住友ゴム工業株式会社 臨時報告書
提出書類 | 臨時報告書 著しい影響 特別損失 |
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提出者 | 住友ゴム工業株式会社 |
カテゴリ | 臨時報告書 |
EDINET提出書類
住友ゴム工業株式会社(E01110)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2020年1月31日
【会社名】 住友ゴム工業株式会社
【英訳名】 Sumitomo Rubber Industries, Ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 山本 悟
【本店の所在の場所】 神戸市中央区脇浜町三丁目6番9号
【電話番号】 078-265-3000(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経理部長 大川 直記
【最寄りの連絡場所】 神戸市中央区脇浜町三丁目6番9号
【電話番号】 078-265-3000(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経理部長 大川 直記
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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EDINET提出書類
住友ゴム工業株式会社(E01110)
臨時報告書
1【提出理由】
当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたし
ましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19
号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
2【報告内容】
1.当該事象の発生年月日
2020年1月30日(取締役会決議日)
2.当該事象の内容
(1)連結決算
のれん及び固定資産に係る以下の減損損失を計上いたしました。減損損失の主な内訳は、以下の通りです。
① 北米タイヤ事業(Sumitomo Rubber USA, LLC(米国工場)及びSumitomo Rubber North America, Inc.(米国
販売会社))
米国工場及び米国販売会社において、のれん及び固定資産の減損損失を計上いたしました。
2015年10月に米国グッドイヤー社とのアライアンス解消に伴い取得した米国工場について、取得以降、グッ
ドイヤー社からの受託生産品から当社仕様の生産品への置き換えを順次進め、2018年には乗用車用タイヤにつ
いて全数を当社仕様の生産品に置き換えました。グッドイヤー社受託品の少品種多量生産体制から当社仕様品
の多品種少量生産体制へ移行することとなり、加えて、市場ニーズにあわせた生産難易度の高いSUV用タイ
ヤへの生産切替も同時に進めてきました。しかしながら、生産工程における従業員のスキルが追い付かないこ
となどにより計画通りに移行や切替が進まず、生産性が悪化し、収益性が低下しました。
これを受け、 北米タイヤ事業 の事業計画を見直した結果、投資の全額を回収するには長期間を要すると判断
し、のれん及び固定資産を対象に減損損失を計上することといたしました。
②南アフリカ工場(Sumitomo Rubber South Africa (Pty) Limited)
2013年12月に買収した南アフリカ工場(タイヤ事業)において、固定資産の減損損失を計上いたしました。
買収以降、順調に販売を伸ばしてまいりましたが、2018年の通貨高によって廉価輸入品の流入が増加し、ま
た、市況悪化による販売単価下落によって販売計画が未達となりました。それに伴い工場稼働率が低下しコス
トアップとなったことに加え、グローバル品質タイヤへの生産切替などにより生産性が悪化し、収益性が低下
しました。
これを受け、南アフリカ工場の事業計画を見直した結果、投資の全額を回収するには長期間を要すると判断
し、固定資産を対象に減損損失を計上することといたしました。
③スイス工場(Lonstroff AG)
2015年1月に買収したスイス工場(産業品他事業)において、のれんの減損損失を計上いたしました。
医療用精密ゴム部品事業拡大のために買収した同工場においては、買収以降、順調に販売を伸ばしてまいり
ましたが、顧客の新商品発売計画が遅れたことによる影響などで収益化に遅れが生じました。
これを受け、スイス工場の事業計画を見直した結果、投資の全額を回収するには長期間を要すると判断し、
のれんを対象に減損損失を計上することといたしました。
(2)個別決算
上述の減損損失計上等に伴い、 Sumitomo Rubber South Africa (Pty) Limited社に係る関係会社株式評価損及
び同社への債権に対する 関係会社 貸倒 引当金繰入額を特別損失として計上いたしました 。
3.当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
当該事象の発生による影響額は以下の通りです 。
(1) 連結決算
2019年12月期の連結決算(IFRS)において、減損損失18,209百万円をその他費用として計上する見込みです。
(2) 個別決算
2019年12月期の個別決算(日本基準)において、関係会社株式評価損5,593百万円、関係会社貸倒引当金繰入
額9,332百万円を特別損失として計上する見込みです。なお、当該特別損失は連結決算においては消去されるた
め、連結決算への影響はありません。
以 上
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