住友理工株式会社 臨時報告書
EDINET提出書類
住友理工株式会社(E01097)
臨時報告書
【表紙】
【提出書類】 臨時報告書
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 2019年4月26日
【会社名】 住友理工株式会社
【英訳名】 Sumitomo Riko Company Limited
【代表者の役職氏名】 社長 松井 徹
【本店の所在の場所】 愛知県小牧市東三丁目1番地
【電話番号】 0568-77-2121(代表)
【事務連絡者氏名】 決算税務部長 佐藤 剛司
【最寄りの連絡場所】 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号JPタワー名古屋
【電話番号】 052-571-0200(代表)
【事務連絡者氏名】 決算税務部長 佐藤 剛司
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜超2番1号)
株式会社名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄三丁目8番20号)
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EDINET提出書類
住友理工株式会社(E01097)
臨時報告書
1【提出理由】
当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたし
ましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19
号の規定に基づき提出するものであります。
2【報告内容】
(1)当該事象の発生年月日
2019年4月25日
(2)当該事象の内容
①連結決算
当社は、自動車用防振ゴム事業において、2013年5月に欧州・中米・中国に生産拠点を持ち、欧州自動車メー
カーを顧客とした防振ゴムメーカーである旧Anvisグループを買収し、グローバル供給体制を確立しました。買収直
後には、欧州経済の低迷に対応し、フランス拠点の生産をルーマニアに移管したほか、中米においても拠点の統合
など生産拠点の再構築を行いました。
しかしながら、欧州市場の低迷が長引いたこと、直近では、欧州での新排ガス試験法(WLTP)導入の影響による
販売時期の遅れや、米国の内需拡大政策により自動車メーカーのメキシコから米国への生産移管、米中貿易摩擦の
影響による中国市場の自動車生産台数減少などにより、旧Anvisグループの事業計画に見直しが必要となりました。
その結果、同社グループに対する投資の全額を回収するには長期間を要すると判断し、のれん及び無形資産を対象
に減損損失を計上することとしました。
その他、連結子会社であるS-Riko de Querétaro, S.A.P.I. de C.V.及びSumiRiko do Brasil Indústria de
Borrachas Ltda.等において、事業環境の変化等による収益性の低下を受け、将来キャッシュ・フローを見直した結
果、保有する固定資産(建物、生産設備等)の簿価を全額回収することは困難であると判断し、減損損失を計上い
たします。
②個別決算
上記関係会社における減損損失計上等に伴い、2019年3月期個別決算においてSumiRiko AVS Holding Germany
GmbH株式、及びS-Riko de Querétaro, S.A.P.I. de C.V.株式等にかかる関係会社株式・出資金評価損を計上いたし
ます。
(3) 当該事象の連結損益に与える影響額
①連結決算
2019年3月期の連結決算(IFRS)において、減損損失7,178百万円をその他費用に計上する見込みです。
②個別決算
2019年3月期の個別決算(日本基準)において関係会社株式・出資金評価損22,422百万円を特別損失として計上
する見込みです。
なお、当該子会社株式・出資金評価損は、連結決算においては消去されるため、連結損益への影響はありませ
ん。
以上
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