害賠償を請求され、当社グループの抗弁が退けられた場合には、
経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(8) 環境上の規制に関するリスク
当社グループは事業活動上適用される規制に沿うべく万全の対策を講じておりますが、万一不慮の環境問題を引
き起こし賠償責任を問われた場合には、経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(9) 為替変動に関するリスク
当社グループでは、海外子会社を含め、主に米ドルおよびユーロ等の外貨建て取引を行っております。また、連
結財務諸表作成のために海外子会社の財務諸表を円換算しております。従って、為替レートの変動により、当社グ
ループの経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
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(10) 投資価値に関するリスク
当社グループの資産には、株式などへの投資が含まれており、これらは各証券の発行者との良好な事業関係を築
くことや、新製品の開発、新規事業機会に関する有益な情報を収集することなどを目的としておりますが、これら
の投資が株式市場などの下落や発行者の状況あるいはこうした投資についての会計処理方法の変更などにより投資
価値が大幅に減少した場合には、経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(11) 個人情報の管理に関するリスク
当社グループが保有する個人情報の保護については厳重な方策を講じて機密を守っておりますが、万一不測の事
故および事件により個人情報が外部に漏洩することになった場合には、当社グループの信用や得意先を失い、経営
成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(12) 資金調達に関するリスク
当社グループは、事業資金・投融資資金を金融機関からの借入または社債・コマーシャルペーパーの発行等によ
り調達しております。金融市場の混乱や、金融機関が貸出を圧縮した場合、また、格付会社による当社の信用格付
の大幅な引下げ等の事態が生じた場合、当社グループは、必要な資金を必要な時期に、希望する条件で調達できな
い等、資金調達が制約されるとともに、調達コストが増加する可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に
悪影響を与える可能性があります。
(13) M&Aおよび業務提携等に関するリスク
当社グループは、M&Aや業務提携等を通じた事業基盤の強化に取り組んでおります。これらを実行するにあ
たっては、対象企業の入念な調査、検討を行いますが、未認識債務の判明等や事業の展開等が計画どおりに進まな
い場合、当社グループの経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
(14) その他のリスク
当社グループが事業展開している地域や事業所で予期せぬ火災、地震、テロ、戦争、疫病等の人災、天災が発生
した場合、生産、販売、物流、サービスの提供などが遅延したり停止したりする可能性があり、これらの遅延や停
止期間が長期化した場合には、経営成績や財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッ
シュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界経済は、米国の保護政策の影響をうけて各国が内向きとなる流れの中で、米中貿易摩擦の
影響や英国のEU離脱交渉の動向等によって、先行き不透明感が強まりました。為替の動向に関しましては、対主
要通貨においては年度を通じて比較的小さな変動幅で推移いたしましたが、新興国通貨においては一部の通貨で大
きく下落いたしました。一方、わが国経済におきましては、企業収益の回復基調は引き続き底堅く継続いたしまし
た。
医療機器、医薬品業界におきましては、平成30年度の薬価改定の影響は相当大きなものとなり、さらに本年10月
の消費税改定にあわせての薬価改定も予定されており、毎年薬価改定が続く一段と厳しい状況にあります。このよ
うな状況下においても、当社グループは引き続き国内におけるシェア拡大と海外売上の拡大および生産コストの低
減に取り組み、ユーザー目線にたった製品の開発を進め、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は、医療関連事業、医薬関連事業の好調により前期比7.8%増加の4,263億99
百万円となりました。利益面におきましては、薬価改定の影響に加え、営業統合に伴う在庫移転のため在庫に含ま
れる内部利益の消去額が増加したこと、および再生医療等製品にかかる経費および研究開発費等の増加により、営
業利益は前期比12.0%減少の238億27百万円となりましたが、営業外収益の増加および為替差損の減少により、経
常利益は前期比1.1%減少の224億31百万円となりました。また、前期に多額の子会社の固定資産減損損失を計上し
たことから、当期の税金等調整前当期純利益は前期を大きく上回ることとなりました。しかしながら、前期は赤字
子会社の合併等の税効果によって法人税額が少なかったことに対し、当期は欠損子会社も減少したことから法人税
等の額が相対的に増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比2.6%増加の121億36百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの変更を行っております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財
務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照下さい。以下の前期比較については、
前期の数値を変更後のセグメント区分にて組み替えた数値で比較をしております。
<医療関連事業>
国内販売におきましては、昨年4月に診療報酬改定、薬価改定が行われ、市場環境は厳しいものとなりまし
た。そのような状況の中、メディカル営業部門では、注射・輸液関連製品、経腸栄養関連製品、検査関連製品、
透析関連製品、バスキュラー関連製品、心臓外科(CVS)関連製品の全分野において堅調に推移し、特に透析関
連製品のHDFフィルターと透析装置、次いで注射・輸液関連製品のセーフタッチ輸液システムが大きく伸長しま
した。医薬営業部門では、抗アレルギー剤 ベポタスチンベシル酸塩(タリオンAG)の販促活動を強化したこ
とにより順調に売上が増加したことと、医薬品卸との連携効果により、経口・外用剤が調剤薬局を中心に、注射
剤がDPC病院を中心に伸長しました。また、再生医療関連では、札幌医科大学と共同開発を進めてきた脊髄損
傷の治療に用いる再生医療等製品「ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞(販売名:ステミラック®注)」につい
て、平成30年12月に条件及び期限付承認を取得し、平成31年2月には薬価基準に収載されました。
一方、海外販売は、世界各地での積極的な販売活動を継続し、ダイアライザ・透析装置をはじめとする透析関
連商品の売上を順調に伸ばし、販売拡大を図りました。中南米においては、グアテマラ・エクアドルに開設した
自社透析センターが順調に稼働している中、さらにエクアドルに新たな透析センターを開設いたしました。今後
も地域に根ざした最適な治療環境、および医療技術のトレーニングの場を提供すべく、自社透析センターの開設
を進めてまいります。また、当期は中国河南省鄭州市に新規販売拠点を開設し、直販体制の強化も継続しており
ます。
海外生産拠点におきましては、中国合肥工場のダイアライザは2ライン体制で順調に稼働し、生産性向上によ
り利益も大きく改善いたしました。インド工場の第2ラインも本年から稼働を開始すると同時に、引き続き第3
ラインの導入を進めております。今後も拡大が予想される需要にこたえるべく、引き続きダイアライザの生産体
制を増強してまいります。
この結果、当事業の売上高は3,273億59百万円(前期比9.1%増)、セグメント利益(営業利益)は367億22百万円
(前期比0.5%増)となりました。
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<医薬関連事業>
医薬関連事業におきましては、顧客企業の多様なニーズに的確に応じることで、医薬品の製造受託および開発
受託を推進してまいりました。当社グループで製造が可能な経口剤、注射剤、外用剤等の全ての剤形ならびに、
抗生物質、ステロイド、抗がん剤といった各種高薬理活性製剤における製造受託の提案、さらに、治験薬の製
造、検査包装の受託営業にも注力いたしました。また、当社が開発および生産体制を有する医薬品包装容器や投
与システムの使用、セット化包装の提案などの開発提案型の営業についても積極的に行ってまいりました。
また、医薬品製造部門においては、生産量の増加に対応すべく、医薬品製造工場を2拠点取得するなど、さら
なる生産体制の強化に努めました。
この結果、当事業の売上高は634億82百万円(前期比5.7%増)、セグメント利益(営業利益)は106億62百万円(前
期比6.7%減)となりました。
<ファーマパッケージング事業>
ファーマパッケージング事業におきましては、当期から医薬事業部内の医療システム開発部および医療システ
ム営業部を統合したことで、一次容器から医薬品調製・投与デバイス等の医療機器までを扱い、ワンストップソ
リューションで医薬品のライフサイクルマネジメントに貢献できる体制になりました。
海外販売につきましては、中国では製薬会社における夏場の猛暑および原薬供給不足による生産調整の影響を
受けましたが、中国伝統医薬市場が伸びたことにより内服液瓶が好調に推移しました。また中国新基準アンプル
の販売も増加いたしました。欧米ではドイツにおいて大手製薬会社からのシリンジ受注が好調に推移しました。
またフランスでは生地管の需要が増加し、アメリカにおいても技術営業の強化の結果、バイアルの売上が伸長し
ました。さらにロシアではバイアル・アンプルの輸出が堅調に伸長し、インドでは最先端の設備を有した新加工
工場からの販売を開始しました。
国内販売につきましては、魔法瓶ガラスバルブにおいて加工メーカーの生産調整で販売に影響が出ましたが、
ガラス生地管では世界的な需要逼迫が続くなか、安定した国内販売が売上増に寄与いたしました。特殊針販売に
おいては海外需要増なども後押ししたことで増収増益となりました。また、びわこ工場では新設備の導入を継続
し、高収益製品のバイアルの売上に貢献しました。商品開発においては、新たなお客様のニーズに応えた問題解
決型の商品開発に努めてまいりました。
この結果、当事業の売上高は355億26百万円(前期比1.0%増)、セグメント利益(営業利益)は7億78百万円(前
期比111.8%増)となりました。
<その他事業>
不動産賃貸による売上高が31百万円(前期比5.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1億46百万円(前期比
94.5%増)となりました。
また、財政状態におきましては、当連結会計年度末の資産合計は8,458億21百万円(前期比2.3%増)、負債合計
は6,739億90百万円(前期比4.8%増)、純資産合計は1,718億30百万円(前期比6.4%減)となりました。
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② キャッシュ・フローの状況
当社グループは医療関連、医薬関連、ファーマパッケージングの各事業の積極的な営業活動による現金及び現金
同等物の収入と市場からの資金調達等により得た収入で、将来の当社グループの発展へ重点を置いた積極的な手元
資金の運用に努めてまいりました。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローが413億62百万円の収入超過(前期比0.8%増)、投資活動による
キャッシュ・フローが647億12百万円の支出超過(前期は641億40百万円の支出超過)、財務活動によるキャッシュ・
フローが126億46百万円の収入超過(前期比73.3%減)となり、現金及び現金同等物の期末残高は1,203億10百万円
(前期比11.3%減)となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローにおける収入の主な科目は、税金等調整前当期純利益212億33百万円、減価
償却費352億52百万円であり、支出の主な科目は、売上債権の増加額が122億78百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フローにおける支出の主な科目は、固定資産の取得による支出が559億80百万円で
あります。
財務活動によるキャッシュ・フローにおける収入の主な科目は、長期借入れによる収入が888億13百万円であ
り、支出の主な科目は長期借入金の返済による支出が683億68百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の状況
(a) 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 生産高(百万円) 対前期増減率(%)
医療関連 153,396 7.9
医薬関連 122,189 16.6
ファーマパッケージング 26,575 △3.0
合計 302,161 10.1
(注) 1 金額は、製造原価によって算出しております。
2 上記金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。
3 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(b) 受注実績
当社グループは、見込生産形態を採っておりますので、該当事項はありません。
(c) 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 販売高(百万円) 対前期増減率(%)
医療関連 327,359 9.1
医薬関連 63,482 5.7
ファーマパッケージング 35,526 1.0
その他 31 5.6
合計 426,399 7.8
(注) 1 上記金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
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(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま
す。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されて
おります。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財務状態、経営成績及びキャッシュ・
フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を
踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積
り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営成績の分析
(売上高)
売上高は前連結会計年度に比べ310億1百万円増加し、4,263億99百万円(前期比7.8%増)となりました。これ
は主に、医療関連事業において国内販売が前期比9.4%、海外販売が8.6%とそれぞれ増加したことによるもので
す。この結果、各セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に占める割合は、医療関連事業が76.8%、
医薬関連事業が14.9%、ファーマパッケージング事業が8.3%、その他が0.0%となりました。
(営業利益)
営業利益は前連結会計年度に比べ32億60百万円減少し、238億27百万円(前期比12.0%減)となりました。これは
主に、販売費及び一般管理費が前期比67億67百万円増加したことによるものです。主に減価償却費が9億30百万
円増加しております。
(経常利益)
営業外収益は前連結会計年度に比べ13億88百万円増加し、53億70百万円(前期比34.9%増)、営業外費用は前連
結会計年度に比べ16億18百万円減少し、67億66百万円(前期比19.3%減)となりました。この結果、経常利益は前
連結会計年度に比べ2億53百万円減少し、224億31百万円(前期比1.1%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等調整額の増加がありましたが、特別損失の減少により、前連結
会計年度に比べ3億7百万円増加し、121億36百万円(前期比2.6%増)となりました。
なお、セグメントごとの経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、
経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
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財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末の資産合計は8,458億21百万円で、前連結会計年度末に比べ193億74百万円の増加となりまし
た。このうち流動資産は138億65百万円の増加、固定資産は55億8百万円の増加となりました。流動資産の増加の
主な要因は、受取手形及び売掛金が84億58百万円増加したことによるものであり、固定資産の増加の主な要因
は、建物及び構築物(純額)が66億75百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
負債合計は6,739億90百万円で、前連結会計年度末に比べ310億29百万円の増加となりました。このうち流動負
債は230億93百万円の増加、固定負債は79億36百万円の増加となりました。流動負債の増加の主な要因は、短期借
入金が216億31百万円増加したことによるものであり、固定負債の増加の主な要因は、社債が64億円増加したこと
によるものであります。
(純資産の部)
純資産合計は1,718億30百万円で、前連結会計年度末に比べ116億55百万円の減少となりました。このうち株主
資本は23億27百万円の増加、その他の包括利益累計額は134億60百万円の減少となりました。
キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状
態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状
況」に記載のとおりであります。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、次のとおりで
す。
当社は、2030年度に売上高1兆円の企業グループとなることを目指しており、まずは2020年度の経営目標を売
上高5,000億円、経常利益400億円と設定しております。
経営指標 2018年度実績 2020年度目標 達成状況
売上高 4,263億円 5,000億円 85.3%
経常利益 224億円 400億円 56.1%
当社グループは引き続きユーザー目線にたっての新商品、新技術の開発を進め、技術革新により社会貢献を志
向する事業展開を継続し、医療関連、医薬関連およびファーマパッケージングの各事業において着実に成長を図
り、目標達成を目指してまいります。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき
課題等 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業
費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。なお、
令和元年度における当社グループの設備投資額は520億円を予定しております。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており
ます。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達
につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
4 【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
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5 【研究開発活動】
当社グループは、滋賀県南草津のニプロ・ライフサイエンスサイト内にて、医療機器ならびに医薬品の研究開発業
務を当社が中核となり推進しております。
医療関連事業においては、新規開発分野の増設に伴い、新たに研究施設を滋賀県ニプロ・ライフサイエンスサイト
内の総合研究所に増床したことで、開発スペースの確保と、より多くの開発テーマを実施できる環境づくりが整いま
した。
また、東京大学医学部付属病院と共同研究契約を締結したことにより、学内にも開発施設を設ける事が可能とな
り、研究員を学内に派遣することで、より現場に近いユーザー目線の製品開発が行える準備を進めております。
グループ会社へ参入したネクスメッドインターナショナル株式会社と株式会社町田製作所とは、両社の得意技術を
製品開発へ繋げられる事案を探索し、新たな医療製品の開発や改良に速やかに反映させてまいります。
また、医療研修施設「iMEP(Institute For Medical Practice)」では、施設見学を含めた利用者の増加に伴い、
利用者のニーズに叶う時代にあった内容へと充実させるとともに、利用者である医療従事者の方々に使い易い施設を
目指して、システム作りを行ってまいります。
一方、医薬関連事業においては、薬剤費の低減や医療の質の向上に対するニーズに応えるため、あらゆる疾患領
域、あらゆる剤形の先発医薬品を対象とし、高品質なジェネリック医薬品の開発を行っております。さらに、患者様
にとって飲みやすさに配慮した口腔内崩壊錠や医療現場での取り扱いやすさに配慮したキット製剤などの付加価値製
品の開発にも注力しております。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は 16,526 百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1) 医療関連事業
主に当社の総合研究所が中心となって、以下の研究開発を行っております。
※細胞治療関連部門
細胞治療関連製品においては、参画していた産学官連携の研究プロジェクト(細胞製造・加工システムの開
発)のプロジェクト期間を満了し、製品化に繋がる成果が得られました。また、細胞医薬関連製品においては、
自己の骨髄細胞を脳梗塞や脊髄損傷の再生治療を実用化することを目指し、札幌医科大学とライセンス契約を締
結し、早期実用化に向け再生医療研究所を中心に共同研究開発を進めております。
今春より、脊髄損傷用再生医療等製品「ステミラック®注」が販売開始となりました。今後、安定供給や適用拡
大のための研究開発を推進してまいります。
※医療機器関連部門
麻酔関連製品においては、海外向けに麻酔薬のその持続投与において使用される方の意志で痛みのコントロー
ルをするシュアーフューザー新型PCAセットを2018年5月より販売開始となりました。薬液を注入する時のス
イッチについてはボタンを大きくまた握りやすく手にフィットするデザインを採用しました。また、紫外線に当
たると薬剤の析出物発生や劣化が起こる薬剤において遮光性を付与したシュアーフューザー「SUREFUSE
R Amber Type」を中南米、オーストラリア向けに開発し2018年9月に販売開始しました。
透析関連製品においては、γ滅菌に対応したニードルレスアクセスポート付き血液回路を2018年8月より施設
限定で販売開始しました。
※診断薬、検査関連部門
診断薬関連製品においては、第2世代の薬剤耐性結核診断薬の製造販売承認を日本、インドネシアおよびベト
ナムにおいて取得しました。また、菌数が少ない喀痰からも簡便に検出できるようになり、東南アジアを中心に
海外への販売展開を行う準備を進めております。また、検査関連製品においては、皮下末梢血流量を簡便に測定
できる血流計の製造販売承認を取得し、血液一滴で簡単に多項目を検査できるマルチリーフ®の製造販売届出を行
いました。
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※薬剤機能容器関連部門
薬剤機能容器関連製品においては、新型ハーフキットの発売を2018年7月より開始しました。20年以上販売を
している旧製品の機能性向上を目的としたものです。旧型ハーフキットと比較し、バイアル瓶の斜め刺し防止機
構の追加やバイアル瓶離脱時の針戻りによる液漏れ防止機構追加、ボトルの透明性と耐熱性の向上等を図った新
型のハーフキットです。製品改良に伴い、製造ラインも新規作製し年間2,000万キットの製造が可能な生産ライン
で量産化を実現しました。
また、アリメバッグαの生産を2018年12月より開始しました。30年以上前に立ち上げた生産ラインの老朽化に
伴う製造不安を無くすとともに、経腸輸液セットを接続する部材を膜チューブからゴム栓へ変更する事で、抜針
時の液漏れの可能性を低減致しました。また、バッグ素材をEVAからPEに素材変更し、安価にクリーンな環
境での製造が可能となりました。
その他、侵襲性軽減とハンドル強度を適度に調整した咽頭用スワブや、血友病治療用薬の投与量調整器具も
2018年度に上市しました。
※循環器・インターベンション関連部門
心臓の冠動脈を起因とする急性心筋梗塞、冠動脈閉塞等のインターベンション治療(PCI Percut Aneous
Coronary Intervention)領域の製品として、狭窄病変を治療するバルーンカテーテル、薬剤コーティングステン
トの病変到達性を補助する迅速交換型(RX)の冠動脈貫通カテーテル「ガイドプラス」につきまして、他社製品
に比べて優れた遠位病変へのデリバリー性能を保持しつつも、通過デバイス(ステントやIVUS(血管内超音波)
カテーテル)の適合性を広げる内径拡大の改良を行った「ガイドプラスⅡ ST」また、更に内径を広げ、他社
製品と同等の内径を保持しつつ、病変到達性能工場を図った「ガイドプラスⅡ EL」の販売を開始しました。
また、狭窄病変の治療の際に、末梢血管への血栓、デブリスの飛散によるno-flow slow-flowを防止する血栓
捕捉カテーテル「フィルトラップ」につきまして、病変末梢へのデリバリー性、ステントを通過してのフィル
ター回収性について、より操作性を向上した製品「フィルトラップⅡ」の開発が完了し、販売を開始しました。
末梢血管のインターベンション治療(PPI Percutaneous Peripheral Intervention)領域の製品としては、肺
動脈圧高血圧症に於けるバルーン肺動脈形成術(BPA Balloon Pulmonary Angioplasty)への適応を高めた、本邦初
のテーパバルーンPTAカテーテルにつきまして薬事承認を取得しました。本年度販売を開始いたします。
※人工臓器関連部門
人工臓器関連製品においては、2017年10月に開始した、30日使用を目的とした体外設置型連続流補助人工心臓
システムの治験が2018年10月に終了し、2019年度早期の薬事申請を予定しております。また、心筋梗塞や急性呼
吸不全などの緊急性が高い救急医療現場での使用が期待される「世界最小・最軽量の人工心肺補助装置(超小型
心肺補助システム)」を開発しており、2019年度中の治験開始を目指しております。
なお、この「超小型心肺補助システム」は、2018年度の日本人工臓器学会において「日本人工臓器学会技術
賞」を受賞いたしました。
血液浄化関連製品においては、急性腎障害の長時間体外循環治療用血液濾過器として、抗血栓性に優れ生体安
全性の高い持続緩徐式血液濾過器を、2019年2月に販売を開始しました。
※外科関連部門
外科関連製品においては、整形外科、心臓外科、腹部外科等の手術時に使用される製品を言い、主に、体内埋
込型医療機器の開発を進めております。
当社独自の分解吸収性材料の加工技術を活かし、細胞を使用しないタイプの再生医療製品の開発を進めており
ます。
また、グループ会社となりましたネクスメッドインターナショナル株式会社と整形外科分野をはじめ、新た
に、低侵襲外科手術に対応した製品開発を行っております。
今後は、グループ会社となりました株式会社町田製作所と、新たに内視鏡分野における製品作りを共に取り組
んでまいります。
なお、当事業に係る研究開発費は 8,291 百万円であります。
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(2) 医薬関連事業
主に当社の医薬品研究所が中心となって、以下の研究開発を行っております。
※注射剤
通常のバイアル製剤、バッグ製剤などに加え、医療現場での利便性向上を企図したキット製剤の開発も積極的
に進めております。前立腺癌や閉経前乳癌などの治療に用いるリュープロレリン酢酸塩のダブルチャンバー型の
プレフィルドシリンジ(1箇月製剤)(先発:「リュープリン」武田薬品工業)を既に販売しておりますが、こ
の様な開発難易度が高い徐放性注射剤などの分野に注力して、開発を進めております。
なお、今期は点滴用バッグ製剤、バイアル製剤、プレフィルドシリンジ製剤のジェネリック医薬品をそれぞれ
1品目ずつ上市しました。
※経口剤
一般的な経口剤(錠剤、顆粒剤など)に加え、苦みを抑制し、水なしで服用できる口腔内崩壊錠(OD錠)やOD
フィルム製剤などの付加価値製剤の開発も行っております。一方、医療現場での利便性を高めるため、錠剤に成
分名などを印刷する事や、個包装、アルミピロー包装などの包装仕様にも工夫を凝らした製品も提供しておりま
す。
なお、今期はODフィルム製剤1品目を含め、6成分17品目のジェネリック医薬品を上市しました。また、2成
分7品目の製造販売承認を取得しました。
※外用剤
貼付剤など数品目のジェネリック医薬品の開発を進めております。
また、「皮膚に貼る注射剤」という今までにない新しい概念の経皮吸収製剤であるマイクロニドール製剤の開
発に取り組んでおり、新たに治験薬製造ラインを立ち上げております。
※バイオ後続品
わが国において、急速に市場拡大しているバイオ医薬品ですが、一般的に高薬価で、医療費削減の観点から、
より低薬価であるバイオ後続品の必要性が増大しています。これを踏まえ、品質等が先発と同等であり、価格的
優位性を持つバイオ原薬企業と連携し、製品開発を目指しております。
※その他
今期は、吸入用製剤の製造販売承認も取得しました。
なお、当事業に係る研究開発費は 8,235 百万円であります。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループ(当社及び連結子会社)は、将来の成長が期待できる製品分野および研究開発分野に重点を置き、合わ
せて省力化、合理化、品質改善および生産力増強のための投資を行っております。当連結会計年度の設備投資(有形
固定資産受入ベースの数値。金額には消費税等を含まない。) は 56,276 百万円であり、セグメントごとの設備投資に
ついて示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度
医療関連 22,640 百万円
医薬関連 21,009
ファーマパッケージング 5,579
全社 7,047
合計 56,276
医療関連事業におきましては、主に当社大館工場にてダイアライザ製造設備の設備投資を行ったほか、㈱グッドマ
ンでは新工場の設備投資を行いました。ニプロインディアコーポレーションではダイアライザ製造ラインを増設致し
ました。
医薬関連事業におきましては、主にニプロファーマ㈱大館工場にてプレフィルドシリンジ製造設備の増強を行った
ほか、ニプロファーマ㈱伊勢工場では新物流棟を建設致しました。
ファーマパッケージング事業におきましては、びわこ工場ではネストシリンジ製造設備の増強を行ったほか、ニプ
ロファーマパッケージングジャーマニーGmbHにて工場拡張工事およびシリンジとバイアル製造設備の増強を行いまし
た。
また所要資金は、主に自己資金および借入金により充当しております。
なお、重要な設備の除却または売却はありません。
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2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社
平成31年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 セグメント 設備の
員数
(所在地) の名称 内容
建物 機械装置 土地
(人)
リース資産 その他 合計
及び構築物 及び運搬具 (面積㎡)
大館工場 医療機器
960
医療関連 8,413 6,089 0 746 16,211 1,468
(198,024)
(秋田県大館市) 製造設備他
びわこ工場 ファーマパッケー 硝子管加工 642
2,441 365 18 2,772 6,241 80
ジング (35,133)
(滋賀県草津市) 製造設備他
東京支店
2,091
医薬関連 営業設備 234 35 ― 5 2,368 24
(440)
(東京都文京区)
国内事業部
202
国内24支店、 医療関連 営業設備 827 421 7 1,244 2,704 1,487
(1,419)
5営業所
総合・医薬品
研究開発
466
再生医療研究所
全社 9,524 2,554 3 2,092 14,641 516
(26,544)
施設設備他
(滋賀県草津市他)
医療関連
医薬関連
本社 11,316
その他設備 791 115 401 648 13,273 318
ファーマパッケー
(59,837)
(大阪市北区)
ジング
全社
1,769
賃貸資産その他
その他 その他設備 2,998 160 (93,662) ― 35 4,964 ―
(大阪府摂津市他)
[8,026]
(2) 国内子会社
平成31年3月31日現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 設備の
セグメント
会社名 員数
の名称
(所在地) 内容
建物 機械装置 土地
(人)
リース資産 その他 合計
及び構築物 及び運搬具 (面積㎡)
館林工場 医療機器
520
医療関連 827 1,441 ― 214 3,004 461
(31,225)
(群馬県館林市) 製造設備
ニプロ医工㈱
近藤工場 医療機器
84
医療関連 3,941 912 ― 395 5,333 141
(16,846)
(群馬県館林市) 製造設備
関工場 医療機器
180
医療関連 99 13 1 7 301 97
(3,421)
(岐阜県関市) 製造設備
㈱グッドマン
瀬戸工場 医療機器
2,709
医療関連 630 177 0 49 3,568 210
(3,016)
(愛知県瀬戸市) 製造設備
伊勢工場 医薬品
1,772
医薬関連 11,628 8,814 1,418 2,157 25,791 782
(三重県松阪市) 製造設備 (116,367)
大館工場 医薬品 1,344
医薬関連 15,105 8,202 ― 849 25,501 930
ニプロファーマ
(403,662)
(秋田県大館市) 製造設備
㈱
鏡石工場
医薬品
450
(福島県岩瀬郡 医薬関連 7,213 4,665 ― 288 12,617 662
(81,612)
製造設備
鏡石町)
岸和田工場
医薬品
551
(大阪府 医薬関連 2,254 808 296 177 4,088 480
(21,357)
製造設備
岸和田市)
全星薬品工業㈱
和泉工場 医薬品
1,598
医薬関連 6,860 300 ― 214 8,973 110
(29,144)
(大阪府和泉市) 製造設備
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(3) 在外子会社
平成30年12月31日現在
帳簿価額(百万円)
従業
事業所名 設備の
セグメント
会社名 員数
の名称
(所在地) 内容
建物 機械装置 土地
(人)
その他 合計
及び構築物 及び運搬具 (面積㎡)
タイ工場
医療機器
ニプロタイランド 330
(タイ 医療関連 1,819 7,479 1,098 10,728 6,664
コーポレーション (159,196)
製造設備
アユタヤ県)
ニプロインディア インド工場
医療機器
―
コーポレーション
(インド 医療関連 3,494 3,328 7,341 14,164 1,406
<189,825>
製造設備
PRIVATE LIMITED
サタラ市)
合肥工場 医療機器
尼普洛医療器械 ―
医療関連 6,231 4,603 348 11,183 543
(合肥)有限公司 <138,552>
(中国合肥市) 製造設備
PT.ニプロ
インドネシア
医療機器
―
インドネシア 医療関連 2,508 1,999 520 5,028 1,636
工場(インドネシ
<124,845>
製造設備
ア西ジャワ州)
JAYA
ニプロベトナム ベトナム工場
医療機器
―
カンパニー (ベトナム 医療関連 ― ― 5,760 5,760 44
<99,266>
製造設備
リミテッド ホーチミン市)
ベトナム工場
ニプロファーマ・
医薬品
―
ベトナム・
(ベトナム 医薬関連 5,650 4,011 2,244 11,906 184
<150,000>
製造設備
リミテッド
ハイフォン市)
ニプロファーマ
ミルビル工場
ファーマ
硝子機器
112
パッケージング パッケー 1,349 1,483 566 3,511 288
(米国ニュー
(194,249)
製造設備
ジング
ジャージー州)
アメリカスCorp.
ニプロファーマ
ミュンナーシュ
ファーマ
パッケージング タット工場 硝子機器
538
パッケー 1,157 7,462 2,616 11,774 455
(ドイツ (115,471)
ジャーマニー 製造設備
ジング
バイエルン州)
GmbH
(注) 1 在外子会社の決算日は平成30年12月31日であり、連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸
表を使用しているため、平成30年12月31日現在の金額を記載しております。
2 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具及び備品ならびに建設仮勘定の合計であります。
3 提出会社中〔外書〕は、連結会社以外への主要な賃貸設備であります。
4 在外子会社中〈外書〉は、連結会社以外からの賃借設備であります。
5 上記金額には消費税等は含まれておりません。
6 現在休止中の主要な設備はありません。
7 従業員数は、就業人員数を表示しております。
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3 【設備の新設、除却等の計画】
(1) 重要な設備の新設等
当社グループの設備投資計画については、原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、グループ全体で
重複投資とならないよう、提出会社を中心に調整を図っております。
重要な設備の新設等の計画は以下のとおりであります。
投資予定額
会社名 資金調達 完了予定 完成後の
セグメントの
所在地 設備の内容 着手年月
名称
事業所名 方法 年月 増加能力
総額 既支払額
(百万円) (百万円)
再生医療事業部
北海道 平成30年
細胞医薬品 借入金およ 令和3年
製造統括本部 医療関連 3,384 886 40床例/年
製造設備 び自己資本 9月
札幌市 4月
札幌CPF
愛知県 新工場建設 平成29年
借入金およ 令和元年
㈱グッドマン 医療関連 7,498 4,557 (注)2
び自己資本 6月
名古屋市 製造設備 3月
借入金、自
ニプロインディ
インド工場
ダイアライ 己資本およ
アコーポレー 平成31年 令和3年
(インド 医療関連 ザ製造ライ 8,733 ― び当社から 12百万本/年
ションPRIVATE
4月 1月
ン の投融資資
サタラ市)
LIMITED
金
ホーチミン
ニプロベトナム
工場 新工場建設 平成29年 令和3年
当社からの
医療関連 10,655 5,361 (注)2
カンパニーリミ
投融資資金
(ホーチミ 製造設備 4月 12月
テッド
ン市)
小容量バイ
三重県 平成28年 令和2年
ニプロファーマ
医薬関連 アルライン 4,335 3,258 借入金 30百万本/年
㈱伊勢工場
松阪市 12月 12月
設備
製造・中間
福島県
令和2年
ニプロファーマ 製品倉庫増
医薬関連 1,660 ― 借入金 未着手 700百万錠/年
岩瀬郡
㈱鏡石工場 築および生
3月
鏡石町
産設備
秋田県 令和2年
ニプロファーマ 物流自動倉 4500パレット
医薬関連 1,900 ― 借入金 未着手
㈱大館工場 庫棟 保管
大館市 3月
(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 完成後の増加能力は、生産品目が多岐にわたっており合理的に算出することが困難なため、記載を省略して
おります。
(2) 重要な設備の除却等
重要な設備の除却等の計画はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 400,000,000
計 400,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在 提出日現在 上場金融商品取引所名
種類 発行数(株) 発行数(株) 又は登録認可金融商品 内容
(平成31年3月31日) (令和元年6月26日) 取引業協会名
東京証券取引所
単元株式数は100株で
普通株式 171,459,479 171,459,479
あります。
市場第一部
計 171,459,479 171,459,479 ― ―
(注) 提出日現在の発行数には、令和元年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発
行された株式数は、含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
③ 【その他の新株予約権等の状況】
当社は、会社法に基づき新株予約権付社債を発行しております。
2021年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(平成28年1月29日発行)
決議年月日 平成28年1月13日
新株予約権の数(個) ※ 2,500
新株予約権のうち自己新株予約権の数
―
(個) ※
新株予約権の目的となる株式の種類、
普通株式 17,099,863 (注)1
内容及び数(株) ※
新株予約権の行使時の払込金額
1株当たり1,462 (注)2
(円) ※
新株予約権の行使期間 ※ 平成28年2月12日~令和3年1月15日(行使請求受付場所現地時間)(注)3
新株予約権の行使により株式を発行す
発行価格 1,462 (注)4
る場合の株式の発行価格及び資本組入
資本組入額 731 (注)5
額(円) ※
新株予約権の行使の条件 ※ 各本新株予約権の一部行使はできない。
転換社債型新株予約権付社債に付されたものであり、本社債からの分離譲
新株予約権の譲渡に関する事項 ※
渡はできない。
組織再編成行為に伴う新株予約権の交
(注)6
付に関する事項 ※
新株予約権の行使の際に出資の目的と 各本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権に係る本社債を出資
する財産の内容及び価額 ※ するものとし、当該本社債の価額は、その額面金額と同額とする。
新株予約権付社債の残高(百万円) ※ 25,000
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※ 当事業年度の末日(平成31年3月31日)における内容を記載しております。提出日の前月末現在(令和元年5月
31日)において、記載すべき内容が当事業年度の末日における内容から変更がないため、提出日の前月末現在に
係る記載を省略しております。
(注) 1 本新株予約権の行使により当社が当社普通株式を交付する数は、行使請求に係る本社債の額面金額の総額を
下記(注)2②記載の転換価額で除した数とする。但し、行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金
による調整は行わない。また、本新株予約権の行使により単元未満株式が発生する場合は、当該単元未満株
式は単元株式を構成する株式と同様の方法で本新株予約権付社債の保有者(以下「本新株予約権付社債権
者」という。)に交付され、当社は当該単元未満株式に関して現金による精算を行わない。
2 ① 各本新株予約権の行使に際しては、当該本新株予約権に係る本社債を出資するものとし、当該本社債の
価額は、その額面金額と同額とする。
② 転換価額は、当事業年度末現在1,462円である。
③ 転換価額は、本新株予約権付社債の発行後、当社が当社普通株式の時価を下回る払込金額で当社普通株
式を発行し又は当社の保有する当社普通株式を処分する場合、下記の算式により調整される。なお、下
記の算式において、「既発行株式数」は当社の発行済普通株式(当社が保有するものを除く。)の総数を
いう。
発行又は 1株当たり
×
処分株式数 の払込金額
既発行
+
株式数
時 価
調 整 後 調 整 前
= ×
転換価額 転換価額
既発行株式数+発行又は処分株式数
また、転換価額は、当社普通株式の分割又は併合、一定の剰余金の配当、当社普通株式の時価を下回る
価額をもって当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されるものを含む。)
の発行が行われる場合その他一定の事由が生じた場合にも適宜調整される。
3 ①クリーンアップ条項による繰上償還、税制変更による繰上償還、組織再編等による繰上償還、上場廃止等
による繰上償還又はスクイーズアウトによる繰上償還の場合は、償還日の東京における3営業日前の日まで
(但し、税制変更による繰上償還において繰上償還を受けないことが選択された本社債に係る本新株予約権
を除く。)、②本新株予約権付社債権者の選択による繰上償還がなされる場合は、償還通知書が財務代理人
に預託された時まで、③本社債の買入消却がなされる場合は、本社債が消却される時まで、また④本社債の
期限の利益の喪失の場合は、期限の利益の喪失時までとする。上記いずれの場合も、令和3年1月15日(行
使請求受付場所現地時間)より後に本新株予約権を行使することはできない。
上記にかかわらず、当社の組織再編等を行うために必要であると当社が合理的に判断した場合、組織再編等
の効力発生日の翌日から起算して14日以内に終了する30日以内の当社が指定する期間中、本新株予約権を行
使することはできない。
上記にかかわらず、本新株予約権の行使の効力が発生する日本における暦日(又は当該暦日が東京における
営業日でない場合、その東京における翌営業日)が、当社の定める基準日又は社債、株式等の振替に関する
法律第151条第1項に関連して株主を確定するために定められたその他の日(以下、当社の定める基準日と併
せて「株主確定日」と総称する。)の東京における2営業日前の日(又は当該株主確定日が東京における営業
日でない場合、その東京における3営業日前の日)(同日を含む。)から当該株主確定日(又は当該株主確定日
が東京における営業日でない場合、その東京における翌営業日)(同日を含む。)までの期間に当たる場合、
本新株予約権を行使することはできない。但し、社債、株式等の振替に関する法律に基づく振替制度を通じ
た新株予約権の行使に係る株式の交付に関する日本法、規制又は慣行が変更された場合、当社は、本段落に
よる本新株予約権を行使することができる期間の制限を、当該変更を反映するために修正することができ
る。
4 発行価格は、上記(注)2②記載の転換価額と同額である。
5 本新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条の定め
るところに従って算定された資本金等増加限度額に0.5を乗じた金額とし、計算の結果1円未満の端数を生
じる場合はその端数を切り上げた額とする。増加する資本準備金の額は、資本金等増加限度額より増加する
資本金の額を減じた額とする。
6 当社が組織再編等を行う場合の承継会社等による新株予約権の交付
① 組織再編等が生じた場合、当社は、承継会社等(以下に定義する。)をして、本新株予約権付社債の要項
に従って、本新株予約権付社債の主債務者としての地位を承継させ、かつ、本新株予約権に代わる新た
な新株予約権を交付させるよう最善の努力をするものとする。但し、かかる承継及び交付については、
(a)その時点で適用のある法律上実行可能であり、(b)そのための仕組みが既に構築されているか又は構
築可能であり、かつ、(c)当社又は承継会社等が、当該組織再編等の全体から見て不合理な(当社がこれ
を判断する。)費用(租税を含む。)を負担せずに、それを実行することが可能であることを前提条件と
する。かかる場合、当社は、また、承継会社等が当該組織再編等の効力発生日において日本の上場会社
であるよう最善の努力をするものとする。本①に記載の当社の努力義務は、当社が本新株予約権付社
債の財務代理人に対して、承継会社等が、当該組織再編等の効力発生日において、理由の如何を問わ
ず、日本の上場会社であることを当社は予想していない旨の証明書を交付する場合、適用されない。
「承継会社等」とは、組織再編等における相手方であって、本新株予約権付社債及び/又は本新株予約
権に係る当社の義務を引き受ける会社をいう。
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② 上記①の定めに従って交付される承継会社等の新株予約権の内容は下記のとおりとする。
a.新株予約権の数:当該組織再編等の効力発生日の直前において残存する本新株予約権付社債に係る本
新株予約権の数と同一の数とする。
b.新株予約権の目的である株式の種類:承継会社等の普通株式とする。
c.新株予約権の目的である株式の数:承継会社等の新株予約権の行使により交付される承継会社等の普
通株式の数は、当該組織再編等の条件等を勘案のうえ、本新株予約権付社債の要項を参照して決定す
るほか、下記(イ)又は(ロ)に従う。なお、転換価額は上記(注)2③と同様の調整に服する。
イ.一定の合併、株式交換又は株式移転の場合、当該組織再編等の効力発生日の直前に本新株予約権を
行使した場合に得られる数の当社普通株式の保有者が当該組織再編等において受領する承継会社等
の普通株式の数を、当該組織再編等の効力発生日の直後に承継会社等の新株予約権を行使したとき
に受領できるように、転換価額を定める。当該組織再編等に際して承継会社等の普通株式以外の証
券又はその他の財産が交付されるときは、当該証券又は財産の価値を承継会社等の普通株式の時価
で除して得られる数に等しい承継会社等の普通株式の数を併せて受領させる。
ロ.上記以外の組織再編等の場合、当該組織再編等の効力発生日の直前に本新株予約権を行使した場合
に本新株予約権付社債権者が得られるのと同等の経済的利益を、当該組織再編等の効力発生日の直
後に承継会社等の新株予約権を行使したときに受領できるように、転換価額を定める。
d.新株予約権の行使に際して出資される財産の内容及びその価額:承継会社等の新株予約権の行使に際
しては、承継された本社債を出資するものとし、当該本社債の価額は、承継された本社債の額面金額
と同額とする。
e.新株予約権を行使することができる期間:当該組織再編等の効力発生日(場合によりその14日後以内
の日)から、本新株予約権の行使期間の満了日までとする。
f.その他の新株予約権の行使の条件:承継会社等の各新株予約権の一部行使はできないものとする。
g.新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金:承継会社等の
新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条の
定めるところに従って算定された資本金等増加限度額に0.5を乗じた金額とし、計算の結果1円未満
の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額とする。増加する資本準備金の額は、資本金等増加限
度額より増加する資本金の額を減じた額とする。
h.組織再編等が生じた場合:承継会社等について組織再編等が生じた場合にも、本新株予約権付社債と
同様の取り扱いを行う。
i.その他:承継会社等の新株予約権の行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金による調整は
行わない。承継会社等の新株予約権は承継された本社債と分離して譲渡できない。
(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
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(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式 発行済株式 資本準備金 資本準備金
資本金増減額 資本金残高
年月日 総数増減数 総数残高 増減額 残高
(百万円) (百万円)
(千株) (千株) (百万円) (百万円)
平成24年3月22日
10,802 171,459 7,000 84,397 ― 635
(注)
(注) 取得条項付無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)の新株予約権の権利行使による増加であります。
(5) 【所有者別状況】
平成31年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数 100 株)
単元未満
区分 外国法人等 株式の状況
政府及び
金融商品 その他の 個人
(株)
地方公共 金融機関 計
取引業者 法人 その他
団体
個人以外 個人
株主数
― 72 40 439 259 30 53,929 54,769 ―
(人)
所有株式数
― 466,400 14,077 247,989 252,855 291 732,117 1,713,729 86,579
(単元)
所有株式数
― 27.22 0.82 14.47 14.75 0.02 42.72 100.00 ―
の割合(%)
(注) 1 自己株式8,361,856株は「個人その他」に83,618単元、「単元未満株式の状況」に56株含まれております。
2 上記「その他の法人」および「単元未満株式の状況」には、株式会社証券保管振替機構名義の株式がそれぞ
れ8単元および20株含まれております。
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(6) 【大株主の状況】
平成31年3月31日現在
発行済株式(自己株式を
所有株式数
氏名又は名称 住所 除く。)の総数に対する
(千株)
所有株式数の割合(%)
日本電気硝子株式会社 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 20,225 12.40
日本マスタートラスト信託銀行
東京都港区浜松町2丁目11番3号 8,565 5.25
株式会社(信託口)
日本トラスティ・サービス
東京都中央区晴海1丁目8番11号 8,113 4.97
信託銀行株式会社(信託口)
株式会社りそな銀行 大阪市中央区備後町2丁目2番1号 4,414 2.71
日本トラスティ・サービス
東京都中央区晴海1丁目8番11号 2,714 1.66
信託銀行株式会社(信託口5)
エスエスビーティーシークライ
ONE LINCOLN STREET,
アントオムニバスアカウント
BOSTON MA USA 02111 2,548 1.56
(常任代理人 香港上海銀行東
(東京都中央区日本橋3丁目11番1号)
京支店)
株式会社かんぽ生命保険
東京都千代田区霞が関1丁目3番2号
(常任代理人 資産管理サービ 2,322 1.42
(東京都中央区晴海1丁目8番12号)
ス信託銀行株式会社)
日本トラスティ・サービス
東京都中央区晴海1丁目8番11号 2,246 1.38
信託銀行株式会社(信託口9)
佐 野 和 美 京都市東山区 1,910 1.17
25 BANK STREET, CANA
RY WHARF, LONDON, E1
ジェーピー モルガン チェー
スバンク 385151
4 5JP, UNITED KINGDO
1,833 1.12
(常任代理人 株式会社みずほ
M
銀行決済営業部)
(東京都港区港南2丁目15番1号品川イン
ターシティA棟)
計 ― 54,895 33.66
(注) 1 当社は自己株式を8,361千株所有しておりますが、上記大株主からは除外しております。
2 上記の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 8,565千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 13,074
3 平成30年11月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、野村證券株式会社
及びその共同保有者である、ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)、
野村アセットマネジメント株式会社が平成30年11月15日現在で、以下の株式を所有している旨が記載されて
いるものの、当社として平成31年3月31日現在における次の3名の実質所有株式数の確認ができておりませ
んので、上記大株主の状況には含めておりません。
なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は、以下のとおりであります。
保有株券等の数 株券等保有割合
氏名又は名称 住所
(千株) (%)
野村證券株式会社 東京都中央区日本橋一丁目9番1号 4,935 2.80
1 Angel Lane, London EC4R 3AB,
ノムラ インターナショ
1,517 0.86
ナル ピーエルシー United Kingdom
野村アセットマネジメン
東京都中央区日本橋一丁目12番1号 4,347 2.54
ト株式会社
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成31年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 ― ― ―
議決権制限株式(自己株式等) ― ― ―
議決権制限株式(その他) ― ― ―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等) ― ―
8,361,800
普通株式
完全議決権株式(その他) 1,630,111 ―
163,011,100
普通株式
単元未満株式 ― ―
86,579
発行済株式総数 171,459,479 ― ―
総株主の議決権 ― 1,630,111 ―
(注) 1 「完全議決権株式(その他)」および「単元未満株式」欄の普通株式には、株式会社証券保管振替機構名義の
株式がそれぞれ800株(議決権8個)および20株含まれております。
2 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が56株含まれております。
② 【自己株式等】
平成31年3月31日現在
自己名義 他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有者の氏名
所有者の住所 所有株式数 所有株式数 の合計 に対する所有
又は名称
(株) (株) (株) 株式数の割合(%)
大阪市北区本庄西
(自己保有株式)
8,361,800 ― 8,361,800 4.88
ニプロ株式会社
3丁目9番3号
計 ― 8,361,800 ― 8,361,800 4.88
(8) 【役員・従業員株式所有制度の内容】
当社は、従業員の福利厚生の充実および当社の企業価値向上に係るインセンティブの付与を目的として、従
業員持株会に信託を通じて自社の株式を交付する取引を行っております。なお、平成31年2月15日で信託期間
が終了し、平成31年2月5日付ですべて処分されております。
① 従業員株式所有制度の概要
「株式給付信託(従業員持株会処分型)」(以下、「本制度」といいます。)は、「ニプロ従業員持株
会」(以下、「持株会」といいます。)に加入するすべての従業員を対象に、当社株式の株価上昇メリッ
トを還元するインセンティブ・プランです。
本制度では、当社は、当社を委託者、みずほ信託銀行株式会社を受託者とする「株式給付信託(従業員
持株会処分型)契約書」(以下、「本信託契約」といいます。)を締結しております。本信託契約に基づ
いて設定される信託を「本信託」といいます。また、みずほ信託銀行株式会社は資産管理サービス信託銀
行株式会社との間で、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)(以下、「信託E口」といいま
す。)を再信託受託者として有価証券等の信託財産の管理を再信託する契約を締結しております。
持株会が取得する見込みの当社株式を、信託E口が予め一括して取得し、持株会の株式取得に際して当
社株式を売却していきます。信託終了時までに、信託E口が持株会への売却を通じて本信託の信託財産内
に株式売却益相当額が累積した場合には、それを残余財産として受益者適格要件を充足する持株会加入者
に分配します。また当社は、信託銀行が当社株式を取得するための借入に対し保証をしているため、信託
終了時において、当社株価の下落により当該株式売却損相当の借入残債がある場合には、保証契約に基づ
き当社が当該残債を弁済することとなります。
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② 従業員持株会に取得させる予定の株式の総数
1,199,600株
③ 当該従業員株式所有制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
受益者適格要件を充足する持株会会員
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
取締役会(平成30年7月3日)での決議状況
4,000,000 5,000,000,000
(取得期間 平成30年7月4日~平成30年12月28日)
当事業年度前における取得自己株式 ― ―
当事業年度における取得自己株式 3,520,600 4,999,920,500
残存決議株式の総数及び価額の総額 479,400 79,500
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) 11.99 0.00
当期間における取得自己株式 ― ―
提出日現在の未行使割合(%) 11.99 0.00
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 232 338,276
当期間における取得自己株式 ― ―
(注) 当期間における取得自己株式には、令和元年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による取得株式数は含まれておりません
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度 当期間
区分
処分価額の総額 処分価額の総額
株式数(株) 株式数(株)
(円) (円)
引き受ける者の募集を行った取得
─ ― ― ―
自己株式
消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―
合併、株式交換、会社分割に係る
― ― ― ―
移転を行った取得自己株式
その他
(資産管理サービス信託銀行株式
会社(信託E口)から従業員持株 196,100 178,451,000 ― ―
会への売却)
保有自己株式数 8,361,856 ─ 8,361,856 ─
(注) 当期間における取得自己株式の処理状況及び保有状況には、令和元年6月1日から有価証券報告書提出日まで
の単元未満株式の買取り及び買増請求並びに新株予約権の権利行使による株式数および処分価額は含まれてお
りません。
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3 【配当政策】
当社は、利益還元を重要な経営施策のひとつとして位置づけ、株主の皆様に配当しております。
内部留保資金につきましては経営基盤の拡充と長期的な事業展開の一環として販売部門や生産部門、研究開発部門
にも積極的に投入し、将来にわたる安定した利益の確保と持続的な成長を実現することに役立てたいと考えておりま
す。
上記配当方針に基づき、当期の剰余金の配当は、中間配当金として1株当たり19円を実施し、期末の配当金につき
ましては1株当たり9円とし、年間1株当たり28円といたしました。
次期の配当金につきましては、これまでの配当方針を継承しつつ、より連結利益を反映させた形への変更を予定し
ております。
当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中
間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めてお
ります。
なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
配当金の総額 1株当たり配当額
決議年月日
(百万円) (円)
平成30年11月8日
3,124 19.00
取締役会決議
令和元年6月26日
1,467 9.00
定時株主総会決議
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4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】
(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社およびニプログループ各社(以下「当社グループ」という。)を取り巻く企業環境は、国際的な競争の
激化、医療関連技術の劇的な進歩等により、迅速果断な経営判断が困難になりつつあります。
当社グループは、このような状況下で、当社グループの事業継続、持続的成長および中長期的な企業価値の
向上を図るため、コーポレートガバナンスの強化および充実を経営上の最優先課題の一つとして、実効的な
コーポレートガバナンスを追求することを基本的な考え方としています。
(2) 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
① 企業統治の体制の概要
当社における企業統治の体制は、会社法上の機関である株主総会および取締役の他、取締役会、監査役お
よび監査役会ならびに会計監査人を設置し、経営リスク管理委員会をはじめとする社内委員会制度を整備す
るとともに顧問弁護士等の外部諮問機関とも緊密な連携を図ることにより、会社経営全般にわたる業務執行
が適正かつ効率的に行われていることを効果的に監視、監督できるよう構築いたしております。
(a) 取締役会
取締役会は、毎月の定例取締役会のほか、必要に応じて臨時の取締役会を開催し、経営の基本方針のほか
法令上取締役会の専決事項とされている重要な業務執行について決定し、その審議に際しては多角的かつ十
分な検討・議論を行った上で経営判断をすることで、経営陣幹部による適切なリスクテイクを支えていま
す。取締役会は、代表取締役社長の佐野嘉彦を議長とし、「(2) 役員の状況 (1) 役員一覧」に記載の30
名で構成されており、うち2名が社外取締役であります。また、監査役3名(うち2名が社外監査役)が出
席し、取締役の業務執行を監査する体制となっております。
(b) 監査役会
監査役会は常勤監査役の野宮孝之を議長とし、「(2) 役員の状況 (1) 役員一覧」に記載の常勤監査役
1名と社外監査役2名で構成され、年5回の監査役会を開催し、会計監査人、子会社監査役とも連携し子会
社その他の事業所においても積極的な監査を行っております。また、監査役は取締役会に出席し、適切な発
言、助言を行うなど重要事項の審議に関与し、取締役の職務執行を常にモニタリングしております。
(c) 会計監査人
当社は、ひびき監査法人と監査契約を締結し、会社法監査及び金融商品取引法監査を受けております。
(d) グループ経営会議
グループ経営会議は、代表取締役社長の佐野嘉彦を議長とし、「(2) 役員の状況 (1) 役員一覧」に記
載の取締役30名、監査役3名および主要な製造子会社の代表者から構成され、原則として毎月1回開催し、
定例経営指標に基づく各社報告等を行っております。
(e) 経営リスク管理委員会
委員長およびテーマに対応した非常任の委員若干名から構成され、必要に応じて社外委員を委嘱するもの
とし、必要がある都度開催し、リスク管理および法令等・企業倫理順守ならびに不祥事対応策に関する基本
方針、リスクまたは不祥事が発生しまたは発生するおそれがある場合の対応策・再発防止策、ならびに処罰
に関する基本方針の決定を行っております。当社の役員および従業員が、経営上のリスクを的確に把握する
とともに社会、企業の構成員として求められる倫理規範、法令等に従い誠実に行動することにより、公正か
つ適切な企業経営を実現しています。
② 当該体制を採用する理由
当社は、設立以来、多角的事業展開を推し進めるなかで醸成された事業部独立型の経営管理システムを構
築しております。各部門別の経営管理システムをベースにして、相互連携と当社による全社統制がグループ
の一体的運用に効果的に発揮され、責任の明確化と管理体制の強化に繋がっていることから、前記統治体制
が当社グループにおける伝統的かつ整合的な経営管理システムとして有効に機能しているものと判断し、当
該体制を採用しております。
当社の企業統治体系とリスク管理体制に係る基本図式は、以下のとおりであります。
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(3) 企業統治に関するその他の事項
① 内部統制システムの整備状況
当社は、会社法第362条第5項に定めるいわゆる内部統制システムに関する基本方針を、平成27年4月28
日開催の取締役会において一部改正することを決議し、同年5月1日より実施しております。
当社では、事業部制に依拠するグループ全体の内部統制基盤の構築に努めております。月1回以上開催さ
れるグループ経営会議では、当社取締役および監査役の他、グループ主要各社の代表者が出席し事業活動の
進捗内容の報告、重要な業務執行の決定の他、懸案事項の審議を行っております。また、役員、従業員にお
ける法令等・企業倫理遵守に対する意識の向上を図るため、「ニプロ コード・オブ・プラクティス」を定
め周知徹底を図るとともに、各種法令遵守マニュアルを作成し、ポータルサイトに収載するほか、社内通報
システムの導入によるリスク情報の収集と対応、ネット掲示板やイントラネットを利用して適宜に情報配信
するなど、啓発活動の普及、促進に努めております。これらの内部統制システムは、当社グループ各社の役
員・従業員を対象とし、相互に緊密な連携を図ることで、統一的な管理体系に基づき運営されています。
② リスク管理体制の整備状況
当社は、経営に重大な影響の及ぶおそれのあるリスクをトータルかつ適切に認識、把握するため、経営リ
スク管理規定を設け、事業リスクその他の個別リスクに対する管理システムを構築しております。グループ
全社にわたる横断的な運営を図るため、経営リスク管理委員会を設置し、リスクやクライシスに対する未然
防止、回避、再発防止など、リスク管理に関する推進体制の強化に努めるほか、社長を委員長とする賞罰委
員会を設置し、処罰等に関する適正な運用を通して経営の健全化に努めております。また、「ニプロ防災危
機管理ハンドブック」を作成、グループ全従業員に配布し、いかなる災害が起きても冷静かつ適切に行動す
ること、事業継続計画を適宜見直し更新すること等周知徹底を図っております。さらに、コンプライアンス
研修の全国展開の強化、リスク管理体制の充実のため、総務部内に「コンプライアンス課」を設置し、従業
員に対するコンプライアンス意識の徹底を行っています。また、より一層のコンプライアンス体制の強化を
目的に、従業員からの内部通報窓口を社内イントラネットの通報窓口に加え、外部の弁護士事務所にも設置
しております。
③ 子会社の業務の適正を確保するための体制の整備状況
当社は、関係会社管理規定およびその細則を制定し、子会社に対し、重要な案件に関する事前協議等、当
社の関与を義務づけるほか、同規定に定める一定の事項について、定期および随時に当社へ報告する体制を
整備しています。
④ 責任限定契約の概要
当社は、社外取締役及び監査役全員との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項
の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定
める最低責任限度額であります。
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⑤ 取締役の定数に関する定款の定め
当社では、取締役の員数を40名以内とする定款の定めがあります。
⑥ 取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3
分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、取
締役の選任決議は、累積投票によらない旨を定款に定めております。
⑦ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとした事項
(a) 当社は、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決
議によって同条第1項に定める市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めて
おります。
(b) 当社は、配当政策の円滑な実行に資するため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議に
よって毎年9月30日現在の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、
中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
(c) 当社は、取締役および監査役が期待される役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1
項の規定により、取締役会の決議によって、任務を怠ったことによる取締役および監査役(取締役および
監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨を定款に定め
ております。
⑧ 株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営に資するため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件に
ついて、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の
3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。
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(2) 【役員の状況】
(1) 役員一覧
男性 31 名 女性 2 名 (役員のうち女性の比率 6 %)
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
昭和43年4月 日本硝子繊維株式会社入社
昭和50年11月 株式会社ニプロ入社
平成5年2月 同社取締役営業副本部長就任
平成12年6月 同社取締役営業本部長
代表取締役
取締役就任
佐 野 嘉 彦 昭和20年1月16日 生 (注)4 80,996
社長
平成13年4月 取締役国内事業部副事業部長
平成18年6月 常務取締役国内事業部長就任
平成24年5月 代表取締役社長兼国内事業部長就任
平成24年6月 代表取締役社長兼材料事業部長
平成24年10月 代表取締役社長(現)
昭和51年4月 株式会社ニプロ入社
平成5年2月 同社名古屋支店長
平成9年6月 同社東京第二支店長
常務取締役
平成15年4月 国内事業部関東営業部長
国内事業部長 吉 岡 清 貴 昭和28年4月29日 生 平成15年10月 国内事業部首都圏営業部長 (注)4 10,000
平成18年6月 取締役国内事業部営業本部長就任
兼事業戦略室長
平成24年6月 常務取締役国内事業部長就任
平成25年2月 常務取締役国内事業部長兼事業戦略
室長(現)
昭和48年8月 テルモ株式会社入社
平成4年1月 当社入社
平成8年4月 医療事業部国際第二営業部長
平成12年6月 取締役医療事業部国際第二営業部長
常務取締役
若 槻 一 男 昭和20年5月19日 生 (注)4 33,358
国際事業部長 就任
平成13年4月 取締役国際事業部国際第二営業部長
平成15年4月 取締役国際事業部国際営業部長
平成20年6月 常務取締役国際事業部長就任(現)
昭和50年4月 当社入社
平成15年4月 国内事業部透析商品営業部長
平成18年7月 国内事業部透析商品開発営業部長兼
高機能商品開発営業部長
平成20年4月 国内事業部商品開発営業本部長
兼循環器外科商品開発営業部長
平成20年6月 取締役国内事業部商品開発営業本部
長就任
平成20年11月 取締役国内事業部商品開発営業本部
長兼生産開発事業部総合研究所長
常務取締役
平成22年11月 取締役国内事業部商品開発営業本部
企画開発技術事業部長兼
増 田 利 明 昭和27年9月2日 生 (注)4 12,524
長兼総合研究所長
総合研究所長兼SD事業
平成24年6月 常務取締役総合研究所長就任
部担当常務
平成26年7月 常務取締役商品企画本部長兼総合研
究所長
平成26年10月 常務取締役企画開発技術事業部長兼
商品企画本部長兼総合研究所長
平成27年4月 常務取締役企画開発技術事業部長兼
商品企画本部長兼総合研究所長兼S
D事業部担当常務
平成27年6月 常務取締役企画開発技術事業部長兼
総合研究所長兼SD事業部担当常務
(現)
昭和56年1月 日本医工株式会社入社
平成10年4月 大館工場第二製造部長
平成11年7月 大館工場第五製造部長
平成13年8月 生産開発事業部大館工場第三製造部
長
常務取締役
平成15年9月 生産開発事業部大館工場第一製造部
小 林 京 悦 昭和30年5月19日 生 (注)4 16,827
生産事業部長兼大館工場 長
平成16年4月 生産開発事業部大館工場長
長
平成21年6月 取締役生産開発事業部大館工場長就
任
平成22年11月 取締役大館工場長
平成26年4月 常務取締役生産事業部長兼大館工場
長就任(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
平成7年4月 当社入社
平成17年4月 経理企画部企画管理課長
平成21年6月 取締役企画管理部長就任
平成26年7月 取締役経営企画本部長兼経営企画部
長
平成27年6月 取締役経営企画本部長兼企画開発技
術事業部商品企画本部長
常務取締役
平成28年2月 取締役企画開発技術事業部商品企画
箕 浦 公 人 昭和47年10月12日 生 (注)4 21,844
再生医療事業部長兼新規
本部長
事業開発本部長
平成29年4月 取締役新規事業開発本部長
平成30年4月 取締役セル商品事業部長兼新規事業
開発本部長
平成30年6月 常務取締役セル商品事業部長兼新規
事業開発本部長
平成30年8月 常務取締役再生医療事業部長兼新規
事業開発本部長(現)
平成3年4月 当社入社
平成21年2月 国際事業部ニプロブランド営業部部
長代理
平成21年6月 取締役国際事業部ニプロブランド営
業部長就任
平成24年4月 取締役国際事業部国際営業部長
平成26年1月 取締役国際事業部グローバル戦略部
常務取締役
長
ファーマパッケージング
山 崎 剛 司 昭和43年3月30日 生 平成26年7月 取締役MP硝子事業部長 (注)4 16,901
事業部長兼グローバル戦
平成27年1月 取締役MP硝子事業部長兼グローバ
略室長
ル戦略室長
平成28年4月 取締役ファーマパッケージング事業
部長兼グローバル戦略室長
平成30年4月 ニプロヨーロッパグループカンパ
ニーズN.V.代表取締役社長(現)
平成30年6月 常務取締役ファーマパッケージング
事業部長兼グローバル戦略室長(現)
昭和49年3月 当社入社
平成10年4月 総合研究所第一研究部部長代理
平成13年3月 総合研究所第一研究部長
平成13年4月 生産開発事業部総合研究所第一研究
開発部長
平成22年6月 取締役生産開発事業部総合研究所
第一研究開発部長就任
平成22年11月 取締役総合研究所第一研究開発部長
常務取締役
平成25年4月 取締役生産技術センター所長
生産技術開発事業部長
佐 野 一 彦 昭和27年1月6日 生 (注)4 10,928
平成26年4月 取締役生産事業部副事業部長兼生産
兼生産技術センター所長
技術センター所長
兼生産事業部副事業部長
平成30年2月 取締役施設本部副本部長兼生産事業
部副事業部長兼生産技術センター所
長
平成30年6月 常務取締役生産事業部副事業部長兼
生産技術センター所長
平成31年4月 常務取締役生産技術開発事業部長
兼生産技術センター所長兼生産事業
部副事業部長(現)
平成6年4月 当社入社
平成19年4月 生産開発事業部医薬品研究所研究企
画室主席
平成19年8月 生産開発事業部医薬品研究所研究企
画部課長
平成22年6月 取締役生産開発事業部医薬品研究所
常務取締役
研究企画部長就任
医薬事業部長兼医薬開発 西 田 健 一 昭和45年1月13日 生 平成22年11月 取締役医薬品研究所研究企画部長 (注)4 4,337
平成24年10月 取締役医薬事業部医薬開発推進部長
推進部長
平成29年6月 ニプロファーマ株式会社代表取締役
社長(現)
平成30年4月 取締役医薬事業部長兼医薬開発推進
部長
平成30年6月 常務取締役医薬事業部長兼医薬開発
推進部長(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
平成14年2月 ジョーメドジャパン株式会社入社
平成15年3月 当社入社
平成21年4月 国内事業部商品開発営業本部バス
キュラー商品開発営業部部長代理
平成23年4月 国内事業部商品開発営業本部バス
キュラー商品開発営業部長
平成25年2月 国内事業部バスキュラービジネスユ
ニット部長
常務取締役
平成25年6月 取締役国内事業部バスキュラービジ
バスキュラー事業部長兼
ネスユニット部長就任
大 山 靖 昭和37年12月14日 生 (注)4 12,967
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部バスキュ
バスキュラー商品開発営
ラービジネスユニット部長
業本部長
平成27年4月 取締役バスキュラー事業部長
平成27年6月 株式会社グッドマン代表取締役社長
就任(現)
平成30年4月 取締役バスキュラー事業部長兼バス
キュラー商品開発営業本部長
平成30年6月 常務取締役バスキュラー事業部長兼
バスキュラー商品開発営業本部長
(現)
平成8年10月 太田昭和監査法人(現EY新日本有限
責任監査法人)入所
平成12年4月 公認会計士登録
平成16年3月 株式会社グッドマン内部監査室室長
平成16年11月 同社経営企画室室長
平成17年2月 同社執行役員経営企画室室長
平成18年9月 同社取締役管理本部長
常務取締役
平成21年1月 同社取締役生産統括本部統括本部長
余 語 岳 仁 昭和43年10月28日 生 (注)4 2,816
経営企画本部長兼経営企
兼管理統括本部統括本部長
画部長
平成21年10月 同社代表取締役社長
平成27年6月 当社取締役経営企画本部副本部長
兼経営企画部長
平成28年2月 取締役経営企画本部長兼経営企画部
長
平成30年6月 常務取締役経営企画本部長兼経営企
画部長(現)
昭和51年4月 株式会社ニプロ入社
平成20年4月 国内事業部商品開発営業本部医療器
械開発営業部部長代理
平成21年6月 取締役国内事業部商品開発営業本部
取締役
副本部長兼医療器械開発営業部長就
上 田 満 隆 昭和31年1月26日 生 (注)4 19,554
企画開発技術事業部副事
任
業部長
平成24年6月 取締役国内事業部商品開発営業本部
長兼医療器械開発営業部長
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部副事業部
長(現)
昭和46年4月 積水樹脂株式会社入社
平成14年10月 当社入社
取締役
澤 田 洋 三 昭和22年8月4日 生 平成16年8月 知財部長 (注)4 6,891
知的財産部長
平成20年4月 知的財産部長
平成21年6月 取締役知的財産部長就任(現)
昭和55年4月 当社入社
取締役
平成20年4月 人事総務部部長代理
中 村 秀 人 昭和33年4月1日 生 平成21年6月 取締役人事総務部長就任 (注)4 19,778
総務人事本部長兼人事部
平成26年7月 取締役総務人事本部長兼人事部長
長
(現)
昭和55年4月 株式会社ニプロ入社
平成11年4月 同社関東第一支店長
平成13年4月 国内事業部首都圏営業部東京第一支
店長
平成20年4月 国内事業部中部営業部部長代理
取締役
平成22年5月 国内事業部中部営業部長
国内事業部メディカル営
平成22年6月 取締役国内事業部営業本部副本部長
沓 川 靖 昭和32年6月13日 生 (注)4 12,252
兼中部営業部長就任
業本部長兼事業戦略室副
平成22年10月 取締役国内事業部営業本部副本部長
室長
平成24年6月 取締役国内事業部営業本部長
平成25年2月 取締役国内事業部メディカル営業本
部長
平成29年4月 取締役国内事業部メディカル営業本
部長兼事業戦略室副室長(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
昭和55年4月 当社入社
平成20年4月 国内事業部商品開発営業本部第一商
品開発営業部部長代理
平成22年5月 国内事業部商品開発営業本部第一商
品開発営業部長
平成22年6月 取締役国内事業部商品開発営業本部
第一商品開発営業部長就任
取締役
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部国内商品
SD事業部長兼企画開発 開発営業本部長兼第一商品開発営業
伊 藤 昌 幸 昭和32年12月10日 生 (注)4 10,935
部長
技術事業部国内商品開
平成27年4月 取締役SD事業部長兼企画開発技術
発・技術営業本部長
事業部国内商品開発営業本部長兼第
一商品開発営業部長
平成29年4月 取締役SD事業部長兼企画開発技術
事業部国内商品開発営業本部長
平成30年4月 取締役SD事業部長兼企画開発技術
事業部国内商品開発・技術営業本部
長(現)
昭和57年4月 当社入社
平成18年4月 器材開発事業部医療推進部部長代理
平成20年4月 器材開発事業部医療推進部長
平成21年6月 取締役器材開発事業部医療推進部長
就任
平成23年4月 取締役材料事業部医療推進部長
取締役
平成24年10月 取締役医薬事業部医薬デバイス開発
岩 佐 昌 暢 昭和33年7月21日 生 (注)4 13,679
ファーマパッケージング
部長兼管理部長
事業部商品企画開発部長
平成26年4月 取締役医薬事業部医療システム開発
部長兼管理部長
平成30年4月 取締役ファーマパッケージング事業
部ファーマシステム開発部長
平成30年7月 取締役ファーマパッケージング事業
部商品企画開発部長(現)
昭和47年4月 山川工業株式会社入社
昭和48年1月 当社入社
平成17年4月 器材開発事業部東京営業部部長代理
平成20年4月 器材開発事業部東京営業部長
平成22年6月 取締役器材開発事業部東京営業部長
取締役
就任
赤 崎 五 男 昭和28年10月15日 生 (注)4 14,177
ファーマパッケージング
平成23年4月 取締役材料事業部東京営業部長
事業部技術営業部長
平成24年10月 取締役医薬事業部医薬包装材料部長
平成26年4月 取締役医薬事業部医療システム営業
部長
平成30年4月 取締役ファーマパッケージング事業
部技術営業部長(現)
昭和39年3月 当社入社
平成8年6月 大津工場長
平成8年7月 上海日硝保温瓶胆有限公司総経理
平成19年10月 生産開発事業部総合研究所第一研究
開発部技術専門部長
平成21年6月 取締役生産開発事業部総合研究所第
一研究開発部技術専門部長就任
平成21年7月 取締役器材開発事業部生産技術部長
取締役
兼国際事業担当部長
施設本部長兼生産事業部 平成22年6月 取締役器材開発事業部長
岡 本 秀 男 昭和19年8月7日 生 (注)4 32,815
平成23年4月 取締役材料事業部器材部長
副事業部長兼工程企画セ
平成24年10月 取締役MP硝子事業部長兼器材部長
ンター長兼工程企画部長
平成25年4月 取締役MP硝子事業部長
平成26年7月 取締役生産事業部副事業部長兼工程
企画センター長
平成28年4月 取締役生産事業部副事業部長兼工程
企画センター長兼工程企画部長
平成30年2月 取締役施設本部長兼生産事業部副事
業部長兼工程企画センター長兼工程
企画部長(現)
昭和63年4月 当社入社
平成17年4月 品質統括部部長代理
取締役
芳 田 豊 司 昭和38年3月15日 生 平成20年4月 品質統括部長 (注)4 13,141
信頼性保証部長
平成22年6月 取締役品質統括部長就任
平成23年4月 取締役信頼性保証部長(現)
42/120
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ニプロ株式会社(E02688)
有価証券報告書
所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
昭和53年3月 菱山製薬株式会社(現ニプロファー
マ株式会社)入社
平成21年4月 同社大阪第二営業所長
平成22年6月 同社取締役大阪第二営業所長就任
平成23年4月 同社取締役営業統括部長
取締役
平成24年4月 同社取締役営業副本部長
藤 田 賢 樹 昭和30年12月19日 生 (注)4 3,819
国内事業部医薬営業本部
平成24年6月 同社常務取締役営業本部長
長兼事業戦略室副室長
平成25年4月 当社国内事業部医薬営業本部長
平成25年6月 取締役国内事業部医薬営業本部長就
任
平成29年4月 取締役国内事業部医薬営業本部長兼
事業戦略室副室長(現)
昭和60年4月 当社入社
平成17年4月 生産開発事業部総合研究所管理部部
長代理
平成21年4月 生産開発事業部総合研究所第二研究
開発部長
取締役
平成22年6月 取締役生産開発事業部総合研究所第
須 藤 浩 昭和36年12月24日 生 二研究開発部長就任 (注)4 13,699
企画開発技術事業部商品
平成22年11月 取締役総合研究所第二研究開発部長
企画本部長
平成26年7月 取締役商品企画本部副本部長
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部商品企画
本部副本部長
平成29年4月 取締役企画開発技術事業部商品企画
本部長(現)
昭和59年4月 当社入社
平成17年4月 生産開発事業部総合研究所第三研究
開発部長
平成22年6月 取締役生産開発事業部総合研究所第
取締役
三研究開発部長就任
企画開発技術事業部酵素
吉 田 博 昭和37年1月21日 生 平成22年11月 取締役総合研究所第三研究開発部長 (注)4 12,458
センター長兼総合研究所
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部総合研究
第三研究開発部長
所第三研究開発部長
平成28年7月 取締役企画開発技術事業部酵素セン
ター長兼総合研究所第三研究開発部
長(現)
昭和60年4月 当社入社
平成19年4月 生産開発事業部総合研究所第六研究
開発部長
平成21年4月 生産開発事業部総合研究所人工臓器
開発センター部長
平成22年6月 取締役生産開発事業部総合研究所人
工臓器開発センター部長就任
取締役
平成22年11月 取締役総合研究所人工臓器開発セン
企画開発技術事業部総合
白 数 昭 雄 昭和35年11月25日 生 ター部長 (注)4 11,494
研究所研究統括部長兼人
平成24年6月 取締役国際事業部商品開発営業部長
工臓器開発センター長
平成26年10月 取締役企画開発技術事業部国際商品
開発営業部長
平成30年4月 取締役企画開発技術事業部総合研究
所人工臓器開発センター長
令和元年5月 取締役企画開発技術事業部総合研究
所研究統括部長兼人工臓器開発セン
ター長(現)
昭和56年4月 日本医工株式会社入社
平成9年5月 大館工場品質管理部部長代理
平成10年4月 大館工場品質保証部長
平成13年8月 生産開発事業部大館工場生産管理部
長
平成16年4月 品質統括部品質保証一部長
平成17年2月 品質統括部品質保証部長
取締役
畠 山 滉 毅 昭和34年2月15日 生 平成19年10月 ニプロタイランドコーポレーション (注)4 4,255
生産事業部品質保証部長
代表取締役社長就任
平成23年10月 国際事業部グローバルサプライ担当
部長
平成24年4月 国際事業部国際生産部長
平成24年6月 取締役国際事業部国際生産部長就任
平成27年4月 取締役生産事業部生産業務部長
平成28年4月 取締役生産事業部品質保証部長(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
平成9年8月 当社入社
平成14年4月 生産開発事業部医薬品研究所製剤研
究室長
平成19年8月 生産開発事業部医薬品研究所製剤研
究部長
平成20年6月 生産開発事業部医薬品研究所長
平成21年6月 取締役生産開発事業部医薬品研究所
長
平成22年1月 取締役生産開発事業部医薬品研究所
取締役
長兼東北ニプロ製薬株式会社代表取
甲 斐 俊 哉 昭和34年10月12日 生 締役社長 (注)4 4,552
医薬事業部医薬品研究所
平成22年6月 当社取締役退任
長
平成25年6月 ニプロパッチ株式会社代表取締役社
長兼東北ニプロ製薬株式会社代表取
締役社長
平成29年4月 ニプロファーマ株式会社信頼性保証
本部副本部長
平成29年6月 同社取締役信頼性保証本部副本部長
平成29年12月 当社医薬事業部医薬品研究所長
平成30年6月 取締役医薬事業部医薬品研究所長
(現)
平成4年4月 当社入社
平成23年4月 当社国際事業部ニプロブランド営業
部部長代理
取締役
ニプロメディカルコーポレーション
宮 住 悟 一 昭和44年2月17日 生 (注)4 14,237
国際事業部副事業部長
代表取締役社長(現)
平成30年4月 国際事業部グローバル戦略部部長
平成30年6月 取締役国際事業部副事業部長(現)
昭和63年4月 当社入社
平成24年4月 国内事業部商品開発営業本部第二商
品開発営業部部長代理
平成28年4月 企画開発技術事業部国内商品開発営
業本部第二商品開発営業部部長
取締役
平成29年4月 企画開発技術事業部国内商品開発営
企画開発技術事業部国際
業本部透析・血液浄化商品開発営業
貞 廣 衝 昭和40年2月14日 生 (注)4 2,382
商品開発・技術営業本部
部部長
長兼透析・血液浄化商品
平成30年4月 企画開発技術事業部国際商品開発・
開発・技術営業部長
技術営業本部本部長兼透析・血液浄
化商品開発・技術営業部部長
平成30年6月 取締役企画開発技術事業部国際商品
開発・技術営業本部長兼透析・血液
浄化商品開発・技術営業部長(現)
昭和58年5月 医療法人徳洲会大阪本部薬剤部長
平成9年6月 医療法人徳洲会大阪本部薬剤部長兼
企画管理部長
平成14年1月 医療法人徳洲会大阪本部退職
取締役 田 中 良 子 昭和24年3月28日 生 (注)4 1,690
平成14年4月 神戸薬科大学非常勤講師
平成14年6月 株式会社メディ・ホープ代表取締役
社長(現)
平成26年6月 当社取締役就任(現)
平成20年4月 東京慈恵会医科大学付属病院副院長
兼看護部長
取締役 大 水 美名子 昭和24年7月27日 生 (注)4 1,690
平成22年4月 医療法人社団和光会人材管理・育成
室室長
平成27年6月 当社取締役就任(現)
昭和42年4月 大正製薬株式会社入社
昭和51年10月 当社入社
監査役
平成9年4月 総務部長
野 宮 孝 之 昭和18年2月1日 生 (注)5 3,255
平成15年2月 監査室長
常勤
平成20年2月 当社退社
平成20年6月 当社監査役就任(現)
平成10年6月 吉富製薬株式会社(現田辺三菱製薬
株式会社)取締役就任
平成14年6月 同社監査役就任
平成17年6月 京都薬科大学理事
平成20年6月 同大学監事
監査役 入 江 一 充 昭和19年1月12日 生 (注)5 1,000
平成20年6月 当社補欠監査役
平成21年6月 当社補欠監査役
平成22年6月 当社補欠監査役
平成23年6月 当社監査役就任(現)
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所有株式数
役職名 氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
平成6年6月 日本硝子繊維株式会社(現日本板硝
子株式会社)取締役就任
平成10年6月 同社常務取締役就任
平成11年4月 日本板硝子株式会社特機材料事業部
長
平成14年5月 同社特機材料事業部顧問
監査役 長谷川 正 義 昭和16年12月23日 生 (注)5 ―
日硝ファイバー株式会社代表取締役
社長就任
日硝ビーアール株式会社代表取締役
社長就任
平成25年6月 当社監査役就任(現)
計 441,251
(注) 1 取締役の田中良子および大水美名子は、いずれも社外取締役であります。
2 監査役の入江一充および長谷川正義は、いずれも社外監査役であります。
3 取締役の田中良子、大水美名子および監査役の入江一充、長谷川正義は、東京証券取引所に対し、独立役員
として届け出ております。
4 取締役の任期は、平成30年6月27日開催の定時株主総会終結時から令和2年3月期に係る定時株主総会終結
時までであります。
5 監査役の任期は、令和元年6月26日開催の定時株主総会終結時から令和5年3月期に係る定時株主総会終結
時までであります。
6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠の社
外監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
所有株式数
氏名 生年月日 略歴 任期
(株)
日本板硝子株式会社特機材料事業
平成15年4月
部開発部長
平成19年7月 同社退職
平成27年6月 当社補欠監査役
柳ヶ瀬 繁 昭和22年5月2日生 (注) ―
平成28年6月 当社補欠監査役
平成29年6月 当社補欠監査役
平成30年6月 当社補欠監査役
令和元年6月 当社補欠監査役
(注) 補欠監査役の任期は、令和2年3月期に係る定時株主総会開始時までであります。
7 代表取締役社長の佐野嘉彦と常務取締役の佐野一彦は、兄弟であります。
8 所有株式数には、ニプロ持株会における各自の持分を含めた実質持株数を記載しております。なお、提出日
現在(令和元年6月26日)のニプロ持株会による取得株式数は、確認ができないため、令和元年5月末現在の
実質持株数を記載しております。
(2) 社外役員の状況
① 社外取締役及び社外監査役
当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であり、社外取締役2名および社外監査役2名を独立役員と
して指定し、東京証券取引所に届け出ております。
② 社外取締役及び社外監査役と当社との人的、資本的関係又は取引関係その他の利害関係
社外取締役田中良子は、平成14年1月に医療法人徳洲会大阪本部を、また、平成27年3月に神戸薬科大学
の非常勤講師を退職しております。当社と両者との間には特別な利害関係はありませんが、医療法人徳洲会
のグループ会社と当社の間には取引があります。その取引額は当社の売上額の0.1%未満にあたる僅少な取
引であります。また、株式会社メディ・ホープの代表取締役社長に就任しておりますが、いずれも当社との
間に特別な利害関係はありません。
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社外取締役大水美名子は、平成22年3月に東京慈恵会医科大学付属病院を、また、平成27年3月に医療法
人社団和光会を退職しております。当社と両者との間には特別な利害関係はありません。
社外監査役入江一充は、吉富製薬株式会社(現田辺三菱製薬株式会社)の監査役を平成17年6月に退任して
おります。当社と同社との間には、売上の取引関係のほか、当社が同社株式3,821千株を保有しております
が、その他の特別な利害関係はありません。
社外監査役長谷川正義は、日本硝子繊維株式会社(現日本板硝子株式会社)の常務取締役を平成11年3月
に、日硝ファイバー株式会社の代表取締役社長および日硝ビーアール株式会社の代表取締役社長を平成16年
3月に退任しております。当社といずれの会社との間にも特別な利害関係はありません。
なお、上記の保有株式数は、平成31年3月末現在で表示いたしております。
また、社外取締役2名、社外監査役の2名は、いずれも当社との間に特別な利害関係はありません。
③ 社外取締役及び社外監査役が当社の企業統治において果たす機能及び役割
社外取締役は、前職・現職で培った優れた見識、豊富な経験を有し、また、独立した立場から、経営管理
に適切な助言、指導を行い、監督機能を高めております。
社外監査役は、これまでの企業経営の経験で培った豊富な識見を高所、大所より当社の経営管理に役立て
るとともに、社内監査役や監査室スタッフ、子会社監査役および会計監査人との緊密な連携を通じて、客観
的な立場から監査機能を有効に発揮し、グループ各社における統一的かつ効果的な監査業務の実施において
実効的な確保が図られております。
④ 社外取締役及び社外監査役を選任するための提出会社からの独立性に関する基準または方針の内容
当社は、金融商品取引法が定める基準を踏まえ、社外取締役および社外監査役の独立性判断基準を、別途
コーポレートガバナンス・ガイドラインにて定めており、その基準のいずれにも該当しない場合、当社から
の独立性を有し、一般株主と利益相反が生じるおそれがないものと判断しております。
⑤ 社外取締役及び社外監査役の選任状況に関する当社の考え方
社内取締役、常勤監査役、監査室スタッフ、必要に応じて派遣される本社管理部門等の人員等との緊密な
連携により、現状のコーポレート・ガバナンス体制において必要とされる監督、監査機能、役割が充分に担
保されております。
なお、監査役が法令に定める員数を欠くことになる場合に備え、社外監査役の要件を具備する補欠監査役
1名を選任しております。
また、将来の事業成長や規模の拡大に応じて、監査機能の拡充その他の必要が生じた場合には、監査人員
の増強を含む監査体制の見直しについて検討していきたいと存じております。
(3) 社外取締役又は社外監査役による監査又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査人監査との相互連携並
びに内部統制部門との関係
社外取締役は取締役会等に出席し、社外の独立した立場で、幅広い見識と経営経験を当社経営の監督に活か
して頂きます。また、社外監査役は、監査役会で定めた監査方針、業務分担に従い取締役会等の重要な会議に
出席する他、常勤監査役を通じ、または直接、取締役、従業員等から報告聴取を行い、重要書類を閲覧するな
どして監査業務を遂行し、定期または随時に開催される監査役会において客観的に、独立的な立場から意見交
換、協議を行っております。監査の実施に当たっては、監査室スタッフ、常勤監査役、子会社監査役および会
計監査人とも相互に緊密に連携し、業務の円滑な遂行に努めております。
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(3) 【監査の状況】
(1) 監査役監査の状況
各監査役は監査役会で定めた監査方針、業務分担に従い取締役会等の重要な会議に出席する他、取締役、従
業員等から業務の執行状況について報告を受け、また必要に応じて説明を求め、重要書類等を閲覧するととも
に主要な事業所について業務や財産の状況を実地に調査するなどして、監査業務を遂行し、定期または随時に
監査役会を開催して相互に意見交換や、協議を行っております。
(2) 内部監査の状況
当社では、内部監査部門として監査室および海外監査室を設置し、内部監査規定に基づき会計、業務等の監
査を実施しております。内部監査部門には、常勤の専従スタッフが2名いるほか、必要に応じて本社管理部門
等の人員を派遣することにより、円滑で、効率的な実施を図るとともに監査内容の充実に努めております。監
査の実施に当たっては、年度ごとに定める監査方針・監査計画にしたがい、効率的に業務を遂行するととも
に、監査役および会計監査人とも相互に連携し、監査役監査および会計監査の円滑な遂行に努めております。
(3) 会計監査の状況
① 監査法人の名称
ひびき監査法人
② 業務を執行した公認会計士
坂東 和宏、石原 美保、中須賀 高典
③ 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 14名
その他 2名
④ 監査法人の選定方針と理由
監査法人の選定にあたっては、審査体制が整備されていること、独立性、専門性、監査日数、監査期間及
び具体的な監査実施要領並びに監査費用が合理的かつ妥当であること、海外のネットワークとの連携が適切
であること、さらに監査実績などにより総合的に判断いたします。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合
は、監査役全員の同意に基づき会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解
任後最初の株主総会において、解任の旨およびその理由を報告いたします。
⑤ 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基
づいて、監査法人に対して評価を行っております。なお、当社の会計監査人であるひびき監査法人につきま
しては、独立性・専門性ともに問題はないと認識しております。
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(4) 監査報酬の内容等
「企業内容等の開示に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」(平成31年1月31日 内閣府令第3号)
による改正後の「企業内容等の開示に関する内閣府令」第二号様式記載上の注意(56)d(f)ⅰからⅲの規定に
経過措置を適用しております。
① 監査公認会計士等に対する報酬
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
監査証明業務に 非監査業務に 監査証明業務に 非監査業務に
基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円) 基づく報酬(百万円)
提出会社 57 0 58 1
連結子会社 21 ― 21 2
計 78 0 79 3
(前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、財務デューデリジェンス業務であります。
(当連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、社債の発行に係るコンフォートレター作成業務であります。
連結子会社における非監査業務の内容は財務デューデリジェンス業務であります。
② その他重要な報酬の内容
前連結会計年度
当社の一部の在外連結子会社は、当社の監査公認会計等と同一のネットワークに属しているPKF
International グループに対して、監査証明業務に基づく報酬69百万円を支払っております。
当連結会計年度
当社の一部の在外連結子会社は、当社の監査公認会計等と同一のネットワークに属しているPKF
International グループに対して、監査証明業務に基づく報酬60百万円を支払っております。
③ 監査報酬の決定方針
該当事項はありませんが、規模・特性・監査日数等を勘案した上で決定しております。
④ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況および報酬見積りの算出根拠
等が適切であるかどうかについて必要な検証をした結果、会計監査人に対する報酬等について相当であると
認め、会社法第399条第1項の同意をしております。
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(4) 【役員の報酬等】
(4) 役員の報酬等
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針を定めており、その内容は「役員報酬規定」
において役位等に対して支給する固定報酬と毎期の業績の達成度合によって変動する業績連動報酬、「役員退
職慰労金内規」において役位等に対して支給する退職慰労金で構成しております。なお、「役員報酬規定」お
よび「役員退職慰労金内規」は取締役会決議を経て制定されております。
取締役の報酬等は、取締役会または取締役会で定める一定の基準にもとづき決定しております。固定報酬に
ついては世間相場および社員給与の水準が考慮され、業績連動報酬については業績連動型スライド制に基礎を
おく一定の算定方法にもとづき、退職慰労金については株主総会で承認される上限額の範囲内で取締役会の決
議にもとづき支給することとされております。また、監査役の報酬等は、基本報酬については監査役の協議に
より、決定しております。
取締役および監査役の報酬額については、株主総会の決議によりそれぞれの限度額を決定しております。平
成22年6月25日開催の第57期定時株主総会の決議により取締役の報酬額は年額800百万円以内、平成19年6月
27日開催の第54期定時株主総会の決議により監査役の報酬額は年額30百万円以内となっております。
業績連動報酬に係る業績評価指標は、投下資本効率を重視しROE(自己資本利益率)を採用し、ROEに連
動した金額を役員総報酬限度額の範囲内で支給しております。なお、ROEは(単体ROE:連結ROE=
1:3)の比率で計算したものを使用しております。当事業年度の目標値は7.8%に対して、実績値は7.2%と
なりました。
② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の種類別の総額(百万円)
対象となる
報酬等の総額
役員区分 役員の員数
(百万円)
(名)
固定報酬 業績連動報酬 退職慰労金
取締役
624 188 388 48 30
(社外取締役を除く。)
監査役
7 7 ― ― 1
(社外監査役を除く。)
社外役員 16 16 ― ― ▶
③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等
連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
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(5) 【株式の保有状況】
① 投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式
の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株
式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。
② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の
内容
当社は、当社グループの属する医療機器・医薬品関連産業においては、企業の事業継続と安定的な成長が
人々の生命・健康の保持に必須の課題であり、原材料の調達先のみならず供給先における経営の安定および事
業継続、並びに緊密な取引関係の維持が、当社グループの円滑な事業継続に必要不可欠であると認識し、当社
の企業価値の向上に資すると認められる相手先については、合理的な範囲内で株式を政策的に保有することを
方針としています。また、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っていないと考えられる場合には、保
有先企業と十分な対話を経たうえで、処分・縮減を進めることを方針としています。なお、当社は、毎年、取
締役会において個別の政策保有株式について、保有目的の適否、保有に伴う便益やリスクと資本の効率性を具
体的に精査し、保有の適否を検証することとしています。
b.銘柄数及び貸借対照表計上額
貸借対照表計上額の
銘柄数
(銘柄)
合計額(百万円)
非上場株式 10 1,027
非上場株式以外の株式 27 49,357
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
銘柄数 株式数の増加に係る取得
株式数の増加の理由
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
非上場株式 2 891 取引関係の維持・向上
取引関係の維持・向上および取引先持
非上場株式以外の株式 6 769
株会を通じた株式の取得
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
銘柄数 株式数の減少に係る売却
(銘柄) 価額の合計額(百万円)
非上場株式 ― ―
非上場株式以外の株式 ― ―
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c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
12,715,120 12,715,120
(保有目的)取引関係の維持・向上
日本電気硝子㈱ 有
(定量的な保有効果) (注)2
37,318 40,179
3,821,700 3,821,700
(保有目的)取引関係の維持・向上
田辺三菱製薬㈱ 無
(定量的な保有効果) (注)2
5,652 7,949
1,321,000 1,321,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
日医工㈱ 無
(定量的な保有効果) (注)2
1,939 2,212
3,296,300 3,296,300
(保有目的)取引関係の維持・向上
有機合成薬品工
有
業㈱ (定量的な保有効果) (注)2
685 998
㈱みずほフィナ
3,764,614 3,764,614
(保有目的)取引関係の維持・向上
ンシャルグルー 無
(定量的な保有効果) (注)2
644 720
プ
㈱三菱ケミカル
800,000 800,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
ホールディング 無
(定量的な保有効果) (注)2
623 824
ス
(保有目的)取引関係の維持・向上
150,000 ―
澁谷工業㈱ (定量的な保有効果) (注)2 有
490 ―
(株式数が増加した理由)取引関係の維持・向上
363,000 363,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
象印マホービン
有
㈱ (定量的な保有効果) (注)2
417 553
360,000 360,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
レンゴー㈱ 有
(定量的な保有効果) (注)2
373 330
1,000,000 1,000,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
㈱リプロセル 無
(定量的な保有効果) (注)2
242 350
375,992 375,992
(保有目的)取引関係の維持・向上
㈱りそなホール
無
ディングス (定量的な保有効果) (注)2
180 211
(保有目的)取引関係の維持・向上
400,000 ―
木村化工機㈱ (定量的な保有効果) (注)2 有
150 ―
(株式数が増加した理由)取引関係の維持・向上
㈱メディパル
44,500 44,500
(保有目的)取引関係の維持・向上
ホールディング 有
(定量的な保有効果) (注)2
117 97
ス
60,000 60,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
㈱モリタホール
有
ディングス (定量的な保有効果) (注)2
109 120
37,170 37,170
(保有目的)取引関係の維持・向上
東邦ホールディ
有
ングス㈱ (定量的な保有効果) (注)2
102 93
㈱三菱UFJ
138,315 138,315
(保有目的)取引関係の維持・向上
フィナンシャル 無
(定量的な保有効果) (注)2
76 96
グループ
(保有目的)取引関係の維持・向上
43,600 ―
クオールホール
(定量的な保有効果) (注)2 有
ディングス㈱
65 ―
(株式数が増加した理由)取引関係の維持・向上
(保有目的)取引関係の維持・向上
20,038 19,626
スタンレー電気 (定量的な保有効果) (注)2
無
㈱
(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた
59 77
株式の取得
アルフレッサ
11,568 11,568
(保有目的)取引関係の維持・向上
ホールディング 無
(定量的な保有効果) (注)2
36 27
ス㈱
6,545 6,545
(保有目的)取引関係の維持・向上
㈱愛知銀行 有
(定量的な保有効果) (注)2
22 35
㈱バイタルケー
20,000 20,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
エスケーホール 無
(定量的な保有効果) (注)2
21 20
ディングス
51/120
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当事業年度 前事業年度
当社の株
保有目的、定量的な保有効果
株式数(株) 株式数(株)
銘柄 式の保有
及び株式数が増加した理由
貸借対照表計上額 貸借対照表計上額
の有無
(百万円) (百万円)
(保有目的)取引関係の維持・向上
1,429 1,252
(定量的な保有効果) (注)2
久光製薬㈱ 無
(株式数が増加した理由)取引先持株会を通じた
7 10
株式の取得
5,000 5,000
(保有目的)取引関係の維持・向上
東洋紡㈱ 有
(定量的な保有効果) (注)2
7 10
(保有目的)取引関係の維持・向上
24,045 21,798
わかもと製薬㈱ (定量的な保有効果) (注)2 有
6 6
(株式数が増加した理由)取引関係の維持・向上
330 330
(保有目的)取引関係の維持・向上
大正製薬ホール
無
ディングス㈱ (定量的な保有効果) (注)2
3 3
2,100 2,100
(保有目的)取引関係の維持・向上
第一生命保険㈱ 有
(定量的な保有効果) (注)2
3 ▶
1 154
DELCATH (保有目的)取引関係の維持・向上
無
SYSTEMS INC (定量的な保有効果) (注)2
0 0
(注) 1 「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。
2 当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法に
ついて記載いたします。当社は、毎年、取締役会において個別の政策保有株式について、保有目的の適否、
保有に伴う便益やリスクと資本の効率性を具体的に精査し、保有の適否を検証しており、現状保有する政策
保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
該当事項はありません。
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第5 【経理の状況】
1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以
下、「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当連結会計年度(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)の連結財務諸表に含まれる比較情報のう
ち、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成30年3月23日内閣
府令第7号。以下「改正府令」という。)による改正後の連結財務諸表規則第15条の5第2項第2号及び同条第3
項に係るものについては、改正府令附則第3条第2項により、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しており
ます。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下、
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当事業年度(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)の財務諸表に含まれる比較情報のうち、改正
府令による改正後の財務諸表等規則第8条の12第2項第2号及び同条第3項に係るものについては、改正府令附則
第2条第2項により、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
2 監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(平成30年4月1日から平成31年3月31
日まで)の連結財務諸表及び事業年度(平成30年4月1日から平成31年3月31日まで)の財務諸表について、ひびき監査
法人により監査を受けております。
3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内
容を適切に把握し、または会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団
法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーなどへ参加しております。
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
資産の部
流動資産
※2 141,940 ※2 129,438
現金及び預金
※5 140,511 ※5 148,970
受取手形及び売掛金
商品及び製品 89,146 95,103
仕掛品 11,431 12,347
原材料及び貯蔵品 28,640 30,474
その他 18,854 27,867
△ 1,437 △ 1,248
貸倒引当金
流動資産合計 429,087 442,953
固定資産
有形固定資産
※2 , ※4 207,198 ※2 , ※4 220,205
建物及び構築物
△ 98,987 △ 105,317
減価償却累計額及び減損損失累計額
建物及び構築物(純額) 108,211 114,887
※4 258,817 ※4 273,467
機械装置及び運搬具
△ 180,543 △ 193,732
減価償却累計額及び減損損失累計額
機械装置及び運搬具(純額) 78,273 79,734
※2 , ※4 32,079 ※2 , ※4 36,480
土地
リース資産 3,707 5,303
△ 2,746 △ 3,069
減価償却累計額
リース資産(純額) 960 2,233
建設仮勘定
37,537 36,638
※4 54,423 ※4 59,620
その他
△ 41,213 △ 45,112
減価償却累計額及び減損損失累計額
その他(純額) 13,210 14,508
有形固定資産合計 270,273 284,483
無形固定資産
のれん 27,358 19,327
リース資産 2,366 3,669
※2 16,268 ※2 16,401
その他
無形固定資産合計 45,994 39,398
投資その他の資産
※1 62,936 ※1 61,365
投資有価証券
繰延税金資産 10,354 11,335
※1 12,644 ※1 9,107
その他
△ 4,844 △ 2,822
貸倒引当金
投資その他の資産合計 81,091 78,986
固定資産合計 397,359 402,867
資産合計 826,447 845,821
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
負債の部
流動負債
※5 62,105 ※5 69,646
支払手形及び買掛金
※2 117,666 ※2 139,297
短期借入金
コマーシャル・ペーパー 10,000 -
1年内償還予定の社債 1,215 3,600
リース債務 1,198 1,693
未払金 16,461 17,499
未払役員賞与 328 388
未払法人税等 4,993 5,350
賞与引当金 4,364 4,506
役員賞与引当金 131 125
設備関係支払手形 11,304 7,931
21,415 24,237
その他
流動負債合計 251,184 274,277
固定負債
社債 5,000 11,400
転換社債型新株予約権付社債 25,000 25,000
※2 350,517 ※2 349,112
長期借入金
リース債務 2,544 5,034
繰延税金負債 473 204
退職給付に係る負債 4,530 5,101
役員退職慰労引当金 647 703
訴訟損失引当金 202 147
2,861 3,008
その他
固定負債合計 391,776 399,712
負債合計 642,961 673,990
純資産の部
株主資本
資本金 84,397 84,397
利益剰余金 83,570 90,719
△ 6,004 △ 10,826
自己株式
株主資本合計 161,963 164,291
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △ 712 △ 5,173
繰延ヘッジ損益 △ 69 △ 54
為替換算調整勘定 11,404 2,625
36 △ 199
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計 10,658 △ 2,802
非支配株主持分 10,863 10,341
純資産合計 183,485 171,830
負債純資産合計 826,447 845,821
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② 【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
売上高 395,397 426,399
※2 268,272 ※2 295,767
売上原価
売上総利益 127,125 130,631
※1 , ※2 100,036 ※1 , ※2 106,804
販売費及び一般管理費
営業利益 27,088 23,827
営業外収益
受取利息 577 816
受取配当金 1,643 1,743
持分法による投資利益 113 78
1,646 2,731
その他
営業外収益合計 3,981 5,370
営業外費用
支払利息 3,543 3,347
操業準備費用 471 312
シンジケートローン手数料 817 409
為替差損 2,561 1,121
991 1,576
その他
営業外費用合計 8,384 6,766
経常利益 22,684 22,431
特別利益
※3 63 ※3 229
固定資産売却益
国庫補助金 1,613 1,448
投資有価証券売却益 736 147
負ののれん発生益 - 317
2 0
その他
特別利益合計 2,416 2,142
特別損失
※4 370 ※4 91
固定資産売却損
※5 411 ※5 180
固定資産除却損
※6 2,216 ※6 915
減損損失
固定資産圧縮損 1,500 865
貸倒引当金繰入額 92 -
製品補償費用 1,074 19
事業整理損 1,056 -
過年度関税等 - 480
※7 1,352 ※7 787
その他
特別損失合計 8,075 3,340
税金等調整前当期純利益 17,026 21,233
法人税、住民税及び事業税
7,708 8,605
△ 2,980 751
法人税等調整額
法人税等合計 4,727 9,357
当期純利益 12,298 11,876
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
468 △ 260
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 11,829 12,136
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【連結包括利益計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
当期純利益 12,298 11,876
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △ 2,301 △ 4,460
繰延ヘッジ損益 72 15
為替換算調整勘定 2,882 △ 8,891
退職給付に係る調整額 628 △ 250
△ 87 △ 127
持分法適用会社に対する持分相当額
※ 1,194 ※ △ 13,715
その他の包括利益合計
包括利益 13,492 △ 1,838
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 12,983 △ 1,323
非支配株主に係る包括利益 508 △ 514
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③ 【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 84,397 78,422 △ 6,243 156,577
当期変動額
剰余金の配当 △ 6,498 △ 6,498
親会社株主に帰属する
11,829 11,829
当期純利益
自己株式の取得 △ 1 △ 1
自己株式の処分 △ 0 240 240
その他 △ 184 △ 184
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 5,147 238 5,385
当期末残高 84,397 83,570 △ 6,004 161,963
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付 その他の
純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
持分
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 1,589 △ 141 8,640 △ 582 9,504 10,325 176,408
当期変動額
剰余金の配当 △ 6,498
親会社株主に帰属する
11,829
当期純利益
自己株式の取得 △ 1
自己株式の処分 240
その他 △ 184
株主資本以外の項目の
△ 2,301 72 2,764 619 1,153 538 1,691
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 2,301 72 2,764 619 1,153 538 7,077
当期末残高 △ 712 △ 69 11,404 36 10,658 10,863 183,485
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当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 84,397 83,570 △ 6,004 161,963
当期変動額
剰余金の配当 △ 4,957 △ 4,957
親会社株主に帰属する
12,136 12,136
当期純利益
自己株式の取得 △ 5,000 △ 5,000
自己株式の処分 178 178
その他 △ 29 △ 29
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 7,149 △ 4,821 2,327
当期末残高 84,397 90,719 △ 10,826 164,291
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付 その他の
純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算
持分
有価証券 に係る 包括利益
損益 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △ 712 △ 69 11,404 36 10,658 10,863 183,485
当期変動額
剰余金の配当 △ 4,957
親会社株主に帰属する
12,136
当期純利益
自己株式の取得 △ 5,000
自己株式の処分 178
その他 △ 29
株主資本以外の項目の
△ 4,461 15 △ 8,778 △ 236 △ 13,460 △ 522 △ 13,983
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 4,461 15 △ 8,778 △ 236 △ 13,460 △ 522 △ 11,655
当期末残高 △ 5,173 △ 54 2,625 △ 199 △ 2,802 10,341 171,830
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④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 17,026 21,233
減価償却費 32,565 35,252
減損損失 2,216 915
のれん償却額 3,431 3,372
持分法による投資損益(△は益) △ 113 △ 78
貸倒引当金の増減額(△は減少) 443 △ 699
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 288 352
受取利息及び受取配当金 △ 2,221 △ 2,559
支払利息 3,543 3,347
為替差損益(△は益) 559 1,385
投資有価証券売却損益(△は益) △ 791 △ 147
国庫補助金 △ 1,613 △ 1,036
固定資産圧縮損 1,500 865
負ののれん発生益 - △ 317
売上債権の増減額(△は増加) △ 7,331 △ 12,278
たな卸資産の増減額(△は増加) △ 4,902 △ 11,448
仕入債務の増減額(△は減少) △ 3,821 11,814
その他の資産の増減額(△は増加) 1,755 △ 5,393
その他の負債の増減額(△は減少) 6,454 5,544
449 △ 97
その他の損益(△は益)
小計 49,441 50,027
利息及び配当金の受取額
2,238 2,421
利息の支払額 △ 3,299 △ 3,211
その他の収入 499 631
その他の支出 △ 502 △ 331
△ 7,329 △ 8,175
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー 41,046 41,362
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △ 4,715 △ 6,661
定期預金の払戻による収入 9,673 3,231
投資有価証券の取得による支出 △ 549 △ 875
投資有価証券の売却による収入 4,480 110
子会社株式の取得による支出 △ 40 △ 61
関連会社株式の取得による支出 △ 881 △ 1,352
関連会社株式の売却による収入 384 -
※2 △ 11,888
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 -
※3 2,294
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 -
※4 △ 5,126
事業譲受による支出 -
固定資産の取得による支出 △ 62,382 △ 55,980
固定資産の売却による収入 655 1,008
固定資産の除却による支出 △ 274 △ 6
設備投資助成金の受入による収入 1,592 2,471
短期貸付金の純増減額(△は増加) 470 △ 4,187
貸付けによる支出 △ 755 △ 281
貸付金の回収による収入 93 712
その他の支出 △ 1 △ 7
- 0
その他の収入
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 64,140 △ 64,712
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 8,825 3,264
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) - △ 10,000
長期借入れによる収入 135,110 88,813
長期借入金の返済による支出 △ 74,903 △ 68,368
社債の発行による収入 993 9,933
社債の償還による支出 △ 15,160 △ 1,215
自己株式の売却による収入 240 178
自己株式の取得による支出 △ 1 △ 5,000
子会社の自己株式の取得による支出 △ 21 -
セール・アンド・リースバックによる収入 - 1,474
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △ 1,180 △ 1,338
配当金の支払額 △ 6,484 △ 4,947
非支配株主への配当金の支払額 △ 20 △ 36
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による
△ 56 △ 113
支出
連結の範囲の変更を伴わない子会社への出資による支
- △ 0
出
財務活動によるキャッシュ・フロー 47,341 12,646
現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 695 △ 4,659
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 23,552 △ 15,363
現金及び現金同等物の期首残高 112,046 135,599
- 74
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
※1 135,599 ※1 120,310
現金及び現金同等物の期末残高
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【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
1) 連結子会社の数 82 社
主要な連結子会社の名称は、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、省略しており
ます。
ニプロエクセレントリーナルケアCo.,Ltd.他、計4社については新たに設立したことにより、ネクストオーソ
サージカルInc.については重要性が増加したことにより、当連結会計年度から連結の範囲に含めております。
なお、ニプロサウスアフリカPTY LTD.は清算したことにより、当連結会計年度から連結の範囲から除いており
ます。
また、株式会社ニチホス他、計11社については保有株式の一部を譲渡したことに伴い、関連会社となったた
め、当連結会計年度から連結の範囲から除外し、持分法適用会社に含めております。
2) 主要な非連結子会社の名称
ニッショー保険トラベル株式会社
3) 非連結子会社について連結の範囲から除いた理由
非連結子会社はいずれも小規模会社であり、合計の総資産額、売上高、当期純損益及び利益剰余金等(最近5年
間平均)は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を与えておりません。
2 持分法の適用に関する事項
1) 持分法適用の関連会社の数 12 社
主要な持分法適用の関連会社の名称
メコファケミカルファーマシューティカルJoint Stock Company
なお、株式会社ニチホス他、計11社については保有株式の一部を譲渡したことに伴い、関連会社となったた
め、当連結会計年度から連結の範囲から除外し、持分法適用会社に含めております。
2) 主要な持分法非適用の非連結子会社の名称
ニッショー保険トラベル株式会社
主要な持分法非適用の関連会社の名称
ニプロ東徳医療器株式会社
3) 持分法を適用していない非連結子会社および関連会社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余
金(持分に見合う額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法を適用してお
りません。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、主要な在外子会社の決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成にあたっては同日
現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っており
ます。
4 会計方針に関する事項
1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法
により算定)
時価のないもの
主として総平均法による原価法
(2) たな卸資産
主として総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
(3) デリバティブ取引
時価法
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2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
主として定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに平成28年4月1日以降に取
得した建物附属設備及び構築物については定額法によっております。
また、在外子会社については主として定額法によっております。
(2) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
3) 重要な引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額の当連結会計年度対応額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
役員に対する賞与の支給に備えるため、当連結会計年度の支給見込額を計上しております。
(4) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金に充てるため、内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上しております。
(5) 訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められた額を計上
しております。
4) 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法について
は、給付算定式基準によっております。
数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として5年)による定額法
により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主と
して5年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとして
おります。
また、一部の連結子会社については、数理計算上の差異は、発生の連結会計年度に一括処理しております。
5) のれんの償却方法及び償却期間
定額法により、投資効果の発現すると見積もられる期間(5年~20年)で償却を行っております。
6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金
及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償
還期限の到来する短期投資からなっております。
7) 重要なヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法
原則として繰延ヘッジ処理によっております。なお、金利スワップについては、特例処理の要件を満たして
いる場合は特例処理を採用しております。
ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段) (ヘッジ対象)
金利スワップ 借入金
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ヘッジ方針
借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約ご
とに行っております。
ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ手段及びヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続して
キャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定することができるため、ヘッジ有効性の判定は省略し
ております。
8) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっており、資産に係る控除対象外消費税及び地方消費税は当
連結会計年度の費用として処理しております。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
令和4年3月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であり
ます。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日。以下「税効果会計基
準一部改正」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に
表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変更しております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が6,959百万円減少し、
「投資その他の資産」の「繰延税金資産」が6,647百万円増加しております。また、「流動負債」の「その他」が1
百万円減少し、「固定負債」の「繰延税金負債」が310百万円減少しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺表示しており、変更前と比べて資産合計と負債合計は
それぞれ311百万円減少しております。
また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る会
計基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しておりま
す。ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過
的な取扱いに従って記載しておりません。
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において「仕掛品」に含めて表示しておりました一部を、当連結会計年度より「商品及び製品」
「原材料及び貯蔵品」に含めて表示しております。これは生産管理システムの導入に伴い、たな卸資産の定義を見
直したことによるものです。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを
行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において表示しておりました「商品及び製品」88,710百万円、「仕
掛品」12,666百万円、「原材料及び貯蔵品」27,841百万円は、「商品及び製品」89,146百万円、「仕掛品」11,431
百万円、「原材料及び貯蔵品」28,640百万円として組み替えております。
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(連結貸借対照表関係)
※1 非連結子会社及び関連会社に係る注記
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
投資有価証券(株式) 4,142百万円 8,682百万円
投資その他の資産「その他」
7 8
(出資金)
※2 担保に供している資産
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
(帳簿価額) (帳簿価額)
現金及び預金 30百万円 30百万円
建物及び構築物 9,422 8,855
土地 3,137 3,137
無形固定資産「その他」 415 388
計 13,005 12,411
同上の債務
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
短期借入金 2,770百万円 2,838百万円
長期借入金 3,855 1,563
計 6,625 4,402
3 輸出手形割引高及び受取手形裏書譲渡高
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
(US$ 38千) (US$ 40千)
輸出手形割引高 ▶ 百万円 ▶ 百万円
受取手形裏書譲渡高 ― 421
※4 当連結会計年度において、国庫補助金等により取得した有形固定資産から直接減額している圧縮記帳額
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
建物及び構築物 1,285百万円 746百万円
機械装置及び運搬具 101 94
その他(工具、器具及び備品) 113 23
国庫補助金等により取得した有形固定資産から直接減額している圧縮記帳額累計額
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
建物及び構築物 8,701百万円 9,448百万円
機械装置及び運搬具 4,155 4,250
土地 1,200 1,200
その他(工具、器具及び備品) 303 327
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※5 期末日満期手形の会計処理
期末日満期手形は、手形交換日をもって決済処理しております。従って、当連結会計年度末日は、金融機関の
休日であったため期末日満期手形が以下の科目に含まれております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
受取手形 2,042百万円 1,964百万円
支払手形 896 1,036
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な項目及び金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
給与手当 20,111 百万円 20,115 百万円
研究開発費 14,447 15,116
賞与引当金繰入額 2,212 2,007
退職給付費用 721 826
役員退職慰労引当金繰入額 74 93
貸倒引当金繰入額 65 187
※2 (前連結会計年度)
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は 16,113 百万円であります。
(当連結会計年度)
一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は 16,526 百万円であります。
※3 (前連結会計年度)
固定資産売却益の主な内容は、機械装置及び運搬具48百万円であります。
(当連結会計年度)
固定資産売却益の主な内容は、土地64百万円、機械装置及び運搬具64百万円であります。
※4 (前連結会計年度)
固定資産売却損の主な内容は、建物及び構築物273百万円であります。
(当連結会計年度)
固定資産売却損の主な内容は、土地28百万円、機械装置及び運搬具28百万円であります。
※5 (前連結会計年度)
固定資産除却損の主な内容は、機械装置及び運搬具308百万円であります。
(当連結会計年度)
固定資産除却損の主な内容は、機械装置及び運搬具55百万円、建設仮勘定44百万円であります。
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※6 減損損失
(前連結会計年度)
当社グループは、当連結会計年度において、2,216百万円の減損損失を特別損失に計上いたしました。
減損損失を認識した主要な資産は、以下のとおりであります。
用途 場所 種類 減損損失
ニプロファーマパッケージング
事業用資産 のれん 810百万円
フランスS.A.S.(フランス)
ニプロファーマパッケージング
建設仮勘定
インディアPrivate Limited
事業用資産 450百万円
機械装置及び運搬具 他
(インド)
ニプロファーマグラスAG(スイ
事業用資産 のれん 353百万円
ス)
ニプロファーマパッケージング 建物及び構築物
事業用資産 261百万円
ウラル LLC(ロシア)
建設仮勘定 他
機械装置及び運搬具
その他 340百万円
建設仮勘定 他
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分に基づき、賃貸資産および遊休資産についてはそれ
ぞれ個別の資産単位毎にグルーピングを行っております。また、本社、研究開発部門に属する資産並びに社宅
や寮費等については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。
上記資産については、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、減損損失として特別損失に計上し
ております。
なお、回収可能価額については、使用価値により測定し、回収可能価額を零として算出しております。
(当連結会計年度)
当社グループは、当連結会計年度において、915百万円の減損損失を特別損失に計上いたしました。
減損損失を認識した主要な資産は、以下のとおりであります。
用途 場所 種類 減損損失
建物及び構築物
安陽尼普洛昌達医薬包装有限公
事業用資産 552百万円
司(中国)
機械装置及び運搬具
建物及び構築物
吉林尼普洛嘉恒薬用包装有限公
事業用資産 335百万円
機械装置及び運搬具
司(中国)
機械装置及び運搬具
その他 27百万円
建設仮勘定
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分に基づき、賃貸資産および遊休資産についてはそれ
ぞれ個別の資産単位毎にグルーピングを行っております。また、本社、研究開発部門に属する資産並びに社宅
や寮費等については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。
上記資産については、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、減損損失として特別損失に計上し
ております。
なお、回収可能価額については、使用価値により測定し、回収可能価額を零として算出しております。
※7 (前連結会計年度)
特別損失のその他の主なものは、たな卸資産廃棄損338百万円であります。
(当連結会計年度)
特別損失のその他の主なものは、係争費用93百万円であります。
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(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
その他有価証券評価差額金
当期発生額 △2,762百万円 △6,458百万円
△554 25
組替調整額
税効果調整前
△3,317 △6,432
1,016 1,971
税効果額
その他有価証券評価差額金 △2,301 △4,460
繰延ヘッジ損益
当期発生額 1 △27
70 42
組替調整額
税効果調整前
72 15
― ―
税効果額
繰延ヘッジ損益 72 15
為替換算調整勘定
当期発生額 2,882 △8,891
― ―
組替調整額
税効果調整前
2,882 △8,891
― ―
税効果額
為替換算調整勘定 2,882 △8,891
退職給付に係る調整額
当期発生額 663 △479
237 107
組替調整額
税効果調整前
900 △371
△271 121
税効果額
退職給付に係る調整額 628 △250
持分法適用会社に対する持分相当額
当期発生額 △87 △127
― ―
組替調整額
税効果調整前
△87 △127
― ―
税効果額
持分法適用会社に対する
△87 △127
持分相当額
その他の包括利益合計 1,194 △13,715
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(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1 発行済株式の種類及び総数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度末
株式の種類 当期増加株式数 当期減少株式数
株式数 株式数
普通株式(株) 171,459,479 ― ― 171,459,479
2 自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度末
株式の種類 当期増加株式数 当期減少株式数
株式数 株式数
普通株式(株) 5,300,071 1,025 263,972 5,037,124
(注) 1 当期増加株式数は、単元未満株式の買取によるものであります。
2 当期減少株式数は、単元未満株式の売却によるもの72株、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)か
ら従業員持株会への売却によるもの263,900株であります。
3 当連結会計年度期首株式数および当連結会計年度末株式数には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託
E口)が所有する当社株式がそれぞれ、460,000株、196,100株含まれております。
3 新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
当連結会計
目的となる
会社名 内訳 年度末残高
当連結会計
当連結会計
株式の種類
増加 減少
(百万円)
年度期首
年度末
2021年満期ユーロ円
建転換社債型新株予
提出会社 約権付社債の新株予 普通株式 17,099,863 ― ― 17,099,863 (注)
約権(平成28年1月
29日発行)
(注) 転換社債型新株予約権付社債については、一括法によっております。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
平成29年6月28日
普通株式 3,582 21.50 平成29年3月31日 平成29年6月29日
定時株主総会
平成29年11月9日
普通株式 2,915 17.50 平成29年9月30日 平成29年12月8日
取締役会
(注) 1 平成29年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E
口)が保有する当社株式に対する配当金9百万円が含まれております。
2 平成29年11月9日取締役会決議による配当金の総額には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が
保有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
平成30年6月27日
普通株式 利益剰余金 1,832 11.00 平成30年3月31日 平成30年6月28日
定時株主総会
(注) 配当金の総額には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金2百万
円が含まれております。
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当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
1 発行済株式の種類及び総数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度末
株式の種類 当期増加株式数 当期減少株式数
株式数 株式数
普通株式(株) 171,459,479 ― ― 171,459,479
2 自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期首 当連結会計年度末
株式の種類 当期増加株式数 当期減少株式数
株式数 株式数
普通株式(株) 5,037,124 3,520,832 196,100 8,361,856
(注) 1 当期増加株式数は、取締役会決議に基づく取得によるもの3,520,600株、単元未満株式の買取によるもの232
株であります。
2 当期減少株式数は、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)から従業員持株会への売却によるもので
あります。
3 当連結会計年度期首株式数には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が所有する当社株式が
196,100株含まれております。なお、平成31年2月15日で信託期間が終了し、平成31年2月5日付ですべて
処分されております。
3 新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
当連結会計
目的となる
会社名 内訳 年度末残高
当連結会計
当連結会計
株式の種類
増加 減少
(百万円)
年度期首
年度末
2021年満期ユーロ円
建転換社債型新株予
提出会社 約権付社債の新株予 普通株式 17,099,863 ― ― 17,099,863 (注)
約権(平成28年1月
29日発行)
(注) 転換社債型新株予約権付社債については、一括法によっております。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
平成30年6月27日
普通株式 1,832 11.00 平成30年3月31日 平成30年6月28日
定時株主総会
平成30年11月8日
普通株式 3,124 19.00 平成30年9月30日 平成30年12月7日
取締役会
(注) 1 平成30年6月27日定時株主総会決議による配当金の総額には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E
口)が保有する当社株式に対する配当金2百万円が含まれております。
2 平成30年11月8日取締役会決議による配当金の総額には、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が
保有する当社株式に対する配当金0百万円が含まれております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
令和元年6月26日
普通株式 利益剰余金 1,467 9.00 平成31年3月31日 令和元年6月27日
定時株主総会
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(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
現金及び預金 141,940百万円 129,438百万円
(うち預入期間が3ヶ月
(△6,341) (△9,127)
を超える定期預金)
現金及び現金同等物 135,599 120,310
※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
(前連結会計年度)
株式の取得により新たにニプロESファーマ株式会社(以下、ニプロESファーマ)を連結したことに伴う連結開
始時の資産及び負債の内訳並びにニプロESファーマ株式の取得価額とニプロESファーマ取得のための支出(純
額)との関係は次のとおりであります。
流動資産 10,435百万円
固定資産 28
のれん 3,865
流動負債 △3,297
固定負債 △162
ニプロESファーマ株式の取得価額 10,870
ニプロESファーマ現金及び現金同等物 △65
差引:ニプロESファーマ取得のための支出 10,805
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
※3 株式の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
株式の売却により株式会社ニチホス(以下、ニチホス)が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及
び負債の内訳並びにニチホス株式の売却価額とニチホス売却による収入(純額)との関係は次のとおりでありま
す。
流動資産 2,710百万円
固定資産 929
のれん 5,018
流動負債 △2,562
固定負債 △577
株式売却後の投資勘定 △2,704
投資有価証券売却益 147
ニチホス株式の売却価額 2,961
ニチホス現金及び現金同等物 △667
差引:ニチホス売却による収入 2,294
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※4 事業譲受により増加した資産及び負債の主な内訳
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
当社連結子会社であるニプロファーマ株式会社が日本ジェネリック株式会社から事業を譲受したことに伴う資
産及び負債の内訳並びに事業の譲受価額と事業譲受による支出との関係は次のとおりであります。
流動資産 134百万円
固定資産 4,355
流動負債 ―
固定負債 △12
その他 △15
事業譲受価額 4,462
事業譲受による支出 4,462
(リース取引関係)
ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
1) リース資産の内容
・無形固定資産
親会社における基幹システム(ソフトウェア)であります。
2) リース資産の減価償却の方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
1) リース資産の内容
・有形固定資産
主として、親会社におけるホストコンピュータおよびサーバ(工具器具及び備品)であります。
2) リース資産の減価償却の方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
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(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については安全性の高い短期的な預金等に限定しております。
また、資金調達については設備投資計画ならびに資金繰計画に照らして必要な資金を銀行借入、コマー
シャル・ペーパー、社債および転換社債型新株予約権付社債発行により調達しています。
デリバティブは、資金調達コストの低減および金利・為替変動のリスクヘッジのために利用しており、投
機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容およびそのリスクならびにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクの影響を受けています。また、そのうち外貨建
てのものは為替の変動リスクの影響を受けています。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規定
に従い、取引先ごとの期日管理および残高管理を行うことによりリスク軽減を図っております。
投資有価証券は市場価格の変動リスクの影響を受けておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式
であり、定期的に時価の把握を行っております。
営業債務である支払手形及び買掛金、未払金、未払役員賞与、未払法人税等は一年以内の支払期日であり
ます。なお、そのうち外貨建てのものは為替の変動リスクの影響を受けています。
短期借入金は、主に営業取引に係る運転資金の確保を目的とした調達であり、長期借入金は、主に設備投
資を目的とした調達であります。なお、長期借入金の一部は変動金利であるため、金利の変動リスクの影響
を受けておりますが、金利スワップ取引を利用して支払金利の固定化を一部実施しております。
コマーシャル・ペーパー、社債および転換社債型新株予約権付社債は、主に社債の償還資金調達を目的と
しております。
リース債務は設備投資を目的としたものでありますが、固定金利契約のため、金利の変動リスクの影響は
ありません。
デリバティブ取引は、外貨建て債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした為替予
約取引、借入金に係る金利・為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引および通
貨スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有
効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4会計方針に関
する事項 7) 重要なヘッジ会計の方法」をご参照ください。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規定に従って行っております。また、
デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、信用度の高い金融機関とのみ取引を
行っております。
営業債務や借入金、社債は流動性リスクの影響を受けていますが、当社グループでは、各社が資金繰計画
を作成するなどの方法により管理しています。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が
含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件を採用する
ことにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバ
ティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すもので
はありません。
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2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については次のとおりであります。なお、時価を把握するこ
とが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。
前連結会計年度(平成30年3月31日)
連結貸借対照表
時価 差額
計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
(1) 現金及び預金 141,940 141,940 ―
(2) 受取手形及び売掛金 140,511
貸倒引当金 △1,437
受取手形及び売掛金(純額)
139,073 139,073 ―
(3) 投資有価証券
その他有価証券
56,678 56,678 ―
資産計 337,692 337,692 ―
(1) 支払手形及び買掛金 62,105 62,105 ―
(2) 短期借入金 117,666 117,666 ―
(3) コマーシャル・ペーパー 10,000 10,000 ―
(4) 1年内償還予定の社債 1,215 1,215 ―
(5) リース債務(流動) 1,198 1,198 ―
(6) 未払金 16,461 16,461 ―
(7) 未払役員賞与 328 328 ―
(8) 未払法人税等 4,993 4,993 ―
(9) 設備関係支払手形 11,304 11,304 ―
(10) 社債
5,000 4,994 △5
(11) 転換社債型新株予約権付社債
25,000 28,787 3,787
(12) 長期借入金
350,517 348,648 △1,868
(13) リース債務(固定)
2,544 2,475 △69
負債計 608,335 610,179 1,843
デリバティブ取引(※) (83) (83) ―
(※) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては( )で示しています。
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当連結会計年度(平成31年3月31日)
連結貸借対照表
時価 差額
計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
(1) 現金及び預金 129,438 129,438 ―
(2) 受取手形及び売掛金 148,970
貸倒引当金 △1,248
受取手形及び売掛金(純額)
147,721 147,721 ―
(3) 投資有価証券
その他有価証券
51,083 51,083 ―
資産計 328,243 328,243 ―
(1) 支払手形及び買掛金 69,646 69,646 ―
(2) 短期借入金 139,297 139,297 ―
(3) コマーシャル・ペーパー ― ― ―
(4) 1年内償還予定の社債 3,600 3,600 ―
(5) リース債務(流動) 1,693 1,693 ―
(6) 未払金 17,499 17,499 ―
(7) 未払役員賞与 388 388 ―
(8) 未払法人税等 5,350 5,350 ―
(9) 設備関係支払手形 7,931 7,931 ―
(10) 社債
11,400 11,526 126
(11) 転換社債型新株予約権付社債
25,000 27,537 2,537
(12) 長期借入金
349,112 347,870 △1,242
(13) リース債務(固定)
5,034 4,854 △180
負債計 635,955 637,196 1,241
デリバティブ取引(※) (51) (51) ―
(※) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては( )で示しています。
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(注) 1 金融商品の時価の算定方法ならびに有価証券およびデリバティブ取引に関する事項
(資産)
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。また、詳細については、注記事項
(有価証券関係)をご参照ください。
(負債)
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金、(3)コマーシャル・ペーパー、(4)1年内償還予定の社債、(5)
リース債務(流動)、(6)未払金、(7)未払役員賞与、(8)未払法人税等、(9)設備関係支払手形
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(10)社債、(12)長期借入金
これらの時価については、元利金の合計額を新規に同様の借入、発行を行った場合に想定される利
率で割り引いて算出する方法によっております。
(11)転換社債型新株予約権付社債
転換社債型新株予約権付社債の時価は、市場価格により算定しております。
(13)リース債務(固定)
リース債務の時価については、元利金の合計額を新規に同様のリース取引を行った場合に想定され
る利率で割り引いて算出する方法によっております。
(デリバティブ取引)
「デリバティブ取引関係」注記をご参照ください。
2 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
平成30年3月31日 平成31年3月31日
区分
(百万円) (百万円)
非上場株式等 6,258 10,281
これらについては、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを見積もること等ができず、時価を把
握することが極めて困難と認められるため、(3)投資有価証券には含めておりません。
3 金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成30年3月31日)
1年以内
(百万円)
現金及び預金 141,940
受取手形及び売掛金 139,073
当連結会計年度(平成31年3月31日)
1年以内
(百万円)
現金及び預金 129,438
受取手形及び売掛金 147,721
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4 社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成30年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金 117,666 ― ― ― ― ―
コマーシャル・ペーパー 10,000 ― ― ― ― ―
1年内償還予定の社債 1,215 ― ― ― ― ―
リース債務(流動) 1,198 ― ― ― ― ―
社債 ― 3,600 600 600 200 ―
転換社債型新株予約権付社債 ― ― 25,000 ― ― ―
長期借入金 ― 72,907 45,794 63,603 42,357 125,854
リース債務(固定) ― 1,054 721 566 115 85
合計 130,079 77,561 72,116 64,770 42,673 125,940
当連結会計年度(平成31年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
短期借入金 139,297 ― ― ― ― ―
1年内償還予定の社債 3,600 ― ― ― ― ―
リース債務(流動) 1,693 ― ― ― ― ―
社債 ― 600 600 200 ― 10,000
転換社債型新株予約権付社債 ― 25,000 ― ― ― ―
長期借入金 ― 55,197 69,603 57,697 33,230 133,382
リース債務(固定) ― 1,231 1,031 565 1,727 477
合計 144,591 82,029 71,235 58,463 34,958 143,860
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(有価証券関係)
前連結会計年度
1 その他有価証券(平成30年3月31日)
連結決算日における
取得原価 差額
区分 連結貸借対照表計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの
① 株式 14,646 7,440 7,206
② 債券 ― ― ―
③ その他 ― ― ―
小計 14,646 7,440 7,206
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの
① 株式 42,031 50,828 △8,797
② 債券 ― ― ―
③ その他 ― ― ―
小計 42,031 50,828 △8,797
合計 56,678 58,268 △1,590
2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
売却額 売却益の合計 売却損の合計
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 4,480 736 ―
債券 ― ― ―
その他 ― ― ―
合計 4,480 736 ―
3 当連結会計年度中に減損処理を行ったその他有価証券(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
当連結会計年度において、その他有価証券で時価のある株式について0百万円の減損処理を行っております。
なお、当該株式の減損にあたっては、連結会計年度末における時価が、取得価額に比べて50%以上下落した場
合には、合理的な反証の無い限り減損処理を行い、30%から50%下落した場合には、時価が回復する見込がある
と認められる場合を除き、減損処理を行っております。
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当連結会計年度
1 その他有価証券(平成31年3月31日)
連結決算日における
取得原価 差額
区分 連結貸借対照表計上額
(百万円) (百万円)
(百万円)
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えるもの
① 株式 11,688 7,525 4,163
② 債券 ― ― ―
③ その他 ― ― ―
小計 11,688 7,525 4,163
連結貸借対照表計上額が取得原価を
超えないもの
① 株式 39,395 51,488 △12,092
② 債券 ― ― ―
③ その他 ― ― ―
小計 39,395 51,488 △12,092
合計 51,083 59,013 △7,929
2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
売却額 売却益の合計 売却損の合計
区分
(百万円) (百万円) (百万円)
株式 110 0 ―
債券 ― ― ―
その他 ― ― ―
合計 110 0 ―
3 当連結会計年度中に減損処理を行ったその他有価証券(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
当連結会計年度において、その他有価証券で時価のある株式について24百万円の減損処理を行っております。
なお、当該株式の減損にあたっては、連結会計年度末における時価が、取得価額に比べて50%以上下落した場
合には、合理的な反証の無い限り減損処理を行い、30%から50%下落した場合には、時価が回復する見込がある
と認められる場合を除き、減損処理を行っております。
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(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
契約額等のうち
デリバティブ 契約額等 時価
区分 1年超
取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
市場取引以外の取引 直物為替先渡取引(NDF) 621 ― △13
(注) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
金利関連
契約額等のうち
ヘッジ会計 デリバティブ 契約額等 時価
主なヘッジ対象 1年超
の方法 取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
金利スワップ取引
原則的処理
長期借入金
方法
支払固定・
4,960 4,589 △69
受取変動
金利スワップ取引
金利スワップ
長期借入金
の特例処理
支払固定・
245 ― (注)2
受取変動
(注) 1 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているた
め、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
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当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
通貨関連
契約額等のうち
デリバティブ 契約額等 時価
区分 1年超
取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
市場取引以外の取引 直物為替先渡取引(NDF) 888 ― 3
(注) 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
金利関連
契約額等のうち
ヘッジ会計 デリバティブ 契約額等 時価
主なヘッジ対象 1年超
の方法 取引の種類等 (百万円) (百万円)
(百万円)
金利スワップ取引
原則的処理
長期借入金
方法
支払固定・
4,388 3,828 △54
受取変動
金利スワップ取引
金利スワップ
長期借入金
の特例処理
支払固定・
15,000 15,000 (注)2
受取変動
(注) 1 時価の算定方法 取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。
2 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているた
め、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
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(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社および一部の国内連結子会社は、退職給付の制度として、退職一時金制度、確定給付企業年金制度および確
定拠出型年金制度を設けております。
なお、一部の海外子会社でも確定給付企業年金制度の他、確定拠出型年金制度を設けております。
また、一部の連結子会社は簡便法により、退職給付に係る負債及び退職給付費用を計上しております。
2 確定給付制度
1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
退職給付債務の期首残高 14,184百万円 14,544百万円
勤務費用 1,089 1,251
利息費用 94 94
数理計算上の差異の発生額 142 291
過去勤務費用の発生額 △604 0
退職給付の支払額 △520 △631
簡便法から原則法への変更に伴う増加額 165 ―
その他(為替換算調整等) △6 △22
退職給付債務の期末残高 14,544 15,529
2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
年金資産の期首残高 9,595百万円 10,177百万円
期待運用収益 164 162
数理計算上の差異の発生額 136 △126
事業主からの拠出額 694 740
退職給付の支払額 △364 △430
その他(為替換算調整等) △49 △23
年金資産の期末残高 10,177 10,500
3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高 305百万円 185百万円
退職給付費用 37 21
退職金の支払額 △13 △11
制度への拠出額 △4 △1
簡便法から原則法への変更に伴う減少額 △165 ―
子会社株式売却による減少額 ― △98
その他(為替換算調整等) 25 △23
退職給付に係る負債の期末残高 185 72
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4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債
及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
積立型制度の退職給付債務 13,090百万円 13,786百万円
年金資産 △10,223 △10,500
2,867 3,286
非積立型制度の退職給付債務 1,663 1,814
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 4,530 5,101
退職給付に係る負債 4,530 5,101
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 4,530 5,101
(注) 簡便法を適用した制度を含みます。
5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
勤務費用 1,089百万円 1,251百万円
利息費用 94 94
期待運用収益 △164 △162
数理計算上の差異の費用処理額 241 233
過去勤務費用の費用処理額 △3 △88
簡便法で計算した退職給付費用 37 21
その他 △7 ▶
確定給付制度に係る退職給付費用 1,286 1,353
6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
過去勤務費用 604百万円 △0百万円
数理計算上の差異 295 △371
合計 900 △371
7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
未認識過去勤務費用 606百万円 517百万円
未認識数理計算上の差異 △541 △824
合計 64 △307
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8) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
債券 39% 41%
株式 23 23
一般勘定 32 30
その他 6 6
合計 100 100
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産
からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
割引率 主として0.3% 主として0.2%
長期期待運用収益率 主として1.5% 主として1.5%
予想昇給率 主として5.3% 主として5.3%
3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度560百万円、当連結会計年度609百万円であ
ります。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
繰延税金資産
未実現利益の消去 2,242百万円 2,037百万円
未払事業税 400 426
賞与引当金 1,197 1,234
売上値引 327 341
たな卸資産 897 1,237
税務上の繰越欠損金(注)2 8,323 10,898
未払費用 968 991
貸倒引当金 1,801 1,272
事業整理損 283 257
減損損失 184 395
退職給付に係る負債 1,275 1,366
役員退職慰労引当金 177 201
設備投資受入負担金 566 566
その他有価証券評価差額金 787 2,857
資産調整勘定 242 54
2,040 2,286
その他
小計
21,716 26,426
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 ― △8,173
― △3,464
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額
評価性引当額小計(注)1 △9,086 △11,637
繰延税金資産合計
12,629 14,788
△2,275 △3,452
繰延税金負債との相殺
繰延税金資産の純額
10,354 11,335
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 350百万円 450百万円
土地時価評価差額 675 783
その他固定資産時価評価差額 1,068 687
在外子会社の留保利益 51 551
その他 601 1,184
繰延税金負債合計
2,748 3,657
△2,275 △3,452
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
473 204
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(注) 1 評価性引当額が2,551百万円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社㈱グッドマンにおいて
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が3,059百万円増加したことに伴うものであります。
2 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
当連結会計年度(平成31年3月31日)
1年超 2年超 3年超 4年超
1年以内 5年超 合計
2年以内 3年以内 4年以内 5年以内
税務上の繰越欠損金(a) 451 550 800 1,191 757 7,147 10,898百万円
評価性引当額 △306 △334 △402 △704 △525 △5,899 △8,173 〃
繰延税金資産 144 216 398 486 231 1,247 (b)2,725 〃
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金10,898百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産2,725百万円を計上
しております。当該繰延税金資産2,725百万円は、主として連結子会社PT.ニプロインドネシアJAYAにおける
税務上の繰越欠損金の残高(法定実効税率を乗じた額)について認識したものであり、将来の課税所得の見
込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました繰延税金資産の「土地時価評価差額」は金額的重要性が乏しい
ため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会
計年度の注記の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の「土地時価評価差額」に表示していた42百万円は「その他」として組み替えておりま
す。
前連結会計年度において、「その他」に含めて表示しておりました繰延税金負債の「在外子会社の留保利益」は金
額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させる
ため、前連結会計年度において注記の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の「在外子会社の留保利益」は51百万円、「その他」601百万円としてそれぞれ組み替え
ております。
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
法定実効税率 30.8% 30.6%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 2.5 1.8
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △1.3 △1.2
住民税均等割 1.1 1.0
税率変更による影響額 2.0 ―
のれん償却額 6.3 3.0
試験研究費特別税額控除等 △7.5 △4.3
在外子会社の留保利益 △0.6 2.4
未実現利益 0.4 4.5
評価性引当額 △9.1 3.0
3.2 3.3
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
27.8 44.1
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、「その他」に含めて表示しておりました「在外子会社の留保利益」「未実現利益」は重
要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、
前連結会計年度において注記の組み替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の「在外子会社の留保利益」は△0.6%、「未実現利益」は0.4%、「その他」は3.2%と
してそれぞれ組み替えております。
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(資産除去債務関係)
前連結会計年度末(平成30年3月31日)
資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
当連結会計年度末(平成31年3月31日)
資産除去債務の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(賃貸等不動産関係)
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
賃貸等不動産の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
賃貸等不動産の総額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
企業会計基準第17号「セグメント情報等の開示に関する会計基準」の適用に従い、当社の報告セグメントは、
当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評
価するために、定期的に検討を行う対象となっております。
当社は事業部制による独立採算体制を敷き、取扱い製品にかかわらず事業部の製造、販売の実績に対して業績
スライド方式で業績評価しております。従って、当社は取扱う主要製品のウエイトにより判断して「医療関
連」、「医薬関連」、「ファーマパッケージング」の3つを報告セグメントとしております。
「医療関連」について
国内事業部は国内における注射・輸液関連、人工臓器関連、高機能関連、透析関連に伴う医療機器なら
びに糖尿病関連、ジェネリック関連、キット製剤関連に伴う医薬品を販売しております。
国際事業部は本社が中心となり、海外での地域展開を行うため医療機器の製造拠点と販売拠点を置き、
注射・輸液関連、人工臓器関連、糖尿病関連に伴う医療機器を販売しております。
「医薬関連」について
医薬事業部はキット製剤用容器に伴う製薬会社からの医薬品の受託販売をしており、国内子会社は注射
剤、各種経口剤およびキット製剤を製造販売しております。
「ファーマパッケージング」について
ファーマパッケージング事業部は国内における医療用硝子としての管瓶用硝子およびアンプル用硝子、
硝子器材としての魔法瓶硝子および照明用硝子、キット製剤用容器を販売しており、海外子会社は医療用
硝子としての硝子生地管および硝子容器を製造販売しております。
当連結会計年度から、総合ファーマパッケージング展開を行い、医薬品販売へのシナジーを高める事業展開を
行うため、組織変更を行っております。この変更に伴い、従来医薬関連に区分しておりました一部の事業部を
ファーマパッケージングに含めることに変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを記載して
おります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と概ね同一であります。事業セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。セグメ
ント間の内部売上高および振替高は市場実勢価格に基づいております。
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結
その他 調整額 財務諸表
合計
ファーマ
(注)1 (注)2
計上額
医療関連 医薬関連 パッケー 計
(注)3
ジング
売上高
外部顧客への売上高 300,117 60,080 35,170 395,368 29 395,397 ― 395,397
セグメント間の内部
1,636 14,690 4,785 21,112 1,180 22,292 △ 22,292 ―
売上高又は振替高
計 301,753 74,770 39,955 416,480 1,210 417,690 △ 22,292 395,397
セグメント利益
36,522 11,428 367 48,318 75 48,394 △ 21,306 27,088
セグメント資産 417,718 162,670 73,924 654,313 4,317 658,631 167,815 826,447
その他の項目
減価償却費 14,836 11,042 3,147 29,026 48 29,074 3,491 32,565
のれんの償却額 2,738 ▶ 689 3,431 ― 3,431 ― 3,431
有形固定資産及び
無形固定資産の 20,412 17,393 9,099 46,906 1,769 48,675 13,314 61,990
増加額
注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売上高と本社
の売上高を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△21,306百万円には、未実現利益の調整額△704百万円、本社費用△20,601百万
円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費でありま
す。
(2) セグメント資産の調整額167,815百万円には、セグメント間取引消去△12,347百万円、全社資産180,162百
万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券、試
験研究に係る資産および本社管理部門に係る資産等であります。
(3) 減価償却費の調整額3,491百万円は全社資産に係る減価償却費であります。なお、減価償却費、有形固定
資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結
その他 調整額 財務諸表
合計
ファーマ
(注)1 (注)2
計上額
医療関連 医薬関連 パッケー 計
(注)3
ジング
売上高
外部顧客への売上高 327,359 63,482 35,526 426,368 31 426,399 ― 426,399
セグメント間の内部
6,724 18,311 5,099 30,135 1,463 31,598 △ 31,598 ―
売上高又は振替高
計 334,083 81,793 40,626 456,503 1,494 457,997 △ 31,598 426,399
セグメント利益 36,722 10,662 778 48,162 146 48,309 △ 24,482 23,827
セグメント資産 428,943 172,691 74,521 676,155 3,815 679,970 165,850 845,821
その他の項目
減価償却費 15,931 11,646 3,712 31,289 165 31,455 3,796 35,252
のれんの償却額 3,036 0 335 3,372 ― 3,372 ― 3,372
有形固定資産及び
無形固定資産の 25,208 21,138 6,488 52,835 757 53,592 10,802 64,394
増加額
注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売上高と本社
の売上高を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△24,482百万円には、未実現利益の調整額△2,380百万円、本社費用△22,102百
万円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費でありま
す。
(2) セグメント資産の調整額165,850百万円には、セグメント間取引消去△15,637百万円、全社資産181,488百
万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券、試
験研究に係る資産および本社管理部門に係る資産等であります。
(3) 減価償却費の調整額3,796百万円は全社資産に係る減価償却費であります。なお、減価償却費、有形固定
資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 アメリカ ヨーロッパ アジア 合計
241,750 56,704 46,389 50,553 395,397
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 アメリカ ヨーロッパ アジア 合計
177,250 10,407 21,909 60,706 270,273
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しており
ません。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 アメリカ ヨーロッパ アジア 合計
260,967 59,836 51,042 54,552 426,399
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 アメリカ ヨーロッパ アジア 合計
189,571 10,998 21,801 62,110 284,483
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しており
ません。
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【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
計 その他 調整額 合計
ファーマ
医療関連 医薬関連
パッケージング
減損損失 139 ― 1,968 2,107 ― 109 2,216
(注) 「調整額」の金額は、各報告セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失であります。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
計 その他 調整額 合計
ファーマ
医療関連 医薬関連
パッケージング
減損損失 2 ― 913 915 ― ― 915
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
計 その他 調整額 合計
ファーマ
医療関連 医薬関連
パッケージング
当期末残高 26,153 0 1,205 27,358 ― ― 27,358
(注) のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
計 その他 調整額 合計
ファーマ
医療関連 医薬関連
パッケージング
当期末残高 18,481 ― 845 19,327 ― ― 19,327
(注) のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
当連結会計年度に、「医薬関連」においてマイラン製薬株式会社からの事業譲受による負ののれんの発生益
を317百万円計上しております。
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【関連当事者情報】
前連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
1 関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引
記載すべき重要なものはありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
記載すべき重要なものはありません。
2 親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1) 親会社情報
該当事項はありません。
(2) 重要な関連会社の要約財務情報
記載すべき重要なものはありません。
当連結会計年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
1 関連当事者との取引
(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引
記載すべき重要なものはありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
記載すべき重要なものはありません。
2 親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1) 親会社情報
該当事項はありません。
(2) 重要な関連会社の要約財務情報
記載すべき重要なものはありません。
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(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎、1株当たり当期純利益及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当
たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
(1) 1株当たり純資産額
1,037円25銭 990円14銭
(算定上の基礎)
純資産の部の合計額(百万円) 183,485 171,830
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)
非支配株主持分 10,863 10,341
普通株式に係る純資産額(百万円) 172,621 161,488
普通株式の発行済株式数(千株) 171,459 171,459
普通株式の自己株式数(千株) 5,037 8,361
1株当たり純資産額の算定に用いられた
166,422 163,097
普通株式の数(千株)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
(2) 1株当たり当期純利益
71円15銭 73円68銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 11,829 12,136
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
11,829 12,136
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 166,276 164,723
(3) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益
64円51銭 66円75銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(千株)
転換社債型新株予約権付社債 17,099 17,099
― ―
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった
潜在株式の概要
(注) 株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり純資産額の算定
上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めており、また、1株当たり当期純利益の算定上、期中
平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり純資産額の算定上、控除した当該
自己株式の期末株式数は、前連結会計年度196千株であり、1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己
株式の期中平均株式数は、前連結会計年度342千株、当連結会計年度68千株であります。
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
当期首残高 当期末残高 利率
会社名 銘柄 発行年月日 担保 償還期限
(百万円) (百万円) (%)
第1回無担保社債
(株式会社りそ
平成26年 平成31年
―
な銀行保証付お 400 0.61 無担保
3月25日 3月25日
よび適格機関投
資家限定)
第2回無担保社債
(株式会社りそ
平成27年 令和2年
3,000
な銀行保証付お 3,000 0.57 無担保
(3,000)
3月25日 3月25日
よび適格機関投
資家限定)
当社
2021年満期ユーロ
平成28年 令和3年
円建転換社債型新 25,000 25,000 ― 無担保
1月29日 1月29日
株予約権付社債
第11回無担保社債
平成30年 令和10年
(社債間限定同 ― 10,000 0.674 無担保
10月26日 10月26日
順位特約付)
38,000
計 ― 28,400 ― ― ―
(3,000)
平成29年 令和4年
㈱グッド
0.021
2月28日 2,000 2月28日
マン 無担保社債 2,800 ~ 無担保
~平成30年 (600) ~令和5年
0.120
(注)2
2月28日 2月28日
平成25年 平成30年
㈱IMC 無担保社債 15 ― 0.33 無担保
6月28日 6月28日
40,000
合計 ― 31,215 ― ― ―
(3,600)
(注) 1 「当期末残高」欄の(内書)は、1年内償還予定の金額であります。
2 ㈱グッドマンの発行するものを集約しております。
3 転換社債型新株予約権付社債の内容
新株予約権の
株式の 発行価額 行使により発行 代用払込
新株予約権
発行すべき 新株予約権
新株予約権
発行価格 の総額 した株式の発行 に関する
の付与割合
の発行価額
株式の内容 の行使期間
(%)
(円) (百万円) 価額の総額 事項
(百万円)
平成28年2
月12日から
令和3年1
当社普通
無償 1,462 25,000 ― 100 月15日まで (注)
株式
(行使請求受
付場所現地
時間)
(注) 本新株予約権の行使に際しては、本社債を出資するものとし、本社債の価額は、本社債の額面金額
と同額とする。
4 連結決算日後5年内における1年ごとの償還予定額は次のとおりであります。
1年以内 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
3,600 25,600 600 200 ―
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【借入金等明細表】
当期首残高 当期末残高 平均利率
区分 返済期限
(百万円) (百万円) (%)
短期借入金 54,245 55,803 0.858 ―
1年以内に返済予定の長期借入金 63,420 83,493 0.673 ―
1年以内に返済予定のリース債務 1,198 1,693 ― ―
長期借入金(1年以内に返済予定
350,517 349,112 0.599 令和2年~令和59年
のものを除く。)
リース債務(1年以内に返済予定
2,544 5,034 ― 令和2年~令和8年
のものを除く。)
その他有利子負債
コマーシャル・ペーパー(1年
10,000 ― ― ―
以内)
代理店長期預り保証金 1,932 2,065 0.451 ―
合計 483,858 497,204 ― ―
(注) 1 「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2 リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年以内における1年ごとの
返済予定額の総額は以下のとおりであります。
区分 1年超2年以内 2年超3年以内 3年超4年以内 4年超5年以内
長期借入金(百万円) 55,197 69,603 57,697 33,230
リース債務(百万円) 1,231 1,031 565 1,727
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会
計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。
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(2) 【その他】
① 当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 当連結会計年度
売上高 (百万円) 103,201 208,325 321,312 426,399
税金等調整前四半期
(百万円) 8,291 13,769 17,953 21,233
(当期)純利益
親会社株主に帰属
する四半期(当期) (百万円) 4,682 7,615 9,852 12,136
純利益
1株当たり四半期
(円) 28.14 45.86 59.62 73.68
(当期)純利益
(会計期間) 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
1株当たり
(円) 28.14 17.70 13.67 14.01
四半期純利益
②重要な訴訟
平成30年2月、当社はTrividia Health, Inc.(以下「THI」という。)から、当社と同社が平成27年10月に締
結した国際販売代理店契約について、契約期間5年間の各年において年間最低購入義務が課されており、当該契
約第3年目~第5年目において、当社の購入数量が当該年間最低購入数量に達しなかった場合には、THIが製品販
売の損失による損害賠償を請求できることの確定判断等を求める仲裁を国際商業会議所の国際仲裁裁判所に申し
立て、平成31年3月には、当該契約が課す第3年目の最低購入義務を履行しなかったこと等を理由として、THIが
当社に対し当該契約の解除通知を行いました。さらに、令和元年5月THIは、当該契約解除は当社が第3年目の最
低購入義務不履行に起因しており、第3年目から第5年目の最低購入義務を履行しなかったことによる見込損失
額の賠償と、当社が当該契約に違反しTHIの保有する商標権を悪用したとしてその損害賠償等を請求する追加申し
立てを行いました。
当社は、いずれの主張、請求についても正当な理由等はないものと考え、当該仲裁手続において当社の正当性
を主張してまいります。
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 76,620 72,603
※2 , ※6 12,436 ※2 , ※6 9,253
受取手形
※6 8,627 ※2 , ※6 11,226
電子記録債権
※2 99,842 ※2 115,293
売掛金
有価証券 20 -
商品及び製品 37,245 49,123
仕掛品 4,316 6,749
原材料及び貯蔵品 5,241 5,675
前渡金 4,124 2,420
前払費用 365 428
関係会社短期貸付金 907 8,388
未収入金 2,873 1,488
未収消費税等 1,489 2,412
その他 608 503
△ 26 △ 104
貸倒引当金
流動資産合計 254,693 285,462
固定資産
有形固定資産
※1 , ※3 52,042 ※1 , ※3 53,483
建物
△ 27,043 △ 28,491
減価償却累計額及び減損損失累計額
建物(純額) 24,999 24,992
※3 2,661 ※3 2,704
構築物
△ 1,847 △ 1,932
減価償却累計額及び減損損失累計額
構築物(純額) 813 771
※3 66,247 ※3 68,660
機械及び装置
△ 56,247 △ 58,893
減価償却累計額及び減損損失累計額
機械及び装置(純額) 9,999 9,766
※3 107 ※3 112
車両運搬具
△ 100 △ 106
減価償却累計額及び減損損失累計額
車両運搬具(純額) 7 6
工具、器具及び備品
20,937 22,387
△ 18,326 △ 19,493
減価償却累計額及び減損損失累計額
工具、器具及び備品(純額) 2,611 2,893
※1 15,995 ※1 17,699
土地
リース資産 1,100 1,222
減価償却累計額 △ 648 △ 791
リース資産(純額) 451 431
建設仮勘定 3,945 4,655
有形固定資産合計 58,823 61,217
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
無形固定資産
のれん 938 121
特許権 20 19
商標権 2 2
ソフトウエア 831 873
リース資産 2,366 3,669
電話加入権 23 23
816 1,515
その他
無形固定資産合計 5,001 6,225
投資その他の資産
投資有価証券 56,474 50,474
関係会社株式 183,778 186,850
出資金 1 1
関係会社出資金 52,726 51,884
長期貸付金 7 -
関係会社長期貸付金 3,896 3,977
破産更生債権等 3,237 2,986
長期前払費用 2,267 2,016
前払年金費用 164 106
繰延税金資産 3,500 5,140
その他 758 801
△ 2,651 △ 2,403
貸倒引当金
投資その他の資産合計 304,160 301,837
固定資産合計 367,985 369,281
資産合計 622,679 654,743
負債の部
流動負債
※2 , ※6 15,533 ※2 , ※6 15,965
支払手形
※6 3,610 ※2 , ※6 7,666
電子記録債務
※2 45,363 ※2 52,946
買掛金
1年内返済予定の長期借入金 39,623 56,781
コマーシャル・ペーパー 10,000 -
1年内償還予定の社債 400 3,000
リース債務 871 1,224
未払金 10,247 9,687
未払役員賞与 328 388
未払費用 1,041 1,057
未払法人税等 2,650 2,102
前受金 70 1,591
預り金 228 376
前受収益 6 -
賞与引当金 1,580 1,914
返品調整引当金 37 30
設備関係支払手形 3,975 2,663
1,055 1,306
その他
流動負債合計 136,622 158,703
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
固定負債
社債 3,000 10,000
転換社債型新株予約権付社債 25,000 25,000
長期借入金 278,884 282,417
リース債務 2,169 3,200
退職給付引当金 1,691 1,791
役員退職慰労引当金 441 490
訴訟損失引当金 - 44
1,936 2,081
長期預り保証金
固定負債合計 313,123 325,025
負債合計 449,745 483,729
純資産の部
株主資本
資本金 84,397 84,397
資本剰余金
資本準備金 635 635
0 0
その他資本剰余金
資本剰余金合計 635 635
利益剰余金
利益準備金 4,272 4,768
その他利益剰余金
配当積立金 16 16
固定資産圧縮積立金 105 105
別途積立金 82,735 82,735
8,837 15,615
繰越利益剰余金
利益剰余金合計 95,966 103,240
自己株式 △ 6,004 △ 10,826
株主資本合計 174,995 177,446
評価・換算差額等
△ 2,061 △ 6,431
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計 △ 2,061 △ 6,431
純資産合計 172,933 171,014
負債純資産合計 622,679 654,743
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② 【損益計算書】
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
売上高
※6 270,717 ※6 310,439
商品及び製品売上高
※6 126 ※6 163
不動産賃貸収入
売上高合計 270,844 310,603
売上原価
商品及び製品期首たな卸高 36,780 37,245
当期製品製造原価 48,326 50,575
※6 156,987 ※6 202,292
当期商品及び製品仕入高
123 123
不動産賃貸原価
合計 242,218 290,235
商品及び製品期末たな卸高 37,245 49,123
売上原価合計 204,973 241,112
売上総利益 65,871 69,490
※1 50,444 ※1 56,782
販売費及び一般管理費
営業利益 15,426 12,708
営業外収益
受取利息 269 186
※6 4,742 ※6 4,968
受取配当金
貸倒引当金戻入額 30 30
為替差益 - 1,019
654 1,195
その他
営業外収益合計 5,696 7,400
営業外費用
支払利息 1,731 1,866
社債利息 253 47
シンジケートローン手数料 771 405
為替差損 1,627 -
197 389
その他
営業外費用合計 4,580 2,709
経常利益 16,542 17,399
特別利益
※2 ▶ ※2 80
固定資産売却益
国庫補助金 1,023 1,036
505 -
投資有価証券売却益
特別利益合計 1,532 1,117
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
特別損失
※3 91 ※3 26
固定資産売却損
※4 119 ※4 109
固定資産除却損
固定資産圧縮損 910 461
関係会社出資金評価損 - 1,261
製品補償費用 1,074 19
※5 424 ※5 474
その他
特別損失合計 2,621 2,353
税引前当期純利益 15,453 16,163
法人税、住民税及び事業税
3,404 3,645
△ 223 286
法人税等調整額
法人税等合計 3,181 3,932
当期純利益 12,272 12,231
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③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
その他 資本 利益
資本金
資本 利益
固定資産
資本 剰余金 剰余金
配当 別途 繰越利益
準備金 準備金
圧縮
剰余金 合計 合計
積立金 積立金 剰余金
積立金
当期首残高 84,397 635 ― 635 3,622 16 105 75,835 10,613 90,192
当期変動額
剰余金の配当 △ 6,498 △ 6,498
当期純利益 12,272 12,272
利益準備金の積立 649 △ 649 ―
別途積立金の積立 6,900 △ 6,900 ―
自己株式の取得
自己株式の処分 0 0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― 0 0 649 ― ― 6,900 △ 1,775 5,773
当期末残高 84,397 635 0 635 4,272 16 105 82,735 8,837 95,966
株主資本 評価・換算差額等
その他 評価・
純資産
株主資本 有価証券 換算
合計
自己株式
合計 評価 差額等
差額金 合計
当期首残高 △ 6,243 168,982 138 138 169,121
当期変動額
剰余金の配当 △ 6,498 △ 6,498
当期純利益 12,272 12,272
利益準備金の積立 ― ―
別途積立金の積立 ― ―
自己株式の取得 △ 1 △ 1 △ 1
自己株式の処分 240 240 240
株主資本以外の項目の
△ 2,200 △ 2,200 △ 2,200
当期変動額(純額)
当期変動額合計 238 6,012 △ 2,200 △ 2,200 3,812
当期末残高 △ 6,004 174,995 △ 2,061 △ 2,061 172,933
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当事業年度(自 平成30年4月1日 至 平成31年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
その他 資本 利益
資本金
資本 利益
固定資産
資本 剰余金 剰余金
配当 別途 繰越利益
準備金 準備金
圧縮
剰余金 合計 合計
積立金 積立金 剰余金
積立金
当期首残高 84,397 635 0 635 4,272 16 105 82,735 8,837 95,966
当期変動額
剰余金の配当 △ 4,957 △ 4,957
当期純利益 12,231 12,231
利益準備金の積立 495 △ 495 ―
別途積立金の積立
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 495 ― ― ― 6,777 7,273
当期末残高 84,397 635 0 635 4,768 16 105 82,735 15,615 103,240
株主資本 評価・換算差額等
その他 評価・
純資産
株主資本 有価証券 換算
合計
自己株式
合計 評価 差額等
差額金 合計
当期首残高 △ 6,004 174,995 △ 2,061 △ 2,061 172,933
当期変動額
剰余金の配当 △ 4,957 △ 4,957
当期純利益 12,231 12,231
利益準備金の積立 ― ―
別途積立金の積立 ― ―
自己株式の取得 △ 5,000 △ 5,000 △ 5,000
自己株式の処分 178 178 178
株主資本以外の項目の
△ 4,370 △ 4,370 △ 4,370
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △ 4,821 2,451 △ 4,370 △ 4,370 △ 1,918
当期末残高 △ 10,826 177,446 △ 6,431 △ 6,431 171,014
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【注記事項】
(重要な会計方針)
1 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
総平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は総平均法によ
り算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2 たな卸資産の評価基準及び評価方法
商品、製品及び仕掛品
総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
原材料及び貯蔵品
先入先出法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)
3 固定資産の減価償却の方法
有形固定資産(リース資産を除く)
定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに平成28年4月1日以降に取得した
建物附属設備及び構築物については定額法によっております。
無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
ただし、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によってお
ります。
リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
4 引当金の計上基準
1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
2) 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額の当期対応額を計上しております。
3) 返品調整引当金
返品による損失に備えるため、過去の返品実績率に基づき、将来の返品に伴う損失見込額を計上しておりま
す。
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4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に充てるため、当期末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、当期末にお
いて発生していると認められる額を計上しております。
(1) 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、
給付算定式基準によっております。
(2) 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により
費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)
による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。
5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金に充てるため、内規に基づく当期末要支給額を計上しております。
6) 訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められた額を計上して
おります。
5 ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法
原則として繰延ヘッジ処理によっております。なお、特例処理の要件を満たしている金利スワップについて
は、特例処理を採用しております。
ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段) (ヘッジ対象)
金利スワップ 借入金
ヘッジ方針
借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、ヘッジ対象の識別は個別契約ごと
に行っております。
ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ手段及びヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、かつ、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場
変動又はキャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定することができるため、ヘッジ有効性の判定は
省略しております。
6 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1) 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異、未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこ
れらの会計処理の方法と異なっております。個別貸借対照表上、退職給付債務に未認識数理計算上の差異およ
び未認識過去勤務費用を加減した額から、年金資産の額を控除した額を退職給付引当金に計上しております。
2) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっており、資産に係る控除対象外消費税及び地方消費税は当
事業年度の費用として処理しております。
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(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当事業年度の期
首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示す
る方法に変更しております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が1,750百万円減少し、「投資そ
の他の資産」の「繰延税金資産」が同額増加しております。
(貸借対照表関係)
前事業年度において「仕掛品」に含めて表示しておりました一部を、当事業年度より「商品及び製品」「原材料
及び貯蔵品」に含めて表示しております。これは生産管理システムの導入に伴い、たな卸資産の定義を見直したこ
とによるものです。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において表示しておりました「商品及び製品」36,809百万円、「仕掛品」
5,551百万円、「原材料及び貯蔵品」4,442百万円は、「商品及び製品」37,245百万円、「仕掛品」4,316百万円、
「原材料及び貯蔵品」5,241百万円として組み替えております。
前事業年度において、「流動負債」の「支払手形」に含めておりました「電子記録債務」は、金額的重要性が増
したため、当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度
の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動負債」の「支払手形」に表示しておりました19,143百万円
は、「支払手形」15,533百万円、「電子記録債務」3,610百万円として組み替えております。
(損益計算書関係)
前事業年度において「仕掛品」に含めて表示しておりました一部を、当事業年度より「商品及び製品」「原材料
及び貯蔵品」に含めて表示しております。これは生産管理システムの導入に伴い、たな卸資産の定義を見直したこ
とによるものです。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の損益計算書において表示しておりました「当期製品製造原価」47,890百万円、「商品及
び製品期末たな卸高」36,809百万円は、「当期製品製造原価」48,326百万円、「商品及び製品期末たな卸高」
37,245百万円として組み替えております。
(貸借対照表関係)
※1 担保に供している資産
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
(帳簿価額) (帳簿価額)
建物 114百万円 107百万円
土地 215 215
計 329 322
(前事業年度)
これらの資産はニプロ医工㈱の借入金700百万円の担保に供しております。
(当事業年度)
これらの資産はニプロ医工㈱の借入金700百万円の担保に供しております。
※2 関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で主な科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
受取手形 4,263百万円 1,022百万円
電子記録債権 ― 2,491
売掛金 48,428 53,896
支払手形 671 1,071
電子記録債務 ― 9
買掛金 32,761 39,546
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※3 国庫補助金等により取得した有形固定資産から直接減額している圧縮記帳額累計額
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
建物 4,085百万円 4,527百万円
構築物 51 51
機械及び装置 118 138
車両運搬具 10 10
4 手形割引高
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
(US$ 38千) (US$ 40千)
輸出手形割引高 ▶ 百万円 ▶ 百万円
5 偶発債務
関係会社に対する債務保証
関係会社の金融機関からの借入金等に対して次のとおり保証を行っております。
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
株式会社グッドマン 28,197百万円 21,359百万円
ニプロメディカル
(US$ 125,000千) (US$ 125,500千)
13,280 13,929
コーポレーション
ニプロメディカル
(EUR 93,912千) 12,257 (EUR 104,600千) 13,029
ヨーロッパN.V.
ニプロファーマパッケージング
(EUR 66,443千) 8,672 (EUR 75,649千) 9,422
ジャーマニーGmbH
その他 12,298 8,412
※6 期末日満期手形等の会計処理
期末日満期手形等は、手形交換日等をもって決済処理しております。従って、当事業年度末日は、金融機関の
休日であったため期末日満期手形等が以下の科目に含まれております。
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
受取手形 707百万円 605百万円
電子記録債権 471 825
支払手形 366 129
電子記録債務 200 338
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(損益計算書関係)
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ます。主要な費目および金額は次のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
給与手当 6,232 百万円 8,129 百万円
研究開発費 10,886 10,713
賞与引当金繰入額 969 1,278
退職給付費用 374 360
役員退職慰労引当金繰入額 46 48
貸倒引当金繰入額 △ 0 79
減価償却費 2,759 3,018
※2 (前事業年度)
固定資産売却益の主な内容は、機械及び装置2百万円であります。
(当事業年度)
固定資産売却益の主な内容は、土地及び建物54百万円であります。
※3 (前事業年度)
固定資産売却損の主な内容は、建物57百万円であります。
(当事業年度)
固定資産売却損の主な内容は、土地及び建物14百万円であります。
※4 (前事業年度)
固定資産除却損の主な内容は、機械及び装置14百万円、除却費用90百万円であります。
(当事業年度)
固定資産除却損の主な内容は、建設仮勘定44百万円、機械及び装置30百万円であります。
※5 (前事業年度)
特別損失のその他の主なものは、減損損失221百万円であります。
(当事業年度)
特別損失のその他の主なものは、係争費用93百万円であります。
※6 関係会社に係る注記
関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。
前事業年度 当事業年度
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成30年3月31日) 至 平成31年3月31日)
商品及び製品売上高 85,793百万円 87,199百万円
不動産賃貸収入 99 135
当期商品及び製品仕入高 105,495 132,645
受取配当金 3,162 3,331
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(有価証券関係)
前事業年度(平成30年3月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式181,061百万円、関連会社株式2,716百万円)
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
当事業年度(平成31年3月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額 子会社株式179,442百万円、関連会社株式7,408百万円)
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
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(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
繰延税金資産
未払事業税 250百万円 244百万円
賞与引当金 483 585
たな卸資産 170 256
売上値引 327 341
未払費用 192 263
減損損失 106 106
関係会社株式評価損 393 796
貸倒引当金 819 767
退職給付引当金 517 548
役員退職慰労引当金 135 150
新株予約権 146 146
資産調整勘定 439 54
その他有価証券評価差額金 909 2,836
447 240
その他
小計
5,338 7,337
△1,701 △2,117
評価性引当額
繰延税金資産合計
3,636 5,219
△136 △79
繰延税金負債との相殺
繰延税金資産の純額
3,500 5,140
繰延税金負債
前払年金費用 50百万円 32百万円
固定資産圧縮積立金 46 46
39 ―
その他
繰延税金負債合計
136 79
△136 △79
繰延税金資産との相殺
繰延税金負債の純額
― ―
(表示方法の変更)
前事業年度において、独立掲記しておりました繰延税金資産の「土地時価評価差額」は金額的重要性が乏しいた
め、当事業年度より「その他」に含めて表示しております。また、前事業年度において、「その他」に含めて表示し
ておりました「役員退職慰労引当金」は金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしておりま
す。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度において注記の組み替えを行っております。
この結果、前事業年度の「土地時価評価差額」に表示していた42百万円は「その他」として組み替えており、「役
員退職慰労引当金」は135百万円、「その他」は447百万円としてそれぞれ組み替えております。
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
前事業年度 当事業年度
(平成30年3月31日) (平成31年3月31日)
法定実効税率
30.8% 30.6%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目 1.7 1.8
受取配当金 △7.5 △7.7
住民税均等割 0.5 0.5
試験研究費等特別税額控除 △7.3 △5.2
評価性引当額 0.3 2.6
2.1 1.7
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
20.6 24.3
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④ 【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
当期末減価償
差引当期末
当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 却累計額又は 当期償却額
資産の種類 残高
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 償却累計額 (百万円)
(百万円)
(百万円)
有形固定資産
676
建物 52,042 2,117 53,483 28,491 1,652 24,992
[441]
構築物 2,661 50 8 2,704 1,932 92 771
880
機械及び装置 66,247 3,293 68,660 58,893 3,446 9,766
[20]
車両運搬具 107 6 1 112 106 6 6
工具、器具及び備品 20,937 2,055 605 22,387 19,493 1,720 2,893
土地 15,995 1,807 103 17,699 ― ― 17,699
リース資産 1,100 214 92 1,222 791 234 431
建設仮勘定 3,945 4,810 4,100 4,655 ― ― 4,655
6,467
有形固定資産計 163,038 14,355 170,926 109,708 7,154 61,217
[461]
無形固定資産
のれん 4,401 ― 3,794 607 485 817 121
特許権 26 2 ― 28 8 3 19
商標権 ▶ ― ― ▶ 2 0 2
ソフトウェア 1,586 462 279 1,768 895 420 873
リース資産 3,884 1,966 142 5,707 2,038 663 3,669
電話加入権 23 ― ― 23 ― ― 23
その他 819 2,225 1,526 1,518 3 0 1,515
無形固定資産計 10,747 4,656 5,743 9,659 3,434 1,906 6,225
長期前払費用 3,736 644 849 3,530 1,514 755 2,016
(注) 1 当期増加額のうち主なものは、次のとおりであります。
建物 総合研究所 増床工事 1,108百万円
機械及び装置 大館工場 組立ライン増強他 1,422百万円
2 当期減少額のうち[ ]内は内書きで国庫補助金等の適用を受けて、取得価額から控除している圧縮記
帳額であります。
3 当期末減価償却累計額又は償却累計額の欄には、減損損失累計額が含まれております。
【引当金明細表】
当期減少額 当期減少額
当期首残高 当期増加額 当期末残高
区分 (目的使用) (その他)
(百万円) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
貸倒引当金 2,677 111 222 59 2,507
賞与引当金 1,580 1,914 1,580 ― 1,914
返品調整引当金 37 30 37 ― 30
役員退職慰労引当金 441 48 ― ― 490
訴訟損失引当金 ― 44 ― ― 44
(注) 貸倒引当金の当期減少額の「その他」欄の金額は、一般債権の貸倒実績率による洗替額が26百万円、債権回収
に伴う戻入額が32百万円であります。
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3) 【その他】
重要な訴訟
平成30年2月、当社はTrividia Health, Inc.(以下「THI」という。)から、当社と同社が平成27年10月に締
結した国際販売代理店契約について、契約期間5年間の各年において年間最低購入義務が課されており、当該契
約第3年目~第5年目において、当社の購入数量が当該年間最低購入数量に達しなかった場合には、THIが製品販
売の損失による損害賠償を請求できることの確定判断等を求める仲裁を国際商業会議所の国際仲裁裁判所に申し
立て、平成31年3月には、当該契約が課す第3年目の最低購入義務を履行しなかったこと等を理由として、THIが
当社に対し当該契約の解除通知を行いました。さらに、令和元年5月THIは、当該契約解除は当社が第3年目の最
低購入義務不履行に起因しており、第3年目から第5年目の最低購入義務を履行しなかったことによる見込損失
額の賠償と、当社が当該契約に違反しTHIの保有する商標権を悪用したとしてその損害賠償等を請求する追加申し
立てを行いました。
当社は、いずれの主張、請求についても正当な理由等はないものと考え、当該仲裁手続において当社の正当性
を主張してまいります。
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第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度 4月1日から3月31日まで
定時株主総会 事業年度末日の翌日から3か月以内に招集
基準日 3月31日
9月30日
剰余金の配当の基準日
3月31日
1単元の株式数 100株
単元未満株式の買取り・
買増し
(特別口座)
取扱場所 東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
(特別口座)
株主名簿管理人 東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
取次所 ―
買取・買増手数料 無料
電子公告 http://www.nipro.co.jp/
公告掲載方法
事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない
場合は、日本経済新聞に掲載して行います。
株主に対する特典 (注)2
(注) 1 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない
こととしております。
会社法第189条第2項各号に掲げる権利
会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
株主の有する株式数に応じて募集株式の割当ておよび募集新株予約権の割当てを受ける権利
株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利
2 株主に対する特典は、次のとおりであります。
保有株式数 継続保有期間 優待品(JCBギフトカード) 基準日 発送時期
5年以上 15,000円分
3年以上5年未満 10,000円分
1,000株以上
1年以上3年未満 5,000円分
基準日の
1年未満 なし
毎年3月31日 属する年の
1年以上 2,000円分
6月下旬
500~999株
1年未満 なし
1年以上 1,000円分
300~499株
1年未満 なし
(注)1 株主優待の対象となる株主は、基準日現在において300株以上を1年以上保有する株主で、上欄の各
区分の保有株式数に応じて、継続保有期間(後記2 記載)中のいずれの時点においても、同一株主
番号で各区分の最小株式数(300株、500株または1,000株)を下回ることなく保有していることが当
社株主名簿により確認できる株主とします。
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2 「継続保有期間」とは、上欄の各区分に該当する株式を取得したことが株主名簿に記載または記録
された日から各基準日(毎年3月31日)まで同区分に該当する株式を同一株主番号により継続して
保有した期間をいいます。
なお、継続保有期間中に株式を追加取得したことにより、基準日における区分が異なることになっ
た場合、例えば、300株を5年以上保有し、1,000株に買い増したときは、基準日における区分
(1,000株以上)の継続保有期間は1年未満となりますが、元の300株を1年以上保有していますの
で、優待品は1,000円分を贈呈いたします。
また、継続保有期間中に株式を一部売却したことにより、基準日における区分が異なることになっ
た場合、例えば、1,000株を5年以上保有し、500株売却したときは、基準日における区分(500~
999株)の継続保有期間は1年未満となりますが、500株については1年以上保有していますので、
優待品は2,000円分を贈呈いたします。
3 その他注意事項
(1) 証券会社の変更や住所等の登録内容の一部変更をされる場合、証券保管振替機構による名寄せ
処理システムにより、異なる株主番号が付される可能性があります
(2) 相続、贈与、株主名簿からの除籍等により株主番号が変更になった場合は、その直後の基準日
から起算いたします。
(3) 保有株式の一部につき、信託設定、貸し株、NISA(少額投資非課税制度)口座への移管等がな
され、同一株主番号でなくなった場合は、それぞれの株主番号の名義ごとに継続保有期間およ
び株式数を確認します。
(4) 優待品は、毎年の定時株主総会終了後、株主通信等の期末関係書類に同封してお送りします。
到着した際は、優待品の封入にご注意下さい。万一、優待品が封入されていない場合は到着し
た期末関係書類および封筒を廃棄せずに当社まで到着後2週間以内にお問い合わせ下さい。な
お、郵便事情により優待品の到着が遅れる場合があります。
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第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、金融商品取引法第24条の7第1項に規定する親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書 事業年度 自 平成29年4月1日 平成30年6月27日
及びその添付書類 (第65期) 至 平成30年3月31日 関東財務局長に提出。
並びに確認書
(2) 内部統制報告書 事業年度 自 平成29年4月1日 平成30年6月27日
及びその添付書類 (第65期) 至 平成30年3月31日 関東財務局長に提出。
(3) 四半期報告書 事業年度 自 平成30年4月1日 平成30年8月14日
及び確認書 (第66期第1四半期) 至 平成30年6月30日 関東財務局長に提出。
事業年度 自 平成30年7月1日 平成30年11月14日
(第66期第2四半期) 至 平成30年9月30日 関東財務局長に提出。
事業年度 自 平成30年10月1日 平成31年2月14日
(第66期第3四半期) 至 平成30年12月31日 関東財務局長に提出。
(4) 臨時報告書 平成30年7月5日
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項
関東財務局長に提出。
第9号の2(株主総会における議決権行使の結果)
の規定に基づく臨時報告書であります。
(5) 発行登録追補書類 平成30年10月19日
(社債)及び 近畿財務局長に提出。
その添付書類
(6) 訂正発行登録書 平成30年7月5日
関東財務局長に提出。
(社債)
(7) 自己株券買付状況 平成30年8月10日
報告書
関東財務局長に提出。
平成30年9月10日
関東財務局長に提出。
平成30年10月10日
関東財務局長に提出。
平成30年11月12日
関東財務局長に提出。
平成30年12月11日
関東財務局長に提出。
平成31年1月10日
関東財務局長に提出。
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第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書
令和元年6月26日
ニプロ株式会社
取締役会 御中
ひびき監査法人
代表社員
公認会計士 坂 東 和 宏 ㊞
業務執行社員
業務執行社員 公認会計士 石 原 美 保 ㊞
業務執行社員 公認会計士 中 須 賀 高 典 ㊞
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いるニプロ株式会社の平成30年4月1日から平成31年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸
借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結
財務諸表作成のための基本となる重要な事項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸表を作成し適正
に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務諸表を作成し適正に表示するた
めに経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明する
ことにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の
基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を
策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、
当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用
される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リス
ク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する
内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ニ
プロ株式会社及び連結子会社の平成31年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績
及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
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EDINET提出書類
ニプロ株式会社(E02688)
有価証券報告書
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、ニプロ株式会社の平成31年3
月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告
に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することにある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性があ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告書に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の
基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要
な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施
することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査証拠を入手する
ための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務報告の信頼性に及ぼす影響の重
要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評
価結果について経営者が行った記載を含め、全体としての内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、ニプロ株式会社が平成31年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効であると表示した上記の内
部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して、財務
報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
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ニプロ株式会社(E02688)
有価証券報告書
独立監査人の監査報告書
令和元年6月26日
ニプロ株式会社
取締役会 御中
ひびき監査法人
代表社員
公認会計士 坂 東 和 宏 ㊞
業務執行社員
業務執行社員 公認会計士 石 原 美 保 ㊞
業務執行社員 公認会計士 中 須 賀 高 典 ㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられて
いるニプロ株式会社の平成30年4月1日から平成31年3月31日までの第66期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照
表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し適正に表
示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表示するために経営
者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明すること
にある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準
は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監
査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。
財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の
実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、ニプロ
株式会社の平成31年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点におい
て適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出
会社)が別途保管しております。
2 XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
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